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2014年9月

2014年9月30日 (火)

ニール・ゲイマンの本

今日も朝からどんよりと曇っている火曜日のニューヨーク。ですが、予報が変わったようで1日雲が多いものの雨は降らないようです。

朝のラジオでは御嶽山の救助が難航している旨を伝えていました。いつ次の噴火が起こるやもしれず、救助隊の二次災害を防ぐために慎重にならざるを得ないそうですね。日本で所属していた山岳会の方々もよく登っていた山だけに、尚更心が痛みます。

地元のニュースでは、ヘイトクライム(人種や宗教を理由にした犯罪)が上昇の兆しを見せていることから、警察が力をいれて取り締まる旨を発表した様です。厳罰化も視野に入れ、何とか抑え込みを図りたいとの事。

先日ここ数年警察が発表していたヘイトクライムの件数が、故意か不注意かは解らないものの実際の件数より少なかったことが問題視されていた為の対応かもしれません。バラエティーに富んだ人種や宗教を持つ人たちが住んでいることがニューヨークの活気を生んでいると感じる事が多いので、ストレスのはけ口としてヘイトクライムが増える事だけは避けてほしいものです。
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さて、今回は今年に入って読んだ2冊のニール・ゲイマン(Neil Richard Gaiman)氏の児童書についての徒然です。
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ニール・ゲイマン氏はイギリス人の作家ですが、現在はアメリカ在住。多くの児童書を手掛けていますが、脚本家でもあり、コミックの原作者としても有名なようです。

私がニール・ゲイマン氏を知ったのは、ボランティア仲間に勧められて『Coraline』(コララインとボタンの魔女)を読んだ為です。その本をベースに2009年にはストップモーション映画が制作されていますが、映画の存在は本を読むまで全く知りませんでした。
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『コララインとボタンの魔女』が児童書とはいえ読みごたえがある良書だったので、著者の他の作品にも興味が湧き、今年に入ってから『The Graveyard Book』(墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活)と『Fortunately, the Milk』を読みました。

『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』は『コララインとボタンの魔女』とテイストが似ています。児童書なのに、ダークで怖くて、現実と不思議な世界(精神世界?)が違和感なく隣り合わせもしくは入り乱れて存在していて。
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『コラライン』では両親が共働きで忙しく、あまり構ってもらえずに寂しい思いをしている女の子が主人公でしたが、『墓場の少年・・・』ではそもそも本の冒頭で主人公の男の子は両親を殺され、一人ぼっちになってしまいます。そして赤ちゃんだった男の子が近くの墓場に逃げ込み、そこで墓場の住人である幽霊たちに育てられて成長するのです。

最初は児童書なのにこんな怖くて大丈夫なのか・・・、この本は何処へ向かっているのか・・・と気が気じゃなかったのですが、自分が生きた時代の常識に応じて力を合わせて子育てをしていく幽霊たちが本当に温かく、主人公は心優しいく逞しい子に育っていきます。その過程がとても心温まるお話で、これなら子供に読ませても安心と思えました。
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何故主人公の家族が殺され、主人公自身もずっと命を狙われ続けているのか、という種明かしが最後にあるのですが、そのくだりは『ハリー・ポッター』シリーズを思い出しました。つまりそこには新鮮味はありませんでした。

が、そこまでの過程が非常に興味深かったので、今回も大人が読んでも楽しめる、読み応えがある良書だと個人的には感じました。1人が好きなお子さんが読むと、周りの人に支えられてある自分に気付けるきっかけになるかもしれません。また、癖があったり、難があったり、常識や考え方が違う人達も、愛すべきキャラクターを持っており仲良く出来る人なのかも・・・とお子さんに思ってもらえるかもしれません。
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反対に新刊の『Fortunately, the Milk』(まだ日本語のタイトルはついていません。『ラッキーなことに、ミルクが』というような意味でしょうか)は、本当に子供向けで大人が読んだら味気ないと感じました。

イラストが多用されており、最近の児童書に多く見られるようにフォントも頻繁に変えて文章にリズムを持たせてあります。大好きだった『よかったねネッドくん』(レミー・シャーレップ作)を思い出すような構成で、トラブルが起きる→ミルクのお蔭で危機を脱出する、という短い逸話の連なりとなっています。
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自分が『よかったねネッドくん』を大好きだったことを考えれば、幼稚園位の小さなお子さんだったらとても喜ぶ内容の本なのかな?と思います。が、個人的には物足りなかったですし、ニール・ゲイマンぽくないと感じました。

雑誌に目を通すのが精一杯で、なかなかじっくりと本を読むことができていませんが、折角の読書の秋。今年中に何とかあと3冊は本を読み終えたいと思っています。

2014年9月29日 (月)

ダンボ・アートフェスティバル

綺麗な朝焼けを見ることができた月曜日のニューヨーク。日中は雲が多くなるようですが、気温は上がり天気ももつようです。
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今朝のラジオでは御嶽山の噴火が大きく取り上げられていました。大きな被害に驚くばかりです・・・。救助活動が速やかに行われ、これ以上被害が広がらないように祈るばかり。

また依然としてシカゴのオーロラにある管制センターに契約社員が放火した事件の影響が残っている事も報じられており、今日も約400便が欠航する見通しとの事。私も何回も乗り換えで使ったことがある空港でもあり、早く復旧されることを願うばかりです。
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さて、今回は今年で18回目を迎えたブルックリンのダンボ地区で2014年9月26日(金)~28日(日)迄の3日間開催された『DUMBO Arts Festival』のご紹介です。
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ダンボは『Down Under the Manhattan Bridge Overpass』の略で、その名の通りブルックリン橋とマンハッタン橋の高架に挟まれた地区です。歴史地区に指定されており、古いレンガ造りの倉庫や石畳の道、貨物運搬に使われた線路などが残る、ニューヨークらしさを満喫できる街並み。
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ダンボ地区にある公園や道にパブリックアートが展示され、歩行者天国になった道で参加型のアートが体験できるこのフェスティバルは年々活況を呈しています。去年は午後に訪れて人の多さに疲労困憊だったため、今年は午前中に野外にあるアートのみを楽しんできました。
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まだ、ほとんどのアート関連イベントは開催されていない時間帯だったので、人が少なくのんびりとアートを楽しむ事ができました。アーティストの工房が解放されていたり、使われていない建物がギャラリーとして開放されていたりするのですが、それらを見ていると1日でも時間が足りない位なので、今回は諦めました。
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折しも昨日は夏の様な天候で、綺麗な青空が広がっていたのでアートが映えました。少し離れたピア5で開催されていたコンテナの写真展『Photoville 2014』も昨日で終わってしまい、観に行くことができなかったのが残念。
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何はともあれ、肩ひじ張らずにのんびりとお散歩気分でアートを楽しめるこういったイベントが大好きだと思った日曜日でした。
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ダンボ地区には綺麗な壁画が沢山あります。友人カップルはウエディングフォトを壁画の前で撮影して、とても美しい写真に仕上がっていました。
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ストリートアートも。

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インタラクティブが依然としてアートのキーワードであるよう。こちらは『私達が住みたい世界は…』というお題に人々がチョークアートで参加しているボード。書かれ過ぎて判別が不可能になっていますが・・・。

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こちらも参加型のアート。テープを貰って思い思いの絵や言葉を書いて石畳に貼ってあります。

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キッズコーナーでは大きな塗り絵や工作を楽しむ子供達が。

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線路も青くペイントされています。

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東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた地域をテーマにした写真も紹介されていました。

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今年の目玉の1つであるステンドグラスの家。

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アート作品によじ登って遊ぶ子供たち。

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2014年9月28日 (日)

街の風景

朝から快晴の日曜日のニューヨーク。土曜日は夏の様な暑さで美しい青空が広がっていました。今日も半袖の気温で快晴の予報。風が吹くようですので、外を散歩するには良い気候になりそうです。

最近用事が入ったり体調がイマイチだったりで、なかなか思うように物事を運べません。昨日はブルックリン美術館でヨガをするという無料イベントを楽しみにしていたのに、眩暈が酷くて参加できず残念無念でした。

結局ハイラインで1週間開催されていた無料ヨガも参加しそびれてしまいましたし、今日行こうと思っていたスタテンアイランドのフレッシュキルズを1日だけ見ることができる『スニーク・ピーク』も行かないことにしました。

今週も用事や遊びをてんこ盛りで組み込んでしまいましたが、なんとか今日は用事を効率よく済ませて、ブルックリンのDUMBO地区で開催されているアートフェスティバルをチェックしに出かけたいものです。
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さて、最近は用事から用事へと移動するか、家で家事をしているか、ボランティアをしているかの日々なので、移動中に見掛けた街の風景のご紹介です。
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ロックフェラーセンター・プラザはすっかり秋の装い。ススキの様な草の穂が揺れている様は、忙しい5番街から逃れて少しだけほっとする空間を与えてくれます。

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空が綺麗な日は思わず上を観ながら歩いてしまいます。そうすると見慣れた建物も違って見えて新鮮です。

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ケーキ屋の看板。チョークで描く看板がニューヨークには彼方此方にあって、散歩の楽しみの一つです。

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至る所が工事中のマンハッタン。東京程ではありませんが、それでも刻々と姿を変えていきます。

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パークアヴェニューにある味気ないオフィスビルの入り口にこんな飾りが。なんだか少し間抜けで可愛い。

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同じくパークアヴェニューにある花屋さん。軒先に花傘があったり、ウィンドーに花文字があったり。

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セントラルパーク脇の5番街は歩くだけで心が落ち着きます。

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セントラルパーク・サウスの街灯は鳩で占拠されています。なるべく下は通らない方が賢明。
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ヴィレッジの辺りは思わず迷い込んでみたくなる小道が沢山。

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スタンダードホテルの『light cave』を歩いてみました。

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週末の朝は静かなニューヨーク。

2014年9月26日 (金)

ガーメント・ディストリクトの屋台村

朝から快晴のニューヨーク。今日は1日晴れて気持ちの良い天候になるとラジオでも高々と宣言していました。

イラクの首相がイスラム国がニューヨークの地下鉄でテロを企てているという情報があると公表した事を受け、FBIがニューヨーク市と連携を取り始めたそうです。「『今そこにある危機』という訳ではないのでパニックを起こさないように」とラジオ等を通じて呼びかけています。

市の当局者も「環境問題と同じでいつもそこにある問題が偶々クローズアップされているといった状態だ。急に騒ぐような要素は無い」と強調していました。本日も引き続き地下鉄の駅や車両を中心に厳重な警備が敷かれるそうですが、必要以上に怖がる必要はないそうです。
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さて、今回はブロードウェイの39丁目から41丁目に掛けて食べ物の屋台が集まっている『The Garment District NYC』です。
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このフードマーケットは2014年9月15日(月)~10月17日(金)まで開催されています。規模は他のフードマーケットに比べると小さく感じますが、ホリデーマーケットやマディソン・スクエア・イーツ等を運営しているUrbanSpaceが運営元です。
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マーケットに置かれているテーブルは少ないですが、ブロードウェイに沿ってテーブルが置かれているスペースが広がっていますし、ブライアントパークからもそんなに離れていませんので食べる場所には困らなそうです。

参加している屋台はニューヨークらしくバラエティーに富んでおり。金沢風カレー、たこ焼き風、カフェ、ギリシャ料理、タコス、グリルド・チーズ・サンドイッチ、ベイクト・ビーン、タパス、メキシコ料理、レモネード、スイーツ各種、等々。

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空気がカラッとして外で食事をするのが気持ち良い季節ですし、週末の午前中は割と静かなエリアでもありますので、ホリデーマーケットが立つ前に機会を作って出掛けたいと思います。

レイルヤードのパブリックアート

朝から雨の木曜日のニューヨーク。気温も低く、薄手のコートを着ている人もちらほら見かけました。

今週は国連総会が開かれているためか、はたまたイスラム国の脅威の為かわかりませんが、街のあちこちで警察官を多く見掛けます。特に地下鉄の駅は厳重な警備が敷かれており、地下鉄の車両にも二人一組の警察官が乗り込んではパトロールをしています。

私達を守ってくれているのは解っているのですが、街に警官が溢れている情景は心休まるものではなく、早く通常モードに戻って欲しいと思ってしまいます。
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さて、今回は前回ご紹介した新しいハイライン(the High Line)の第3セクションであるレイルヤード(the Rail Yards)に展示されているパブリックアートのご紹介です。
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この作品はアルゼンチン出身のアーティスト、Adrián Villar Rojas氏の『The Evolution of God』。彼はその場所にしか作れない大きなアート作品で有名だそうで、環境を取り込んだ作品を作るとの事。

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またその作品が時を経て変化していくのも特徴だそうで、2015年の夏まで展示されている間に段々と瓦解して土に帰っていく様子を楽しめる予定だそうです。
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2014年9月24日 (水)

ハイラインの第3セクション

朝は薄曇りの水曜日のニューヨーク。今日は夜には雨が降り始める予報で、天気はどんどんと下り坂という事らしいです。

昨日は朝から晩まで用事で飛び回っておりブログを書く時間が取れませんでした。今日は午前中は用事が無いので、溜まった家事を済ませたり、切れてしまった腕時計の電池の入替を依頼したりと用事をまとめて片付けたいです。

今週は禁書になった事がある本を読む事を呼びかける週間『Banned Books Week』なのだそう。これは言論の自由を守る事を目的に1982年に個人が設立を呼び掛けたものだそうです。

今見ると『ライ麦畑で捕まえて』等大好きな本も含まれていて、禁書にならなくて本当に良かったと思わずにいられません。最近遊びまわってばかりで本をじっくり読めていないので、読書の秋をしたいです。
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さて、今回は今週の日曜日、2014年9月21日に正式にオープンしたハイライン(High Line)の第3セクションのご紹介です。
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廃線となった高架線路を利用して作られた空中公園であるハイライン。既にガンズボールト通りから南と34丁目より北の線路は撤去されていたため、今回オープンしたレイルヤードと呼ばれるセクションが距離という意味では最後のセクションになります。
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第3セクションはレイルヤードと呼ばれる大操車場をぐるりと10番街からハドソン川方面に向かって回り込み、ジャビッツセンターの手前で終わっています。一番北側の入り口は34丁目の11番街とウエスト・サイド・ハイウェイの間。現在建築中の地下鉄駅の直ぐ西です。
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レイルヤードと呼ばれる操車場は現在開発が進められており、これから学校やアパート、ショッピングモールやホテルが次々建設される予定ですが、現在はまだ広大な操車場。そのため、第3セクションは両側に建物が迫っておらず、今は開放感に溢れています。
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また北側のセクションからはハドソン川が望める上に、通路の半分がハイラインが公園に作り替えられる前の自然に出来上がった野原の状態のまま残されており、ハイラインの歴史を感じる事ができる造りとなっています。
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これは建築資金が足りなかった為に考え出された苦肉の策でもあるようで、15年・20年というスパンでは全ての通路が今までのセクションのように綺麗に整備される予定との事です。
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ちびっこの為の迷路。残念ながら大人だけでは入場することができません。トンネルをくぐって隣にあるガーデンにひょっこりと顔を出すこともできたりして楽しそうです。この時は職員さん達が念入りに朝の掃除をしていました。

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30丁目と10番街に近い部分は第2セクション迄の雰囲気と調和するように作り込まれています。新たに線路の上を歩ける歩道も整備され、より歴史を感じさせます。

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シーソーの様に上下に動かすことが可能な椅子等、遊び心がある椅子が新しいセクションにも設置されています。

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レイルヤードの開発が進むとこの解放感は段々と失われていくと思いますので、刻々と変わりゆくハイラインをお見逃しなく。

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2014年9月22日 (月)

カーネギーのエデュケーションウィングのオープニングイベント

朝からよく晴れた月曜日のニューヨーク。今日は昨日ほど気温が上がらないようですが、1日よく晴れそうです。

昨日は気候変動に関する認識を広める為の大規模なマーチが敢行され約40万人が参加したと報道されています。マーチのスタートはアッパーウエストサイドで、セントラルパークサウスを6番街まで移動し、6番街を42丁目まで南下。42丁目を11番街まで西に移動した後、34丁目まで練り歩いて終了したようです。

人々が雄叫びを上げる声やマーチングバンドの演奏が長時間聞こえていました。また、夕方にはマーチが終わった後に食事を楽しむ人々でどのレストランも大変繁盛していました。

朝はデリでワシントンD.C.からマーチに参加するために来た男性と地元男性が意気投合していたり。段ボールで作った地球を首から下げている女の子とヒーローのコスチュームを着ている男の子に、道端に居る男性が「セーブ・ザ・アース・ウーマンとスーパーヒーローだ!イェイーイ!」とか声を掛けて盛り上げていたり。

周りの人々の反応を概ね好意的で、マーチは大成功だったのではないでしょうか。まぁ、その後の渋滞ったらなくて、車で移動する人たちに話を聞けば違う意見もあるでしょうが。
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さて、今回はカーネギーホールの新しいスペース『Resnick Education Wing』のオープンを記念して2014年9月21日(日)に開催されたファミリー・デーイベントについてです。
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新たにオープンしたエデュケーション・ウィングはその名の通り音楽教育に関わるイベントを開催するためのスペースとして61,000平方フィートの面積を要しています。が、新たな機関を作るのではなく、今まで音楽啓蒙活動を行ってきたWeill Music Instituteがその活動拠点として新しいスペースを利用します。

併せて2007年にカーネギーホールとジュリアード音楽院によって設立された、若い音楽家の活動を2年間サポートする『アンサンブルACJW』(Ensemble ACJW)の拠点ともなるそう。それらの活動を行うため、24の練習室、スタジオ、アンサンブルルーム等が配されており、小さなコンサート等のイベントが行えるほか、リハーサルや子供達の参加するワークショップ等が行われるようです。
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スペースがオープンするにあたり木曜日からターゲットを絞ったイベントが行われてきましたが、日曜日はファミリー層を招待した『ファミリー・デイ』でした。

ミニコンサートが3回開催された他、自分の歌声を録音するワークショップ、一緒に歌を歌うイベント、作曲をするワークショップ、簡単な材料で楽器を作るワークショップ、珍しい楽器を演奏してオーケストラ気分を味わうワークショップ、オーケストラの指揮をするワークショップ等が開催され、記念にフォトブースでカーネギーのステージに立っているように見える写真が撮れるスペースが用意されていました。
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イベントやワークショップの合間には広いテラススペースで写真を撮ったり、走り回って遊んだりと子供達の笑い声が響き渡って、スタッフさん達は「子供達がここに居て初めてこのスペースが完成するんだよねー。やっとここまで来たよ!」と感慨深げでした。

招待されていた子供達がとーっても可愛くて礼儀正しかったのも印象的でした。挨拶をちゃんとしてくれるし、何かする前に許可を求めてくれるし、ゴミ箱が一杯だったら遠くにあるゴミ箱に捨てに行ってくれるし。なんだか未来が明るく感じました。
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これからこのスペースから沢山の才能ある子供達が巣立っていくことを願ってやみません。

2014年9月21日 (日)

パークアヴェニューのパブリックアート

朝からどんよりと曇っている日曜日のニューヨーク。ですが夜に所により雨がふる他は、日中は天気がもつようです。ホントかなぁ・・・という感じですが。

気付けばもう9月も終わり。あんなに「夏が終わるとイベントが少なくなるので寂しい」と言っていたのに、次から次へと友人からお誘いが届いて対応に追いつきません。止せばいいのに面白そうなボランティアがあると登録しちゃうしで、なんだか良い具合に予定が埋まっています。

そろそろ年末が近づいてくるので、友人の誕生日プレゼントやらホリデーギフトやらも考え始めないとと無駄に焦ってもいます。ホリデーカードを12月の頭には郵送しなければならないし・・・と色々とチャキチャキと済ませていかなきゃと思う今日この頃です。
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さて、今回は2014年8月1日~11月7日(金)までパークアヴェニューで展示されているパブリックアートのご紹介です。
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今回のアーティストはアムステルダムに拠点を置くEwerdt Hilgemann氏。展示のタイトルは『Moments in a Stream』です。
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パークアヴェニューの52丁目~67丁目に掛けて7個の作品が展示されています。全てステンレスでできたオブジェです。
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パークアヴェニューでオランダ人及びドイツ語圏のアーティストが展示を行うのはこれが初めてとの事。私の周りには「別に今のドイツに恨みがある訳じゃないけれど、ドイツに旅行する気にはなれない」という方もいたりで、ユダヤ系住民が多いニューヨークではまだまだ心情的にわだかまりがあるのかな・・・と感じます。
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ハイライン第3セクションのオープニング・パレード

暖かく気持ち良い土曜日のニューヨーク。今日はハイラインの第3セクションのオープンを記念してテープカット等の記念行事が行われた日でした。
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第3セクションは既存のハイラインの最後に残った30丁目~34丁目のレイルヤードと呼ばれる操車場をぐるりと廻る部分。北の端に当たり、その他のハイライン線路は壊されてしまったので最後のセクションと呼ばれていました。
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第3セクションの30丁目にある10番街に張り出している部分はこれから開発され、ボウルの様な巣に守られた小さな森が出現する計画ですが、これ以上距離は伸びません。また第3セクションの一部にはハイラインが1980年に廃線になってから自然に出来上がった野原の様な状態が残された部分があり、それも話題を呼んでいます。
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そんな訳で多くの人が喜んでいる第3セクションが明日(2014年9月21日)正式にオープンする事を記念して、前日の朝から記念行事が行われました。
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その記念行事とはハイライン全てを使ったお祝いの行進。ワークショップに参加した100人以上のボランティアや地域住民によって作られた巨大操り人形やオブジェ、フラッグを持った各80名位の5,6チームがハイラインのガンズボールト通りから30丁目までを練り歩き。
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30丁目の第3セクションの入り口にある少し広いスペースにて創始者やニューヨーク市の行政に関わる人達によるテープカットとスピーチが行われ。その後第3セクションを再び行進しながら歩き、34丁目の出口近くにあるじゃビッツセンター所有の駐車場でパレードに参加した人達全てがテーブルを囲む食事会で幕を閉じました。
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5グループには緑、赤、グレー、ピンク、青および白のテーマカラーが与えられ、参加者は何処かにその色を纏っていました。其々のカラーには、ハイラインの植物、精肉業、パーティー文化、ギャラリー、ハイエンドなお店の登場、等テーマが込められており、テーマに沿った操り人形やオブジェが華を添えました。
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マーチング・バンドが音楽を奏でて行進の音頭を取り、昔ハイラインに面して荷を下ろす為にあったプラットフォーム(現在は学校)部分にはコーラスの人達が並んで『Happy Song』を歌ってくれとても楽しいマーチでした。
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初めて足を踏み入れた第3セクションはハドソン川も見え、広々とした空間が広がっており。公園になる前のハイラインの様子が分かるのも良かったですし、線路が歩道になっているのも素敵だと思いました。またお子さんが遊べる迷路も用意されていて、水場と並んで子供達に人気のエリアとなりそうです。
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駐車場で長テーブルに座ってフライドチキン、グレインのサラダ、ロール、ドーナッツ等を食べるイベントも、ニューヨークらしく色んな人種、年代の人が混じり合っていて素敵な光景でした。そこでも代表者のスピーチを聞き、コーラスを聞いて。
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改めてハイラインを形作るコミュニティーの偉大さを実感した1日でした。ハイラインは素敵なパブリックスペースだと思いますが、そのスペースを形作る人々が本当に大好きだと改めて感じました。
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2014年9月19日 (金)

ブロードウェイのパブリックアート

ちょっと雲が多い金曜日のニューヨーク。昨日よりは涼しくなり、1日雲は出ても雨は降らない予報です。

今朝もスコットランドの独立が投票により否決されたニュースでもちきり。個人的には独立に反対だったのでほっと一息といったところです。これから色々な分析をまとめたものを読みたいと思います。

地元ニュースとしてはミネアポリスからJFK空港に移動していたグループがJFKで短時間拘束された事が話題となっています。なんでもグループの内の何人かが『ISIS』(イスラム国)というロゴの入ったTシャツを着ており、内1人は『ISIS』と書かれたバッグを持っていたそう。

これからイスラム教及びキリスト教の祝祭季節が到来することから、何らかのISISによる攻撃がニューヨークに加えられるのではないかという懸念が高まっており(インテリジェンスによる情報は無いそうです)、公共の場で警官を増員してセキュリティーを強化することが昨日発表されたばかり。タイミングが悪いというか、なんだってそんなロゴが入った衣服を身に着けてるんだというか。

ISISに共感する多くのイギリス人及び少なくない数のアメリカ人の若者が居ると考えられることから、アメリカへの入国が簡単にできて、何らかのテロが行われるのではないかと人々が心配している折。お互い行動には気を付けたいものです。
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さて、今回は2014年9月17日(水)~2014年2月までブロードウェイのコロンバスサークルから166丁目迄の広範で展示されているパブリックアート『Broadway Morey Boogie』のご紹介です。
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とは言っても、私が見たのはコロンバスサークル(Columbus Circle)に設置されたアートのみです。この作品はホイットニー美術館を始め海外の美術館にも作品が展示されているアーティストJOANNA MALINOWSKA氏のもの。

MALINOWSKA氏は人類学に興味があり、人類の起源や昔の文明をテーマにした作品が多いそう。今回の作品は現代の文化と古来からいる生物の融合をテーマにしているとの事。
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ですが、間近で見ると単純にとても可愛くて和みました。沢山の人が立ち止まって写真を撮ったり眺めたりしていましたので、多くの人にアピールする魅力がある作品なのだと思います。

2014年9月18日 (木)

ウエストヴィレッジのお気に入りカフェ

朝から気持ち良く晴れている木曜日のニューヨーク。今日は日中暖かくなるようですが、夕方には涼しくなる予報です。

どのメディアもスコットランド独立の是非を問う投票の話題でもちきりです。遠い昔にイギリスからスコットランドを巡るバス旅をしたことがありますが、確かにその時にはスコットランドはやっぱりイギリスとは違うんだなと感じた印象が残っています。

とは言え、独立するかどうかは別問題。どのような結果が出るのか楽しみです。
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さて、今回は大好きなウエスト4thストリートにあるカフェ『Café Minerva』です。
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マンハッタンに住んでいるとお気に入りの通りが自然とできて、目的地に行くためにその道を通ることが多くなります。そんなお気に入りの1つがWest 4th Street。ニューヨークらしい町並みが残るウエストヴィレッジの中でも、碁盤の目に沿っていない斜めに横切る細い道に素敵な建物が並び、ストリートアートに出会う事も多い通りです。

その道を通るたびに入ってみたいと思っていたのが今回ご紹介する『カフェ ミネルバ』です。外から見るとイタリアにあるバールのような雰囲気で(イタリアには行った事さえないので完全にイメージですが)、シンプルな店内にテーブルとカウンターがある様がリラックスできそうだと思っていました。
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お店の真ん中にカウンター席があり、両方の壁際に小さなテーブル席が並んでいます。また道に面した大きなガラス窓にもカウンター席が両側に並んでいます。

私達はドリンクを飲みながらつまみたい気分だったので、カウンターに並んで腰掛けました。入店したのは週末の夕方。お店はほぼ満席でしたが、心地よいざわめきの中にゆったりとした雰囲気が感じられて、忙しくは無く居心地抜群でした。
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このカフェではワイン1本を$20で飲める為お酒を飲むならボトルで頼むとお得だとウェイターさんが親切に教えてくれたのですが、夫はワインに悪酔いしてしまう性質ですし、私もそこまで飲みたい気分ではなかったので其々ドリンクをオーダーしました。が、友達と4人くらいで訪れてボトルのワインを頼めばリーズナブルに楽しめることでしょう。

また無料のWiFiも完備されているので、ワインを1本だけ頼んでカウンターに座ってずっとPCで作業をしている人が居たり。観光客がコーヒー一杯飲んで直ぐに出て行ったり、友達同士でワインでお喋りしていたり、カップルがしっぽりと楽しんでいたりと客層も様々でした。
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私が雰囲気以外でこのカフェを気に入ったのが、カウンターに並んでいて美味しそうだったので注文した『ダブル・オレンジケーキ』。これがおばあちゃんが作ったような素朴ながらも非常に香り高く美味しいケーキだったんです。

あんまり美味しかったのでウェイターさんにケーキの名前を尋ねたところ、「持ち帰りもできるよ?持って帰る?」と営業をかけられました。その日はお腹いっぱいで断ったものの、今後お持たせとかで買うのに良いな・・・と脳内メモをした一品でした。
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スパークリングワイン+ビール+クロスティーニ+ダブル・オレンジケーキで約$40(TAX+チップ込)だったと記憶しています。いい値段でしたが楽しめたので大満足。スパークリングワインが高かったので、メニューを選べばリーズナブルに楽しめると思います。

Café Minerva
304 W 4th St
Manhattan, NY 10014
TEL: (212) 242-4800

2014年9月17日 (水)

LGBTコミュニティーセンターのレクチャー

朝から気持ち良く晴れている水曜日のニューヨーク。今日は1日涼しく、気持ち良い秋晴れとなる予報です。

スタテンアイランドにあるフレッシュキルズごみ捨て場を公園に作り替える計画が去年から本格化しています。その計画に興味を持ってもらうため、年に1日だけフレッシュキルズが一般公開されるイベント『Sneak Peak』があり、今年も2014年9月28日(日)に開催されます。

スタテンアイランドフェリーのターミナルからフレッシュキルズに行くシャトルバスが運行され、フレッシュキルズ内ではサイクリング、カヤック等のアクティビティーが楽しめます。お子さん向けにクラフト教室や凧揚げ、フェイスペインティング等も用意されるそう。

無料のガイドツアーがあったり、屋台が並んで食事が楽しめるスペースがあったりと、盛り沢山の内容。今年こそニューヨークにある広々とした空間を楽しみに行きたいと思っています。
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さて、今回は2014年9月16日(火)にレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー・コミュニティーセンター(The Lesbian, Gay, Bisexual & Transgender Community Center)で行われた火曜日のレクチャーシリーズについてです。
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友人がたまたま見つけて誘ってくれた昨晩のレクチャー。昨晩のお題は『When the Mafia Ran Gay Nightlife in NYC』でした。

そもそも大好きで全てのエピソードを聞き終わったNYCの歴史について語るポッドキャスト『Bowery Boys』を紹介してくれた彼女。お互いに歴史に興味があり面白そうだから、と誘ってくれたわけです。
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『Bowery Boys』の中で『The Stonewall Riots』(ストーンウォールの反乱)について語ったポッドキャストがあり、その中で如何に当時のゲイバー、LGBTコミュニティーの社交場がマフィアに牛耳られていたかという説明があったために興味を持っていたトピックでもありました。

会場となったコミュニティーセンターはLGBTの人々が多く住み、文化としても活発に活動しているウエストヴィレッジにあります。LGBTの若者における自殺率が異性愛者の若者のそれに比べ顕著に高い事を憂慮してか、若者向けのワークショップやレクチャーを積極的に行っているようです。勿論あらゆる年代のLGBTメンバーの支援やイベントを開催しています。
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その一環として毎週火曜日に様々なLGBT関連トピックについて専門家を招いて講演するレクチャーシリーズを行っており、昨晩はたまたまNYCにおけるマフィアとゲイコミュニティーの関係についてのレクチャーでした。

レクチャーは午後7時から始まり1時間程。小さな会場でしたが満席でした。1930年迄はLGBTが嫌悪の対象とされておらず映画等にも頻繁に登場していた事、それが何故か未だに解らない理由によって1930年頃から映画や公共の場からその存在を消された事、禁酒法時代から酒類を密造し警察と癒着してバーを半ば公然と経営できるマフィアが力をつけたこと、1965年にニューヨークで「ソドミー法」と呼ばれる同性愛行為に対する刑事犯罪法が制定されたことによりゲイバーを経営できるのは実質的にマフィアだけになったこと、それがストーンウォールの反乱によって徐々に崩れていったこと等が面白おかしく紹介されました。
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その後40分程Q&Aの時間が設けられたのですが、次から次へと質問があり。実際にマフィアが運営していた当時のゲイバーで遊んでいたお年を召したゲイの男性複数がご自分の体験を嬉々として語っていたりして、楽しい時間でした。

レクチャーしてくれた『The Mob and the City: The Hidden History of How the Mafia Captured New York』という本の著者であるC. Alexander Hortis氏が話し上手で、トピックに情熱を持っているのが分かる語り口で余計に楽しめました。

何故かストーンウォールやクリストファー公園に行ったことがない私。近い内に散歩で訪れたいと思います。

2014年9月16日 (火)

ニューヨークの風景

午前中に雨が降る予報の火曜日のニューヨーク。そのせいか日が短くなっているだけなのか、朝7時になっても薄暗く電気が必要です。

秋になって無料イベントがすっかり減ってしまいましたが、9月一杯ガバナーズアイランド(Governors Island)で無料のアートイベント『Governors Island Art Fair 』が毎週末開催されているそうです。このフェアは今年で7回目を迎えるそうで、100室にも亘って地元及び国際的に活躍するアーティストの作品が展示されています。

もう少し早く気づいていれば・・・。
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さて、この1週間ほど外出ができずネタに尽きてきたので、今回は最近撮り溜めた風景のご紹介です。
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ハイラインから見える壁。ニューヨークが人種のるつぼと呼ばれるのがうなずける風景。

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ウィリアムズバーグにある元教会。今はイベントスペースに改装されたように見えます。

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ウィリアムズバーグで見かけた花壇。

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ウィリアムズバーグはストリートアートの宝庫。

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大好きなW4thストリート。お洒落なカフェやレストランも多く、ニューヨークらしさを味わえるお気に入りの散歩道です。長い間W4thストリートと8thアヴェニューが交わる辺りが工事中で歩きにくかったのですが、小さな緑地帯が完成して綺麗になっていました。ハイラインと似ている植物が植えられているので、連続性が感じられます。

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ハイラインを跨ぐ様に建つスタンダードホテル。最上階&屋上にあるバーやワシントン・ストリートに面してあるレストランやビアホールは大賑わいですが、ハイラインから見上げる分には空を映して静かな存在。

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ハイラインは夕日を眺めるにも良いスポットです。
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もう4~5年は見ることができなかったカーネギーホールの外観。やっと工事が終息に向かっているようで、足場がとれました。10月から始まるシーズンでは、カーネギーの建物を記念写真に写すことができそうです。

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今週の木曜日には新たに音楽教育に取り組むスペース『The Judith and Burton Resnick Education Wing 』がオープン予定。ニューヨーク市内の子供達や音楽教師用のプログラムが開催されたり、ミュージシャンが使用できる練習スペースがあるそうです。

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夜のハイラインはロマンチックで良い散歩道。

夕日が綺麗な季節

この週末ガバナーズアイランドにおいて、今年で10回目を迎えるB級グルメ(屋台フード)のコンテスト『ベンディーズ・アワード』が開催され、今年のグランプリにはビーガンフードの『Cinnamon Snail 』が輝いたそうです。『シナモン・スネイル』は確かに美味しいですものね・・・また食べたいです。

また今年のルーキー賞に輝いたのは『Snowday』。このフードトラックはメイプルシロップを使った料理やスイーツを提供しているそうですが、現在NYCでトレンドとなっている『農家からレストランへ』をそのままに、『farm-to-truck』をモットーとして持続可能な形で育てられた地元産の材料を使っているとの事。

また、刑務所から出てきた若者を雇い、前科ののある若者の就職を支援することによって二度と犯罪に手を染めないよう助ける運動をしているそう。良い取り組みです。美味しいそうですし、営業場所をフォローして近々食べに行きたいと思います。
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さて、本日は眩暈が酷くて長時間座っていることが困難なので、昨日の夕焼け空のご紹介です。

楽しい夏が終わると寂しい気分になりますが、ニューヨークの秋と言えば『オータム・イン・ニューヨーク』と謳われる程美しい季節。多くのニューヨーカーがお気に入りの季節として挙げます。
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ウィーンに移住した友人に「ニューヨークの何が懐かしく思う?」と質問したら、「ニューヨークの秋」と真っ先に挙げていました(他にはセントラルパーク西側からタイム・ワーナービルに掛けての散歩道)。これから紅葉狩りのフェリーが出たりして、皆さん小さな秋集めに精を出します。
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が、私の秋から冬に掛けてのお気に入りポイントの1つが、夕日の美しさ。昨日は秋の到来を実感できるような美しい夕暮れでした。
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今年もまた紅葉狩りドライブの計画がありますし、美しい秋を満喫したいと思います。
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2014年9月14日 (日)

ムービングイメージ美術館で候孝賢の映画シリーズ

朝から気持ち良く晴れ渡った日曜日のニューヨーク。昨日は愚図ついた天気だったので、気持ち良いです。すっかり秋のように涼しくなりそうです。

フェイスブックを覗いていると、オレゴン州ポートランドや台北、プラハ等、友人・知人が旅先から綺麗な写真をアップしてくれていてお裾分けを貰って楽しんでいます。ボランティアをしていても、週末にアップステート(ニューヨーク州のハドソン川を遡った辺りや北部)での結婚式に招待されてプチ旅行をするという人が多くいます。

アメリカ、ヨーロッパ、アジア。そこかしこで秋旅行の季節の様です。今年はイベントに足を運んだり、映画を見たり、旅行をしたりしてアクティブに過ごしたいと夫と話しています。
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さて、今回はクイーンズ(Queens)にある『ムービングイメージ美術館』(Museum of the Moving Image)で行われている候孝賢(Hou Hsiao-hsien)監督の映画シリーズについてです。
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お気に入りのニューヨークの歴史について男性2人が語るポッドキャスト『The Bowery Boys』に登場したため知ってはいたものの、訪れる機会を作れずにいたこの美術館。動画の撮影方法の歴史、美術館があるクイーンズのアストリアの歴史、アニメーションの歴史等を紹介する展示がされているようです。

美味しいエスニック料理が沢山あり活況を呈していることで有名で、沢山の日本人が住んでいるとも言われているアストリアに何故か今まで訪れたことがなく。今回美術館を訪れたことで初めて足を踏み入れました。
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順調にいけばマンハッタンから地下鉄で30分程で到着する筈だったのですが、週末の地下鉄にありがちな工事による路線変更が行われており、一旦急行の駅まで行ってから上りの各駅停車に乗り換えて戻る必要が生じ。結局移動に1時間20分掛ってしまい、映画の前にエスクック料理を食べる計画は頓挫。

美術館のロビーにあるカフェでサンドイッチとコーヒー類、それにデザートを購入して食事を楽しみました。美術館は真っ白な近代建築で、近未来的な青い照明やカラフルな動画に彩られて不思議な空間になっています。
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カフェから見える中庭も、白い芝生が敷き詰められた不思議なスペース。1日2~3本の映画を上映しているようです。今回私達が観に行った候孝賢監督の映画シリーズは、アメリカではあまり紹介されてこなかったために注目されているらしく。

私達は雑誌『New Yorker』で紹介されていた事から興味を持って出掛けたのですが、老若男女がこぞって観に来ており比較的広い劇場は満席。チケットが売り切れて入れない人もいたようです。
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夫は日本でホウ・シャオシェン監督の作品を観たことがあったらしく、劇場で予告を観て初めて気付いて驚いていました。映画の上映の前にはキュレターや実際に3年の年月を掛けてホウ・シャオシェン監督の作品を集めて35mmフィルムからデジタルで上映できるように焼き直しをしたりした担当者、『ビレッジ・ヴォイス』に評論を書いている評論家等が紹介をして。

映画が始まったのは午後7時30分頃で、映画が終わったのは午後10時でした。昨日の作品は『パペットマスター』。日本統治時代の台湾で伝統の人形劇を続けた人間国宝の男性の波乱万丈の人生を淡々と綴った映画でした。
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実際に84歳になったご本人もインタビュー形式で登場したりして、でも基本的にはフィクションのように映画が続いていく不思議な構成でした。画面が美しく、編集の技が冴えていると感じました。また、日本統治時代の台湾を偏らずに淡々と描いているのも珍しく感じ、興味深かったです。

すっかり監督に興味を持ったので、これから2014年10月17日(金)迄続くシリーズに機会を作って訪れたいと思っています。映画のチケットを購入すると美術館への入場券もついてくるので、次回は早めに訪れて近所で世界の料理に舌鼓を打ったり、展示を見学したりもしたいです。
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2014年9月13日 (土)

光の洞窟

どんよりと曇った土曜日のニューヨーク。今日は1日曇り時々雨の予報ですっきりしない日が続きそうです。

昨晩の9時半頃、アッパーウエストの83丁目付近で銃に撃たれて2名が負傷する事件が起こったそうです。バー付近で口論した末の事件だったよう。安全な地域なだけに、嫌な気がします。

まぁ、無差別発砲じゃなかっただけ良いのかもしれませんが・・・。
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さて、今回はハイラインを跨る形で立っている人気のスタンダードホテル( The Standard, High Line )で行われているパブリックアートのご紹介です。

このパブリックアートはスタンダードホテル前の小さなプラザで展示されており、その名も『Light Cave 』。その名の通り虹色に輝く光の洞窟です。
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実際に洞窟内を歩いて通れるようになっており、夜訪れれば虹色の光に包まれてマジカルな時間を過ごせるようです。周りには大人気のスタンダードのビアホールやレストランがあり、人々の楽しげなざわめきがあるのに少し周りから隔離された感じを味わえるのではないでしょうか。

この写真はハイライン上から撮影しました。スタンダードのビアホールに行ってみたいと思いつつ、余りの混みように実現したことがないので、ビールを楽しみがてら光の洞窟も歩いてみたいものです。

2014年9月12日 (金)

追悼の光

朝は少し曇り空の金曜日のニューヨーク。でも今日は1日晴れて気持ち良い気候になる予報です。

日曜日の映画撮影の為にマンハッタンブリッジのたもと付近が冷戦時代のニューヨークに作り替えられているのが話題になっています。なんでもスピルバーグ監督が撮影している冷戦時代を舞台にした映画(トム・ハンクス氏が主演)のためのセットなのだとか。

写真で見るととても雰囲気があって素敵なので是非見たいものですが、関係者以外は入れないのでしょうか・・・。DUMBOではよく映画の撮影が行われていますよね。
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さて、今回は毎年9月11日にワールドトレードセンター跡地で灯される追悼の明りについてです。
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毎年この時期になると気持ちが重くなる訳ですが、さりとて忘れる訳にもいかないこの日。同時多発テロで亡くなった沢山の人達の冥福を祈るため、毎年この日は2本の青い光が夜空を彩ります。
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夫は昔ニューヨークに1年研修で滞在した時のオフィスがワールドトレードセンターの近くにあったため、あの付近には思い出がありますし。私も学生時代のニューヨークと言えば、2棟の高いビルがある状態で思い出に残っている訳で。
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結婚して間もない朝、何気なく朝のニュースを点けて驚愕し、急いで夫を起こした事を今でも鮮明に覚えています。ワールドトレードセンターで働いていた友人は、たまたまその日大学のクラスに登録するためにいつもより遅く出社して難を免れましたが、未だに同時多発テロは心に重くのしかかっている事件です。
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毎年この時期になると心が痛みます。ツインタワーが無いニューヨークに慣れる日がいつか来るのでしょうか・・・。

2014年9月11日 (木)

月の綺麗な日

朝からどんよりと曇っている木曜日のニューヨーク。夜8時までに所により雷雨が降るらしいので、傘の携帯をお忘れなく。

また地下鉄Rラインの3車両がベッドバグに汚染されている可能性が高いとして運行から外されたようです。涼しくなってきたとはいえまだまだベッドバグが活発に繁殖する季節なので油断は大敵。

一回自宅に持ち帰ってしまうと完璧に駆除するのに多額の費用と労力を要しますので、気を付けたいものです。洋服や本を購入して家に持ち帰る際にも、冷凍庫に2晩寝かせたりと気を付けるに越したことはないと思われます。

あぁ、気が重いですね。
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さて、今回は先週の風景のご紹介です。
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2014年9月8日が中秋の名月、9月9日がスーパームーンだったせいか、先週は日中も月が綺麗に見えて神秘的な景色が楽しめました。
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用事で出掛けた際に何枚か写真を撮りましたので、月のある景色のご紹介です。
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ニューヨークらしいウォータータワーと月の共演。

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日暮れが近づいても依然として光っています。

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日が落ちると存在感が増し。

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美しく輝きました。

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その後は悪天候や体調不良で月見を楽しめませんでしたが、綺麗だったのでしょうね・・・。

セントラルパークの小人

ここ最近急に冷え込んだニューヨーク。土曜日の夜に雷雨が降り、そこから気圧が急激に変化したせいかずっと体調を崩しています。月曜日から嘘みたいに涼しくて、長袖を羽織っていても肌寒く感じたりしますので、皆様も体調にお気を付け下さい。そんな訳で、本日も簡単に・・・。
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先日用事でセントラルパークを歩いていたら、沢山ある岩山の1つに小人が置かれていました。多分、誰かがいたずらで置いたのでしょう。
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こういう小さないたずらが随所で見られるのも、ニューヨークの魅力だと感じます。
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探したら他にもありそうですよね・・・。
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これから散歩にピッタリの美しい秋がやって来るので、早く体調を立て直してガシガシ歩き回りたいです。
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大好きな村上春樹さんの『リトル・ピープル』を思い出します。

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2014年9月 6日 (土)

ハイラインのビルボード・アート

今にも降り出しそうな土曜日のニューヨーク。夕方から夜に掛けて激しい雷雨という予報ですが、夕方までもつんだろうか・・・という感じの曇り具合です。昨日も夕方からお天気雨が降って変な天候でしたし、どうなっているんでしょう。明日は晴れて暑さも一段落するようなので、今日は我慢といったところでしょうか。

去年行きたいと思いながらも行きそびれてしまった、スタテンアイランドにできる予定のフレッシュキルズ・パーク(Freshkills Park)を1日だけ覗き見できるイベントが今年も開催されることが決定しました。

スニーク・ピーク(Sneak Peak )と呼ばれるイベントは2014年9月28日(日)の午前11時~午後4時までの予定。今年もフードトラックがあるピクニックエリアが設置され、子供向けの凧作り・凧揚げコーナーがあり、無料のウォーキングツアー等が催行されるようです。サイクリングやカヤックなどをしてアクティブに過ごすこともできそう。

今年こそは出掛けたいと思いますが…お天気に恵まれるよう祈るばかりです。
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さて、今回は2014年9月2日(火)~10月1日(水)迄、ハイラインの18丁目付近に隣接する巨大ビルボードに掲出されているパブリックアート『Triangle 』のご紹介です。
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Triangle』はブルックリンで活動中のニューヨーク出身の女性アーティストLouise Lawler氏の作品。1970年代から活躍する彼女は、アーティストの作品が展示される環境自体に問題意識を持ち、他のアーティストの作品を写真に撮り、全く違う比率や配置で表現する事で問いかけるアート作品で有名との事。
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今回の作品も3つのアート作品がモチーフとして使われています。私にはイマイチよく解らずというか、腑に落ちず・・・。綺麗だな、と思う位でしたが。
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2014年9月 5日 (金)

さよならパーティー

朝から白く霞んで湿度が高そうな金曜日のニューヨーク。明日は夕方から夜に掛けて雷雨になるようですが、今日は1日天気はもちそうです。とは言え、またムシムシとした暑い1日になるようなので、水分補給をお忘れなく。

ハイラインの第3セクションであるレイル・ヤード部分の正式な一般公開日が2014年9月21日(日)に決定したという発表が昨日ありました。オープンを記念して9月22日(月)~26日(金)迄、ハイライン上で様々なイベントが開催されるそうです。

朝のヨガや瞑想、太極拳のクラス、お昼時のフリーコンサート、ラテン音楽のダンスパーティー、屋外映画鑑賞、ハイラインのガイドによるツアー、地元に住むニューヨーカーによるストーリー・タイム、星の鑑賞会等の大人向けの無料プログラムだけでなく、お子様向けのクラフトが楽しめるエリアや食育のイベント等、バラエティー豊かなプログラムが用意されています。

全部無料だし利用しない手は無い!と時間が許す限り足を運んでみたいと思っています。
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さて、今回はボランティア仲間が引っ越しに伴いボランティアを辞めることになったために開催されたサヨナラパーティーについてです。
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去年から新たに始めたボランティアでは、覚えなければならない知識も多く、仕事に慣れるまで勉強したり、実地で訓練を受けたりと結構大変でした。そのため毎週1回、多いときには2回シフトを入れて、多くの時間をボランティアに割いていました。

でも自分一人でできる事には限りがある訳で。そんな不安な気持ちで臨んだ初めてのシフトでパートナーになった女性が、さよならパーティーの主役の女性でした。彼女はハイラインが公園になる前、フレンズ・オブ・ハイラインができた当初からのボランティアで、ガイドやインフォメーションデスクでビジターからの質問に答えるグリーターと呼ばれる仕事で活躍していたので、沢山の事を教えてもらいました。
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それから2か月程、毎週の様に彼女と同じシフトで仕事をして、実際的な知識や対応の仕方を教えてもらったり、盗んだり。ビジターが質問に来ない時間には、彼女と沢山お話をしました。

彼女とはいつも午前中のシフトで2時間一緒に働いていたのですが、毎回クッキーやクロワッサンを持ってきて共有してくれました。私だけでなく、通り掛るハイラインのスタッフさんも皆呼び止めては、その日のご褒美を分けては話をしていました。
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教育係として働くことも多く、こなす役職が多く、創始者の2人とも近しく、そしてボランティア歴が非常に長いことから、ハイラインのスタッフさんもボランティアも、多くの人が彼女を知っていました。彼女は既に退職していたのですが、いつか温かい土地に移住してみたいと話されていて。

今回その夢を実現させて、カルフォルニアに移住するためにボランティアを辞めることになり、さよならパーティーが開催されました。主催者はボランティア・コーディネーターを務める女性。ボランティアをする彼女の写真を入れた台紙に皆で寄せ書きをして額縁に収めたプレゼントを用意したり、彼女の好きなピザをオーダーしたり。忙しい時期にも関わらず、準備に余念がありませんでした。
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辞めてしまう彼女の人徳で会場には多くのボランティアとハイラインスタッフが集結。多分40人以上はいたのではないでしょうか?創始者のジョシュアさんも顔を出し、賑やかなパーティーとなりました。

パーティーの中盤から代表者から去りゆく彼女にお別れの言葉が贈られ。それへの返礼として彼女がお話をしてくれました。彼女はカナダのケベックにある孤児院で育ち。子供の頃、ブルックリンに住むアメリカ人ご夫婦に養子として引き取られてニューヨークで暮らし始めて以来、ずっとニューヨークで学校に行き、定年まで働いていたそう。
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そんな彼女にとってハイラインで知り合った人達は家族のようなものだと。ここで皆に会えて、一緒に活動ができて本当に幸せだったと、涙ながらに仰って、なんだかジーンとしてしまいました。でも、直ぐに彼女らしいウィットに富んだ皮肉を言って、また会場は笑いに包まれ。笑いと涙が絶えない、楽しい1時間でした。

定年退職してボランティアをしている女性や、今まさに仕事を頑張っている女性と雑談もできて、仕事や人生について少し考える時間を貰えたのも有難かったですし、ボランティア仲間とまた少し解りあえたのも有難かったです。
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去りゆく彼女にお礼を言いに行ったら、「今日貴方が来てくれるといいなと思ってたの。これ、貴方にプレゼントしたいと思って持ってきたの」と錆びた釘を手に乗せてくださいました。

フレンズ・オブ・ハイラインが創設されたばかりの頃からのボランティアの人達は、まだ空地状態で荒れていた高架線路に登る機会が幾度もあり、その際にそこら辺に散らばっていた線路を打ちつけていた釘を持って帰ってくることができたので、皆さん何本か釘を記念に持ってらっしゃるのです。

これは私の様に既にハイラインがパブリック・スペースになってからボランティアを始めた人間にはできなかったことで、「いいなー」と言ったことがあったのをずっと覚えてくださっていたのでしょう。沢山のボランティアが居る中で、彼女が訓練したボランティアだって何十人も居る中で、なんで私をそんなに覚えてくれていたのか解らず不思議に思いながらも、そんな特別なプレゼントを頂けるなんて思っていなかったのでとても嬉しくて泣きそうになってしまいました。
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人の縁は本当に不思議です。ボランティア先でしか会ったことがない彼女。知り合ってから1年やっと経ったかという位で、一緒に過ごした時間は本当に短いのに。連絡先を交換したこともないのに。さよならパーティーに彼女の好物をわざわざ持っていく位、私には特別な人でしたし、貴重な釘をプレゼントしてくださる位には、彼女の印象に私が残ったというのが、ニューヨークの起こしてくれた小さな奇跡のように感じます。

これを機にメールを書く約束をして別れた彼女。いつか彼女を訪ねて西海岸に遊びに行く日が来たりして・・・と、なんだか楽しい気分です。

2014年9月 4日 (木)

ウィリアムズバーグのフレンチカフェ再訪

今日も晴れ渡っている木曜日のニューヨーク。相変わらず秋は何処だという暑さになるようなので、水分補給をお忘れなく。

学生時代からの親しい友人から婚約の報告メールが届き、朝からとてもハッピーな気分です。私が日本で働いていた時期は彼女がアメリカに居たし、彼女が帰国してからは私がこちらに来てしまったしで、あまり同じ国に住んでいた時期が長くはなく。

高校時代から数えて随分長く友達をしている割には会った回数は少ないと思われる彼女ですが、友人との仲なんて会った回数や長さではないんですよねぇ。未だにとっても大事で親しい(と私が勝手に思っている)友人の朗報はこの上なく嬉しいものです。

結婚を機に少しの期間地方に住む事になるそうで、新しい土地での生活も含めて楽しめるよう祈るばかり。日本に居たら絶対遊びに行かせてもらうのに、残念です。おめでとうございます!
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さて、今回は以前にもブログでご紹介したことがあるクレープがうりのフレンチカフェ『Pates et Traditions』です。
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ウィリアムズバーグ(Williamsburg)の中心であるベッドフォード・アヴェニューから3ブロック程離れた少し静かな場所にあるカジュアルなフレンチカフェ。フランスのプロヴァンス料理のお店で、本場ガレット&クレープが食べられます。

人気のお店でいつも混んでいる印象ですが、今回再訪したのはレイバー・デイのロングウィークエンド中で皆さん街から出払っている上に、午後3時という中途半端な時間だったため、テラス席はほぼ満席だったものの店内は殆ど人が居ませんでした。
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相変わらずフランス語を話す適度にフレンドリーな店員さん達が、割とてきぱきと対応してくれます。ムシムシと暑い日だったので、夫はアイスコーヒーを。私はフランスといえば・・・というイメージのあるカクテル、キールロワイヤルを注文しました。
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今回も注文したガレットが非常に美味。アルコールが無くなり、冷めてしまうと少ししょっぱさが気になりましたが、兎に角美味しくて暫く無言で食べたくらいでした。新しいレストランを試したいので、余り同じレストランを再訪することがない私達が繰り返し訪れてしまう大好きな味です。
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ここに来るとあんまり美味しくて、明るくて活気のある店内が気持ち良くてデザートを食べたくなるのも恒例で。今回はお腹一杯だったのでクレープではなくキャラメルサンデーを頼んだのですが、これもと~っても美味でした。今思い出しても食べたくなります・・・。

こちらのお店は現金支払いのみで、カードが使えません。が、店内にATMが設置されていますので、その場で引き出しが可能です。
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毎度の如くカードの明細が無いので詳細な金額を忘れてしまいましたが、アイスコーヒー+カクテル+ガレット×2+キャラメルボウル+エスプレッソで約$53(TAX+チップ込)だったと思います(が、自信はありません)。

こんなお店が近所にあったらいいのになーと思わずにいられないです。でも、あったら通いつめちゃいそうだから、遠くて良かったのかもしれませんが・・・。

メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年9月 3日 (水)

イッタラのカラフェ

朝から快晴の水曜日のニューヨーク。今日も1日晴れて暑くなるようですが、湿度は昨日よりは下がるようなので少しは過ごしやすくなるのかも・・・?

最近随所で『学歴や職歴はそのままに性別を女性から男性に変えて履歴書を送ってみたら、途端に会社から1次選考合格の通知が届くようになった』とか、『履歴書の内容を全く変えずにファーストネームを一部変えて白人のアメリカ人らしい名前にしたら、途端に1次選考合格通知が届くようになった』等という記事を目にします。

以前からサービス業に従事している人達が「名前をアメリカ人風にしたら指名数が激増したり、評価がぐんと上がった」というコメントをしているのを随所で目にしていましたが、採用までそんなにも影響するなんてひどい話です。意識的に白人っぽいアメリカ人を求めているのか、それとも無意識の事なのか、まだリサーチが進まず解っていないようですが、いずれにしても怖い現象です。

特にラテン系および黒人系の名前が不利だと考えられているそうで、人種によって社会・経済的地位に偏りがあるのには、学歴の違いだけでなくこのような要因もあるのかと思うと暗澹たる気持ちになってきます。

ボランティアをしていて愕然とするのが、社会・経済的に力のない家庭で育った子達のコミュニケーション能力のなさ。働く以前の基本的動作である、笑顔、挨拶、自発的に仕事を見つける心構え、礼儀正しさ、が全くありません。誰も彼らにそのような基本を教えなかったし、家庭内で活発な会話もなかったし、愛想よくすることは身を危険にさらす行為だったのでしょうが、働くとなったらそんな事言っていられません。

彼/彼女等を見ていると、「私が雇用主だったら雇わないよなー」と正直思ってしまうのも事実。だからこそ、若いうちにきっちりと訓練してあげることが大事なのだとも思う訳です。

助けが必要なコミュニティーには適切な訓練と機会を与えながら、採用の場ではあくまでも公平に。地道にこれらの事を続けていけば、良い方向に社会は変わっていくと信じたいです。
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さて、今回は最近思い切って購入したカラフェの話題です。
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2年程前でしょうか。先日ドイツに訪れた友人がニューヨークで住んでいたアパートに夕食に招待された事がありました。その時は友人ご夫婦、ボランティア仲間のご夫婦と我々の6人での食事。

とっても料理上手な彼女がサラダとポテトグラタンの様な料理を作ってくれ、デザートにアイスクリームにフルーツのマリネを添えたものを出してくれて、皆で舌鼓を打ちました。彼女はパパッと料理を作りますが、どれもこれもとっても美味なんです。

その時にテーブルにカラフェに入れた水が置かれていて、初めてカラフェ(ピッチャー)の便利さに思い至りました。夫がよく水分をとる人なので、食事中にコップが空になってしまい注ぎ足しに席を立つことが度々あったのに、何故かカラフェに思い至らなかったのです。
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その時からず~っとカラフェが欲しいと思い続けていたのですが、フィンランドに旅行した際イッタラ(Iittala)に惚れ込んで後、今後カラフェ等を購入するならイッタラが良いと思い続けており。イッタラの直売店がアメリカには無いことから、何となく買いそびれていました。

ですが今回またドイツで彼女のお宅にお邪魔して。一緒に食事をする際には必ずカラフェに入れたお水が食卓に登場しており、やっぱりカラフェが欲しい熱が高まってしまい。

とうとう我慢できずに、カラフェとコップをネットで購入してしまいました。ついでにイッタラのお揃いのラインの小鉢も購入。コップは今年2個割ってしまった為にそもそも足りなくなってきていたのですが、小鉢は完全に欲しかっただけ。
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アイスクリームやヨーグルト、フルーツ等を食べるのにピッタリそうで、欲しくなってしまった訳です。早速食事のたびにカラフェとコップは活躍中。購入して良かったと大満足しています。

専業主婦になってから、日本で仕事をしていた時よりも沢山料理やベイキングをするようになったので、只でさえキッチン用品が欲しくなってしまうのに。海外に旅行すると、何かしらテーブル回りの物に惚れ込んで帰ってくるのは困りもの。とは言え、それらを目にすると楽しかった時間を思い出して幸せな気分にもなる訳で、少々の贅沢は許してもらいたいのですが・・・。

休暇のあり方

ムシムシと暑い1日となった火曜日のニューヨーク。まったく正式に暦の上で秋になった途端こんなに暑くならなくたって・・・という位、汗だくになる1日でした。エレベーターに乗っていても、「これからあの湿気の中に突入しなきゃならないのかと思うとうんざりね!」とか、皆さんぶつくさ言っていました。

人気TVドラマシリーズ『フレンズ』が大好きな友人が、『フレンズ』誕生から20周年を祝って2014年9月17日(水)~10月18日(土)までの約1か月間199 Lafayette St.に劇中に度々登場したコーヒーショップ『Central Perk』を模したコーヒーショップがポップアップ・ショップとしてオープンするというニュースに大興奮しています。

なんでもドラマに登場した通りの内装や家具で、特別イベントにはドラマ中のカフェ店員役だった役者さんも登場するとの事。訪れた人は実際にコーヒーなどのドリンクを楽しみながら、出演者のサインを見たりして楽しめるそうです。

『フレンズ』の大ファンという訳ではありませんが、話の種に行ってみようかな・・・と興味は惹かれています。行列次第ですね。この期間中にニューヨークに旅行される方は、SoHo巡りのついでにチェックされていはいかがでしょうか。
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さて、今回はドイツ旅行についてボランティア仲間と雑談していて教えてもらったニュースについての徒然です。
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以前からウィーンおよびドイツ旅行の写真を見せると約束していたボランティア仲間に、昨日やっと写真を見せつつ旅行で感じたことについて雑談をしました。その中で「いつも休みとはいえ毎日メールをチェックして、朝晩メールの返事を書いていた夫にとっては、4日間一切メールを書いたりしなかったのが非常に新鮮で良い経験になったみたい。」と話していたら。

「そういえば、ドイツの自動車会社であるダイムラー(Daimler)が、休暇中の社員のE-mailが自動的に他の担当者に転送されたり、送信元に「現在○○は休暇中です」という自動メッセージが送信されたりして、社員のメールボックスにはそれらのE-mailが一切残らず削除されるというシステムを導入したことがニューヨーク・タイムズ紙で話題になっていたよ」と教えてくれました。
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その制度の適用に応募すれば、社員のメールボックスには休暇中に送信されたE-mailが全く残っていない状態になるそうで、休暇中に旅先でメールのチェックと対応に追われることもないばかりか、休暇明けに膨大な量のE-mailの処理に莫大な時間を費やす必要もなくなるのだとか。

それを聞いた時の私の反応は、「そんな事可能なの?!」というもの。技術的にという意味ではなく、仕事の回し方として成り立つのかな?と結構懐疑的な気持ちになりました。が、よく考えれば組織に属して仕事している以上、1人の人しか把握していない仕事があるべきではないわけで、だとすれば休んでいる人の代わりに他の人が責任を担うのは可能であるべきだし、不可能なことではないと感じるようになりました。
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ですが、やっぱり仕事を取り合う、職場の同僚も敵という環境の場合が多いアメリカ社会でもこの制度には懐疑的な意見も多いようで。「どうせ大事なE-mailなんてほとんど無いんだし、本当に大事な要件であれば休暇明けに再度何らかの連絡がある筈なんだから大賛成」という意見もあれば、「休暇明けに溜まったE-mailを処理するのは仕事モードに戻るのに丁度良い作業だから、今のままで問題ない」という意見もあり。

もっと切実だと、「自分が居ない間にチームによって話し合われた内容から疎外されてしまうのは出世に関わる」という意見もあり。仕事内容や職場環境、立場による違いもあるので一概に全ての人にベストな方法なんてないのかもしれません。
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私がもしダイムラーで働いていたら、この制度の適用を希望するかと今問われたら、正直迷うと思います。休み明けに自分が居ない間の動きとかを把握しておきたいと思ってしまいそうな気がします。

でも、その一方で魅惑的なシステムだとも思う訳で・・・。そもそも今回のダイムラーの決定は、フランスの小売りチェーンが社員に向けて自宅に居る時には仕事関係のメールに対応しないよう呼び掛けたり、フォルクスワーゲンが定時と同時にE-mailをシャットダウンすると決定した事に感化されたものなのだそう。
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アメリカの会社も見習うべきだという意見があるようですが、今のところそのような動きは見られないとの事。全消去は怖いので、先ずはメールをチェックする時間を自分で制限するところから始めてみるのが良いのかもしれませんね・・・。

皆さんはどう思われますか?

2014年9月 1日 (月)

ウエストヴィレッジのオーストラリア風カフェ

快晴の月曜日のニューヨーク。レイバー・デイで祝日のせいか、何となく静かな朝を迎えています。

昨日は午後4時45分から5時半に掛けて激しい雷雨が降りました。道は川になってしまうし、水煙で視界が悪くなるしで、傘ではとっても凌げなそうだったので、偶々食事をしていたレストランで時間を潰させてもらいました。

今日も所により大雨の予報。お出かけの際には折り畳み傘を携帯の上、雨に当たってしまったら30分程何処かに避難する必要がありそうです。
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さて、今回はウエストビレッジにできたオーストラリア風カフェ『Bluestone Lane』のご紹介です。
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数か月前、ニューヨーク・タイムズ紙が『ニューヨークにオーストラリア風のカフェが次々出現している』という紹介記事を掲載しました。なんでもオーストラリアの人達は自国式のカフェがニューヨークに無い事を非常に残念に思っており、ニューヨーカーに自国のカフェ文化を紹介したいと思っていた、との事。

記事を読む限りにおいて、多分日本でいうカフェ飯が食べれるカフェなんだろうな・・・。日本人にしてみれば日本のカフェと変わらないんだろうな…。と思いつつも異国の文化や食べ物には興味を惹かれるもので。早速ウエストヴィレッジに登場したカフェに足を運びました。
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訪れたのは土曜日の午前10時半位。外から見たら満席で待たなければいけないように見えましたが、奥に小さなテーブル席が並ぶ部屋があり、その奥には中庭の席があったので、直ぐに座ることができました。因みにレストランを出る12時過ぎには通りで席を待つ人達が居ましたので、待ちたくなければ時間をずらした方が良さそうです。

カフェの内装はインダストリアルとナチュラルのミックステイストですっきり。どのセクションも光に満ち溢れていて、気持ち良いブランチにピッタリでした。

客層はバラバラ。若者グループも、女性の友達同士も、男性の友達同士も、ご年配のご婦人の1人ブランチも、親子連れも。色んな組み合わせの人達が食事を楽しんでいました。
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メニューを見る前にドリンクを聞かれてしまったので、適当にオーダーしてしまったのですが、メニューを見てみるとイギリス式(?)のLong BlackとかFlat Whiteとかがあって、試しに頼んでみたかったと後悔。次回は是非試してみたいと思います。

フードメニューはメルボルンを中心に活躍中のシェフが作ったというグルテンフリーのラインアップなのだそうで、どれも美味しそうで凄く迷いました。が、私はそば粉のバナナブレッドを選択。リコッタチーズ、NY産の蜂蜜とBee Pollen(蜂花粉)がトッピングされているというもの。
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Bee Pollenが花粉症に効果があり、免疫力を高めるという話を聞いていた為興味があったのです。ただ、科学的に効果が確認されていないそうなので、気持ちの問題位に思っておいた方が良さそうですが。Bee Pollenとは蜂が後ろ足で団子状に固めた花粉の事で、固める過程で蜂の唾液が含まれる場合があるとの事・・・。現時点では人体に有害ではないと考えられているそうですが、花粉にアレルギーがある方が食すると、激しい反応が出てしまう場合があるそうなので、ご注意ください。

見た目は小さいのですが、非常にお腹に溜まるブランチでした。上にのっていたリコッタチーズと甘いバナナブレッドの組み合わせが絶妙で、とっても美味でした。
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夫が選んだアボカド・スマッシュも非常に美味しかったです。シンプルだけれど、食物の滋味が感じられるような、でも洗練もされているような食事で、雰囲気も含めて楽しめました。

オーストラリアのカフェの特徴として「アメリカと違って、全てテーブルサービスだ」という事を上げていたのですが、日本のカフェと同じ感覚で食事ができます。会計もテーブル会計である所だけが、日本と違う点かな?という位。でも、メニューがアメリカのカフェとは違って特徴があると感じました。

現金で支払ってしまったので正確な値段を失念しましたが、多分$40弱(TAX+多めのチップ込)だったと思います。是非またブランチや友人とのディナー等で利用したいと思ったカフェでした。
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Bluestone Lane
55 Greenwich Ave
New York, NY 10014
TEL:
(646) 368-1988
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

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