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2017年10月17日 (火)

チェルシーのギャラリーでルース・アサワ展

雲1つない快晴の火曜日のニューヨーク。昨日は夕方から一気に気温が下がって寒かったですね。今日はこのまま快晴が続くようですが、最高気温は16℃と涼しい予報。温かい格好をして出掛けた方が良さそうです。

女性に対するハラスメントに関して声を上げようという動きが広がっていますね。フェイスブックでも「Me too」と書くことでハラスメントの被害にあった事がある意思表示をするポストを頻繁に見掛けます。確かにハラスメントの問題はハリウッドに限りませんものね。私は有難いことに意識が高い場所でボランティアしているので被害にあった事がありませんが。まだまだ自分がハラスメントをしているという意識が無い人も多そうなので、意識向上が進みますように。
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さて、今回はチェルシーのギャラリーで開催されている『ルース・アサワ』(Ruth Asawa)展の感想です。
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この展示会は雑誌ニューヨーカーで特集されていたため知りました。とても魅力的な写真が添えられていたので絶対見に行こうとメモを持ち歩いていたら、ボランティア仲間も同じことを考えていたらしく。ボランティア後意気投合し、一緒に足を運びました。

ルース・アサワ氏は、カルフォルニア生まれの日系アメリカ人。第2次世界大戦時、カルフォルニアの強制収容所に家族と共に送られたり、日系人であることを理由に大学の学位を取得できなかったりと苦労をされた方のようです。
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でも有名なブラックマウンテン大学に入り直し、そこで才能を開花。後年はアート教育の大切さを説き、全米で初となる公立のアート学校設立に尽力。各地で個展を開き、活躍された女性アーティストなのだそうです。

私は今回までその存在自体を存知上げませんでしたが。MoMAやグッゲンハイム美術館等にも作品が収蔵されているそうで、その作品群を無料で鑑賞できるというのはとても贅沢な経験でした。
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展覧会はギャラリーの2階部分を贅沢に使って行われていました。彼女はメキシコを訪れた際にワイヤーを使って手編みで籠を作る技術を学び。全て手を使って編むワイヤーオブジェで有名な方ですが。今回の展覧会では絵画や版画、加えて手書きの手紙や写真等も展示されています。

展示の仕方もとても素敵で、いびつで左右対称でない、武骨なワイヤーで編まれているのにとても繊細で有機的に感じる美しいオブジェが天井から吊るされて真っ白な空間に浮いている様は神秘的ですらありました。
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私達はとても感動し、アートが好きなボランティア仲間と再訪することを誓い。それとは別に、夫が大好きそうなので夫とも足を運ぶつもりでいます。何度訪れても良いと思わせる、素敵な空間です。

チェルシーのギャラリー群は、無料で超一流のアートを楽しめる宝箱のような地域。最近まで足を踏み入れなかったのがとても勿体なかったと悔やんでいます。まだの方は是非。思ったよりも全然気軽に気負いなく楽しめますよ。
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この展覧会は2017年10月21日まで開催されています。

2017年10月16日 (月)

アイ・ウェイウェイのパブリックアート②

曇っている月曜日のニューヨーク。今日は午前中小雨がぱらつく可能性があるようですが、午後は晴れてくるとのこと。今日の最高気温は16℃で夜には7℃まで下がるようですので、上着を着た方が良さそうです。

地下鉄で電子タバコを吸っていた女が、注意した人を殴って逮捕されたそうです。この前も口論相手を殴って逮捕された女がいたように記憶しています。ニューヨークでは結構皆さんはっきり他人を注意しますし、私もボランティアしている際には注意を促す事が多々あるのですが、気を付けた方が良さそうです。ボランティア先でも場の緊迫を解す注意の仕方などの研修が頻繁に行われていますし、トラブルやいざこざが絶えないようです。できれば権限を持っている方にきちんと注意してもらった方が良いのかも。

昨日は用事を済ませたり、ついでに散歩したりしていたら力尽きてブログまで辿りつけませんでした。今日も熱こそ下がったものの、まだ体調不良に悩まされているのでさくっといきます。
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さて、今回は現在ニューヨーク各地で展示されている中国人アーティスト/活動家アイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)氏のアートプロジェクト『Good Fences Make Good Neighbors』のセントラルパークに展示されている作品のご紹介です。
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前回はローワーイーストに展示されている作品群を紹介いたしましたが。今回はセントラルパークの南東の端、5番街とセントラルパーク・サウスに面したDoris C. Freedman Plazaに展示されている作品です。
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タイトルは『Gilded Cage』。セントラルパークの緑を背景に、黄色の籠のような作品は異様な存在感を放っていました。
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アーティストの狙いとしては、開放的な都会のオアシス、人々が理想とする世界の象徴のような存在であるセントラルパークの前に閉鎖的な、人々を閉じ込めたり分断したりする、檻/籠/フェンスのような存在を設置することにより、現在の世界に存在する二面性について感じて・考えて欲しいという事のようです。
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私達が訪れた際には、観光客が嬉々としてセルフィーを撮影したり、子供達が走り回ったりしていて。インターラクティブなアートとしては成功しているようでした。
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その内どれほどの人が引っ掛かりを覚え、移民/難民問題に思いを馳せるのかはよくわかりません。こういう作品こそ、ソーシャルメディアの力を借りて威力を発揮するのかもしれません。
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ボランティア仲間は「移民/難民問題に心を砕き、何かしようとしている人がいると感じられるだけでも随分と心が慰められる」とコメントしていました。今朝のラジオでは、今年はアメリカ人のストレスレベルが高いことが判明している報道していました。
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理由としてはトランプ政権や北朝鮮の核の脅威が挙げられているとの事。緑や鳥の声に触れてリラックスすることの重要性が説かれていましたが、無闇に恐れるのではなく、問題を理解して行動を起こすというのもストレス軽減につながる気がします。

時間を見つけて、ワシントンスクエア・パークにも作品を見に行きたいと思います。

2017年10月14日 (土)

フラットアイアン・プラザのパブリックアート?

朝は地面が濡れていましたが、現在は曇って霧に覆われている土曜日のニューヨーク。今日は午前中と午後6時以降に雨が降ったり止んだりする予報です。然程酷くはならなそうですが、お出かけの際には念のため傘を持ち歩いた方が安心そうです。最高気温は24℃。昨日より暖かくなって、ムシムシしそうです。

今週はなんだか予定が詰まっていたので、選挙にまだ足を運べていません。週末中に絶対投票に行かねばと思っています。この週末は普段は一般公開されていない建物が公開されるオープンハウス・ニューヨークでもあります。折角なので何処か見たいとは思っていますが、時間が作れるか微妙なところ。

木曜日&金曜日と用事やらボランティアやらでバッタバタ。昨晩はあまりの疲れに溜息が止まりまらず、疲れやすくなったなーと実感。そろそろボランティアの梯子については考えた方が良いのかもしれないと思いつつ、やれることが減ることにまだまだ抵抗もあって。難しいですね。
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さて、今回はフラットアイアン・プラザ(Flatiron Plaza)で見掛けたアートです。
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とは言っても、これがパブリックアートだったのかも定かではありません。通りかかったら箱に沢山の花束が入れられていて、人々がその花束を貰ってはこのアートの前で写真を撮影していました。
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アートの前で写真を撮ってもらってソーシャルメディアに載せてもらい、それによって自社のサービスや商品、取り組みを宣伝する方法も頻繁に見掛けるので、このアートも宣伝広告の一環だったのかも?全然情報を見つけることができませんでした。
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読みにくくてメッセージに目を通していませんが、何となくポジティブで元気が出そうな言葉が並んでいる気がしますし。ポップな色合いで目を惹くアートでした。

このプラザに設置されるアートは、背後のフラットアイアンと相まって面白い効果を生み出します。

2017年10月13日 (金)

ロンドン土産

朝焼けが綺麗な金曜日のニューヨーク。今日は晴れ時々曇りの予報で、最高気温は18℃。秋らしい1日になりそうです。明日は天気が崩れるようですが、日曜日は晴れてまた暑くなる予報です。

カルフォルニアの山火事で、死者が31名になってしまいました。現在行方不明になっている人も12人程いるようですし、まだ鎮火できておらず今晩から明日にかけて強風が予想されているので被害が広がる可能性が高いとのこと。定期的に山火事が起こった方が自然界としては良いそうですが、人々がこれ以上巻き込まれないよう祈るばかりです。

今日は朝からボランティアが入っているので、早速本題です。
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さて、今回はロンドン土産の話題です。

夫が無事に出張から帰宅しました。今回の出張は週末移動だったので(平日移動するより飛行機のチケットが安いので)、到着した日は休日。折角ロンドンまで足を運ぶのだから、仕事だけしてホテルに居るばかりでは気晴らしにならないであろうと、可能であれば少しだけホテルとは離れた場所にあるお店でお土産を買ってくれるようお願いしました。

そんな訳で、今回に限らず夫がロンドンから運んで来てくれたお土産自慢です。
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毎朝紅茶を入れて飲む我が家。ティーバッグはいつものお店で購入したものの、茶葉(loose leaf tea)が丁度無くなったので買ってきてくれるように依頼。恥ずかしながら今回調べてTwiningsがイギリスのブランドだと初めて知りました。

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2種類の紅茶を頼んだら、3種類買ってきてくれました。1つ多い理由を尋ねたら、「Buy 2 Get 1 Freeだった」との事。そう言えば、最近ニューヨークではそういう商法を前ほど見ませんね。紙袋に茶葉が入っている形態で無駄が少なく持ち運びも軽そうですが、見た目は良いのでお土産にも使えそうです。

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日本へのお土産も買ってきてもらいました。こちらは如何にもロンドンらしい缶入り。

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バーボンクッキーとミントチョコ。ホテルの部屋に置かれていたお菓子なのだそう。早速昨日家事の合間にランチ代わりにつまみました。美味しかったです。

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M&Sが好きな私。前回買ってきてくれたクラッカーが美味しかったので、今回もクラッカーをリクエスト。沢山買ってきてくれました。昨晩デザートに食べたら美味でした。クッキーの様に見えましたが、チーズ味。

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こちらが前回のお土産。上のチーズクラッカーがとても気に入りました。今回も買ってきてくれたので嬉しい限り。下の味がついていないクラッカーは、フムスと一緒に食べました。ランチを自分だけのために作るのが面倒なので、クラッカーがあると便利。

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前回の出張時には丁度マーマレードが無くなったのでお土産にリクエスト。マーマレードは豚肉料理にも使うので、他のジャムより消費が早いです。1つは日本へのお土産に。

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前回はコーヒー豆もきらしそうだったのでM&Sで買ってきてもらいました。夫曰く「値段の割には美味しい」。1つは我が家で消費し、1つは日本土産に。

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トリュフ味の高級ポテトチップは、あちらの駐在員をしてらっしゃる同僚からの頂き物との事。ロンドン土産としてよく使われるとか。ニューヨーク土産が早々にネタ切れして毎回頭を悩ませるので、ちょっと高級なポテチって良いアイディアだよな~と思いつつ、嵩張りすぎるし、割れそうだし…と躊躇もします。因みにたっぷり空気が入れてあるせいか、思ったよりも割れていませんでした。

2017年10月12日 (木)

アイ・ウェイウェイのパブリックアート①

霧雨が降る木曜日のニューヨーク。ですが、午後には太陽が出て涼しい秋晴れに恵まれるとの事。最高気温は18℃。今日は上着を羽織って出掛けた方が良さそうです。

去年1年間、ニューヨーク市の学校に通う生徒の10人に1人がホームレスになった期間があることが判明して問題になっています。ホームレスシェルターの収容人数も上昇し続けており、何らかの対策が叫ばれています。なんでも前ブルームバーグ市長時代に行われていたプログラムを変更した影響なのだそうで実際にホームレス人口が増えている訳ではないようなのですが。新たに19のシェルターを建設するという現市長の約束は果たされていませんし。これから寒くなるので対策が求められます。とは言っても、景気を回復させて雇用を確保し、家賃を公正なレベルに保つ努力をする方が大事なのかもしれませんが。
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さて、今回は2017年10月12日~2018年2月11日までニューヨークの各地で展開されるアイ・ウェイウェイ氏のアートシリーズ『Good Fences Make Good Neighbors』のパート1です。今回はローワーイースト周辺のアートを中心にご紹介します。
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先日ワシントン・スクエア・パーク(Washington Square Park)を歩いていたら、有名なアーチの下に巨大な鳥かごような物が設置されており、今年の始めに秋から中国人活動家でありアーティストであるアイ・ウェイウェイ氏の一大パブリックアートシリーズが展開されることが話題になっていた事を思い出しました。
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昨日はセントラルパークを管理するNPOが、南東の端に巨大なアートが設置された旨を報告するポストをフェイスブック上でしており。いよいよ盛り上がって来たなぁと思っていたら、昨日のラジオでも「明日から市内で一斉に展示が開始されます」と紹介されていました。今朝のラジオでも改めてクイーンズの作品を鑑賞したレポートが流されており、高い注目度が伺えます。
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丁度SoHo/Nolitaでボランティアをする予定があったので、ついでにいくつかのアートを見てきました。バス停に設置されている待合所やLink NYCのターミナル、フリーペーパーが置かれている箱にもアートが掲出される筈みたいですが、それらは発見できませんでした。
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従って移民が多く住んだイーストヴィレッジおよびローワーイーストサイドに展示されたフェンスのアートと、電燈に飾られた難民/移民のポートレイト(だと推察)のアートのいくつかのみのご紹介です。追々、ワシントン・スクエア・パークやセントラルパークの巨大アートは見に行くつもりですので、機会を改めてのご紹介になります。
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今回の展示は全て現在進行形で起こっている難民/移民危機を題材としています。『Good Fences Make Good Neighbors』では、人々の行く手を阻み、交流を阻害するフェンスがまるで前からそこにあったかのようにその場所に溶け込む様を象徴的にあぶり出しているのだとか。

アイ・ウェイウェイ氏は、子供時代を文化大革命の影響で移動を余儀なくされて育ち(詩人だった父親はトイレの清掃員として働いていた)。現在は中国政府の弾圧に耐えかねてか、身の安全を確保する為かベルリンで暮らしている…というご自身の境遇もあってか、難民/移民危機と真摯に向き合い、作品を発表し続けています。
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実際足を運んでみたら、風景に溶け込んでいて何処にアートがあるのか全然解らない場所がありました。マンハッタンって普段気付かないだけで、元からフェンスだのチェーンだの鉄格子だのが多いんですね、街中に。多分アートの一環じゃないんだけど…という感じで自信が持てない場所が沢山ありました。
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最近、難民/移民についての報道があまりされない印象があります。こうやって現在進行形で起こっている問題を突きつけてくれるアートは有難く感じます。
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7th Street Fence, 48 East 7th Street, East Villageは見つけられませんでした。普通のアパートの前にあった格子だったのかなぁ?と未だによく分かりません。隣の空き地が即席の墓地みたいになっていて、そっちの方がアートっぽかったです。もう少し探したかったのですが、ホームレスの男性2人に絡まれそうになったので遭えなく退散。

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Five Fences, The Cooper Union for the Advancement of Science and Artも最初見つけられなかったのですが、ここにはきちんと説明板が設置されていたので読んだら解りました。見上げるとアーチ型の窓にフェンスが5つ埋め込まれています。

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Bowery Fence, 248 Bowery, Lower East Side。ここも最初見つけられなくて困ったのですが、ふとさっき見上げたことを思い出し上を向いたら建物の屋上に設置されていました。

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Chrystie Street Fence, 189 Chrystie Street, Lower East Side。ここにはきちんと説明板があります。

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このサイトには、プレイグランドへの入り口が何故か鎖で閉め切られている場所がありました。アートの一環なのか、はたまた許可を取った人だけが入れるのか…?

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Exodus, Essex Street Market。エクソダス=移民等多くの人が出国することは、アイ・ウェイウェイ氏のアートに繰り返し登場するモチーフです。

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エセックス・マーケットの建物をぐるりと囲むように透かし彫りのような作品が飾られています。

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