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2014年3月

2014年3月28日 (金)

春の兆しのハイライン

帰ってきたら真冬の寒さだったニューヨーク。ですが、金曜日から1週間の週間天気予報を見ると、最低気温は0℃以上で最高気温が12℃~17℃と暖かい日が続く予報。今度こそ春が来るのでしょうか。

ニューヨークに帰った時点では先週の土曜日にワシントン州で起きた大規模な土砂崩れ(地滑り? landslide)が大きなニュースとして一面で取り上げられていました。金曜日の今日は流石にそこまで大きくは取り上げられていませんが、新たな生存者が発見されていないとして続報が流れています。

こうして見ているとアメリカも年がら年中何らかの天災に襲われている国だと感じます。山火事にハリケーン、洪水に干ばつ、土砂崩れに地震。それなのに多くの若い人達は保険に加入していないなんて、一体どうしているのでしょう。 *************************************************
さて、今回は春の草刈が進むハイライン公園(High Line)の春の兆しについてです。
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春の草刈も残すところあと1週間となり、ハイラインの枯草も大分刈取りが終了してすっきりしてきました。そうすると丈の高い草に隠れていた新緑が姿を現します。
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ハイラインにいち早く春を運んでくるのがクロッカス。

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この春は23丁目の芝生の広場に一面に『Miss Vain』と呼ばれる白いクロッカスが姿を現し、訪れる人の目を楽しませてくれています。

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ハイラインには色んな種類のクロッカスが植わっており、そこかしこで可愛らしい姿を見る事ができます。これはRuby Giantと呼ばれるクロッカス。

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ハイラインに春を告げるのは草花だけではありません。これは2週間前からハイラインを寝床にしているらしいショウジョウコウカンチョウ(cardinal)。

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春らしくなってきたせいか、あちこちで鳥のさえずりが聞こえます。

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最初に草刈をした辺りでは緑の草があちこちから生えてきていました。
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草刈も大分進み、枯れたトグサで覆われていた水辺のセクションもすっきり。

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ユキノハナ(snowdrop)もその愛らしい姿を見せてくれます。

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蕾も膨らんできました。

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昨日行われた草刈でこのクロッカスの周りの枯草も今はすっかり刈り取られたようです。

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こちらはトリコロール・クロッカス(Tricolor crocus)と呼ばれる色鮮やかなクロッカスかな?

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Golden Bunchesクロッカスももう直ぐ花開きそうです。

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2014年3月27日 (木)

帰宅

2週間の日本への一時帰国を終え、昨日の午後1時頃無事帰宅しました。入国審査が過去最高に空いていて、吃驚する位すんなりと入国することができ、あっさりと帰って来たのですが。

バスから降り立った途端、あまりの寒さに震えあがる事になりました。帰宅するのに1ブロック歩いただけで、手の感覚が無くなってしまうほどの寒さ。今朝は朝からハイラインで草刈のボランティアをするはずだったのですが、雪が降る予報だったのでキャンセルされたほど。

結局雪は降らなかったのですが、もの凄い強風で日中でも気温が0℃と暖かい日本から帰って来た身には辛い寒さとなっています。それでも草刈以外の通常ボランティアは予定通り行われたので出掛けたのですが、凄い砂埃で目にゴミは入るし、足に新聞紙がまとわりつくし、口の中はじゃりじゃりだしで散々な目に合いました。

昨日は帰宅してシャワーを浴びた後、ベッドに直行。次に目覚めた時は午後9時。軽く夕食を食べてそのまま又ベッドに戻り、結局今朝の7時まで2人で寝続けました。帰国した次の日には普通に生活ができて、時差ボケとも無縁だった30歳迄の自分が信じられない疲れようです。

2週間家を空けていただけで部屋中が埃っぽいので掃除したり、2週間家を空けるため冷蔵庫を空っぽにしたため食料を買い出したり、洗濯をしたり、荷物を片付けたり、支払いを急いで済ませたり、と細々した用事に追われていますが、やっぱり我が家が一番です。

2014年3月25日 (火)

ニューヨークへ

あっという間に2週間の一時帰国も終わり、今日ニューヨークへ帰ります。まだまだ会いたかった友人が居たりで心残りな気もするものの、やはり2週間も自宅を離れると疲れもピークで帰宅できるのかと思うとほっとしています。
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日曜日は高校時代からの友人と1日浅草を散策。七福神巡りをして楽しい1日を過ごしました。今年に入って体調を崩したり、アパートが次々故障したりでついていなかったのですが、これで運気が良くなるような気もしてちょっと有難かったです。なんで寺社仏閣を参ると心が落ち着くのでしょうか。

最終日の昨日は鎌倉でランチを楽しんだ後、義理の母にご挨拶。お元気そうな様子を拝見して安心しました。美味しいお茶もご馳走になり、朝から風邪で不調だったのも改善した気がしました。
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昨晩風邪薬を飲んで早めに休んだので、今朝は体調も大分回復した気がします。無事ニューヨークに帰ることができますように。お忙しい中時間を作ってくださった皆様、ありがとうございました。今回残念ながら会えなかった方は是非次回お願いします。

2014年3月23日 (日)

久し振りの渋谷

あと2日でニューヨークに帰るというのに時差ボケが治ってしまいました・・・。これでまた、あちらで1週間不眠が続くのかと思うと溜息が漏れてしまいます。でもお蔭で体の芯にしつこく居座っていた疲れが少し取れた気がします。

昨日は働いていた職場のお客様だった事をきっかけに知り合い、以降親しくさせてもらっている友人と久しぶりの渋谷でお茶を楽しみました。彼女が通っている学校が渋谷にあるため、ではクラスが終わった後そこで会おうという話になった訳です。
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渋谷は以前から人が多くて日本らしい場所だと思っていましたが、4年半日本を離れてから訪れると如何にも東京らしいなぁ・・・と感心して、思わずスクランブル交差点等の写真を撮ってしまいました。気付けばカメラを頭上に掲げて人混みを撮影する外人さんも沢山。映画で使われた影響か、観光名所になっている感がありました。

余談ですが、今回日本に一時帰国して外国人観光客が格段に増えていると感じます。何処に行っても外人さんを見かけますし、お店でも英語メニューを用意していたりと対応していることが感じられます。この2年半程で随分日本も変わりましたね。

さて、先ずは日本に暮らしていた際お気に入りだった渋谷のカフェで夫と久し振りにランチを楽しみ。その後、友人とお茶をしながらお喋りを楽しみました。
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この2年半の間に友人は2回の転職をしており、現在の会社では楽しく働いている話を聞けて嬉しく思いましたし、私も勉強しなくちゃなぁ…と反省もしました。派遣社員や契約社員として働くとしても勉強を続けなければ厳しい現状を諭され、ちょっと甘えていたなぁ・・・と反省し、ニューヨークに帰ったら勉強をしよう!と思えて良かったです。ありがとうございました。

流石に収入もないのに学校に通うことはできないと思いますが・・・自分なりに何かしら努力はしたいと思います。頑張っている友人に会うと元気や勇気が貰えて有難いと思った1日でした。
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次に会えるのはいつの事やら・・・という感じですが、其々の場所でお互い頑張りましょう!

2014年3月22日 (土)

新旧東京散策

歯医者にも行き、私も夫もアメリカに帰ってからじっくり治療するように言われてしまいました。が、これにて済ませなければいけない用事を全て終え、昨日から自由に友人と会えるようになりました。

そこで東京で暮らしている幼馴染とそのお子ちゃまと自由が丘で2年半ぶりに集いました。前回会った時には直ぐに馴染んでくれた女の子も自我が目覚め、凄く恥ずかしがっていました。が、一緒にランチを食べ、公園で遊び、九品仏浄真寺を参拝する内に馴染んでくれました。
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以前自由が丘の近くに暮らしたことがあり、自由が丘や九品仏へは週末に散歩に訪れていたため、この周辺は懐かしい場所。でも新婚ほやほやの遠い昔の記憶なので、歩いていてもおぼろげに思い出す程度。夫と2人で「もう覚えてないねー」と言い合っていました。

九品仏浄真寺にきちんとお参りしたのは初めてで、意外に奥深いお寺に吃驚。真剣にお祈りしてきました。お彼岸らしく賑わうお寺の雰囲気も味わえて、日本らしい風情も満喫できました。
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夜は元同僚の友人と新しくできた(と言っても1周年を迎えたそうですが)東京駅丸の内側の新名所、Kitteを満喫しました。1階で行われていたアート小屋を楽しんだり、日本郵便・東京大学産学協働プロジェクト「インターメディアテク」を冷やかしたり。

Kitte自体も吹き抜けに銀の雨が降っているように見えるガラス張りの建物で面白かったですが、「インターメディアテク」の面白さったらありませんでした。剥製、模型、医学書、鉱石等、ぐちゃぐちゃな物が整然と美しく並べられた古色蒼然とした静謐な空間で、できればまた改めて訪れたい場所でした。ショップも素敵な物が沢山並んでいて、ちょっと危険でした。
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京おばんざいのお店でも美味しいお酒を飲みながら、凝ったお料理の数々に舌鼓を打ち、友人と広範囲に渡る興味深い話を語り合って。時差ボケで疲れが溜まっていたので、10時過ぎにお開きにするのが残念な位楽しい一時でした。

結局、何故かお互いの近況を語らず関係ない話を熱く語り合って終わったのですが、お互い元気で暮らしてるのが解ったからそれでいいよね、と笑って別れました。

九品仏とKitte。幼馴染と最後の職場で知り合った若い友人。新旧織り交ぜられた、本当に素晴らしい1日でした。

2014年3月21日 (金)

六本木

六本木に2日連続で夕食に出掛けました。以前勤めていた会社が六本木にあったり、ニューヨークで知り合った友人が偶々近くに住んで居たりで、六本木が便利だったためです。
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久し振りに出掛けると、本当に凄い場所だなと圧倒されてしまいます。六本木ヒルズとミッドタウンにそれぞれ行ったのですが、どこもかしこもピカピカで綺麗ですよね。

国際電話を掛けている事になってしまうので、日本に居る間は携帯電話を使わないと決めて置いてきてしまったので、昨晩は連絡が行き違ってしまい友人に会えませんでした。ご迷惑をお掛けして本当にごめんなさい。これに懲りずにまた遊んでください。
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ニューヨークで知り合ってから親しくさせていただいている友人とは美味しいうどんを食しながら楽しくお喋り。2年半ぶりに会ったのに全然ブランクを感じませんでした。良いニュースも沢山で幸せオーラに輝く彼女に会えて、私も幸せのお裾分けを頂いて楽しい一時でした。
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東京ミッドタウンではパブリックアートの展示をしていて面白かったです。東京とニューヨークってどんどん似てきていますよね。

2014年3月20日 (木)

運転免許更新

火曜日に東京に移動し、1週間のホテル住まいを開始しました。東京で働いていた期間が長いため、東京で済ませなければいけない用事も多いですし、こちらに住む友人・元同僚とも久し振りに会いたいですし。

でも、何と言っても一番大切な運転免許の更新を先に済ませなければ安心できないため、早速運転免許試験場へと足を運んできました。
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海外に居住している人は特例として通常の更新期間の前でも免許の更新手続きを取ることが許されています。以前は『6か月前から』行うことができると期間が定められていたと記憶していますが、今回一時帰国に際して調べた所その記載が見つけられなかったので、神奈川県では期間の定めが削除されたのだと思います。

海外に居住していると住民登録が日本に無いため、実家やホテルなど滞在先を仮の住所地とみなして運転免許を更新してもらえます。免許証を紛失した場合や有効期限が切れている場合には免許証の再発行の手続きが必要になり、準備する書類の数も増えます。が、私は現在有効な免許証を有しているので、通常の持ち物に加えて「滞在証明書」および証明書を書いてくださった方の住民票、及び不在の証明の為に必要なパスポートを持参するだけでOKでした。
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但し、手続きに必要な書類や支払う金額等は各都道府県によって違うようなので、必ずご自分が手続きをする県警のHP等での確認が必要です。

神奈川県運転免許試験場で手続きを行う場合、更新連絡所(葉書)が無い場合で免許証の即日交付を希望する場合には、午前9時から9時50分か午後1時から1時50分の間に手続きを取る必要がありました。

私は午前8時15分位に試験場に到着し、8時半には申請書の交付を受け。全ての手続きがスムーズに進んで、免許証を手に運転免許試験場を後にした時にはまだ午前10時にもなっていませんでした。
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義母様に必要書類を整えて頂いたお蔭で、すんなりと免許が更新できて一安心。これで今回の一時帰国の大きな目的が1つ達成されて、大分肩の力が抜けました。ご協力ありがとうございました。

あとは歯医者で問題が起こらなければ、今回の一時帰国での心配事が全てクリアになります。何事も起こらないとよいのですが。

2014年3月18日 (火)

山岳会の先輩と

日本を訪れてから1週間が経とうとしています。気付けば日本での時間も残り1週間。時間が経つのは早いですね。

さて、私はアメリカでの学生生活を終え、最初に就職したのは地元の静岡でした。アメリカの田舎で6年間を過ごして静岡に帰ってきたら、無駄に広いスペースや緑に囲まれた生活をしていたせいか息苦しさを感じ、そんな時ふと高校の課外授業として強制参加させられたキャンプやハイキングのことを思い出しました。

思い立ったが吉日女の私は早速地元にあった登山用品店を訪れ、山に登るクラブ活動をしている団体が無いか店員さんに質問。お店のご主人が若い人が多い山岳会として隣町にある団体の連絡先を教えてくれました。
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そうして隣町にある山岳会に入会し、勤めていた会社の経営が傾いて東京に転職するまでの少しの間、週末には登山、岩登り、沢登等をして、長い休み中は合宿という名の縦走をする日々を送っていました。

実際にその頃の山岳会には若い男女が沢山いて、週末には誰かが朝早くから車をだして山に連れて行ってくださいました。それだけでなく、雪山での歩き方や滑落した時の受け身の仕方、山でのルールやザイルの結び方等を訓練もしてもらい、皆さんに大変お世話になっていたのです。

その山岳会で知り合った女友達とは頻繁に便りをし合ったり、プレゼントを贈りあったりしていましたが、お世話になった他の先輩方とは年賀状のやり取りをする程度になってしまっていました。住所録を紛失したために、音信不通になってしまった方も多いです。
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でも今回の一時帰国が新年明けてから然程時間が経っていなかったことが幸いし、15年ぶり位に山岳会の先輩数人と再会。昨晩、居酒屋で近況を報告し合いました。

先輩と言っていますが、私は若輩者で山の経験も全くないにも拘らず非常に生意気でため口をきく駄目ダメ後輩。昨晩も早速ため口になってご飯やお酒をちゃっかりご馳走になりました。

15年位会っていないのに皆さんお変わりなく一目で分りましたし、相変わらず優しくて、楽しい一時を過ごしました。ニューヨークの街を歩き回るのも勿論楽しいですが、久し振りに山に行きたい!という気分になりました。

これから実家に顔を出す時にはきちんと連絡致します。昨晩は楽しい時間をありがとうございました。

2014年3月16日 (日)

中学時代の友人と

日本に一時帰国してから4日が経ち、相変わらず時差ボケが抜けませんが大分疲れは抜けてきました。

土曜日は中学時代からの友人一家のお宅にお邪魔していました。前回彼女に会った時は赤ちゃんだった下の男の子も来月から幼稚園に通い始める位成長していて、そりゃ歳も取るわけだ・・・としみじみ。

上の男の子はおっとりとして素直で、前回会った時を思い出しました。おやつが食べたいと静かに主張する所も変わってなくて、性質って変わらないんだなと面白く眺めてました。
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男の子2人なので凄いパワーで、子供の居ない私は圧倒されていたわけですが、友人曰く「これでも大人しい方」なのだそう。子育てって本当に大変そう・・・だけど楽しそう。

危惧していたように人見知りも全くせず、2人共遠くから来た私を歓待しようと自慢のおもちゃを持ってきては紹介してくれました。子供って一生懸命楽しませようとしてくれるのが本当に可愛いですよね~。子供が苦手な私も、友人達の子供は可愛くて仕方なく感じます。

まぁ、お蔭で陳列されたおもちゃ達を友人と旦那様が片付けさせるのに四苦八苦する結末を迎え、ちょっと申し訳ない気持ちでお宅を後にすることに。子育てをしてない気楽さから「わ~凄いねー」とか言いながら、楽しんで見せてもらっちゃってごめんなさい。
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週末の大事なお寛ぎの時間を割いていただきありがとうございました。次に会う時はおちびさん達は小学生かな?楽しみにしています。

2014年3月15日 (土)

実家でのんびり

東京のホテルで一泊した後、木曜日の朝に新幹線に乗り故郷である静岡に移動しました。これから暫くは実家でのんびりさせてもらう予定です。
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静岡に着いた日は春の嵐というような土砂降りに風も強い日で、1日家に閉じ込められていました。が、久し振りに両親とゆっくりできて良かったです。
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軽くお昼寝をして時差ボケも解消できましたし、いい歳していても実家に来ると上げ膳・据え膳でどっしりとこたつに根を下ろして親に甘えっ放しですから体も休まりますし。
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金曜日は最初の就職先で知り合ってから親しくさせてもらっている友人と久しぶりのランチ。近況を報告し合いながら美味しいご飯を堪能しました。日本は本当にご飯は美味しいし、ランチはお手頃だし、良いですよねぇ…。
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その後、2人共上ったことが無かった県庁にある富士展望台なる場所に行きました。私に至っては静岡で生まれ育ったにも関わらず、そんな展望台がある事も知らなかったのですが、無料で行ける割には静岡の街や海、山を一望できてなかなかに良かったです。
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残念ながら曇りで小雨がパラツク天候だったので富士山は見えませんでしたが、静岡の街の様子がよく解るので沢山写真を撮ってフェイスブックにアップ。無駄に外国の人に日本を紹介したくなるのは、海外に住む日本人あるあるではないでしょうか?
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随分変わってしまった駿府公園(駿府城跡にある公園)も一緒に散歩したりして、楽しい一時を過ごしました。何年会えなくとも、友人は変わらず友人なんだと有難く思った1日でした。

2014年3月13日 (木)

日本到着

2年半振りに日本に一時帰国しています。14時間のフライトで疲れ切り、ホテルにチェックインして直ぐに泥の様に眠っていました。お蔭で午前3時に目が覚めている訳ですが・・・。

空の旅は快適で2人共元気に日本へと降り立ちました。フライト前日及びフライトの日は記念日だったのですが、それどころではなく。久し振りに日本で改めて記念日を祝えたらいいなぁ・・・とは思っていますが。やりたい事、やらなければいけない事があり過ぎて、どうなる事やらといった感じです。

今日はホテルをチェックアウトしたら、夫は会社へ、私は実家へ。暫くの間はお互いの実家でのんびりする予定です。久し振りの東京はスカイツリーはできているし、東京駅は新しいしで様変わりですね。

これから2週間目一杯楽しみたいと思います。

ニューヨークではイースト・ハーレムで大規模な爆発が起こり、死者が出ているようですね。皆様のご家族やご友人が巻き込まれていない事を心よりお祈り申し上げます。

2014年3月11日 (火)

ハイライン公園で草刈ボランティア

昨日は朝方雪が降りましたが、今日は晴れて暖かくなる予報の火曜日のニューヨーク。最高気温は17℃まで上がるそうで、日陰の雪もやっと融けるのではないでしょうか。

さて、去年参加して楽しかったハイラインの春の恒例行事、春の草刈『Spring Cutback』が昨日から始まりました。本当は3月第一週から始まるよていだったのですが、雪が融けない、湿りすぎていると踏むと土壌が固まってしまうという理由から1週間後ろ倒しされました。
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これから一か月掛けてボランティアとハイラインスタッフ、スポンサー企業の社員さんが一丸となって枯れた草花を刈り取って行きます。今年はボランティアの草刈は月曜日および水曜日。火曜日と木曜日にハイラインのスタッフさん達やスポンサー企業の社員さん達が、一体感を育成するために草刈に取り組むそうです。

2014年10月頃を目途に現在工事中のハイライン第3区、30丁目から34丁目のレイルヤードを回り込む最後の高架線路部分がオープンする予定なのを受け、現在ハイラインでは追加でボランティアを募っています。そのため今後ボランティアとして活動する手始めとして草刈から始めた方も沢山いらっしゃって、これからのシーズンが楽しみになりました。

勿論、去年の草刈や色んな行事で見知った顔にも沢山出会い、「久し振り~」と挨拶も絶えず。初日の昨日は日本人の方ともお会いできて、ハイラインの輪が広がっている感じがとても嬉しくもありました。こういうコミュニティーに日本人の方が積極的に参加されているのを見ると非常に頼もしく感じます。
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今回のボランティアシフトは8:00~10:00と12:00~14:00の2回。私は朝のシフトに参加したのですが、草刈をしている間に雪が降ってきて、皆で「春の草刈らしい天候だね!」とか「暖かい中参加したんだね!」とか冗談を言い合ってました。

でも基本的には黙々と作業するので、頭が空っぽになって精神が洗われるような清々しい気分でした。既に草刈ボランティアの募集は締め切られていますが、通常のボランティアは募集していると思いますので、是非参加されてみてはいかがでしょうか。

またこの時期ハイラインを散歩すると、活気あふれる草刈の様子を見る事ができますし、刈られた枯草の下から瑞々しい新芽が出ている様等も楽しめますので、散歩も楽しめます。
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2014年3月10日 (月)

カーネギーでフラメンコ音楽

よく晴れて暖かい日曜日のニューヨーク。今朝から夏時間が始まり時計の針が1時間進みました(Spring forward)。日光を目一杯楽しめるのは有難いのですが、時間を損する今日だけは、なんだか納得のいかない気分です。

今朝は1990年代のレオナルド・ディカプリオ氏の切り抜きと共にニューヨークを旅して、その様子をインスタグラムに上げている人の話題が取り上げられています。一時期小人やアヒルのおもちゃで同じ事をやっている人が話題になっていましたが、今回はディカプリオさんの写真です。

次々と新しいソーシャル・メディアが現れて訳が分かりませんが、インスタグラムは面白い試みが沢山行われているようですね。ボランティア先でインスタグラムをやるように言われてはいるのですが・・・。
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さて、今回は昨晩カーネギーホールで鑑賞したフラメンコ・シンガー『Estrella Morente』さんのコンサートについてです。
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このチケットを貰うまでフラメンコ音楽なる確立したジャンルがある事も知らなかった私。フラメンコというのは踊りで、そのバックで流れている音楽がある位にしか思っていなかったので、音楽を独立で楽しむという認識もなかったため、コンサートが行われるというのもある意味驚きでした。

フラメンコも鑑賞したことがありませんが、リズムは好きだし面白そうなので、夫と2人で出掛けました。

Estrella Morenteさんは、スペインのグラナダ地方出身のフラメンコ歌手。お父さんはフラメンコダンサー、お母さんはフラメンコ・シンガーという一家に育ち、7歳の頃から舞台に立っていたそう。

今回のステージは3人のバックシンガー兼手拍子と足踏みで拍子を取る男性、ギター2名、パーカッション兼ダンサー1名という布陣でした。エステラさんが歌いっぱなしだと疲れてしまうためか、はたまた元々フラメンコ音楽ではそれぞれの独奏が入るスタイルなのか、全員で演奏したり、1人になったり、数人で演奏したりと2時間弱のステージに入れ代わり立ち代わり立っていました。
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ホールの最後方では映像撮りをしているクルーが居たのですが、その人達は一緒にスペインから来ていたのか、演奏中「ウェー」とか「オレー」とか掛け声を掛けるので、最初は何事かと吃驚しました。その内ステージに立っている演者達も、自分が歌っていない時には「オレー」とか声を掛け始めたので、フラメンコ音楽ではそれが普通なのだろうと思い始めましたが。

最後の曲では、エステラさんがステージから降りて客席を歩き回って歌い、観客は大盛り上がり。演者は全てをスペイン語で通していたのですが、オーケストラ席から舞台に戻った際にテラス及びバルコニー席のお客さんに向かって「I'm sorry」と声を掛けて、これまた喝采を浴びていました。

エステラさんは勿論の事、バックコーラス、ギター及びパーカッション(少しフラメンコも踊っていました)の皆さんも凄い迫力で、リズムに浸りながら楽しい2時間を過ごしました。

2014年3月 9日 (日)

MoMAのゴーギャン展

既に2℃もある土曜日のニューヨーク。今日は最高気温が7℃まで上がる予報で、久し振りに肩の力を抜いて過ごせそうです。

現在アッパー・マンハッタンとブロンクスで麻疹の流行の兆しが表れているため、予防接種を受けるようNYの衛生局が呼びかけているそうです。現時点で16件(7人の成人と9人の子供)の症例が確認されており、内4人は入院したとの事。

お子さんがいらっしゃる方は特に注意した方が良いかもしれません。
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さて、今回は昨日友人に誘われて出掛けたNY近代美術館(The Museum of Modern Art (MoMA))のゴーギャン展『Gauguin: Metamorphoses』です。
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今回の展示はゴーギャンの版画や転写技術を使ったアートに焦点を当てており、触れる機会の多い油絵以外のゴーギャンの魅力に迫っています。

大きめの展示室を2つ使っていたと思いますが、同じ原版から3通り位別の刷りをしては展示してあるので、ボリュームはそれほど多くないと感じました。私達は1時間掛からずに見終わりました。

版画だけでなく、絵画を描いた上に真新しい紙を置き、上から鉛筆で描くことによって紙に転写される手法で描かれた絵画も多く展示されていました。それに加えて、彫刻、油絵、デッサン、手書きのノート等も展示され、ゴーギャンが2回のタヒチ行で制作した芸術を中心に包括的な展示が行われていました。
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私も友人も興味深く鑑賞したものの、結局は油絵が一番好きだという結論に。友人は1枚の油絵が甚くお気に召したらしくポスターを購入していました。

この展示は本日から一般に公開され、2014年6月8日(日)迄続きます。

2014年3月 7日 (金)

『ティファニーで朝食を』の舞台裏

今にも降り出しそうな金曜日のニューヨーク。土・日曜日は晴れて暖かくなるようで今から楽しみです。

今朝はNJに住む高校生がご両親を訴えて敗訴したことが話題になっています。なんでも大学の学費を払ってくれないという訴えだったらしいのですが、ご両親は親の言いつけに背きお酒を飲み馬鹿騒ぎをするのを止めないため叱ったら、家出をして友人の家に住み始めたので自分達の責任を離れたと見做したと反論したよう。

訴えを起こした高校生はご両親に向かって酷い口のききようだったようで、読んでいると世も末といった感じです。
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さて、今回はSam Wasson氏作の本『Fifth Avenue, 5 A.M.: Audrey Hepburn, Breakfast at Tiffany's, and the Dawn of the Modern Woman』です。
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この本は随分前にMoMAで『ティファニーで朝食を』が上映された際に、MoMAのキュレターが推薦文に使っていた為に興味を持ち読了しました。内容はタイトルのままで、主に映画『ティファニーで朝食を』のドキュメンタリーなのですが、同時に映画製作当時の女性の地位がどのようなものだったかについて言及しています。

今となっては信じがたいのですが、『ティファニーで朝食を』が制作された1950年代において、この映画はスキャンダルに満ちていたため、風紀委員会から度重なる指導を受けたそう。また、主演のオードリー・ヘップバーンは清く正しく、その時代の良き妻・良き母像にぴったりの為人だったため、出演を説得するのも難航したそうです。

いつの時代も時代の最先端に挑戦しようとする制作側と波風を立てたくない配給会社側、役者と原作者であるトゥルーマン・カポーティのエゴがぶつかり合う様は、今の時代に読んでも全く色あせていません。そして製作者側の挑戦を知ると、何故この映画が現代でも古びることなく人気があり、輝きを放っているのかが解る気がします。
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映画『ティファニーで朝食を』がお好きな方は勿論、映画のファンでなくとも仕事と家庭のバランスに悩む女性や、マーケティングと制作側のバランスに悩むクリエイティブやマーケティングの方達は興味深く読めるのではないかと思います。英語も平易で軽くスラスラ読めるので、映画の勉強の教材としても楽しみながら学べて良いテキストになるのではないでしょうか。

2014年3月 6日 (木)

ブルックリンで手作りされたグラノラ

午前9時現在は-9℃と快晴で寒い木曜日のニューヨーク。今日も1日0℃を上回らない予報で、明日の暖かさが待ち遠しいです。

ニューヨークやニューヨークを訪れる人達を面白可笑しく揶揄する記事が沢山出回っていますが、昨日から友人の間で『ニューヨークを訪れる人に説明しなければいけない21の事』という記事が笑いを生んでします。『Try not to die a lot』とか『It's always piss』という言葉が特にお気に入りのようです。確かにね・・・と思う項目が沢山で、ちょっと笑えます。

昨日歩いていたら、ミッドタウンの歩道の真ん中で、白昼堂々服を着たまま突っ立って、ズボンの隙間から小用を足しているホームレスの男性が居ました。マンハッタンの街中ではたまにホームレスの人が道端にしゃがみ込んで用を足しているのを見かけますが、立ったまま服や靴を履いたままというのは初めてで驚きました。そういう臭いが道に染みついてるんですよね…。

またWEBマガジン『Gothamist』では、仕事からアッパー・イーストにあるアパートに帰宅したら、持ち物全てが無くなっていた男性の話が載っています。なんでもアパート2Bを次の住人の為に綺麗にするべきところを、管理会社が清掃会社に間違えて男性の住むアパート2Dの鍵を渡してしまったために起こった事態なのだとか。

男性が帰宅したら全ての家具、持ち物が処分されていたそうで、急いでターゲットに駆けこんで下着や当面の服を購入したのだとか。まったく恐ろしい話です。

外国人がひしめき合うニューヨークでは、英語の発音がイマイチな人が沢山。我々もアルファベットが最後に付く部屋番号に住んで居るのですが、似たような部屋番号に住む隣人の英語の発音が良くなかったらしく、オーダーしていないピザの宅配に真夜中たたき起こされたり、頼んでいない修理の人が突然訪れたりと一時期大変困っていました。

どうやらその隣人は引っ越したらしく最近は突然訪れる身に覚えがないオーダーに戸惑う事も無くなっていますが、こちらは色んな意味で管理が甘いので怖いったらありません。発音に関しては全く人の事を言えないのですが・・・。
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さて、今回はブルックリンで1つずつ手作りされているグラノラ『Early Bird Granola』についてです。
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仲良くしているドイツ人とアメリカ人のボランティア仲間は、健康に非常に気を使っています。お2人共60歳近いと思いますが、スリムで元気溌剌。日ごろ食べ物に気を配って、定期的に体を動かしている賜物だと感じさせます。

そのお2人が朝食に一押ししていたのがグラノラ。「シリアルなんか食べてたら駄目よ。沢山砂糖が入っているし、グラノラ程栄養価が高くないもの。」と口を酸っぱくして言われていました。

が、スーパーで購入するグラノラはモソモソしていて美味しく感じられず、どうにも苦手で。仕方なくシリアルとグラノラを混ぜて食べるという苦肉の策を講じていました。

そんな時出会ったのが『Early Bird Granola』のグラノラシリーズ。『With Love, From Brooklyn』の店先に置いてあり興味を示したら、お店の方がブルックリンに住む女性が1つずつ手作りしていると教えてくれたため試しに購入。食べてみたらメイプルシロップで付けられた甘みとピリリと効いている塩味が美味で、グラノラだけでぺろりと食べられました。
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HPで調べてみると、ハワイとアラスカを除くアメリカ国内であれば送料も無料だったので、早速購入。以来毎日気に入って食べています。

あまりに気に入って、一時帰国の際のお土産用にも購入しました。現在は4種類があるようですが、季節によって変わるようです。

2014年3月 5日 (水)

セントラルパークのパブリックアート

朝から薄曇りの水曜日のニューヨーク。明日まで寒さを我慢すれば、金曜日からは最高気温が6℃まで上がり寒さが和らぎそうです。今の所、来週の火曜日の最高気温は16℃。最低気温も3℃の予報で、ニューヨーカー達は「もう直ぐ春が来る」と早速楽しみにしています。

相変わらずウクライナ情勢が話題の中心です。今朝のラジオでは、ウクライナでプロ・ロシアのデモを行っている人達の中にロシアが送り込んだロシア人が多数混ざっていることが報じられていました。CNNでレポーターが現地から中継している際にも、「同じ車が大音量で行ったり来たりしてカメラにアピールしている」と、大規模なデモではない事を強調していました。

昨晩はクリミアで警備をしているロシア兵にカメラが近付いた際に「それ以上近寄ったら足を撃つ」とひきつった顔で警告する映像が繰り返し流され、一触即発の緊迫感を十二分に伝えていました。解説を聞けば聞くほど、難しい問題です。
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さて、今回はセントラルパークの南東の入口に設置された新しいパブリックアートのご紹介です。
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これはスイス出身で現在はニューヨークをベースに活躍中のアーティストOlaf Breuning氏の作品。タイトルは無いようで、ユーモアのある雲のインスタレーションとしか紹介されていません。

このパブリックアートは2014年3月4日(火)~8月24日(日)まで展示されます。

2014年3月 4日 (火)

テネメント博物館

今日も一日寒くなるとラジオで注意を促している火曜日のニューヨーク。昨日も骨の髄から冷えるような寒い日で、ボランティア仲間は「高齢の友人が具合が悪いから、今日はボランティアをお休みするわ」と連絡してきました。確かに今年の冬はご高齢の方々にはきつそうです。

ウクライナ情勢が緊迫の度合いを増す中、ニューヨークに住むウクライナ系住民が不安を募らせている様が記事になっていました。何処で紛争が起きても、この街には親族や親戚、友人等がその街に居る人達がいて、他人事ではありません。

難しい局面でTVでも連日議論が戦わされていますが、大きな紛争に発展せず、かといって他国や後世に悪い影響を与えない上手い収め方は無いものでしょうか。
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さて、今回はローワー・イースト・サイドにある19世紀に大量の移民が押しかけた際に建てられた長屋の博物館『テネメント博物館』(Tenement Museum)についてです。
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ニューヨークの歴史について語るポッドキャスト『The Bowery Boys』を聴き続け、全161エピソードの内、残すところ12エピソードというところまで聞き終えました。毎日歩いている時や、シャワーを浴びている時、料理をしている時なんかに聴き続け、すっかりニューヨークの歴史ファンになりました。

その『バワリー・ボーイズ』を聴いていると多く登場するのが移民が押し寄せた1860年代の話や、貧しい移民がひしめき合って暮らしていたローワー・マンハッタンの話。自ずとローワー・マンハッタンに興味が湧きました。

そんな時、ローワー・イーストに建設を目指している公園『ロウライン』の展示が小さなギャラリーで開催される為足を運ぶことに決め、折角ローワーまで足を延ばすのだからと、同じ通りにあるテネメント博物館も訪れる事にしました。
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そもそも『tenement』とは何ぞやという事ですが、基本的には複数の部屋が存在し、複数の家族が住んで居る借家の事です。が、多くの場合で貧しい人達が折り重なるように暮らす借家、つまり日本でいう長屋のような建物を差します。

1820年~1900年頃に掛けてニューヨークに各国から移民が押し寄せ、最初に暮らしたのがこれらのテネメントでした。ローワー・イースト・サイドには、未だにこれらのテネメントビルが多く残されており、各アパートにトイレ・水道を備え付けたり、内装を全て鉄筋コンクリートに作り変える等して、現在の消防法に合うように改装した上で、人々に貸し出されています。

テネメント博物館は、97 Orchard Streetに残された長屋をガイドに従って1時間程で回るツアーによって見るスタイルで、好きな時間に勝手に見て回ることはできません。その為、予め興味があるツアーを調べてチケットを購入しておき指定された時間に行くか、行き当たりばったりで博物館に行ってその時間に参加できるツアーに乗るかしか中に入る術はありません。
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テネメント博物館の入っている長屋の建物は、消防法改正に伴い借家としてやっていくための改装をすることができないと判断した持ち主が1935年に住民を追い出して1階部分以外のビルを閉鎖。1988年に売りに出されるまで放置されていたため、タイムカプセルの様に昔のままの長屋の風情が残されていたそうです。

その風情を利用して博物館として運営しており、博物館にするために元住人の証言を集めつつ広く一般に家族の歴史や生活の様子を話す事の了承を得たり、証言に基づき昔の暮らしを再現したりしたそうです。

私達は『Hard Times』という、移民の苦労を知るツアーに乗ったのですが、全1時間のツアー中見学できたのは入った直ぐの廊下と階段、そして2室のアパートのみでした。他のツアーも大体そんなもののようです。
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アパートの1室は1988年に発見された当時のまま残されており、もう1室は昔上階に住んで居た家族の証言と寄付された実際に使用していたキッチン用品や家具によって昔の暮らしが再現されていました。この長屋はドイツ系移民が多く暮らしていた地域にあり、多くのアイルランド系移民が暮らしていたもう少し南にある長屋群に比べるとグレードが高いのだそうで、実際足を踏み入れた際には『ニューヨークにしては悪くない広さがある』と思ってしまいました。

ただ、話を聞く内にその考えは改めました。その狭い1ベッドルームに家族8人+知り合い2~3人で暮らしていたというのですから。それでもマシな状態だったというのが信じがたい位です。

お風呂はシンク(確か1904年に追加された)の下に置かれた小さなたらい。トイレは廊下にある1つの共用トイレだけ。トイレが汲み取り式でないのは最新式だったそう。きっとその当時ここに住んで居たらもの凄い悪臭だったことでしょう。
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私達が参加したツアーには、テキサスからの観光客、NJの住人、NYの住人等がいたのですが、1人の参加者が「兄が向かい側のアパートに住んで居たんだけど、間取りが殆ど同じだった」と言っていました。ガイドさんによると、元長屋を改装したアパートは掘り出し物があるそうです。如何にもニューヨークらしい風情は味わえるのでしょうが、住むにはちょっと不便そうでもあります。

そんな風に過去の住人の証言CDを聴いたり、ガイドさんの説明を聴いたりして、移民して来た人達の生活に思いを馳せる事ができます。とても興味深く参加して良かったですが、$25/人のチケット代は少し高く感じました。まぁ、建物や周辺地域の保全の為に必要な経費だと思えばいいのでしょう。

尚、1階にある博物館のショップがお土産の宝庫であることも付け加えておきます。ニューヨーク土産を探している方は、是非一度足を運んでみるべきです。

Tenement Museum
103 Orchard Street, New York, NY 10002
tel: 212.982.8420
ツアースケジュール等の詳細はHPにてご確認ください。

2014年3月 3日 (月)

ロウライン計画をご存知ですか?

日曜日はちらちらと雪が舞う程度だったので油断していたら、真っ白な朝を迎えた月曜日のニューヨーク。日中も小雪が舞うようなので、対応できる服装で出掛けた方が良さそうです。

今朝もニュースはウクライナ情勢一色です。土曜日の夜から一気に緊迫した情勢にラジオやTVはロシアの動きとアメリカや西側諸国がどのように対応すべきかの議論でもちきりです。

オバマ大統領は日曜日の午前中から政策会議をホワイトハウスで開き、メディアはホワイトハウスへの人の出入りをチェックしては逐一報道しています。不穏な情勢に第一次世界大戦開戦時になぞらえる発言も多く聞かれます。

そんな中でもアカデミー賞の授賞式とファッションチェックは注目を集め、最優秀作品賞の発表シーンや受賞スピーチが繰り返し流されています。ほとんどの作品を観たことがないので、機会を見つけてDVDでも借りてきたいと思います。
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さて、今回は2014年3月9日(日)までローワー・イーストにある小さなギャラリーで開催されている『Lowline - Young Designers Workshop』展についてです。
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皆さんはロウライン(The Lowline)計画をご存知でしょうか。、ロウラインとは、ロウワー・イースト・サイド のデランシー・ストリートの東端の地底、エセックス・ストリート駅に隣接する、現在は廃駅となっているウイリアムスバーグ・トローリー・ターミナルの地下駅に建設が計画されている世界で初めての地下公園の事。

2009年に2人の男性が計画を発表し、2012年にはクラウドファンディング・サイトの『キックスターター』で資金を募り、$150,000以上を3,300人の支持者から得ました。現在でも支援者を募り、実現に向けて努力中。本当に必要な資金を集められるか、実現するのかは不明瞭ですが、去年辺りから話題に上る、ニューヨーカーが興味を持っている計画の1つです。

ハイラインのボランティアさん達の間では「何するんだろね?キノコでも育てるのかな?」なんて冗談が飛び交っていましたし、ロウラインに協力しているハイラインの創始者の1人であるジョシュアさんも「まだまだ実現には程遠いね。お金を集めなきゃいけないしね・・・」とコメントしていました。
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が、ロウラインも支持を集めるために地道な努力を続けており、多くの人に関心を持ってもらうために、子供達にロウラインをデザインしてもらったアイディアを展示する展覧会を、建設予定地の近くにあるギャラリーで行っています。

小さなギャラリーの1階ではロウライン計画の進捗状況の報告と、現在の建設モデルの展示。それに子供達が画用紙等で作ったロウラインのモデルが展示されています。

地下には来訪者がロウラインへのサポートを表明するためにロウラインをバックに記念撮影をしているように見えるセットが用意され、ポラロイド写真を撮影できるようになっています。また、メッセージを書き込む用紙とシールもあり、写真やメッセージを好きなようにボードに貼り付けられるようにしてあります。
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私達が訪れた際には既に多くの写真やメッセージが張られており、「ヨガがしたい!」とか「実現すると良いね!」という大人が書いたメッセージから、「緑のトンネルにして欲しいな。リンゴの木があったらもっと素敵。」とかいう可愛い子供のメッセージまで、幅広い意見が寄せられていました。

もしハイラインのように実現したら、歴史に立ち会った感を味わえること請け合いのこの展示。市民が企画・資金調達・建築・運営していく街造りを学ぶ意味でも、将来のニューヨークの姿を想像する意味でも興味深いので、冷やかしに出かけてみてはいかがでしょうか。

Mark Miller Gallery
92 Orchard Street
New York, NY 10002
Wednesday - Sunday: 12:00 - 6:00pm
会場の詳細についてはHPにてご確認ください。

2014年3月 2日 (日)

オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Murder For Two』

今回は特別目を惹くニュースも無いので、いきなり昨日観たオフ・ブロードウェイのミュージカル『Murder For Two』のご紹介です。
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このミュージカルが制作・発表されたのは2011年5月。その際人気を博し、4回公演が延長され、計6か月上演されました。その後、2013年7月からニューヨークで上演され始め、2013年10月23日から現在の New World Stages劇場での上演が開始されました。

New World Stages劇場は50丁目の8番街と9番街の間にあり、他にも『アベニューQ』等のミュージカルを上演しているのでご存知の方も多いかもしれません。この劇場は地下にあり大きめな規模を誇っており、入り口付近にショーも開催するバーがあり、奥にも小さなバー、5つの小劇場、2か所のトイレ、其々のミュージカルの売店、直筆のイラストを展示・販売するスペース等があります。
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このミュージカルは、ボランティア仲間がお姉さんの誕生日プレゼントとして観に行って大変面白かったと勧めてくれたので知りました。私と夫は密室劇が大好き。映画『キサラギ』や『12人の優しい日本人』のような設定に目がありません。その為、密室殺人の謎を解くコメディーをたった2人で演じていると聞いて俄然興味が湧いた訳です。

しかも2014年3月2日(日)まで1枚分の値段で2枚チケットが購入できるキャンペーンが行われていたため、丁度良い機会だからと見に出掛けました。

『マーダー・フォー・トゥー』が上演された劇場は多分200人も入れば一杯になる小さなもので、どの席に座ってもステージがよく見えそうでした。が、私達は6列目の真ん中と非常に良い席だったので臨場感も楽しめました。
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小さな劇場は空席が1つもなく、超満員。ボランティア仲間が観た際には多くのスラブ系外国人が観劇していたそうですが、昨日はちょっと余裕がありそうなアメリカ人の方ばかりでした。

前述の通り、ステージ上にはこの劇を書き、そして全ての容疑者を演じる俳優さんと、刑事さんを演じる俳優さんの2人しかいません。2人共ピアノを華麗に繰り、歌い、演じて大活躍。光や効果音を巧みに使って、密室殺人の謎を90分で一気に説くというコメディーです。

休憩も無く一気に話が進むのですが、兎に角2人のパフォーマンスに圧倒されました。2人共鍵盤も観ずにバックグラウンド・ミュージックを演じながら弾きますし、演じる人を変える度に発音も変えて衣装は全く変わらないのに別人だと直ぐに分る位演じ分けていましたし。
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観客を巻き込むパフォーマンスも秀逸で、途中で最前列の女性がステージに上がって即興で演じ始めた際には会場中が拍手喝采でした。言葉遊びと大げさなジェスチャーと笑える筋書きと個性的な登場人物のお蔭で可笑しくて、笑いすぎて涙を流してしまったほどでした。

非常に早口のキャラクターが居るので、英語を聞き取るのに少し苦労しましたが、それでも十分楽しくて、夫ともう一度観に行きたい!と言い合ったほどでした。友人達にも早速お勧めしています。

バワリー・ボールルームでライブ

午前10時現在-6℃と晴れて寒い土曜日のニューヨーク。今晩から明日の朝に掛けて雪の予報でしたが、夜半まで降らないようですし、雨に少し混じるかな?位で済みそうです。来週後半は寒さが和らぎそうなので、もう少しの我慢です。

昨日CNNを見ていたら、ファーストレディーのミシェル・オバマ氏が制作したエクササイズ・ビデオが紹介されていました。ミシェルさんは予てから健康的な食事・運動・健康的な生活習慣を促進する運動をしていますが、その一環としてオバマ大統領とバイデン副大統領がスーツ姿のまま運動をする面白いビデオを作ってリリースしたとの事。

執務室の机からスーツのまま2人でホワイトハウスを走り抜けて、ストレッチをした後水を飲むというだけの内容なのですが、何故かコミカルで笑えます。ただ、セントラルパークが正式にオープンする6時前にランニングをしていた人がチケットを切られた事も話題になっています。

まだ暗い内に走るのは危なくもあるので、運動は程々にというところでしょうか。
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さて、今回は友人に誘われてローワー・イーストにあるライブハウス『Bowery Ballroom』に『Wakey!Wakey!』のライブを聞きに行った話題です。
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『Wakey!Wakey!』がまだ全然有名でない頃から好きでよくライブに行っていたという友人が誘ってくれたので、開場する午後8時に待ち合わせをして入店。お店に入るとバーセクションがありますが、それには見向きもしないで奥にあるライブ会場の入り口前で陣取りました。

バワリー・ボールルームのライブ会場は基本的にスタンディングなのですが、階段で上がった2階に小さなバルコニーがあり、そこに少しだけテーブルと椅子があるのでそこを狙っていたのです。8:30PM近くに扉が開くと皆一斉に入場したのですが、一目散に2階に上がったのは私達位で、他の人達はステージ前にかぶりつきになりました。

殆どのテーブルは関係者用にリザーブされていたので、空いているテーブルは2つしかなく、無事その内の1つを確保できたものの、「これって私達が老けてるって証拠だよねー」と喜びつつも複雑そうでした。まぁ、彼女達と違って夫と私は完全に中年なので残念な気持ちは微塵もありませんでしたが。
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この会場はライブを聞くのにドリンクを買う義務が無いのがとっても良かったです。とは言え、2階のテラス部分に小さなバーがあり、会場を出た所にあるバーでもドリンクを買えるので殆どの人がドリンクを楽しみながら音楽を聴いていました。

昨晩は前座が2人。両者ともニューヨークを中心に活動しているCasey SheaさんとJillette Johnsonさん。前座と言えど、5曲~7曲ずつ演奏したので、Wakey!Wakey!が出てきた頃には11PM少し前になっていました。が、2人共凄く上手で全然飽きませんでした。

いつもNYCの小さなライブハウスに来ると、こんなに歌が上手くて、楽器も演奏できて、自分で作詞作曲もする才能ある人達が前座なんだ!と驚きますが、今回は特に吃驚でした。特に2人目に出てきたJillette Johnsonさんは声量が半端なくて歌唱力もあり、彼女が歌いだした途端みんなで顔を見合わせてしまいました。
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YouTube等で聞くとその凄さが分りませんが、生で聴くと圧巻でした。是非また機会があれば彼女のライブに行ってみたいと思いましたし、友人も大興奮で「帰ったら彼女の曲を全部買い占める!」と宣言していました。彼女のフィアンセが「そんな事させないわ」と笑顔で言っていたので、まぁ無理でしょうけど。因みに彼女はとっても変わっていて、その風変わりなMCも非常に魅力的だったことも書き添えておきます。

真打のWakey!Wakey!のライブが終わった時には日付が変わろうかという時間。流石に眠くなっていたのですが、実力派の気合の入った演奏で1時間楽しませてもらいました。また、昨晩は彼の誕生日で、しかも日付が変わった今日は先日ツアー先のパリでプロポーズしたばかりの婚約者の誕生日なのだそうで、その時別な日にホームであるバワリー・ボールルームでライブができる喜びをMCで語って、会場から大きな声援を浴びていました。
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最後の曲の前に、もう直ぐEPとアルバムが発売される旨を宣伝していたのですが、「まだCDは無いんだけど、ポスターを購入するとフリーダウンロードができるカードが貰えます」と言うと会場から盛大なブーイングの声が。それを聞いたボーカルの男性は笑い出し、「このツアーで20か所以上を回ったけど、何処でも『素敵だね』みたいな感じで拍手してくれてたのに。お前らときたら、『F○uk You!CDじゃなきゃ買わねえよ』みたいな感じなんだもん!うけるったらないね!Oh, I LOVE New Yrok!!」と。

その時の会場の雰囲気が非常に良くて、なんというか、未だに思い出すと少し微笑んでしまいます。

お客さんもバラエティーに富んでいて、人間観察するだけでも楽しめました。会場も純粋に音楽を楽しめて雰囲気が良く、手数料を入れても$20で3時間ライブを聴けたので大満足でした。
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観光のついでにふらりと訪れても良さそうです。が、女性が1人で訪れるのは避けた方が良い気がします。

Bowery Ballroom
6 Delancey St
New York, NY 10002
スケジュール等はHPにてご確認ください。

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