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2013年8月

2013年8月31日 (土)

ウィリアムズバーグで新作演劇

またまた朝からどんよりと曇っている土曜日のニューヨーク。昨日から休みの会社も多かったようで、昨日はトンネルの入り口が大渋滞していました。

友達は皆さん会社が休みだったらしく、過ぎゆく夏を満喫すべくビーチに繰り出したり、IKEAにショッピングに出掛けたりと楽しんでいたようです。

ボランティアで一緒に働いている大学生の女性が今週はとっても落ち込んでいました。そのため理由を尋ねたら、友達の遺体がブロンクスの公園で発見されて、どうにもその事実を受け入れられないとの事。信じられないので泣けもせず、呆然としている様に心が痛みました。

ニュースを見てもそのような記載はなく、知らないだけで若者が命を落とす事件が日常的に起こっているのか・・・と思うと余計やりきれない気持ちになりました。再来週から教育実習を始める彼女に良い風が吹くよう祈るばかりです。
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さて、今回はブルックリンのウィリアムズバーグ(Willamsburg)で2013年8月29日(木)~9月1日(日)まで開演されている演劇『On Fonts』です。
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この劇を自分で書き・演じているのがボランティア先の現役マネジャーさんの為、知ることになったこの劇。元々夫婦そろって演劇が好きですし、良い機会なので出掛けてきました。

会場はウィリアムズバーグのイーストリバーに近い元倉庫のような建物を改造した小さな劇場。空調も無く蒸し風呂のような場所に並べられた椅子に30人程の人がひしめき合って座り観劇しました。席が足りなかった人達は地面に胡坐をかいて観劇。

入り口にはテーブルが並べられ、簡易バーが出現。バーで収益が上がらないと辛いだろう・・・と夫婦揃ってブルックリン・ラガーを購入して飲みつつ劇を楽しみました。
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私達は奥の席に座ったのですが、近くにある大型扇風機が唸りを上げていたせいで、演者の声があまり聞こえないという残念な状況でした。しかも演者の声が小さいことが大半で、余計に聞こえにくかったです。観に行かれる場合は出入り口近くに座ることをお勧めします。

劇は午後8時~9時15分の1時間少し。女性1人と男性2人の劇ですが、ほぼ主演の女性が一人語りをするような形で物語が進んでいきます。

今まで観たどの劇よりも直接的な内容で、私達の好きなタイプの劇ではありませんでしたが、彼女がイキイキと演じている様は見ていてとても元気が貰えました。自分探しを赤裸々に語るような内容なので、若干心が痛みました。が、今自分を模索中の人(殆どの人がそうであろうと思いますが)が観たら勇気が貰える気がします。
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劇終了後は、劇中で作っていたチリを皆に振る舞ってくれます。私達はお腹一杯だったので挨拶だけして帰ってきましたが、チリを食べて演者の方たちとお話しするのも一興だと思います。

明日まで行われているこの劇。小さな劇場も面白いですし、ウィリアムズバーグなので食事や散歩と併せて楽しめますし、若い人達が頑張って作り上げた劇ですので、お時間が許す方は是非。

2013年8月30日 (金)

大学生お勧めの格安エクササイズ

金曜日も朝からどんより曇っているニューヨーク。今日の午後は晴れの予報で、気温は昨日と同じく26℃位まで上がるようです。

昨日は結婚式に招待してくれた友人から丁寧なお礼状が届いて感心してしまいました。カード一杯に手書きでメッセージが書いてあり、これを招待客全員分やったなんて吃驚です。

しかも1人1面、夫婦で2面全部を使ってメッセージを書いてくれていて、メッセージも明らかに1人1人に違う文面で書いているのが解る内容でとても嬉しく思いました。フェイスブックに彼女が書き込んだ「やっとお礼状書くのが終わった!」というポストに対して、皆さん「早いね!私達なんて何か月もかかったよ。」とか、「俺の場合、妻に全部任せきりだった」とか書いていたので、どうやらアメリカでは結婚式が終わったら、お礼状を出すのが一般的なようです。

日本でも結婚の報告をする内容の葉書を結婚式に出席してくださった方と出席いただけなかった方に同じように送付しますが、殆どの場合印刷した内容に手書きで数行メッセージを添えるだけではないでしょうか。こちらのお礼状書きは大変そうだぁ・・・と思った次第です。
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さて、今回は夏の間にボランティアで知り合った大学生の女性2人から教えてもらったエクササイズに関するお得情報です。

この夏は、ボランティアで現役ニューヨーク大学生とお話しする機会が沢山ありました。2人ともとっても良い子で、性格は全然違うけれど、一生懸命勉強し、ボランティアやインターンで経験を積んで自分のレジュメをより良いものにしようと頑張っているので、話していてとても楽しかったです。

そんな中、何故か私はとってもヨガが好きだと思われているのか、2人から安くヨガを楽しむ方法を教えてもらいました。

私はいつも公園で行われる無料のヨガクラスに行っていましたが、天候に左右されますし、用事が入ってその時間に参加できない事も多かったため、この夏はあまりヨガのクラスに参加することができませんでした。
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そんな時に便利なのが、各教室で行われている参加料が任意のヨガクラス。一緒にボランティアをしていた大学生の女の子は、1日何クラスもはしごして運動を楽しんでいるそう(流石若いだけあって元気です)。

その子はヨガだけではなく、ジャズダンスなんかもドネーションベースのクラスで楽しんでいるそうだったので、お金がなくても探せば安い値段で運動を楽しむことができるようです。

もう1人の大学生の女の子がお勧めしてくれたのが、安いお得情報を集めたサイト『Life Booker』です。

このサイトでは、人数が集まらなくても安いお得情報が沢山載せられています。対象は美容サービスで、脱毛、エステ、マッサージ、美容院等のお得情報が多いのですが、ヨガやピラティスのクラスも格安でリストされています。
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参加料が任意のエクササイズクラスは混んでいて存分に楽しめない事が多々あるようなので、そういう場合には格安なクラスを探して参加するのも良いのかもしれません。

10月に入ると屋外で行われる無料のヨガクラスが減り、図書館等で行われるクラスが増えてきます。夏の間の運動不足を早く解消して、もう少し体力をつけたいものです。

2013年8月29日 (木)

We still have a dream...

朝からどーんより曇っている木曜日のニューヨーク。来週月曜日がレイバー・デー(Labor Day)でお休みの為ロングウェークエンドを迎えるニューヨーカー達はどこかウキウキしています。

夫の勤める会社も金曜日が早帰り(午後3時に勤務は終わり。とはいっても、夫は夕方まで働くでしょうが)、月曜日は休みなのだそう。ですが、私は金曜日も月曜日もボランティアがあるので、結局はいつもの週末になりそうです。夫も来月出張が入ったために、通常業務に加えて出張の準備が入って忙しそうにしていますし。

今週末から9月になるなんて信じられませんね。時が経つのはあっという間です。
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さて、今回はマーティン・ルーサー・キングJr(Martin Luther King Jr.)の『I Have a Dream』スピーチが行われたワシントン大行進の日から50周年を記念して、同じくリンカーン記念堂の前で行われたオバマ大統領のスピーチについてです。

1963年8月28日に行われたワシントン大行進(the March on Washington)。20万人もの人が人種差別撤廃を求めて平和裏に行進し、それの何倍にも上る人々がTVやラジオでその様子を眺めたと言われる、歴史的なデモから50年が経った2013年8月28日(水)。

50年前にキング牧師が20世紀のアメリカを代表する名演説と言われる『I Have a Dream』スピーチを行った場所であるリンカーン記念堂の前で、オバマ大統領が初の有色人種のアメリカ大統領として歴代大統領に囲まれてスピーチを行いました。
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スピーチの中では、黒人だけでなくアジア人等を含む他の有色人種、キリスト教以外の宗教を信奉する人々、女性、ゲイなどの性的マイノリティーの権利にも触れ、全ての人々が自由に向かって歩み続ける事を願う内容となっていました。

このスピーチの模様はタイムズスクエアで放映され、オバマ大統領のスピーチ終了後にキング牧師の17分のスピーチが流され、多くの人が2つのスピーチに聞き入っていたそうです。

先週から今週にかけては、ラジオでもワシントン大行進を取り上げて様々なディスカッションが行われており、この50年でどれだけの進歩があり、しかしまだ解決しなければならない問題が山積しているのかが話し合われていました。
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そんな中、友人がフェイスブックに当事者ではない第三者だからこそできることについてインタビューに答えている女性の動画をアップしていました。その動画を見ると、いかに何か起こった際に周りの人が勇気を出して立ち上がることが大切かが感じられます。

私はどうにも声を上げる事が苦手なタイプなのですが、反省して間違っていることは間違っていると声を上げられるようにならなければと思った次第です。

2013年8月28日 (水)

MoMAの近代アメリカ展

薄曇りの水曜日のニューヨーク。今日は最高気温が26℃と昨日よりは過ごしやすい気温のようですが、雷雨に見舞われるかもしれない為、傘の携帯をした方が安全そうです。

私の周りには何故かヒップスターと呼ばれる若者(流行に敏感な若者。NYCではウィリアムズバーグに多く住むとされている。)が嫌いな人が多い事は何回かこのブログにも書きました。

そこでフェイスブックにはヒップスターの記載が度々登場する訳ですが、昨日は「ヒップスターは最近『twerking』(音楽に合わせて腰を振るダンス)とかいう言葉を作って、あたかもそのスタイルのダンスを自分達が作ったような振りをしているけれど、昔からあるわよ」という書き込みが。

確かに彼らのやることを読んでいると、昔からあったよなーと思うことが多い気がします。ニューヨークがまだニューアムステルダムと呼ばれていた頃のような服装をするのもオリジナルでもないですしね…。

アジア人の友達が、「日本人なんだから写真を撮られる時はピースをしなきゃ!」と冗談で言った時に、オーストリア人の友人が「ピースはアジアの物じゃないわよ!私が子供の頃はオーストリアでも皆ピースしてたんだから。それが残ってるだけの事じゃない。」と物申していました。

世の新しいと言われるもの達の殆どは、昔あったものを新しい形で提示しているだけなのかもしれません。
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さて、今回はニューヨーク近代美術館(MoMA)で2014年1月26日迄行われている『American Modern』展(近代アメリカ展)です。

この展覧会ではMoMAのコレクションの中から、1915年~1950年の間にアメリカで制作された作品が集められています。私は大好きなオキーフの作品、夫はホッパーの作品を目当てに訪れました。
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この展示は2階のカフェの隣の展示スペースにて行われており、思ったよりも規模が小さく感じました。が、近代アメリカでヨーロッパの影響を受けない、アメリカ独自のアートを模索したアーティスト達の作品を一挙に見る事ができるので興味深かったです。

多くのアーティストの作品が飾られているので、各アーティストの作品は最高5作品程ずつしか飾られておらず、オキーフをたっぷり見れなかったのは少し残念でした。が、見たことは後悔しない内容でした。

『近代アメリカ展』の詳細はMoMAのHPにてご確認ください。

2013年8月27日 (火)

フレンチベーカリーでブランチ

相変わらずどんよりと曇っている火曜日のニューヨーク。ですが、今日も日中は晴れ間が覗き暑くなりそうです。先週までの涼しさはなんだったんでしょうか。

今朝、日本のYahooニュースを読んでいたらJ.D.サリンジャー氏の未発表作品少なくとも5品が出版されるというニュースを見つけました。『ライ麦畑でつかまえて』は高校の英語のクラスで読んで以来大好きな作品で、サリンジャー氏の新作が読めるかもしれないなんてわくわくします。

その記事でNew York Timesが情報源だと書いてあったのでTimesのWEBに行ってみたら8月25日付で確かにそのような記事がありました。その記事には来月サリンジャー氏に関するドキュメンタリー映画が公開する上に、氏の人となりについてインタビューした内容をまとめた本も発売されると記載されてあり、とても楽しみです。
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さて、今回は昨日もご紹介したフレンチベーカリー『La Bergamote』のブランチです。
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このお店を紹介してくれたボランティア仲間の一押しはこのお店のペイストリーでしたし、多くのレビューもペイストリーを押しています。チェルシーおよびヘルズキッチンにあるお店にはレストランも併設されていますが、ペイストリーとドリンクだけを楽しむことも可能で、多くの人がそのような楽しみ方をしているようです。
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が、ボランティア仲間は「ブランチも美味しい!」と勧めてくれましたし、可愛らしくて居心地の良さそうなお店だったので、私達もブランチを楽しんできました。

私達が訪れたヘルズキッチンの店舗はアパートの1階部分に入っている細長いお店で、通りに面して1面に窓があり、窓の前には高いテーブル&椅子の席があります。窓とショーケースに挟まれる形ですが、私達が訪れた週末の午後2時~3時半に掛けてはあまり人も多くなく、落ち着いて食事を楽しめました。
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店の奥には少し暗いですが落ち着けるテーブル席があり、グループでも楽しく食事ができそうでした。また店の外側には歩道に面して気持ち良さそうなテラス席も用意されているので、天気の良い朝食・ブランチにぴったり。私達が訪れた際にもテラス席は満席でした。
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ブランチのメニューは普通のアメリカンなブランチ処とほぼ同じ感じ。ランチや夕食のメニューは店舗によって違うようでしたが、ブランチは同じメニューだと思います。

私は折角なのでクロック・マダムを頼みましたが、ブリオッシュが使われていてパンの甘さとハム・チーズ・目玉焼きの塩気がマッチして美味でした。
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夫がオーダーしたハーブとチーズのオムレツは普通です。とはいえ、アメリカの一般的なオムレツよりは美味しかったですが。アメリカではサルモネラ菌の危険があるので卵には完璧に火が通っていることが多く、オムレツもパサパサで美味しくない事が殆どなのですが、ここのは少しフルフルする位の火の通し方でした。
005食事でお腹一杯だったのですが、Lサイズのカプチーノ&ラテを頼んだら本当にたっぷりとした量が出てきて、食事を終えた時点でもドリンクが残っていましたし、何よりショーケースに並ぶケーキの数々が美味しそうだったので、デザートを頼むことに。
006エクレアとパリブレストを頼みましたが、どちらも美味。ドリンクもたっぷりとして美味しかったですし、お店も居心地が良くてすっかり気に入ってしまいました。

料金も高くありませんし、是非再訪したいと思います。

La Bergamote
515 W 52nd St
(10thと11th Aveの間)
New York, NY 10019
TEL: (212) 586-2429

営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

チョコレート・アーモンド・クロワッサンがお奨めのフレンチベーカリー

朝からどんよりと曇っている月曜日のニューヨーク。今日は日中から夕方に掛けて雷雨が降るかもしれないという事で、日中はムシムシと暑くなりそうです。

法律でメディアの政治的公平が義務付けられている日本から来た私としては未だになんだかビックリしてしまうのですが、ニューヨーク・タイムズ社が次期市長選においてクリスティー・クイン氏を支持することを発表して大きな話題となっています。

その効果か、今朝の各候補者の支持率ではクイン氏が25%近くを獲得し、2位に6%近い差をつけています。まだまだ行方は解りませんが、段々と世論が形成されてきたのでしょうか。
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さて、今回は生粋のニューヨーカーであるボランティア仲間大推薦のフレンチベーカリー『La Bergamote』です。

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このフレンチベーカリーはチェルシーで店舗を構えているのですが、人気が高いためにヘルズキッチンに第2号店が存在します。フランスレストランでもあるので、ブランチ・ランチ・ディナー等も楽しめるのですが、兎に角ボランティア仲間2人が大推薦しているのがフランス風の菓子パンの数々。

特にチョコレート・アーモンド・クロワッサンは頬っぺたが落ちそうな美味しさだという事で、早速買いに出掛けました。が、残念ながら私達が訪れた週末の午後3時過ぎでは遅すぎたらしく売り切れとの事。
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そこで、アーモンドが苦手ながらも近い物を試してみようと、アーモンド・クロワッサンを購入。ついでに、可愛らしいネズミのケーキが目に留まったので、そちらも購入してきました。

アーモンド・クロワッサンは凄く甘くてサクサク感が少ないものの、デザートだと思って食べればとても美味。ネズミのチョコレートは、甘み抑えめのフィナンシェにプラリネチョコレートがドーンと乗っていて甘さMAXな上に大きすぎでした。1つを2人で食べると良さそうです。
067 日曜日にボランティア仲間と会ったら、お勧めのチョコレート・アーモンド・クロワッサンをプレゼントしてくれました。「強めのコーヒーと一緒にね」とアドバイスくれた通り、非常~に甘い。けれど、とっても美味で夫と半分ずつ楽しみました。

朝ごはんというには甘すぎる気がしますが、コーヒーや紅茶(ダージリンやアールグレーが合うと個人的には思いました)と一緒にデザート代わりに食べたら最高の味でした。

La Bergamote
515 W 52nd St
(10thと11th Aveの間)
New York, NY 10019
TEL: (212) 586-2429

営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2013年8月25日 (日)

夜のハイライン

今日も気持ちよく晴れ渡っている日曜日のニューヨーク。今朝はブルックリンで3歳の子供が頭部を撃たれ重傷を負ったニュースが取り上げられています。なんでも土曜日の深夜に、同じ部屋にいたベビーシッターや両親とその友達の誰かが口論を始めて発砲したところ、子供に当たってしまったのだとか。本当になんてことでしょう。

個人的には、フェイスブックで知人が無事女の子を出産したことを知り嬉しく思っています。彼女はNYCに住んでフライト・アテンダントをしていましたが、出産のため旦那様と故郷に居を移しました。

先日のポートランドの結婚式でいつ生まれてもおかしくないという大きなお腹の彼女と再会。出産の無事を祈ってきたばかりなので、なんだか余計に嬉しいのだと思います。

生まれて初めて故郷のNJ以外に住んだ旦那様も新しい土地での生活を満喫している様子で、私達にしきりと西海岸の海は東海岸と全然違って美しいので見に行くように勧めてくれていました。これから新しい家族との生活も2人で楽しむことでしょう。
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さて、今回は夜のハイライン公園(The High Line)の様子のご紹介です。

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今まで沢山ハイラインの様子をご紹介してきましたが、あまり夜のハイラインを紹介しませんでした。が、夏であれば夜11時までオープンしているハイラインは、夜も美しく安全で、昼とは違った楽しみがあります。
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夜といってもあまり遅くなるとハイラインを降りてからが怖いので、日が沈んだ直後から夜9時位までの散歩の様子です。
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夜の23丁目の様子。碁盤の目状のマンハッタンの様子がはっきりと解ります。

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8時代であれば沢山の人で大賑わい。所々渋滞しています。

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ハイラインの照明は全て手すりやベンチ、草むら等に隠されていて、間接照明になっています。そのため適度に暗くてよい雰囲気。

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ハドソン川の方角の空が刻々と色を変えて行く様も楽しめます。

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10番街を見下ろすプラザも必要最低限の明るさに抑えられているので、通りの夜景を楽しめます。

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夜でも水場の流れは止められておらず、子供達が喜んで水遊びに興じていました。

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14丁目は明るく賑やか。ここから南に掛けてナイトスポットが沢山あるので余計に賑やかになります。

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2013年10月9日迄の間、14丁目の通路で午後4時~10時まで、アルバニア人で現在はイタリアで活躍中のアーティストAdrian Paci氏の映像が投影されています。

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夜のスタンダードホテル。スタンダードの経営するビアホールは大人気らしく、ハイラインにまで喧騒が聞こえました。

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仄かに茜色が残る空に映えるホーボーケンの街並みも美しい。

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勿論ハイラインからはライトアップされたエンパイア・ステイトビルも楽しめます。

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ジャージーシティーの夜景も綺麗に見えます。

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ガンズヴォート通り(ハイライン公園の南の終点)に近づくにつれ、光度も落とされ静かになります(多くの人が14丁目でハイラインを降りて、ワシントン通り周辺のナイトスポットに行ってしまうのでしょう)。

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静かに友達と語らいたい時は、ここら辺のベンチに陣取ると良さそうです。

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2013年8月24日 (土)

秋の気配のハイライン

良く晴れている気持ちの良い土曜日のニューヨーク。珍しく週末2日とも晴れの予報で、最後の夏を楽しむにはピッタリな気候になりそうです。

今朝はアッパーウエストサイドにあるスーパーマーケット『Westside Market』からカットフルーツを購入した人に対して直ちにワクチン接種を受けるよう衛生局から勧告が出たことがニュースになっています。

昨日一緒にボランティアしていた元看護士さんが、ボランティアとして登録している市の衛生局から無料ワクチン配布に協力を要請する電話が掛ってきたことを話していたので知ったこの騒動。なんでも、このマーケットで働いていた男性従業員がA型肝炎に感染していることを知らずに勤務を続けていたために、同期間にカットフルーツを食べた人達がA型肝炎に感染する恐れがあるとの事。

そのため2013年8月9日(金)~8月22日(木)迄の期間にこのマーケットからカットフルーツを購入した方は、以下の日程で無料のワクチン接種を受ける必要があります。会場はMS258(154 West 93rd Street)というアクションスクールです。

8月23日(金): 2 p.m. - 8 p.m.
8月24日(土):  10 a.m. - 2 p.m.

8月25日(日):  2 p.m. - 6 p.m.
8月26日(月):  2 p.m. - 8 p.m
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さて、今回はすっかり秋の気配が感じられるハイライン公園(The High Line)の様子のご紹介です。
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夏の盛りの色鮮やかさが嘘のような大人しい色合い。段々茶色っぽい色が占める割合が大きくなってきて、秋を感じます。

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沢山の花の代わりに実を付けた植物を多く見かけるようになりました。

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ちらほらと紅葉しはじめた葉っぱも。

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ガイドさんに尋ねたところモクレンの蕾とのことですが。モクレンに見えませんね…不思議な形状です。

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コンパスプラントが少ない色どりを添えてくれています。コンパスプラント(compass plant)は日本語の方向指標植物の事ではなく、北米ではキク科の多年草の普通名のことです。とはいえ、皆太陽の方向を綺麗に向いていますが。
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気持ちの良い気候なので木陰で休憩中。セイヨウスイカズラ(Major Wheeler coral honeysuckle)も綺麗に咲いています。

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秋らしい風情です。

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2013年8月23日 (金)

オーストラリアから来たパイ専門店

薄曇りの金曜日のニューヨーク。昨日は長時間雨が降っていたので、雨天でないだけでも有難い気がします。

今朝は平和なニュースが目につきました。先ずは昨日の午前8時半頃、地下鉄のブライアントパーク駅にフクロネズミ(possum)が出現。多くの人に驚いたフクロネズミが恐慌をきたして駅構内を走り回ったので、駅にいた人がパニックを起こし叫んだり逃げ回ったりと大変だったとか。

結局ニューヨーク市警のエマージェンシー・サービス部隊が派遣され、無事フクロネズミを捕獲。セントラルパークに逃がしたとの事。フクロネズミが駅に出現することは珍しくないようですが、大騒ぎになったためニュースになったようです。

もう1つ、ブルックリンとマンハッタンを結ぶウィリアムズバーグ・ブリッジに毛糸を使った虹のアートが出現したことも話題になっています。ウィリアムズバーグ・ブリッジはブルックリン・ブリッジと違って全て鉄で味気ないと言えば味気ない橋なのですが、その歩行者/自転車用の歩道の頭上に虹色の毛糸を張って虹を出現させたそうです。

写真で見ても綺麗なので、観に行きたいところですが・・・結構歩くんですよね。
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さて、今回はオーストラリア(ニュージーランドかも?)からやってきたパイ専門店『Pie Face』です。
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このお店はオーストラリアでチェーン展開されているパイ屋さんらしく、チェーン店らしい気楽な感じの外観です。ブロードウェーにあってネオンサインが煌めいているので、随分前から気にはなっていたのですが、やっと先日試してみました。

お店に入ると正面にショーケースがあり、その中には普通サイズとミニサイズのパイ各種が並んでいます。パイはおかずパイとデザートパイがそれぞれ5~6種類ずつ置かれていたと思います。サンドイッチやラップ、ペイストリー類等、普通のデリっぽい食事も用意されているようです。
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左側にはイートイン用のテーブルが用意されており、ドリンクも各種選べます。私が訪れた時も、観光客と思しきご家族連れや仕事帰りと思しき女性等が食事を楽しんでいました。

パイにはそれぞれニコニコしたり、悲しそうだったり、考え事をしていたり、といった顔が描かれており、とても可愛いです。が、それだけではなく、複数個購入した際に一目でどのパイがどの味か判別するためのツールになっています。
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どの顔がどの味か店員さんが教えてくれますので、商品を受け取る際は気を付けて聞いた方が後々困りません。

私は牛のひき肉&チーズとぶつ切りステーキパイを購入しましたが、どちらも美味しかったです。普通の大きさのパイは1つ$6でした。

Pie Face
1691 Broadway
(between 53rd St & 54th St)
New York, NY 10019
TEL: 
(212) 757-7864
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2013年8月22日 (木)

アメリカ産の男性下着

朝から雨降りの木曜日のニューヨーク。1日中雨が降ったり止んだりして、時々雷雨になる予報ですが、気温は30℃近くまで上昇して蒸し暑くなりそうです。

今朝は、今週の火曜日にロックフェラーセンターの近くでイギリスからの観光客をひき、片足を切断させる大事故を起こしたタクシーの運転手が「NYでタクシーを運転するのはストレスが多すぎる。自分にはこの仕事は向いていない」とコメントしていることが取り上げられています。

なんでも直前に自転車に乗った人物に車を叩かれて大声で怒鳴られたせいで頭に血が上っていた為に事故を起こしたと発言しているそう。彼にどんな処分が下るかが話題になっていましたが、どうやらタクシーの営業免許を取り上げられることになるようです。

またニューヨークではブルームバーグ市長が推し進めている『stop-and-frisk』(警察官が不審だと判断すれば一般市民に職務質問できる制度。危険人物だと判断すれば武器を持っていないか身体検査することも許可されている)が大きな問題として取り上げられています。今月中旬に地裁がストップ・アンド・フリスクは違憲であると判断したこともあり継続的にメディアの話題に上っています。

そんな中、友人がフェイスブックに『The Daily Show』(コメディ専門チャンネルで月~木曜日の30分間政治を風刺したニュース風コメディーを放映)で流された痛烈な批判コメディーをアップしてました。

とっても痛いところを突いていてよく出来た作品なので、お時間が許せば是非。(一定期間を過ぎると視聴できなくなると思いますので、予めご了承ください。)
http://www.upworthy.com/there-is-something-so-satisfying-about-watching-the-daily-show-nail-this-outrageous-hypocrisy-6?g=2&c=ufb1
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さて、今回はメイド・イン・アメリカの男性下着『Flint and Tinder 』です。
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このブログを頻繁に読んでくださっている方はご存知だと思いますが、私達夫婦はできる範囲でアメリカもしくは日本で作られた物、または手作りの製品を購入するようにしています。ニューヨークに来てから、グリーンマーケットやフリーマーケットが沢山あるために地産地消の意識が高まった事もありますが、バングラディッシュで工場が崩落した事故をニュースで読んでからその工場で衣類を生産していたブランドの服は絶対に購入しなくなりましたし、なるべく地元で作られた物を買おうという意識も高まりました。

そんな私達にピッタリなテーマがポップアップストア『Story』で現在取り上げられています。そのテーマとはズバリ「Made in America」。

店内に足を踏み入れると右側の壁が西海岸で始まり、左側は東海岸と産地別に品物が並べられています。サンフランシスコやポートランド等、各地のお洒落な雑貨や食品が並べられているので、観ているだけでも楽しいですし、旅したことのあるお気に入りの土地の物を購入することもできます。
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私は意味もなく色々欲しくなって困りましたが勿論我慢し、夫はニューヨークの会社がアメリカで手作りしているという『Flint and Tinder』の下着を購入しました。生活必需品は見つけた時に買っておかないと、必要になった時になかなか見つからなくて困るのは靴下を探しまくった時に身に染みたのです。

ハイラインやハイラインホテルの近くで、お洒落なレストランやバーも多い地域ですので、お散歩がてら覗いてみるのに便利なお店です。

Story
144 10th Ave
(between 19th St & 18th St)
New York, NY 10011
TEL: 
(212) 242-4853
お店のHPはこちら

ハイラインホテルのコーヒーバー

暑くて日差しは強いのに青空ではない変な気候の水曜日のニューヨーク。今晩はセントラルパークでクラッシックのフリーコンサートが楽しめる日です。

今朝は、2013年9月9日からMoMAの庭『the Abby Aldrich Rockefeller Sculpture Garden』が朝9時からMoMAが開館する10時半まで無料で一般に開放されることが話題になっています。MoMAの入館料は高いですし、金曜日の夕方からの無料入場時には長蛇の列の上に入館してからも人混みでゆっくり楽しめないデメリットがありますが、これからはお庭だけなら朝の静かな時間帯に楽しめるようになるわけですね。

ちょっと早起きして新聞に目を通したり、手紙を書いたりとかのんびりした時間を過ごすのに良さそうです。
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さて、今回はハイラインの目の前にオープンしたばかりの『ハイライン・ホテル』(TheHigh Line Hotel)のロビーにオープンした『Intelligentsia Coffee 』のコーヒーバーについてです。
002 私が用事のついでに訪れた7月には、まだホテルの前庭を工事中。ホテルの外観はシートに覆われ、アプローチは木製のスロープと落ち着きませんでしたが、それでもホテルのロビーに入ってしまえば狭いながらも落ち着く空間が広がっていました。
003 カフェではなくコーヒーバーなので、余り席は用意されておらず、ロビーの通路部分と玄関を出たテラス部分に少しだけ2人掛けのテーブル席が用意されているのみ。それでもコーヒーを飲みつつお喋りに花を咲かせる地元の人々が寛いでいました。
004 そのため休憩したいときの利用には向かないかもしれませんが、ハイラインをお散歩しながらコーヒーを啜りたいけれど、いつもブルーボトルなのも・・・という方は足を延ばす価値ありです。ペイストリーやクッキーなど、軽食系も売られています。

私はいつもの如くカフェラテを頼みましたが、少し特徴のある味でとても気に入りました。コーヒーは苦手だし、コーヒーの酸っぱさが特に駄目なのでラテが好きなのだと思いますが、ここのラテは酸っぱさが残っていても美味しいと感じて不思議でした。

Intelligentsia Coffee
180 10th Ave

(between 21st St & 20th St)
New York, NY 10011
TEL: 212.933.9736
営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2013年8月20日 (火)

シティーホール・パークのパブリックアート

朝からよく晴れている火曜日のニューヨーク。8月に入ってから30℃を超える日がなく過ごしやすい日々でしたが、今日から明日に掛けては最高気温が30℃を超える予報になっています。今のところ涼しいですが本当でしょうか。

先日ボストンに住む友人が、誕生日のお祝いカードの代わりにE-mailにご自身で撮影した虹の写真を添付して送信してくれました。なんでも8月に入ってボストンで見られた虹との事で、見事な1/4程の弧を描く大きな虹に感心してお礼のメールを書きました。

つい最近ニューヨークでも虹を目撃し、4年近く滞在して初めて見た虹だったので嬉しく思っていたら、オレゴン出身の友人が「NYCの人達は虹で大騒ぎしちゃって。」とちょっと呆れたようなコメントをフェイスブックに書いていました。そこで、オレゴンではそんなに頻繁に虹が見られるのかな?と不思議に思っていたところだったので、「ボストンでは頻繁に虹が出るのですか?」と質問したところ。

「虹が頻繁に出ているけれど自分が気付かないだけかも」と断りながらも、(15年程で)まだ5回ほどしか見たことがないとの回答でした。それを受けて、昨晩夕食を食べながら夫と虹がよく見える場所と見えない場所の違い、出現条件なんかについて話していたところ。

今朝フェイスブックを覗いてみたら、昨日の夕方ブルックリン上空に見事な2重の虹が出現しているのを友人が綺麗に写真にとってアップしてくれていました。虹は5分もすれば消えてしまいますし、そもそも私たちの住む場所からはブルックリンの方角が見えないので、気付かなかったし見ることもできなかったのだろうと思いました。

ニューヨークには虹があまり出現しないと思っていましたが、結構気付いてないだけなのかもしれません・・・。
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さて、今回はシティーホール・パークに現在展示されているパブリックアート『Lightness of being』展のご紹介です。
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シティーホール・パーク(City Hall Park)は、その名の通り市庁舎の一角にある公園で、小さいながらもガス灯のようなライトが常時燃えている噴水があったりして、近くに結婚局があることからウエディングフォトの撮影風景もよく見られる憩える公園です。
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この公園では、雰囲気に合わない(と個人的には思っています)前衛的なぶっ飛んだパブリックアートの展示がよく行われている印象があるのですが、現在行われている『存在の軽さ』展もなかなかに派手です。
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なんでも今回の展示には11名のアーティストが参加しているそうで、賑やかなアート群は目を惹きます。
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スイス出身のOlaf Breuning氏の作品。リバーサイドパークにも展示されていた記憶が。

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1週くるりと面白いキャラクターのような子達が並んでいて楽しめます。何か意味があるのでしょうが、ただ眺めて楽しみました。因みに作品のタイトルは『The Humans』。うーん。

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フランス出身Daniel Buren氏の作品『Suncatcher』。この日は生憎の薄曇りで綺麗に日の光が透過していませんでしたが、晴れていたら綺麗でしょう。この作品でアートの存在に気付きました。

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イギリス出身のGary Webb氏の作品。タイトルは『Buzzing it Down』。カラフルなだるま落としにしか見えませんが。

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イギリス出身のSarah Lucas氏の作品『Florian and Kevin』。巨大ズッキーニ、第一弾と・・・

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第二弾。

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ウィーン出身のFranz West氏の作品。タイトルは無いので解りませんが、私が受けた印象は個性を無くした人の群れ。カフカ作品の表紙にでもなってそうな雰囲気です。

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スイス出身のCristian Andersen氏の作品『inverse reverse obverse』。逆さま・裏側・観察?うーん。

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何点か見逃してしまった作品もあるのが残念です。お近くを通りがかりの際には是非。

2013年8月18日 (日)

昔の面影残る街

日曜日は1日雨の予報のニューヨーク。朝からどんよりと曇っています。

今朝はクイーンズ・ボロー・ブリッジで起きた大事故の影響が残る事以外に大きなニュースもないようで、比較的穏やかな朝です。

そんな中、この夏も行われているブルックリン・フリーマーケット(Brooklyn Flea)内で開催されるフードマーケット『Smorgasburg』に出店しているラーメンバーガー(Ramen Burger)に長蛇の列ができていることが話題になっています。スモルガスバーグは、多分『Smörgåsbord』(スウェーデン語でバイキング、ビュッフェの意)とフリーマーケット開催地の1つ『Williamsburg』をくっつけた造語だと思います(もしくは町とか市の意味を持つburgを後ろに付けただけかも)。

スモルガスバーグの開店は午前11時であるにも関わらず、ラーメンバーガーのための列は朝6時45分からできていたという話もあるそう。そういえば週末もボランティアしたり、友達と遊んだりとバタバタしていて、今年はまだフリーマーケットに足を延ばしていません。

行列で待つのは大嫌いなのでラーメンバーガーは無理にしても、ブランチがてらフリーマーケットにでも出かけたい気分です。天気の良い週末に。
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さて、今回はNY周辺のニュースを伝えるブログ『ゴッサミスト』(Gothamist)に紹介されていた昔と現在のニューヨークを1枚の写真で見ることができるサイト『NYC Grid』のご紹介です。

私は散歩が好きで、毎日のようにボランティアに出掛ける際にも片道1時間とか掛けて歩いて通っていますし、友人と遊ぶ際にもよく一緒に散歩を楽しんでいます。

ニューヨークは意外と緑や公園が多いですし、周りを水に囲まれていますし、面白い建物やパブリックアートにも事欠かないので散歩が楽しい街です。が、ニューヨークの散歩が楽しいもう1つの理由に、歴史が感じられることがあります。
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以前このブログで、ニューヨークの歴史を面白可笑しく話すポッドキャスト『バワリーボーイズ』(Bowery Boys )にはまっていることを書きましたが、相変わらず街中を歩き回りながらニューヨークの歴史を聞いて楽しんでいます。

そうして聞いていると、ニューヨークの街は変化し続けているとはいえ、聞いている歴史がそのまま感じ取れることも多々あるのが面白い。今は無き市場のポッドキャストを聞いていると、未だにその地区には昔存在していた市場で販売されていた物を売るお店が多いことに気付いたり。石造りの街らしく、建物がそのまま残っていることに気付いたり。

とは言え、歴史を聞きながら頭の中で想像する昔の風景と、現在の街の様子を比較するよりも写真で比較した方が、違いや変化のなさが歴然と解るというもので。今朝、NYC Gridのサイトを見たら面白さに夢中になってしまいました。

このサイトでは、1枚の写真の左右で昔の様子と現在の様子を見ることができるようになっていて、自分でその中心線を動かして古今の様子を自在に楽しむことができます。見覚えのある景色も多く、ニューヨークを散歩したことがある方は誰でも楽しめると思います。
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グランドセントラル駅なんか、全く変わっていないのが面白い。お時間が許すときには、タイムトラベルを楽しまれてはいかがでしょうか。

手作り結婚式

今日も朝から晴れて気持ちの良い土曜日を迎えたニューヨーク。久しぶりに家を抜け出し友人と遊びましたが、友人も旅行の疲れが抜けないために体調不良で困っているそうで、真夜中移動は体に悪いんだと痛感しました。

今朝はこの夏最後のサマー・ストリートだったので朝9時に待ち合わせたのですが、その時間には既にヴォイス・トンネルに入るための行列が32丁目のパークアヴェニューからレキシントンを回って31丁目のパーク迄到達していました。そのため、今回も泣く泣く諦めることに。

サマーストリートも去年に比べて段違いに人出が多く、どの屋台も大行列で結局散歩をしながらお喋りするに止まりました。ニューヨークでは、イベントが定着すると人出が多すぎて楽しみが半減するのが残念と言えば残念かもしれません。
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さて、今回はオレゴン州ポートランドで行われた友人の結婚式&披露宴についてです。

先週末2泊3日の弾丸ツアーでポートランドに出掛けたのは、ニューヨークで出会ったポートランド出身の友人の地元で行った結婚式と披露宴に招待されたからでした。
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結婚式は土曜日だったのですが、全てが手作りの結婚式だったので友達が総出で昼間からお手伝い。私達は大して働きませんでしたが、それでも午前11時にはホテルで新婦と友達に拾ってもらい、ポートランドのダウンタウンから車で20分程の場所にある会場へと乗り付けました。

会場は新婦が長年ベビーシッター(nanny)をしていたご家庭の庭。その家はウィラメット川の川岸にあり、母屋を取り囲むように、プール、バー、滑り台等のプレイグラウンドおよび離れがあり、それらを結ぶように芝生のお庭がありました。
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結婚式はウィラメット川を見下ろす丘のような芝生の河岸で。披露パーティーはプールサイド、バー、芝生のお庭に置かれたテーブルで食事とドリンクを楽しむ形で行われました。

結婚式は午後6時からの予定だったのですが、ウエディング・フォトの撮影は午後3時半から結婚式の行われる河岸の丘で行われました。新婦はお庭の離れでウエディングドレスに着替えて、ヘアメイクを完了。
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その準備を待つ間に、私達はテーブルにクロスを掛けて回ったり、空き瓶にタイルでLOVE等の言葉を瞬間接着剤で付けたり、お花を活けたり、キャンドルをセットしたりと会場の飾りつけに奔走。

披露宴のコストを抑えるために、パーティーで出される全てのアルコール・ドリンク・チップス等のスナック類は新郎・新婦自ら2日前にコストコに車で出掛けて買い付けてきたもの。ワイン類は招待された友人の1人がお祝いとして持ち込んだもの。それらのドリンクを冷やすクーラー(+氷)類も、招待された友人達が当日持ち込んで昼間からセット。
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お花も当日友人がまとめ買いしてきたものを、皆で手分けして活け。ケーキカットするウエディングケーキも皆で食べるパイ類も、新婦のお姉さんが経営するカフェで出しているものを持ち込み・・・と食事以外は全て自分たちで準備する手作りっぷり。

新婦がウエディングドレスと合わせてしていた首飾りも新郎のお母様が手作りしたビーズのネックレス。ヘアメイクも新婦の友達が担当。と会場から何から手作り感たっぷりの温かい結婚式でした。
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ポートランドは全米でも珍しい位白人率の高い都市のためか、結婚式&披露宴に参列していた人々もほぼ白人オンリー。参列している友達もほとんどがポートランド出身で、お互いを小学校・中学校の時代から知っている幼馴染が占めていたため、私達は場違い感満載でした。が、ニューヨークの友達やら、親戚の方達やらが何くれとなく気にしてくれたため、楽しい時間を過ごせました。
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会場に到着した昼前から午後3時位までは気持ちの良い青空だったのですが、ウエディングフォトを撮影し始めた午後3時半位から俄かに雲行きが怪しくなり。撮影を終了した4時半過ぎに急に小雨がぱらつき始めました。

そのため皆さん一旦離れやバーに避難。最初は「こんなの雨(rain)とは呼ばないわよ。小雨(sprinkle)よ。大体小雨が降らなきゃ、ポートランドのウエディングなんて呼べないわよ。」なんて強気な発言を繰り返していましたが、その内結構強めの雨になり「うーん。これは正式に雨が降り出したと言わざるを得ないわね」なんて冗談で笑いあいました。
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でもそこはポートランドの人達。「この位だったら、気持ち良いわよ。」とか傘を差すことなんか考えずに、計画通り結婚式を行おうと言い合っていました。とは言え、全てのマネージメントを受け持っていた弁護士の友人は慎重で。

彼女自身が3年前に自身の結婚式の為に準備していた紫の折り畳み傘を持ってくるように旦那さんに指示。抜かりなく、カバーアップする計画を練っていて流石でした。
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ウエディングドレスを着た新婦が、チェックのシャツにカーキのズボンというカジュアルルックの新郎に合わせて参列者の男性陣殆ど全てと同じくチェックのシャツを着たお父さんと共にアイルを歩き、新郎に引き渡される時にハイタッチを交わし。

宗教色や堅苦しいことが大嫌いな新郎・新婦の希望で、結婚式は笑いの絶えない、茶目っ気たっぷりな誓いの言葉が唱えられ、参列者は大笑い。お年を召した参列者の方たちは少し眉をひそめてらっしゃいましたが、宗教が苦手な私達は教会にも足を踏み入れずに済み、誓いの言葉にも宗教色が全くなくて一安心でした。189
結婚式を終えて新郎・新婦がアイルを歩く際には、友達が音楽を流していたラジカセを頭の上に掲げながら追従して、それにも皆で大笑い。沢山いた子供達が一斉にシャボン玉を吹いて2人を祝福していました。

その後は、お庭に場所を移して、皆で飲んだり食べたりしながらお喋り。ケータリングで頼んだお食事も、ブロッコリーのサラダ、パスタのサラダ、ベイクドポテト(サワークリーム、チーズ、ベーコン)ととても質素ながらも美味しいものでした。
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2時間程食事とお喋りを楽しんだ後で、新郎・新婦がプールサイドに飾られていたチョコレートムースのウエディングケーキに入刀し。お互いに食べさせて、ファーストバイトの写真を皆に撮影させて。その後はゲストが各々ケーキやパイを食べて、お開きとなりました。

皆が帰ってしまって、本当に近しい友達とご家族になった時点で夜の10時半になり。そこから少しの間ダンスを踊って、本当にお開きとなりました。
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新婦が堅苦しいのは嫌だと言ったので、通常披露宴で行われる新郎・新婦のダンスや新婦と義父のダンスなんかも全くなかったのですが、やっぱり新婚さんとそのご両親が同じ場所で踊っているのは可愛らしい情景で、写真が撮れて良かったと思いました。

全てが終わり、友達に車で送ってもらってホテルに戻ったらもう直ぐ日付が変わる時間。クッタクタでしたが、色んな方達とお喋りが楽しめて、美しい景色を眺めて、とても美しいアメリカでの思い出がまた1つ増えました。
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招待してくれたカップルにも、何くれとなく面倒見てくれた友人達にも、ご家族や親せきの方達にも感謝の気持ちで一杯です。結婚した友人カップルが幸せな人生を歩みますように。

2013年8月17日 (土)

ポートランド観光

今週後半は晴れて気持ちの良い日続きだったニューヨーク。どうにも体調が悪く、どうしても休めないボランティアは出つつも、基本的には家でゆっくりさせてもらっていました。

お蔭で友達のお別れパーティーも、私のバースデーディナー(主役なのに!)も、バースデーを祝ってもらうべく参加する予定だったウォーキングツアーも皆キャンセル。友達に申し訳ない気持ちで一杯です。

それなのに、友人の1人は今週末もポートランドに行くべくサンフランシスコで長時間の乗り換え待ちを余儀なくされているそう。あんまり暇で床に寝たり、ベンチでヨガしたり、通路で立ち読みしたり、椅子に座ったりと色んなポーズの自分を撮影して1枚の写真に合成した物をフェイスブックにアップしていました。映像作家ともなると、退屈な空港での待ち時間にも作品が作れちゃうんですね・・・芸は身を助けるとは正にこのこと(違います)。

ニューヨークの話題としては、只今ホイットニー美術館でエドワード・ホッパーの原画展が開催されていることに因んでか、フラットアイアンビルの1階のアートスペースに、ホッパーの有名な絵画『Nighthawks』が再現されていることが取り上げられています。通りがかりに覗かれてはいかがでしょうか。
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さて、ニューヨーク生活というタイトルなのにいつまでも旅行の話題で申し訳ないのですが、今回はウォーキングツアー以外で楽しんだポートランドの街についてです。
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バイクレーンが完備されているだけあって、自転車屋さんや自転車に乗っている人を多く見かけます。

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ポートランドといえばコーヒー文化も有名。ガイドさん曰く「スターバックス等のコーヒーは煎りすぎて豆本来の甘さが失われている。ポートランドのカフェは、産地別の豆を少し茶色になる位に煎って、豆本来の味わいと甘みを引き出すのが特徴」との事。どうせなら地元にしかないカフェに行きたいと、ガイドさんお奨めの『Courier Coffee Roasters』を探したのですが、発見できず断念。代わりにNYCにもある『STUMPTOWN COFFEE Roasters 』に。
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流石に混んでいましたが、広い店内には、タウンター席、テーブル席、ソファーがたっぷり配されているので、オーダー迄は5分程並びましたが、オーダー後は直ぐに座ることができました。お客さんは半分以上が観光客だったと思いますが、のんびりと寛げます。

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コーヒーブレイクの後は、マックス・ライトレイルのワシントンパーク駅で下車後、バス83番に乗ってワシントンパーク内にあるバラ園に行きました。8月なのでもう終わっているかと思いきや、まだまだ綺麗に咲いていました。

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ちょっと中心部から離れただけなのに、もう森の中といった雰囲気。自然に囲まれた美しい街であることを実感できます。残念ながら木が鬱蒼と茂りすぎていて、ポートランドの街を一望とはいきませんが、木々の隙間から少しだけ街を見下ろすことができます。

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ポートランドを歩いていると、子供連れ、障碍者連れの方を多く見かけますが、ワシントンパークは沢山の子供で賑わっていました。バラ園でも「どの薔薇が一番良い香りだと思う?お母さんのお気に入りを教えてあげるから、貴方のお気に入りも教えてね?」なんて微笑ましい会話が聞こえてました。

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兎に角広い園内に沢山の種類の薔薇が植えられているので、観光がてらという程度ではとても見切れませんでした。近くに住んでいたら、ピクニックがてら1日掛けて遊びに行きたいところです。

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大規模なイベントが行えそうなステージも。地元の方達がそこかしこで寛いでます。

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公衆トイレまで可愛い。

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ワシントンパーク駅の目の前、オレゴン動物園入口近くにあるワールド・フォレスタリー・センター/ディスカバリー博物館で、大好きな写真家アンセル・アダムスの写真展をやっていたので入館。入場料$9/人の割には物足りないかな・・・という感じでした。お子さんと入れば楽しめそうです。

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遊び疲れて早々に空港に移動して、空港にて夕食を済ませてのんびりしました。写真は自分たちのお土産に購入した物たち。ムーンストラックチョコレートのソルト&キャラメル入りチョコはとっても美味しくて、もっと買ってくるんだったと大後悔。箱や包み紙もいかにもポートランドっぽくてお土産にも最適。オレゴン・ビール共和国というふざけたロゴが入ったグラスは珍しく夫が気に入り購入。するも勿論酒飲みの私が主に愛用しています。

062 地元の友人お奨めのレストランとか『Voodoo Doughnut 』とか、もっと色々試したい所はあれども、今回は結婚式がメインイベントだったため、さらっと街を探索しただけで終わってしまいました。それでもポートランドの良さが十分に感じられて楽しい旅行でした。

2013年8月13日 (火)

ベスト・オブ・ポートランド・ウォーキングツアー②

朝から雨の火曜日のニューヨーク。昨日のようなザンザン降りではありませんが、小雨でもない感じです。今日も昼から夜にかけて雷雨の予報が出ているので、傘が手放せない1日になりそうです。

まだ旅行疲れが抜けないせいか、ニューヨークのニュースがイマイチぴんときません。今晩は無料のヨガクラスに行こうと友人と約束していたのですが、お互い疲れすぎなので早々にキャンセルしてしまいました。皆で明日のパーティーに備えて休養を取るつもりです。
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さて、今回は前回の『ベスト・オブ・ポートランド』(Best of Portland)ウォーキングツアーの続きです。
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こちらはあまり有名ではない『ポートランディア』像。1985年10月6日に設置されましたが、この像の肖像権は作者であるRaymond Kaskey氏が有しており、何処にも使用許可が出されないため商品化が全くされず、知名度が上がらないのだそう。確かに『ポートランディア』と言えばコメディーみたいになっていますよね。なんでも作者はこの像を自身の奥さんをモデルに制作したので、口の悪いポートランドの人々に悪口を言う口実を与えないために使用許諾をしないのだとか。

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昔はパラマウントの映画館だったThe Arlene Schnitzer Concert Hall。ブロードウェー沿いなので大きなネオンサインがあり有名です。

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コンサートホールの脇にあるポールには、其々神話や昔話のキャラクターがのっています。

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Oregon Historical Society Museumには、ポートランドという名前を決めるために使われたペニーが展示されています。なんでもポートランドという都市名は、ポートランド一帯の土地を有し、都市を建築しようと決めたウィリアム・オバートンから所有権を買い取ったフランシス・W・ペティグローブと、オバートンに融資をし共同所有者となったアサ・ラブジョイの2人が、互いに自身の故郷の名をつけると譲らず、結局コイントスの末ペディグローブが勝利し、ペティグローブの出身地であるメイン州ポートランドに因んで『ポートランド』と名付けるという経緯で決められたそう。その名前を決めるために使われたペニーが展示されているのですが、名前を決めるために使ったというメモ書きと共に金庫に仕舞われていたペニーは何故か2枚あり、どちらが本物かわからないとの事。そのため6か月毎に展示するペニーを交換しているのだそうで、本物を見ることができる確率は1/2。何ともアメリカっぽいというか・・・。

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地元で商売をしていたサイモン・ベンソン氏が、自身の従業員が綺麗な水が飲めないために酔っぱらって職場に現れることに業を煮やし、1912年にポートランド市に$10,000を寄付し、市内20か所に設置されたことが始まりの『ベンソン・バブラー』(Benson Bubblers)と呼ばれる水飲み場。現在は52か所に設置され、新鮮な水を提供し続けています。環境保全のため水圧が低く設定されていますが、手前2つを指で押さえると、後の2つから高くお水が噴き出して安心して飲むことができます。市民団体が水質調査をして問題なかったそうで、ダウンタウンの綺麗な地域にあれば安心して飲めるとの事。

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このエルクの像もいわくつきだそうで。完成したエルクの像は関節部分がぷっくりと膨らんでいて如何にも無様。大ブーイングを浴びたそうで、アーティストが最後には本物のエルクを見たことがなかったことを告白したのだとか。真面目にやろうよ・・・。

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バイクレインだけでなく、スケートボードやローラースケート専用レインも。ガイドの方曰く、「ここでしかしっかりとヘルメットを被っているスケーターを見ることができませんから、よく見ておくように」。因みに、道路に緑色等で表示されているバイクレインに書かれている自転車に乗った人のマーク。ある時、市役所の担当職員がふざけてバッグを襷掛けにしているメッセンジャーバージョンやら、ヘッドフォンをしているバージョンやらを作っていたら、その事実が発覚。大騒ぎになるかと思いきや、ポートランド気質を如何なく発揮して上の人達も大いに気に入り、以来担当職員は自身の創造力を発揮することを奨励されているそう。地元サッカーチームが優勝したのを記念して、サッカーボールを蹴っているバイカーとか色んなバージョンが存在するので探すのも一興。「差別的な物や公序良俗を乱す物は禁止されているけれど、安全でなくてはいけないという決まりはないため、自転車に乗りながらサッカーボールを蹴るマークはOK」なのだそう。大らかです。

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道端に用意されている電気自動車用のチャージャー。その場ではお金を払わなければいけないものの、後に年末調整にて返金される仕組みだそう。

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オールド・タウンには、ニューヨークと同じく鋳鉄(cast iron)を使った建物が多く見られます。その時代には自由の女神像が流行していたため、女神の顔が建物に多く使われているそうです。

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そして全米で一番小さな公園の前でツアーは終了。れっきとした公園だそうです。

ベスト・オブ・ポートランド・ウォーキンズツアー

ポートランド国際空港を午後10時に飛び立ち、約5時間掛けて月曜日の午前6時にニューアーク・リバティー国際空港に帰ってきました。帰りの飛行機は見たこともないような満席で、2か月前に予約したにも関わらず、夫と隣同士の席が取れず、2人ともトイレ近くのアイル席。

お蔭で頻繁に人が行き来するので目が覚めてしまい、寝不足と疲れでぐったりして朝8時前に帰宅しました。夫共々、仕事(ボランティア)をお休みして、先ほどまで爆睡したので大分体力が回復しました。空港から直行して働いている友人達が信じられません・・・若いって素晴らしい。
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今回はポートランド最終日だった日曜日に楽しんだウォーキングツアー『ベスト・オブ・ポートランド』(Best of Portland )についてです。

『ベスト・オブ・ポートランド』ウォーキングツアーは民間の会社によって運行されているウォーキングツアーで、現在の出発地点はブロードウェイ側のヒルトンホテル入口。飛び入り参加もできるかもしれませんが、事前に予約した人優先なので、特に週末には事前の予約が奨励されています。
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集合場所であるヒルトンホテルの2階に宿泊客以外も使用可能なトイレがあるので、ツアー前に行っておくと2時間のツアーも安心です。私達が参加した日は肌寒い日でしたので問題ありませんでしたが、念のため水分の携帯もお忘れなく。

このウォーキングツアーは、その名の通りダウンタウン・ポートランドの見どころを歩いて巡るもので、歩きながら簡単な歴史やシティー・プランニング、生活の様子を説明してもらえます。私たちのガイドさんは全米20州を渡り歩いたのちに、ポートランドに住みついたという男性。この街のユニークさと良さを存分に知っているので、興味深いお話満載でした。
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街の中心であるパイオニア・コートハウスの周りには、オレゴン州に自生する野生動物が配された噴水が設置されています。その中でこの小熊の彫像には面白いエピソードが。昔大学生がふざけてこの小熊を盗んだところ、動物を愛するポートランド住民たちが激怒し、新聞に死を宣告する投書がされる程ヒートアップ。恐れをなした学生たちはこの像を公園に返還し、その旨を匿名で新聞社に連絡してきたそう。かくしてこの小熊は無事に噴水に戻され、二度と同じ悲劇が繰り返されないよう地面まで届く杭で止められているのだとか。

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ポートランドの街はパブリックアートで溢れていますが、パイオニア・コートハウスの広場には傘をさして女性の為にタクシーを止める男性の像が。このアーティストは各地でその地域を象徴する人物の彫像を作っており、この男性はポートランドを象徴しているのだとか。でも、ポートランドの人はカジュアルな服装をすることで有名(足の指が隠れていて、襟が付いてさえいればドレスアップしているという感覚)だし、傘をさしている人なんて見たことない、という事で不評なのだとか。確かにオレゴン出身の友人達は意地でも傘を使いません。

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同じくパイオニア・コートハウス・スクエアの一角にあるパブリックアート。何処がアート?と思われた方。是非真ん中の円に立って壁に向かって何か話してください。自分の耳元で、何倍にもなって返ってきた声が聞こえて驚きます。心底吃驚したのでリアクションが大きかったのか、他のツアー参加者に笑われてしまいました。

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パイオニア・コートハウス・スクエアにある標識。札幌迄は4,456マイル!

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パイオニア・コートハウス・スクエアは、ポートランドの街を再生するための計画において、ヨーロッパの街のように中心となる広場を作ろうと真っ先に作られた広場だそう。中心とすべく、全てのバス・鉄道がこのスクエアを通るように設計されているそう。この近くに宿を取ると便利です。

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ダウンタウン・ポートランドで約1千万以上(多分。記憶が定かではありません)のプロジェクトを施行する場合には、その3%をパブリックアートに充てなければいけないと法律で定められているそうで、民間のビルにもアートが盛りだくさん。このパブリックアートが1980年代に作られた時には、裸体を公共の場所に設置することに対する反発が非常に大きかったそう。そのためつけられたあだ名が『胸に手を伸ばす』だったとか。今にも女性の胸を触ろうとしているかに見える男性は特に評判が悪かったそうで、鼻がへし折られたのだとか。現在はノーズ・ジョブを完了して、ハンサムになってます(というのがジョークでした)。

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車が不要な生活を目指すポートランドでは、バス停や電車の停留所にID番号が付けられており、運行状況が停留所にある画面に表示されるだけでなく、PCやスマートフォンでも随時チェックできるそう。確かに観光するにもとても便利な都市でした。

2013年8月11日 (日)

ファーマーズマーケット

時差ボケで早起きしてしまうポートランド最終日の日曜日。ニューヨークより3時間遅いのですが、ニューヨークの朝には目が覚めてしまうので、どうしても4時台に起きてしまいます。

夫は金曜日の午後4時過ぎにホテルにチェックインした途端ベッドに直行。そのまま土曜日の午前5時まで目覚めませんでした。お腹が空いても夫がいつ目覚めるかもしれないと思うと外出できず、結局私の夕食は部屋にあったスニッカーズに・・・。

そんな訳で土曜日の朝は午前4時半には目が覚めてしまい、早々にシャワーを浴びて支度をしたので、午前8時半からポートランド州立大学のキャンパスで毎週土曜日に開かれているというファーマーズマーケットに朝食を食べがてら出掛けました。
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ポートランド州立大学は友達2人が学士号を取得するために通った大学。札幌の大通公園のように、分離帯が巨大な木立が並ぶ細長い公園になっているパーク・アヴェニューの延長として存在していました。

会場のマーケットには8時半ちょっと前に到着したのですが、既に野菜、果物、蜂蜜、ジャム、花、ワイン、魚介、肉や卵などを販売する小さな屋台がずらりと軒を並べ、美味しそうな食事の香りが立ち込めるフード屋台が一角を占めていました。そして広場にはベンチとテーブルが並べられ、購入した食事を楽しめるようになっていて、ちょっとしたお祭りのよう。
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あちこちで音楽の生演奏も行われていて、家族ずれやカップル、仲間同士、観光客などが買い物や食事を楽しんでいました。販売されている野菜や果物が新鮮で質が良さそうで、購入して料理したい欲求にかられました。

前日アルバータ通りであまりの行列の長さに屈して食べ損ねたビスケット屋さん『Pine State Biscuits』が屋台を出しているのを発見。長めの行列だったのですが、8時半の開店と共に列が捌けるのではと並んで待ってみることに。

5分程並んで開店を待っている間に、何故か前にお子さんと並んでいた地元の男性とお喋りが始まり、地元情報を色々教えてもらいました。なんでも今週末は年に1回、街の中心を流れるウィラメット川の河岸にオレゴン中から集まった有名屋台がずらりと軒を並べ、ライブを聞きながら舌鼓を打てるという人気イベントの日だったのだそう。
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残念ながら友達の結婚式当日で昼からお手伝いだった我々は覗くことができませんでしたが、結婚式でお喋りしていた時にもこのイベントの話題が出ていて、ちょっとだけ残念なような。本日空港に向かう前に時間があったら冷かしてみたいです。

その他にも金曜日に降った雨は6週間振りの雨で、ポートランドは7月中全然雨が降らない変な気候だったこと。ビスケット屋さんは今週ファーマーズマーケットに初めて登場したこと。ポートランドには歴史のある美しい教会がたくさんあること、なんかを教えてくれました。
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ポートランドの街の印象を聞かれたので、「とにかく輝くみたいに綺麗ですね。NYCは道が汚くて、夏になるとゴミの臭いが充満してるんですけど、ここは何処もピッカピカな印象です。」と言ったら、「シアトルやサンフランシスコから来た人たちも同じようなこと言ってたよ。西と東の違いっていうよりは、ここが特別なのかもね。」と。シアトルは綺麗なイメージを勝手に持っていたので、意外でした。

無事にビスケットのサンドイッチをゲットして、陽だまりの気持ち良いベンチでむさぼり食っていたら、その男性が通りかかって「味はどう?」と。そこで「すっごく美味しいです!」(本当に今までで一番美味しいんじゃないかという位美味でした)と答えたら、「それは面白いね。この前僕の友人がNYCに遊びに行って、彼が一番気に入ったのがニューヨークは何を食べても美味しいって事なんだよ。」と。
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確かにそれはそうなのですが、「そうですけど。NYCでは倍額払えば美味しいものが食べれますよ。」と冗談で返したら、男性も笑って「お金ねー。」と言いつつ、「良い週末をね!」と手を振りながら帰られました。

お腹も満たされたので、自分達へのお土産に地元産のワイン、ミードというお酒、エルク・ジャーキーを購入して、お店の人達とも会話を楽しんで1時間ちょっとで退散しました。

少しの間散歩がてら出掛けただけだったのに、美味しい食事も楽しめたし、地元の人達と触れ合えたし、非常に楽しい経験でした。こういう幸運があるから旅行は止められません。

2013年8月10日 (土)

ポートランド旅行

金曜日の今日は夫に会社を休んでもらい、2人でオレゴン州ポートランドにやってきました。

朝4時に家を出て、地下鉄、NJトランジット、エアトレインと乗り継いでニューアーク国際空港に5時半頃到着し。無事午前7時頃発の飛行機に6時間乗ってポートランド国際空港に到着しました。
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ポートランドはニューヨークと3時間の時差があるため、到着したのは午前10時。でもニューヨーク時間では午後1時な訳で、腹ペコだったのでターミナル内のフードコートにて軽く朝食をとりながら休憩。
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そして空港に乗り入れている地下鉄グリーン・ラインに乗り込んで市の中心部まで出て、1回地下鉄を乗り換えてホテルに無事到着。ポートランドの街は整然としていて機能的で綺麗。乗り物も時間通りに運行されていて、とても便利な印象でした。
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ホテルに荷物を預けた後は、チェックインのできる午後4時まで昼ごはんがてら観光に出掛けることにし、8番バスに乗ってアルバータ通りに行きました。アルバータ通りはダウンタウンからバスで30分程。空港の近くの住宅街に位置し、静かな通りにカフェ、お店、レストラン、屋台等が並んでいます。
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芸術家が集まっていることでも有名なのだそうで、ガラス細工やモザイクを教える教室がいくつかありました。絵本を売る一軒家を利用した可愛らしい本屋さんのテラスでは、子供たちが何やら共同で制作作業をしてキャーキャーと笑い声を上げていて、和やかな雰囲気。
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ポートランドの街全体が、同じ国だとは信じがたいほどゆったりとして物価も安く、綺麗で秩序立っていますが、アルバータ通りは特にのんびりとした空気が流れているように感じました。平日なのに、どこのレストランもカフェも老若男女問わない人で溢れ返っているのも不思議でしたし・・・。

本当は大好き南部料理であるビスケットのサンドイッチが食べたかったのですが、行列ができていたので断念。インド料理のお店でビールを飲みつつおかずをつまんだのですが、美味しいし気持ち良いしで当たりでした。
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その後、お腹が一杯だったというのに、隣にあった手作りアイスクリームのお店が目に入ってしまい、調子に乗って食べてしまいました。食べ終わったらお腹がはちきれそうでしたが、とっても美味しかったので悔いなしという感じです。
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今晩は、友人皆で集まってプールパーティーをするようなのですが、私達は朝早くから活動していたのと時差でもう限界なので、パスしてさっさと寝るつもりにしています。ポートランドのダウンタウンの観光は、日曜日にお預けです。

2013年8月 8日 (木)

ケーキ・カップの可愛いカフェ

木曜日のニューヨークも午後から夜に掛けて雷雨の予報で朝から今にも雨が降りそうな空模様。昼間はムシムシするものの、朝晩はすっかり秋めいてなんだか寂しい気もします。

ハイライン公園もすっかり秋めいてススキ等の茶色っぽい色が目立つようになってきました。火曜日の朝行われているドロップ・イン・ボランティアもガーデニングのボランティアは今週で終了。来週からはお掃除等のボランティアになるそうです。

今朝はクイーンズのマクドナルドにあるプレイエリアで4歳の女の子が男から性的暴行を受けたことがニュースになっています。防犯カメラに映った男の様子が公開され、警察は犯人を特定しようと捜査している段階なようです。

そんな場所でも気を張っていなければいけないなんて、親御さんが大変過ぎますね・・・。なんだか嫌な世の中です。
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さて、今回は小さなプラスティックのカップに入ったケーキを販売するウエストヴィレッジにある可愛らしいカフェ『Bee’s Knees Baking Company』です。
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カップケーキならぬケーキ・カップは、小さなコップに様々なスポンジ、フルーツやナッツ、クリームやムースを重ねて詰め込んだ可愛らしいケーキ。6番街とグリニッジ・アヴェニューから1本入った細い通りにひっそりと佇んでいます。

便利な場所に位置しているのに裏通りのためか静かで、全面ガラス張りで明るい店内には蜂の巣を意識した木製の大きなテーブルが1つドーンと配置され、窓際にはカウンターが置かれています。決して広くはないのですが、開放感があって居心地の良い店内です。
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『蜂の膝』という不思議な名前の由来は、蜂が大事な花粉を膝にある空洞に入れて運ぶことが転じて、蜂の膝は卓越した物、優秀な物と同様の意味を持つ事から来ているとのこと。

メインはケーキ・カップですが、ベーカリーらしくピロシキっぽいおかずパンやクロワッサン、タルトなんかもショーケースに並んでいて、フレンドリーで面白い店員さんが丁寧に説明してくれます。ドリンク類もブルックリンのゴリラコーヒーを使ったドリンクやお茶系が大充実しているので、店内でゆっくり友達とお喋りが楽しめます。
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私がこのカフェを訪れた時は、友人が私の誕生日を祝ってくれるというので、彼女に小さなケーキ・カップが3つ選べるサンプリングをご馳走してもらいました。それにラテを頼んで、2時間くらい閉店まで喋り倒しました。

お店の方と友人がお喋りをしている時に私の誕生日を祝っていることを伝えた為、閉店間際に店員さんが4つのケーキ・カップを袋に入れて私達にプレゼントしてくれました。帰り際には「Happy Birthday!」と声を掛けてくれましたし、一気にこのお店が好きになってしまいました。
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折角プレゼントしてもらったので、友人と2個ずつ持ち帰り、私は改めて夫とケーキ・カップで乾杯。誕生日らしくキャンドルを立てて、この1年も夫婦揃って健康で楽しく過ごせるよう願いを込めて吹き消した後、2人で美味しくいただきました。大きすぎないのが良く、珍しくアメリカのスイーツが苦手な夫も完食していました。
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カップに入っているので手軽で手土産にもぴったり。色んな種類があるので、大勢でピクニックする時に持っていくと喜ばれそうです。勿論、友達とおしゃべりを楽しみたいときにカフェを利用するにもお勧めのお店です。
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Bee’s Knees Baking Company
113 W 10th St
(between Greenwich Ave & 6th Ave)
New York, NY 10011
TEL: (212) 989-6400
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2013年8月 7日 (水)

ブライアント・パークで画家さんが創作活動中

1日雨の予報で朝からどんよりと曇っている水曜日のニューヨーク。

今朝はボランティアによって運営されコミュニティーの中心となっている本屋『Word Up Community Bookshop』が再オープンすることがニュースになっています。

なんでもこの本屋さんはワシントンハイツで1年間コミュニティーブックストアとして慕われていたのですが、1年前に家賃が値上がりしたことを機に閉店に追い込まれたのだそう。でも、店舗を失ってからもボランティアの方はブックフェアに出店したりして活動を続け、募金を募り、この度募金が十分な額に達したので再度ワシントンハイツでの開店に漕ぎ着けたのだとか。

ボランティアさん達によって運営されている安い本を提供するブックストアというだけでなく、地域住民対象の英語クラスを開催したり、地元の著者の本を宣伝したり、アーティストに作品発表の場を提供したりと、コミュニティーセンターのような役割も果たしているそうです。

素敵そうな本屋さんなので、いつかクロイスターに行くついでにでも立ち寄ってみたいです。
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さて、今回はミッドタウンにあるブライアントパーク(Bryant Park)で夏の間行われているライブ・アート・パフォーマンス『Painter in Residence』のご紹介です。

ペインター・イン・レジデンスとは、その名の通り夏の間ブライアント・パークを拠点として4人の画家さんが約2週間ずつ創作活動を行うという取り組みで、今年で2回目を迎えたそう。今年は2013年7月1日~8月25日までの期間行われています。

少し前からブライアント・パークを通り掛かるたびに上手な画家さんが絵を描いているなぁと思っていたら、この取り組みの事をニューズレターで読んで知り合点がいきました。どうりで上手な訳です。
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そこで先日8月11日(日)迄担当の画家Marilyn Roseさんに写真撮影の許可を得る為話しかけたところ、「貴方も絵をかくの?」、「ヨガの帰り?貴方たちがヨガをしているところを描いたのよ。貴方もこの中に居るかもね?」とか気さくに話しかけてくださいました。

記念にマリリンさんが描いたヨガの絵の写真も撮らせて貰い、ホクホクして帰宅しました。通りかかるたびに違う構図で描いてらっしゃって眺めていると楽しめます。

残念なことに今のところ4人の画家さんの絵を発表する予定はないようです。是非夏が終わったら全員の作品をお隣の市立図書館ででも発表して欲しいものです。

Painter in Residenceのラインアップの詳細はこちら

ブルックリン・ブリッジ・パークでリーディング

朝からよく晴れている火曜日のニューヨーク。何もしていなければ過ごしやすい気候ですが、運動すると汗をかく位の丁度良い気温です。

今朝は、第2次世界大戦後公には公開されていなかったニューヨークの有名なビル『Woolworth Building』が試験的に一般に公開される事が大きな話題となっています。ウールワースビルは1913年~1930年まで世界で一番高いビルだったのだそうで、ロビーを見るだけであれば15分で$10、ツアーに参加すると45分で$30だそうです。いずれにせよ事前の申し込みが必要。

まだまだ参加したいウォーキングツアーも沢山あるので、少し高いし今回は見送ることにしました。が、いつか機会があれば参加してみたいです。
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さて、今回は今年で2回目となるブルックリン・ブリッジ・パークで毎週月曜日に行われている野外リーディングシリーズ『Books Beneath the Bridge』のご紹介です。
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今年のリーディングシリーズは、2013年7月8日(月)~8月12日(月)迄行われており、残りわずか1回。友人に誘われて先週初めてこのイベントを知りました。

毎週、ブルックリンにあるインディペンデント系本屋さんがキュレターとなり、午後6時~7時までの1時間、リーディングが行われるというこのイベント。会場はブルックリン・ブリッジ・パークのピア1にある石段のようなベンチスペースで、リーディングを行う著者の後ろにイーストリバーやファイナンシャルディストリクトの高層ビル群、自由の女神や行きかうフェリーが見える贅沢なロケーションです。
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8月5日(月)のリーディングは、ニューヨークにある5つの区からそれぞれ著者を1人ずつ、全部で5人選び、それぞれ10分ずつリーディングを行うという内容でした。皆さん、最近出版された自身の著作から一部、もしくは短いエッセーを読んでくれたのですが、面白いしバラエティーに富んでいるしで非常に楽しめました。

クイーンズ代表Victor LaValle氏は、自身のエッセー集からクイーンズで過ごした子供時代のハロウィーンを題材にしたエッセーを読んでくれて、面白くて大笑いしました。次にブルックリン代表として最新のフィクションから最初の部分を読んでくれたAlina Simone氏は、面白い上に、ブルックリンの街の様子やニューヨークで一人暮らしをする妙齢の女性の心理を切り取るのが上手くて、またまた大笑い。
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最後だったマンハッタン代表の
Colson Whitehead氏は、リーディングイベントだというのに最初の一行を読んでは、「これを読んで思い出したんだけど・・・」とか、「今思ったんだけど・・・」とか、「そういえばさ・・・」とか話し始めてばかりで、結局最後までお話をして終わってしまいました。が、彼の話も本書きとしての生活や苦悩が垣間見れて興味深かったですし、話術が巧みで面白くて笑ってばかり。

とっても楽しい1時間を過ごせて、折角だから著者の本を購入してサインをしてもらおうとテントに向かうと黒山の人だかり。やっと一番前に来たと思ったら欲しかった本が売り切れていました。それだけ充実したリーディングだったという事でしょう。
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ロケーションも最高だし、内容も大充実していたので大満足だったこのイベント。先週は大好きなポール・オースター氏が参加していたようですし、なんでもっと早く気付かなかったかと悔やまれます。

今回だけかもしれませんが、抽選で1名に参加した著者の本4冊セットがプレセントされていました。当たったら超ラッキーですよね。

もし来年もニューヨークで夏を迎えることができたのであれば、なるべく足繁く通いたいと思ったお勧めリーディングイベントです。

『Books Beneath the Bridge』の詳細スケジュールはこちら

2013年8月 6日 (火)

ホワイトアスパラガス

朝から気持ちよく晴れている月曜日のニューヨーク。これ位清々しい陽気だとやる気が出てありがたいです。

銃規制推進派のブルームバーグ市長がいるニューヨークでは、以前からニューヨークで犯罪に使われる銃の85%が他の州から流入しているとして銃の規制を国レベルで進めることを求める声があります。この週末に、また14歳の少年が拳銃を保持した上で警官の命令に従わなかったために射殺されるという事件が起き、ここ数か月続いている10代の若者が拳銃で死亡する事件がまた1つ増えたことにより、より議論が活発化しそうです。

警察も若者の銃犯罪が増加している地域でBBQ等のイベントを開催し、若者がギャング化しないように取り組むなど努力はしているようなのですが。警官に射殺されるケースも多いように感じますし、怖いことです。
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さて、今回はホワイトアスパラガスの徒然です。

日本で夫と2人で毎週のように訪れていたイタリアン・炭火焼レストランは、旬の食材をシェフが調理してくれるので季節を食から感じられるのがお気に入りポイントの1つでした。そこで、毎年初夏になるとホワイトアスパラガスがメニューに登場し、季節を感じられるのが嬉しくて1か月ほど季節の味を楽しんでいました。

また義母様が毎年旬のホワイトアスパラガスを北海道から取り寄せて調理しては持たせて下さったので、余計にホワイトアスパラガスには思い入れがあります。

とはいえ、マンハッタンに住むようになってからグリーンマーケットで買い物をするようにしていたらホワイトアスパラガスに出会わず、過去3年間遠ざかっていました。
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去年、ドイツ人のボランティア仲間とグリーンマーケットで買い物をしていたら、「ホワイトアスパラガスは季節を感じる大事な食材よね。家族中が大好きで、毎年苦労して皮を剥いたわ。手間がかかる割にあっという間に無くなっちゃうから残念にも思うけど、やっぱり毎年食べないと落ち着かないよね。私はチェルシーマーケットで買って毎年食べてるよ?」との助言が。

今年こそホワイトアスパラガスを食べようと思っていたのですが、なかなか出会わず。やっと先日ホールフーズで買い物をしていたら新鮮なホワイトアスパラガスを発見して嬉々として購入してきました。

簡単に茹でて、なんちゃってフランドル風にして食べただけでしたが、独特の歯ごたえが美味しくて嬉しくなりました。今年は季節の食材を多く取り入れたいと年頭に目標を立てた割には実現できていませんが、やっぱり楽しいですし、あと半年弱は頑張りたいと思います。

2013年8月 4日 (日)

夏の歩行者天国

昨日の昼過ぎまでの雨から一転、朝から快晴の日曜日のニューヨーク。昨日の夕方から晴れて、気持ちの良い散歩日和になっています。

昨日は思いがけず寝坊し、急いで出掛けたのでブログを書きそびれました。というのも、友達と昨日から始まったトンネルを利用したアート・インスタレーション『ボイス・トンネル』を見に行こうと言っていたからです。

結局、連絡の行き違いで友達には会えませんでしたし、ボイス・トンネルも受け付けが締め切られた後だったので見ることができませんでした。が、今年も楽しみにしていた歩行者天国『サマー・ストリーツ』(Summer Streets)を少しだけ楽しんできました。
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サマー・ストリーツは、毎年8月の3回の土曜日(今年は8月3日、8月10日および8月17日)の7:00~13:00の6時間の間、ブルックリンブリッジの始点から72丁目迄のラファイアット/パークアベニュー約7マイル(11.26km)を歩行者天国にして、サイクリングやウォーキングを楽しむ人々に開放するイベントです。

ニューヨーカーに健康的に体を動かすことの楽しさや、持続可能性が高い交通手段である徒歩や自転車移動のメリットを体感してもらうことを目的として開催されているイベントで、道沿いには休憩所、フリークライミングのウォール、ジップライン(終点の方が低くなるように空中にワイヤロープを張り、人が滑車でぶら下がって移動できるようにしたもの)、無料のヨガ・太極拳・ダンス等のクラス、音楽イベント、無料のグッツが貰えるブース等が用意されています。
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中でも注目を集めているのが、パークアベニュー・トンネルで行われているアート・インスタレーション。声を吹き込むことによってライトが変わるインタラクティブ・アートが普段歩くことができないトンネル内に設置されているとあって、新聞にも取り上げられて話題になっていました。

私達は寝坊して正午少し過ぎにトンネル入り口の到着したので、既に大行列ができており、行列に並ぶこともできないと断られました。ボイス・トンネルを楽しみたい場合には、なるべく早く到着した方が良さそうです。
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結局、昨日はサマー・ストリーツ終了の午後1時までの1時間弱をダウンタウン方面に散歩して、歩行者天国終了時にはチャイナタウンまで散歩を楽しめました。

今回は終了間際の1時間で殆どの無料グッツが無くなっていましたし、生憎の雨天でしたし、ボイス・トンネルも見れなかったので、また機会を改めて早起きして楽しみたいと思います。
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サマー・ストリーツのHPに詳細なイベントスケジュールや経路が掲載されています。

2013年8月 2日 (金)

イーストヴィレッジの人気のブランチ処

久しぶりに朝から気持ちよく晴れている金曜日のニューヨーク。昨日1日中雨だったので、余計に気持ち良く感じます。

今朝は、ミッドタウン・イーストにあるアパートのバルコニーで煙草を吸っていた35歳の女性が、バルコニーの柵が壊れた為に落下し死亡するという事故が起きたことが報じられています。3.5年程前にも同じような事故で人が亡くなっているのでまたかという気がしました。

夫と常々「ニューヨークのバルコニーはしっかり支えられてないから絶対に使いたくない」と言い合っているのですが、こういう事故が起きると余計に印象が悪くなります。
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さて、今回はイーストヴィレッジにある小さくてチャーミングなレストラン『Prune』です。
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このレストランはニューヨークに来たばかりの頃、人気のブランチ処を紹介するフリーペーパーの記事で一番人気として選ばれていたのでずっと行きたいと思い続けていました。が、その頃はブランチには3~4時間待ちだとレビューで書き込まれていたので、行列が嫌いな私は諦めていました。

が、今回近くに用事で出掛けた際に試してみたところ、20分待ちで入ることができました。ドリンクのフリーリフィルがないし、ウェイターさん達が無言の帰れプレッシャーをかけてくるので長居し難いのか、回転が速い気がしました。
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レストランはガラス張りで明るく、小さいので中までよく見渡せます。内部はわざと色あせてペンキが剥げかけたような壁に囲まれ、田舎風で可愛いです。ただ狭くて席と席の間隔が近いので、友達と集まってお喋りすることが主眼だと、向かないかもしれません。
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2人ともグレープフルーツジュースをオーダー。本当に絞りたてのような新鮮な味で美味しかったです。

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夫はベーシックな朝食のセット。なんてことない味でしたが、丁寧に作ってありました。最近味が濃いお店が増えているのが苦手な私達には好感が持てる味でした。が、特別美味しいとも感じませんでした。

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私はスパイシーな煮たひよこ豆を選択。レモンの風味がしたり、塩味がオリーブで足されていてマイルドだったり、卵がカリッとしていたりで、とっても美味しかったです。

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チェックと一緒にリコリス(スペイン甘草)のお菓子が。可愛いけれど、リコリスはやっぱり苦手です。スウェーデン旅行を思い出しました。

以上で$47.29(TAX+チップ込)と高めの値段設定でしたが、美味しかったので近くに行く用事があったらまた訪れたいと思いました。

Prune
54 E 1st St
(between 2nd Ave & 3rd St)
New York, NY 10003
TEL:
(212) 677-6221
おなじみの如くブランチは予約ができません。メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2013年8月 1日 (木)

マイロの不思議な冒険

朝からどんよりと曇っている木曜日のニューヨーク。気付けばもう8月なんて時が過ぎるのがあっという間です。今日は毎度の如く日中から夕方にかけて雷雨の予報。今日は降るかもしれませんね・・・。

今朝は特に大きなニュースもないようなので、最近フェイスブックで友人達が大賑わいしている『Umami Burger』がニューヨークにオープンしたという話題を。Umami Burgerは、LAにある人気のハンバーガー店なのだそうで、炒めたトマト&シイタケ(マッシュルームかも)、焼いたチーズから得られる旨味とお肉の旨味を最大限に引き出したハンバーガーなのだとか。

LAに出張でよく行く友達が大ファンで、やっとNYCにやってきたと早速食べに行っただけではなく、バーガーマークがついたサングラスも購入してご機嫌でフェイスブックに写真を載せていました。確かに美味しそうだし、サングラスも非常に可愛い。

でも、人気店にありがちな行列が早速できているそうで、行列嫌いの私が訪れる日は来るのか・・・という感じです。行列が嫌でまだシェイクシャックも行ったことがありませんし、もう4年近く居るのに。

日本語が名前に使われているけれど、アメリカ人が考案・経営するバーガーショップなのだそう。umamiは既に英単語化しつつあるんだと、友達に質問して初めて気付きました。英単語化した日本語が、学生時代に比べると格段に多くて吃驚してしまいます。
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さて、今回はお奨めされて読んだ本『The Phantom Tollbooth』(マイロの不思議な冒険)です。

この本は1961年に出版された本で、著者のノートン・ジャスター(Norton Juster)氏はニューヨークのブルックリンで建築家をしつつこの本を執筆しました。一般的には児童書というカテゴリーで発表されていますが、著者本人も「子供向けに書いた訳ではない」と仰っていますし、批評でも「小さな子供では深い意味を理解するのは難しい」と書かれており、大人が読んだ方が楽しめる気がします。
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元々この本はボランティア仲間が大好きだと内容を話してくれて興味を持ちました。その後購入しようと本屋の中を歩いていたら、知り合いに「その本とっても面白いよ!凄くお奨め」って声を掛けられたりして読むのを楽しみにしていました。

実際読んだら、大人だからこそハッとするような言葉が沢山出てきて、読むのを止められない面白さ。全てが退屈だと毎日をダラダラと過ごしていたマイロ少年が、ある日突然贈られた玩具の料金所で遊んだら、不思議な世界に旅立つというお伽話なのですが、不思議な国の設定が現代を皮肉った設定になっていてうーんと唸りましたし。

ニューヨークに来て間もない頃、ポール・オースター氏のリーディングに行く機会があり、大好きな著者の住んでいる街に住める喜びを実感しました。今回、この本に出会えて、もっとニューヨーク(もっと正確に言えばブルックリンですが)で生活できることを幸運に感じました。
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ボランティア仲間は去年、ジャスター氏の講演に参加したのでだそうで、その時の話も沢山してくれました。なんでも、この本を執筆した時ジャスター氏はブルックリンのアパートに住んでいたそうで、ある日ゴミを出しに出たら同じアパートの住人もゴミ出しに来ていてお喋りを始めたそう。

そしてお喋りをする内に、ジャスター氏が「実は今本を書いているんだ」と言い、それに対し相手は「実は私はイラストレーターを生業にしてるんです。今度書いたものを読ませてくださいよ。もし良かったらイラストをつけます。」と申し出てくれたそう。その相手こそが、ジュールズ・ファイファー(Jules Ralph Feiffer)氏だった訳です。

日本版のイラストはファイファー氏のものではなくて残念ですが、アメリカで出版されている本はファイファー氏のイラストが今でも採用されていると思います。なんだか、ニューヨークらしくて素敵なお話ですよね。

平易な英語だけれど、同じ意味を色んな言い回しで書いてあったり、全ての名前が言葉遊びでつけられていたりと英語の勉強にもピッタリの内容。そうでなくても、素晴らしい内容なので大きなお子さんへのプレゼントや自分の読書用に手に取られてはいかがでしょうか。勿論、小さなお子さんでも冒険ものとして純粋に楽しめると思います。

ウエストヴィレッジの居心地抜群イタリアン

ムシムシしているものの暑さは和らいでいる水曜日のニューヨーク。今にも夕立が降り出しそうにどんよりと曇っています。

今朝のニュースでは、専ら次期市長選に立候補しているアンソニー・ウィナー(Anthony Weiner)氏が、ネット上で知り合った女性に自身の裸の写真を送りつけて辞任した後も複数の女性と不適切な内容のEメールの交換をしていたことが発覚したにも拘らず、このまま選挙活動を続ける旨を発表した事が話題となっています。

ウィナー氏の支持率は4位に落ち込み、アドバイザーが辞任する等選挙陣営もガタガタ。それでも、選挙活動を続けるという決意にマスメディアは驚きを隠せないようです。

今のところは女性で女性のパートナーと結婚したばかり、今年初めには過去にはアルコール依存症だった事を打ち明けて話題となったクリスティン・クイン氏がトップのようですが、どうなるのでしょうか。
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さて、今回はウエストビレッジにあるアットホームなイタリアンレストラン『Malaparte』です。
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このレストランは以前通り掛かった時に可愛くて目を引いたので覚えており、今回散歩で近くに来たので思い出して入店しました。私たちが入ったのは週末の午後3時半頃という中途半端な時間。そのため店内は空いていて、バーの近くの席にゆったりと座れました。
026 木目調の床や家具が使われた店内はすっきりしているものの温かみがあり、カジュアルな雰囲気の中でリラックスして食事が楽しめました。夫は絞りたてのジュース、私は白ワインを頼んだのですが、きちんと最初に少しだけテイスティングのグラスを持ってきてくれました。
027 後で調べたらイタリアのエミリア・ロマーニャ州の料理なのだそうですが、私たちはイタリア料理に明るくないので違いがよく解りませんでした。それでも美味しそうだったし腹ペコでもあったので、お互い前菜を取った後、パスタをシェアすることに。
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私は人参のスープを。温かいのか冷たいのを選べたので、冷たいスープを選択。生姜でサッパリさせてあってとっても美味でした。

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夫はニシンかサバ(どちらか忘れてしまいました)のグリル。外側カリッと内側はジューシーで非常に美味でした。

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メインには手作りのラビオリを選択。本当にフレッシュで非常~に美味しかったです。

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あんまり美味しかったのでお腹一杯にも関わらず、デザートも頼むことに。ドリンクはカプチーノとラテ。コーヒー類も美味。

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ティラミスと迷ったのですが、コーヒー味のプリンにしました。素朴な手作りの味で美味しかったです。

034 2人の店員さんも、店長さんと思しき男性もとてもフレンドリーでしたし、居心地が良くて食事を満喫できました。食事は全部美味しかったので、$80位しても納得でした。是非また食事に訪れたいレストランです。

Malaparte
753 Washington Street

(between Bank St & Bethune St)
Manhattan, NY 10014
TEL: 
(212) 255-2122
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

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