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2013年12月 5日 (木)

ユダヤのペストリー

朝から小雨がぱらつく木曜日のニューヨーク。体調が良くなったと思いボランティアに出掛けると寝込み・・・と繰り返していたら、あっという間に木曜日になってしまいました。食料やら生活必需品やらが底をついてしまったし、用事もたまってしまったので、今日は朝から家事に追われています。

昨日は1日曇ったり、晴れたりの移り変わりの激しい天気だったのですが、一面雲に覆われているにもかかわらず雲の後ろは晴れていたせいか、空気が青く染まってマンハッタンが海の底に沈んでいるような不思議な景色が楽しめました。写真を撮ったらただのグレーな空にしか見えず、皆さんにお見せできないのが残念ですが、不思議に綺麗な数分間でした。

今日は日中も時々雨が降るそうですし、夜には断続的な雨になるそうなので、またまた雨に濡れて風邪をぶり返さないように気を付けたいと思います。変に暖かい1日となるようなので、皆様も体調を崩されないようお気を付け下さい。
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さて、今回はボランティア仲間にプレゼントして頂いたユダヤ系ペストリー(Jewish pastry)の徒然です。(Jewish pastryの訳に迷ったのですが・・・。Japanese pastryが和菓子ならば、ユダヤ菓子で良いのかな?と思ったり。何が正確なんでしょう。)

今年はボランティアでユダヤ系アメリカ人の方達と働きながらお話する機会が沢山ありました。夏の間一緒に働いていた男性がロシュ・ハシャナ(ユダヤの正月、Jewish New Year)を祝っている事を説明してくれ、何日にも渡ってお祝いの食事を用意したり、お祈りをしたりと特別な行事が続くことを教えてくれました。
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そのことを他のボランティア先の仲間と話していたら、彼女が昔ユダヤ系の男性とつきあっていた際に食べた手作りのお菓子がとても美味しかったという話になりました。でも、昔の事なので、そのペストリーの名前は覚えていないのだけれど、三角形でアプリコットジャムにケシの実が混ざったものが挟んであり、特別な祝日に食べるお菓子だったとの事。

そんなに美味しいのであれば食べてみたいと思い、また違うボランティアで長らく一緒に働いているユダヤ系アメリカ人の女性にそのお菓子を知っているか質問してみると、「あ、それなら知ってるよ。ハマンタッシェン(Hamantash)でしょ。でも、ハマンタッシェンは何だか忘れたけれど、祝日に食べるお菓子だった筈だから、いつでも買える訳じゃないと思うけど。」との事でした。

その後、その日一緒に働いていたユダヤ系アメリカ人の男性とも話していたのですが、2人共信心深く無いし、ご家族も伝統を重んじるタイプではないそうで、ハマンタッシェンはご存知なものの、それがどの祝日に食べられるものなのかはわからないとのことでした。
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帰宅して調べてみると、ハマンタッシェンはユダヤ教のプーリーム(Purim)というお祭りで食べるペストリーだと分りました。プーリームとは、ユダヤ暦アダルの月の14日に行われるユダヤ教のお祭りで、ペルシャ王アハシュエロスの高官であったハマンが企てたユダヤ人の虐殺が神の意志をうけたエステルおよびモルデカイによって阻まれたことを祝うため、戦いが終わった日に子供から大人まで仮装をしてお祝いをするとの事。

因みにユダヤ歴アダルの月の14日とは、太陽暦でいうと大体2月か3月になるようで、今年は2月24日&25日、2014年は3月15日&16日なのだそう。つまり来年の3月初旬から中旬にかけてユダヤ系ベーカリーに足を運べばハマンタッシェンが購入できる確率が高いという事でしょう。とはいえ、頻繁にベーカリーを覗かないので定かではありませんが、ハマンタッシェンの写真を見て見覚えがある事に気付きました。もしかしたら、通年置いてあるお店があるのかもしれません。
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来年まで食べられないのか~とがっかりしていた矢先、いつもの様にボランティアに出掛けたら、「今日は貴方にプレゼントを持って来たのよ」と一緒に働いているご婦人。何かと思ったら、ユダヤ菓子としては知名度が高いルーグラ(Rugelach)でした。とはいえ、色んな所で見かけていたものの、ルーグラがユダヤ菓子だと初めて知りましたが。

クイーンズに住むご婦人の周りの人達が美味しいと口を揃えて褒めているユダヤ系のベーカリーだし、私がユダヤ菓子に興味があるみたいだから、とわざわざ買ってきてくださったのでした。よく見かけていたものの食べたのは初めてだったのですが、風味豊かで小さくともとても満足感が得られる美味しいペストリーで、ランチの代わりやデザートに楽しませてもらいました。
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それだけではなく、黄ばんでページがばらけてきているような年季の入ったユダヤ料理のレシピ本からハマンタッシェンのレシピをコピーしてきてプレゼントしてくださいました。これは本当に嬉しくて、「最近は折角アメリカに居るのだからとアメリカのレシピで料理をしているのだけれど、これでアメリカ料理だけじゃなくユダヤ料理もマスターできる!」と冗談を言ったら笑ってくれてました。

ホリデーシーズンは、臨時のボランティアが入ったり、イベントが入ったりと何かと忙しない季節なので試せていませんが、来年のプーリームでは皆さんに振る舞えるくらいになっていたいものです。

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