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2013年6月

2013年6月30日 (日)

ダイク・マーチ 2013

今にも雨が降り出しそうな曇天の日曜日を迎えたニューヨーク。今日は日中から夕方にかけて雷雨に見舞われるかもしれない予報です。とは言え、先週1週間、ほぼ毎日雷雨の予報だったのに実際に降ったのは1日だったので、今日もどうでしょうか。

さて、2013年6月29日(土)の昨日は毎年プライド・ウィークエンドの土曜日に行われるダイク・マーチ(DYKE MARCH)の日でした。ブライアントパークを午後5時に出発し、ワシントンスクエア・パークまで歩くという道程も去年と同じ。
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ただ、去年とは違い道程ほぼ全てが日陰で、しかも時折涼しい風が吹いたので、今年は熱中症になることなく終点まで友人達と楽しく歩くことができました。また、先日国を相手に勝訴した、DOMAの終焉のきっかけを作った原告であるエディー・ウィンザー(Edith "Edie" Windsor)氏が飛び入りでマーチに参加したことで最高の盛り上がりでした。

そもそもダイク・マーチは数あるプライドの行事・ムーブメントがゲイ中心であることを問題意識として始められたレズビアンやトランスジェンダーの女性が中心になって行われるマーチ。勿論男性も多く参加しているのですが、あくまで企画・運営の中心は女性が担っています。

ダイクはレズビアン(特に男性役側)を指す蔑称で絶対に使ってはいけないタブー語なのですが、友人曰く「レズビアンの人達が自分達を指してふざけて言う分には構わない」との事。『負け犬の遠吠え』的な使われ方をしている訳ですね(本人は自分を全く悪く思っていない/下に見ていないので自虐ギャグとして使う)。
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実際友人はお兄さんに昨日の予定を聞かれ、「ダイク・マーチに参加するの」と言ったら、超真顔で怒られ、「そんな名称を使うなんて」と説教をされたそう。皆様も基本的には使用しないようご注意ください。

私たちはマーチの最後尾辺りでのんびりと歩いていたのですが、フラットアイアン付近で友人の携帯に「エディーさんがマーチに合流した」という連絡が入り、急遽歩道を走って最前列に移動。そこでエディーさんが『私がレズビアンであることはだ~れも知らない』と書かれたTシャツを着ながら歩いているのを実際に見ることができました。

近くで拝見しても83歳とは思えないエレガントでチャーミングな方で、堂々たる歩き振りでした。友人は感動して泣きそうになり、一生懸命写真を撮っていました。その後は大興奮で暫くノンストップで話通し。エディーさんは彼女たちにとってはヒーローそのものです。
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終点のワシントンスクエア・パークに到着したのは午後7時半頃。マーチに参加していた人達は噴水で水浴びしたり、演奏を継続しているバンドに合わせて踊ったりと思い思いに楽しんでいました。

上半身裸の人や濃厚なキスをする人が多いのにはどうにも馴れませんが、人間観察するにはうってつけのマーチです。アパートからレインボーフラッグを振っている人たちにマーチの人達も応えたりと、見知らぬ人達との交流も楽しめるフレンドリーなマーチでもあります。
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私にとっても毎年恒例の楽しみなイベントの1つになっています。

ケイト・スペードのポップアップ・ショップ

朝から晴れ渡って暑い土曜日のニューヨーク。水曜日に出た連邦最高裁判所の判決のお蔭で非常に街中が沸いているように感じるプライド・ウィークエンドを迎えています。

さて、今回は最近気になっていたポップアップ・ショップについてです。

人気のアパレルメーカー『Kate Spade』が週末をテーマに新たに展開している『Kate Spade Saturday』が2013年6月8日(土)~7月7日(日)までマンハッタンの4か所にポップアップ・ショップを開いています。
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そもそもケイトスペード・サタデーのカジュアルでカラフルなラインがとても可愛いくて気に入っていたのですが、先日から新しい店舗をそこかしこで見かけるな?と不思議に思っていました。そうしたら、小さなショーウィンドーに商品を展示し、そこにあるタッチパネルで商品を注文。1時間以内に指定の場所に無料で配達してくれるという面白い取り組みなのだという事を知りました。

支払いは
PayPalで。なんでも通常の店舗に比べて必要な面積が圧倒的に少ないので、新しいサタデーラインを知ってもらうために行っているのだとか。購入する側は、オンラインでオーダーするのに比べて間近で素材や色を確認することができるため、安心して購入できるメリットがあるとブランド側は考えているようです。
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ポップアップショップはブランドのイメージ通り、とってもカラフルでキュート。見かけると思わず足を止めてしまいます。

私の歳とスタイルでは、とても洋服に手を出せない気がしますが、傘等の小物もとても可愛いので欲しいなぁ~と思ってしまいます。その前に働けという話ですが・・・。

皆様も通りかかったら、タッチパネルを操作して遊んでみられてはいかがでしょうか。

2013年6月28日 (金)

クラスメイトとの交流

今日も午後から夜にかけて雷雨に見舞われる可能性があるという予報の金曜日のニューヨーク。昨晩も午後9時から急に激しい雷雨に襲われて、ずぶ濡れになりました。いつもは持ち歩いている折り畳み傘を、大荷物に負けて荷物から出した途端に降るのですから、自分の雨女っぷりに苦笑しました。

今朝は今年に入ってから大きな論争を呼んでいる移民法の修正案が上院を通過したことが大きなニュースになっています。ただ、下院を通過するのは難しいと考えられているため、まだ大きな喜びの声は挙がっていません。

現政権は違法移民を正式に認知することによって税収が上がり、人権も守られ(特に子供達)、アメリカにとって良い事の方が多いということを主張する資料を作ってメールで送ってきたりと法案成立に全力を尽くしているようです。が、どうなることでしょう。
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さて、徐々に回復していますが相変わらず元気全開とはいかず、ボランティアは再開したもののそれ以外は家にこもりがちな日々を過ごしているため、今回はクラスメイトとの徒然です。

ボランティアを通じて沢山の人達と知り合い、お話する機会を得られるようになったここ数年。毎日のようにボランティア仲間やお客様/ビジターの方達、スタッフさん達とお話しさせてもらい、楽しい日々を過ごしています。

が、それでもやっぱり英語の発音が悪くて(もしくは声が小さくて)聞き返されることが結構あります。私は高校・大学とこちらに通って6年間をアメリカで過ごした割には、いつまで経っても英語の発音が良くなりません。
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それでいつまでもこのままじゃいけない・・・と反省し、夫に甘えて英語の発音を矯正するクラスに通わせてもらっています。結果としてクラスに通った位では発音は良くならないと解ったのですが、英語に自信がないあまり、声が小さくて聞き取りにくいということも聞き返される大きな要因だと気付いたこと。友達に釣られて思わず早口で話してしまい、余計に聞き取りにくくなっていたために、ゆっくりと話すべきであること。日本語を話すときに比べて、大げさなくらいに大きな口を開けなければいけないこと。等、気付けただけでも収穫がありました。

もう直ぐそのクラスも終わってしまうのですが、発音を矯正するためにそれほど大きなクラスではないので、クラスメイトととても楽しくやっています。

その中にアメリカに暮らして40年、お歳も83歳というブラジル出身の女性がいて、彼女とは特に仲良くなりました。彼女は夫に先立たれて寂しい思いをしており、このままではいけない!と一念発起してクラスを受講しているとの事。

とっても明るくて、前向きで、英語を上手に話せるようになりたいという気持ちを凄く感じる素敵な女性です。ニューヨークで暮らしていると、こんな風に歳を取りたいなぁと感じるような素敵な女性に沢山お会いする機会がありますが、このクラスメイトも83歳にしてまだまだ新しいことに挑戦するその気持ちを見習わなくちゃと思わせてくれる存在です。
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ラテン系のフレンドリーなのりはそのままの彼女は、会うとハグ。別れる時もハグ。(まぁ、それはヨーロッパ&アメリカの友人達も皆そうですが。)来週は会えないともなると、「電話してね!約束よ!!」と声を掛けてきます。私が体調不良でクラスを休んだら、わざわざ電話をしてきてくれました。

そして今週は「旦那様と飲んでね。これはブラジルではとっても人気のあるソーダなの。」と2本のグアラナソーダを持ってきてくれました。ブラジルでは国民的なドリンクなのだそうで、「コカコーラなんかより断然美味しい」のだそう。彼女はグアラナソーダを飲みたいがために、ブラジルからの輸入品を扱う食品店に買い物に行くそうで、お裾分けしてくれたわけです。

彼女の家は遠いのに、わざわざ私達のために重いドリンクを運んできてくれたのも感激しましたし、自分の国の特産品(?)を試してほしいと思ってくださったのも有難くて、夫と2人で喜んでいます。試すのが楽しみです。

家に帰って夫にそのことを話すと、夫は「あぁ、グアラナでしょ?日本でもコカコーラが広まる前に飲まれてたんだよね。確か今でも北海道では飲まれてるんだよ。北海道だけは、コカコーラの前にグアラナが広まったんだよ。」と豆知識を披露してくれました。日本は本当に多種多様で、興味深い国ですね。
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そんなこんなで、英語の発音に上達は見られないもののクラスをとても楽しんでいます。本当は継続して勉強するべきだとは思うのですが、収入もないのにそんなことばかりやっても居られないので、今後はクラスで録音したものを元に自分で練習するつもりです。

折角良い出会いに恵まれたのだから、クラスが終わってもクラスメイトと連絡を取り合いたいと思っています。

2013年6月27日 (木)

お祝いのケーキ

今日も夕方には雷雨が来るかもしれない予報で、朝から湿度が高くムシムシと暑い水曜日のニューヨーク。

今日は今年に入って何かと話題だった2件の同性婚に関わる案件について連邦最高裁判所(The Supreme Court)が判断を下しました。
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1件目は、2008年にカルフォルニア州で行われた住民投票によって修正された州憲法修正案「提案8号(Proposition 8)」の合憲性について。『提案8号』では、結婚の定義が『男女間』に限定される修正がなされ、同性婚が禁止されましたが、それが合憲かという事が争われていましたが、違憲であるというはっきりした判決が示されたようです(まだ、判決文を読んでいないのでメディアの発表を信じるならばですが)。

(2013年6月28日追記)昨日各社から記事が出たので読んだところ、カルフォルニア州憲法修正案「提案8号」に関しては、審議にかける時間が短すぎ、連邦最高裁判所は判断を下す立場にないとして、訴えを棄却し事案を差し戻したそうです。違憲であるという判決ではありませんでした、申し訳ありません。違憲判決ではないため、現在同性婚を禁止している州は本判決により法律を変更する必要はありません。ただ、カルフォルニア州だけは、州最高裁判所に事案が差し戻されたことにより、一時的に同性婚が認められることになるようです。DOMAは違憲だと判断されたため、連邦レベルでは同性婚も異性婚と同様の権利が認められるようになるため、州レベルで辻褄を合わせる必要は生じるかもしれませんが・・・。

2件目は、結婚は男女間に限ると定義した連邦法「結婚防衛法(Defense of Marriage Act、DOMA)」の合憲性に関する争いでした。が、こちらも結婚の定義を男女に限定することにより同性のカップルを差別しているとはっきり認めたようです。
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この2件の判決は、合憲か否か、差別か否かという2通りの判決だけではなく、『訴えが起こされた案件に限っては』という限定が付くケースや、『そもそも最高裁が判断すべき案件ではない』として差し戻されるケース、等様々な判決が出る可能性があったようなのですが、どちらも実質的には同性カップルの権利を認める内容となりました。

お蔭でニューヨークはお祝いムード。タイムズスクエアでは『同性カップルはDOMAの終焉を喜んで!』というメッセージが掲出され、LGBT運動が始まったと言われるゲイバー『Stonewall』では5:30PMからお祝いが行われるそう。
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私もとても嬉しくて、お祝いに『the color of love』と呼ばれる結婚の平等を訴えるロゴマーク(上に張り付けた赤地に2本のピンクのラインが入ったロゴ)に因んだケーキを焼きました。が、何故か生地が緩すぎて重ねることができずに失敗。最近失敗しなくなっていたのに・・・。

なにはともあれ、着実に時代は動いています。

2013年6月26日 (水)

フムス好き

今にも雷雨が来そうな火曜日のニューヨーク。昨日から真夏日が続いており、ニューヨーク各地に水分を補給し涼める場所が用意され、熱中症に注意するよう呼びかけられています。

なかなか体調が良くならず再度医者を訪れ新しい抗生物質を処方されました。お蔭で週末から今日まで家で大人しくしていましたが、明日からはボランティアに復帰できそうな気配です。相変わらず夫は夜は自宅で電話会議をしているし忙しそうですが、まぁ働き盛りですし仕方ないですね。

ニュースでは、学校の課外授業でベアマウンテンに日帰りで出掛けていた生徒が溺死したことが大きく取り上げられています。遊泳禁止区域に勝手に遊びに行き、事故にあったようですが、引率者の責任問題などに発展しそうな雲行きです。

ウェブの記事では、夏日に犯してはいけないファッションのタブーを特集しており、ローファーと短パンに合わせて短い白靴下を履くこと、ビーチサンダルを地下鉄で履くこと、Tバックを公共の場で履くこと、トップレスで日焼けすること、白い麻のパンツを穿くこと等を挙げていました。

が、ニューヨーカーは何時でも何処でも、夏になればビーチサンダルを履いていますよね?可愛いサンドレスにだって、パンツにだって、とにかくビーチサンダルを合わせている人は多いと思います。それは地下鉄内もしかり。NGである理由付けは『もう既に地下鉄内には十分な皮膚の欠片が浮遊して空気を汚しているのに、裸足の皮まで要らない』ということでしたが・・・。
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さて、最近とにかく家から出ていないので、今回は今年に入ってはまっているフムスについてです。

フムス(Hummus)とは、ひよこ豆を潰した物をゴマペースト、オリーブオイル、にんにく、塩等と混ぜてペースト状にした食べ物です。ニューヨークでは地中海料理や中東料理が広く浸透していますが、フムスは中東料理で広く一般に食べられています。

今までも外食する時には前菜で食べたり、サンドイッチに塗られていたりしてよく食べていたのですが、今年に入ってから自宅にも常備して事あるごとに食べるようになりました。

そもそも今年に入って時間がなかなか取れず近所のスーパーマーケットで買い物を済ます機会が増えたのですが、その際にレジに並ぶ人々が頻繁に野菜、ヨーグルト、ミルク、チキンかサーモン、パンかクラッカー、そしてフムスを購入していることに気付きました。
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組み合わせから健康志向の人々がフムスを購入しているのだと漠然と気付くようになり、確かにひよこ豆のペーストなのだから健康的かもと思い始め。試にパッケージされたフムスとクラッカーを購入してみると、週末に小腹が空いた時や、平日の自分一人のランチ等にピッタリなことに気付き、以来常備しています。

フムスには兎に角色んな味があるので飽きません。レモン味、赤パブリカ味、ガーリック味、ハラペーニョ味、ドライトマト味、枝豆味、3色ミルフィーユ風、など等。そして一緒に食べるクラッカーも胚芽っぽいものから普通のクラッカーまで種類豊富。組み合わせでバリエーションが出るので、飽きずにサッパリ楽しめます。

少し酸っぱいのも胃がもたれ易い中年夫婦には良いですし、非常に手軽で重宝します。ピクニック等にも最適。

以前まだTVが観れた頃、TVコマーシャルで家事が苦手なお母さんがやることの多さにパニックを起こした時に、お父さんと子供たちがフムスとパン、生野菜を並べて「これで美味しい食事の出来上がり!」と言ってお母さんが嬉し泣きするというようなのがあったのですが、正にそのCM状態になっている訳です。

サンドイッチを作るときにも、マヨネーズの代わりに使うと味にバリエーションを出せますので、お勧めです。

2013年6月23日 (日)

ハイラインのパブリックアート

相変わらず乾燥した気持ち良い天気が続いている日曜日のニューヨーク。晴天で何処かへ出かける人が多いのか、街はまだ静かなのに沢山の車がトンネル目指して走っています。

昨日も気持ち良い晴天だったので、マーメードパレードは大盛り上がりしたようです。また、セントラルパークではアウトドアイベント『Adventures NYC』が開催されて、沢山の人がマウンテンバイクに試乗したり、フリークライミングを楽しんだり、丸太をのこぎりで切ってみたりと、アクティブに楽しんだようです。

この季節になると市民に体を動かして健康的に過ごしてほしいニューヨーク市が色々なイベントを開催するので、無料で様々な体験ができて嬉しい限りです。今年もサマーストリート等のイベントを楽しみにしています。
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さて、今回は先日新しくなったハイラインのパブリックアートのご紹介です。

定期的に展示が変わるハイラインのパブリックアートの中でも目立つ存在なのが、18丁目付近にある巨大ビルボードのアートではないでしょうか。そのアートが2013年6月3日(月)~7月1日(月)までRaymond Pettibon氏による『No Title (Safe he called…)』になっています。
008_2 いつ訪れても新しい発見のあるハイライン公園。良い季節になってきたので、音楽イベントなども多く開催され益々活気に溢れています。
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先日近所に住む方と話していたら、「私は趣味でフランス語を勉強しているんだけれど、実際に話す練習をするために朝早い時間にハイラインを散歩するようにしてるんだよね。そうすると沢山のフランス人観光客が居て、少し会話できるんだよ」と仰ってました。工夫次第で色んな楽しみ方があるもんだな、と感心した次第です。
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近所のお店で無料で貰ったという巨大パルーンを持って散歩を楽しんでいる女性もいました。ニューヨークではそこら辺で心躍る景色と出会います。

夏至の日はタイムズスクエアでヨガ

本当に美しい日が続いていて気持ちの良い土曜日のニューヨーク。暑すぎず、晴天でニューヨーカー達もニコニコです。

今日は毎年恒例のマーメイド・パレード(Mermaid Parade )がコニーアイランド(Coney Island)で行われます。このパレードは1983年から毎年行われており、夏の始まりを祝うコスチュームのお祭りなのだとか。昔は遊園地があってニューヨーカーが夏に訪れるリゾート地だったことを思い出すために始められたらしいのですが、よくわかりません。

とにもかくにも、秋に行われるハロウィーンパレードの様に皆で仮装して楽しもう!という事らしく、友達も毎年楽しみにしています。今年は誘われたのですが、体調が悪いのでパス。のんびりとした週末を過ごすつもりです。
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さて、今回は毎年夏至になるとタイムズスクエアで行われる無料のヨガイベント『Solstice in Times Square: Athleta Mind Over Madness Yoga』です。
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今年の夏至は昨日、2013年6月21日(金)でした。そのため昼間一緒にボランティアをしていた仲間は、「Happy first day of summer!」と挨拶を交わしていました。

去年、夏至にタイムズスクエアで行われるヨガの無料クラスに参加したら思いの外面白かったので、今年はスムーズに入場できるように3週間前からばっちり登録して参加してきました。今回は友人も参加できるということだったので、皆で楽しんできました。

この日は朝から晩まで5クラスが随時開催され、先着1,200人が無料のヨガマットやサンプルを貰えます。私達は最終の7:45PMからのクラスに申し込んでいたのですが、お喋りしながら待てば良いし、ヨガマットが欲しいから、と早めの6:30PMに会場に到着しました。
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このイベントに参加するには、ブロードウェイに沿って設置された複数のチェックポイントから入場しなければいけませんので、そのチェックポイントで並んで待ちます。チェックポイントから会場に入れたのが7PM位でした。

その後はクラスが始まるまで写真を撮り合ったり、お喋りしたり。皆さん、ヨガのポーズをきめて写真を撮ってはソーシャルメディアにアップしていました。

去年はとてもアクティブなインストラクターだったのですが、今年はリラックスすることが中心のクラスでちょっと拍子抜けしました。個人的にヨガのニューエイジっぽい感じが苦手で、純粋に体を動かす感じが好きなので、今年のクラスは好きになれませんでした。

友達もなんだかなーって感じだったようで、途中からヨガを放棄してました。まぁ、無料だから文句言えませんね。トラベル用のヨガマットやらお菓子のサンプルやらを貰いましたし。
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ヨガが終わった後も、テントに用意された無料のTシャツやら水のペットボトルやらパワーバーのサンプルやらを貰って満足しました。

体調がイマイチだったし、インストラクターも好きなタイプじゃないしでヨガは楽しめなかったのですが、友達と久しぶりに喋れたし、イベントの計画も一緒に練れたので良しという感じでした。

昨日初めてヨガを体験した友人はすっかりヨガに苦手意識を持ってしまったみたいなので、ブライアントパークのヨガに誘っています。インストラクターが違うとイメージも全然違いますし、下が芝生の方がやっぱり気持ちいいですしね。

なにはともあれ、やっぱりニューヨークを体験するには良いイベントだというのは皆一致した意見でした。皆様も来年の夏至には是非お試しを。

2013年6月21日 (金)

WWⅡ後のグリニッジヴィレッジの回想録

金曜日のニューヨークは最高気温が25℃で1日晴れの予報。週末も同じような快適な気温に晴天となる予報で、楽しい週末になりそうです。

さて、今回は最近読み終わったAnatole Broyard著の回想録『KAFKA WAS THE RAGE』の感想です。
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この本はチェルシーにある『
192 BOOKS』を冷やかした際に、店員さんのお奨めコメントが添えられていたことで興味を持ちました。その店員さんは新たにニューヨークに移り住んだ若きニューヨーカーへのプレゼントとしてこの本を選んでいるというコメント。

著者の
Anatole Broyard氏は1990年に亡くなった批評家。ニューヨークタイムズ等に文学やジャズの批評を寄せていたようです(主に文学)。

この回想録は
アナトール・ブロイヤード氏が軍人として第2次世界大戦直後の横浜での軍役を終えて帰国。実家であるブルックリンを出て、グリニッジヴィレッジで暮らし始めた1946年の事をエッセイ風にまとめています。

著者は癌に侵されながらこの本を書き、未完成のまま他界してしまいました。そのためか非常に短く、尻切れトンボ感が否めませんが、それでもとても面白い回想録だと思いましたし、長い間愛読されているのも頷けました。
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著者は軍人は無料で教育を受けられることを利用して、1946年のニュー・スクールに通いグリニッジヴィレッジで1人もしくは女性と一緒に暮らしていました。そのため回想録には第2次世界大戦直後の活気溢れるグリニッジヴィレッジの様子が描かれています。

この著者は彼の中に残る心象風景を上手に切り取って読者に見せてくれ、その時代のワシントンスクエア周辺の文化や言葉遊びに真剣にのめり込む人々の空気が読むだけで感じられたのが先ず面白かった。今でもグリニッジヴィレッジ周辺は魅力的な地域ですが、本に登場する1946年のそれは1920年代のパリのような雰囲気。
ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』みたいに一寸タイムスリップしてみたいと願わずにはいられない魅力的な街に映りました。

短くて面白いので手軽に読めますが、使われている単語は(少なくとも私にとっては)とても難しく、英単語の意味を調べても、そもそも訳語の日本語の意味も知らないので、その概念自体を調べなおさなければいけないことも度々でした。そのため思いの外読むのに時間が掛ったのですが、難しい概念や単語をわざわざ使うその感じも1946年のグリニッジの雰囲気を伝えていて楽しめました。

読み終わった後は、友達や知り合いに「ニューヨークは昔はこんなにヘンテコで熱量に溢れてたんだよ!」と知ってほしいような気分に確かになりました。実際、ドイツへ帰国するボランティア仲間へのプレゼントとしてこの本を贈りました。読み終わった本は、友達に貸し出すつもりです。
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ニューヨークにご興味がある方も、若者文化に興味がある方も、またただ単にビーチで読む面白い本を探している方も、この本はいかがでしょうか?

2013年6月20日 (木)

ジャンクフード万歳!なグリルド・チーズ専門店

朝から気持ちよく晴れている木曜日のニューヨーク。最高気温は24℃の予報で、過ごしやすい1日となりそうです。

今朝は昨日の早朝イーストビレッジで起こった交通事故のドライバーが酒気帯び運転で逮捕されたことがニュースになっています。この事故は6:30AMに起こったそうで、猛スピードで走行していた自動車がイーストビレッジの雑貨屋の軒先に突っ込み、6人が負傷しました(内、1人は重傷)。

マンハッタンでは定期的に店に車が突っ込むという事故が起こりますが、どちらかと言えば観光客が地図を見ながら運転をしていて操作を誤るとか、タクシードライバーが運転を誤るとかいったパターンが多かった印象があり、街中でレースを繰り広げて突っ込むというパターンは珍しい気がします。

歩道を歩いているといきなり車が突っ込んでくるので気を付けようがない訳ですが、お子様連れの方はお子さんを車道と反対側を歩かせるようにする等注意した方がいいかもしれません。
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さて、今回はアメリカ人が大好きなジャンクフードであるグリルド・チーズの専門店『Melt Shop』です。
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グリルド・チーズとはバターをたっぷり塗ったパンでたっぷりのチーズを挟み、パニーニの様にプレスして焼いたサンドイッチの事で、アメリカでは定番中の定番。学校のカフェテリアでもよく登場していましたし、簡単な屋台やカフェではほぼ必ずと言っていいほど見かけるメニューです。
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が、このレストランはグリルド・チーズの専門店だけあって、そんじょそこらのグリルド・チーズとは訳が違います。中に挟まれたチーズはたっぷりで食べるととろーりと蕩けますし、外側はカリッカリに焼かれて香ばしい。パンもバターたっぷりです。
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こう書くとお分かりのように、かなり太りそうですし、夫の様に元々グリルド・チーズが脂っぽくて苦手という向きには全く向きません。が、私の様にグリルド・チーズ大好きな人は大満足すると思います。カフェとかで食べるグリルド・チーズはパサパサしてチーズも蕩けないし・・・とお思いの方にはお勧めです。

しかもチーズの種類が豊富だったり、中にサンドする具材が数種類あったりと色々な楽しみ方ができるのもポイントが高い。私たちは試にフライドチキンが入ったサンドとポークが入ったサンドを購入しましたが、ポークは脂っぽ過ぎて2人とも駄目でした。が、チキンはとっても美味と私は思い、夫はこれなら食べれると思ったようです。
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サイドにはこれまた懐かしいチーズィー・ドッツ(小さな円柱形のポテトフライにチーズが掛った物)を。これも健康に非常~に悪そうなものの、美味しいし懐かしかったです。まぁ、グリルド・チーズと併せて食べるのは流石にしつこ過ぎましたが。

気軽に食事が楽しめますし、隣にある小さなパブリックスペースにあるテーブル席で外気を楽しみながら食事ができるので、一人旅で立ち寄るもよし、数人でお喋りに興じるもよし。フラット・アイアンからほど近いので観光のついでに寄るにも便利だと思います。
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グリルド・チーズ・サンドイッチ2種(追加でトマトとオニオン)にチーズィー・ドッツで$24.88(TAX込)でした。

Melt Shop
55 W 26th St

(at between 6th Avenue and Broadway)
Manhattan, NY 10010
TEL: 
(212) 447-6358
ミッドタウン・イーストにも店舗があるようです。メニューなどの詳細はHPにてご確認ください。

2013年6月19日 (水)

突然のプレゼント

朝から気持ちよく晴れている水曜日のニューヨーク。気持ち良い日なのに、体調がイマイチで今日も出掛けることができなそうです。

夏も本格化してきたので彼方此方でフリーイベントが開催されていますが、今日からマディソンスクエア・パーク(Madison Square Park)で無料のコンサートシリーズが始まります。初日の今日はスザンヌ・ベガ(Suzanne Vega)が登場するので、友達はこぞって出掛けます。私は誘ってもらったものの、ここでまた風邪を悪化させるわけにはいかないので泣く泣くパスしました。

夏は知り合いがニューヨークに訪ねてくる季節でもあり、来週には友達の兄夫婦&甥っ子が友達のリビングにあるソファーベッドで1週間近く寝泊りするとのこと。折角なので皆でデザートでも食べようという計画も進行中です。残念ながら、こちらも私は用事があって不参加と寂しい限り。B Boyスタンス(ラップ等でする悪ぶった振りの事)が上手い甥っ子君に会いたかったです。

昨日の午後2時頃タイムズスクエアで男性が刺されるという事件がありました。どうやら知り合い同士が喧嘩した後に起こった事件のようですが、嫌な感じです。引き続き、身辺警戒は怠らず。
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さて、最近はすっかり家に引き籠っているのでプレゼント自慢を再びです。

今年に入ってボランティア先でもすっかり古株になり、ボランティア仲間とも仲良くなってきました。そのお蔭か、何故か突然プレゼントをもらう機会が増えました。
011 こちらは先日もご紹介しましたが、ボランティア仲間がご自身の故郷を紹介する本をプレゼントしてくれたもの。ドイツ語、英語、フランス語で紹介文が書かれており、短く、端的で、綺麗な写真が旅情を誘います。この本を見たアメリカ人のボランティア仲間は「本当にこんなに綺麗なの?!」と驚愕していました。ニューヨークが汚すぎるのだと思いますが・・・。
001 タオル好きが知れ渡っている私への日本土産。ニューヨークで知り合って、既に帰国した友人がGWを利用して遊びに来た際にプレゼントしてくれました。彼女が以前プレゼントしてくれた手拭を現在代拭きとして使わせてもらっているので、代替えで使うのが楽しみ。涼しげな海の生き物の柄なので、暑いうちに使い始めたいものですが。
002 こちらも同じ友人からプレゼントされた昆布茶。週末のブランチにお茶漬けを食べることが多い我が家。それを話したのを覚えていてくれたのか、お洒落な昆布茶のプレゼントが気が利いていて嬉しい限り。早速週末夫婦揃って楽しませてもらってます。
008 こちらはボランティア仲間が突然プレゼントしてくれた絵本です。1冊目の『Goldie the Dollmaker』(M.B. Goffstein著)はハードカバーの古い本。現在はソフトカバーの本が売られているようですが、それでも見つけるのがなかなか大変な希少本なので少し高かった。そのためセールになったら買おうと売れてしまわないようにと祈りながら待ち構えていたのを知っていたボランティア仲間が、同じM.B. ゴフスタインが書いた『A Little Schubert』と一緒に突然プレゼントしてくれました。どちらも文・絵共に素晴らしい完成度の高い絵本で、大人でも惹きこまれます。彼女が「貴方と働くのはとっても楽しいの!だから一緒に働けた記念にね。」と添えてくれた言葉もとても嬉しく心に残っています。それにしても、何故こんな素晴らしい本が絶版になってしまうのでしょうか。悲しい事です。
002_2 この他にもローションとソープのセットやお花をプレゼントされたり。突然、何の理由もなくプレゼントを貰うのは殊の外嬉しいものです。

そんなことから私も学び、先日はクラスメイトの誕生日にキャラメルケーキをマフィン型で焼いたものにちょっとしたピックを飾った物とトレーダー・ジョーズで99セントで売られているカードを渡したら非常に喜んで貰えました。お金をかけずに、気持ちは込めて。

折角ニューヨークでは働かずにのんびり暮らしをさせてもらっているので、さりげないプレゼント術も学びたいです。

チョコレート工場のようなレストラン

今日は雷雨になる予報で、1日曇っていたニューヨーク。そんなに暑くもなく過ごしやすい気温が続いていますが、早く梅雨が明けて晴天が続く夏らしい天候になって欲しいものです。気温は現状維持で良いのですが。

本日はハリケーン・シーズン到来に備え、新たな非難マップがニューヨーク市から発表されたことがニュースになっています。近年、昔では考えられないほど水害やハリケーン被害に悩まされることが多くなっているニューヨーク。そこで市としては今年は住民にも対策を早めに打つことを求めているようです。

住所を入力すると自分の住む地域が何ゾーンなのかを調べられるようになっており、非難勧告が出た際にスムーズに対応が可能になります。友人等は、予め天候が悪くなりそうだと解ると非難できる友達の家を確保しているようです。

ゾーンの確認だけでなく、ハリケーンに際して取るべき行動、避難場所のマップ等も用意されていますので、一度確認しておくと安心です。
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さて、今回はユニオンスクエアの近くにあるチョコレート屋さん『Max Brenner』のレストランです。
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マックス・ブレナーはイスラエル発のチョコレート・チェーン店で数か国でチョコレート屋と併設されたレストランを運営しています。ニューヨークのお店はホリデーマーケット等にも登場しますが、ユニオンスクエアの直ぐ南にあります。

ニューヨーク土産にチョコレートを利用したことはありましたが、今回用事で近くに出掛けた際に初めてレストランでブランチを楽しみました。
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レストランは外から見るよりも広く、カウンター席、ブース席、そして2階ロフト部分にあるテーブル席があります。子供達が誕生日パーティーをしていたり、恋人同士がブランチを楽しんでいたり、大人のグループが集まって食事を楽しんでいたり、家族連れが居たりと、1人からグループまでどんな状況でも構成でも人数でも利用できそうでした。

店内はわざと配管がむき出しになっていて、それらの管があたかもチョコレートを運んでいるかのようにディスプレイされており、さながら『チャーリーとチョコレート工場』の世界に迷い込んだかのよう。ウェイターさんたちもフレンドリーで、子供から大人まで楽しめる雰囲気だと思いました。誕生日パーティーにはもってこいな感じです。
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チョコレート屋さんが経営しているだけあり、デザート・ミルクシェイク系のメニューが大充実していますが、お食事メニューも不足なく揃っています。
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私は折角なので、ドリンクとしてヘーゼルナッツ味のミルクシェイクを。私たちのウェイターさんは「アリス・イン・ワンダーランドの映画に登場したカップを再現したの。中からスマイルが現れるのよ」と言っていたのですが、そのような事実は確認できませんでした。レビューを読むと、「ストローの穴がアリスが落ち込むウサギの巣穴を表現しているという説明を受けた」と書いてありましたが、真相は如何に?シェイクは甘かったですが、美味でした。

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夫の頼んだエスプレッソはカンガルーカップなるオリジナルカップでチョコレートが添えらえて登場。熱でチョコレートが溶けてコーヒーに入るように設計はされているのですが、チョコレートが足りないのか、熱が足りないのか。チョコレートが溶けて器に張り付くばかりで、勿体ないだけの結果になっていました。

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折角なので、ターキーのワッフルサンドイッチをオーダー。ハーブの入ったパリッとしたワッフルとサラダたっぷりのサンドイッチが美味しかったです。欲を言えば、もう少しターキーが少ないとバランスが良かったかな?サイドで添えられたきゅうりのサラダがサッパリしてベストマッチでした。

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夫はワッフルにシーザーサラダを載せたもの。こちらも若干味が濃すぎたようですが、美味しくかったようです。

量が多くて2人とも食べきれなかったので、持ち帰っておやつにしました。以上4点で$50.88(TAX+チップ込)でした。雰囲気も良くて、料理も美味しくて、この値段なら満足で、自分の誕生日パーティーに使おうかな?と思ったくらいでした。

Max Brenner
841 Broadway
(between 13th St & E Union Sq)
New York, NY 10003
TEL: (646) 467-8803
マックス・ブレナーのHPはこちら

2013年6月16日 (日)

さよならパーティー

昨日まで晴れの予報だったのに、今日になったら日中にわか雨が降り、夕方から雨の予報になってしまった日曜日のニューヨーク。朝から曇っていてちょっとがっかりです。

昨晩はブロンクスで9歳の女の子が自転車に乗った男に撃たれるという事件が起こったようです。詳細は発表されていませんが、警察はまた流れ弾に当たったという見解なようです。最近、本当に物騒ですね・・・。

平和なニュースとしては、相変わらずクロナッツが大人気。周りの友人たちも7時間とか列に並んで食べた感想をフェイスブックにアップしています。シェイクスピア・イン・ザ・パークの様に並ぶ過程も楽しもう!という一種のイベントと化しているようで、土曜日の朝6時から皆で並んで、そのあとサイクリングを楽しんだりと楽しそう。

そんな中、クロナッツのデリバリーサービスまで登場しました。代わりに列に並んで、購入したクロナッツを届けてくれるのだそう。購入制限があるので、1日20オーダーしか受けないようですが、お金に糸目はつけないので兎に角食べてみたい!という方はご利用されては?
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さて、今回は昨晩ボランティア仲間のお宅で行われたさよらなパーティーについてです。

ニューヨークに暮らしていると、学校や仕事の都合でこの街に暮らし、また卒業、仕事の都合や結婚、出産等を機にこの街を去っていくという人との出会いや別れに多く触れます。一番長く続けているボランティアで仲良くさせてもらっていたドイツ人の女性が、旦那様の赴任期間が終了することを理由に来週帰国してしまうのも、ずっと前から解ってはいました。

とは言え、彼女とは毎週一緒に働いて、その後お茶をしながらお喋りを楽しみ、プライベートでも一緒に出掛けたりして2年半仲良くさせてもらっていたので、やっぱり別れは寂しく慣れることがありません。旦那様もとってもチャーミングで洒落た冗談が面白い方で、映画を見たり、ディナーに招待してもらったり、イベントに招待していただいたり、と随分とお会いする機会がありました。
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そんな訳で、仕事関係の人達とは別に、プライベートで交流があった人達とお別れをするために彼女が自宅でさよならパーティーを企画してくれ、昨晩は午後6時から3時間ドリンク片手に招待されていた方達とお喋りを楽しんできました。

手土産にはいつもの如く日本酒を。夫が昇進したお祝いにマリメッコでネクタイを購入したら可愛いラッピングを施してくれたので、そのラッピングに日本酒を入れて持っていったら喜んでもらえました。

パーティー慣れしているご夫婦なので、シャンパンから始めて、ワイン、ビール等を好き好きに飲み、テーブルに置いてくれたタコス、キムパブ、クラッカー、サラダ等をつまみながら、各々お喋りをするスタイル。デザートにはカットフルーツとシャーベットが置かれ、こちらも食べたい人は楽しむというスタイルでした。必要な物は全て揃っていても肩の力が抜けていて、招待された人が恐縮しない程度の設えで流石でした。
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招待されたお客さんは全部で12人。2組のご夫婦はボランティア仲間なので旦那様も含めてよく知っていましたが、あとの方たちは初対面。なんでも彼女が通っていた英語、アメリカの文化等を教えるボランティアが有志で開講している学校『The New International Center』 の先生や、ドイツ語を教えるニューヨーク大学の機関『Deutsches Haus at NYU』の先生達なのだとか。

お蔭で皆さん外国人慣れしてらっしゃるし、話題も豊富だし、日本文化に興味を持ってくださっているしで、3時間会話が途切れることなく楽しめました。

ボランティア仲間が帰国してしまうのは寂しい限りですが、来年の夏休みにはドイツに会いに行こう!と今から心に決めている我々夫婦。「来年の夏に会いましょう」「待ってるから遊びに来てね」と言い合ってご夫婦其々とハグし合って別れました。
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遊びに行ったらお宅に泊めてくれるし、街も案内してくれると張り切ってくださっているので、こちらも今からとても楽しみです。彼女からプレゼントされた故郷を紹介する本を読みながら、綺麗なハンザ同盟で栄えた街を想像しています。

世界中に興味が広がっていくのも、ニューヨークの街の大きな魅力のひとつだと再認識した夜でした。

ル・コルビジェ展

朝から気持ちよく晴れ渡っている土曜日のニューヨーク。久しぶりの朝からの青空に心も晴れ晴れといった感じです。本日の最高気温は24℃まで上がるのだそうで、最近涼しい日が続いていたのでやっと夏が戻ってきたといったところでしょうか。明日も今日以上に暑くなるようで、お出かけ日和となりそうです。

最近フード関連イベントが盛んなニューヨークですが、2013年6月27日(木)および28日(金)の2日間、旧地下鉄バワリー駅を使ってフードイベントが開催されるそうです。9つの屋台が登場し、古い駅の入り口付近で食事を楽しめるとのこと。

参加する屋台の詳細は解りませんが、バワリー・ボーイズのポッドキャストを毎日のように聴いてニューヨークの歴史に興味津々な私としては、駅構内を見物するために行きたい気がしています。
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さて、今回はニューヨーク近代美術館で2013年6月15日(土)~9月23日(月)迄展示されている『Le Corbusier: An Atlas of Modern Landscapes』展についてです。

本日から一般公開されたこの展示ですが、先週1週間はメンバー限定で公開されていたため、ゆっくり楽しめると思い夫と2人で出掛けました。

この展示は6階の特別展が行われるフロアで開催されているのですが、兎に角充実して広かった。説明も多く、コルビジェのスケッチやアートワーク、同時代のムーヴメントについての説明、写真と実物大のモデルを使った部屋の再現、建築モデル等がびっちりと並べられています。

お蔭で説明を読んで、展示品を見て、その説明を読んで・・・としていたら1/3も行かない内に1時間が過ぎ。疲れてブランチがてらカフェテラスに行って休憩をし。その後また1時間鑑賞したのですが、半分も行かない内に1時間が過ぎ去って、体調を崩してしまったので日を改めて訪れることにしてギブアップしました。
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非常に見応えがあり、コルビジェの作品だけでなく、コルビジェが受けた影響や時代の流れ、コルビジェが与えた影響などを感じられる良い展示でした。夫と「もう1回来る価値がある」と言い合って満足して帰りました。

2013年8月9日(金)迄は、メンバーであれば9:30~10:30AMの間優先的に入場することができますので、メンバーシップを持っていて人混みを避けたい方はメンバー・オンリーの時間に行くと良いかもしれません。

また、2013年6月24日(月)迄開催されている『
Henri Labrouste: Structure Brought to Light』展も非常に面白かったので、建築にご興味があり、まだアンリ・ラブルースト展をご覧になっていない方は頑張って6月24日迄にMoMAを訪れると2倍楽しめると思います。

Le Corbusier: An Atlas of Modern Landscapes』展の詳細はMoMAのHPにてご確認ください。

2013年6月14日 (金)

公園になる前のハイラインで芸術鑑賞

朝から小雨のぱらつく金曜日のニューヨーク。今日は午後から晴れ間が覗くようなので、午前中だけ折り畳み傘を携帯すれば大丈夫そうです。

昨日は土砂降りの大雨で、街中の道路が川のようになっていました。お蔭でまたまたずぶ濡れとなり少し風邪が悪化しました。あそこまでの土砂降りだと傘が全く役に立ちません。

でもデリのお姉さんは「雨大好きー!気持ちがすっきりして街が清々しくなるよね~」とルンルンでした。ニューヨーカーは雪好きな人が多いとは思っていたのですが、スコール好きも居るのか・・・と思った次第です。まぁ、私も自分が外出しなくて済むのならば大雨が好きですが。

昨日の夕方6:30にユニオンスクエアの公衆トイレで19歳の男性がレイプされるという事件が起きたそうです。昨日は小雨がぱらつく暗い夕方だったとはいえ、あんな人通りの多い場所で夕方にレイプが起きるなんて怖いですね・・・。

学生時代のニューヨークは今よりも治安がかなり悪く、その頃は公衆トイレは危険なので絶対に使わないというのが常識でした。段々その頃に戻りつつあるのでしょうか・・・。今回の事件では、被害者はトイレに入る前から加害者につけられていたそうなので、先ずは自分をつけている人がいないか注意を払うように気を付けたほうが良さそうです。
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さて、今回は現在公園にするために工事中/資金集め中の空中公園『ハイライン』(High Line)の第3セクション(30丁目からハドソン川沿いまでレイルヤードをぐるりと周る部分)で行われているアートを鑑賞するツアーについてです。
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第3セクションは現在工事中、とはいえそのほとんどはまだ手つかずの状態。そのためハイラインが高架線路に土が溜まって植物が自生するに任せた状態のままです。ハイラインを公園にする運動の大きな求心力になった写真家のJoel Sternfeld氏が撮った2001年頃のハイライン高架線路の姿を実際に自分の目で見ることができる訳です。
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但し工事中の第3セクションは通常は一般には閉ざされており足を踏み入れることができません。が、現在スイス出身でニューヨークをベースに活躍する芸術家・コレクターのCarol Bove氏の制作した大きなオブジェが展示されており、事前に予約をすると45分間それらのアートを楽しむツアーに参加することができます。
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現在あまりの人気で全ての予約が埋まった状態ですが、2013年6月18日(火)午後4時(東海岸時間)から2013年8月8日(木)~9月28日(土)迄の期間のツアーの予約が開始される予定です。
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ツアーは無料で参加できますが、18歳以下の参加は認められない、サンダルやハイヒール等の着用は禁止、等制約がありますので登録前に条件のご確認をお忘れなく。実際第3セクションには割れたガラスが散らばっていたりして安全とは言い難かったですし、足場も悪かったです。
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それでも草ぼうぼうの高架線路に現代アートが展示されている風景は興味深いですし、ハドソン川や幹線道路を走る車、操車場の向こうに広がるマンハッタンの街並み等見どころが尽きません。
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野外に展示されているが故に、アートに水が溜まったりしてその時々の表情が楽しめます。また、咲いている花もハイライン公園とは勿論違いますので、ニューヨークに自生する草花を楽しめるのも嬉しい限りです。
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そんなに長くはないエリアなので45分あればゆっくりアートを鑑賞して、写真を撮影して、散歩を楽しむことができます。但し、操車場側の撮影は全面的に禁止されていますので撮影しないようにご注意ください。
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マンハッタンを違った角度から楽しめるこのツアー。無料で気軽に参加できますので、週末の楽しみに申し込んでみてはいかがでしょうか。

Carol Bove’s Caterpillarツアーの申し込み、スケジュール、条件等の詳細はHPにてご確認ください。

2013年6月13日 (木)

結婚記念パーティー

ニューヨークも梅雨の時期に入ったようで(ニューヨークも初夏と初冬は雨がよく降ります)、明日まで雨が続くようです。が、週末は2日とも晴れる予報なので文句なしといったところ。

とはいえ、最近雨にぬれると直ぐに風邪をひくようになってしまい、月曜日にずぶ濡れになったせいで火曜日から水曜日にかけて熱を出して寝込んでました。全く最近元気なことのほうが少ない気がして自分の体に愛想が尽きる思いですが、歳を取るとこんなものなのかもしれません・・・。

また抗生物質を処方されてしまったので、毎日プロバイオティクスを飲んだりヨーグルトを食べたりと善玉菌を摂取することを心がけています。

夫も風邪を引いた上に、社内の引っ越しで重いものを持ち上げるせいでヘルニアが悪化中で、この2日間は会社から帰るとベッドでぐったりしています。早く2人して元気になるように心がけます。
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さて、月曜日に友人が市役所で入籍の手続きおよび宣誓を行いましたが、その晩にニューヨークにいる友人達でお祝いしようとブルックリンのウィリアムズバーグ(Williamsburg)にあるレストラン『MyMoon』で集まって食事をしました。

友人はNYCで入籍しましたが、結婚披露宴はお相手の故郷であるウィーンで秋に行うことになっています。が、ウィーンにお祝いに行ける人ばかりではないので、ニューヨークの友達も祝えるようにと席を用意してくれた訳です。

私達はウィーンの披露宴にも参加しますが、参加できない友人も居ることですし、お祝いの機会は沢山あれば楽しい訳で、夫にオフィスを早く出てもらい2人でウィリアムズバーグに行ってお祝いをしてきました。
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『My Moon』レストランは、元倉庫だったと思われるレンガ造りの薄暗い建物で、天井が高く、席が広くとってあり、週末にライブ等のイベントもできそうな空間でした。晴れていれば外に広くとってあるパティオで風を楽しみながら食事ができそうでしたが、月曜日は生憎の土砂降りということで、室内の真ん中にある大テーブルが取られていました。

私達は一番乗りだったので、皆が到着するまでバーに座ってブルックリン・エールを飲みつつ寛ぎました。月曜日の夜だったので、レストラン内はほぼ貸切状態でした。

メニューはタパスが中心。大人数で食事しやすい構成でした。私達はアスパラガスのグリル、ポテトとイカのグリルを頼んで2人でつまんだのですが、アスパラもイカも炭火焼したように香ばしくて非常に美味でした。

隣に座ったフィリピン出身のアメリカ人のご夫婦のご子息が現在五島列島で英語教師をしており、3年滞在する間に日本が大好きになった事。そのご子息が、たまたま私と同じ大学を卒業している事。ご夫婦が息子さんに会いに日本に旅行した時の事(五島列島の人々はとても親切で安心したこと、長崎が非常に心に残り未だに写真を見るだけで泣けること)、等を話してくださったり。
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ウィーンに住むイタリア人、NYCに住むオーストリア人男性とその彼女のアメリカ人、新婦のオーストリア人、アメリカ人の友人と私達夫婦で迷信、オカルト、占い、言い伝え、習慣なんかについて話したりして盛り上がりました。

話の発端は、友人が市役所で婚姻届を出すためにもらった整理番号。友人の番号は669だったのですが、掲示板に666という番号が表示されていて、その番号をもらった人達はいくら呼ばれても現れませんでした。

それできっと縁起が悪いから他の番号を取り直したのであろうという話になり。アメリカ人の友達は「私がそんな番号を振り分けられたら、今日は入籍の日じゃないと理解して日を改める」と言い。それに対し、結婚したオーストリア人の友人は「私はそんなの信じない。666でも全然気にせず手続きしたと思う。」と主張。

そうしたらイタリア人の女性が「貴方はたまたま自分が縁起が良い数字だったからそんなこと言うのよ。もし666が自分の番号だったら、今みたいに笑ってないわよ。」と言い返し・・・という具合に各国で占いやら心霊現象やらがどんな風に受け取られているかという事を話し合っていたわけです。
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皆さん日本文化にとっても興味を持ってくれていて、日本で占いが人気なこととか、名前の画数を気にする人が結構いること、風水的な事を気にして引っ越す際に方角などを気にする人がいること、等を話したら興味深そうに聞いてくれてました。

反対に、彼女達が仕事や学校やらのために行った世界中の色々な国での体験談はとても面白く、非常に楽しいディナーでした。女性陣が美人揃いで(1人の方はモデルさんでは?と夫と話していました。兎に角珍しい国に仕事で沢山行かれていたので)目の保養でしたし。皆さん巧みな話術で流石でした。

夫もすっかり友達と打ち解けてくれているので、心置きなくイベントに参加できるのもありがたい限り。これから皆で遊ぶ予定が盛り沢山な季節なので、夫共々楽しみたいと思います。

MyMoon
184 N 10th St
(between Bedford Ave & Driggs Ave)
Brooklyn, NY 11211
TEL: 
(718) 599-7007
お店の詳細はHPにてご確認ください。

2013年6月12日 (水)

シティー・ホールで友達の結婚式

朝から曇ってはいるものの、今のところ雨は降っていない火曜日のニューヨーク。月曜日はお1日中大雨が降っていたので、曇ってはいても文句を言っている人はいません。

さて、昨日は沢山入っていた予定の合間を縫ってブログを書いたら、保存する際に全て消えてしまい、書き直す時間を取ることができませんでした。最近、ブログを書いていると画面が突然消えてしまうことが続いていたので、今日からインターネット・エクスプローラからクロームにブラウザを変えて書いています。

クロームに変えたらフェイスブックに写真をアップロードできない不具合も解消されたので、やはり諸々の不具合の原因はエクスプローラにあったようです。アップデートでセキュリティーを強くしすぎたのでしょうか。これからは無事ブログをアップできるといいのですが。
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さて、2013年6月10日(月)はニューヨークに来てから仲良くなった友達のアメリカでの結婚式の日でした。そのため友人達が市役所の結婚局(the Marriage Bureau)に集まって、書類の提出と宣誓を見守ることに。

昨日は生憎の雨だったわけですが、西洋文化では結婚式に雨だと縁起が良いといわれています(それは日本でも同じですよね?たしか。『雨降って地固まる』という意味やこれからよくなるだけだからという意味があったと記憶しています)。

朝の10時に結婚局に来た友人は、早速入口の受付で整理券を受け取りました。そして窓口で呼ばれるまで、シティー・ホールのパネルの前で記念撮影。入籍のお知らせ用にフェイスブックに載せるのに最適な写真が撮れます。

結婚局は、役所関連施設が集まっているローワーマンハッタンのビルの1階にあるのですが、手続きを待つカップルがドレスアップして、家族や友達に囲まれて沢山集まっているので凄く幸せな空気に満ち満ちています。友達は「何も用事がなくても、幸せな気持ちになるために時々遊びに来ようかな」とか冗談を言っていた程でした。

フラワーガールの女の子達が、可愛らしいドレスを着て走り回っていたりして、居るだけでも楽しめます。私たちが集合写真を撮っていたら、見知らぬ女性が写真を撮ることを申し出てくれたりもしました。彼女が1枚撮った後、「crazy one!」と言ってくれたので皆でふざけたポーズをして撮った写真は良い出来だったようです。
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その後、窓口で番号を呼ばれた友人は書類を提出し、その場で結婚する当人たちおよび其々の証人が署名を行い、手続きは終了。今度はホール中央にあるチャペル前の掲示板に番号が表示されるのを待ちました。チャペルとはいっても、宗教色は全くない小さな部屋です。

そこに牧師さんのように結婚の宣誓を見届ける男性が颯爽と現れ、結婚式によく聞く「貴方は健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」というような言葉に対してお互いが「I do」と宣誓し。

お互いの指に結婚指輪がはめられた後、「ここに2人が結婚したことを宣誓します」と男性が大きな声で宣言し、新婚カップルは涙ぐみながら抱きしめ合い。周りで見ていた友人達は泣いたり、歓声を上げたり、お祝いのハグをしたり。

チャペルは待っている人たちが沢山居たので、終わり次第急いで部屋を出たのですが、外で待っていたカップルやその友達も「おめでとう!」と口々に祝福してくれて温かい気持ちになりました。

受付から宣誓が終わるまで1時間半掛りましたが、思ったよりも事務的ではなく心温まる時間で、この瞬間を共有させてもらえたことを幸運に思いました。大きな一歩を踏み出した友人に幸あれと心から願っています。

2013年6月 9日 (日)

シェイクスピア・イン・ザ・パーク

土曜日は1日どんよりとしていましたが、日曜日の今日は朝からよく晴れているニューヨーク。最高気温も24℃と過ごしやすい1日となりそうです。明日から4日間雨、雷雨、にわか雨とパッとしない天気が続くようなので、今日は1日青空を楽しみたいと思います。
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さて、毎年夏になると楽しみにしている無料の劇およびミュージカルがセントラルパークにあるデラコルテ劇場(the Delacorte Theater)で約2か月に渡って上演されるイベント『シェイクスピア・イン・ザ・パーク(Shakespeare in the Park)』が今年も始まりました。

今年は2013年5月28日(火)~6月30日(日)まで『間違いの喜劇(The Comedy of Errors)』が。2013年7月23日(火)~8月18日(日)までミュージカル版『恋の骨折り損(Love's Labour's Lost)』が上演されます。

チケットは公演のある日の正午に劇場外で配られるため、朝から列に並んで入手するのが一番確実。なのですが、いかんせん7時間とか列に並んで待つのも大変です。楽しい経験で一度は経験することをお勧めはしますが。
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そこで今回もインターネットで申し込んでくじ引きでチケットが当たる『the Virtual Ticketing system』に毎回エントリーしていました。過去3年間1回も当たったことがなかった私ですが、昨日初めて当選のEメールが届きました。
(因みに友人は過去2年間で3回当選していますので、私が運がなかっただけだと予想されます。)

バーチャルチケットに当選したら、申し込んだ際に使った名前と住所が記載されたIDを持ってデラコルテ劇場にあるボックスオフィスから5:30PM~7:30PM迄の間にチケットを受け取らなければなりません。

7:30PM迄にチケットを受け取らないと、キャンセル待ちの列を成している人達にチケットが配られてしまいますのでご注意を。因みに、昨日はキャンセル待ちの列に並んでいた人達の殆ど全てがチケットを貰えていました。

私達は7PM頃劇場に到着してチケットを受け取った後、劇場に併設されているカフェで軽い夕食(ホットドック+ブルックリン・サマーエール)を購入して、ベンチや岩山でピクニックしつつ、本を読みつつ、8:30PM迄時間を潰しました。
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木で作られた野外劇場であるデラコルテ劇場には、舞台上も席の上にも全く屋根がありません。そして舞台は湖を背にしているので、段々暮れていく空の色や、湖の上を飛び交う蛍を見れたりするのも1つの楽しみ。

ですが、昨日は初めて舞台に向かって一番右側の席に座ったので、背後の湖は全く見る事ができませんでした。でも、暑すぎず長袖1枚で丁度良いような気温だったので、最高の観劇日和でした。

昨日の演目である『間違いの喜劇』は、シェイクスピアの作品の中でも一番短いのだそうで、休憩なしの90分。8:35PMに劇が始まり、10:00PMには終わりました。いつもは帰宅すると日付が変わる頃というイメージでしたので、昨日は随分早いと感じました。が、集中力が持続しやすく、丁度良い長さとも感じました。
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相変わらず、最初はオールド・イングリッシュに耳と頭が慣れず、予習をしないで出掛けてしまった私達はあらすじが分らず困りましたが、30分位経った頃から英語も解るようになり、舞台を満喫しました。

後半は冗談も解り易く、コメディーらしい軽快な展開に惹き込まれてあっという間に終わった感じでした。舞台の転回の間も数人のダンサーが踊って場を繋いだりしていて、中だれることなく最後まで楽しめました。

この調子で後半のミュージカルもくじ引きで当たらないかなぁ~と今から都合の良い事を考えています。

『間違いの喜劇』は、ダンスがふんだんに取り入れられていて上演時間が短いので、シェイクスピアに馴染みが無い人でもとっつき易いのではないかと思います。まだニューヨークの夏の風物詩『シェイクスピア・イン・ザ・パーク』を体験されたことが無い方は、この夏試されてはいかがでしょうか。

『シェイクスピア・イン・ザ・パーク』のHPはこちら

ストリート・アート

昨日の大雨で一部道路が浸水したようですが、土曜日は晴れたニューヨーク。月曜日にはまた雷雨に襲われるようですが、少なくとも週末は良い天気になりそうです。

月曜日の結婚に向けて、今週末は友人の企画するイベントが沢山あるので(あまり参加できませんが)、週末晴れてくれるのは嬉しい限り。この調子で友人が結婚する月曜日も晴れてくれると良いのですが。

サンタモニカにある大学でまた発砲事件がありましたね。少なくとも2人が怪我をし、3人目の怪我人は犯人ではないかとの事。何故銃を取り締まる法律が議会を通らないのか理解に苦しみます。
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さて、今回はマンハッタンのダウンタウンエリアにある大通りハウストン通り(Houston Street)にある大きな壁(Bowery mural)に登場した新しいストリート・アートのご紹介です。
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今回のアーティストは、ブロンクスで生まれ育ったグラフィティ・アーティストのCrash、またの名をJohn Matos氏なのだそう。

いつまで楽しめるのか解りませんが、色鮮やかなグラフィティで通行人の目を楽しませています。この壁画はBoweryとHouston Streetの角にあります。

2013年6月 7日 (金)

ウィキリークスのドキュメンタリー映画

接近する熱帯低気圧アンドレアの影響で朝から強めの雨が降る金曜日のニューヨーク。予想よりも進路が沖合なので大きな混乱は起こらないようですが、それでも部分的には浸水するそうなのでお気を付け下さい。夜には雷雨になる見込みとの事。

ハリケーン・サンディの影響で状態が悪いトンネルを工事するため、地下鉄R線およびG線が一定期間運行を停止することが発表され大きな波紋を呼んでいます。路線の一部を閉鎖することはよくありますが、全線閉鎖は異例の処置で、通勤にR及びG線を使う人は他の通勤手段を見つけなければいけません。

ペンシルバニアでは建物が倒壊し、1人が死亡、13人が怪我をしたようです。フィラデルフィアもニューヨークも古い都市なので、インフラの補修が急務なのでしょう。何故オバマ大統領のインフラ整備案が大バッシングを受けるのか理解に苦しみます。

まぁ、日本でも「インフラを整備する」と言った途端、やれ税金の無駄遣いだ、利権の復活だ、汚職がはびこるだとマスコミが大騒ぎすることは変わりませんが。必要な公共事業にはお金を投じるべきだと私は常々思っています。
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さて、今回は現在公開されているウィキリークスに関わる一連の騒動を追ったドキュメンタリー映画『We Steal Secrets: The Story Of Wikileaks』を観た感想です。

既にこの映画館では上映されていないようですが、私はリンカーンセンターにあるフィルム・ソサエティーの映画館に観に行きました。平日の12:30PMからの回だけあって、観客は私を含め5人だけ。しかも2名のカップルは途中で帰ってしまいました。

このドキュメンタリーの監督はアレックス・ギブニー(Alex Gibney)氏。2005年の『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』や2010年の『Client 9: The Rise and Fall of Eliot Spitzer』を手掛けたドキュメンタリー監督さんだそうですが、私は初めて彼の作品を観ました。
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映画は2時間15分と長く、ニュース映像、インタビュー映像、CGを使った経緯を紹介するナレーション映像が目まぐるしく展開し、ちょっと気を許すとストーリーを追えなくなってしまいそうです。

ドキュメンタリーは通常ストーリーというか主題というかが決められていると思うのですが、この作品に関してはそれがはっきりしませんでした。ウィキリークスが善か悪かという事を主題として突きつめたいのか、ジュリアン・アサンジ氏や情報を漏えい(提供)したブラドリー・マニング氏等の主要関係者の人物像(ドラマ)に迫りたいのかが判然としませんでした。

結果、あれもこれもと詰め込まれていて長い上に主題がはっきりしないので、途中で集中力を切らさないようにするのが大変な時がありました。という訳で、素人考えの個人的な感想としてはドキュメンタリー映画として良い出来だとは思いませんでした。
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しかし、では見なければ良かったかと言えばそうではなく、興味深い事実を知れて良かったと思っています。特に私は新聞を欠かさず読んで、ニュースを真剣に追うタイプではないので知らない事が沢山ありましたし。

それにインタビューで関係者が証言する内容でハッとするような事もありました。例えば、アサンジ氏を性的不法行為で訴え出た女性のインタビューで:女性が性行為を強要されたのではなく、行為中に避妊具をわざと破いたことを問題としていること。彼女の訴えによりアサンジ氏が身柄を拘束された事と言論の自由の問題とは何の関係もない事。彼女自身は未だにウィキリークスの行おうとした情報の開示の理念を信じている事、等と証言していたことを興味深く聴きました。

その証言を聞くまで、てっきりアサンジ氏が性行為を強要したのだと思っていました。そしてタイミングがタイミングだったので、どこかでアメリカ等の関係国が手をまわして、このスキャンダルを焚き付けたのではという噂に踊らされていた部分があったな・・・と反省しました。

また、情報を漏えいした事で起訴され、今週から裁判に掛けられているマニング氏と、彼が情報源であることをリークした元ハッカーの男性とのチャットのやり取りを使った、マニング氏の抱えた葛藤や悩みを表現する部分は惹き込まれました。それが主題とどのように係ってくるのかは、よく解りませんでしたが。
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そんな訳で、よくできてはいないと思いつつも、観たことは後悔しないという不思議な映画でした。

『We Steal Secrets: The Story Of Wikileaks』のフェイスブックページはこちら。

2013年6月 6日 (木)

火曜の朝は草むしり

薄曇りの木曜日のニューヨーク。今晩から明日に掛けて雨が降る予報で、この2日間は最高気温が20℃にも達しないようです。昨日も涼しく過ごしやすかったですが、雨は残念ですね。まぁ、週末が雨というよりも断然良いわけですが。

昨日のフリーペーパーでは、ニューヨークが全米で2番目に良い公園が多い都市に輝いたと報じていました。なんでも、去年の3位から順位を上げたのだそうで、順位を上げたのはニューヨークのみなのだそう。

96%のニューヨーカーが徒歩10分圏内に公園があり、ニューヨークの面積の約20%が公園との事。

ニューヨークは大都会でビルばかり建っているというイメージを持たれがちですが、住んでみると公園や緑が多くて住み易い都市と感じます。友人達もこのブログや手紙を読んで、「ニューヨークって緑が多いんですね」と意外そうなコメントをくれました。

ただし、緑地、グリーンウェイ、バイクウェイの計画はマンハッタンに集中し過ぎており、緑地の管理費もマンハッタンばかりに使われているという批判があるそうです。確かにクイーンズに行くと緑が少ないと感じる事があります。

除雪や停電の際の復旧もマンハッタンばかりが優遇される実態があるようですし、他のボローにも緑が増えると良いのですが。
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さて、今回は今週も火曜日の朝ボランティアに出掛けたハイライン公園(The High Line)での草むしりです。
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前回もご紹介しましたが、ハイライン公園では夏の間、毎週火曜日の朝8:00~11:00迄の間、気軽に草むしりや掃除などの作業に加わることができるボランティアの機会が設けられています。

その間であれば好きな時間に訪れて、好きな時間に帰ることができるので、私は8AMから1時間だけ草むしりを楽しむことにしています。

先週は風邪で参加できなかったので、今週は2回目で2週間ぶりに草むしりに参加してきました。今回も20丁目辺りにある通年ガーデナーであるマークさん担当の花壇の草むしり。
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花壇に行って作業を始めたら、前回少しお話させてもらったボランティアさんが遠くから名前を呼んで挨拶してくれました。1回自己紹介しただけで名前を憶えてくれているなんて凄い!と感心するやら、嬉しいやら。

そのボランティアさんも毎回1時間と決めているそうで、今回も9時に作業を終えてチェックアウトに行く道すがらお喋りを楽しみました。

「何をしているの?」と聞かれたので、「なーんにも。専業主婦させてもらってるんです。」と答えたら、「え?じゃぁ、誰に食べさせてもらってるの?(Who supports you?)」と聞かれたので、「夫です。」と回答。そしたら、「Be nice to him!」と。

洒落た返しだなーと感心する傍ら、確かに・・・と改めて思った次第です。夕食を食べながら夫にその話をしたら、「ニューヨーカーは言う事が洒落てるね。そんな返しができるようになりたいよ。」と笑ってました。が、そこはかとなく嬉しそうでした。きちんと感謝を伝えているつもりでしたが、足りなかったのかな?と反省した夜でした。
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火曜日の朝はハイラインで草むしりしてから、大急ぎでブライアントパークのヨガに行く・・・というのが、夏の定番となりそうです。充実して楽しい火曜の朝です。

ハイラインの草むしりボランティアの詳細はHPにてご確認ください。

ブライアントパークでヨガ

今日も最高気温は20℃と気持ちの良い1日になりそうな水曜日のニューヨーク。朝は空気がパリッとしていて涼しく、こんな天気が続いてくれれば・・・と願ってしまうような気候です。

昨日のフリーペーパーでは、SoHoにあるベーカリー『Dominique Ansel Bakery』で最近売り出した『Cronuts』が大人気を博していることを取り上げていました。なんでも1つ$5のCronuts(半分クロワッサンで半分ドーナッツのだめクロナッツという名前)は1日250個限定発売されているため、手に入れるために早朝から並ぶ人までいるのだとか。

確かに調べてみると、ベーカリーの前に長蛇の列を作る人達が色々なメディアで取り上げられています。あまりの人気に1人6個までという購入制限まで設けられているそう。

一昔前に大流行したドーナツ・プラントやクリスピー・クリーム等も、今は数あるドーナツ屋の1つという感じでたいして混んでもいませんが、このクロナッツフィーバーはいつまで続くのでしょうか。
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さて、今年も無料イベントが盛り沢山の夏がやってきました。毎年恒例の行事としてシェイクスピア・イン・ザ・パークと並んで私が楽しみにしているのが、ブライアントパーク(Bryant Park)で行われるヨガの無料クラス。

2013年6月4日(火)~9月19日(木)迄の毎週火曜日10:00AM~11:00AMと木曜日6:00PM~7:00PMに屋外で無料のヨガクラスが開催されます。
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火曜日の朝のクラスはアッパーテラス(市立図書館側の石のテラス)で行われ規模も小さく、木曜日の夕方のクラスは中央にある芝生広場で行われて参加人数も多いです。

昨日の朝のクラスに早速参加して来たのですが、参加者は30人程度でしょうか。講師はリラックスすることをメインに置いた授業をする人だったようで、なまった体には丁度良い程度の運動量でした。

湿度が低く涼しい気候だったので、ヨガをしていると涼しい風が通り抜け、上を見上げれば葉を透かして青空が見える絶好のアウトドア・ヨガ日和。最高に気持ち良いヨガでした。

今年最初のクラスの特別ギフトとして、無料のヨガマットと1週間無料でヨガクラスを受ける事ができるゲストパスもゲットし上機嫌でした。

たまたま隣になった人とヨガウェアやタイムズスクエアで行われるヨガイベントの事なんかをお話もできて、他のニューヨーカーとちょっとした触れ合いが持てるのも楽しみの1つだという事も思い出しました。
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個人的には木曜日の夕方の方が下が芝生で気持ち良くヨガができて好きですが、火曜日の朝も少人数でヨガを楽しめるので、指導を受けやすいという意味では好きです。

皆さんも青空の下気持ち良くヨガを楽しみませんか?

ブライアントパーク・ヨガのスケジュールはHPにてご確認ください。

2013年6月 5日 (水)

誰でもミュージシャンに

朝からすっきりと晴れ渡り、涼しい風が吹いている火曜日のニューヨーク。長袖1枚で外出したら肌寒かったですが、素晴らしいお散歩日和です。湿度が低くて、空気がパリッとしていて最高の気分。

さて、6月に入り夏本番という事で、無料のヨガクラスや音楽イベント、シェイクスピア・イン・ザ・パーク等が始まり、お金を掛けずにニューヨーク生活を満喫できる季節がやってきました。

そんな中、こちらも毎年恒例となりつつある『Sing for Hope Pianos』が2013年6月1日(土)~6月16日(日)迄ニューヨークの街角に登場しています。
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これはピアノの鍵盤の数に因んだ88台のピアノがニューヨークのあちこちに設置され、街行く人達が自由に演奏を楽しむことができるというイベントです。それらのピアノはアーティストや学校の生徒達によって思い思いに飾り付けられており、全て違う外観をしています。

今朝ブライアントパークに設置されたピアノの前を通りかかったら、老齢のご婦人が気持ちよさそうに演奏を楽しんでらっしゃいました。その周りには、ベンチで寛ぎながら音楽を楽しむ人々。

あまりに気持ち良さげな風景だったので、歩きながら見とれてしまったらすれ違う男性にぶつかってしまいました。慌てて謝ったら、その男性はにっこり微笑んで「こんにちは。お元気ですか?」と挨拶してくれて、なんだか人にぶつかっただけなのに良いことが起こったような嬉しい気分になりました。
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弾かなくともアートとして楽しめるピアノ達。ですが、楽しそうに演奏している人がいると音楽のパワーも加わり、町全体が華やぐようです。是非、腕に覚えがある方は演奏をしてほしいと思います。

これらのピアノは設置期間終了後、学校や病院等の公共機関に寄付されます。

『Sing for Hope Pianos』の設置場所の地図はHPにてご確認ください。

2013年6月 3日 (月)

ユニオンスクエアでダンス・パフォーマンス

朝からどんよりと曇って何も見えない月曜日のニューヨーク。日曜日の午後11時過ぎから激しい雷雨に襲われたので、朝から地面が濡れています。今日は日中も雷雨が予想されるそうなので、傘の携帯をお忘れなく。まぁ、雷雨の時には傘はあまり役には立ちませんが・・・。

日曜日からバイクシェアが全てのユーザーに開放されました。とはいえ、昨日の酷暑の中自転車に乗ろうという人も少なかったようで、近所のステーションは全ての自転車が駐輪されている状態でした。

日曜日の午後3時にブルックリンのパークスロープの近くでまた発砲で3人が負傷する事件が起こったそうです。犯人は駆けつけた警官にも発砲して、依然として逃走中。負傷者は全員命に別状はない見込みで警官に負傷者はいないとの事ですが、白昼堂々道で発砲事件が起こるなんて・・・という感じです。
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さて、この週末に3回、以前観に行った無料のコンテンポラリー・ダンス『Burrow』の野外公演が行われました。その内の2013年6月2日(日)10:30AMからユニオンスクエア公園で行われた公演を観に行きました。
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この日は朝からピーカンに晴れて立っているだけで汗ばむような暑さ。帽子を被るのを忘れたので立って観るのがかなり辛かったです。出演者は尚更で、汗だくになって踊っていました。
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ダンスの内容は前回と全く同じ(出演者が煙草を吸うシーンは前回屋内で演出できなかったようで、今回初めて見ましたが)。でも、公園の緑やニューヨークの建物をバックに踊ると見栄えがして、また違った楽しみでした。
022_2残念ながら私達はあまりの暑さに途中でギブアップしましたが、最初はパラパラとしかいなかった観客も途中からは鈴なりになり、木陰のベンチで休む人達や道行く人達も遠巻きに楽しんでいました。
026バレーシューズ風の革靴で踊ったり、地面に寝転んだりと酷暑の中パフォーマンスを披露してくれたダンサーの皆さんのお蔭で充実した休日を過ごせました。
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『Burrow』の公演は終了したようですが、今後もこのような活動が行われると思いますので、Bardos Ballet TheaterのHPを以下に貼り付けておきます。ダンスにご興味のある方はたまにチェックを。

Bardos Ballet TheaterのHPはこちら

Naraさんの個展

朝から晴れて暑かった日曜日のニューヨーク。ですが、夕方近くに雷雨の予報で、確かにモクモクと雲が湧き出てグレーの空になり、今にも降り出しそうです。

今トルコで起きている反政府デモが凄い状況で、連日フェイスブックで友人達が話題にしています。EU加盟も検討されていた民主主義の国に何が起きているのか?と騒然となっています。

写真等を見ると既に内戦に近いような状況のようで、警察が立ち上がる市民に向かって放水したり催涙弾を使用したりと過激な行動に出ています。

少し前から民主的に選ばれた政府が、軍の高官を自分達寄りの人物に総替えしたり、そのことを批判したメディア関係者を逮捕したりときな臭い情報が飛び交っていましたが、もはやここまでとは。

民主的な選挙を経て政権交代が成され、投獄され満足な裁判もなく有罪が確定している軍高官やメディア関係者が釈放されることを祈るばかりです。デモをしている市民に怪我人や死人が出ませんように。
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さて、今回は2013年5月10日(月)~6月29日(土)までチェルシーのハイライン下にあるギャラリー『Pace』で行われている奈良美智さんの個展です。
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先日10番街をハイラインに沿って散歩していたら、電灯に『NARA』と書かれた不機嫌そうな女の子の絵の旗が揺れているのを発見しました。帰宅して調べたところ、現在25丁目の10番街と11番街の間にあるギャラリーで個展が開かれているとの事。

火曜日~土曜日までの午前10時~午後6時まで見る事ができるので、昨日ブランチのついでに訪れました。

ペースギャラリーは、ハイラインの真下にもありますがそちらでは別の人の個展を開いています。10番街からハイラインを抜けて直ぐの南側に、倉庫のような外観のギャラリーがあります。

ギャラリーは大きく2つの部屋に分かれていて、手前の大きな部屋には彫刻7~9点(?)とアクリル絵具画数点、奥の部屋にはドローイング、彫刻数点と木版に描かれたアクリル絵具画4点程が飾られていました。
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スペースは自然光で満たされていて広く、1点ずつじっくり向き合えるようにゆったりと設置されていました。向きも方々を向いているので、歩き回りながら作品と向き合えます。

私が訪れた時にはひっきりなしに人が訪れていましたが、スペースがゆったりしていることと、作品が色んな方向にゆったりと置かれていることが作用して、他の人を気にせずアートを堪能できました。

奈良さんの作品は大好きで、見ると元気を貰えたり、静かな心持になれたり、勇気が湧いてくる気がします。が、個人的には彫刻はちょっと苦手で、近年彫刻作品が増えてきている事が今回の個展でも感じられて少し残念でした。

確か彫刻作品に取り組むきっかけとなったのは大震災だったと仰っていたと思いますので、既にNYCに居て震災を経験していない事から来る感覚のズレだとしたら悲しいのですが・・・。
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ギャラリー内は空調がよく効いていて、猛暑の中を出掛けると静かで涼しくてオアシスのよう。無料で沢山の奈良さんの作品が楽しめるなんて贅沢な経験ですので、お勧めです。

周りには無数のギャラリーだけでなく、お洒落なレストランやお店、ハイライン等がありますので、お食事、お散歩、ショッピングがてらお出掛けになれます。

先日オープンしたばかりのThe High Line Hotel(ロビーに東海岸初となるIntelligentsia Coffeeのコーヒーバーがある事でも話題)からも遠くありませんので、併せてチェックされてはいかがでしょうか。

2013年6月 1日 (土)

ハイラインの歴史が解る本

今週末はよく晴れて暑くなる予報のニューヨーク。土曜日の朝は過ごしやすい気温で気持ちいいですが、昼間は最高気温が30℃まで上がるようです。昨日も歩くだけで汗だくになりましたが、今日も水分の携帯をお忘れなく。

土曜日の今日はタイムズスクエアの近く、42丁目の8番街と9番街の間の1ブロックで、朝8時~夜8時までの間に数回、映画撮影の為に偽の爆発が起きて煙が充満するとの事。映画『Birdman』の撮影なので心配しないように、だそうです。オバマ大統領にも毒入り封書が届けられたりして物騒な時期だけに、知らないと怯えてしまいそうですよね。

11歳の少女がブルックリンの自宅近くで母親と立っていたところを銃で撃たれるという事件も起きたようです。どうやら又もやギャング同士の抗争の流れ弾に当たったということらしく、既に容疑者は身柄を拘束されているようですが。ヘイトクライムも連続して起きていますし、なんだか治安が悪化している気がしてなりません。
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さて、今回はハイライン高架公園がどうやって作られたのかを説明する本『High Line: The Inside Story of New York City’s Park in the Sky』のご紹介です。
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ハイラインで草刈に参加してから俄然この公園について興味を持ち出した私が、ボランティア仲間と話していて読んでみようと思ったのがこの本。この本は前半と後半の2部に分かれています。

前半は、ハイラインの創始者2人が交互に語る形で、どのように高架公園を作るに至ったのかの経緯を細かく説明しています。協力を求めた人や一緒に働いた人、ニューヨーク市政側の人、多額の寄付をしてくれた人、従業員になってくれた人等固有名詞がバンバン出て来る細かい歴史です。

後半は、多くの写真が掲載されており、ハイラインが鉄道だった頃の歴史的資料としての白黒写真から始まり、公園になる前の草ぼうぼうのハイラインの写真、ハイライン公園建設反対派の人達の配ったチラシ、ハイライン公園を作る際に公募した高架鉄道利用案のいくつか、ハイライン公園建築に興味を持ってもらうために行ったキャンペーンの数々の写真、ハイラインの工事の様子、ハイライン公園が完成してからの四季折々・種々の時間における公園の様子、そして公園で働く人々を写した写真等が紹介されています。

最初は、歴史を学びたい、知識を得たいというようなモチベーションで読み始めたわけですが、一旦読み始めると物語として非常に面白くページをめくる手が止まりませんでした。

無料ツアーのガイドさんはこの本を「ラブストーリーの様に読んだ」と仰っていましたが、確かに言いえて妙だと思います。
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先ず、創始者2人(1人は旅行関連のフリーランス・ジャーナリスト、1人は企業家)が偶々ハイラインの近所に住んでおり、偶々新聞に掲載されたハイラインを壊すか否かという記事に興味を持ち。ちょっと調べたら、ハイライン撤去に関するコミュニティー・ミーティングが近々開催されることを知り、生まれて初めて参加してみて。若くて知り合いがいなそうな人がお互いしかいなかったので、偶々隣に座り。自分達は誰かの作った保護団体でちょっと活動できたらな、位の軽い気持ちだったにも関わらずいつの間にか中心人物となり団体を立ち上げ・・・。という一連の成り行きがとても興味深く、面白い。

そしてそんなど素人の2人が、知り合いの助けを借りつつ、ニューヨーク市政やデベロパー、ミートパッキング地域のドンやハイライン撤去を推進する地元コミュニティー等と、敵対しないように気をつけながらも丁々発止を繰り広げる、その顛末にわくわくし。

計画段階で同時多発テロやオリンピック誘致、イラク戦争等時代を動かす大きな事件や動きがあり、それらの事件によって関わる人達が意識を動かされたり、計画が大きく動いたりという歴史的見地からの読み物としても面白いですし。

そして1人で何億もの寄付をする大富豪達やギャラリーを貸し出すというような形で協力するオーナー達、そしてアートを寄与する形で協力するアーティスト達など、ニューヨークのダイナミックな人間模様から、ニューヨークはやっぱり想像を絶するような金持ちやエネルギッシュな変わり者たちが沢山住んでいる街なんだなぁと実感することができます。

また、これだけの公園が市民の力によって作られ、そして運営されているという事実に改めて驚かされました(ハイラインの運営費の90%はNGOであるフレンズ・オブ・ハイラインが寄付や物販等で賄っています)。
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近年、日本でも若者を中心にNGOが作られ、気軽にボランティアに勤しむ人たちが増えているという記事を目にしました。マンハッタンに住んでから、NGOやボランティアが地域社会を活性化する例を多く目にしてその効用を肌身で感じている身としては、嬉しいニュースでした。

もし、日本でも自分達でNGOを作りたい、目的を達成するために団体を作って維持したい、と思っている方がいらっしゃったら、この本を一読してみる事をお勧めします。とても多くのヒントと機知に富んだ書物だと思います。

そうでなくとも、読み物としてとても面白いので、ご自分へのニューヨーク土産やデザインに興味のある大事な方へのお土産、自分の住む街の魅力を知りたい方はお手に取ってみてはいかがでしょうか。

ハイラインの無料ツアー

朝からよく晴れて暑くなりそうな金曜日のニューヨーク。今日は真夏日になる予報ですので、水分の携帯を忘れずに。

火曜日から体調を崩してずっとベッドで愚図ぐずしていましたが、今日はやっと痛み止めの力を借りて這い出ました。溜まってしまったメールの返事を書いたり、買い物をしたりとやらなければいけない事も沢山。ボランティアにも久しぶりに参加するので、ゲリラ豪雨が降らない事を祈るばかりです。

私が寝込んでいる間に、ブルームバーグ市長に毒入りの郵便物が届けられたりと色々あったようですね。既に容疑者を取り調べているという報道があるようですが、今まで大きなテロの前後に届けられることが多かった物騒な郵便物が届いたなんて、なんだか嫌なニュースです。

バイクシェアが始まり、早くも事故が起きたようで、反対派がヌードモデルの写生大会をステーションの目の前で開いたりして攻防が激しくなってきている模様。ニューヨークは兎に角車の運転も荒いですし、人々も頻繁に信号無視をしますので、バイクシェアを利用される際にはヘルメットを必ず着用する事をお忘れなく。
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さて、今回は先日参加した毎週火曜日の夕方催行されている無料のハイラインツアーについてです。

ハイラインでは夏の間、毎週火曜日の夕方、無料のウォーキングツアーが先着20名(確か)を対象に行われており、事前の予約なしに気軽に参加することができます。参加したければ、火曜日の午後6時半迄に14丁目通路の申込書に記入して、参加証明であるシールを貰うだけ。

先着順で人数が埋まり次第締め切られるため、15分前の6:15PMには14丁目通路に居る事が奨励されています。

ツアーは14丁目付近から始まり、約1時間掛けて北側の終点30丁目付近まで歩いていきます。その日のボランティアのガイドさんによって多少内容も違うようですし、その日に咲いている花や鳴いている鳥、展示されているアートなんかによっても説明内容が変わるようです。

私の参加したツアーは、地元のカップルが1組とニューヨーク州の上の方(セラキュースの近く)から息子さんの卒業式の為に訪れているという団体さんの10人を女性のガイドさんが率いてくれました。その他に男性のガイドさんもいて、やはり10人程のグループを率いていました。
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ガイドさんはボランティアとはいえ、ハイラインの歴史、周辺地域の歴史、ハイラインの公園としての歩み、植えられている植物の説明、ハイライン公園の構造の説明、周辺に建っている個性的な建物の説明等、興味深い話を沢山してくれて、今まで気付かなかったディーテールにも気づかせてくれました。

また、ボランティアとして長年ハイラインに関わっている方らしく、草刈をした時のエピソードや公園を訪れていた人達の面白エピソードなんかを語ってくれて、随所で笑わせてくれました。ガイドさん事に個性もありそうなので、違うガイドさんのツアーにのってみたいと思わせてくれます。

私達が歩いていた時、丁度マネシツグミ(mockingbird)がその美しい歌声を響かせてくれたので、ベンチに座って皆で聴き入ったりもしました。『To kill a mockingbird』という本でしか知らなかったマネシツグミという鳥の歌声を初めて聴いて感動しましたし、マンハッタンに来たばかりの頃読んだ本だったのでニューヨークでの日々が思われて感慨深くもありました。

後日ハイラインを通ったらマネシツグミの歌声が再度聞こえました。どうやら巨大アートワーク『Broken Bridge II』に巣を作って住んでいるようなので、前を通る際には耳を澄ませてみてください。

ツアーの最後にガイドさんがハイラインを救うために立ち上がった2人の内の1人、ロバートさんの素敵な言葉を共有してくれました。ボランティアに感謝するためのBBQイベントでガイドさんがロバートさんに「ツアーで訪れてくれた方々に共有できるようなエピソードを教えてください」とお願いして教えてもらった個人的なお話。

「ハイライン公園が完成して翌日テープカットをするという日。夜遅くに全ての工事が終わったハイラインに上って誰もいない公園に一人で立っていた。とても静かで、ニューヨークだとは思えないような平和な空間で。今までの苦労を思い出しながら周りを見渡し、『This is perfect』と感慨に浸った。でも次の日テープカットをしていたら、公にしていなかったにも関わらずツイッター等の口コミで今ならハイラインに入れるという事が広まり。あっという間にハイラインはウエディングドレス姿の花嫁さんやハイラインに最初に乗り込もうと勇んでやってきた人達で溢れかえったんだ。その人で溢れかえったハイラインを見た時、『あぁ、違った。THIS is perfect』と気付いた。」

結局、ツアーが終わったのは8PMちょっと過ぎで1時間半程掛かった訳ですが、とても楽しく充実した時間でした。一緒に参加した友達も「何を期待していたか解らないけど、とにかく自分の予想をはるかに上回る楽しさだった。」と大満足。2人でまた参加したいと言い合いました。

ツアーの後は、これまた毎週火曜日の7:30PMから行われている天体観測会にもちょっと参加。自慢の天体望遠鏡を並べて参加者に説明をしてくれているボランティアさん達(だと思います)にクレーターまではっきり見える月なんかを見せてもらって、友達と大興奮しました。

観光のついでに参加しても、住民が参加しても楽しめる無料ツアーだと思いました。天候によっては当日キャンセルされることがありますので、参加前に必ずチェックをお忘れなく。

無料ツアーのHPはこちら

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