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2014年6月

2014年6月29日 (日)

ダイク・マーチ2014

朝から快晴の日曜日のニューヨーク。昨日は晴れ渡って湿度も低く、とっても気持ち良い週末で、アパートのウッドデッキは陽気を楽しむ人達で一杯でした。

さて、世界的にも多いですが、ニューヨークも今週がプライド・ウィーク(Pride Week)。プライドとはLGBTプライドの略で、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャルおよびトランスジェンダー)の人々が自分の性的指向や性自認に誇りを持つべきという概念を表す言葉です。
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そもそもは1969年6月28日、ストーンウォールというニューヨークのゲイバーで警察の取り締まりにLGBTコミュニティーが反乱を起こした事件『ストーンウォールの反乱』を祝して、毎年6月の最終週をプライド・ウィークと定め、LGBTの権利について考えるというのがNYCの趣旨。

その一週間はパーティーやライブ、ウォーク等色んな行事が行われますが、なんといっても主役は日曜日のパレードおよび花火です。が、プライド・ウィークを「ゲイ・クリスマス」と呼んで一年で一番大事な行事と捉えている友人が一番楽しみにしているのが、土曜日に行われる『ダイク・マーチ』(Dyke march)です。
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このマーチはプライド・ムーヴメントが男性中心になっていることに危機感・違和感を覚えたレズビアン等の女性が始めたもので、今年で22回目を迎えました。毎年プライド・パレードの前日の土曜日の夕方、ブライアントパークから5番街を行進してワシントンスクエア・パークまでを2時間弱掛けて歩きます。

今年のスローガンは『Make Herstory Take the streets』。確かにこう言われると、改めて色んな単語が男性主体になっていることに気付かされます。
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昨日は暑すぎず、湿度も低く、非常に歩きやすい気候でした。周りで歩いている人達と話したり、沿道の人達と「フォー!」と雄叫びを上げあって盛り上がったりと皆さん楽しそう。この日働かなければならなかった人達が、オフィスの窓から見物しつつ、お尻を出して踊ったり、胸丸出しにして踊ったりして、下で歩いている私達を盛り上げて(笑わせて)くれたり。

行進している人にも上半身裸の人が多く、多分ありのままの自分に誇りを持つ、自分を飾り立てず・隠さないという概念が転じて、性器を隠さないみたいなことになっているのではないかと思います。足や脇の毛を処理していない人も多くみられますし、一緒に歩いているとなんだか不思議な気分。
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今年は沿道で一緒に盛り上がる人や沿道にあるアパートから声援を送る人が少ない気がしましたが、行進している中に犬や赤ちゃんを連れた人が多かったように感じました。ただ、毎年『神の罰が下る』とか書いたプラカードを持って説教に来る人が2~3人居て、その人の横にずっと陣取って『この人たちには趣味が必要』とかいうプラカードを持って移動する人たちがいたのですが、今年はいなくてちょっと残念でした。

終点のワシントンスクエア・パークでは、マーチに参加していた人達が噴水に飛び込んだり、鼓笛隊の演奏に合わせて踊ったり、皆で芝生で寛いだりと大賑わい。公園が人だらけになっていて、見ているだけで面白かったです。
016 夜にはエンパイア・ステイトビルがプライドのシンボルカラーであるレインボーカラー(紫・青・緑・黄色・オレンジ・赤の順で6色)にライトアップされ。ウィーンでプライドウィークを迎えている友人にフェイスブックで「貴女がここにいないので寂しいよ」と呼びかけると、「勿論私達だって寂しいけど、心は一緒だよ!ウィーンからレインボー・ラブを贈るね!」という言葉と共にオペラ座(かな?)にレインボーの旗が掛けられた写真が。

今日はパレード。ボランティアがキャンセルされて、思いがけず1日自由になったので、レインボーカラーに埋め尽くされ活気のある街の様子を満喫したいと思います。
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2014年6月28日 (土)

ブロードウェイのパブリックアート

朝から快晴の土曜日のニューヨーク。夜遊びが祟って、昨日はボランティアから帰宅してシャワーを浴びたら直ぐに就寝したので、今朝は6時にパッチリ目が覚めました。

義理のお母さんが遊びに来ている友人はニューヨークの観光をしまくっていて、昨晩はロックフェラーセンターのタワーに上ったり、TV局を見学したり、TVドラマの舞台になったレストランに食事に行ったりと楽しんだよう。知り合いが遊びに来ると自分の住む街を観光する良いきっかけになるんですね。

ウィーンに移住した友人は8段階あるドイツ語のコースの2つ目の過程を無事終了。祝杯を挙げている写真をフェイスブックにアップしていました。新しい国での生活を満喫しているようで一安心です。

それと同時に新しい国で生活して、新しい言語を学べるなんてちょっと羨ましい気もします。
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さて、今回はミッドタウンのブロードウェイ沿いで2014年6月~11月まで展示されているパブリックアートのご紹介です。
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34丁目~42丁目、5番街~9番街で囲まれた地域はガーメント(衣類)・ディストリクト(Garment District)またはファッション・ディストリクト(Fashion District)と呼ばれており、ミシンで服を縫っている男性の彫像が置かれていたり、巨大ボタンに針が通されたアートが置かれていたりします。
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20世紀初頭から衣類の製造、デザインの拠点として世界にその名を轟かせていたことの名残なのだそうで、今でもボタン屋さんやビーズ屋さん、リボン専門店等が点在しています。
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そのガーメント・ディストリクト部分にあるブロードウェイには随時パブリックアートが展示されていますが、この6月からはNJ出身のアメリカ人アーティストChakaia Booker氏の作品が展示されています。
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ガーメント・ディストリクトに相応しく、今回のパブリックアートはリサイクルされたタイヤを編んだりして作られた巨大彫像。フレームの様になっている作品があるので、記念撮影をしたりしてアートと触れ合うことができます。

タイトルは『Sentinels』(監視員)と厳めしいですが、風景に馴染んでいるように感じました。

ウィリアムズバーグでライブ

朝から薄曇りの金曜日のニューヨーク。ですが、これから3日間程天気はもつようなので、楽しいプライドウィークエンドになりそうです。

昨日は最近クレジットカードの支払いを拒絶されたり、引き落としができないという連絡をもらったりするで、問題を解決すべくカード会社に電話しました。が、結局海外のサイトで支払いをしようとした1件を除いては問題ないはずだという事で。

引き落とし側に問題があるのではと担当者と話したり散々時間を費やした挙句、全てが終了した・・・とほっとしながら郵便受けをチェックすると、カード会社から新しいカードが届いていました。なんでも私達が現在使用しているカードが不正行為のターゲットになっている可能性が高い為、新しいカードに置き換えて欲しいのだとか。

お蔭でまたアクティベートの為にカード会社に電話して、各会社の登録カードを変更して・・・と一から手続きをやり直し。結局3時間手続きに費やしました。

友人に事の顛末を愚痴ったら、彼女も以前全く同じ目に遭ったことがあるそうで。カードって便利だけど、手続きが本当に面倒くさいねーと言い合いました。

こちらでは主契約者(プライマリ)である夫が手続きをしないといけないことが多いのですが、昨日は夫の情報を言うだけで私が代理手続きが取れて良かったです。昨日みたいに夫が出張で不在の時にカードに問題が起こると、冷や冷やします。収入がないと立場が弱くて不安定ですよね・・・本当に。
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さて、今回は友人に誘われて出掛けたライブハウスについてです。
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友人が好きな男性ボーカリスト『Wakey!Wakey!』のライブがブルックリンのウィリアムズバーグにあるライブハウス『Music Hall Of Williamsburg』で行われたので、誘われて出掛けてきました。

このライブハウスは、今年の頭にやっぱりWakey!Wakey!のライブを観に行った『The Bowery Ballroom 』と同じ経営母体なようで、ライブハウスの造りや感じもそっくりでした。入口を入ると右手と地下にバー。入口のホールを抜けるとライブ会場で、バルコニー部分にテーブルが6個ほど置かれており、あとはスタンディングで鑑賞するホールがあるのみです。
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友人も私もずっと立ってライブを聞くほど若くない・・・と開場は8PMにもかかわらず30分前には並んでいたのですが、前売りが多く売れなかったせいか結局2階のテラス部分は開放されませんでした。そのため仕方なく1階のホールの脇にある手すりに囲われ少し高くなった部分に陣取って、床に座り込んで休憩。

昨日会場に到着して初めて知ったのですが、お目当てのWakey!Wakey!は11PMまで登場せず。午後9時から始まるライブなのに、前座の2組が1時間ずつ時間を与えられてパフォーマンスを行いました。
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友人と2人で、「11時までもつかな~。駄目になったら途中で帰ろう。」と弱気になっていたのですが、久しぶりに会ったので床に座り込んでお喋りに興じたり、ライブを楽しんだり(とはいえ、2番手の前座は2人とも好きではなく退屈で寝そうでしたが)していたら、11時になり。

Wakey!Wakey!のライブはいつもの如く会場の観客とのやり取りも面白く、音楽も概ね良くて、日付が変わるまで結局音楽漬の時間を過ごしました。帰りの地下鉄では2人ともぐったりで、「ウィリアムズバーグに来ると自分が年寄りな気がする~」とか言い合いました。
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地下鉄がなかなか来なかったり、地下鉄の出口が夜間でブロックされていたりで、結局自宅に帰り付いたら午前2時近く。夫が不在で、早速不良妻しています。

Music Hall Of Williamsburg
66 N 6Th St, Brooklyn, NY 11211
公演スケジュール等の詳細はHPにてご確認ください。

2014年6月26日 (木)

ボランティア先のパーティー

午前中は薄曇りの木曜日のニューヨーク。午後からはにわか雨が降るかもしれないようですが、雲ははれるようです。

昨日の午前7時~8時に間に、メトロポリタンオペラの建物内で絵や壁にスプレーでいたずら書きがされるという事件が起きたそうです。外部から侵入した形跡がないことから、現時点では内部者の犯行とみられているとの事。

なんでも現在メトロポリタン歌劇場は労働組合と揉めている最中なのだそうで、それが原因ではないかと噂されているそう。ですが、労働組合側は、「そんな馬鹿な事をする人がいるとは思えない」ときっぱり否定しているそう。

昨日ボランティア先で、息子さんが照明デザイナーの仕事をされている女性と偶々話す機会があり、「息子はメトロポリタン歌劇場での仕事をオファーされたんだけど、支払い条件は良かったんだけど、結局受けなかったの。何故ならオペラのシーズン中3か月位は週7日休みなく働き詰なのに、シーズンが終わったらいきなり無職になっちゃうし。保険は条件に入ってないしで使い捨ても良いとこなのよ。この国のアーティストの扱いを見てると、本当に残念に思うわ。」という話を聞いたばかりでした。

いずれにしても悲しい出来事です。
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さて、今回はボランティア先で行われたパーティーについてです。
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ボランティアをしていると、1年に1回~2回、ホリデーを祝ったり、ボランティアに感謝を表するパーティーが行われます。今までそれらのパーティーにはあまり出席したことがありませんでしたが、今回は体調も良いし、用事もないし、何よりボランティア仲間が熱心に誘ってくれたので参加してきました。

ボランティア仲間は文句たらたらでしたが、サラダ・パスタ2種・パン・クッキー&ブラウニーのビュッフェとワインが提供され、生演奏が行われてとっても良い雰囲気。いつも一緒に働いているボランティア仲間と一緒のテーブルで食事を楽しみ、いつもは直接お会いする機会のないスタッフさん達のスピーチを聞き、楽しいひと時を過ごしました。
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その後ボランティアの功績を称えるスピーチがあったのですが、ボランティアを始めて5年目という事で、思いがけずピンを頂き。いつの間に4年もやってたんだろう…と自分で吃驚してしまいました。ボランティア仲間が一際大きな拍手をしてくださって、その温かいお心遣いが特に嬉しかったです。

違う入口から入ってきてしまった私を、わざわざ席を立って受付まで連れて行ってくれたり、本当に良くしてくださって、この仲間に恵まれて幸せだとつくづく思った夜でした。夏の間はシフトが変わって会えなくなってしまうのですが、「近所にいるんだから会いに来てよ」とか「一緒にランチでもしましょうよ」とか誘っても下さって、今年は夏の間もたまにはお会いすることができそうです。
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感謝の印としてCDもいただき、ホクホクして帰宅しました。いつもにも増して、楽しい夏になりそうです。

2014年6月25日 (水)

クラムチャウダーの徒然

朝からどんよりと曇っている水曜日のニューヨーク。今にも降り出しそうに見えますが、予報ではこのまま降らずに午後には晴れ間が覗くそう。ですが、午後から夜にかけてのいつか雷雨に襲われるかもしれないそうなので、お気を付けを。

オバマ大統領が最低賃金を上げることを提案したことで、様々な議論が巻き起こっています。そもそもの狙いがワーキングプア層を減らす事ですが、最低賃金を引き上げてもあまり効果が無いので他の方法を取るべきだという意見や、最低賃金を引き上げるとアメリカの国際競争力が低下して職そのものが失われるので結果的にその層の首を絞めることになるという意見や。

ニューヨーク市長のデブラシオ氏は勿論最低賃金を引き上げることに大賛成。全米で最低賃金の引き上げを一斉に行うことを働きかけているようです。今までは法案を通そうとしてもニューヨーク州知事に阻まれて早々に諦めなければいけなくなっていましたが、今回はどうでしょうか。
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さて、今回はクラムチャウダーに関する徒然です。
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貝にアレルギーがあるので食べる機会が少ない私。赤貝、ミル貝は蕁麻疹が出てしまうので食べられないのですが、チャウダー・クラム位なら体調が悪かったり、疲れていたりしない限り大丈夫なのですが。

でも、やっぱり食べてみる迄解らないので、普段は小さな貝も食すのを避けています。そのため遠い昔にニューイングランド・クラムチャウダーをボストンで食べてから今までクラムチャウダー自体を食べたことがありませんでした。

が、先日ボランティアが遅くまであり、疲れてしまったので夕食をテイクアウトしようと魚介専門のデリを覗いたら、棚にニューイングランドクラムチャウダーとニューヨーククラムチャウダーが並んで売られていました。
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そこで初めてニューヨーククラムチャウダーの存在を知ったので好奇心がうずき、次の日はボランティアも休みだったし、自宅で蕁麻疹が出ても何とかなるだろう、という事で夕食にしました。

調べてみるとクラムチャウダーには色んな地域の名を冠した種類があるようで。ニューイングランドクラムチャウダー(New England clam chowder)はボストンクラムチャウダーとも呼ばれ、ミルクもしくはクリームがベースで、他の地域のチャウダーよりも濃度が高いのが特徴。

カトリックの教義で金曜日に肉を食すことを禁止していたために、代わりに金曜日に食されることが多かったそう。それでカトリックが多かったニューイングランド地方で広まったのかもしれません。
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ニューヨーククラムチャウダーは一般に知られているマンハッタンクラムチャウダー(Manhattan clam chowder)の別名。マンハッタンクラムチャウダーはトマトベースのスープであることが特徴。始まりはポルトガルからの移民がミルクの代わりにトマトを使い始めたこと。

その他にもクリアなスープが特徴のロードアイランドクラムチャウダー(Rhode Island clam chowder)も有名なのだそう。ただ、いくつかの州ではトマトベースのクラムチャウダーをロードアイランドクラムチャウダーと呼ぶそうですが、その場合トマトの欠片がなくスムースなトマトスープであることと、ポテト意外の野菜が入っていないことでマンハッタンクラムチャウダーと区別している、との事。
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有名とはいかないようですが、他にもいくつかクラムチャウダーの種類があるようで。ニュージャージークラムチャウダー(New Jersey Clam Chowder)は、クリームベースのスープにベーコン、玉ねぎ、チャウダー・クラム、じゃがいも、パプリカ、パセリ、クラブスパイス、アスパラガスおよびトマトスライスが入っており。

デラウェアクラムチャウダー(Delaware clam chowder)は、塩味のスープがベースで、塩漬け豚を事前に焼いたもの、じゃがいも、玉ねぎ、ホンビノスガイ(二枚貝)、バター、塩、こしょうが入っている。このチャウダーは現在はあまり作られず、ニューイングランドクラムチャウダーの原型だったのでは、との事。
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ハッテラスクラムチャウダー(Hatteras clam chowder)は、ノースカロライナ州の一部でのみ見られるクラムチャウダー。クリアなスープにベーコン、玉ねぎ、じゃがいもが入っており、小麦粉でとろみが付けられているそう。たっぷりの胡椒や辛いソースで味付られていることが多いそう。

ミノルカンクラムチャウダー(Minorcan Clam Chowder)は、フロリダの一部で食されている物で、トマトベースの非常にスパイシーなスープなのだそう。
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ピザと同じく地域によって特色のあるクラムチャウダー。他にも知らない地域の味が沢山あるのだろうと思うと、日本に帰る前に色んな場所を訪れてみたいという気分が高まります。

夫の仕事のスケジュールやお金と相談して、また国内旅行を敢行したいものです。

ジェフ・クーンズのパブリックアート

快晴の火曜日のニューヨーク。明日はまたまた雷雨に襲われるかもしれないそうで、午後から湿度が高くなりましたが、過ごし易い1日でした。

夏になるとなんでこんなにバタバタするのかという位、仕事もしていないのに朝から晩まで駆けずり回っています。お金にもならないのにボランティアしたり、そのために勉強したり、ボランティア仲間と約束したり、友達と遊んだり、パブリックアートを見たり、無料のアクティビティーに参加したり。

これぞ貧乏性というんだろうな・・・と思いつつ、楽しく毎日を過ごしています。思いがけず貰えた人生のロングバケーション。一番満喫していると感じられるのは夏なのかもしれません。
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さて、今回は2014年6月25日(水)~9月12日(金)迄ロックフェラーセンターに展示されるパブリックアート『Split-Rocker 』のご紹介です。
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アメリカ人アーティストのジェフ・クーンンズ(Jeff Koons)氏の作品。同氏の個展がウィットニー美術館で2014年6月27日(金)~10月19日(日)迄開催されることに因んで展示されるパブリックアート。
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明日からの展示ということで、本日はまだバリケードに囲われて近づけませんでしたが、緑と花によって形作られた不思議な生物の頭は実際に見ると生命力に溢れていてとても美しいです。
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早速本日会ったボランティア仲間が「面白い顔が花や緑で作られていてとっても綺麗なの。真ん中で割れていて、其々違う表情が楽しめて興味深いんだよ。散歩がてら見てみるべきだよ」と勧めてくれました。
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これから花が咲いてもっとカラフルになったりするのかも・・・と期待させてくれるアートでした。ロックフェラーセンター近くにお出かけになる際には是非鑑賞されてはいかがでしょうか。
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サックス・フィフス・アヴェニューに面したプラザもトロピカルな雰囲気の植物が沢山置かれていて綺麗です。
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2014年6月23日 (月)

バチュロレッテ・パーティー

朝から快晴の月曜日のニューヨーク。週末は2日とも快晴で湿度が低く、とっても気持ち良い天気でしたが、今日も1日晴れの予報。ただ、午後になると少し湿度が高くなるようですし、気温も28℃まで上昇するそうなので水を携帯した方が良さそうです。

あまり周りの人達はワールドカップで盛り上がっていないように感じていましたが、昨日は日曜日の試合だったこともあり沢山の人が観戦していたようでした。でもCNNのアンカーの男性が「ワールドカップ関連のツイートがうざいって文句言ってる人が多いけど、今ツイートせずいつする?それとも何か?4年に1度しか楽しめないワールドカップについてより、今日のランチについてのツイートの方が面白いとでも?大体にしてこんな文化の違いを楽しめる機会なんて少ないんだから、楽しまなくちゃ。何しろサッカーっていうだけで、ヨーロッパの人達は激怒するんだから楽しいったらないよ。あちらの理論ではフットボールって呼べってさ」とか面白おかしく文句を言っていて、笑ってしまいました。

移民系の人達とかヒスパニック系アメリカ人、それにニューヨークに住んでいるヨーロッパの人達は勿論大盛り上がりしていて、スポーツバーは連日大賑わいしています。点が入ると何処からともなく地鳴りのような歓声が聞こえるので、試合をフォローしていない私達は、「どこの試合で何が起こったんだろね?」と言ったりしています。

私たちの住むアパートの大スクリーンがある部屋も連日ワールドカップで大盛り上がりしています。が、生粋の生まれも育ちもニューヨーカーという人達はヤンキースの試合の方が興味があるという人が殆どで、やっぱりアメリカではサッカーって定着してないんだよな・・・と思ったりしています。
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さて、今回は来月結婚する友達の為に開催されたバチェロレッテ・パーティー(Bachelorette party)についてです。
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バチュロレッテ・パーティーとは、結婚を控えた新婦が独身最後の夜をブライズメイドを中心とする友達と過ごすパーティーの事。ですが、マンハッタンではリムジンを貸し切って友達と郊外に出掛けたり、レストランで食事した後皆でスパに繰り出したりと、1日中豪華に遊びまくる人達を見掛けます。

シカゴでWホテルに泊まった際にも、バチュロレッテ・パーティーと思しき女性達が沢山宿泊しており、皆でクラブに繰り出すとはしゃいでいました。日中は皆でスパを堪能したと言っていましたし、いくつかの部屋に別れて泊まっているようでしたし、豪華に結婚の前祝をするんだな・・・と驚いた記憶があります。
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ここではウィキペディアで正式名称を調べたところバチュロレッテ・パーティーと記載されていたのでその記載に従っていますが、実際にアメリカ人の人達が発音するとバチュレット・パーティーと聞こえます。実際にバチュロレッテ・パーティーと発音する地域があるからこのような翻訳になったのでしょうか・・・。

友達は2人とも「バチュロレッテ・パーティーには興味がない」と言っていたのでどのような経緯でパーティーが開かれることになったのか解りませんが、今回の幹事は友人の同僚。お金が無くても気軽に参加できるようにという趣旨のもと、プロスペクト・パークでのピクニックからスタート。
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その後皆でアンプルヒルズ・クリーマリーにアイスクリームを食べに行き、シャッフルボードのあるバーで遊んだ後、ビーガンレストランに行ってディナーをする。皆の気分がのっていれば、その後バーで飲みながら話をするというプランでした。

が、私達は1日中遊べるほど体力もないし、現在金欠なので、ピクニックのみ参加することにしました。折しもこの日は日陰にいると気持ちよく、日に当たっていると温かい絶好の天候。

飾り付けられた大きな木の木陰でビーチスローを敷き、皆でふざけた飾り付きのカチューシャを付けつつ、持ち寄ったスナックをつまみながら、バレーボールをしたり、フェイスペインティングをしたり、タトゥーを付けあったり、ただのんびりしたりと気持ちの良い時間を過ごしました。
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連日の仕事でお疲れモードの夫は木陰でウトウト。沢山いる犬たちがじゃれ合う様を眺めたりして、最高に気持ち良い時間を過ごしました。

アメリカ、特に大学の寮ではよく食べられるというヴォッカ漬のスイカも登場して、また1つアメリカの味を知りました。因みにフルーツをラムやヴォッカで漬けるデザートは大学の寮で特によく作られるデザートなのだとか。皆でふざけるパーティーにピッタリ、という事らしいです。が、そんなにアルコールも強くなく、美味しかったです。

結局フェイスブックでイベントを作成して自由参加を募っただけだったので、皆さん他の結婚式に出ていたり、出張でいなかったり、そもそもニューヨークに住んでいないのでこれなかったり、で少数の友達が集まってのんびりしただけでしたが、とっても良い1日でした。

結婚式が近づくと、皆で野外映画を観に行ったり、集まって食事したりという機会も増えそうです。

2014年6月22日 (日)

夏至の朝はタイムズスクエアでヨガ

朝から気持ちよく晴れている土曜日のニューヨーク。湿度が低いようで、朝方は長袖を羽織っても肌寒く感じました。

今日は夏至。そして夏至と言えばタイムズスクエアでヨガを無料で楽しめる『Solstice in Times Square: Athleta Mind Over Madness Yoga 』。今年は丁度夏至が土曜日に当たったためか、規模を拡大して2日間に亘ってヨガのクラスが行われます。
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今年も友人と一緒に申し込んでいたのですが、午後から来月結婚する友達の独身お別れパーティー(Bachelorette Party)が行われることとなり、急遽1人で朝7時半~1時間のクラスに参加してきました。

前日に送信されたE-mailにはチェックポイントのお知らせと、クラスの30分前には来ること、そしてチケットを印刷してくることの注意書きがされていました。が、今まで参加していた夕方のクラスと違い、朝のクラスは空いていて、指定された会場の半分位しか埋まっていませんでした。
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今年も無料のヨガマットの他に、ヨガクラスの割引クーポン、お水、トラベルサイズのデオドラント、マニキュア、アイスクリームの無料引換券、栄養バーのサンプルが入ったバッグが貰えました。今年のヨガマットは厚くてクッションが効いているタイプ。過去2年間のトラベル用の薄い物も重宝していますが、厚い物は膝が痛まないのでこれまた重宝しそうです。

7時半からのクラスのインストラクターは女性で、運動性が高すぎず、でも精神的な説教に頼りすぎない、私の好きなバランスで、楽しいクラスでした。参加者が少なかったおかげか、インストラクターの男性が頻繁に回ってきてポーズを直してくれたので、今後ヨガをする時に肩の開きを直したりとこれまで以上にポーズに集中できそうで、個人的には収穫も大きかったです。
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去年貰ったヨガマットを使っていたお蔭で、たまたま隣に座った女性と会話が生まれ。クラスが始まる迄の30分間、楽しくお喋りできたのもニューヨークのイベントらしいと思いました。反対側の女性が60歳近いと思われるのに、どのポーズも難易度の高い方で完璧にこなしていたので、心底感心。

終わってから「頻繁にヨガされてるんですか?」と質問してみたら、「自分が望むほどはできてないけれど・・・」という回答でした。ニューヨークでは日々元気で活動的に過ごされているご高齢の女性に触れて触発されます。
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今回も『あんな風に、健康でしなやかに歳をとりたい』と自分に喝を入れつつ帰宅したのでした。ニューヨークの人々と触れ合って、ニューヨークの街とも交感できるイベントだと思いますので、皆さんも機会があれば是非。

2014年6月20日 (金)

塩蜂蜜パイ

朝から気持ち良い晴天に恵まれた金曜日のニューヨーク。昨日は霧雨が降っていましたが、夕方が近づくにつれ青空になりました。今日は湿度も低めで気持ち良い1日になるそうです。

さて、今回は先日久しぶりに焼いたパイの話です。

ぎっくり腰をやってからなかなか腰の痛みが取れなかったこともあり最近ベイキングをしていませんでしたが、先日読んだ雑誌に『Brown Butter Salted Honey Pie』なるレシピが掲載されており、凄いカロリーだな・・・と慄きながらも興味を惹かれて作ってみました。
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溶かして軽く焦がしたバターに砂糖、塩、蜂蜜、ヘビークリームおよび卵を入れるという恐ろしいレシピ。ですが、何となく私の頭の中ではアメリカっぽいという印象が。

夫と食べた感想は「死ぬほど甘い!」というもの。よく味わえば、素朴で良い味がするのですが、頭がキーンとなる程の甘さで、一切れ食べるにも四苦八苦。残りのパイは切って冷凍しました。

そんな訳で、たまに冷凍庫から出してランチ代わりに私が食べることとなっています。冷凍しても半分位凍っていないので、冷凍庫から出して直ぐ食べることができるのも驚き。
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アメリカのレシピを使うと、驚きの出来の物がザクザクできます。友人達が「アメリカ人は甘ければ甘いほど美味しいと感じるから」とか「甘さに耐性があるから」とか口々に言うのが、こういうものを食べ続けることで培われてるんだろうな・・・と納得する結果となる訳です。

今までこちらのレシピでおやつを作って、心から美味しいと思ったのは桃を焼いた時だけかも・・・。でも、これからも新しいレシピを試してみたいと思っています。

2014年6月19日 (木)

プラザホテルのフードホール

朝からどんよりと曇っている木曜日のニューヨーク。今日は午前中の降水確率が高いようで、今日からやっとブライアントパークのヨガに行けそうだと楽しみにしていた身には残念です。

今朝は14歳の青年が真昼間にブロンクスの公立学校の目の前で同級生に刺されて死亡した事件が大きく取り上げられています。悲しい事件ですね・・・。

ニューヨーク市長のデブラシオ氏が公立中学校において、放課後の課外授業としてバイオリン等の音楽やスポーツを生徒が楽しみながら学べるよう、学校にインストラクターを配置するための予算を付け、クラスを今年9月から開始する予定であることを発表しました。放課後に経済的に恵まれない生徒たちが学校に残って学ぶことができるようになることで、ギャング等に加わる生徒が減り、若者が犯罪に巻き込まれる可能性が減り、才能を伸ばせるきっかけをつかむことができるようになるのでは、と個人的に期待しています。
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さて、今回は有名なプラザホテルの地下にあるフードコート『Plaza Food Hall』についてです。
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随分前から行きたいと思いつつ機会を作れず訪れたことがなかったフードコート。プラザホテルのストリート側に小さな入口があり、直接地下にあるデパ地下のように食品を扱うお店が立ち並ぶスペースに行くことができます。

小さなお店が沢山並んでおり、其々のお店に小さなカウンター席やテーブル席が用意されている場合もありますが、多くのお店は席が全く用意されていないので、ホールのそこかしこにあるテーブルが並んだイートインスペースで購入した食事を楽しむことができます。
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私達が訪れたのは土曜日の午後4時頃だったのですが、フードホールは沢山の人で賑わっており、たまたま空いたテーブルに直ぐに座れたものの、席が見つけられずに待っている人達を多く見掛けました。特に家族連れのように人数が多めのグループはテーブルを確保するのが大変そうでした。

このフードホールにはデリ、サンドイッチ屋、クレープ屋、ロブスターロール屋、(なんちゃって)寿司屋から、ベーカリーやケーキ屋、紅茶専門店まで一通り揃っているので便利。ですが、人気のお店にはそれなりの列があり、観光客の方達がモタモタとしているので通常より待ち時間が長いと感じました。
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また、私達が訪れた時にはイートインコーナーはゴミだらけ。プラザホテルにあるから小綺麗な事を期待するとちょっと残念に感じてしまうかもしれませんので、そこら辺にあるフードコートだと思って訪れたほうが良いかも。

セントラルパークの目の前、5番街に面している立地は観光のついでに食事を済ませるにはとても便利ですので、ニューヨークを訪れている方達にお勧めするには良い場所だと思いました。イートインで食べればチップが不要ですし(とはいえ、$1とかは入れた方が良いでしょうけれど・・・)、ニューヨークで人気のお店が入っていますし。
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混んでいますがトイレも勿論ありますので、セントラルパーク散策時に頭に留めておくと安心でもあります。また、プラザホテルのお土産物を売るお店もありますので、お土産をお探しの方は覗いてみて損はしないかも。

Plaza Food Hall
1 W 59th St, New York, NY 10019
フードホールに入っている店舗の詳細はHPにてご確認ください。

2014年6月18日 (水)

ヘルズキッチンのワインバー③

最高気温が32℃まで上昇する予報の水曜日のニューヨーク。昨日に負けず劣らず湿度も高くなるようなので、水分を沢山摂取して熱中症にならないように注意しなくては・・・という1日です。

昨日オバマ大統領がイラクに派兵を発表したので、ボランティア仲間たちは激怒していました。メディアでもアメリカの世論が如何に戦争に疲れ切っていて、これ以上自国の兵士を海外に送ることに反対しているのかを盛んに論じています。

そんな中、夕方ジムで運動をしながらCNNを見たら、たまたま自伝を出版したばかりのヒラリー・クリントン氏が1時間のインタビューに答えていました。残念ながら見始めた時には最後の15分位になっていたのですが、イラク問題、アフガニスタン問題、中絶、次期大統領選に出馬するのか、等広範に亘って質問に答えたようです。

質問のさばき方、コミュニケーションの取り方、回答の仕方が流石で、思わず笑ってしまう場面もありました。全部見ることができなかったのが非常に残念に感じたくらいです。ちょっと動画を探してみようかな、と思っています。
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さて、今回は最近見つけたヘルズキッチンのワインバー『Wine Escape』です。
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数年前にニューヨークに来て、20数年前と大きく変わったと感じたことの1つに、人々がワインをよく飲むようになった事があります。ワインショップが1ブロックに1軒はあるのでは?というほど沢山ありますし、バーに出掛けてもワインを頼む人が絶対にいます。

そんな世相を反映してなのか、街のそこかしこにワインバーもあり。その数は時を経るに従って増えている気がしてなりません。
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元々お酒が大好きな私。メインディッシュを食べるよりも、居酒屋スタイルで小さなお皿を種類豊富に少しずつ食べる方が好きなので、ワインバーが増えることは大歓迎で、評判のワインバーには機会を見つけては足を運んでいます。
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そんな探訪で見つけてお気に入りになったワインバーの1つが、この小さな『ワイン・エスケープ』というお店です。このお店はうなぎの寝床のようで、通りに近いセクションはバーカウンター、奥にはテーブルが3つほど設置されています。
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店内には近隣のアーティストの作品が展示・販売されていて、レンガの壁に落ち着いた色合いの木目の家具が置かれていて、非常に落ち着けて居心地が良いです。そして何よりも良かったのが、バーテンダーさんがとってもフレンドリーで、ワインを多めに注いでくれること。
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好みのワインのテイストを伝えて相談すると、好きそうなワインを味見させてくれるのもポイントが高かったです。おつまみも美味しくて、美味しいワインとおつまみ、それに楽しいお喋りで幸せな一時を過ごせました。
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勿論ビールも用意されていて、夫は飲んだことのないビールを試していました。変わった薬品のような瓶に入っていて、花瓶として使うために持って帰りたい衝動に駆られました。
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ワイン2杯+ビール1本+つまみ3品で$80(多めのチップ込)でした。満腹になったし、大満足したので、また機会を見つけて訪れたいと思います。

Wine Escape
405 W 44th St, New York, NY 10036
TEL:
(212) 262-7000
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年6月17日 (火)

ブルックリン・ブリッジ・パークの新しいピア

湿度が高く、暑くなる予報の火曜日のニューヨーク。今晩も雷雨が降るかもしれないという予報ですが、昨晩は全く問題ありませんでしたね。今日はあまりの湿度の高さに、遠くが霞んで見えています。

引き続きイラク情勢が大きく取り上げられていますが、リベリアでエボラ出血熱が流行の兆しを見せているという怖いニュースも聞こえてきています。今の時代は良い意味でも悪い意味でも国際間の垣根が低いですし、特にニューヨークは国をまたいだ移動が多い場所でもあるので、心配です。

ブルックリンの路上で、拳銃を持っていた(と少なくとも射殺した警官は主張している)10代の若者が警官に射殺される事件がありました。お子さんがいる親御さんが集まって、銃規制を訴えるデモが起こっていたようですが、本当に何とかならないものでしょうか。
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さて、今回は新しいピアがオープンしてから初めて散歩をしたブルックリン・ブリッジ・パーク(Brooklyn Bridge Park )の様子をご紹介します。
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プロムナードから眺めたら、山のような壁のような物が。何かと思ったら・・・

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こんな風に、ピア4からプロムナード側を見るとピアとプロムナードの間にあるはずのハイウェイが小山に隠されて、一続きの公園の様に見えます。

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面積は多少狭くなっても、小山のお蔭でリラックス空間が広がっていて感心。

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ピア5にある手作りアイスクリームのお店『Ample Hills Creamery 』のスタンドには行列が。でもそこまで長くなかったので買うことにしたら、10分程で購入完了。

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スモールのカップで、スペシャルのシャーベット『Caught in the Rain』とバニラビーンズをオーダー。ピナコラーダ味のシャーベットはサッパリとして美味でした。

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ピア5には大人気のフードマーケット『Smorgasburg 』も登場。夏は盛り沢山です。

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この日は父の日。BBQができるスペースも満員御礼。父の日を祝うバルーンをたなびかせた家族連れが本格的なBBQを満喫していました。

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ピア4には小さなビーチが登場。泳ぐのは禁止されていますが、暑い日だったので子供達が砂遊びを楽しんでいました。

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ピアとピアを繋ぐ部分はまだまだ工事中。ですが、芝生を作ったりして訪れる人が寛げるように工夫しています。

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ピア2にはバスケットボール・コートやサッカー(フットサル?)・コート等が設置され、スポーツを楽しむ人が沢山。

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寛いでいる人が入ってしまうので近くからは写真が撮れませんでしたが、ポップアップ・プールも登場。ビーチで泳げなくて物足りない人はここで泳げるのかも?(この日はプールそのものはクローズされていたようですが・・・)

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整備されたグリーン・ウェイは気持ちよく、対岸のマンハッタンもよく見えます。

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前を見ればブルックリン・ブリッジにエンパイア・ステイト・ビルディング。

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ピア3では2014年5月17日~12月6日迄の間、Danh Ho氏の『We the People』と題されたパブリックアートを展示中。実物大の自由の女神を250のパーツに分けて、そのいくつかが展示されています。

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ピア1には今年も緑の中でアルコールを楽しめる小さな屋外バーがオープンしていますし、1日楽しめそうです。

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2014年6月16日 (月)

ブルックリン・ブリッジ・パークで無料シェイクスピア劇

月曜日も朝から快晴のニューヨーク。ですが、今晩も雷雨の恐れがあるそうなので、早めに帰宅できるのであればそうした方が安全かもしれません。

先週からアメリカのニュースメディアはイラクの話題で持ち切りです。新聞でも連日一面を飾り、ニュースを見れば連日討論しています。朝ラジオを聞いても、イラク情勢が大半を占めています。

学校での銃の乱射事件の防止、退役兵が長い待ち時間が祟って満足な治療が受けられない問題等々、国内の問題も山積しているにもかかわらず、困った事です。
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さて、今回はブルックリン・ブリッジ・パーク(Brooklyn Bridge Park )で2014年6月13日(金)~15日(日)まで行われていた『シェイクスピア・アト・サンセット』(Shakespeare at Sunset )についてです。
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近年開発が進み、次々と新しいピアがオープンしているブルックリン・ブリッジ・パーク。あまり知りませんでしたが、無料のウォーキングツアーや草むしりのボランティア等、幅広い無料イベントも開催されています。

そんな中の1つ、今年4年目を迎えるという無料のシェイクスピア劇をピア1で演じる『シェイクスピア・アト・サンセット』に夫と2人で出掛けてきました。開演は午後7時からでしたが、ピア1の階段状になった椅子は席数が然程多くないので、念のため1時間前に会場に到着。
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午後6時の時点ではまだ日がかんかん照りで暑く、人々も30分前位まで来なかったので、30分くらい前に訪れるのでも十分だった気がします。が、演劇が始まる頃にはシートは満席になったので、少し早めに訪れる方が良さそうではありました。

今年の演目は『リア王』(King Lear)。7時から9時までの約2時間、休憩を挟まず一気に上演されました。椅子席も目一杯使った楽しい演出でしたが、毎度の如くストーリーラインは追えるものの細かいセリフは全然理解できないという状態。シェイクスピアの英語は本当に難しいです。
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夫と2人で全然あらすじを知らない状態で鑑賞したので、あまりの救いのなさに最後唖然としてしまいました。しかも2時間(待ち時間を入れると3時間)も石の階段に腰かけていたので、お尻だの腰だのが痛み、照りつける日差しで真っ黒に日焼けしましたが、役者人の熱演もあり、2人とも大満足の楽しさでした。
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マンハッタンの摩天楼、イーストリバー、自由の女神、ブルックリンブリッジ等をバックに見れるので、途中美しい夕日や段々灯る明かり等美しい景色を堪能できたのも記憶に残りそうです。イーストリバーをパーティーボートが行き来してダンスミュージックが流れてきたり、NYPDの小型船が高速で通り過ぎたり、散歩を楽しむ人たちの反応も一緒に見れたり、屋外ならではの楽しみもあって、良いニューヨークの経験だと感じました。

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これからもブルックリン・ブリッジ・パークでは多くの無料イベントが行われるようなので、積極的に足を運びたいです。

2014年6月15日 (日)

ヘルズキッチンのワインバー②

日曜日も朝から快晴のニューヨーク。今日も1日晴れる予報なので、屋外のアクティビティーを楽しめそうです。

さて、今回はお気に入りのヘルズキッチンにあるワインバー『Casellula』です。
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以前、同じくヘルズキッチンにあるワインバー『Ardesia 』について書いたことがありますが、そのお店と違ってCasellulaは予約を受け付けていません。そして少し小さめのお店にも関わらず人気があるので、多くの場合席が空くまで待たなくてはいけません。
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そのため大好きなのですが、開店の午後5時ピッタリに訪れることができる場合にのみ足を運ぶので、あまり頻繁に行くことができないワインバーでもあります。ですが、開店と同時に足を運べば待たずに座れるので、早い時間に軽く飲みながら美味しいつまみを食べたい気分の時には最高の場所です。
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店内は白いシンプルな壁に面して小さな木のテーブルがいくつか並び、レンガのむき出しの壁に向かってカウンター席があります。シンプルな内装ですが、とっても居心地が良い雰囲気です。
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私達が訪れた時にはカップルや友達同士、グループ等、老若男女織り交ぜたお客さんがドリンクや食事を楽しんでいました。ざわめきが適度にあって、会話が楽しめるお店という印象があります。
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このお店はワインバーと銘打っている割にはグラスワインの種類が豊富ではない気がしますが、飲んだワインは美味しく満足でした。勿論、夫の様にワインが飲めない人の為にビールも用意されています。でも何よりおつまみが非常に美味しいのがポイントが高かったです。
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何を食べても美味しかったですが、自家製ピクルスが特に気に入って訪れると必ず頼む定番になっています。他にも私の貧血に良いのでは…とパテを頼むことも多いです。このお店はチーズがウリで、小さなケースにチーズが並べられているのですが、私達は頼んだことがありません。ワインとこだわりのチーズを楽しむと、このお店の真価が分かるのかも?
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デザートまで全部美味しいので、お腹いっぱい食べて、ドリンクも1杯ずつ楽しむとチップを入れて$100近くしてしまいますが、それでもまた足を運んでしまう満足度も居心地の良さも高いお気に入りのお店です。夏の暑い時期にはまだ訪れたことがないので、また足を運びたいと思っています。
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Casellula
401 W 52nd St, New York, NY 10019
TEL: 
(212) 247-8137
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年6月14日 (土)

花火

久しぶりに朝から青空が広がる土曜日のニューヨーク。今日は夕方から薄曇りになるものの1日雨は降らない予報で、久しぶりに傘を持たずに活動できそうです。

昨日は午後5時半頃から急に大雨が降り出し、2時間弱の間強い雷雨に強風が吹き荒れる荒れた天候となりました。少し前からニュージャージー側に黒い雲が広がっていたので帰宅を急いでいたのですが、あと3ブロックというところでパラパラと雨が降り出し。
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傘を広げようかな?なんて折り畳み傘を広げたら、強風でひっくり返ってしまい。傘を差し直しているちょっとの間にあれよあれよと大粒の雨が降ってきました。そこから強風に押し返されながらも家まで急いで帰った訳ですが、たった3ブロック歩く間に腰から下がずぶ濡れになりました。

もう昨日みたいな雨に降られると傘なんて全く役に立ちません(とはいえ、頭が濡れないだけでも御の字ですが)。腰まで水に浸かったようにずぶ濡れの私を見て、アパートのロビーを正に散歩に出掛けんと犬と歩いていた女性が「オー・ノー」と呟いていました。
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さて、昨日の雨はザーッと降って、ぱっと止んだので午後8時頃にはすっかり星空(といっても殆ど星は見えませんが)が広がっていました。そのお蔭か、また花火が打ち上げられました。
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昨晩の花火はニューヨークに拠点を置くCBSラジオの提供。10分程の間、すごく派手ではないものの仕掛け花火も含む華を満喫しました。
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打ち上げ場所がエリスアイランドと大分遠いので、いつもの如く小さな花火の写真ですが、眺めてしばしお寛ぎ下さい。
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2014年6月13日 (金)

ハイラインの風景

金曜日も朝から白く霞んだ世界に閉じ込められているニューヨーク。昨晩は雨が降っていましたが、現在は止んでいるようです。今日も日中は太陽が顔を出すこともあるようですが、基本的には曇り。夜には雷雨に見舞われる地域があるかもしれないそうです。最近、毎日そんな予報ですよねぇ。

さて、今回はハイライン(The High Line)の風景のご紹介です。
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暑くなってきたので色彩に溢れるハイライン。ハイラインは訪れれば訪れるほど、その虜になる魅力に溢れています。
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1週間経つと新しい花が咲いていたり、実がなっていたり、と特にこの季節は変化が多く楽しめます。メモリアル・デーの週末から人気の水場も復活し、活気に満ちています。
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また23丁目付近に新しい建物の建設が始まったため、周りの風景も大きく変わりそうです。開けた眺望が失われていくのは残念な気がしますが、街の景色との調和もハイラインの魅力の1つなので、ここは風景の移り変わりと捉えて楽しみたいところ。
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そんな生命力と変化に満ちたハイラインの様子をご紹介します。
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この季節の人気者。スモークツリー『グレース』(Cotinus ‘Grace’:日本ではケムリノキ、カスミノキと呼ばれているのでしょうか?ぴったりですね。)の開花を楽しみにしている人が多いと感じます。

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完璧な球形が自然の不思議を感じさせるstar of Persia(学名:Allium christophii。和名はペルシャの星でしょうか?)もう花は終わりです。

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Fox tail lily(学名:Eremurus himalaicus。和名はキツネオラン?こちらもお似合いの名前です)。色んな形や色合いの狐のしっぽみたいな花がにょきっと生える様は目に楽しいです。034
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ボランティア仲間に会うと挨拶代わりに、「緑が濃くて気持ち良い季節ね!」と言われることが増えました。こんな風景を見ると、しみじみと感じる訳です。

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蝶々は特定の草にしか産卵しないそうで、これらの草が減ってしまったことが都会で蝶を見掛けなくなった一因だそう。このbutterfly milkweed(学名:Asclepias tuberosa。和名はヤナギトウワタ?)は蝶が産卵する草の1種なので、ハイラインに植えられているそう。

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蝶々が都会で見られなくなった要因は特定されていないそうですが、産卵する草が減っていることのみならず、空気中に舞う物質(排気ガス等)にも敏感なのだと考えられているそう。そういえば、マンハッタンで蝶々を見ることは殆どありませんね。

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この季節は紫の花も多く、紫好きの友人が大喜びします。このお花は多分purple prairie clover(学名:Dalea purpurea)。

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こちらはツアーガイドをしてくれたガーデナーさんのお気に入りの木。手のひらみたいな葉っぱが可愛らしいのですが、枝を折ると樹液がさわやかな香水のような、清涼感のある芳しい香りです。

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2014年6月12日 (木)

ジャズクラブ『バードランド』

またまた今にも降り出しそうな木曜日のニューヨーク。本日の予報も午後から雨で夕方には雷雨の可能性があるというもの。最近そう言いながら全然降りませんが、本日はどうでしょう・・・と言いつつ、今日は本当に降りそうな気がしますが。

皆さんは2010年の夏から始まり人気を博している『Humans of New York』というブログをご存知でしょうか?ブランドンさんという若い男性の写真家(なのかな?色んな事に興味がある男性が株式のトレーダーの職を失ってから思いついてニューヨークに来て、このブログを始めたそうです)がやっているブログで、ニューヨークの道で出会った見知らぬ人達の写真を撮って、インタビューをし、それを記事にしてアップしているのです。

友達にこのブログのファンが多く、2人の友達に至っては実際に写真とインタビューが取り上げられました。フェイスブックに特に気に入ったインタビューが付いたポートレイトを友達がアップしてくれるのでよく読んでいる訳ですが、本日シェアされていた黒人女性は小さい頃は母親がドラッグにはまっていたため家には食べ物も電気もなく、仕方なく食事は学校給食だけ、宿題は廊下でするという生活だったそう。

ブランドンさんに「人生において一番幸せだった瞬間は?」と聞かれての彼女の答えは「ジョージタウン大学への奨学金選考に合格した時」。朝から非常に心を打たれて、うっかり涙しそうでした。夫と2人で「爪の垢を煎じて飲まなきゃ」と言い合ったのでした。

このブログはにもなっていて、友達はクリスマスプレゼントで贈りあったりして皆持っています。私も勧められたのですが、日本に帰国する際には購入して帰ろうかな・・・と思い始めました。
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さて、今回はミッドタウンにあるジャズクラブ『Birdland』でStacy Kentさんのライブを楽しんだ話題です。
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夫がお土産に買ってきてくれた雑誌のカルチャー欄に紹介されていたために興味を持ち、You Tubeで音楽を聴いてからすっかりファンになったジャズ/ボサノバシンガーのステイシー・ケントさん。ニューヨークでライブをやらないかと追っかけていたら、今週やっと1日2公演、5日間に亘るライブが行われることを知り、早速8時半の公演に足を運びました。

会場はミッドタウンにあるジャズクラブ『バードランド』。なんでも『バードランド』は1949年12月にブロードウェイと52丁目にオープンし、ジャズシーンを牽引した存在で往年の名クラブなのだそう。その名前もアルト・サックスプレーヤーだったチャーリー・パーカーのニックネームであるバードから取られたとの事。
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1965年にロックミュージックに席巻されクラブは閉店。1986年にハーレムで店舗を再開し成功を博したものの、ミッドタウンでもう一花咲かせたい・・・という気持ちが抑えきれず、現在の場所に舞い戻ったという歴史あるクラブなんだそうです。

何回も前を通りかかっていましたが、なんてことない音楽が聴けるバー位にしか認識していませんでしたが、中に入るときちんとテーブルクロスやナプキンが使われる、正統派のジャズバーといった雰囲気でした。
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チケットは事前に購入していましたが、席は当日早い者勝ち、開場は1時間前と記載されていた為信じて午後7時半にクラブに着いたら、既に半分くらいは席が埋まっていました。が、ステージからは離れているものの、ステージの真正面のテーブルに案内してもらえてラッキーでした。

ステージは午後8時半~10時までの約1時間半程。フェイスブックでリクエストされた昔のアルバムからの曲と、新しいアルバムの曲をミックスして演奏してくれました。ポルトガル語、英語、それに多分フランス語(もしかしたらポルトガル語だったかも・・・)の曲とジャズとボサノバをミックスして歌ってくれたので、とても楽しめました。
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会場にいらしていた方達は熟年カップルが多く、皆さんディナーもしっかり堪能されていました。が、私達はそんなお金は無いのでドリンクとつまみ1品のみオーダー(1ドリンクのオーダーは義務付けられています)。久しぶりにモヒートを飲んだら、ボサノバと雰囲気がマッチしていてとっても美味しかったです。

大好きなミュージシャンの演奏をキャンドルライトを見つめながら間近で楽しめるし、ニューヨークの新しい夜の顔も垣間見れるしで、ちょっと贅沢な楽しい時間を過ごせました。

12月にはボサノバシンガーと一緒にライブをするために再度ステイシー・ケントさんがバードランドに来るそうなので、その演奏も是非聴きに訪れたいと思っています。

Birdland
315 W 44th St, New York, NY 10036
TEL: 
(212) 581-3080
ステイシー・ケントさんのライブは土曜日まで行われています。詳細はHPにてご確認ください。

2014年6月11日 (水)

カーネギーの公文書保管人のトークイベント

また朝からどんよりと曇っている水曜日のニューヨーク。最近天気予報が当たった試がありませんが、今日も小雨がぱらつくかもしれないとの事。そう言われると思い折り畳み傘を持って行かざるを得ません。NYCも梅雨みたいですね。

リベラル系のWEB新聞『Huffington Post』を読んでいたら、昨日オレゴン州の高校で銃の乱射が起き2人が死亡した事件に関連して、2012年12月14日にニュートン校で銃の乱射が起きてからの約18か月の間に、全米で74件もの銃の乱射事件が起きたという事実を伝える記事がありました。その記事を読んで余りの多さに愕然としています。

このような記事を読んでいると、心底嫌になってしまいます。なんだって銃の販売を禁止できないんだろう、と憤りを感じます。

先日銃犯罪についてボランティア仲間と話していたら、「この前NYタイムズに面白い投稿があったわよ。南部から遊びに来ていると思われる観光客のご夫婦が、タイムズスクエアの近くで手をつないでいるゲイカップルを見て、「あんな事をして。」と声高に批判するコメントをしたら、通り掛かったニューヨーカーの若い男性が、「NYCでは拳銃が絡まない限り、他人事には首をつっこまないんだよ。」と苦言を呈したんですって。」とコメントしていました。

そもそもお金で政治が動くシステム自体を何とかしなければいけないのかもしれません。
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さて、今回はカーネギーホール(Carnegie Hall)で行われた支援者向けのトークイベントについてです。
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本来であればカーネギーホールに寄付をした方達のみを対象としたイベントだったようですが、ボランティア仲間が招待してくれたので参加できた今回のトークイベント。イベント自体は午後7時から1時間でしたが、その前には会場となるワイルホール(カーネギーホールには3つのコンサートホールがあります。一番有名なのがメインホールであるスターンホール(Isaac Stern Auditorium)。実験的、近代的な音楽が紹介されることが多い地下にあるザンケルホール(Zankel Hall)。そして3階にあり、個人のリサイタルが多く行われるワイル・リサイタルホール(Weill Recital Hall)。)のロビーで、ワインやおつまみが供されていました。

今回の講演はカーネギーホールの公文書を管理している男性Gino Francesconi氏による、カーネギーホールの歴史にまつわる資料をどのようにして集めたかというような内容でした。ジーノさんはカーネギーで働き始めてから40年が経つそうで、その間に起こった様々な出来事を面白おかしく話してくれ、1時間があっという間でした。
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カーネギーホールはレンタルホールなので、最初は歴史を保持し管理するという思想が全くなく、1986年まで何の資料も保管していなかったそう。そのため1986年にアーカイブを作る仕事を一から任された時には、大変苦労されたようです。

そもそもジーノさんは指揮者を目指して修行しており、修行のお金を稼ぐためにカーネギーでアッシャーをして、尊敬する音楽家に触れる機会に恵まれ。その後、イタリアで数年間修行してお金が底をついて困り果て、カーネギーに仕事を求めて舞い戻った際に、歴史文書の保管をする仕事を依頼されたのだとか。
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そこで何の知識もないので、リンカーンセンターに行ってどうやって資料を保管しているのか質問すると、アーカイブを作っていると回答があり、その時初めてアーカイブの存在を知り。そこから色んな人に質問したり、自分なりに試行錯誤して資料を集めていったそうです。

最初は新聞広告を出し。それに対して反応してきた男性から、「フロリダにも広告を出しなよ。老人は皆、最後にはあそこで暮らして、死んだとき全ての遺品をあそこに残すんだから」とアドバイスを受け。試にフロリダで広告を出してみたら、フロリダのある図書館司書さんから、「先日寄付された遺品の中に、カーネギーホールで行われたコンサートのカタログがあります」と連絡が入ったり。
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ある日、当時付き合っていたガールフレンドのもとに間違いで定年退職して暮らす老人のクラブ(固有名詞を知らなかった為よく解りませんでしたが、リタイアした方が加入でいる大きな組織)の入会書が届いたことにヒントを得て、その組織の本部に連絡を取って会報に広告を載せてもらえないか頼んだところ、無料で記事を書いてくれると約束してくれ。

実際に記事になったのは忘れた頃で、3行の記載があっただけらしいのですが、何百箱という資料が全米から送付されて、一気に資料数が増えたこと。等、面白い話を沢山話してくださいました。
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有名なミュージシャンとの思い出も沢山話してくださったのですが、如何せん固有名詞に弱い私はほとんどのミュージシャンの名前を知らず、完璧に理解できませんでした。が、それでも十分楽しかったです。

一緒に行ったボランティア仲間も皆大満足。全米にあるカーネギー関連施設で講演したり、まだまだ資料を集めていたり、既に集まった資料をデジタル化したりと大変お忙しそうですが、是非もっとジーノさんのお話を聞ける機会を増やしてもらいたいものです。

2014年6月10日 (火)

ストームキング・アートセンター②

また朝から今にも降り出しそうな火曜日のニューヨーク。午前中には雨が降り出し、午後には雷雨に見舞われるかもしれないそうで、傘の携行は必須です。

Netflixで放映された『Orange is the New Black 』のセカンド・シーズンが週末から開始され、ファースト・シーズンに夢中だった友達が大騒ぎしています。フェイスブックは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の話題で持ちきり。

友達に勧められまくったものの、Netflixに加入すると映画やドラマを見過ぎてしまう傾向がある上に、やっぱり毎月$9.99支払うことに抵抗もあり結局見ていないので、何故皆がそんなにこのドラマに夢中なのかさっぱり解りません。が、セカンド・シーズンの1stエピソードの監督はジョディー・フォスター氏だと聞いて俄然興味が湧いてきました。

秋になってボランティアが落ち着いてきたらNetflixに加入して視聴してみようかな・・・と思い始めました。舞台がNYCですしね。
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さて、今回は昨日の続きで、マンハッタンからバスで1時間半程北上したニューヨーク州にある広大な屋外美術館『Storm King Art Center』についてです。
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このアートセンターは約500エーカー(2km2)の広さを誇っており、敷地内を北部の木々に覆われた地帯、美術館のある丘、草原、および南部の沼がある野原の4地域に分けています。それらの敷地の至る所に小さな物から巨大な物まで、様々な大きさの彫像が設置されています。
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1967年から少しずつ展示品を増やしながら開園していたこの美術館には、様々なアーティストの作品が展示されています。シーズン毎にコミッション(アートセンターのキュレターが特定のアーティストに委託して、このアートセンターでの展示を前提に作品を制作してもらう)も行っているようですし、メインの美術館の建物を中心に取り上げるアーティスト展示もシーズン毎に変えているようですので、毎年訪れても楽しめそうです。
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現在の特別展示は2つ。1つは1年間この地を訪れてインスピレーションを得たブルックリンを中心に活動しているアーティストVirginia Overton氏の作品。大地を丸く切り取るように手すりのような筒が円形に設置されているらしいのですが・・・現在は草深くて俯瞰で見ることができませんでした。
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もう1つは中国人アーティストZhang Huan氏の『Evoking Tradition』展。美術館で小さな彫像や下絵の展示をして、1階でドキュメンタリーが流されています。このドキュメンタリーが非常に興味深い内容で、2人で見入ってしまいました。
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このドキュメンタリーを見てから作品を見ると作品が全然違って見えると思います。この展示がとっても面白かったので、わざわざ足を運んだ甲斐があったと感じました。野外に設置されている彼の作品群は、見応えがあります。
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とは言え、平和ボケして自由と豊かさを享受することに慣れた私には、結構きつい内容でしたが・・・。作品も嫌悪感が先に来ましたし。観た後は生気を吸い取られた気分でしたが、そこは周りが広大な自然に囲まれている環境の為、元気を取り戻すのも早く。そういう意味でもこの展示を、この環境で観れたことには意義がある気がしました。
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今回は誰の作品であるかとか全然気にせず、風景とアートの織り成す美を堪能することに焦点を当ててのんびりと楽しみましたが、また訪れる際には無料で午後1時から開催されていたファミリーツアーにも参加してみたいです。
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今回はたまたま午後2時から2時間、無料のコンサートもカフェの近くのピクニックエリアで開催されており、木陰でリラックスしながら生音楽を楽しむこともできました。気温が30℃近くある暑い日だったので、最後に涼しい風に吹かれながらリラックスできたのは最高に気持ちよかったです。
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このアートセンターを散策していると、シマリス、亀、マンハッタンでは見たことが無い種類の鳥等、様々な動植物も楽しめます。1回など作品を見ようと野原を横切っていたら巣がある木に近付きすぎたらしく、鳥が猛烈な勢いで威嚇してきてビックリ仰天したり。そんな街では味わえない驚きや発見も、このアートセンターの魅力です。
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広大な土地や遠くに連なるアディロンダック山脈を眺めるだけでも心癒されます。真夏はアートを見るために散策するには向かないと思いますが、仲間とピクニックに訪れると楽しいかも。

私達は木々が紅葉する頃再訪することを心に誓ったのでした。
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2014年6月 9日 (月)

ストームキング・アートセンター

朝から雨の月曜日のニューヨーク。雨は嫌いではありませんが、月曜日の朝から雨だとテンションが下がります。

来月結婚する友達が1人の故郷を週末で訪れて、ブライダルシャワーを受けてきた様子をフェイスブックにアップしてくれていました。NYCでは皆で集まって遊ぶだけの予定なので、ブライダルシャワーの様子が少しだけでも分かって、また少しアメリカ文化を学んだ気分です。

彼女たちはプロポーズに傘を使ったので、会場が傘に名前を書いて飾られていたり、セントラルパークでボートに乗りながら行われたプロポーズの様子がケーキで再現されていたり、2人の紙人形にお金で服が着せられていたり、プレゼントの写真立ての中にお金がぎっしり詰められていたり。

プレゼントに使われているお金は$1札が殆どに見えたのでお金としてはそれほどの額はプレゼントされなかったのでしょうが、その気持ちが嬉しかったのではないでしょうか。
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さて、今回は1年以上行きたいと思いつつ行きそびれていた広大な屋外美術館『Storm King Art Center 』です。
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もともとはボランティア仲間の大のお気に入りで、彼女のご家族と一緒に訪れる筈だったのですが。当日何故かお金が引き出せず、またバスのチケット売り場でカードを使用する場合にはPIN入力が義務付けられており、私たちのカードはPIN設定をしていなかったのでチケットが買えず。その後も夫の出張だ、友人と約束だ、ボランティアだ、体調不良だ、と言っていたら1年以上行きそびれていました。

因みに昨日はバスのチケット売り場ではカードが使えず現金のみと注意書きがされていましたので、念のため現金を用意して出掛けたほうが良い気がします。
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ストームキング・アートセンターはニューヨーク市から北に1時間程走ったニューヨーク州のウッドベリーコモンズ・プレミアムアウトレットの近くにあります。マンハッタンのポートオーソリティー・バスターミナルからバスに乗れば1時間半程で到着します(渋滞などに左右されますが、昨日は予定通りでした)。

バスについてはHPに詳細が記載されておりますが、Coach USAのShort Lineがストームキングへの入場券と往復のバスチケットをセットにして$46/人にて窓口で販売しています。2014年6月現在では、ショートラインのチケット売り場はノース・ターミナルの2階に位置しており、バスが発着するゲートは310番。
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ウッドベリー・コモンズへのシャトルバスと同じゲートですが、バスは別でしたのでアウトレットに行く人の長蛇の列には加わらず、ゲート脇のベンチにできている短い列に加わるが吉です。とは言え、アウトレット行きのバスとは違い列は長くないので、30分位前に行けば十分だと思われます(発車時刻15分前に乗車を開始しました)。係員の人に質問すればぶっきらぼうに教えてくれますので、確認してから列に並ぶことをお勧めします。

ストームキングは兎に角広大で、敷地近くに川が流れ、敷地内に林、草原、丘、沼を擁しています。園内2か所にピクニックエリアが設けられており、それらの場所にはピクニックテーブルもあり、トイレも用意されていますので、多くの人がピクニックを楽しんでいました。
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園内の至る所にトイレが用意されていますが、小さな美術館近くにあるトイレ以外はイベント等でよく見かける簡易トイレ(要はぼっとん便所に毛が生えたようなあれです)ですので、可能な限り美術館近くのトイレを利用することをお勧めします。

食事を販売しているのはバス停からもほど近い場所にあるストームキング・カフェのみ。そのカフェでは可能な限り地元産の材料を使ったサンドイッチ、サラダ、飲み物、クッキーやブラウニー、アイスクリームにお土産が販売されています。値段はマンハッタン価格ですが、素朴で美味しかったです。が、安く済ませたい方は食べ物&飲み物は持参して、ピクニックエリアで食した方が良いかもしれません。因みにカフェで購入した食事も、ピクニックエリアが直ぐ横にあるので戸外で気持ち良く食せます。
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園内は無料のトラムで結ばれていますが、彫刻や自然の中の散歩を楽しむ為には歩くのがベスト。ですので、ちょっとしたハイキングコースをトレッキングできるような格好で出掛けた方が楽しめると思います。また、午後遅くになってくるとトラムは満員で乗れないことが多々あります。ので、あまり頼らない方が吉かも。

また、屋外美術館とは言え、本当に自然に恵まれている環境ですので、日焼け対策、虫除け対策は必須。今回の私たちの反省点は帽子を被っていかなかったこと、夫は汗っかきなので着替えのTシャツを持っていかなかったこと、そして虫除けスプレーを持参しなかったことでした。
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逆に持参して正解だったのがビーチ・スロー(ビニールシートの布版)。芝生に敷いてピクニックを楽しんだり、散策の途中に木陰で休憩したり、バスやトラムを待つ間芝生で寝転んだりと大活躍。園内の至る所にベンチやピクニックテーブルが設置され無くても困りませんが、持っていくと草の感触を楽しんだり、空や葉っぱを見上げたりと自然をより満喫できました。

と、ここまで書いて長くなりすぎていますので、実際のアート展示については次回に続きます。
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2014年6月 8日 (日)

ハイラインのワイルドライフ無料ツアー

今日も晴れて暑くなる予報の日曜日のニューヨーク。昨日みたいに空気がカラッとしていると暑くても気持ち良いのですが、今日はどうなることでしょう。

あちこちで美しい薔薇が咲いているのを楽しめますが、植物園でも薔薇が綺麗に咲き始めたそうです。毎週末植物園に行きたいと思いつつ、なんとなく行きそびれていますが、薔薇の季節が終わるまでには訪れたいものです。

ニュースでは、12歳の少女2人がホラー・オンラインゲームの仮想キャラクターを喜ばせようと、友達を公園に呼び出して19回も刺したことが大きな問題として取り上げられていたり(因みに刺された友達は奇跡的に命に別状はないそうです)。ニューヨークでは10代の少女2人がはさみで人を脅してお金を奪い取ろうとして逮捕されたり、と暗い気分になる話題が多いです。

ボランティア仲間の85歳のご婦人は「最近のニュースときたら・・・」と憤慨されていますが、ただ単にメディアが昔より事件を取り上げるだけなのか、本当に犯罪が凶悪化しているのか。やっぱり未成年に無制限のネット使用を許可するのは問題があるのでは・・・と考えさせられるニュースでした。
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さて、今回はハイライン(The High Line)で毎月開催されている無料ツアー『High Line Wildlifeです。
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ハイラインでは5月~10月の頭まで週に2回、火曜日の午後6時半~と土曜日の午前10時~無料のジェネラルツアーが催行されています。そのツアーでは簡単な歴史や見所、その他デザインや植生の説明が聞けてとても楽しめます。

が、それとは別に毎月1回ずつ、その月に咲いている花を紹介してくれる無料ツアーとハイライン上に生息している虫、鳥、植物などについて園芸員の職員さんが説明してくれる無料ツアーが催行されています。どちらも無料とはいえ事前の登録が必須。
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花の無料ツアーは人気で予約が取れず参加したことがありませんが、ワイルドライフツアーは土曜日の朝早い為か予約が取れたので、今回参加してきました。とは言え、今回も結局は定員の半分しか実際にはツアーに参加しなかったものの、定員(15人)には達していたようなので、参加を希望する場合には早めの予約が必要です。

ツアーの集合場所は、予約をした人にだけメールで連絡されます。ツアーの時間は参加者数やどれ位質問が出るか、どんな鳥や昆虫がツアー中に見られるかでも違うと思いますが、予定では1時間とされています。私が参加した時には1時間半程でした。
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ツアーではハイラインに生息する昆虫、それらの昆虫が卵を産むのに必要な植物、巣を作っている鳥、たまに訪れる渡り鳥、ニューヨークに自生していた植物と他所から運び込まれた植物などについて説明があります。

結構マニアックな内容なので、本当に自然に興味があるか、ハイラインをよく訪れる人でないと若干退屈するかもしれません。が、私は今まであまり注目していなかった蜂や蝶々などに注目して見るとまた違う楽しみがあって、非常に有意義な時間を過ごせました。
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ニューヨークには沢山存在する無料プログラム。利用するとより一層生活が楽しくなります。

ハイラインのイベントについてはホームページにてご確認ください。

デビッド・セダリス氏のリーディング

朝から快晴でカラッとした空気が気持ち良い土曜日のニューヨーク。またまた雨に濡れて風邪を引いていました。夫にあれだけ注意されていたのに、ボランティアだなんだとバタバタと走り回っていると、つい傘を持ち歩くのを忘れてずぶ濡れになってしまいます。

6月に入り観光客の数が増えてきました。なんでもヨーロッパでは既にバケーションタイムに突入しているのだとか。いったい彼らは何時仕事をしているんだ?!と不思議に思ってしまいます。

とはいえ、先日ニューヨークで働いている友人と話していたら、彼女の勤め先はNGOなので給料はそんなに高くない代わりに病欠(有給休暇)は月毎に15日ずつ、バケーションは年間5週間貰えると聞いてひっくり返りそうになりました。15日といったら、月の半分は働かなくていいことになりますよね?実際彼女は去年末、性質の悪い風邪に悩まされ3週間休んだそうで・・・。いやはや・・・。
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さて、今回は2014年6月2日(火)にSoHoにあるNGOが運営する古本屋&カフェ『Housing Works Bookstore Cafe』で行われたデビッド・セダリス(David Raymond Sedaris)氏のリーディングについてです。
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友人が大ファンなのでリーディングについて行ったり、本を読んだりしている内に、私もいつの間にか好きになってしまったアメリカ人エッセイニストのセダリスさん。雑誌『New Yorker』にエッセイが掲載されたり、公共ラジオで作品が読まれたりするので馴染みがある方も多いのではないでしょうか。

今回のアメリカツアーは2013年4月に発表された著書『Let's Explore Diabetes With Owls』がペーパーバック化(文庫化)されたことを記念して行われています。私達が参加したリーディングでは、本を購入すればリーディングに参加できるのでお得感がありました。
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リーディングは午後7時開始でしたが、開場は午後6時。とは言え、ハウジングワークスでのイベントでは席が十分には用意されていないので、午後5時から列に並びました。お蔭で前後の方達とすっかり話込み、ニューヨークらしい時間を過ごしました。

因みに前に並んでいた男性は奥さんがセダリス氏の大ファンで、マンハッタンやブルックリンでのリーディングには多く参加しているそう。NJにお住まいで、「今回は本を購入すれば入れるなんてお得感があるね!」と喜んでらっしゃいました。
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並んでいる間にセダリス氏が通りかかったら、雑誌を読んでいて気付かなかった私の為に「今デビッドが通ったよ」とこっそり教えてくれたり。友人が後から合流したら、「後から来た人は並んで場所取りしてた人にディナーをご馳走すべきだって決まったよ」とか冗談を言ったりと、とってもフレンドリーでした。

入場を待っている間にセダリスさんがやってきて話しかけてくれたり(初めて目の前で見たのですが、あんまり小さくて吃驚しました)、雨が降ってきて困っていたら後ろの男性が傘を貸してくれたりと、楽しい時間を過ごしました。ニューヨークのイベントの行列は結構ニューヨークらしさを味わえる場所でもあります。
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開場してからリーディングが始まる迄の1時間も、セダリスさんはできる限り多くの人とおしゃべりを楽しみながら本にサインをしていて、本当にフレンドリーで良い人です。残念ながら私達はサインを貰えませんでしたが、リーディングの後にも並んだ人には全員サインすることで有名な彼は遅くまで残って対応した事でしょう。

今回はもう直ぐニューヨーカーに掲載される予定のエッセイを読んでくれたので、新しいお話で非常に楽しめました。最後には恒例の日記の拾い読みがあって、いつもの如くブラックユーモアに溢れた日記に笑かしてもらいました。
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セダリスさんのリーディングは毎回外さずに笑わせてもらえるので、また機会があったら是非行きたいと思います。

2014年6月 3日 (火)

食事は娯楽?!

朝は薄靄が掛っているものの快晴の火曜日のニューヨーク。ですが、午後から夜にかけて大雨もしくは雷雨に見舞われる可能性があるそうです。用事があって出掛ける時に当たらないと良いのですが。

銃による無差別殺人が後を絶たないアメリカ。その度にメディアで問題点や対策が報じられ、議会で議論がされたり、大統領が対策を約束したりしていますが、現時点では一向に根本的な改善策が取られていません。

それに対してコメディ専門チャンネル『コメディ・セントラル』で月曜日~木曜日まで30分放送されているニュースを風刺したコメディー番組『The Daily Show』で、銃を取り巻く現状を痛烈に批判するショートコメディーが放送されたそうです。見ると笑えるのですが、痛い所を上手くついていて同時に怒りや後悔のようなものを感じます。

よく出来たエピソードだと思うので、お時間がある方は是非(しばらくするとリンクが切れてしまうと思いますのでお早めに)。
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さて、今回は最近話題になっているシェイク状の食事『ソイレント』(Soylent)についてです。
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毎週届く雑誌『New Yorker』を読んでいたら、『食事の終焉』と題された記事が掲載されていました。何気なく読み始めたのですが、内容は結構衝撃的で、要約すると以下の様なものでした。

カルフォルニアに住む24歳のプログラマーが起業のために資金を集めたものの上手くプログラムを開発できず、資金が底を突き始めた。お金もない、料理をしている暇があったら開発に充てたいと考えた彼は、必要とされるエネルギー、栄養素を手っ取り早く取得できないかと考え始め。
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1日に必要な栄養素とエネルギーを調べて、ネットでそれらの栄養素の粉末(化学物質)とエネルギーであるオイル類(菜種油やフィッシュオイル)を取り寄せ、ミキサーで混ぜて飲むようになった。なかなかに良いアイディアだと考えた彼は、オープンソースの信奉者であることから、自分の作ったシェイク状の物のレシピをネット上で公開した。

シェイク状の食事には、サイエンス・フィクションに登場した人肉から作られた食事の代替品『ソイレント』と命名。一方、ネット上に公開された『ソイレント』のレシピと、彼が一切の食べ物を取得せず、その混合物のみで生きている事が大きな話題となり(記事の時点では1年間ほぼソイレントのみで生活)。
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カルフォルニア州立大学の学生等、寝る間も惜しんで勉強/研究を行う若者たちの間で支持を広げ、『ソイレント』をアレンジして独自のレシピを制作する人が出現。それらの新しいレシピも次々とネット上で公開され、余計に支持を広げるという動きが生まれた。

そのため『ソイレント』を開発した男性はビジネス商機を見出し、プログラムの代わりにソイレントを製造・販売するビジネスに残りのファンドを使うこととし。先日『ソイレント』が正式に出荷され始めた。
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ネットでレシピが公開されているので自分で作れる訳だが、そんな手間暇を掛けたくない人からの注文で、今のところビジネスは順調。

以上の内容を読んで、私のリアクションは怖いような、嫌なような・・・彼らに理論的に挑戦できないものの、生理的に受け入れたくない、というような感じでした。記事自体は非常に公平に、感情を交えず、淡々と語られていたのですが、私のリアクションは嫌悪に近い物でした。
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あんまりにも印象に残ったので、ボランティア仲間に読み終わった『ニューヨーカー』を回したところ、彼女の感想も「我慢ならない。サイエンス・フィクションではエリートだけが食物を手に入れられて、一般人は栄養素で生き延びる世界がよく登場するけど、それを彷彿とさせる。食事が無駄だというならば、生きている事それ自体が大いなる無駄なんだから、そんな理屈を持ち込むべきではない。」というようなものでした。

ところが、彼女が週末20代半ばの娘さんと食事をしながらソイレントの事を話してみると、娘さんの反応は「え?それの何がいけないの?良いアイディアじゃない?」というようなポジティブなものだったそう。それを聞いて一瞬「説教したい誘惑に駆られた」とまで言っていましたが、私もその反応は非常に意外で。
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2人で「ジェネレーション・ギャップなのかな?」と首をひねることに。そこで近くで作業をしていたニュージーランドから夏の間だけ訪れている大学生の女の子に意見を聞いてみました。

彼女の反応は、「うーん。なんか胡散臭く感じるけど。それって美味しいの?食事を生命維持の為にするのは勿論なんだけど・・・やっぱり私は美味しくなきゃ嫌かな。」というもので、一先ずただ単純にジェネレーションギャップという訳でもないらしい、と何故かほっとしてしまいました。

『New York Times』等各紙にも取り上げられ話題となっているソイレント。貴方はどう思いますか?

2014年6月 2日 (月)

ハドソンリバー・パークの動くパブリックアート

月曜日も朝から快晴のニューヨーク。朝晩は涼しくなるようですが、日中は暑くなりそうです。明日から木曜日まで天気が優れないようですので、今日は目一杯晴天を楽しみたいです。

さて、今回はハドソンリバー・パーク(Hudson River Park)のヴィレッジ周辺(Charles~Horatio通り)に展示されているパブリックアート展『Waves and Particles』のご紹介です。

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この週末は空気が乾燥して気持ちよく、絶好の散歩日和でした。昨日は雨も降らなかったので、久しぶりにハドソンリバー・パークを南に向かって散歩しました。ニューヨーカー達は兎に角日光が大好きなので、芝生という芝生には日焼けを楽しむ人や、のんびり読書やPCで作業をする人、子供と遊ぶ人、ピクニックを楽しむ人がぎっしり。
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ランニングやサイクリングを楽しむ人も沢山居て、非常に賑わっていました。好天の週末にニューヨークの公園を訪れると、幸せそうな人たちを眺めてこちらまで幸せになれます。

この季節は薔薇をはじめとする花も綺麗に咲いて、ハドソン川の景色と相まって美しい風景も楽しめます。
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そんな中、光を反射して面白い効果を発揮する6体の彫像が人々の注目を集めていました。風が吹くと動く仕掛けになっていたのですが、光を反射してとても美しく、立ち止まってじっくりと眺めていたくなりました。
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多くの人が近寄って仕掛けを調べたり、写真を撮ったり、立ち止まって眺めたり。これらの彫像はアメリカ人アーティストGeorge Sherwood氏の作品。
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こちらは『Wave Cloud』という作品。水面に映る流れゆく雲の影のように見えます。

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こちらは『鳥の群れ』と名付けられていました。が、風が吹いても右端の金属片しか動いてなかったので、鳥の群れが飛んでいるようには見えませんでした。

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こちらは『Gyres』(渦巻き)。

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『水の記憶』と題されたこの彫像の中には風で向きを変える鏡が設置されており、反射が小さな円で作られた球に映って不思議な魅力を放っていました。この彫像も多くの人が近寄ってしげしげと眺めていました。

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2014年6月 1日 (日)

セントラルパークで模型ボート遊び

快晴の日曜日のニューヨーク。昨日も1日快晴の筈が、日中急に強い雨が降り出し、びしょ濡れになりました。折り畳み傘を置いて出かけた日に限って雨が降るんですよね・・・。

今日から6月で無料イベントもさらに増えます。火曜日からセントラルパークで無料の劇が観劇できる『Shakespeare in the Park 』も始まり、夏気分も本格的に盛り上がります。

友人は来る結婚式に備えて、ニューヨークを初めて訪れる人たちの為にガイドブックのような物を作っているそうです。どうやって地下鉄に乗るのかとか物売りのかわし方とか。そんなことまで書いてあげるの?!と驚きますが、どうやら自分の住んでいる州の外に殆ど出たことがないというような人達が沢山いらっしゃるようで。旅慣れない方にはニューヨークは怖く感じられるのだとか。

最近のニューヨークは随分安全になったし、全員アメリカ人で英語が母国語なんだし・・・と思わないでもないですが、自分の為にわざわざ集まってくれるので、すりやぼったくりに遭ったり、嫌な思いをしたりしないよう心配しているのでしょう。あと、これは私もそうなのですが、この街に住んでいると折角この街に来たのであれば観光名所だけ訪れて帰って欲しくないと思ってしまうんですよね。

皆さんならニューヨークの何を勧め、どんなアドバイスをしますか?
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さて、今回はセントラルパークのレンタルボートのご紹介です。
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といっても、小型模型の帆船の話です。有名な不思議の国のアリス像がある直ぐ横に小さな池『コンサバトリー・ウォーター』(Conservatory Water)があるのですが、その池にはいつ行ってもボート遊びをする人たちが沢山。

てっきり自分で持ち込んでいるのだとばかり思っていたのですが、自分のラジコンボートを持ち込んでいる子供も多くいるとはいえ、大き目な帆船の模型は池の端にあるボートハウスでレンタルできることに昨日初めて気付きました。
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その事実に気付いた友達は早速試してみようと30分$11で模型をレンタル。借りると係のお兄さんがリモートコントロールの使い方を教えてくれます。とは言っても、コントロールできるのは帆の向きのみ。なので、コツを掴むまで少し時間がかかります。

最初は風の向きに対してどのように帆を動かせば船が進むか解らずに悪戦苦闘しましたが、皆少し動かすとなんとなく解ってきて進むと大興奮。友人がお土産に買ったセーラー帽を被ってキャプテン気取りで操縦を楽しみました。
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レンタル場所では他にも子供用及び大人用のTシャツを販売していたので、お土産を探している方は覗いてみると楽しいかも。横にはビールが飲める簡単なカフェがあって、音楽の生演奏が行われていました。

模型ボートのレンタルについてはこちらをご覧ください。

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