2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月27日 (木)

イスラエル風パン屋

朝は雲の合間から晴れ間が覗く木曜日のニューヨーク。時々小雪が舞う可能性はあるようですが、基本的には天気がもちそうで一安心です。が、今朝ラジオで週間予報を言う際アナウンサーが「今週の予報は・・・(溜息)」と大げさな溜息を吐いていたので、夫と2人で笑ってしまいました。お出かけの際には、暖かくした上で小雪に対応できるようにした方が良さそうです。

ニューヨークと言えばベーグル!という方が非常に多いと思います。ニューヨークを離れると恋しくなるものとしてベーグルを挙げる人に沢山会いますし、観光でニューヨークを訪れたらベーグルを食べるという方も多いのではないでしょうか?

そんな方達の為に、今朝WEBマガジン『Gothamist』でベーグルの美味しい店10選を特集していました。ブルックリンのベーグル処が多い印象ですが、クイーンズやマンハッタンのお店もあります。観光の際の参考にされてはいかがでしょうか。

また、今年も聖パトリックの祝日(St Patrick's Day)が近付き、マンハッタンでは毎年恒例のパレードが今年も予定されています。が、今年もパレード主催者がLGBTコミュニティーの参加を拒否したため、デブラシオ市長と市議会が参加を見送る方針を発表して話題を集めていました。

毎年この時期になると繰り返されるこの論争。実にニューヨークっぽくないと思ってしまうのは私だけでしょうか。
*********************************************
さて、今回はユニオンスクエア・パークの近くにあるイスラエル風パン屋さん『Breads Bakery』のご紹介です。
012
このベーカリーは、雑誌『New York』のベスト・オブ・2013レストラン特集のデザート部門で取り上げられていたため知りました。なんでもここのchocolate babkaが絶品なのだとか。

という訳で、用事で近くに出掛けた際に夕食用のサラダとサンドイッチ、食事用のオリーブパン、そしてデザート用のバブカを購入しました。このお店はイートインコーナーも設けられており、その場で食事を済ますことも可能です。
013
サンドイッチはフォカッチャに具が挟んでありましたが、閉店間際に購入した為パンは野菜の水分を吸ってベシャベシャになっていました。ランチ時とかに店内で食べるのが正解なのかもしれません。奥のサンドイッチ、サラダ等を販売していたカウンターではスープやドリンクも売っていたので、美味しいパンとスープで昼食をすれば大満足できそうに思いました。

オリーブパンはオリーブの塩気が凄く効いていたので、トーストしてチーズを乗せるだけで立派な昼食になりました。レビューを見ると他のパンも美味しそうです。
015
でも何と言ってもバブカ(Babka)が美味しかった!ここで販売しているバブカはユダヤ系のお菓子の方でクロワッサンのようなサクサクとした生地にチョコレートが練り込まれているタイプと、レーズンとシナモンが練り込まれているタイプがありました。因みにキリスト教国のバブカとはシフォンケーキの様に高さがあり真ん中に穴が開いたタイプのブリオッシュのような食感のケーキにアイシングが掛けられた物を指すようです。
016
レビューでもチョコレート・バブカ(やルグラ(rugalach))が兎に角持て囃されていましたが、チョコレートは大好きなのにチョコレート味の物は苦手な場合が多い私は、レーズンとシナモンが練り込まれたバブカを選択。アメリカの甘味が苦手な夫も「シナモンロールみたいな味だね」と気に入って、パクパク食していました。

クロワッサン等も美味しいようですし、バレンタイン近くに来店したらハート形の可愛らしいクッキーが売られていましたので、季節ごとに特別なスイーツが登場するのかもしれません。今度は散歩がてら訪れて、ブランチでも楽しみたいと思っています。

Breads Bakery
18 E 16th St
New York, NY 10003
                                     (b/t W Union Sq & 5th Ave                    in Union Square)
TEL: (212) 633-2253      
詳細なメニューやベーキングのクラスについてはお店のHPをご確認ください。

2014年2月26日 (水)

カーネギーのローズ博物館

朝から今にも降り出しそうな空模様の水曜日のニューヨーク。日中は小雪がちらつく予報ですので、帽子やフードでガードしましょう。

今朝はWEBマガジンの『Gothamist』が、使用可能な地下鉄の公衆トイレ地図を公開してくれています。ニューヨークを移動しているとトイレが少なくて困ることが少なくありません。旅行をしている時は近くのトイレ事情が頭に入っていなくて、仕方なくスターバックスを利用したりと余計にお困りの事も多いのではないでしょうか。そんな時この地図を持っておくと安心ではないでしょうか。

現在地下鉄には129のトイレがあるそうですが、48か所しか実際に使用できないのだとか。入ってがっかりするよりは、知っていた方が安心できそうです。

毎朝お世話になっているニューヨークの公共ラジオ局が募金を募る時期に突入し、全然ニュースが聴けません。早く募金期間が終わらないかな・・・と首を長くして待っています。
*******************************************
さて、今回はカーネギーホール(Carnegie Hall)の2階にある小さな博物館『ローズ博物館』(Rose Museum)のご紹介です。
008
有名なカーネギーホールですが、シーズン中は無料でカーネギーホールの歴史を学べる小さな博物館(とお土産を売るショップ)が2階にひっそりと存在しているのをご存知でしょうか。この博物館にはチケットが無くとも、セキュリティーの方に博物館を観たい旨を申し出て、氏名などを名簿に記入するだけで入ることができます。

今シーズンはウィーン特集を組んでいる為に、現在ローズ博物館ではウィーンに縁がある作曲家達の直筆の楽譜や私物等が展示されています。モーツァルトの内から流れ出る音楽を書きとめる手が間に合わない感じの踊るような音符やベートーベンが使用していた薬を量るためのスプーン等、作曲家の人となりが想像できるような展示になっています。

また昔のウィーンの地図が大きく展示されているのですが、今と殆ど変っていないのが驚愕でした。滞在していたホテルから友人の結婚式があった場所まで地図上で辿る事ができて、なんだか不思議な気分でした。ウィーンを訪れた事がある方は特に楽しめると思います。
019
特別展が無い時は、カーネギーホールの歴史が学べる展示があって、クラッシックファンは必見です。小さなショップには、カーネギーホールの歴代ロゴがあしらわれたマストブラザーズ・チョコレート(Mast Brothers Chocolate:ブルックリンで全て手作りされているこだわりのチョコレート。包装紙がとても可愛い事でも有名です。 )等が販売されていますので、ついでにお土産を探すこともできます。

Rose Museum
154 West 57th Street,
Second Floor
Seven Days a Week, 11 AM–4:30 PM
(Also available evenings to Stern Auditorium / Perelman Stage concert patrons。但し、7月1日~9月14日はコンサートホールがクローズするのに合わせて閉館しています)
詳細はHPにてご確認ください。

2014年2月25日 (火)

バーでストーリー・スラム

どんよりと曇って寒い火曜日のニューヨーク。今日から土曜日まで最高気温が0℃から-3℃と寒い日が続きそうです。予報では昨日の夜から雪が降ると言っていましたが、現在は今晩の夜半から明日に掛けて雪になるとの事。来週の月曜日・火曜日は最高気温が-3℃で最低気温は-13℃まで下がって雪が降る予報ですが、今回も外れてくれると良いのですが。

冬は観光客が減るので色々な企画が持ち上がります。2014年2月17日(月)~3月7日(金)迄は毎年恒例の冬のレストランウィーク。今年も3コースがランチは$25、ディナーは$38で味わえます。が、レストランによってはランチはやっていなかったり、週末は対象から外されていたりするのでご注意ください。

また、先日まで行われていたブロードウェーチケットが1枚の値段で2枚購入できるキャンペーンに続き、現在はオフ・ブロードウェーチケットが1枚の値段で2枚購入できるキャンペーンが行われています。ブロードウェーの時と違い、割とチケットが残っているようですし、席も選べるようなので、この機会に実力派の舞台を堪能するのも一興です。
*******************************************
さて、今回は昨晩グリニッチ・ヴィレッジ (Greenwich Village) にあるロッククラブ『Bitter End』で開催された『the Moth』についてです。
007
以前SoHoにある古本屋/カフェ『Housing Works』で開催された『the Moth』について書いたことがありますが、このイベントは全米の各都市で開催されており、ニューヨークでもいくつかの場所で開催されています。今回は小さなロッククラブで開催されるという事で、21歳以上のみの入場が許可されていました。

『the Moth』とは、ストーリー・スラムと称されているイベントで、イベント当日に申し込んだ人達がくじ引きによって10人だけ選ばれ、その日掲げられたお題に沿って5分間、即興で実話を語るというもの。その内容は笑える内容でも、真面目な話でも、泣けるお話でも、自由に決められるため、その日集まる聴衆も何が起こるか分らないワクワクを味わえます。

前半・後半に分けて5人ずつ話をし、聴衆から当日選ばれた審査員3グループが10点満点で採点をして、その日のチャンピオンを決定します。話ができる人は、申込用紙が入れられたバッグから話をした人が1枚だけを選ぶリレー形式で決められていきます。
010
昨晩のお題は『カルマ』(Kharma)。カルマは「過去の行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。」という因果応報の法則の事。司会の女性がカルマの意味をウエストサイド・ストーリーにまつわるご自身の体験を交えて面白おかしく説明したのち、ステージが始まりました。

今回の会場は小さなバーだったので、ハウジング・ワークスに比べて入場できたお客さんが少ない印象でした。そして私達は開場の1時間以上前から並んで、そこそこ良い席を確保したにも関わらず、後からやってきた人達が文字通り足の踏み場もない位に詰めかけたので、居心地が悪く・・・。人がドリンクを買いに行ったりする度に避けなければいけないので、話に集中できませんでした。

また席についている人達はドリンクを買わなければいけなかったので、入場料$8だけで済まなかったのも残念でした。友人も私も40歳前後なため、昨晩のお客さんがハウジングワークスの時に比べて若かったのも少し馴染めなかった原因かもしれません。
014
そんな訳で、私達はハウジング・ワークスの方が会場としては好きであるという結論でした。ハウジング・ワークスの方が人数が入れるためか、盛り上がりも良かったですし。

また司会の女性はとても面白くて、辛辣ではないユーモアを持ち合わせていてとてもよかったのですが、全体的に話の出来がハウジング・ワークスの時の方が良かったです。昨晩の語り手は少し練習不足な印象の方が多くて、それも少し残念でした。

とは言え、ニューヨークらしい眉をひそめてしまうような変わった人達が登場したり、思わず笑ってしまうような話が登場したり、厳しい現実に直面した人達の話に心を痛めたりと楽しい一時を過ごしました。
015
英語の勉強にもなりますし、ご自分が住む地域との一体感も味わえる素敵なイベントですので、是非近所で開催されている時には試に参加されてはいかがでしょうか。$8で楽しい一時が過ごせると思います。

2014年2月24日 (月)

ハイラインのインスタレーション

朝は晴れている月曜日のニューヨーク。日が昇るにつれて気温が下がり、夜には小雪がちらつくかもしれないとの事。昨日はとっても暖かく、日中は薄いコートも要らない位だったのに、今週からまた冬に逆戻りです。

ラジオでは相変わらずウクライナ問題がロシアとの関係性と絡めて語られていますが、地元の話題としてはグッゲンハイム美術館で大規模な抗議デモが行われた事が取り上げられています。土曜日の夜は任意の入場料でグッゲンハイムに入館できますが、それを利用して大勢のデモ隊が入場。

グッゲンハイムが真ん中の吹き抜けを中心に渦巻状になっている事を利用して、一斉にバナーを掲げてスローガンを叫んだそう。そもそもの抗議は、グッゲンハイム美術館がアブダビに建築している分館について。なんでもNYUの分校、グッゲンハイム美術館およびルーブル美術館の分館をアブダビに建築するために使われている労働者は契約移民の人達で、劣悪な環境に置かれているそう。

発注元であるNYU等は「下請けの建築会社の問題なので、我々には如何ともしがたい」とコメントしているようですが、デモ側は「発注主として下請側に状況改善を求める事が出来る筈」と主張しています。契約移民の工事従事者は雇用主の許可がないと自国に戻る事も出来ないとの事。悪しきグローバリズムの一例のようですね。
******************************************
さて、今回はハイラインで行われているインスタレーション2個のご紹介です。
002
ひとつ目は2014年1月23日(木)~3月12日(水)迄22丁目付近で行われている『Conductor (2009)』です。投影されているのは午後4時半からハイラインの閉園時間まで。

Nicole Miller氏の作品は7分間。ひたすらジャケットを着た男性が喋っている姿が無音で流される不思議な作品です。彼女の作品では、黒人の方達に対する先入観と現実を問い直す作品が多いらしいのですが、音が無いとそのコンセプトがよく解りませんでした。
013
2つ目も2014年1月23日(木)~3月12日(水)迄14丁目の通路で投影されているVictor Alimpiev氏の作品。こちらは午後4時からハイラインの閉園時間まで投影されています。

Victor Alimpiev氏の作品では、彼が自ら振付を考えて大人数の人達が儀式の様に見える不思議な動きを一斉に行う様が映し出されています。見ていると不気味で、意味の分からない事を拒絶したがる脳が嫌がるのが解るような映像でした。正直な感想は、気味が悪い。

3つの作品が代わる代わる投影され、其々主題が異なるようですので、ご興味がある方はじっくり観ると楽しめそうです。
017
勿論、まだ『Busted!』の展示も続いていますので、ハイラインのそこかしこでアートを楽しむことができます。
005
また、先週からコマドリ(robin)がハイラインに滞在しているようですので、散歩をすると出会うことができるかもしれません。こちらは多分マネシツグミ(NORTHERN MOCKINGBIRD)。ポーズを取るかのように、全然動きませんでした。

2014年2月23日 (日)

マディソンスクエア・パークのパブリックアート

朝からよく晴れている土曜日のニューヨーク。昨日メールをくれた友人の〆の言葉は『Enjoy the sun this weekend!』でした。暖かくて晴れていていう事なしの1日になりそうです。

昨日は直前まで強い雷雨だったにも関わらず、どんよりと曇っている雲の隙間から美しい夕日が覗いて非常に幻想的な風景が広がりました。夕日の差している場所は綺麗なローズ色で、その他の空は薄いラベンダー色に染まり、不思議な雰囲気でした。
005
私達は何故かくったくたモードで2人してばてています。そのせいか、今朝パンケーキを焼いていたら、肘をぶつけて計量カップを割ってしまいました。何故か夫が結婚前から持っていて、結婚してからも14年以上愛用していたのに・・・と悲しい気分です。先日はこちらで購入してから気に入って使っていた、手作りガラスのコップも1つ落として割ってしまいましたし。疲れていると碌なことをしません。

結婚して直ぐに購入したクッションカバーも薄汚れてしまい、とうとう買い替える事にしましたし。京都に旅行して一目ぼれしてから10年以上使い続けていたラグも毛がぼろぼろと抜けてみすぼらしくなってきたので、買い替えを検討していますし。日本に帰国する際には、色々と処分することになりそうです。

その分、帰国してからニューヨークでの日々を懐かしく思える物が増えると思えば、なんとなく嬉しい訳ですが。
*********************************************
さて、今回はフラット・アイアン地区にあるマディソンスクエア・パーク(Madison Square Park)で展示されているパブリックアート『THIS LAND IS YOUR LAND』のご紹介です。
001
マディソンスクエア・パークでは、その場所でしか感じられないパブリックアートの展示を定期的に行っていますが、今回の作品はブルックリン在住のチリ出身のアーティストIván Navarro氏の作品。

ニューヨークではお馴染みの屋上に備え付けられた水を溜めるタンクwater towerが3つ配置されている物です。私が通りかかった際にはまだ工事中でしたが、正式にオープンしている今ならば、下から覗くとネオン色の反射が楽しめるのだそう。

展示期間は2014年2月20日(木)~4月13日(日)迄です。
002

2014年2月22日 (土)

映画館で白鳥の湖

朝から小雨のぱらつく金曜日のニューヨーク。今日は一日スッキリしない天気のようですが、そのお蔭か最高気温は12℃まで上がる予報で、暖かい1日になりそうです。週末も最低気温が氷点下に下がらず、最高気温は10℃弱。積もった雪が融けそうです。

ラジオではウクライナの首都キエフで続く大規模なデモの話題が大きく取り上げられ、新聞も1面で黒焦げになった独立広場の写真を掲げています。CNNでは警官隊に属するスナイパーが丸腰のデモ隊に狙いを定めて発砲する映像が繰り返し流され、デモの泥沼化と情報が錯綜して正確な状況が分らない様が中継されていました。

個人的には体調が回復したこともあり、楽しいお誘いが増えて遊びの予定がぎっしりで忙しく感じるという幸せな状況に戻ってきました。随分先の結婚式のリハーサルディナーやら新居のお披露目パーティー(house warming party)やらの招待も届いて、暖かい季節の到来が今から楽しみです。
*****************************************
さて、今回は昨日映画館で楽しんだクラシック・バレエ『Swan Lake』です。
014
この上映も映画館でMETのオペラやイギリスのロイヤル・バレエ団(The Royal Ballet)のバレエ、歌手のコンサートやスポーツイベントが鑑賞/観戦できるシリーズ『Fathom Events』の一環でした。バレエやオペラが好きなものの、仕事を辞めてニューヨークに来てからはすっかりご無沙汰している私としては、$15で楽しめるこのイベントはとても貴重。時間と体力が許す限り劇場に足を運んでいます。

昨晩は「仕事で頭が疲れすぎてる」と珍しく夫も一緒に鑑賞しました。『白鳥の湖』は4幕からなる代表的なクラシック・バレエで、何時もの如くメイキングや幕間の休憩を入れて3時間にも及ぶ上映でした。が、やはりバレエは人気らしく、劇やオペラに比べて客席は埋まっていました。
003
このバレエを生で観たことは無いのですが何故か鑑賞はしたことがあって、オディールが王子を誘惑するダンスやオデットが身を投げるシーンは頭に焼き付いていたのですが、昨晩鑑賞して全てのシーンを観たことは無い事に気付きました。でも、マシュー・ボーン版は実際に観たことがあり、大好きすぎてDVDも持っている程です。

そんな訳でストーリーは頭に入っていましたが、夫は全く知識がなかったそうで、メイキング部分でストーリーの要約が字幕で流れたのが非常に有難かったと喜んでいました。また、いつもの事ですがメイキングでダンサーがどんな苦しみと痛みを押し隠して華麗に踊っているのかが語られるのが興味深く、また違った目で楽しめた気がします。
028
昨晩鑑賞して『白鳥の湖』は兎に角群舞が美しいと感激しました。白鳥役の女性ダンサー達が一糸乱れず舞ったり、ピクリとも動かないまま静止していたりと、目を奪われて物語の世界に惹きこまれました。

そして結末は知っているのに、何度見てもラストのオデットと王子の別れのシーンはジーンとして泣きそうになってしまいます。なんであんなに胸に響くんでしょうね?音楽と群舞と主役2人の感極まったようなダンスと・・・全てが相まっていつも感激してしまいます。
030
でも、今回ブログを書くにあたって調べたら、オデットの魔法が解けて王子と幸せに暮らすハッピーエンドのバレエもあるそうですね。いつか違うエンディングのバレエも観てみたいものです。

次回のロイヤル・バレエの上映は3月20日(木)の『The Sleeping Beauty』。観たことが無い演目なので楽しみにしていたのですが、日本への一時帰国と当たってしまい観れないのが残念でなりません。その時期ニューヨークにいらっしゃって、バレエにご興味がある方は是非。

2014年2月20日 (木)

雨上がりのハイライン

朝から気持ちく晴れた木曜日のニューヨーク。午前9時前で既に4℃もあり、最高気温は10℃近くまで上昇するということで、ラジオでも喜びのコメントをしています。昨日も長袖3枚の上にコートで歩いていたら汗をかいてしまうような暖かさでしたが、今日はそれ以上になりそうです。

昨日はボランティアのトレーニングがあり、久し振りに会うボランティア仲間と挨拶したり、スタッフさん達と言葉を交わしたりで楽しい一時を過ごしました。その後、無くなったコーヒー豆を購入しようと近くのカフェに入店したら、以前ボランティア先で働いていたスタッフさんと思いがけず再会。ここでもハグして近況を知らせ合い、楽しい一時を過ごせました。

昨日から頭痛も無くなり体調が本格的に回復したように感じ、結果として活動的に過ごせたお蔭で色んな人に会えて楽しい1日でした。やっぱり健康第一です。

昨日はどういう原因か全く分りませんが、チェルシー地区で電気漏れが発生し、通りのドアノブや鉄格子等が帯電して触ると感電する状況が生じ、6番街の1ブロックが封鎖されるという騒ぎがありました。数日前にもブルックリンで散歩していた犬が感電する事故があった様でしたが、その時には切れた電線でもあったのかな?と然程気にも留めず記事も読みませんでした。が、今回は1ブロック全てで電気漏れがあったそうで、なんだか恐ろしい話です。

街全体が老朽化している今、オバマ大統領が提言していたように都市を再生すべきだと思うのですが、何故共和党は大反対なのでしょうか。いくら借金が嵩んでいると言ったって、住民が安心して暮らせる街作りは大切だと思うのですが。
**************************************
さて、今回は空中公園『ハイライン』(the High Line)の雨後の様子のご紹介です。
018
ハイラインで去年の春、草刈のボランティアをしてからというものこの公園のファンになり、よく足を運ぶようになりました。四季折々、そして気候や時間帯の違いによって姿を変えるこの公園は、足を運べば運ぶほど発見がありもっと好きになります。
001
昨日は朝から強い雨が降っていましたが、止んだ直後に散歩してみました。
004

雨が上がったばかりで人影もまばら。夏の活気あふれるハイラインも素敵ですが、こんな静かな空間も贅沢で好きです。

006

ハイラインの植生をデザインしたオランダ人のピエト・ウドルフ(Piet Oudolf)氏は四季で姿を変える植物を魅せる事をモットーの1つにしています。その通り、冬の立枯れた植物の並ぶハイラインも本当に美しいと感じます。

007

深い雪に埋もれて植物が殆ど見えない白いハイラインも新鮮です。

011

遠目に見るとなんてことない景色ですが・・・

009

実際に近くで見ると、雨粒がオーナメントの様にキラキラと陽光に輝いていて、それはそれは綺麗で暫く目を奪われて立ち尽くしました。

015

赤い実の付いた枝にも天然のオーナメント。

010

あの美しさが写真だと全然伝えられないのがとても残念です。

016

枝の描く美しい造形を堪能できるのも冬の楽しみ。

013

放射状に広がっている枝が美しい。

020

2014年2月19日 (水)

セントラルパークの雪景色

朝から薄曇りの水曜日のニューヨーク。昨日から寒さが和らいでいて、今日は午後から雨がぱらつく予報です。積もった雪が雨と混ざって足元が悪くなりそうですね。

先日どうにも避けきれない巨大な水たまりに遭遇し、仕方なくふくらはぎまで水没する羽目に陥り、雪交じりの水がブーツに入って非常に辛い思いをしました。それに懲りて、試履きをしようと購入を控えていたレインブーツをアマゾンで発注してしまいました。早く届かないかと首を長くして待っています。

先日雪が降った際に学校を休校にしなかったことでデブラシオ市長が非難されていましたが、流石に昨朝に関しては休校しない判断に文句は出ていないようです。ご自宅前を自身で雪掻きして庶民派をアピールしているようですが(と言うか、ただ単にいつも通り雪掻きしているだけかもしれませんが)、早く実績を上げて本当の意味での支持が広がると良いのですが。
**************************************
さて、今回はセントラルパークの雪景色のご紹介です。
008
都会の中に広がる自然を満喫できるセントラルパーク。先週の週末には大雪の後に晴れ渡ったので、多くの雪だるまや雪の彫像が出現していました。
011
中には男性器を模した巨大な彫像まで出現し話題を呼んでいました。そんなセントラルパークの雪景色をご紹介します。
006_2

見渡す限りの雪をバックに記念撮影する人達も沢山見かけました。

012

シープ・メドウは6インチ(15.24cm)以上雪が積もると解放されるらしく、昨日も入ることができました。

013

広くて気持ちの良い芝生の広場は、広大な雪原に姿を変えています。

015

そして勿論、沢山の雪だるまが並んでいます。

017

其々個性があって眺めるのも楽しい。

018

雪の上に座り込んでスナックを食べながら「お父さん頑張って~」とか応援している子供達の横で、お父さんが汗だくになって雪だるまを作っていたりして微笑ましい風景が広がっていました。

021

ザ・ポンドも凍った上に雪が積もっているのか真っ白です。

022

友人がプロポーズ大作戦を行った橋もすっかり冬景色。

027

そしてそり遊びを楽しむ子供達も健在です。

025

ベンチも雪に埋もれています。が、それでも座ってサンドイッチを頬張っている観光客もいました。

024

ザ・ポンド周辺には普段はない立ち入り禁止の柵が設けられていました。稀に溺れて死亡する方がいるので、記念撮影の為に足を踏み入れたりしないよう要注意です。

009

2014年2月18日 (火)

愛しく、そして憎くてたまらないNYCへの手紙

朝からぼた雪の火曜日のニューヨーク。昨晩出掛けた時は良い天気で、本当に今晩から明日に掛けて雪なんか降るのかな?と思っていたのに、今朝起きたら真っ白な世界でした。相変わらず融けない雪が道端に小山を作っているのに、またその上に雪が降り積もってしまいます。

家を持っている人達や、アパートのスーパー(superintendent)さん達は雪掻きで大忙し。自宅の前の歩道を雪掻きしていないと罰金の対象になるのですが、その取締り方針を巡ってクイーンズで議論が勃発しているそうです。こうも雪が降り続けると、共働きの家庭などはどうにも手が回らない事もあるでしょうし・・・。それで罰金まで取られたら堪ったものではありませんね、確かに。

やっと体調もある程度回復したので、今日からボランティアにフルで復帰する予定。雪の中出動するのは久し振りでちょっとワクワクしています。まったく自分の有閑マダムぶりに申し訳ないような気分ですが、申し訳なさがるよりも感謝しようと思います。
**********************************************
さて、今回は昨日古本と新書をごちゃまぜに売るマンハッタンの有名な書店『Strand Book Store』で行われたリーディングのイベントについてです。
018
現在家に積読状態になっている本をある程度読み終わる迄は新しい本は買わない、と言った舌の根も乾かぬ内に先日またエッセイ集を購入してしまいました。まぁ、最近の体調不良のお蔭で5冊程本を読み終わりましたし、本の整理を行ってもういらないガイドブック等を寄付することにして本棚が大分すっきりとしたという言い訳もありますが、そのエッセー集はどうしても読みたかったのです。

購入した随筆集は『Goodbye to All That』というタイトルで28人の書き手がニューヨークへの手紙のようなエッセーをしたためたものです。以前このブログでもこの本に収められた有名なエッセー『Goodbye to All That』をご紹介したことがありますので、覚えてらっしゃる方もいるかと思います。

このエッセーを読んだ時随筆としてよく書けていると感じましたし、ニューヨークを去ることを検討している・去る準備をしている友人がいたので興味があるかもしれないと思いましたし、一緒にライティングをしている友人達には良い教材になるとも感じ、フェイスブックでも一部内容をシェアしました。そのため、前回友人と本屋でのリーディング・イベントに出掛けた際に「貴方の話題にしてたエッセーが本になってるよ!」と声を掛けられました。
003_3
私はその本の存在をお正月休みに大好きな独立系本屋のショーウィンドーで見かけるという形で知っていたのですが、前述の理由から購入を我慢していました。が、そのイベントで大好きな独立系本屋に出掛けた際には少しだけ積み上げられた本の山が減っていたので購入に踏み切りました。

3月に一時帰国することが決まったので、それまでに読み終えて友人へのNY土産にしようと思ったというのもあります。一緒にいた友人も「私もその本凄く読みたいんだけど、ウィーンに帰る時の荷物が増えすぎそうで・・・」とぼやいていました。

が、昨日の朝、急にその友人からメールが入り、「貴方がこの前買ったエッセー集の編集者と著者数人が集まってリーディングイベントがあるよ!私は行くけど、一緒にどう?」と誘ってくれたため、2つ返事で参加してきました。
018_2
昨日のリーディングはストランドの3階にある希少本コーナーで行われました。参加には$15分のギフトカードか本の購入が義務付けられていました。もう既に本が手元にあった訳ですが、先日ニューヨークで出会った方と帰国後入籍した友人へのお祝いとしてこの本を贈ろうと思っていたので、丁度良いとばかりにもう一冊購入しました(手元の本は、元同僚で英語が得意な友人へのお土産にする予定なのです)。

会場は満席でこの本への関心の高さが伺えました。私が到着した時にはほぼ満席で、店員さんが大慌てで椅子を追加していました。この街はわざわざ選んで住み着く人達が多いだけに、この街での経験を自分なりにまとめたい、他の人の経験を読んでみたいと思う人が多いのではないでしょうか。

また『ニューヨークを貶すなんてけしからん』とか『ニューヨークはもう終わった』とかいう議論を巻き起こし、少し話題になった本だという事もあるかもしれません。『We all love and hate New York』とはよく言われる言葉で、この本のサブタイトルにもなっています。住んで居る人達はニューヨークを熱烈に愛すると同時に憎んでもいる、それは本当にそうだと思います。それがニューヨークに特に言えるのかは、自分の中でまだ判断がついていませんが。
020
昨日のリーディングはディスカッションやインタビューではなく、実際に著者が自分の作品を読む形でした。どの作品もクスリと笑えて切なくて、悩んでいる自分に寄り添ってくれるように感じられ、早く本を読みたいと感じました。

それと同時に4年前から考えている、いつか自分なりにNYCで暮らした経験をエッセーにまとめてみたいという気持ちが強くなりました。リーディングを聞きながら、大学生の時に田舎町のグレイハウンドの小さなバス・ステーションで中年男性が「何がThe Cityだ!この世界に都市はニューヨークしか存在しないとでも言うのか?!なんたる傲慢だ!何様だ!!」と喚き散らしていた光景を何故かくっきりと思い出しつつ、でも『The City』って言う気持ちも分るなぁ・・・とぼんやり考えていました。実際たまに使ってしまいますし。

1篇ずつが短くて読みやすいですし、英語も難解ではないので英語の勉強にも向いていそうです。勿論、飛行機で読んだり、寝る前に楽しみの為に読むにもぴったり。全てのニューヨークを愛し、そして憎む人達に。

ジム

朝7時現在の気温が-6℃の月曜日のニューヨーク。今日はPresidents' Day(ワシントン大統領の誕生日)でお休みの人も多そうです。が、国定休日ではないので、朝の賑わいは然程変わらなく感じます。

日本では各地で大雪が続き大変そうですね。山梨の状況を読んでは心配しています。週間天気予報では今週は雪は降らないはずだったのに、蓋を開ければ今晩から明日の朝に掛けてニューヨークでもまた雪が降るようです。今回は大雪ではなさそうなので、停電の心配はなさそうですが…。早く世界的に天候が落ち着くと良いですね。

先週一杯ニューヨークの街を賑わわせていたファッションウィークが終了しました。ファッションウィーク中はモデルさんだと思しきスタイル抜群な人達が街を闊歩していて、ファッションになんててんで興味が無い私も少し楽しませてもらいます。

今回は友人がフェイスブックに「この世でベーグルを頬張ったり、ドーナッツが大好きなのは私だけって感じる週間がやってきた・・・」とか書いていて笑ってしまいました。大丈夫、世の大半の女性は貴方側だよ、と思いつつ。
******************************************
さて、今回はジムの徒然です。
002
マンハッタンにある新しいラクジュアリー・アパートメントと銘打っているアパートの多くがそうであるように、私達が住んで居るアパートにもジムが併設されています。ラクジュアリー・アパートメントの定義は定かではありませんが、多分24時間ドアマンが常駐している、部屋内にランドリーがある、アメニティーが充実している(食器洗浄機や空調設備)、等が備わっているアパートの事ではないかと思います。

入るとドアマンが居るために、ロビーが豪華な所が多く、多くの建物にジムやラウンジ等が併設されています。以前下見にいったアパートではレストランが併設されていて、住人はそこで毎朝自由に朝食を食べる事ができると言ってました。友人の同僚等が住む物件では、マンハッタンを一望できる眺望デッキがあったり、屋上にジャグジーがあったりしたそうです。
001
私達の住むアパートにもジムやラウンジ、コーヒーサーバー等のフリードリンク、ビリヤード台等が揃ったプレイルーム、ムービールーム、BBQデッキが備わったスペースがあります。そのスペースを利用するには月々1万円ほどを支払う必要があるのですが、2年契約が切れ、契約を更新する際に家賃の交渉をしたら、家賃を下げられない代わりにこのスペースの使用権を1人分無料で2年分付帯するという措置が取られました。

そこで去年の末から私だけはそのスペースを自由に使えることと相成ったのですが、年末からこちら旅行をしているか、ボランティアをしているか、そうでなければ体調を崩しているかで、全然利用できていませんでした。が、今月に入って、体調が上向いてきたし、ボランティアも休んでいるので、体を動かして体力をつけ、なんとか体調を崩しにくい体にできないものかとジムに足を踏み入れました。
002_2
でも、今までジムを利用したことはあったもののほぼプールで泳ぐ専門で、機器の使い方がよく解らない。今まで通り、あやふやなまま何となく体を動かして満足しているのは良くないのでは…と考えて、駄目で元々と受付に座っていた女性に質問をしてみました。

すると彼女は、ジムの基本的な説明を懇々としてくれ、お蔭で色々面白そうな会員は無料で参加できるクラスがある事を知ることができ。加えて私が体力をつけたい事とできれば上半身の筋肉を鍛えたい事を伝え、ほぼジムが初体験である事も説明すると、まずはトレーニングすると良い機器を選び、丁寧に使い方を教えてくれました。
003
しかし何日かトレーニングすると腰が痛みだしました。私は軽度のヘルニア持ちで、腹筋と背筋を鍛えるようお医者様に言い渡されていることも、ジムに真面目に通おうと思った一因でした。以前は腰に負担が掛からない水泳ばかりをしていたのも、それが理由でした。

トレーニングの過程で腹筋・背筋が鍛えられる前に腰に負担が掛かってしまったのだろうと思いつつ、何かやり方が間違っているのか、腰の為に別の運動をした方が良いのかとまた受付の女性に質問してみると、「そういうことならば、トレーニングメニューを教えてあげる。1時間位掛かるからE-mailで予約して」と無料で指導してくれました。

結局、1週間後の予約の時間にジムを訪れた私は、それから2時間近くみっちりと彼女に運動メニューを教えてもらいました。簡単な筋肉を動かす運動5種類ににストレッチ機械の使い方を教えてもらっただけなのに、2時間近く掛かった訳です。
008
そんなに時間が掛かったのは、動き1つ教えるにも筋肉の組成から神経や筋との関係、その動きをすることによってどのように個々の筋肉を動かすべきなのかを丁寧に説明してくれたから。加えて体を動かしたことが無かった私は、自分の動かしている筋肉を上手く認識できず、細かい動きを上手くつかめなかったからです。

結局、自宅で毎日教えてもらった地味な運動を繰り返す今も自分の筋肉を上手く認識することができませんが、真面目に取り組んでいます。教えてもらう過程で、私の呼吸法を観ただけで「もしかして喘息とか肺に問題がありますか?」と見抜かれてしまい、呼吸法自体に問題がある事を指摘されました。

呼吸を腹筋にある3つの全ての筋肉を全て使って行うこと等、傍から見たら運動しているのも解らないような地味な運動メニューですが、やると咳が止まらなくなったり、汗をじっとりとかいたりして、未だに軽い筋肉痛になります。今まで如何に自分が使っていない筋肉が多かったのかとか、自分の体に無関心だったのかとかが痛烈に感じられて、反省することしきりです。

彼女の見立てでは、私の問題は主に力を抜き切ってリラックスできない事。そのために呼吸も浅くなり、使ってない筋肉があったり、使うべきでない筋肉を使ってしまったりしているそう。それも細かく指摘されて吃驚しました。意識していても上手く体を使うことができず、自分の脳が新しい筋肉の使い方を激しく拒絶するのを感じて、新鮮な気持ちです。
006
脳は自分が慣れた動きに直ぐに戻ろうとするので、兎に角正しい筋肉の使い方や動き方を根気よく教え込んでいくしかない。皆最初は上手くいかなくてストレスが溜まるから、上手くいかなくても諦めないで。いつでも、また声を掛けてね、と最後に励ましを受けました。今のトレーニングができるようになったら、また無料でもう少し上級者用の運動メニューを教えてくれるそうです。

ジムに慣れてきたら楽しくて、2人までゲストを招けるのを良い事に週末は夫と2人で汗を流すようになりました。夫も体を動かしてすっきりするのが楽しいと言ってくれて、新しい2人の習慣になりつつあります。

何気なく受付の方に質問したお蔭で、随分と新しい発見があり、ジムも満喫できている気がして大満足。皆さんもジムの方に気軽に質問したり、相談したりしてみると何か発見があるかもしれません。

2014年2月16日 (日)

自動翻訳は要注意

昨日の1日中降り続いた雪から一転、今日は朝から晴れています。今日・明日と最高気温は1℃と氷点下を脱して、少し過ごし易くなりそうです。来週は今の所雪が降らないようですし、木曜日~土曜日まで最高気温が10℃と暖かくなりそうです。

クリスマスから1か月ほどずっと風邪の諸症状に悩まされ続けた友人が、婚約者からのクリスマスプレゼントだったジンジャーブレッド・ハウスを作る事がでなかったので、バレンタイン・コテッジにしてみたと写真をアップしていました。バレンタインに売られている色とりどりのマシュマロに『Love』だの『Be Mine』だのと書かれているお馴染みの物でジンジャー・ブレッドハウスを飾り付けてました。

彼女たちは一緒に休日を楽しむことに真面目に取り組んでいて、お互いを思いやる素敵なカップルで、フェイスブックの書き込みを見ていると微笑ましい気持ちになりますし、恋人でも夫婦でも良い関係性を保つためには努力が欠かせない事を思い出させてくれます。高いディナーを食べたり、特別なイベントを入れなくても、記念日は楽しめるんだよな、と改めて思いもしました。
***********************************
さて、今回は歩いていて一瞬意味が解らなかった看板です。
014
自動翻訳って怖いな・・・と思うと同時に、言語って大変だなとも思った次第です。

バレンタインのタイムズスクエア

朝から曇りのニューヨーク。今日は夜まで雪の予報ですが、今の所直ぐに降り出す気配はありあせん。少なくとも明日は天気が回復するようなので、文句は言うまい。

続く雪に文句たらたらのニューヨーカーを諌めるように、リベラル系のWEBマガジン『ハフィントン・ポスト』(The Huffington Post)で青森が紹介されていました。『ここに住む人達は毎年50~60フィートの雪に埋もれてるんだから!』とか書かれており、でも如何に青森が美しいかも表現されているビデオが付けられていて、なんだか微笑ましい気分になりました。

20年程前学生をしていた時とは違い、今のニューヨークでは日本を訪ねたことがある、行ったことは無くとも何某かの知識がある人が増えたと感じます。でも、殆どの人は東京、京都、広島のイメージしか持っていないと感じます。たまに、沖縄と北海道を知っている人が居る位。

こうして日本の幅広い魅力を紹介してもらえるのは嬉しいと感じるのはそれ故でもあります。少なくとも2人の友人は私達が帰国したら日本を訪ねようと本気で計画してくれているようです。そうやってお互いの世界を広げ合える関係を築けている事は幸運です。
*************************************************
さて、今回はバレンタインのタイムズスクエアの様子をご紹介します。
013
いつの間にやら、ニューヨークのバレンタインも日本に似て非常に商業化されてきました。チョコレートを買い求める男性陣が有名店に詰めかけ、赤い小物を売り込む宣伝が溢れて。

これは昔からですが街角には俄か花屋が出現し、デリの店先には赤いバラや胡蝶蘭の花束がずらりと並べられていました。街中には花束やハートの首輪をつけたりハートを抱えたりした大きなぬいぐるみを手に、腕を組んでラブラブしているカップルが溢れかえっていました。
010
今年は丁度3連休前の金曜日がバレンタインだったせいか、いつにも増してラブが溢れかえっていて夫と2人で「いやにラブ濃度が高いね」と少し驚きました。ベッタベタに腕を組んで、映画のチケット購入を待つ間にもキスをしまくっている空気に馴染めず、なんだか老年夫婦になった気分でした。
012
そんな中、タイムズスクエアではカップルで楽しめるイベントコーナーが設けられ大いに盛り上がっていました。毎年恒例になっているLoveをテーマにしたパブリックアート。今年はYoung Projects'の『Match Maker』。足元に書かれた星座(zodiac sign)の所に立って筒を覗きこむと、理想の相手と巡り合えるかも?!というインターラクティブなアートです。
008
その他にもカップルでタイムズスクエアをバックに記念写真を撮影できる無料のフォトブースや参加すると小さなテディーベアの人形が貰えるゲームコーナーが設けられ、沢山の人が楽しんでいました。
005
また、結婚式や愛を確認し合う儀式もスポンサーされていて、私が訪れた際にも幸せそうに結婚式を挙げているカップルがいました。その様子は地元のニュース局『NY1』でも取り上げられたようです。

ニューヨークは年々イベントや新しい試みが増えて、賑やかになっている気がします。

2014年2月14日 (金)

リンカーンセンターのカフェ

朝から快晴の金曜日のニューヨーク。今日は快晴になる事が昨日から喧伝されていたので、昨晩降った雪を楽しもうと待ち構えていた人達が街に繰り出すのではないでしょうか。

友人達は「もうわかったから、いい加減にして!」とか、「バケーションに行きたい!」とか文句たらたらですが、雪が降るたびに手書きで美しい物語を紡いでいるニューヨーカーが話題になっています。現在進行形でインスタグラムへの投稿が増えていて、どんな状況でも楽しみに変える人が現れるのがニューヨークらしいと感じます。

今朝のラジオでは「今日は独り身を自覚する日ですが・・・」(Today is single awareness day)とか皮肉っていましたが、街はバレンタインで盛り上がっているようで。WEBマガジンの『Gothamist』では15匹のフレンチブルドックを使って恋人にプロポーズしたブルックリンのプロポーズ作戦が話題として取り上げられていました。

バレンタイン前後にプロポーズをする人は結構いるらしく、ハイラインのフェイスブックページにも「○年前にここでプロポーズを受けたの」とか現在の写真と一緒に投稿されていたり。

昨晩の雷と雪の激しい嵐から一転、今日は一日良い天気の予報。明日また雪が降るようですが、今日は一日足元に気を付けながらもロマンチックな日を過ごせますように。
*********************************************
さて、今回はオペラ、バレエ、クラッシック、映画館が一堂に会した芸術の殿堂リンカーンセンターにあるカフェ『American Table』です。
042
リンカーンセンター内で比較的新しいコンサートホールであるアリス・タリー・ホール(Alice Tully Hall)のロビーに併設されているこちらのカフェ。アリス・タリーはブロードウェー沿いにあるガラス張りのモダンな建物で、そのロビーにあるこのカフェは光に溢れていて気持ちの良い空間です。

席数も多いため席を確保しやすいですが、講演前には大混雑するためのんびりとはできない印象でした。では何故ここで取り上げているのかというと、個人的にアッパーウエストはちょっとお茶をするだけのカフェが少ないと感じているからです。

アッパーウエストは只でさえ住人が多く週末となればレストラン等が混雑する上に、ニューヨーカー達が集まって食事をしたり、観光客が集まりやすい場所でもあります。にもかかわらず、食事は摂らずに休憩だけしたいという時使えるカフェがなかなか無く、結果としてセントラルパークやリバーサイドパークを散歩して冷えた体を温めたいけれど食事はしたくない時にカフェに逃げ込もうとすると満席で入れない事が多々あります。
040
そんな時、このカフェは大きい為か回転が速い為か席が確保できる可能性が高いように感じます。このカフェが空いていなくとも、フィルムソサエティーのロビーにある『Indie Food And Wine』をトライできることもポイントが高いです。

個人的には『American Table』の食事はあまり美味しいとは感じられず、何か小腹に入れたい時には『Indie Food And Wine』の方に入りたいです。が、『American Table』の方が観光客が沢山いるので、人間観察が面白い気がします。

地元の人と観光客がお喋りしているのが耳に入ったりすると、驚いたり微笑ましくなったり。逆に言えば、観光中に普段のニューヨークを垣間見たい場合には『Indie Food And Wine』で休憩した方が雰囲気を味わえるかな?と思います。
041
ただ、どちらのカフェもカフェしか利用しないお客さん用のトイレが1個室しかありません。そのため、トイレを使用するのに結構待たされるのがデメリットです。あんまり切羽詰って訪れると辛い目に遭いますのでご注意を。

American Table
1941 Broadway
New York, NY 10023
TEL: (212) 671-4200
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

読書の日々

朝から雪が降り真っ白なニューヨーク。朝7時頃には視界がそこまで悪くなかったにも関わらず、7時半ころから雪が本格的になるとどんどん視界が悪くなり、ラジオでも「ホワイトアウトに近い状態になっていますので、十分気を付けて」と呼びかけていました。

ニューヨーク州においてスクラブに使われている不溶性の微粒子(スクラブ剤:exfoliant)を使用した製品の販売を禁止する法案が提出された事が話題となっています。なんでもこれらの微粒子が五大湖の水質悪化を招いている為に使用を禁止したいのだとか。

以前からスクラブ剤は眼球を傷つける恐れがある等として問題視されてきましたから、さっさと販売を禁止しちゃえばいいのに…等と無責任に思っています。私はアトピー性皮膚炎持ちなので、お医者様から使用を禁止されていますし。

月曜日にビル・デブラシオ・ニューヨーク市長が行った所信表明演説が大いに議論されています。選挙戦で公約していた通り、Pre-kindergarten (Pre-K)と呼ばれる6歳までの児童が入る幼稚園/保育園のような施設を無料化して誰でも通えるようにしたい意向のようですが、その財源として高所得者の税金を引き上げる事も表明している為に反発を受けているようです。

ニューヨーク州都であるアルバニーでは、州議員達が「そんな税金法改正には絶対応じない」と息巻いている様がインタビューで伝えられ、現時点では法案は通らないと考える評論家が多いように感じます。プリ・キンダーガーテン以外の教育に掛ける予算も拡張したい考えで、こちらは反対意見は少ないようですが、財源に関しては大議論が巻き起こっているよう。

これからどのように支持を拡大していくのか楽しみです。
*********************************************
さて、今回は日々の徒然ごとです。
007
今年に入って体調が優れない事が多かったり、雪や寒さに閉じ込められて、自宅で大人しくしていることが多いです。ファーマシーの入口に備え付けられているDVD/ブルーレイ・レンタルマシーンからDVDを借りてきて映画を観たりもしますが、大抵はネットサーフィンをするか読書をしています。

観たい映画や映画館で上映されているオペラ、行きたいイベントやリーディング、聴きたいコンサートや鑑賞したい美術館の企画展等が目白押しですが、全てキャンセルして大人しくしています。私は只でさえ睡眠薬が効きやすい性質なのに、アメリカの薬は日本の物に比べて睡眠成分が多めに入っているようで、薬を飲むと激烈に眠くなってしまいますし。
004
毎年クリスマスプレゼントとしてプレゼントしてもらって購読している雑誌『New Yorker』や、よく覚えていませんが無料お試しに申し込んだらしい雑誌『New York』を読んだり。夫に日本土産に買ってきてもらった婦人誌をパラパラと眺めたり。

そんな中、頭痛が酷いので気が向かずにあまり開くことが無かったフェイスブックで友人達のニュースを読んでいたら、空中公園『the High Line』が美しい写真と共に「"In the depth of winter I finally learned that there was in me an invincible summer."— Albert Camus」という引用を投稿していました。
003
これはフランスの劇作家・小説家であるアルベール・カミュ氏の有名な言葉で、日本語では「真冬のさなか、私はついに自分の中に揺るぎない夏があることを悟った」と訳されています。

この言葉は1960年代に持て囃され、ポスターとして学生寮に飾られていたようですが、私はこのハイラインの書き込みで初めて知りました。よく使われる引用のようですが、手垢がついた印象もなく、とても胸を打つものがありました。

カミュはアルジェリアに生まれ、父親を第一次世界大戦で亡くして殆ど知ることなく育ち、肺病を患っていたため交通事故で若くして亡くならずとも50歳まで生きられないと考えられていたそうです。それでも殆ど不自然なまでの楽天性を備え、生涯生まれ育ったアルジェリアの照りつける太陽と海の情景を心から失わなかった -それが「invincible summer」という言葉に表れているのではないか、と考察されているようです。
015
こんな風に自然に湧きあがるように思える日が来るのでしょうか。それとも、それは日々思索と努力を重ねた人だけが辿り着ける境地なのでしょうか。いつかそんな風に心から感じてみたいと思わずにはいられません。

2014年2月13日 (木)

ブルックリンで手作りしているシロップ専門ブランド

今晩から雪が降ると聞いてうんざり気味の水曜日のニューヨーク。相変わらず現在の気温が-5℃と、なかなか日中の気温も氷点下から抜け出しません。

今週の金曜日はバレンタインなのでニューヨークの街も盛り上がってきました。昔はバレンタインなんて高校生がひっそりやってた印象ですが、随分商業的にも盛り上がるようになってきましたね、本当に。

街中には赤い飾りが溢れ、フリーペーパーなどにもチョコレート情報や赤やハートに因んだバレンタイン・ギフト案が紹介されています。バレンタインに向けてのレシピなんかも紹介されていて、ニューヨーカー達も自宅でディナーという人が増えてきたのかな?と思ったり。

友人達もバレンタイン恒例のショーを観に行ったり、ディナーの予定を入れたりと、それぞれに計画を立てているようです。我々はと言えば、私がまたまた風邪に倒れてお医者さんに「2~3日家から出ないように!」と言いつけられている為、計画は皆無。兎に角金曜日までに体調が回復すると良いな・・・とそれだけです。回復したらお寿司でも作って、パウンドケーキでも焼こうかな…位しか考えていません。皆さんは、何か計画を立てられましたか?

今朝ラジオを聞いていたら、スキムミルクや低脂肪乳を飲んでいる人よりも全乳を飲んでいる人の方が痩せている傾向がみられるという研究結果が発表された事がニュースになっていました。これは大人にも子供にも当てはまるそうで、子供に至ってはスキムミルクに変更してから9か月の体重の変動を調べると、スキムミルクに変更した子供において顕著な体重増加傾向が認められたとの事。

原因は特定できていないそうですが、「結局全乳の方が満足度が高いために、飲む量が少なくて済むのでは?」等と議論されているそうです。最近はNYCの健康に関心が高い層では、なるべく手が加えられていない自然な形の食物を口に入れたいという人が増えていると思いますが、全乳を飲む人達はそのように健康意識が高い人が多く、結果として痩せている人が多いのでは?と思ったりしました。

今週yahooニュースでも「野菜や果物も食べ過ぎると花粉症の症状を悪化させている可能性がある」という研究結果が出されたと報じていましたよね?結局は、体に良いものでもやり過ぎや偏り過ぎは良くないということなのかな?と漠然と感じています。
***********************************************
さて、今回はブルックリンで手作りされているシロップの専門ブランド『MORRIS KITCHEN』です。
015
このシロップブランドは2009年に設立され、以降全てのシロップを出来うる限り地元NY産の材料を使って手作りしています。2006年からブルックリンでケータリングの仕事をしていた女性が、お兄さん(か、弟さん)と大好きなジンジャー・シロップを販売しようと始めた会社なのだそう。

有機栽培された生姜と甘藷のみで作られたシンプルなジンジャー・シロップが有名ですが、その他にもレモン・シロップやスパイス入りのアップル・シロップ、ルバーブ・シロップ等、数種類のシロップを作っているようです。

小さな瓶に入って$12と安くありませんが、ジンジャーシロップを風邪をひいて喉が痛い時に炭酸水やお湯で割って飲むと、少し元気が出る気がしました。残念ながらディーン&デリューカでも販売されているようですので日本へのお土産には向きませんが、体調を崩した時の為に準備しておくと便利かもしれません。

HPにはお洒落なカクテル等のレシピも紹介されていますので、ホームパーティーを開く際にはチェックすると良さそうです。

2014年2月12日 (水)

貧血

相変わらず快晴で寒い火曜日のニューヨーク。週末に降った雪が融けないままに道端に積み上がっています。明日の夜から木曜日の夜、土曜日・日曜日と雪の予報で、皆さんもううんざりという感じです。

ブライアント・パークを通りかかったら、積もった雪が融けやすいようにシャベルでかき回していました。確かにそのままにしておくと氷になって融けにくくなりそうです。
******************************************
さて、今回は今年に入ってから悩まされている健康に関する徒然です。

先日健康診断の結果が送付され、またまた鉄欠乏性貧血で引っかかり1か月後に再検査に来るようにとの事。働き始めてから貧血で引っかからなかったことが無かった訳ですが、去年看護師さんから電話でご丁寧な説明を頂いてからは、以前より真面目に改善に取り組んでいました。
001
去年の1月に引っかかってからは処方されたアメリカの鉄剤を飲んでいたのですが、吐き気や腹痛等の副作用に悩まされ続けました。2月に再検査した所、フェリチン(鉄を貯蔵するための蛋白質)の値が少ないけれど、血中の鉄分に関してはほぼ問題がない。ただ、フェリチンが足りないので体内に鉄分が貯蓄できず、補給を止めると直ぐまた貧血になるので継続して鉄分を取り続けるように、という診断でした。

でも副作用が酷い旨を相談したところ、「色々な鉄剤が販売されているので、自分に合う鉄剤を探してみるように」という事でした。そこで3種類程試してみたのですが、ことごとく駄目。

そこで夫が出張で日本に行く度に鉄剤を買ってきてもらい試したところ、ファンケルやDHCの鉄剤であれば副作用が出ない事が分り、以降毎日鉄剤を飲んできました。が、結局効果は無かったということでしょうか。
007
日本に居た時には、「貴方は肝臓の数値が悪いので(多分、幼少期からアトピー治療の為にステロイド剤を内服&塗布していた影響)、鉄剤の服用は避け、なるべく食生活を改善することによって鉄分を吸収するように。現在はそれだけでは足りないので、吸収しやすいウエハースに混ぜられているタイプ等で摂取するよう」と医者に言われていました。が、そのことをこちらのお医者さんに言うと、「貧血の方が深刻なので鉄剤を摂取するように」と言われました。

毎日鉄剤を飲んでいた上に、肉、魚、レバー等を食べるように、ビタミン等鉄分の体内への吸収を助けるといわれるミネラルも取るように心がけていたのに、それでも貧血が改善しておらず途方に暮れています。今月の終わりに再検査に行く際にお医者さんや看護婦さんに再度相談してみようとは思っていますが・・・。

風邪をひきやすい、体調を崩しやすい、疲れやすい・・・という最近悩まされている症状は、貧血の症状と一致しており、貧血が改善できると体が楽になるのではと期待しています。貧血に悩む女性は多いと思いますが、皆さんはどうされていますか。何故か周りに貧血に悩む女性がおらず誰にも聞けないのが、悩みの種です。

2014年2月10日 (月)

NY土産にブルックリン産のお菓子

相変わらず冷凍庫のような日曜日のニューヨーク。今日はまた夕方から雪がちらつく予報で、明日の朝は雪掻きが大変そうです。

元同僚に次いで、フランスの出張から帰国した友人も成田空港で足止めをされて、なかなか帰宅できず大変そうでした。2人共なんとか帰宅できたようで安心しましたが、元同僚に至っては電車に乗るまで27時間以上を空港で過ごしたそうで、なんだかお疲れ様でしたという感じです。

東京都知事選も雪の影響で投票率が非常に低かったようですね。確かに余りにも足元が悪いとお年寄や小さなお子さん連れの方は心配で外出を控えますものね。なんだかタイミングが悪いですね。

早く雪でも歩けるレインブーツを買わなきゃと思いつつ、なかなか時間を見つけれずにいます。私はふくらはぎが太いので、外国製の靴を買う時はふくらはぎが入らないので履けない場合が多々あり、試着が欠かせないのです。すらっとした足の持ち主が羨ましい・・・。
*********************************************
さて、今回はいつも迷うニューヨーク土産にぴったりのお菓子屋さん『Liddabit Sweets』です。
023
マンハッタンに暮らしていると、日本を訪れる度にお土産に頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか。かくいう私も夫が3か月に1回日本に出張する度に困っています。このブログを読んだことがある方にはお馴染みのぼやきだと思います。

今回ご紹介するのはお土産にぴったりなブルックリン産のお菓子達。以前も『With Love, From Brooklyn』をご紹介した際にちょっと触れたと思います。

ブルックリンで作られている上に、未だに日本では出店していないと思われ、そして比較的配りやすいキャラメル、飴、チョコレート等が販売されているのが、お土産に使いやすいと思っている理由。キャラメルもビール&プレッツェルやアップル・サイダー等、日本では見かけない味が揃っています。
022
また、今回試してみたハニカム・キャンディーは、カリッとしたカルメ焼きのようなお菓子がチョコレートで包まれていて、激烈に甘かったですが食べたことがない新しい食感でした。外国っぽさが味わえるという意味では、お土産に良い気がしました。

ただ歯に着いて食べにくいし、虫歯になり易そうなので、お年寄や小さなお子さんがいらっしゃるご家庭へのお土産には向かないかな?お店の方に相談すると親切にアドバイスをくれますので、気になる事があったら質問してみると良いと思います。

またお店にわざわざ出向かなくても、ホールフーズやちょっと高級志向のスーパーでは取り扱いがあるので、時間がない観光中でも買い物がしやすいと思います。

2014年2月 9日 (日)

アイスランド料理のレストラン

午後4時の気温が-2度の土曜日のニューヨーク。明日も最高気温が0℃の予報で、明後日に至っては-1℃。氷点下を脱するのは火曜日まで待たなければならなそうです。

東京は大雪で停電したりと大変なようですね。元同僚がたまたま海外出張から帰国した成田空港で足止めされて、空港内で夜を明かしています。彼はお子さんやお年寄りが寒い空港内で毛布一枚で寝なければいけない事に心を痛めているようですが・・・皆さんが明日の朝無事にご自宅に帰りつけるよう祈るばかりです。

仕事が忙しいのに加えて確定申告の書類作りに追われる夫。なんでも日本にある全ての口座情報等も提出しなければならないそうで、必要書類を貼り付けたり、翻訳したり、為替レートで換算したりと夜遅くまでコツコツと作業をしています。

でも、本日は珍しく仕事は午前中で終え、午後はのんびり読書等をして過ごしていました。私は咳が酷くて息が苦しいので、横になってひたすら安静にしていました。また抗生物質に頼りたくはないので、なんとか月曜日迄に咳が治まらないかとひたすら薬を飲んでは大人しくしています。
******************************************
さて、今回はチャイナタウンにあるアイスランド料理を提供するレストラン『Skál』です。
006
以前も私は旅行に行く前にはその国の料理を食べたり、本を読んだりと下調べをする癖があると書きましたが、NYCに住み始めてからずっと訪れたいと思っている国にアイスランドがあります。アイスランドは北欧の国ですが、ニューヨークからであれば直行便で5~6時間で到着する身近な国です。

日本から訪れるよりかなり安く手軽ですし、いつかオーロラを見たいと思っている為に余計訪れたいという気持ちがあります。が、オーロラのベストシーズンは2月頃。でも2月に休暇を取るのは至難の業で、結局今まで旅行が実現しませんでした。

とは言え、本を読んだり、定期的にスカンジナビアン・ハウスから冊子を貰って眺めたり、アイスランド特集の雑誌を眺めたりしているので、アイスランドには興味津々な訳です。そんな時、無料お試しで我が家に送られてきた雑誌『New York』に2013年のベストレストラン特集があり、デザート部門でアイスランド料理専門店が挙げられているではありませんか。
007
馴染みのない場所にある上に値段も張りそうでしたが、好奇心には勝てず金曜日の夜に訪れました。

お店はチャイナタウンの外れにあり、地下鉄の駅から2ブロック程しか離れていないにも関わらず、看板が出ていないせいもあって探すのに苦労しました。お店に電話して尋ねても、「貴方の居る交差点から見える筈」の一点張りで埒があきませんでしたし。

暗くてこじんまりした店内は、アイルランドにあるボートハウスでもイメージしているような田舎びた雰囲気で、午後6時半頃訪れた際にはバーは満席に近かったですがテーブルは殆ど空いていました。
001
先ずはやっぱりドリンクということでアイスランドのビールを注文。アルコール度数14度というビールではないような度数のせいか、黒ビールのせいか、コクがあり味も濃厚。なんだかウイスキーを飲んでいるようでした。アルコールに弱い夫は、アメリカの地ビールにして正解。
002
メニューはペラ紙1枚にデザートとドリンク以外は全て収まってしまう位シンプルでバラエティーも豊富ではありません。また、値段が非常に張る割には1皿ずつの量もとっても少ないです。
003
味も今まで味わったことがない新しい味という料理はなく、丁寧に作ってあるし美味しいのですが、どちらかと言えばシンプルで懐かしいという方がしっくりする料理だと感じました。まぁ、北欧の料理がそういう感じだと言われれば、その通りだと思います。
004
前菜2品にメインを1品頼んだ時点でお腹はほぼ満たされていたのですが、好奇心が勝ってメインをもう1品頼むことに。その頃にはバーが空くのを待つ人達で店内はにぎわっていました。バーカウンターの方が人気があるようでした。

お料理を全て食べ終わった時点では、ふーん位にしか思っていなかったのですが、2種類しかないデザートも念のため注文。結果的には夫と2人でデザートが一番気に入りました。『New York』の料理評論家の方がデザート部門でこのレストランを選出した事にも納得でした。
005
デザートはリンゴをムースの様になったヨーグルト(かな?)で包んだものと、ビーツをスキール(アイスランドで作られるチーズの一種でヨーグルトのような風味)+グレープ(と書いてはあるがよく解らなかった)+ハーブで和えた物の2種類でした。両方とも砂糖を一切使っていないと思うほど優しい甘さで、酸っぱさがアクセントで使われていて非常に美味だったうえに新しい味でした。

以上で$123.69(TAX+チップ込)と値が張るディナーでした。今回は雰囲気の良いレストランで丁寧に作られた料理を楽しめましたから訪れた事は後悔しませんが、再訪はしないかな・・・という印象でした。

アイスランドに興味がある方が、バーカウンターでアイスランドのビールを飲みながら少しつまむ位が一番良い楽しみ方なのかもしれません。

Skál
37 Canal St
New York, NY 10002
TEL: (212) 777-7518
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年2月 7日 (金)

事実は小説より奇なり

朝からよく晴れている金曜日のニューヨーク。今日も最高気温が0℃と寒い一日となりそうです。来週の木曜日辺りからまたまた雪が降るらしいので、その前に必要な雪掻きはしておきましょう。

相変わらずソチ冬季オリンピックの会場が未だに工事中の写真が出回ってます。知人など冗談で「誰も怒らせるつもりはないんだけど、ソチで金メダルを取ったら宝石商に鑑定してもらった方が良いかもね?」なんて書いていて、なんだか笑っちゃいました。

ちょっと前から友人達のフェイスブックの書き込みに「退屈なセルフポートレートだらけの投稿に風穴を開けるためにアートの投稿をしよう!この投稿にイイね!した人には詩人(アーティスト)を指名します。そうしたらこの紹介文と一緒に指定したアーティストの作品を投稿してください。」という物が出現しています。

全然知らない詩人の作品を読んだり、人々の作品に対する思いが読めたりで楽しんでいます。写真や長文が掲載できるからこそできる情報の共有の仕方で、フェイスブックはやっぱり面白いなと思った次第です。
***********************************************
さて、相変わらず咳が止まらずアパートから出れませんので、今回もボランティア仲間と話していて驚いた徒然です。
009
ボランティアを始めてから3年が経ち、特に親しくなったボランティア仲間とは、ボランティアが終わった後お茶をしながらお喋りすることも。そんな時、段々とその人達の個人的な考え方や生活のあれこれも解るようになってきます。ある日、よく集まってお茶をする女性の1人がご主人の事について話していました。

その話の繋がりがよく解らず?マークを浮かべた顔をしていたのでしょう。彼女が「あー、貴方には言ったことなかったわね。私の夫は記憶喪失になって昔の事を全く覚えてないのよ。」と言いました。
012
彼女は既に定年退職した元教師の女性で、お孫さんのお守を楽しそうにしています。確か3人のお子さんがいると仰っていました。まだお子さんが小学校低学年~幼稚園の頃、病院から「旦那さんがダウンタウンの道端で頭から血を流して倒れている所を発見されました」という電話が。

意識を取り戻した旦那様は、全ての記憶を無くしていたのだそう。そのために何故その場所を歩いていたのか、何が起こったのか未だに分らず終い。彼女は小さな子供達に、「いい?お父さんは馬鹿になっちゃって、貴方たちと同じように何にも分らないのよ。だからお父さんには頼らず、親切にしてあげなさい。」と言い聞かせて、4人の子供を育ててきたようなもの、と笑ってらっしゃいました。(彼女は人に説明をする際に、わざと深刻にならないように馬鹿とか言う言葉を笑いながら使います。気を使ってくださってるんですよね。実際に子供達にそう説明したとは思っていません。)
013
字を書くことも、読むことも、一から勉強。性格や好み、食べ物の好みや考え方もがらりと変わってしまい、驚愕する事の連続だったようです。例えば記憶を無くす前は大嫌いだったサンクスギビングやクリスマスのディナーのテーブルに、誰も着席していない内から座ってワクワクして待っていたり。

以前は絶対に食べなかった食べ物が大好物になったり。最初の内は喋る事も不自由だったためにすっかり大人しく聞き役に徹するようになってしまったり。日常生活には支障がない現在になっても一人で外出することを嫌ったり。確かにディナーやパーティーでご一緒しても、殆ど喋らずちょこんと座ってらっしゃいます。
019
小説、ドラマや映画で記憶喪失が扱われる度に、なんとなく現実的じゃないと感じていたのですが、実際に身近な人や自分自身をいつ襲うか分らない状況なのだと初めて認識して、今まで白けていた自分を反省しました。彼のケースでは、失われた記憶は10年以上経った今でも失われたままなのも怖いです。

ボランティア仲間は「上から煉瓦か何かが落ちてきて、たまたま頭に当たったんじゃないか」とか、「強盗に襲われて、頭を殴られたんじゃないか」とか推測を述べていました。お蔭で足場が組まれている場所を通るのが尚更恐ろしく感じられ、この数年はなるべく足場の下を通るのを避けていた位です。
018
ニューヨークで生活していると、吃驚してしまうような経験をした人達と会う機会が多く、特別な街なんだと改めて思います。

2014年2月 6日 (木)

オーストリア土産

まだまだ氷交じりの雪が道に積もり、雪解けに伴う大きな水たまりも出現して、朝の通勤が大変な木曜日のニューヨーク。昨日に引き続き、大雪に伴うダイヤの乱れで地下鉄の1部が運行を休止しており、混乱が続いているようです。

また広範囲に及んだ今回の降雪のお蔭でオハイオ州からニュージャージー州に掛けて大規模な停電が発生し、本日もまだ復旧していないとの事。それなりには降りましたが、日本の日本海側とか北海道に比べて多い訳でも無いと感じる訳で、アメリカの電力供給システムは不安定だよな・・・と思ってもしまいます。

そんな通勤の苦痛を減らすためか、スモールビジネスを応援するニューヨーク気質ゆえか、地下鉄駅の近くで飲める美味しいコーヒーを地図にまとめて発表した会社がある事が話題になっています。観光の際には手元に用意しておくと、何処でも同じスターバックス等のチェーン店で休憩する回数を減らせて便利そうです。

個人的には友人がフェイスブックにて共有してくれたアイルランドのドラッグクイーン・パフォーマーのPanti Bliss氏(本名:Rory O’Neill氏)が劇場で行ったスピーチが素晴らしく、色々と考えさせられました。英語もクリアで非常に聞きやすいので、お時間が許す方は是非ご視聴を。
********************************************
さて、今回はウィーンから長期出張でニューヨークを訪れている友人からもらったオーストリア土産についてです。

グリーンカードの制約や、ウィーンに住みながら太平洋標準時間で仕事をしている事、普段は在宅で仕事をし定期的なミーティングはスカイプで済ませられるものの重要な会議や監査は現地で参加する必要がある事、ウィーンに引っ越す際に全ての荷物を処分できず未だに倉庫に預けている事、等の理由から兎に角ウィーンとニューヨークを行き来する機会が多い友人。

とは言え、アジア出身のせいか都度お土産を買ってきてくれます(アメリカ人やヨーロッパ出身の方からお土産を貰った経験は皆無です。お土産をあげる人もいるのは勿論承知していますが)。
004
今まではオーストリアでは一般的なチョコレート『Milka』の大きめの物を種類を変えて持ってきてくれていました。1901年から存在する歴史あるブランドなのだそうで、スーパーやキオスク等で必ず販売されているのだとか。ウィーンを訪れた際には余りお菓子売り場を覗かなかったので実際に目にはしていませんが・・・。

でも去年暮れに会ったばかりでまたチョコレートなのも・・・と思ったためか、今回はこれまた有名なウエハース『Manner』をくれました。こちらも1898年から作られているという歴史あるお菓子で、オリジナルであるヘーゼルナッツ味のクリームが挟まれた物は駅のキオスクで朝食代わりに購入して、Dürnsteinへ向かう電車の中で食べた思い出があります。

友人がプレゼントしてくれたのもオリジナルのヘーゼルナッツのクリームが挟まれた、正方形の小さなパッケージにギュッと詰められた物。それが5個パックになっている物を貰ったので、夫と一緒にコーヒーや紅茶と一緒に楽しみました。日本のウエハースに比べて甘いので、苦いコーヒーと共に数切れ食べるのが丁度いい感じです。
005_2
また、結婚式が終わって時間に余裕ができたようで、景勝地ハルシュタットを訪れたそうで、そこで有名なチャットニー(果物の酢漬け)もお土産に買ってきてくれました。貰ったのはリンゴとナツメヤシのチャットニー。友人によるとハルシュタットではリンゴとシナモンが使われた料理やお菓子が多いのだとか。

どうやって使ったら良いのか解らないし、かといって友人は全く料理をしない人なので聞けず(彼女が玉ねぎを切って「何が起こってるの?!」とパニックを起こした事件は私達の中でお気に入りの笑い話です。)まだ使っていませんが、ハムやターキー、肉料理やサラダと合わせると美味しいらしいので、今晩辺り試してみたいと思います。

貧富の差

朝からみぞれ交じりの雨が降っている水曜日のニューヨーク。月曜日は1日中雪が降り続き、昨日は晴れたものの寒かったので今日になっても雪が残っています。

003
月曜日からまんまと風邪がぶり返しました。もう病気にうんざりといった感じです。月曜日のコンサートも火曜日の友達とのディナーもボランティアも全てキャンセルしてひたすらベッドで唸っていました。今朝はとうとう頭痛の酷さに負けてお弁当作りも放棄。夫はひたすら忙しそうで、週末も平日の夜も日付が変わる直前まで自宅でも仕事しているのに申し訳ない限り・・・。今は痛み止めが効いてきたので、せめてブログだけでも書きたいとベッドを抜け出しました。早くまた元気に活動したいです。

今週末からソチ冬季オリンピックが開催されますが、こちらではあまり良い情報を聞きません。周りの人達も「選手が怖くて家族を連れて行けないようなオリンピックは何か間違っている」「何も起こらずに終わると良いんだけど・・・」等、心配の声が多く聞かれます。

そんな中、ワシントン・ポスト紙のWEB版で続々と現地入りしている各国のジャーナリスト達が悪夢のようなホテル事情を次々とツィッター等で呟いていることがニュースとして取り上げられています。その記事を読むと、「予約した部屋が用意されていない」、「11部屋を5か月前に予約したのに1部屋しか準備ができていない」、「レセプションが無い」、「レセプションに床は無いのにプーチン大統領の写真は飾ってある」、「お湯が出ない」、「カーテンレールが外れた掘立小屋みたいな所を宛がわれた」、「水が出ない」、「水が出ない旨を説明したフロントデスクの人が、「水が出ても危ない物質が含まれているから顔を洗ったりはしないように」と言ってきた。」、「道はよく見て歩くように。全てのマンホールに蓋があるとは限らないから」とか言う恐ろしい書き込みが写真と共にそのまま引用されています。

記事では「ロシアは大金を払って恥を買ったようなものだ」と現状を痛烈に批判。火曜日現在でこの状況で、土曜日から安全にオリンピックを運営できるのかと心底心配になります。努力を続けてきたアスリート達が力を出し切れるような環境が整うと良いのですが。
*******************************************
さて、上記のとおり最近は家に籠ってばかりなので、友人達と話したり、ボランティアをやったりして感じる貧富の差についての徒然です。
012
ニューヨークに住んでいると貧富の差を肌で感じる機会が数多くあります。原因を考えると、東京よりも実際に貧富の差が大きい事、東京に比べて色んな階層の人々が交わる機会が多い事があげられると思います。

ボランティアをしていると、ボランティア仲間はアッパーイーストに住んで居て、セカンドハウスやらバケーションハウスやらを有し、定期的にコンサートや演劇を観に行く裕福な人達が多いので、悠々自適な方達の生活を垣間見ることができます。そこで働くスタッフさん達は生活には困らない程度には稼げるというような人達が多く、年に一回だけのバケーションを楽しみにしている様子やつましい生活の様子を見ると、東京で会社勤めをしている人達と同じような感じです。
013
またボランティアによってはボランティア仲間が年金暮らしのお年寄りが殆どの所もあって、年金で困らない程度に生活はできるし、医療費も全て国によってカバーされるので、旅行などはできなくとも月に一回外食したりとそれなりに快適に暮らしている様が伺えたり。60歳くらいで定年を迎えられている事から見ても、それなりの収入を得ていた余裕がある層なのだと思われます。

でも、ホームレスや元ホームレスのスタッフさん達にも会う機会が意外とあるもので、その人達と話していると、フードスタンプやら、病気なのに仕事を休めないやら、保険が無いから病院に行けないやら、料金が払えず電気を止められたやらと厳しい現状が会話の端々から感じられます。

ハイラインの創始者の退任スピーチで、「私はハイラインを作る前は何も解っていなかった。志を同じくする人や近隣住民、一緒に働くスタッフや状況に育ててもらったと感謝している。ハイラインを実際に開くまでは、素敵な公園があれば近隣住民は喜ぶだろうと勝手に信じ込んでいた。でも実際にハイラインがオープンして3年程経って近隣住民の意見を聞くためにインタビューとアンケートを実施したところ、近隣住民の殆どはハイラインを苦々しく思っている事が解って驚いた。彼らは「ハイラインは金持ちの為の公園だ。俺たちは忙しすぎて公園なんかでのんびりしてる暇なんかない。ハイラインに望むことは新しい仕事を創出する事、そして近隣に収入をもたらす事の2つだ」という意見だった。その意見を読んで反省し、近隣住民を招いたイベントの充実や高校生に教育をしながらアルバイトをして貰ってお金を払うプログラムの開発に力を入れた。今後はもっとこれらの活動に力を入れて欲しい。」と語っていて、目から鱗が落ちたものです。綺麗な公園があれば近所の人が喜ぶなんて無邪気に思っていた自分自身のナイーヴさが恥ずかしくなりました。
005
最近フリーペーパーを読んでいたら、まさにそのチェルシー地区にある教会が、毎日食事の提供や手袋等の生活必需品の調達に力を入れているにもかかわらず、資金が追い付かない事が記事になっていました。近年では家から自力で出る事が難しいお年寄に生活困窮者が多くなっており、教会でボランティアを募って各戸を回って食料などを運ぶ努力もしているとの事。

一方で親しくしている友人が、自身の結婚式用HPにレジストリーとしてハネムーンの飛行機代、ホテル代、ロマンチックなディナー、パラセイリング等を登録しているのですが、何をプレゼントしようかな?と覗きに行くと、かなりの項目が既にプレゼントされている事に気付きました。アメリカの結婚式では通常日本程高いお祝い(ご祝儀の代わり)をプレゼントしたりしないと思うので、はて?と思い質問してみると。

「あー。私の友達がフェイスブックの創始者の1人と結婚してるんだよ。もうその人達が神よりもお金持っててね。1人でほぼ全ての項目を買ってくれたんだよ。数千ドル分。もうお金を持ち過ぎてて、何に使ったらいいか分んないんだって」だそう。確かに彼女のお家に遊びに行くとフェイスブックに投稿される写真はどこかのリゾートホテルのよう。水平線が望める青いプールにジャグジー。ガゼボでの朝食にムービールーム。
019
煩くなるのが嫌で隣の空き家も住むつもりもないのに購入していて、友人にも「近くに越してきてよ!そうしたら家買ってあげる」と言っているのだとか。なんだか快適な暮らしをさせてもらっている私でさえ、浮世離れして感じます。

また他の友人と話していたら、「もう周りの人が感覚が違い過ぎて面白いの。みんな大好きだし、感覚が違うからって別に何がどうって訳じゃないんだけど。社会勉強させてもらってる感じ。」と言いつつ最近仲良くしている友達について話してくれました。

それによるとその友達は国際結婚をしたので、結婚式を自分の地元と相手の地元の2か所で挙げたそうで。自分の地元の結婚式は実家での挙式で、実家に泊まっても良いと言われて招待客が全て滞在なんかできるのか?と不思議に思いながら出掛けたところ、とんでもない豪邸だったとか。
011
ミラノ郊外にあったらしいのですが、門から家まで車で数分の広い敷地に、お城のような豪邸が建っていた。家からは見えなかったそうですが、自家農園も有しており30人以上の使用人を使って自分達が食べたり、知り合いに配ったりするためだけにオリーヴオイルを作っている。クリスマスプレゼントにそのオリーヴオイルを貰ったけれど、家紋が蠟で押されていた。

相手側の結婚式は知り合いの正真正銘のお城で行われ、招待客は全員お城に宿泊。見渡す限り森に囲まれたおとぎ話みたいなお城で、ワインと美味しい食事を振る舞われて、なんで自分がこんな経験をしているのかと不思議だった、と。

友達とつくづく言い合ったのが、「不思議だけど羨ましいと思わないんだよね」ということ。桁外れ過ぎなのか、なんなのか、その人達が幸せそうなのは嬉しいとは感じても、妬んだり羨んだりという感情は起きないんですよね。いいなー位は思いますが。それは友達も皆口を揃えていました。どちらかというと、困窮している、生活がカツカツで余裕がない人が沢山いる事の方が非常に気になります。
017
同じ職場内とかでは嫉妬とかよく起こるらしいので、あまりにもお金持ちで自分を同じ土俵に置き換えて想像もできないのかも。何はともあれ、小さな悩みやらがあっても総じて私達は幸せなんだとも思って感謝しています。

2014年2月 3日 (月)

図書館で無料ヨガクラス

朝から快晴の日曜日のニューヨーク。今晩はとうとうスーパーボウルなので街の盛り上がりも最高潮。昨晩は応援チームのユニフォームを着てビーズのネックレスをした人達が、大声で叫びながら街を闊歩していました。

本当は2月2日(日)のグランドホッグデー(Groundhog Day)ですが、今年はスーパーボウルと重ならないように昨日毎年恒例のセレモニーが行われ、初めてニューヨーク市長ビル・デブラジオ氏と対面したスタテンアイランドのチャック君は、影を見て長い冬を予告したそう。今年はスーパーボウルがソチ冬季オリンピックと重なるのを避けて1週間前倒しされたために、色んな影響が出てるんですね。

また、アパレルメーカー『アメリカン・アパレル』が下着の広告に62歳の女優さんを起用したことが話題になっています。「セクシーさに有効期限はない」というキャッチコピーで、レースの下着で大胆なポーズをとる美しい女性をフィーチャーしています。これから年齢が話題にならないような世の中になると良いですよね。
*******************************************
さて、今回はニューヨーク市立図書館で開催されている無料のヨガクラスについてです。
008
以前から友人に誘われてその存在は知っていたのですが、体調が悪かったり、朝起きられなかったりで参加したことがありませんでした。去年は図書館の様々な分館でヨガクラスが開催されていましたが、今年は規模が大幅に縮小されているようです。

ウィーンからの長期出張でニューヨークに1か月以上滞在している友人にヨガマットを貸し出すついでに一緒に汗を流そうと、昨日初めて無料クラスに出掛けてきました。会場はアムステルダム・アヴェニューと65丁目にあるRiverside Libraryでした。
009
何故かHPには13歳から18歳向けという記載がありますが、実際には随分お年を召した方から若い方まであらゆる年齢層の参加者がいました。図書館の2階にある小さな部屋で行われるので、ヨガマット等必要なあらゆる荷物は持参しなければいけません。

午前10時半と正午のクラスがありましたが、私達が参加したのは10時半からのクラス。以前頻繁に参加していた友人が「無料だから早めに行かないと場所が無くなっちゃう」というので、10時の開館と同時に入って場所を確保しました。
010
確かに10時15分位には部屋が満杯になってしまい、家具を動かしたり、詰めたりして場所を作らなければいけなかったので早めに到着して正解です。1時間のクラスですが、私達のようなビギナーが多めなためか、お年を召した方が多めなためか、ヨガに慣れている人にはちょっと物足りない内容かもしれません。

私の様に運動不足な人には十分な内容で、あんまり精神的な部分に入り込まずに、純粋に体を動かして、ストレッチをして、リラックスしたい私は好きなタイプのクラスでした。いつも同じ先生らしく、友人は先生に挨拶をしていました。
011
ジュリアード音楽院と同じブロックにあるため、ヨガ終了後はリンカーンセンターの景色を楽しんだりしつつ散歩して、コロンバスサークルにあるホールフーズでお惣菜の簡単ランチを楽しみました。友達とちょっと汗を流して、ランチを楽しみつつ近況を報告し合うには良い場所だと思いました。

今後のスケジュールはこちら

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »