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2017年7月20日 (木)

アッパーウエストのフリーマーケットでアイスクリームの祭典

晴れている木曜日のニューヨーク。今日も午後8時まで暑さに対しての注意報が。午後11時まで光化学スモッグ注意報が発令されています。以下に注意報の内容を添付致しますので、1日ご注意ください。

Notification issued 7/20/17 at 7:00 AM. The National Weather Service has extended the heat advisory for New York City until 8:00 PM tonight, 7/20. These conditions are dangerous to health. Avoid strenuous activity. People without air conditioning, older adults, and people with chronic health conditions are most at risk. Cooling centers will be open.

In addition, the New York State Department of Environmental Conservation has issued an Air Quality Health Advisory for New York City from 11:00 AM - 11:00 PM today, 7/20. Active children, adults, and people with lung disease such as asthma, should reduce prolonged or heavy exertion outdoors. For more information,visit dec.nyc.gov. For locations, hours, and more information on avoiding heat illness, contact 3-1-1.

また、午後10時以降30%の確率で雷雨になるとのこと。そのせいか、今日は昨日よりも湿度が上がり、暑くなります。最高気温は35℃。十分に水分を摂って、屋外で過ごしすぎないようにお気をつけください。
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さて、今回はアイスクリームの日(National Ice Cream Day)に因んで、アッパーウエストサイドで毎週日曜日に開催されているフリーマーケットに有名処のアイスクリーム店14店舗が集まったイベント『NYC Summer Ice Cream Blizzard』です。
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アッパーウエストサイドのアメリカ自然史博物館(Museum of Natural History)の西側に面しているコロンバス街を歩いて1ブロックの場所にある大きな学校&校庭で、毎週日曜日に開かれているフリーマーケット『Grand Bazaar NYC』。

アンティークを中心に、手作りの品や食べ物の屋台等が集まりとても賑やかです。私がまだ大学生だった頃からあったので(とはいえ、規模は現在よりかなり小さなかったと記憶していますが)、30年近く前からあるのでは?とHPを調べてみると1982年からあったそうです。
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毎年7月第3週の日曜日はアイスクリームの日と制定されている関係から、グランド・バザールに14店舗の人気アイスクリーム屋さんが集結すると聞き及び、散歩がてら足を運びました。

入り口横には、早速たい焼きの口にソフトクリームを入れる話題のスイーツ『Taiyaki NYC』が。写真映えするので大行列ができていました。とても可愛かったですし、たい焼きは懐かしくて食べたかったですが、あまりの罪悪感にパス。
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たい焼きソフトクリームと並んで大行列ができていたのが、『Bona Bona Ice Cream Truck』。アイスクリームコーンの上にメレンゲを絞って、バーナーで焼き目をつけるのが可愛らしかったので、インスタグラム映えする商品が人気なのかな?という印象でした。こちらも並ぶのが嫌でパス。

代りに当初から目をつけていたMochiアイスクリーム『Mochidoki』を購入。ニューヨークでは、雪見だいふくのようなタイプの求肥で包まれたアイスクリームは既に定着。スーパーでも売られています。が、モチドキは、変わった味が沢山あるのが特色。迷ったものの、大好きな塩キャラメルと柚子モヒートを購入。2個で$5と高価でしたが、どちらも美味しかったです。
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夫は、ベーシックに『Dolce Brooklyn』でジェラートを購入。カプチーノ・チョコレートチップ味でしたが、苦み走って美味でした。
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そして折角足を運んだのだからと、サッパリしていそうな『Citysticks』のアイスキャンディーも購入。素材の味そのまんまという感じで、とっても美味しかったです。食べ終わった後の棒に書かれている名言も良かった。

流行にはとんと疎い夫婦ですが、たまにこういうイベントに足を運ぶと楽しいものです。
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2017年7月19日 (水)

ヘルズキッチンの毎日開いているグリーンマーケット

空が霞んでいる水曜日のニューヨーク。今日は午前11時~午後11時まで光化学スモッグ注意報が出されています。外で過ごす時間は制限するよう気を付けた方が良いとの事。以下に注意報の内容を添付致します。
Notification issued 7/18/17 at 3:45 PM. The New York State Department of Environmental Conservation has issued an Air Quality Health Advisory for New York City from 11:00 AM until 11:00 PM tomorrow, 7/19.

Active children and adults, and people with respiratory problems, such as asthma, should reduce prolonged or heavy exertion outdoors.

For more information, visit the National Weather Service at http://www.1.usa.gov/16w10Sq or the Department of Environmental Conservation at http://www.dec.ny.gov/cfmx/extapps/aqi/aqi_forecast.cfm.
その事からも解るように今日の予報は晴れ時々曇り。最高気温は33℃まで上がるようです。湿度も相当高そうなので、熱中症にも併せて気を付けたいと思います。

地下鉄でのボヤ騒ぎが後を絶たない+ネズミ対策として、今後地下鉄に持ち込める食べ物を制限する案が浮上しています。個人的には別に困りませんし、ポテトとか食べた油でべったべたの手で触った手摺りとか握ってしまうとげんなりするので、やってもいいんじゃないかとは思うのですが。どうやって取り締まるつもりなのでしょうか?ニューヨーカーがルールを守るなんてこと、絶対に期待できませんし。かといって、MTAの職員が全ての車両に乗り込む事は出来ないでしょうし。ルールを作った所で、あんまり実効性がないんじゃないかな?と思わずにいられません。
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さて、今回はヘルズキッチンに新たにできた、毎日お店の様に営業している地元産の野菜を売るグリーンマーケット『The Farmacy NYC』です。
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なるべくグリーンマーケットで買い物をしています。近郊で栽培された野菜や果物を購入すればフードマイレージが少なく済んで環境にも良さそうですし。中間業者が少ない分、作り手によりお金が入り易そうですし。近所のスーパーマーケットの野菜は壊滅的に鮮度が落ちていますし。家計にも優しい場合もあります。

自宅の近くには、ユニオンスクエアのグリーンマーケットを経営している『Grow NYC』のマーケットが水曜日に来るのですが。近くと言っても往復で30分以上掛る位には遠いですし、規模も然程大きくありません。
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そこで1軒の農家が毎週土曜日に開くマーケットで、一週間分の野菜と果物をまとめ買いしています。その農家さんは、Grow NYCに出店しているお店よりも安価で提供してくれますし。隣のブロックなので、どうしても重くなってしまう買い物も安心。凄く近いので、スイカなどの重いものを購入する際には2往復することも苦ではありません。

しかも卵や乳製品、蜂蜜等の取り扱いもあるので(多分、NJの近所にある酪農家や養蜂家と契約している)、買い物が一挙に済んでとても便利。野菜も抜群に新鮮で、この農家さんの出してくれるマーケットをとても気に入っています。
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が、しかし。野菜や果物、卵を1週間分まとめ買いするのは案外大変です。重いし、買い過ぎて無駄にしたくないし。桃等は、今の季節購入してから4日以内に食べないと傷んできますし。かといって、冷蔵庫に入れてしまうと甘くなりませんし。と、どうしても週の最後の方になると野菜や果物が足りなくなります。

今までは、土曜日にボランティアが入って買い物できない日は、日曜日にアッパーウエストの79丁目のマーケットまで散歩がてら足を運んで買い物したり。水曜日にユニオンスクエアのマーケットに行ってみたり。ボランティアの帰りに遠回りしてロックフェラーセンターのマーケットに足を運んだりして。
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週の最後の方に野菜が足りなくなった際には、泣く泣く日系スーパーで買い足したり。近所のスーパーで買い足したりしていました。ホールフーズに行けばいいんですが、支払いの行列が長すぎて、時間がかかり過ぎるんですよね…。

そんな中、ヘルズキッチンに週7日、午前10時~午後8時までという、お店のように長時間オープンしているマーケットが登場しました。近郊で栽培されている野菜や果物を販売している、小さなグリーンマーケットのようなお店です。
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駐車場のような場所に、大きなテントを立てて営業しているので、他のマーケットと同じで屋外ですが、買い物中は雨風は防げます。小さなスペースなので品揃えは他のマーケットに比べて圧倒的に少ないですが、必要最低限の物は揃います。

私が足を運んだ際には、切り花もありました。野菜は、トマト、ミニトマト、ナス数種類、葉っぱが付いている甘い種類のとても新鮮な玉ねぎ2種類、キャベツ2種、ブロッコリー、ズッキーニ数種、ケール2種、万能ねぎ等。果物は、スイカ、白桃と黄桃、サクランボ2種、ブルーベリー等。そして買い物かご(木で作られた可愛いかごです)が掛けられている中央部に、地元産ではないマンゴー等が少しだけ置かれていました。
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このように品揃えが他のマーケットに比べるととても少ないですし、値段も少し高め。ですが、店員さんが丁寧に野菜の特色等を説明してくれます。何より近所で、営業時間がとても長いので便利。買い物をする場所の選択肢が増えたのは嬉しい限りです。

主な野菜や果物は今まで通り農家さんのマーケットで購入して、ここでは足りない物を買い足す感じで利用するつもりです。

Farmacy NYC

605 10th Ave

New York, NY 10036
お店のHPはこちら

2017年7月18日 (火)

チェルシーの教会でクラシックコンサート

晴れている火曜日のニューヨーク。本日は晴れの予報ですが、午後2時以降局地的大雨が降る可能性が20%あるとのこと。念のため折り畳み傘を携行し、空模様に気を付けて行動した方が良さそうです。最高気温は29℃と昨日とほぼ同じですが、昨日よりも湿度が高くなるようなので、ムシムシと暑く感じそうです。

今朝は健康保険の代替案が議会を通らなかった事が大きなニュースになっています。現行の保険制度(オバマケアというニックネームで呼ばれている)を廃止することを謳って当選した議員&トランプ大統領たちが何とか選挙公約を実行しようと代替案を提出していたのですが、十分な票が集まらず廃案になった模様。でも、それで破れかぶれになったのか、代替案を出さずに現行保険制度を潰すという発言が出てきて緊張が高まっています。一回何が問題なのかきちんと読んでみなければ。
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さて、今回は夏季を中心に活動しているオーケストラのコンサートに足を運んだ備忘録です。
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ニューヨークのオーケストラは、伝統的に夏の間は休暇に入ります(ヨーロッパもそうですよね?)。メジャーなコンサートホールも夏季は閉まってしまいますので、リンカーンセンターの様に夏にプログラムを組んでコンサートを行ったり、ニューヨーク交響楽団のように無料コンサートを各ボローの公園で開催するのは、特別なフェスティバルというような位置づけになっていると思います。

でも、夏だからといって全てのニューヨーカーがハンプトンズのサマーハウスに避暑に出掛ける訳にもいかない訳で、我々の様にうだるような暑さのニューヨークに変わらず滞在している人も多く。また、ミュージシャンだって、演奏だけで食べていけて、夏の間優雅に夏季休暇を過ごせる人はごく一握りではないでしょうか。
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そんな色んな事情が相まっているのだと想像しますが、クラッシック音楽のコンサートが乏しくなる夏にニューヨークに音楽を届け、ミュージシャンに演奏の機会を与えることを目的に結成されているオーケストラ『Litha Symphony Orchestra』の演奏会に足を運びました。

ボランティア先で一緒に働いているスタッフさんが、この楽団のコンサートマネジャーをしているので、演奏会について話題に上る為存在を知り。1人$20で音楽を楽しめるなら…ということで、夫と2人で足を運びました。
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会場はチェルシーにある教会。普通のクラシックコンサートと同じような構成ですが、小さな会場なので、指揮者の方が曲毎に演奏前に説明を加えてくれたのが音楽の知識ゼロの私には有難かったです。

「ベートーベンの交響曲が理解しやすいように、ニューヨークにおきかえて各楽章を説明してみます。第1楽章はセントラルパークで寛ぐ。第2楽章はハドソンリバーを散歩。第3楽章はタイムズスクエアでショーを楽しむ。第4楽章はハリケーンサンディの来襲。第5楽章はサンディが去ったので喜ぶ」みたいな説明をしてくれていて、クスリと笑えて、でも音楽に親しみやすかったです。
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演奏の良し悪しなんて碌に判らない私にとっては十分楽しめる夜でしたし、プログラムも知識が無くとも楽しみやすい内容でした。音響はあまりよくありませんが、その代わり親密な空間で、ドリンクを飲みながら、リラックスして音楽を堪能できます。

私は長時間座ると腰が痛くて辛いので、めっきりコンサートや映画に足を運ばなくなっていますが。このコンサートでは一番後ろの隅の席を確保できたので、途中で柱の陰で立ったまま鑑賞できて助かりました。まぁ、長時間座ったのが祟って、次の日から腰が痛くなってしまいましたが…。
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8月に2つの公演が予定されています。ミュージシャンをサポートする良い機会ですし、会場となっている教会は平日貧しいニューヨーカーに無料でランチを提供する活動をしているので、その支援にもなりますし(会場使用料金を教会に払っているので)。何より気軽に音楽を楽しめますので、クラシック好きの方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

2017年7月17日 (月)

壊れた傘でエコバッグ作り

快晴の月曜日のニューヨーク。今日は1日気持ち良く晴れる予報。最高気温は29℃で湿度は昨日と同じ位。とても快適に過ごせそうです。

今朝は研修があって急いでいるので、いきなり本題です。
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さて、今回はハイライン(The High Line)で壊れた傘をリメイクして簡単にエコバッグを作る方法を教えた貰った徒然です。
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環境保全に興味はあるものの、なかなか実践となると難しい…。狭いワンルーム(Studioアパートと呼ばれます)に住んでいるにも関わらず、乾燥機を使わずに洗濯物を部屋干ししたり。クーラーも必要最低限しか使わないようにしたり。なるべく地元産の野菜をグリーンマーケットで調達したり。少し高価でも有機食品を購入したり、環境に配慮した洗剤を使ったり、リサイクル紙が使われたトイレットペーパーを使ったり。野菜くずはコンポストに出したり。

できる範囲で気を付けるものの、まだまだ色々改善の余地があるんだよな…でも、清潔でもいたいし…便利さや楽しみも捨てたくないし…とか、日々試行錯誤しつつ、迷っています。
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ニューヨークに暮らしていると、アメリカの中では断然環境に対する意識が高い都市であるとはいえ、全然気にせず好き放題の人が多いことに驚きます。ゴミの分別も全然徹底されていませんし、集める物の種類も圧倒的に少ない。友人は、「私のオフィスはごみの分別収集をしてるんだけど、入っているビルが全部まとめて埋立地に持ってっちゃってる事を知っちゃったんだよね…」とがっくりきていました。

そんなニューヨークは、ビニール袋削減という意味でも後れを取っています。今年からビニール袋が有料になる法令が施行される筈なのですが、強力な反対運動にあって実現があやしい感じ。特に観光客を相手にする商売をしている人達は、袋の必要性を強調しており、なかなか大変そうです。
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かくいう私も、必要以上は貰わないようにしているのですが、毎日ごみを捨てるのでゴミ袋として使う分は有難く頂戴する毎日。ゴミ袋にもならない小さな袋(スーパーやグリーンマーケットで野菜を入れる為の小袋とか)は、自宅から持って行って新たな袋を使わないようにしていますし。ごみ袋で使う分以上は袋を貰わないようにはしていますが、結構ゴミ袋を使ってしまいます。

そんなこんなで、なかなかエコになり切れない私ですが。先日ハイラインから『壊れた傘を捨てていませんか?簡単にエコバッグ(NYCではリユーザブルバッグ(reusable shopping bag)と呼ばれています。エコバッグという言葉は聞いた事がないかも)が作れます』という無料講座の案内が来たので参加してきました。
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マンハッタンは島のため、海からの風とビル風が相まって頻繁に強風が吹きます。お蔭で傘が壊れる、壊れる。私が日本から持ってきた傘は全て骨がへし折れて壊れてしまいました。

その度に捨てていたのですが、確かに勿体ないとは思っていて。ミシンを持っていないので、なかなか自宅で作ると迄はいかなくとも、やり方を知っていればいつかは…?と思ったのと、少なくとも講座中に1個はバッグが作れるという事があり、習ってきました。

作り方は本当に簡単。アメリカ人らしく、寸法を図ったり、物差しを使ったりという事も無く全てアバウト。
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①先ずは、傘の布を骨から丁寧に外し。できれば骨と柄の部分を分解し、プラスチックと金属を別々にリサイクル。柄に紐がついていたら他のプロジェクトに使えるので保存します。また、先端についているボタンの様な部分と、雨が入るのを防ぐひらひらした花びらみたいな布もとっておいて、花形のオブジェを作ってエコバッグにつけると良いとの事。

②外した布を裏返し、マジックテープ等がついた留め具が正面中央部分に来るように半分に折ります。
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③希望する袋の形になるように両側を適当に折り曲げ、2辺を切り落としてしまいます。

④両脇を直線で縫ってひっくり返せば、袋部分は完成。切り落とした2辺は、縫い合わせれば小さな巾着袋を作れるとの事。
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⑤プレゼント等で貰った綺麗なリボンを上に縫い付ければ、持ち手も完成。リボンを四角+対角線上でバッテン形に縫って強度を高めていました。折り畳み傘が入っていた袋には、簡単に貼れるマジックテープをつければ小物入れに。

ミシンを使った事がない私も、約15分で完成する超簡単ぶり。よくよく見れば縫い目も曲がっていますし、袋自体だって左右対称ではありませんが、別にエコバッグをよく見たりしませんものね、言われてみれば。
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洗濯機に放り込めば簡単に洗濯もでき、防水加工もバッチリのエコバッグの出来上がり。たまたま壊れたハイラインの折り畳み傘があったので、ハイラインロゴのエコバッグが完成して、教えてくださった方達が大層喜んでいました。

全然考えたことも無かったのですが、調べると壊れた傘からバッグを作る方法を紹介している動画やサイトが沢山あります。教えてくれた先生は、「是非広めて、ごみを減らすのに協力してね!」と仰っていたので、家にミシンがある方は是非。根気があれば、手縫いでも作れるそうです。
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2017年7月16日 (日)

ハイラインの2017年のグループ展『ミューテーションズ』

快晴の日曜日のニューヨーク。今日は久し振りに1日快晴で、最高気温は30℃。湿度は少しあるようですが、昨日に比べれば低いみたいなので嬉しい限りです。昨日腰を痛めたので、今日は張り切って散歩したいと思います。

昨日ペンシルヴェニア駅で電車が立ち往生し、アムトラック鉄道とニュージャージートランジットに影響が出ました。今日もお出掛けのご予定がある方は、運行状況を事前に確認した方が安全そうです。オランダから訪れているビジターの方達が「週末は郊外に行ってみようかな?」とか話されていたので、はまっていないと良いのですが。

仕事で大きな問題を抱えている友人が、打開の為またニューヨークを出張で訪れています。今回はパートナーも週末を利用してニューヨークに来れたので、2人で久しぶりのニューヨークの週末を満喫中。昨晩はブロードウェーのミュージカルを観に行ったそうですが、ショーが始まる直前客電が落ちたと同時に盛大に戻した人がいたそうで、前後左右のお客さんがわらわらと避難し、劇場は大騒ぎになったとのこと。旅行中って気が大きくなりがちで、楽しくなる気持ちは凄くよくわかりますが、飲み過ぎには注意しましょう…。
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さて、今回はやっと先週全てのアートが出そろった2017年のハイライン(the High Line)におけるグループ展『ミューテーションズ』(Mutations)の作品を中心にご紹介します。
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ハイラインは100%寄付を中心とする民間の資金で運営されていますが、ニューヨーク市が所有するパブリックパークです。そのため(確か財産管理とかの関係で)、アート作品を1年以上設置することが法律で原則的には禁止されています。銅像等1年以上設置する場合には、特別な許可を得なければいけなかったと記憶しています。
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ハイラインでは、2018年にオープンする予定の30丁目の分岐(the Spur)においては、その例によらず1年以上設置されるアート展示『High Line Plinth』が計画されていますが。基本的には、全てのアートが1年ごとに変更されます。
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毎年その交換時期が4月位なのですが。今年は何故か設置にとても時間が掛っており、先週やっと全てのアートが出そろいました。
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以前に比べて、ハイラインの敷地内および近隣で、ハイラインのキュレターさんとアーティストが力を合わせてオンサイトアートを創り上げる率が上がっているので、外注が多かった過去のグループ展に比べて制作に時間がかかったのでは?と推察します。
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ネブラスカ出身で現在はパリで活動中のアーティストSheila Hicks氏の『Hop, Skip, Jump, and Fly: Escape From Gravity』。仮舗装された部分のガーデンにくねくねと展示されています。この作品はグループ展の一部ではなく、独立したコミション作品です。

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プエルトリコ出身のRadamés “Juni” Figueroa氏の『La Deliciosa Show』。アートなのですが、実際にこのステージを使ってパブリックプログラムが行われていますし、パフォーマンスをしたい方を募集しているとの事。訪れる人達がステージで記念写真を撮る人気スポットになっています。

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フランス人アーティストMarguerite Humeau氏の『SPHINX JOACHIM』。グループ展タイトルの『突然変異』に沿って、人間と自然の関係性、ひいては有機物と無機物の関係性とその境界線を探る為、ちょっとグロテスクな作品が多い中、この作品は動きと生命力が感じられて訪れる人々の評価が高いように感じます。

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ポーランド人アーティストJoanna Malinowska氏およびC.T. Jasper氏の作品『The Emperor’s Canary』。2つの昔ながらのスピーカーからは耳を澄ませると音が聞こえてきます。1つは黒肺塵症で苦しむ人の息の音。もう1つは太平洋ごみベルトのたてる音が聞こえるとのこと。フライオーバーに離れて2か所設置されています。これを聞くと、どんよりした気分になります。

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カナダ人アーティストSascha Braunig氏の『Giantess』。お伽の国気分が味わえて好きな作品です。子供達が履こうとしている姿を見掛けますが、残念ながら花壇の中に設置されているのでロープの中には入らないようご注意ください。何も生えていないように見えても、踏まれると土が固くなってしまいますし、芽を潰してしまう可能性も。

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カナダ人アーティストJon Rafman氏の『L’Avalée des avalés (The Swallower Swallowed)』。タイトルのまんまですね。このアートも子供達が跨って写真撮影をしている姿をよく目にします。アートに親しみを感じてもらえるセッティングですよね、パブリックスペースって。それにしてもアートキュレターさん達は、少なくとも2外国語ができるので、フランス語とイタリア語とかが操れいつ話しても感心してしまいます。

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これはグループ展の一部ではなく、独立したコミション作品ですが。今年も23丁目に新たな壁画が登場しました。LAをベースに活動しているアーティストHenry Taylor氏の『the floaters』。タイラー氏は頻繁に自画像を描くそうで、この作品も友達のプールで遊んでいる自分を描いた物。前を通るたびに明るい気分になりますし、色合いもハイラインにピッタリで気に入っている作品です。

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中国人アーティストGuan Xiao氏の作品『REST IN』。この写真は4月下旬に撮影したので作品がよく見えますが、現在は背の高い夏草に埋もれて見難くなっています。この作品を南側から見ると、ワニみたいに見えます。また雨が降ると骨盤部分に雨水が溜まって、鳥の水場に早変わり。アーティストが意図しなかった楽しみが生じています。

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クロアチア人アーティストDora Budor氏の作品『The Forecast (New York Situation)』。この作品は水に濡れると透明になる特殊素材でコーティングされていますので、天候によって違う顔を楽しめます。何も加えられていない水であれば掛けてもOKとのこと(ジュースとかコーヒーはNGです、勿論)。

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ロスアンジェルス出身のアーティストMax Hooper Schneider氏の『Section of Intertidal Landscape (Hair Metastasis)』。その名の通り、水槽の中に髪の毛とかPCの部品らしきものが使われた浅瀬が作られています。綺麗なような不気味なような。何となく見入ってしまう作品です。

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この作品はグループ展の一部ではなく、独立したコミション作品ですが。コネチカット出身でNYで活動中のアーティストDarren Bader氏の『chess: relatives』。大きなチェス盤です。実際に人間チェスを行うイベントも頻繁に開催されていました。先日通り掛ったら、4人でバッグとか使ってなんとかチェスをしようとしている人達がいて感心しました。

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ニュージャージー出身でベルリンとエルサレムをベースに活動するアーティストJumana Manna氏の『Amulet』。アイディアを見た時には首をひねったのですが、実際にガンズボートの木立の中で見るとしっくりくると個人的には気にっています。

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モスクワ出身のアーティストAlisa Baremboym氏の『Locus of Control』。このアートは実際に座って、ペットボトルのキャップが埋め込まれたちょっと歪んだプラスチックを通して世界を見て楽しむように意図されています。世界をちょっと違ったレンズを通して見てみよう、ということなのでしょう。キュレターさんと話していたら、「座って休めるから人気があるんじゃないかしら」と笑ってました。違うキュレターさんに、「この前子供達が10人位中で座ってランチ食べてました」と報告したら、大笑いして喜んでいました。まぁ、アーティストによっては凄く怒っちゃうららしいのですが…。

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ドイツ人アーティストVeit Laurent Kurz氏の『Salamanderbrunnen』。これもとっても不思議な作品です。緑色のなんだか自然に悪そうな液体が流れているのですが、これはアーティストの想像上では「Herba-4」という未来のハーブ水なのだとか。人間の手が入り、自然そのものがどんどん姿を変えていくことを考えさせられるアートです。

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ハイラインの南端。向かい側にあるビルの壁に、ホイットニー美術館がハイラインアートとのコラボレーションで定期的に変更するアート作品が飾られています。今回は実際に昔は貨物電車の線路が通っていた場所に、昔の線路の様子(スプリング・ストリート辺りの写真だと思われる)が飾られています。歴史が感じられるアートで、非常に良いアイディア!

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ハイラインアートではありませんが…。ハイラインの南端からミートパッキング地区を見下ろすと、如何にもニューヨークという石畳の風景が楽しめます(現在は工事中でイマイチですが。大好きなウエスト4THもあちこち工事中で、散歩が楽しめないので最近全然通らなくなってしまいました)。そこにあるストリートアートがまた変わっていました。

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