2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 火曜の朝は草むしり | トップページ | ストリート・アート »

2013年6月 7日 (金)

ウィキリークスのドキュメンタリー映画

接近する熱帯低気圧アンドレアの影響で朝から強めの雨が降る金曜日のニューヨーク。予想よりも進路が沖合なので大きな混乱は起こらないようですが、それでも部分的には浸水するそうなのでお気を付け下さい。夜には雷雨になる見込みとの事。

ハリケーン・サンディの影響で状態が悪いトンネルを工事するため、地下鉄R線およびG線が一定期間運行を停止することが発表され大きな波紋を呼んでいます。路線の一部を閉鎖することはよくありますが、全線閉鎖は異例の処置で、通勤にR及びG線を使う人は他の通勤手段を見つけなければいけません。

ペンシルバニアでは建物が倒壊し、1人が死亡、13人が怪我をしたようです。フィラデルフィアもニューヨークも古い都市なので、インフラの補修が急務なのでしょう。何故オバマ大統領のインフラ整備案が大バッシングを受けるのか理解に苦しみます。

まぁ、日本でも「インフラを整備する」と言った途端、やれ税金の無駄遣いだ、利権の復活だ、汚職がはびこるだとマスコミが大騒ぎすることは変わりませんが。必要な公共事業にはお金を投じるべきだと私は常々思っています。
******************************
さて、今回は現在公開されているウィキリークスに関わる一連の騒動を追ったドキュメンタリー映画『We Steal Secrets: The Story Of Wikileaks』を観た感想です。

既にこの映画館では上映されていないようですが、私はリンカーンセンターにあるフィルム・ソサエティーの映画館に観に行きました。平日の12:30PMからの回だけあって、観客は私を含め5人だけ。しかも2名のカップルは途中で帰ってしまいました。

このドキュメンタリーの監督はアレックス・ギブニー(Alex Gibney)氏。2005年の『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』や2010年の『Client 9: The Rise and Fall of Eliot Spitzer』を手掛けたドキュメンタリー監督さんだそうですが、私は初めて彼の作品を観ました。
003
映画は2時間15分と長く、ニュース映像、インタビュー映像、CGを使った経緯を紹介するナレーション映像が目まぐるしく展開し、ちょっと気を許すとストーリーを追えなくなってしまいそうです。

ドキュメンタリーは通常ストーリーというか主題というかが決められていると思うのですが、この作品に関してはそれがはっきりしませんでした。ウィキリークスが善か悪かという事を主題として突きつめたいのか、ジュリアン・アサンジ氏や情報を漏えい(提供)したブラドリー・マニング氏等の主要関係者の人物像(ドラマ)に迫りたいのかが判然としませんでした。

結果、あれもこれもと詰め込まれていて長い上に主題がはっきりしないので、途中で集中力を切らさないようにするのが大変な時がありました。という訳で、素人考えの個人的な感想としてはドキュメンタリー映画として良い出来だとは思いませんでした。
006
しかし、では見なければ良かったかと言えばそうではなく、興味深い事実を知れて良かったと思っています。特に私は新聞を欠かさず読んで、ニュースを真剣に追うタイプではないので知らない事が沢山ありましたし。

それにインタビューで関係者が証言する内容でハッとするような事もありました。例えば、アサンジ氏を性的不法行為で訴え出た女性のインタビューで:女性が性行為を強要されたのではなく、行為中に避妊具をわざと破いたことを問題としていること。彼女の訴えによりアサンジ氏が身柄を拘束された事と言論の自由の問題とは何の関係もない事。彼女自身は未だにウィキリークスの行おうとした情報の開示の理念を信じている事、等と証言していたことを興味深く聴きました。

その証言を聞くまで、てっきりアサンジ氏が性行為を強要したのだと思っていました。そしてタイミングがタイミングだったので、どこかでアメリカ等の関係国が手をまわして、このスキャンダルを焚き付けたのではという噂に踊らされていた部分があったな・・・と反省しました。

また、情報を漏えいした事で起訴され、今週から裁判に掛けられているマニング氏と、彼が情報源であることをリークした元ハッカーの男性とのチャットのやり取りを使った、マニング氏の抱えた葛藤や悩みを表現する部分は惹き込まれました。それが主題とどのように係ってくるのかは、よく解りませんでしたが。
004
そんな訳で、よくできてはいないと思いつつも、観たことは後悔しないという不思議な映画でした。

『We Steal Secrets: The Story Of Wikileaks』のフェイスブックページはこちら。

« 火曜の朝は草むしり | トップページ | ストリート・アート »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ウィキリークスのドキュメンタリー映画:

« 火曜の朝は草むしり | トップページ | ストリート・アート »