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2017年9月21日 (木)

とうとうメルヴェイユを試すの巻

曇りの木曜日のニューヨーク。今日は晴れたり曇ったりするようで最高気温は28℃。湿度も高めなので、ムシムシする感じでしょうか。

今日も国連総会の影響でミッドタウン・イーストを中心に交通規制が行われます。なるべく車で移動しないように呼びかけていますので、地下鉄を使えるのであれば地下鉄で移動した方が良さそうです。各国首脳が英語でペラペラとインタビューに答えているのを聞くと感心してしまう朝です。

カリブ海の国々へとハリケーンの救援活動を支援するために救助隊が送られます。メキシコで火曜日に起きた地震で小学校が倒壊し、少なくとも40人が死亡したことも大きく取り上げられていました。次から次へと災害が起きて、毎日のように寄付を募るメールが送信されます。気が滅入って仕方ないですね…。これ以上事件や災害が起きませんように。

どうにも体調が優れず引きこもっています。夫には迷惑かけっ放し。今日はなんとか弁当を作れましたが、ボランティアは諦めました。明日から元気に働けますように。
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さて、今回はウエストヴィレッジにあるフランス菓子屋『Aux Merveilleux de Fred』の主力菓子メルヴェイユを食べた感想です。
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2015年にできたフランスのチェーン店のアメリカ支店。ここ最近は誘惑が強すぎて危険なので近寄らないようにしていますが、ブリオッシュワッフルが美味しくて大好きなお店です。
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しかし店名にもなっている看板菓子メルヴェイユ(Merveilleux)はとても甘そうに見えて怖気づき、口にした事がありませんでした。メルヴェイユとは2枚のメレンゲの間にクリームを挟み、上に生クリームを絞って削ったチョコレートを掛けたケーキの事なのだそうですが、揚げ菓子みたいなものもありそう?よく分かりませんが、このお店のケーキはメレンゲにクリームのタイプです。
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ところが先日、「今年は誕生日ケーキを食べ損ねた」とぽろっと私が口にした事を覚えていた夫が、気を利かせてメルヴェイユを手に帰宅したのです。興味があったお菓子ですし、夫の優しさが嬉しく、有難く頂きました。
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結果から言うと、流石フランス。パンチある甘そうな見た目に反して、甘さも程よくとても美味しかったです。これなら他の味も食べてみたいかも。メレンゲにクリームがのっているだけという感じなので、生クリームが苦手な人は避けた方が良いと思いますが。クリームがOKであれば、日本人の舌でも抵抗なく食べられる甘さでした。
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クリームがこんなに!と若干怯みましたが、メレンゲのサクサクした食感がアクセントになって、飽きずに食べられました。ただドリンクは必須です。

食わず嫌いは良くありませんね。試して良かったです。夫よ、ありがとう。

Aux Merveilleux de Fred
37 8th Ave
New York, NY 10014
TEL: (917) 475-1992
お店のHPはこちら

2017年9月18日 (月)

ミッドタウンにできたアマゾンの実店舗書店

今にも降り出しそうな月曜日のニューヨーク。今日は午後から雨が降る可能性があるみたいですが、降水確率はとても低いです。本当でしょうか?1日太陽が出ないので、最高気温は24℃と昨日と比べると低め。でも湿気があるので、そんな涼しくも感じないかもしれません。

本日から国連総会が開催されるため、ミッドタウンイーストを中心に大規模な交通規制が行われます。トランプ大統領も演説の為ニューヨークに滞在するので、10以上の抗議デモが計画されており、色々不便な1週間になりそうです。移動の際は予め交通情報を確認の上、余裕を持って移動した方が安全そうです。

フランスの鉄道駅で、アメリカ人の留学生4人が化学品(硫酸?)を顔や足に掛けられて病院に搬送される事件が起きたことが大きく取り上げられています。4人とも命に別状はなく、入院して治療を受けているとの事。犯人のフランス人の女は既に逮捕されています。犯人は精神的に不安定な状態で、テロ組織との関わりは無いと断定されました。それにしても怖いですね…。
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さて、今回はミッドタウンにできたamazonが経営する実店舗の本屋さんを冷やかした感想です。
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先週1週間、在庫確認の為に休みだったり、首の調子が悪いので大事をとって体を使うボランティアをお休みしていたお蔭で久しぶりに自由時間が沢山ありました。そんな訳で、クレジット補償の手続きを取ったり、お礼状を書いたりと普段なかなかできなかった事をまとめて済ませていました。

それでもちょっと時間があったので、ついでに旅行の予定を立てるために調べ物をして。ネットでは情報の整理が上手く出来ないので、いまだにガイドブックを読むのが好きな私は中身を見て購入するガイドブックを決められないものかと実店舗に足を運ぶことにしました。
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そこでネット販売の王手であるアマゾンがコロンバスサークルに本屋の実店舗を構えて大きな話題になっていた事を思い出し。丁度夫との待ち合わせ近くに、最近2店舗目となる本屋を開店したばかりで話題になっていた事も芋蔓式に思い出しました。

そこで少し早く家を出て、エンパイアステイトビルの向かいにある書店に足を延ばすことに。久しぶりに帰宅の途に着く人が多い夕刻のミッドタウンに足を踏み入れたら、その人の多さに辟易しました。観光客と家路を急ぐ人が入り乱れて、大変な人混みです。
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アマゾンの書店は、対面通行の太い通りである34丁目の5番街近くに位置しているので目立ちます。向かいにはエンパイアステイトビルがあるだけでなく、直ぐ近くにデパートのメイシーズ。少し歩けばフラットアイアンやマディソンスクエア・パーク等がある好立地なので、人も沢山いました。

でも入ると売り場面積が思ったよりも小さくて拍子抜け。しかも全ての書籍が表紙を表にして置かれているので、商品数が圧倒的に少ない印象です。お目当てのガイドブックも本棚が2つしかなかったと記憶しており、結果買いたかった国のガイドブックは姿形も無い状態。
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明るくて、すっきりしていて、見やすい店内でしたが、正直何のために実店舗を作ったんだろう?とちょっと不思議な気分でした。見比べて検討するつもりでいた時間が全て浮いてしまったので、横に併設されているカフェで時間を潰すことに。

このカフェはストンプタウンの豆を使ったコーヒーが飲める空間。観光客が多い地域なので、休憩したり、ちょっと小腹に入れたりするのに便利そうな立地でした。カフェとしては利用価値が大かも?
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これからディスカッションやリーディングのイベントが行われたりするのでしょうか。無料イベントの開催に期待です。

AMAZON BOOKS

34TH STREET (Manhattan)

7 W 34th Street

New York, NY 10001

Phone: (212) 695-8704
お店のHPはこちら

2017年9月17日 (日)

映画『コロンバス』

霧に覆われている日曜日のニューヨーク。本日の予報は晴れ時々曇り。今は晴れそうもないように感じてしまいますが、最高気温が27℃まで上がるのを見ると昨日の様な気候になるのでしょうか。今日も湿度が高めみたいなので、汗ばむ陽気になりそうです。

今日はハリケーン・ホゼの影響で海が荒れるので海岸には近づかないよう注意が促されています。毎回ハリケーンが近付くとサーフィンに繰り出す人達がいますが、先日それで若い男性が行方不明になったばかり。今回は無謀な事をする人達がいないように祈るばかりです。

ハドソン川沿いに新たなビルが建ちまくっていますが、57丁目に完成したピラミッド型の目を惹くビルの下に8スクリーンある新たな映画館がオープンしました。なんでも座り心地の良い椅子とバーがある最新の映画館なのだとか。映画館が見たくてショーをチェックしましたが、あまり惹かれず。でも近いうちに何か観に行けると良いな・・と思います。
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さて、今回は現在公開している映画『コロンバス』(Columbus)の感想です。
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ベッドバグ(トコジラミ)が問題になってからすっかり映画館から足が遠のいてしまった私。腰の調子がすこぶる悪かったこともあり、ここ数年全く映画を見ていませんでした。映画を見るといったら飛行機の中くらい。家でもカウチがないので、床に座って映画を見ていると腰が痛くて堪らなくなるので、結局見なくなっていました。

そんな私ですが、ボランティア仲間2人が別々にこの映画を推薦してくれたのと、丁度腰の調子が良い時が重なったため、久方ぶりに映画館に足を運びました。調べてみると上映しているのがウエストヴィレッジにあるIFCセンターのみみたいだったので、チケットを予約。
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もう既に上映期間の終わりに近づいているのか、IFCセンターの中でも特に小さい、30人も入れば一杯になってしまう小さな劇場での上映でした。それでも小さな劇場は満席になりました(途中で飽きたのか退席していた人がいましたが)。

監督はこの映画が長編映画デビュー作であるKogonaga氏。今まではビデオエッセイニストや映像エディターとして活躍してきた方みたいです。私に勧めてくれたボランティア仲間達は彼が日本人だと思っていたので私もそう思って映画を観ましたが、映画の主人公は韓国系アメリカ人という設定。帰宅して調べてみると、Kogonaga氏も中西部で育った韓国系アメリカ人だとか。
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今まではご自身の情報を出さずに活動されていたものの、映画の監督ともなるとそうもいかず初めて表舞台に出てきたみたい。Kogonadaという芸名(ペンネーム?なんていうのでしょう?)については、監督が尊敬する小津安二郎監督の脚本家を務めた野田高梧氏の名前をもじったという事らしいです(今朝聞いたポットキャストでそう仰っていました)。

ボランティア仲間が私がきっと気に入ると考えた理由は、私が近代建築やモダンアートに興味があると思っているから。確かに全く知識はありませんし、全然美術館とかに足も運びませんが、興味はありますし。きっと仰らなかったものの、同じ日本人だから興味があるのでは?と考えたのではと推察します。
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2時間弱の映画を観た感想は、一言では言い難い余韻を残す素晴らしい作品だというもの。批評では「小津監督の『東京物語』を彷彿とさせる」という意見が見られますが、私は観たことがないので解りません。ただ、ハリウッド的な作りではない、盛り上がりやアクションに欠ける淡々とした映画で、夫も私も非常に気に入りました。

別にクライマックスが無いからと言って、感情が動かない訳ではありません。それどころか、ずっと心の何処かが痛いような、悲しいような、空しいような、怒り出したいような、何とも言えない重い気分に襲われ続けます。でも、わざとらしい、ここで泣いてください!みたいな音楽も台詞回しもないので、泣きたいのに泣けないような状態で見終りました。そんな所も、日常に似ています。実生活では、なかなか泣けませんからね・・・。
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でも脚本や映像のこま割や撮影手法が凝っていて素晴らしいというのは勿論あるものの、私がこの映画をいたく気に入った主な理由は、建築の使い方でした。本当の主人公は主演の男女ではなく(いや彼らの演技は素晴らしかったですし、主演の女の子はとても説得力があると思ったのですが)、近代建築だといっても過言ではない存在感を放っていました。

大体インディアナ州のコロンバスという町自体、存在を知りませんでしたし。ましてやそんな片田舎(失礼!)に、これほどまで素晴らしい近代建築物群があるなんて。建築物が有する人を癒す効果が映画の鍵として使われていることもあり、建物を今までと違った角度から見たり感じたりするきっかけに成り得る映画だと感じました。
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出てくる街並みや建物があまりにも素敵なので、コロンバスに旅行に行きたくなりました。監督は元々近代建築やモダンアートに興味があり、ニューヨークタイムズ紙が掲載したアメリカの近代建築が楽しめる都市ベスト10にコロンバスが入っていた事に驚き。初めてその存在を知り、興味を持ったと語ってらっしゃいましたが、この映画がきっかけでコロンバスを訪れる人が増えるのではないかと想像します。

私は心に響く素敵な映画を観た後は暫く映画の世界から帰ってこれなくなってしまうのですが。この映画を観た後も、家に帰り着く道すがら夫を放ったらかして黙り込みがちに。確かに人に薦めたくなる、作品でした。ご覧になっていない方は是非。
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2017年9月16日 (土)

本『Americanah』

霧に覆われている土曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ時々曇り。最高気温は27℃まで上がる予報で、湿度は昨日よりも高くなるとの事。今日も汗ばむ陽気になりそうです。

まだ首が痛むのですが、昨日はとても気分が良く。久しぶりに倦怠感がなく、頭痛やめまい、吐き気もなし。でも、大事をとって今週はボランティアをほぼお休みしているので、1日本を読んだり、お礼状を書いたりしてのんびり過ごせました。体の調子が良いと、こんなに色々できるんだーと改めて健康の大切さを感じました。お医者様に低血圧が悪化していると指摘されたので、最近の眩暈や吐き気の原因はそれかも。低血圧改善に取り組みます。健康第一。皆様もお気をつけください。
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さて、今回は小説『Americanah』の感想です。
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この小説は今年の2月1日に発表された『One Book, One New York』の受賞作として大きくニュースに取り上げられたことで初めて知りました。出版は2013年。著者はナイジェリア人女性のChimamanda Ngozi Adichie氏です。彼女は現在アメリカとナイジェリアに半分ずつ滞在して執筆活動をしているようです。

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(本の中でNgoziのNは発音しないという台詞が出てきたと記憶していますが…)氏のこの作品は大きな話題になったようで、何かの記事で「貴方が地下に潜って外界との交渉を遮断していなかった限り、彼女の名前かアメリカーナという本のタイトルは耳にした事があるでしょう」と書かれていて、そんなに話題になってたんだ…知らなかった、と思ったのでした。その位話題になり、売れた本。
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受賞のニュースでの受賞理由や大まかなストーリーを聞いて興味を持ったその日に、たまたま訪れた古本屋で山と積まれた新品のアメリカーナが確か$7位で売られているのに遭遇。これも何かの縁と購入したのでした。

その後、公園で読んでいたら「その本は素晴らしいわね!」と見知らぬ女性が話しかけてきたり。ボランティアで持ち歩いていたら、編集者をしていたボランティア仲間から「私もその本をいたく気に入ったわ。よく書けてるわよね」としみじみ言われたり。周りの反応も上々。
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実際読み始めたらあまりの面白さに、彼女の今まで出版された著作を次々購入してしまった程。そして夢中になって読んだ割には、読み終わったのは先月。インターバルを置きつつ、休み休み大事に読みました。

そんなにまで面白かったのに何故一気に読んでしまわなかったかというと、(体調がすぐれない日が続いたり、ボランティアが忙しいこともありますが)読んでいるととても感情的になったり、色々考え込んでしまうので凄く疲れるから。そして通常私は夜寝る前のベッドで本を読むのですが、この本を読むと脳が興奮して眠れなくなってしまうから。
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結局、昼間しか読めないけれど平日は毎日ボランティアや家事があり。週末は夫と過ごすため、なかなか読む時間が取れずに8月の終わりまでかかってやっと読み終えた訳です。

私は原則的に全ての本を読み終えたら寄付してしまいます。手元に残しているのは、画集や写真集、友達にプレゼントされたごく一部の本のみ。例外として持っているのは、大好きな村上春樹、江國香織、梨木香歩さん達の本数冊のみです。なのに、この小説は手元に残そうかと迷った程夢中になって読みました。
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とは言え、読後感は全然よくありません。結構どよーんとしました、個人差はあると思いますが。また読んでいる間も、胸を突かれることがよくありました。

加えて読んでいたのが丁度トランプ大統領が誕生して、人種や階層について活発に議論が戦わされたり、事件が次々と起きてニュースを賑わせたりしていた時期でもあり。かてて加えて、自分も有色人種の外国人として暮らしている立場でもあったので、全然他人事でもなく。なんというか、読んでいると今までしてきた嫌な体験やストレスが溜まる出来事がドワーッと甦る気がしたり。でも、私は日本人なのでまだしもラッキーなんだよな…と思っては自己嫌悪に陥ったり。なかなか感情の起伏も激しい読書体験でした。
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主人公であるナイジェリア人の男女もとても魅力的で、純粋に主人公に感情移入できますし。現在も議論の中心である差別問題や移民/難民問題についても、とても考えさせられます。そしてアフリカの魅力に触れ、旅行したい気持ちが高まりました。

この本は(殆ど本を読んでいないので説得力がないですが)今年一番面白い本でしたし、近年読了した本の中でも群を抜いて楽しめました。まだお読みでない方は是非。お薦めです。
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本がとても面白かった事もあり、また元々アフリカに非常に興味があることもあり、著者のリーディングに行きたいと思いつつ、前回はチケットが完売して行くことができませんでした。でも、10月に開催される『The New Yorker Festival』の彼女のディスカッションのチケットを購入することができました(今見たら完売していました。凄い人気ですね、やっぱり)。

今から彼女の生の声を聴くのがとても楽しみです。

2017年9月15日 (金)

アメリカ自然史博物館のツアー

雲1つない快晴の金曜日のニューヨーク。今日は1日晴れる予報で、最高気温は28℃。湿度がちょっと高いみたいなので、今日も汗ばむ陽気になりそうです。週末も天気が良さそうなので、行楽日和に出掛けたい気分です。

ロンドンの地下鉄ディストリクト(緑)ラインで、爆弾が爆発した事件が大きく報じられています。テロとみられるそうで、まだ詳細はわかっていない模様。現在のところは死者は出ておらず、複数人が怪我を負ったようです。この事件を受け、ニューヨーク市警もニューヨーク市民に警戒を呼び掛けています。夫が電車通勤ですし、丁度もう直ぐロンドンへ出張しようと準備をしているところなので、ダブルで心配です。何事も起こりませんように。
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さて、今回はボランティアの研修の一環として参加したアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)のツアーの感想です。
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ずっと立っていると何故か気分が悪くなったり、フラフラしたり、肋骨辺りが痛くなってきたりするので、すっかり美術館や博物館から足が遠のいています。旅行に行っても、歩くばかりで美術館等はご無沙汰しがち。

しかしアメリカ自然史博物館のツアーを無料で受けられるとなれば別。ツアーであればせいぜい1時間位でしょうから体調を崩すことはないですし、無料なら1時間だけの為に入館しても勿体なくありません。加えて、ボランティアとしての知識も増える可能性があるので喜んで参加しました。
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私達は特別に1人のガイドさんがついてくださいましたが、そもそもアメリカ自然史博物館の入館料を払えば誰でも追加料金無く参加できるハイライトツアーだったのだと思います。全てのツアーは1階のBernard Hall of North American Mammalsに集合。開始時間は、10:15, 11:15, 12:15, 1:15, 2:15および3:15からとHPには書かれています。変更があるかもしれませんので、事前にHPにてご確認ください。

このツアーでは、広大なフロア面積と莫大なコレクションを誇るアメリカ自然史博物館の見方を教えてくれました。ツアーガイドはボランティアの方。凄い知識量で、面白可笑しく見所や見方を教えてくださいます。
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ガイドになる為にはクラスを取ったり、試験に受かったりせねばならないそうですが、「定年退職して自分の興味がある科学について学べて楽しくて仕方ないの!こんな膨大な知識をどうやって覚えるんですか?って質問されるけれど、誰もゴシップを勉強して覚えようなんて思わないでしょ?私にとってこの博物館について知ることは、ゴシップ記事を読むようなものなのよ!なーんにも努力なんてしてないの。」と笑ってらして、本当に素敵な女性でした。

私は大学生時代この博物館のファンで、マンハッタンを訪れたら必ずと言ってよい程足を運んでいました。でも、何となく見ていただけで、この博物館の真価を全然解ってなかった事にこのツアーにのって気付きました。お子さんもとても楽しめる内容だと思いますし、科学に興味を持つきっかけに成り得る内容だと感じました。
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実際そんなに科学に興味が無い私も、絶対に再訪しようと思いました。展示の順番や距離も太陽系の距離に因んで決めてあったり。本物の骨と模型の違いをシステマティックに示していたり。床にある模様だとばかり思っていた線が、説明&模型と本物の化石の関係を示していたり。全てに意味がある展示で感心してしまいました。

生き物の展示では、進化の過程に沿って展示室をぐるりと廻って化石や模型を学べたり。各展示室の入り口に、その部屋が説明しようとしている大きな質問が掲出され、展示を見ていく内に答えが分かるように配置されていたり。考え抜かれた、科学者が訪れても満足がゆく内容にしてあるとの事。
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実際にリサーチ博物館として活動しているため、全ての恐竜の骨は科学者が外して持って行けるように設計されており。よく見ると、1つ1つの骨が金具で取り外しできるように展示されています。博物館として40人以上の科学者を雇っており、深海の研究をしたり、恐竜や何かの化石が発見されたら発掘の指揮を執ったりと日々研究を重ねているという話も驚きました。全然知らなかった・・・。

説明を聞くと、只の博物館だと思っていた展示が、一大リサーチセンターの様に見えてきます。私に子供が居たら通いつめちゃうと思いました。実際一緒にツアーにのっていた方々は、定期的にこの博物館を訪れていることを知り感心。植物や環境問題に興味を持っていると、この博物館にも興味を持つんですね。
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ようやく夏休みも終わった事ですし、もう少し寒くなって外で過ごせる時間が減って来たら夫と共に再訪します。

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