2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« ブルックリンで手作りされたグラノラ | トップページ | MoMAのゴーギャン展 »

2014年3月 7日 (金)

『ティファニーで朝食を』の舞台裏

今にも降り出しそうな金曜日のニューヨーク。土・日曜日は晴れて暖かくなるようで今から楽しみです。

今朝はNJに住む高校生がご両親を訴えて敗訴したことが話題になっています。なんでも大学の学費を払ってくれないという訴えだったらしいのですが、ご両親は親の言いつけに背きお酒を飲み馬鹿騒ぎをするのを止めないため叱ったら、家出をして友人の家に住み始めたので自分達の責任を離れたと見做したと反論したよう。

訴えを起こした高校生はご両親に向かって酷い口のききようだったようで、読んでいると世も末といった感じです。
*****************************************
さて、今回はSam Wasson氏作の本『Fifth Avenue, 5 A.M.: Audrey Hepburn, Breakfast at Tiffany's, and the Dawn of the Modern Woman』です。
001
この本は随分前にMoMAで『ティファニーで朝食を』が上映された際に、MoMAのキュレターが推薦文に使っていた為に興味を持ち読了しました。内容はタイトルのままで、主に映画『ティファニーで朝食を』のドキュメンタリーなのですが、同時に映画製作当時の女性の地位がどのようなものだったかについて言及しています。

今となっては信じがたいのですが、『ティファニーで朝食を』が制作された1950年代において、この映画はスキャンダルに満ちていたため、風紀委員会から度重なる指導を受けたそう。また、主演のオードリー・ヘップバーンは清く正しく、その時代の良き妻・良き母像にぴったりの為人だったため、出演を説得するのも難航したそうです。

いつの時代も時代の最先端に挑戦しようとする制作側と波風を立てたくない配給会社側、役者と原作者であるトゥルーマン・カポーティのエゴがぶつかり合う様は、今の時代に読んでも全く色あせていません。そして製作者側の挑戦を知ると、何故この映画が現代でも古びることなく人気があり、輝きを放っているのかが解る気がします。
011
映画『ティファニーで朝食を』がお好きな方は勿論、映画のファンでなくとも仕事と家庭のバランスに悩む女性や、マーケティングと制作側のバランスに悩むクリエイティブやマーケティングの方達は興味深く読めるのではないかと思います。英語も平易で軽くスラスラ読めるので、映画の勉強の教材としても楽しみながら学べて良いテキストになるのではないでしょうか。

« ブルックリンで手作りされたグラノラ | トップページ | MoMAのゴーギャン展 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1795052/55277772

この記事へのトラックバック一覧です: 『ティファニーで朝食を』の舞台裏:

« ブルックリンで手作りされたグラノラ | トップページ | MoMAのゴーギャン展 »