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2014年10月

2014年10月31日 (金)

ガンズヴォート・マーケット

朝からどんよりと曇っている金曜日のニューヨーク。今日はハロウィーンですが、夜から明日の朝に掛けて雨の予報。パレードが終わる迄は雨が降らないと良いですね。日曜日は晴れて冷え込むようです。

昨日スーパーマーケットで買い物をしていたら、おばあさんがおもむろにお腹にブロッコリーを隠している場面を目撃してしまいました。茎の部分をズボンに突っ込んで、ジャケットの下にブロッコリーを隠していたのですが、勿論お腹はぽっこり。

いやいや、駄目でしょ?!と思いつつ、あまり裕福そうではないおばあさんでしたし、盗もうとしていたのがブロッコリーだったので、なんだか切実さが伝わってしまい。何もする気が起きずに黙っていました。

これから感謝祭やクリスマスに向けて食糧関係の寄付を募る運動が活発化する季節。今年も寄付しなくちゃという気分になる出来事でした。
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さて、今回は最近オープンしたばかりの食品関係のお店が集まったマーケット『Gansevoort Market』のご紹介です。
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ハイラインができ、周りにお洒落なブティックや飲食店が並ぶようになり、ミートパッキング地区(Meatpacking District)はすっかり高級路線のお洒落な場所に生まれ変わりました。そんな中で古い石畳の道と倉庫/工場の建物が残るガンズヴォート通り(Gansevoort Street)に小さな食品関係のお店が並ぶマーケットが誕生しました。

倉庫か工場だったと思われる古いレンガの建物は長らく利用されている気配がなかったのですが、先日通り掛ったら広いスペースを利用したマーケットになっていました。ニューヨークではフードマーケットが流行しているようで、ここ数年至る所に新しいマーケットが開いていますが、ガンズヴォート・マーケットも同じようなコンセプトのように見受けられました。
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私が訪れたのはどうやらオープン初日だったようでまだまだ空いており、一番奥にあるアンティークっぽいテーブルと椅子が並べられたスペースはがら空きでした。が、ハイラインの南端と目と鼻の先、チェルシーマーケットからも歩いて行ける距離にありますので、今後観光客で混みあいそうです。

近郊の農場で作られた野菜や乳製品を販売するお店があるのが、市場っぽくて面白いと思いました。また他にパン屋もあり、近所に住む人が買い物に来る事も想定して作られているらしいのが感じられました。

他はサンドイッチ、タコス、フランス風クレープ、ロブスターバー、タパスバー、ギリシャ風ヨーグルトバー、寿司カウンター、カフェなんかが入っていました。観光の合間にちょっと食事をするにも、ハイラインで冷えてしまった体を温める為にコーヒーブレイクをするにも便利そうです。
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私は試しにギリシャ系のパンを販売している『Gansevoort Bakery』で如何にもギリシャといった印象のあるホウレン草とチーズのパンを購入。またSmorgasburgの屋台で知られる『The Bruffin』というお店も試してみました。

なんでもブリオッシュとマフィンを掛け合わせたものだそうで、甘い菓子パン系と食事系があり、其々国の名前が付けられています(日本だったら照り焼きチキン、ネギ、胡麻が入っているというように)。ドイツ(フランクフルト、ザワークラウト、ゴーダチーズ、マスタード)とフランス(ベーコン、グリュイエールとブリーチーズ)等を試しましたが、フランスが好きでした。

ブラフィン1つと大きなホウレン草パンが同じくらいの値段だったので、今後はパンでいいかな・・・とは思いましたが、ブラフィンには可愛い旗が付いているので、立食パーティーなんかには良さそうです。
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これからの季節ハイラインの屋台が無くなってしまいますので、散歩のついでに立ち寄ろうと思います。

Gansevoort Market
52 Gansevoort Street (between Greenwich and Washington Streets)
マーケットのHPはこちら。まだ何の情報もアップされていません。

ハロウィーンの様子

少し寒くなった木曜日のニューヨーク。なんだかやりたいこと・やるべきことがありすぎて、毎日あっという間に過ぎてしまいます。今週末はもう11月だなんて信じられません。

さて、今回はハロウィーンの街の様子をご紹介します。
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ニューヨークで5年過ごしている間に日本でも随分とハロウィーンが定着したようで驚いています。が、今朝アメリカ人のご婦人と話していたら、アメリカのハロウィーンも昔からこんなに血塗られた感じではなかったとの事で徐々に変わってきているそうです(多分、昔から日本人からしたらグロテスクで怖いテイストではあったと思うのですが)。
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血の付いた体の断片(手、足、首など)が庭に飾られていたり、臓器を食べているようなコスチュームが目につくようになったのは最近なのだそう。また、5年程前に家を訪ねてきたティーンネイジャーがお菓子を全て奪い取ろうとした上、逃げ去る際に「KKK」と叫んだのだそうで、「すっかり物騒なお祭り騒ぎになってしまった」と嘆いていました。
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今週は南部の庭で『Happy Halloween』と書かれたプラカードが胸の所に貼られた黒人の人形が木から吊るされていたことが物議を醸していたそう。そこまでいくと悪意しか感じません。一部の人は鬱憤を晴らす良い機会として捉えているように見受けられます。
004加えて、今年はエボラの流行を受けてハロウィーンによく売れるチョコレートを使ったお菓子が軒並み値上がりしたことがニュースとして取り上げられていたようです。が、看護師さんのボランティア仲間は「世界中が大変な事になっている時に、ハロウィーンのお菓子が10セント値上がりしたと騒ぎ立てるなんて、アメリカ人はなんて傲慢なんだ!」と憤慨されてました。

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とは言え、一部で行き過ぎた人が居たり、お祭り騒ぎが過ぎたり、既に子供達の為のイベントでさえなくなっているという議論があっても、ニューヨークの大人達がこのイベントを宗教とは関係なく楽しんでいるのは間違いなく。今年はどんな仮装をするかで盛り上がっていました。
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ミニーマウスや開拓時代の服装、海賊やTシャツに「エボラ」と書いたものを着るとか、皆さんはしゃいでいました。友人も「何年もニューヨークに住んでいるのにハロウィーンパレードを見たことがないから、今年こそ見てみようかな」と言っていましたし。しかしながら、私達はニューヨークに何年住もうと日本人。なので今年もハロウィーンらしいことは何もせずに過ごす予定です。
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・・・となんだか悲しい話題が多くなってしまいましたが、イベントは楽しんだもの勝ち。安全に慎ましやかに楽しいハロウィーンをお過ごしください。

2014年10月29日 (水)

遠い太鼓

朝焼けが美しかった水曜日のニューヨーク。今週末はもう11月なのだと、昨日ボランティア仲間と話していて初めて気付きました。バタバタとしている内に、時間があっという間に過ぎてしまうので驚いてしまいます。

今朝はハワイのキラエウア火山から流れ出した溶岩が民家に到達しそうなために避難が呼びかけられている事がニュースになっていました。なんでも今年6月に噴火したらしいのですが、溶岩のコースが変わって民家が飲み込まれそうだとの事。

ただ、流れは非常にゆっくりなので、自宅の様子を見たりしながら避難することができるそう。また、現時点では強制避難勧告が出ている訳ではないようで、人身に被害は及ばない見通しの様です。朝からいきなり溶岩の話で少し驚いてしまいました。
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さて、今回は昨晩カーネギーホール(CARNEGIE HALL)内のザンケルホール(Zankel Hall)でアメリカ初演されたミュージカル『A Distant Drum』(遠い太鼓)の感想です。
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カーネギーホールでは今シーズン南アフリカの音楽を紹介する『UBUNTU: Music and Arts of South Africa』フェスティバルを開催しています。昨日、アメリカ初演を迎えたミュージカル/劇『A Distant Drum』はUBUNTUフェスティバルの一環としてカーネギーホールが依頼して制作された作品。

実在の人物Nat Nakasa氏の人生をアフリカ音楽、クラシック、、ジャズを融合したような不思議な音楽に乗せて3人の俳優さんが約2時間に渡って休憩なしで演じるというものでした。チケットをプレゼントしてもらったので、夫と2人で楽しんできました。

最近2人とも忙しくて芸術から遠ざかりがちでしたが、南アフリカの事を全く知らないため興味があった事、最近アフリカ音楽とクラシック音楽を融合した音楽を気に入って聞いていた事、アパルトヘイトや1960年代の知識が無いため知りたいと思った事、を理由に昨日は時間を作って出掛けることにした訳です。
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私はあまり現代クラシック音楽が好きでない傾向があるので、今回のミュージカルも音楽にはあまり期待していなかったのですが、実際に聴いてみたら生の演奏と録音されたアフリカ音楽が見事に融合していて演奏に惹き込まれました。物語は田舎から南アフリカ最大の都市、ヨハネスブルクに夢見がちな青年Nat Nakasa氏が使い方を知らないテニスラケットとタイプライターを抱えて移り住むところから始まり。

1960年代に南アフリカのマンハッタンと呼ばれていたヨハネスブルクでも地位を築いていた『Drum』という雑誌の記者として活躍しながらニューヨークを夢見る様が、影の様に付き纏う白人警官との辛辣なやり取りの中で語られます。そんなナカサ氏にアメリカ人のゴッドファーザーがハーバードでの学資を出資するから留学しないかと持ちかけ。

南アフリカ共和国はナカサ氏にパスポートを発行しなかったため、出国の許可だけを持って二度と祖国には戻れないと知りながらアメリカに渡りました。が、実はゴッドファーザーはCIAのエージェントで、アメリカが冷戦を勝ち抜くために利用価値があると考えたジャーナリストや芸術家をアメリカで教育するという計画の一環で。
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ナカサ氏はハーバード大学を卒業したものの、監視下に置かれて自由に身動きが取れず。また南アフリカには冷戦が飛び火しなかったため利用価値が無いと判断されたためかアメリカ滞在ビザも延長されず。

自国には帰ることができない、アメリカの滞在ビザも切れてしまうという何処にも居場所が無い状態に陥り。その頃市民権運動で盛り上がっていたニューヨークでは、『そもそも人種に拘りたくない』という時代の先を行くリベラルな考えのナカサ氏は「黒人らしくない」、「アフリカ出身者らしくない」、「プライドが足りない」と非難され。

次第に酒に溺れるようになり、鬱症状が進み、28歳の若さで生涯を終えてしまうという悲しいストーリーでした。高い建物から落下したのですが、自殺だったのか酔っていたための事故なのか分からず終い。遺体は長らくニューヨーク州に埋葬されていたそうですが、死しても祖国に戻れないのは不憫だとの事で、最近祖国に埋葬されなおされたそうです。
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救いのない、気の重くなる内容でしたが、ミュージシャンも俳優陣も素晴らしく、観劇後はとても満足感がありました。何の関係もないのですが、大好きなエッセイ集『遠い太鼓』(村上春樹著)を思い出したりもしました。

祖国から遠く離れニューヨークに暮らしながら観ると、状況は全く違うとはいえ感じるものもあり、色々考えてもしまいました。

2014年10月28日 (火)

ブライアントパークのウィンターヴィレッジ

暖かい1日だった月曜日のニューヨーク。明日も1日天気が良く、暖かい1日となりそうです。

まだまだメディアはエボラ出血熱対策の隔離政策の変更や5歳の男の子がエボラ出血熱のテストを受け陰性と判断された事、また「エボラだー!」等と叫びながらアフリカ出身の男の子がいじめにあった事件等を報じています。が、周りのニューヨーカー達は粛々と日々を過ごしている印象です。

友人達はパンプキンをランプにして家を飾り付けたり、郊外の農家に出掛けてリンゴ狩りを楽しんだりと、秋を満喫している様子が伺えます。

明日も朝から晩まで用事が入っているのでブログが更新できそうもありません。ので、せめて今日は夜に・・・とこんな時間の更新です。
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さて、今回は来年の春先までブライアントパークに設置されるウィンターヴィレッジ(Winter Village)のご紹介です(ただし、ホリデーマーケットは2015年1月5日迄)。
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まだハロウィーンが終わってもいないのに既にホリデーマーケットが並んでいるのには複雑な気分ですが、それでも毎年楽しみにしている冬の風物詩であるウィンターヴィレッジが今年も登場しています。真ん中のスケートリンクを中心にホリデーマーケットが立ち並び、スケートリンクの脇にはカフェが登場しています。
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毎年楽しみにしているクリスマスツリーは流石にまだ登場していませんが、それでも温かい灯の点る小さなショップが立ち並ぶ様は冬の訪れを感じさせます。今年も早速ホリデーマーケットを歩いてみましたが、嬉しい事に今年もハンガリーのお菓子『キュルテーシュカラーチ』(kürtőskalács)の屋台が戻ってきていました。

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『キュルテー』とはハンガリー語で『煙突』を意味するそうで、英語では『チムニーケーキ』(Chimney Cake)と呼ばれています。他にもチリ、クレープ、ドーナッツ、トルコ料理、エンパナーダ、パイ、ソフト・プレッツェル、アップルサイダー等の惣菜・デザート系から、マックス・ブレナー、金太郎飴のような手作り飴、チョコレート、茶葉、スパイス等の持ち帰り・お土産になりそうなお店まで、幅広い食べ物系の屋台が並んでいます。
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勿論、食べ物以外にもホリデーギフトやNY土産になりそうなお店も沢山。クリスマス・オーナメントやジュエリー、手袋や靴下等の冬の小物やキャンドル、ワイプ、インテリア雑貨、食器、アート、石鹸、等々目移りしてしまう程です。

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個人的にはカラフルなクリスタルをあしらったピアスやネックレスが目を惹いた『Yumi Jewelry』が気になりました。『pamela barsky』は過去ホリデーギフトに使って好評を得ましたので、ちょっと気の利いたNY土産やギフトをお探しの方は覗かれては如何でしょうか。
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日が落ちて明かりが灯ると、いかにも冬といった風情になるもの良い風情のこのマーケット。今週は暖かくなる予報ですので、昼時に寄って各国の味を楽しむのにも良さそうです。

2014年10月27日 (月)

秋祭り

ちょっと雲が多いものの晴れている日曜日のニューヨーク。昨日は最高気温が20度を超え、とっても暖かい秋の日でした。

日本にいる友人から心配のメールが数件届きましたが、お蔭様でニューヨークはマスコミが報じるほどパニックに陥っている訳ではないと感じます。私達自身も特に行動パターンを変えようと現時点では考えていませんし。周りの人達も外出を控えたり、といった話も聞きませんし。

フェイスブックでも誰も話題にもしていませんし、街がいつもより静かだといった感じも受けません。看護師をしている友人・知人の事は心配していますが、自分達の感染の可能性が高いとも現時点では思えません。

感染が広がらないよう不安に思ってはいますが、心穏やかに平穏に暮らしておりますので、どうかご安心を。お心遣いありがとうございました。
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さて、今回は昨日開催されたハイラインの『Haunted High Line Halloween』とミートパッキング・ディストリクトの『Harvest Fest』のご紹介です。
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日本の秋祭りやお彼岸のように、アメリカでは秋になると秋の実りを祝うハーベスト祭りや実りを祝い悪い霊を追い払うハロウィーンの行事が多く行われます。が、ハロウィーンはニューヨークにおいては仮装をしてバカ騒ぎをする口実の様になっています。
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毒入りのお菓子が配られたりと世知辛い世の中になったせいか、近隣付き合いが希薄なせいか、子供達が近所を回って『トリック・オア・トリート』をしている姿を見たことはありません。が、週末ともなれば近隣のバーに血まみれのグロテスクなゾンビになった大人が集うハロウィーン・パーティーがあちらこちらで見られます。
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マンハッタンではなんといってもハロウィーン・パレードが有名ですが、それ以外にも小さなイベントは沢山行われています。昨日はそのようなイベントがあちらこちらで開催されており、友人はトンプキンス・スクエアで開催された犬のハロウィーン・パレードに出掛けて、仮装した可愛い犬の写真をフェイスブックにアップしてくれてました。我々が住んでいるアパートでも、犬の仮装コンテストが開催されると告知がされていました。
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私はというと、ハイラインの『Haunted High Line Halloween』に出掛けました。今年は14丁目~17丁目の区間で怖い凧作り、恐怖のトンネル、フォトブース、フェイスペインティング、怖いお話会やライブミュージックが行われ、沢山の家族連れが訪れていました。
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人様にカメラを向ける訳にもいかないので写真が載せられないのが残念な位、可愛らしく仮装した子供達が沢山。クラシックな悪魔、魔女、死神から、毎年見られる昆虫や動物。それに女の子達に人気のお姫様(今年は姉妹でアナとエルサになっていたり)や男の子に人気のヒーロー。

大人も負けておらず、家族で同じテーマで揃えた仮装をしているご家族も沢山見掛けました。ハイラインのスタッフさん達も魔女や職人さん、お化けや怪獣、マリオなんかに仮装していて見ていて楽しかったです。
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また、ハイライン上にハイラインやミートパッキング・ディストリクトに縁のお化けが立っていて、どのお化けか言い当てるとお菓子が貰えて、少しだけ歴史も教えて貰えるというスカベンジャー・ハント(ヒントを基に目的地を割り出していく遊び)も行われていたのですが、そのお化け役になっているボランティアさんやスタッフさんが本格的なメークや血糊で怖くて、流石アメリカというテイストでした。

10番街のスクエアにはチェックの布とパンプキン、蜘蛛の巣やカラス等が配置され、ピクニックや昼寝を楽しむ人々がいて和やかな雰囲気でした。500枚用意したスカベンジャーハントのヒントも途中でなくなってしまう程の大盛況。ハイラインは第3セクションがオープンして、益々人気のスポットとなっているようです。
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ハイラインのハロウィーンは午後3時で終了したので、その後ハイラインの南端を降りた場所にあるガンズボールトプラザで開催されていた『ハーベスト・フェスト』を少し覗きました。こちらも食べ物の屋台が出ていたり、麦藁で子供達が遊んだりと、和やか。

暖かい日差しの中で可愛い子供達を沢山見れて、癒された1日でした。

2014年10月25日 (土)

ブライアントパークのハロウィーン・ディスプレイ

朝から快晴の土曜日のニューヨーク。今日は1日風が強いものの、快晴で涼しい気候となりそうです。来週はよく晴れて暖かい日が続く予報ですので、紅葉狩りにピッタリかもしれません。

ニューヨークで初めてエボラ出血熱を発症した男性医師が確認されたニュースで昨日は大騒ぎでしたが、ニュージャージーでも西アフリカで医療活動を行っていた人が昨晩発熱したために隔離措置を取られた旨が発表されました。医療関係者への2次感染が起こらない事と発症した人達の速やかな回復を祈るばかりです。

パニックを押さえる為だと思うのですが、エボラ出血熱を発症した男性医師が帰国した金曜日から発熱した木曜日の午前中まで何をしていたのかの詳細が公表されています。ネット空間では大げさに反応している人達も見受けられますが、私の周りの人達は話題にもしませんし、至って冷静だと感じます。

私達も現時点では生活を変えるつもりもなく、平穏に生活をしていますのでご心配なく。
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さて、今回はブライアントパーク(Bryant Park)のハロウィーン・ディスプレイのご紹介です。
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秋真っ盛りのニューヨークですが、ブライアントパークには今週の火曜日から既にウィンターヴィレッジが登場。スケートリンクでは人々がアイススケートを楽しみ、ホリデーマーケットが立ち並んでいます。
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とは言え、まだハロウィーンは来週。という訳で、毎年楽しみにしているハロウィーンのディスプレイがまだまだ健在です。
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メリーゴーランドには蜘蛛の巣や・・・

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ゴーストや・・・

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ゾンビや・・・

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魔女や・・・

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ヘッドレス・ホースマンが『危険・近寄るな』のテープと共に。

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感謝祭まで飾られる秋の恵みを表すお花やかぼちゃのディスプレイにも、骸骨と蜘蛛が。

2014年10月24日 (金)

地元のはちみつ

久しぶりに青空が広がり、朝焼けが美しい金曜日のニューヨーク。今日は雲が出るものの雨は降らないようですので、涼しい秋の日和を楽しめそうです。

ニューヨークで初めてエボラ出血熱の患者が確認され、大きなニュースになっています。デブラシオニューヨーク市長も昨日会見を行い、現在に至るまで全ての手順が守られているため2次感染の恐れはないと強調していました。

ニューヨークに10月17日(金)付で帰国してから地下鉄やタクシーに乗り、ハイラインに出掛け、レストランで食事をしたりボーリングを楽しんだりしたようですが、いずれもまだ発症していない時点だったそうなので問題ないとの事。発症したのは10月23日(木)の朝。彼と接触があった婚約者や友人は既に隔離処置が取られたそうです。

空気感染しないとはいえ、やはり不安な気がしてしまいます。このまま2次感染が起きず、患者が完治してくれることを祈るばかりです。
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さて、今回はグリーンマーケットで売られている地元の蜂蜜のご紹介です。
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ニューヨークでは至る所でファーマーズマーケットが開かれ、近郊で採れた野菜や果物等を販売しています。少し規模が大きなグリーンマーケットになると、その中に必ずと言っていいほど蜂蜜を販売する屋台があります。

ヨーグルトにかけたり、料理に使ったりと蜂蜜は意外と使うもので、なるべくグリーンマーケットで地元の蜂蜜を購入するようにしていました。が、地元とは言っても通常はニューヨーク州、ニュージャージー州やコネチカット州等の周辺で採れた蜂蜜の場合がほとんどです。
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でも、先日ふとビンの蓋にマンハッタンやブルックリンの地区の名前が記載されている蜂蜜が並んでいることに気付きました。それと同時にハイラインで「ハイラインの名前が付いた蜂蜜をグリーンマーケットで見たんですが、ここで蜂蜜を作っているんですか?」と質問を受けたことも思い出し。

興味が湧いてお店の人に「この蜂蜜は蓋に書かれた地域で採られてるんですか?」と質問。するとお店の人が「日本人ですか?日本語で説明させて下さい」とおもむろに説明してくださいました(店員さんは白人男性)。英語で説明してくださった方が意思の疎通が簡単に図れそうでしたが、そのお気持ちが嬉しかったのでそのまま拝聴。

なんでも各地域にあるアパートの屋上に巣箱を設置して少量の蜂蜜を採取しているとの事。「ハイラインと書かれた蜂蜜は何処で採られてるんですか?」と質問すると、「23丁目の9番街と10番街の間にあるアパートの屋上に設置された巣箱です」との事。要はハイラインにとても近い場所に巣箱があるので、大方の蜂はハイラインに蜂蜜を集めに行っているであろうとの予測の下で書かれている訳で、本来的にはチェルシーとか書くべきなのかもしれません。
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でも並んでいる蜂蜜を見ると色が全然違っていて、各地域にある花の種類が違う事が実感できて楽しく。瓶も可愛かったので、通常同じサイズの蜂蜜であれば$8~$10位で購入できるところが$20もしましたが、地元を応援という意味も込めて『ハイライン』蜂蜜を購入しました。

他にも『Lower East Side』とか『セントラルパーク』とか『ブルックリン』とか色んな種類の蜂蜜がありました。ご自分が好きな地域の蜂蜜を買って帰ると良い思い出になりそうで、お土産に良さそうです。

ドアのマナー

朝から雨の木曜日のニューヨーク。今日は夜まで雨が降ったり止んだりだそう。只でさえ日が短くなって朝目が覚めにくいのに、こう暗いと全然目が覚めません。

既にロックフェラーセンターのスケートリンクは先週からオープンし、今週はブライアントパークのウィンターヴィレッジ(Winter Village at Bryant Park)がオープンしました。まだハロウィーンも終わってないのに・・・と複雑な気分です。

ハロウィーンと言えば、今年もハイラインで『HAUNTED HIGH LINE HALLOWEEN』が2014年10月25日(土)の午前11時~午後3時まで開催されます。沢山の仮装した子供達を見るチャンスですので、紅葉が美しいハイラインをお散歩がてら訪れてはいかがでしょうか。
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さて、今回は日々の徒然です。
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以前も書いた事がある気がするのですが、ニューヨークに居らっしゃる日本人の方達のドアのマナーが非常に残念だと度々感じます。多分、日本で自動ドアに慣れているためにドアを自分で開けるという行為そのものに脳が慣れていないせいだと思うのですが。

外国人の友人や知り合いの方、たまたま言葉を交わしただけのニューヨーカーや旅行者の方達から頻繁に「日本人は礼儀正しくて、感じが良い」とお褒めの言葉をいただきます。私も個人的にそのように感じているのですが、ドアのマナーだけは駄目だな・・・と残念に思う事が非常~に多いです。
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ニューヨークでは自動ドアなんてほとんどお目にかかりません。大型のドラッグストアくらいではないでしょうか?ほとんどのドアは手で開けて入らねばならず、消防法で道路に面しているドアは道路側に開かなければいけないと決まっているため、入るのに結構苦労します(火事が起きた際、中に居る人たちが出やすいように)。

その為、暗黙の了解で外側に居る人がドアを開け、外に出る人を先に通す。自分がドアを開けたら後続の人が居ないか確認し、後続の人が居る場合にはドアを押さえる。ベビーカーやスーツケースを持っている人の為には、後続の人がドアを押さえる。という事が行われています。

そしてドアを開けてもらったり、押さえて待ってもらった人達は、「Thank you」とその人にお礼を言うか、そこまでではない時にはニコリと笑顔を向けて謝意を伝えます。道を通っているだけの人が、ベビーカーを持っている人や杖を突くお年寄りの為にドアを開けるなんてこともしばしば見かけるほど、日常的な動作な訳です。
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でも、日本人の後についてドアを出ようとすると、後続の有無を全然確認せずに直ぐ手を放してしまうので、鼻の先でドアがバタンと閉まることがしばしば起こります。また、後続の人の為にドアを押さえると、お礼も言わずにドアも押さえずに、スーッと自分だけ出ていってしまうので、何故か沢山の人の為にずっとドアを押さえる羽目に陥ったりもします。

加えて、ドアを押さえた時に日本人の方にお礼を言われた事も数えるほどしかありません。殆どの場合、こちらの顔も見ずに当然といった風情で通り抜けていってしまいます。

別に大した事じゃないのですが、それでもとっても嫌な気分になります。そして『こんなこと、他の国の方に対してもやってるのかな…。』と老婆心ながら心配になってもしまいます。
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郷に入らば、郷に従え。他の国の方にドアを押さえてもらっている筈なのですから、ニューヨークに居る間は他の人の為にもドアは押さえましょう。加えて押さえてもらったらお礼を言うか、最低でも笑顔を向けて謝意を伝えましょう。

2014年10月22日 (水)

ミッドタウン・イーストのイギリス風パブ

朝から雨の水曜日のニューヨーク。明日まで雨が残る予報で、金曜日まで太陽がおがめなそうです。秋の長雨の季節ですね。

ユダヤ教超正統派(ウルトラオーソドックス)の男性が、女性乗客の隣に座ることを拒否して着席しなかったためにJFKからテルアビブに飛ぶ飛行機が大幅に遅延するという出来事が今度はデルタ航空機で起こったようです。以前は通路でお祈りをする集団のせいで飛行機が11時間遅延したようですし、ニュースを読んでいるといい加減にしてくれ!と腹が立ってしまいます。

決まった学区にまとまって住んで学校の方針や教育内容を自分達の宗教に沿った形に変えるケースが次々と出て問題となっていますし、ユダヤ教正統派&超正統派の人達との摩擦はこれからもっと大きくなりそうです・・・。
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さて、今回はミッドタウンイーストにあるイギリス風のパブ『The Shakespeare』です。
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地下にひっそりとあるこちらのパブ。『ウィリアム』という名前のホテルの地下に入っているので、見つけやすかったです。

パブ好きなのに以前マレーヒルに住んでいた時には気付かなかったと思ったら、どうやら2013年の年の瀬にオープンしたようです。評価でイギリス人男性が「イギリスの街角に紛れ込んだみたい」と評していたので、気になって金曜日の夜に予約なしで出掛けてみました。
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地下へのスロープを下ると本当にそこはイギリスの様。新しいお店にも係らずアンティークの家具を使ったり、壁をわざと古く見せるようにしていて、歴史あるお店の雰囲気を出していました。照明も非常~に暗く、雰囲気的には蝋燭の明りで暮らしていた時代の様です。

入口に居た男性が感じよく「5分位お待ちいただけますか?」と言うので、それくらいならばとベンチで待つことに。入口右手には立ち飲みもできるバーセクションがあって、多くの人はそこでTVを見ながら、立ち飲みしてワイワイと盛り上がっていました。
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本当に5分程で左手にあるダイニングセクションに座れました。が、私達の後に来た人たちは上階にあるもう少しフォーマルなダイニングを紹介されたりしていましたので、予約をしてから訪れたほうが安心です。
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席に座ったら隣にはブリティッシュ・アクセントで仕事について大議論する男性2人。他にもいかにも仕事帰りといったスーツの二人組が多いように感じました。が、予約していた大グループが来店してからは、一気にノイズレベルが上昇。食事しながらお喋りするにはうるさすぎて、ちょっと残念でした。しっぽり1杯やりたい時は、早めの時間に訪れたほうが吉だと思われます。

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このパブは料理も手が込んでいましたが、なんといってもビールが美味しい!こんな滑らかな泡をアメリカで飲んだことは無いと思うほど、上手い入れ方でした。カクテルも美味でしたが、断然ビールが良いと思いました。
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加えて従業員が非常によく教育されていて、すこぶる気持ち良く食事が楽しめるのもポイントが高かったです。これなら静かな時間帯に席を予約して出掛ければ、カジュアルな接待にも対応できると思ったくらいです。

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おつまみの量が少なかったので、調子に乗ってメインを頼んだら凄い量で、最後は半分残す羽目に。メインは普通のレストラン並みの量できますので、ご注意ください。
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店員さんお奨めの『スコティッシュ・エッグ』。メンチカツの中に卵が入っていて美味でした。が、味がついているのでソースのかけ過ぎにはご注意を。

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現金で支払ってしまったので定かではありませんが、ビール2杯+カクテル1杯+前菜3品+メイン1品で約$110(TAX+多めのチップ)だったと思います。料理を頼み過ぎたので、もう少し安く済んだ筈。

次に訪れるのであれば、週末の静かそうな時間を試してみたいと思います。

The Shakespeare
24 E 39th St
New York, NY 10016
TEL: (646) 837-6779
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年10月21日 (火)

フランス系の本屋さん

朝から薄曇りの火曜日のニューヨーク。今日は午後から所により小雨が降り、夜になると時々雨が降る予報です。ラジオでは所によっては夜雷雨になると言っていましたが、本当でしょうか?明日もぱっとしない天気の様ですが、今日は昨日よりは暖かくなるようです。

昨晩メトロポリタン歌劇場にて初日を迎えたオペラ『The Death of Klinghoffer』に抗議する人達が多く詰めかけ、会場前の広場は騒然としたようです。ジュリアーニ元ニューヨーク市長も駆け付け、ユダヤ系退役軍人の集団と共にオペラ上演中止を訴えました。

1991年に作られたこのオペラは1985年に起きたアキレ・ラウロ号事件に基づいているそうですが、その事件を知らないので調べたところパレスチナ解放戦線の男4人がエジプトの旅客船をハイジャック(シージャック)した事件との事。犯人はイスラエルの収容所に居た50人の仲間の解放とシリアのタルトゥースへの入港を求め、乗客乗員を人質に取り。

要求が拒否されると、車椅子に乗っていたユダヤ系アメリカ人男性乗客、レオン・クリングホーファー(Leon Klinghoffer)氏を銃撃し海へ突き落として殺害した、という事件だそう。オペラは犯人側に同情的な節がある、人種差別的だ、という理由から批判の対象になっています。

現市長のデブラシオ氏は、「見たことがない作品を批判するつもりはない」とのコメントだけ発表したそうです。芸術においては自由に表現することが担保されると良いのですが・・・。
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さて、今回はフランス大使館に最近オープンしたばかりのフランス系本屋『Albertine』のご紹介です。
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マンハッタンに住む私は、あちこちに日系スーパーや日本人の美容師さんが働く美容院等があるお蔭で日本語を話し、和食を食べて、東京に住んでいるのとあまり変わらないような生活ができます。その中でも特に有難いと思うのが、ブライアントパークの目の前に3階分の店舗を構えている紀伊国屋の存在です。

送料や手数料のためだと思いますが、日本で購入する額の倍に近い値段なので滅多な事では購入はしませんが、本が大好きな私はたまにのぞいて好きな著者の新刊が出ていないかチェックしたり、並んでいる本の装丁を眺めているだけでも大変楽しめます。買わない=なくていいいという事ではないわけです。

学生時代には紀伊国屋はロックフェラーセンターの中か前にあったと記憶しています。地代が高くなりすぎて今の場所に引っ越したのでは?と推察していますが、現在の店舗の方が広くて綺麗で買い物がし易いです。
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でもニューヨークに暮らすフランス語を母語とする方達はそこまでラッキーではなかったようで。2009年に80年の経営を誇ったフランス系の本屋さんがロックフェラーから撤退してから現在に至るまで、フランス語の本を専門に扱う本屋が存在しなかったそう。

その状況を憂いたフランス大使館の文化参事官の男性が考えたのが、『マンハッタンの家賃が高すぎて本屋の経営が成り立たないならば、大使館の敷地内に作れないのか?』という案。それが実現し、今月5番街の79丁目にあるフランス大使館の1階に誰でも気軽に利用できる本屋さんがオープンしました。

本屋の名前『Albertine』は、プルーストの『失われた時を求めて』の登場人物アルベルティーヌからとられているそう。この本屋のオープンはフランス語圏の人々にとって大きな喜びだったようで、解りもしないのにフランス語のニュースを見ていたら、ニュース番組でニュースの1つとして最後に取り上げられていました。
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オープンを記念して2014年10月14日(火)~19日(日)まで、著者によるレクチャーやディスカッションを活発に行うフェスティバルが開催されていたため、私達が訪れた際にも会場に入りきれなかった人達が本屋の2階の床に座り込んでレクチャーに聞き入っていました。ホームページを見ると、今後も沢山のレクチャーやリーディングが予定されているようです。

フランス語の本だけでなく、フランス文化を紹介する/フランス語を母語とする著者の英語の本も置かれています。加えて、全てのレクチャーは英語かもしくは通訳が付くと推察しますので、フランス語が解らなくとも楽しめると思われます(が、参加される前にはご自分でご確認ください)。そのためフランス語ができなくとも、フランス語圏の文化に興味があれば十分楽しめると思います。

私は折角なので大好きなアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ著『星の王子様』(Le Petit Prince)をフランス語で購入しました。これが読めるのは何時の事やら・・・という感じですが。何も買わなくとも美しい空間を見るだけも価値があると感じました。
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最近遊び過ぎていたので、今後は積極的にリーディングやレクチャーに参加したいと考えています。

Albertine
972 FIFTH AVENUE
NEW YORK, NY 10075
TEL:  (212) 650–0070
イベントのスケジュール等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年10月20日 (月)

マドレーヌ展

朝は快晴の月曜日のニューヨーク。昨日は長袖2枚にジャケット+帽子+マフラーでも寒く感じましたが、今日も本格的な秋の陽気になりそうです。夜遅くに所により雨が降るようですが、日中は時々曇るものの秋晴れになりそうです。

最近は急に初夏の様な陽気になったり、冷え込んだりと気温の上下が激しいせいか、周りでも体調を崩している人が多く見られます。秋の花粉も飛び始めたようで、私も鼻がぐずぐずしていますし、周りにも「体調が悪くないのに鼻が・・・」という人達がいます。皆さんも体調管理にはお気を付け下さい。

先週暖かい日が続いたせいか、まだマンハッタンの木々はやっと色付き始めたか?という感じでした。昨日から急に冷え込んでいるので、今週末こそは秋らしい景色を少しは見ることができるのでしょうか。
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さて、今回はもう終わってしまった展覧会で恐縮ですが、ニューヨーク歴史協会(The New-York Historical Society)で昨日まで行われていた『Madeline』展についてです。
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フランス系のお祭りであるバスティーユデイでチラシを貰ってからずっと行きたいと思い続けてきたこの展示。終了日に慌てて出掛けてきました。

恥ずかしながらボランティアを始めるまで絵を見たことはあったものの『マドレーヌ』という絵本の存在もキャラクターも知らなかった私。ですが、ボランティアを始めて非常に人気がある絵本だという事を直ぐに学びました。

『マドレーヌ』はパリの寄宿学校で暮らす12人の女の子達の物語。主人公のマドレーヌは7歳の赤毛の女の子。一番背が低い小さな女の子ですが、一番のお転婆さん。好奇心旺盛で活発な子です。
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物語の中ではその女の子達がヨーロッパ中およびニューヨークを冒険します。ボランティア仲間は、「マドレーヌが出版された1939年当時は、文学においてお転婆で好奇心旺盛な女の子というキャラクター自体が非常に珍しかった。主体性を持った、おしとやかではない、所謂良い子ではない女の子が主人公だという事がとても新鮮で、このシリーズが支持された理由の1つだと思う」と話していました。

ニューヨーク歴史協会で行われていた展覧会も、最終日だというのに親子連れから大人同士、老齢のカップルまで幅広い人たちで大賑わいでした。実際にマドレーヌの絵本が置かれていたセクションでは、多くの人が床に座り込んで読み聞かせをしていました。
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展示内容はマドレーヌの紹介というよりは、作者のルドウィッヒ・ベーメルマンス(Ludwig Bemelmans)氏の紹介といった趣が強かったです。ベーメルマンス氏はベルギー人の父親とドイツ人の母親の間にオーストリア・ハンガリー帝国で生まれました。

小さい頃は父親が経営していた宿で育ち、父親が家出した後はドイツのライン川の畔にあったおじさんの経営する宿で暮らしていたそう。彼はフランス語を主に話し、第二外国語としてドイツ語も話したそうですが、そのせいかドイツに移ってからは学業が振るわず試験に落第しまくったようです。
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そこで問題も起こし、矯正学校に入学することを余儀なくされるのを逃れるために、16歳にしてアメリカに移住。リッツホテルでウエイターの助手として働き始め、以降15年に渡りホテルに住み込みで働いたそうです。

だから絵や物語を書くことを学んだことはなく、全て独学。たまたま編集者の人に才能を見出され、コミックを書くことを奨励されて、コツコツとホテルで働きながら創作に励んで生まれた絵本だとの事。

展示会では、自身の母親も自身も寄宿舎で暮らした経験があること、自身はその寄宿舎で一番背が低く、何処かに出掛ける時には皆で2列になって歩いていた事、それらの経験がマドレーヌの物語に投影されている事、が説明されていました。
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アメリカンドリームを地でいく波乱万丈な人生に、色鮮やかで生き生きとした原画、生涯を通して情熱を燃やしたホテル経営についてなど、充実した内容でとても楽しめました。展示品の中に、ベーメルマンス氏が書いた大人向けの本や自叙伝が含まれており、自叙伝を購入しようとミュージアムショップに足を運んだらマドレーヌの絵本とグッズしか置かれていなかったのは残念でした。

機会を作って、残されている彼の壁画を見にホテルに足を運びたいと思います。

2014年10月19日 (日)

タイムズスクエアで韓国フード・フェスティバル

今日は晴れて寒くなる予報の日曜日のニューヨーク。最高気温は15度、最低気温は6度の予報で、変に暖かかった先週の服装で出掛けると凍えてしまいそうです。

ウィーンの友達が美しい紅葉の写真をフェイスブックにアップしていました。そういえば彼女は秋が大好きで、毎年秋になるとセントラルパークを毎日の様に散歩していたなぁ、と懐かしく思い出しました。

アップルピッキングに行った際にはまだ紅葉していなかったので、今年はまだ紅葉狩りをしていません。毎年そんなことを言っている内に秋が終わってしまう気がするので、今日はセントラルパークを少し散歩したいと思います。時間が作れると良いのですが・・・。
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さて、今回は2014年10月17日(金)および10月18日(土)にタイムズスクエアで開催されていた韓国フード・フェスティバル(KOREAN FOOD FESTIVAL)のご紹介です。
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今年で2回目を迎えるフェスティバルだそうですが、今回用事で通り掛って初めて知りました。タイムズスクエアの43丁目と44丁目の間にキムチ、キムパプ等を無料で試食できるブースが立てられ、人々が列を成して試食を楽しんでいました。
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私は最近でこそ料理してあればキムチを食べられるようになったのですが、辛さと匂いが苦手。なので、アメリカ人の方達がご飯もないのにキムチをスプーンですくって立ち食いしている様は結構な衝撃でした。

場所がタイムズスクエアなだけに、世界中から訪れている観光客の方もただ飯だとばかりに試食していたようでした。子供達にはキムパプが人気だったように見受けられました。
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44丁目側には特設ステージが設けられ、私が通りかかった際にはヒップホップのダンスショーが行われていたようでした。他にも早食いコンテストやテコンドーの実演等が行われていたようです。

このフェスティバルは韓国の農業、水産業、地方活性化および林業を司る省庁が開催しており、国の行政機関が韓国文化を世界に売り出そうとあの手この手で努力しているのが伺えます。そういえば、まだTVがあった頃コマーシャルも沢山流していたと思い出しました。
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国レベルでは『為替の不正操作を止めるべきだ』、『ウォン安に頼った経済構造を脱却すべき』とアメリカ政府に批判されたりと、ぎくしゃくしている感がある韓国とアメリカ。文化交流の促進はなったのでしょうか。

2014年10月18日 (土)

ハロウィーンのパンプキン・カービング

朝からどんよりと曇っている土曜日のニューヨーク。午後から所により雨の予報ですので、お出かけの際には折り畳み傘をお忘れなく。また夜から急に気温が下がるようですので、お帰りが遅くなる方は温かい上着も持って出たほうが良さそうです。

知り合いの方が社内異動でLAに引っ越すことになり、今週末はさよならパーティーを予定していたりと友人は皆なんだか忙しそう。私達もなんだか予定が入ったり、自分たちでやりたいことを見つけてしまったりで、10月いっぱいバタバタと駆けずり回って終わりそうです。

ニューヨークの滞在年数が増えるごとに『来年は帰国できるかも?』という思いが強くなるので、より『なるべく今のうちにニューヨーク/アメリカの事を学んで色々経験しておこう・楽しんでおこう』という気持ちも増します。結果、忙しくしてしまう・・・という事なのだと思います。

まぁ、そんなのんきなのは私だけで、夫は毎週の様に「あー、やりたいことの半分しかできなかった」とか嘆きながら、夜うなされて叫んでいます。仕事を片付けようと精力的に弁護士さん達と会ったり頑張っていますが、なかなか難しいようです。のんきな妻でごめんなさい。
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さて、今回はニューヨーク植物園(The New York Botanical Garden)で2014年10月31日(金)まで開催されている『The Haunted Pumpkin Garden』の宣伝のためにグランドセントラル駅で行われていたかぼちゃの彫刻のデモンストレーションについてです。
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今年もニューヨーク植物園に登場しているパンプキンガーデン。ハロウィーンに因んで彫刻が施されたり、ペイントされたりしたパンプキンが並び、大小取り揃えられたかぼちゃの中で遊ぶことができます。また、パンプキンハウスがあったり、かぼちゃの劇があったりと子供達が楽しめるプログラムも沢山用意されているようです。
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そんな中、10月18日(土)と10月19日(日)の2日間はかぼちゃを使ってリアルな彫刻作品を作るRay Villafane氏がライブで彫刻作品を作り、人々から質問を受け付けるというショーが開催されるそう。
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昨日、その宣伝の為にグランドセントラル駅でかぼちゃをゾンビの形に彫っていく過程を実演していました。アメリカのハロウィーンは日本とは違って非常にグロテスクで怖いテイストですが、昨日の彫刻もそのアメリカテイスト全開でした。
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でも思わず見入ってしまうほどの精巧さ。ニューヨーク植物園は好きな割にホリデーシーズンしか訪れたことがないので、木々が色づく今の時期に訪れてみたいな・・・と思わせてくれたショーでした。

2014年10月17日 (金)

アッパーイーストでアルザスの郷土料理

朝から快晴の金曜日のニューヨーク。久しぶりに頭痛がなく体も鉛の様でない朝を迎え、非常にハッピーな気分です。日曜日からは涼しくなるようですが、今日・明日は晴れて暖かくなる予報です。

ハリケーン『ゴンザロ』がバミューダに接近してラジオで報じられています。が、その度にボランティア先のディレクターさんの顔が浮かんでしまいます。いかん、いかん、と頭を振ってはイメージを振り払っているのですが、どうしても名前を呼ばれると思い浮かべてしまって困ります。

以前冗談で自然災害が起きるたびに有名な政治家の名前を付けるようにすれば、政治が環境破壊に対してもっと積極的に対応するようになる旨の動画を作っている人がいましたが、あながち間違いではないかも・・・とゴンザロさんの顔を思い浮かべてしまう度に思ったり。

ストリートアーティストのニック・ウォーカー(Nick Walker)氏が昨日から1週間の予定で個展『All I Ever Wanted Was My Name On Fire』を開いている事が話題になっています。イギリス人ストリートアーティストの彼は、ステンシルを使ってスーツの男性を描くのがトレードマークで、ストリートアート界では有名なのだそう。

実際私も彼の作品を何回か目にして気に入っていましたが、Banksyに似た作風だな・・・と思った位で作者を知りませんでした。インタビューの中でもBanksyによく間違えられることについて尋ねられていて、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

時間が許せば個展を覗いてみたいと思っています。
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さて、今回はアッパーイーストサイドにあるアルザスの郷土料理が楽しめるレストラン『La Tarte Flambée』のご紹介です。
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博物館での展示を見ようと久しぶりにアッパーイーストに出掛けた際に、ついでにランチを取ろうと調べて評判が良かったので興味を惹かれたこのレストラン。店名になっているタルト・フランベとはアルザス地方の郷土料理であるピザの事で、このお店のうりです。

土曜日の正午頃訪れたのですが、多くの人がレビューで書いていた通り直ぐに席に着くことができました。小さなお店でテーブルがそんなに多くはないのですが、回転が速いのか、少し場所が北&東に外れすぎているためか、店内は常に満席に近いのですが、新たなお客さんが待たされている形跡はありませんでした。
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如何にもフランス人といった感じの男性が一人で接客を切り盛りしていたのですが、非常に良い力の抜き加減で食事を満喫できました。先ず初めての来店か聞かれたのでそうだと答えると、「このお店のメインは薄焼きのピザです。1枚頼んでまだお腹に余裕があったら追加で頼むというスタイルがお勧めです」と説明が。

因みにアルザス地方はフランス北東部でロレーヌ地域とドイツ&スイスと国境を接する地域。フランス領とドイツ領を行き来してきた為にフランス語とドイツ語の方言であるアルザス語を話すとの事。でもこのレストランで使われていたのはフランス語かな?と感じました。
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黒板にその日のスープの記載があって美味しそうだったので、前菜も頼むことに。またドリンクもアルザス地方のビール、ワインが取り揃えられていたので、つられて夫はビール、私はキールロワイヤルをオーダー。
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前菜で頼んだスープとサラダ、それにドリンクもとても美味で満喫し終わったら、おもむろに薄焼きのピザが登場。クラストはパリッとしていて、上にのった具の香りが良くて美味。「なんでフランス人ってなんでもない物をこんなに美味しく作れるんだろうね?」と言いながら、2人で貪り食べました。
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この時点でお腹は足りていたはずなのに、あまりに美味しかったのでもう1枚ピザをオーダー。そちらもぺろりと完食しました。因みにお店の入り口や店内の黒板にしつこい位に「フォークとナイフを使うな!」と書いてありましたので、手で掴んで正しく食べました。はい。
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あんまり美味しかったし、お店や店員さんの雰囲気も良いので楽しくてそのままデザートといきたかったのですが、残念ながら2人ともお腹がはちきれそうで。でも帰りたくなくて食後のエスプレッソとラテをオーダー。
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待っていたら3人組のお客様が入店して、2人掛けのテーブルに案内されていました。私達は4人席に座っていたので、空いていた2人席に移ることを店員さんに告げ移動しました。そうしたらウィンクと共にキールロワイヤルを2つテーブルに届けてくれました。2人ともすっかり酔っぱらってもいてカクテルをさらにもう1杯飲むことはできなかったのですが、その粋な計らいが流石だと思った次第です。
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美味しいし、お店の雰囲気も最高だし、並ばなくても入れるし。是非また訪れたいお気に入りのお店になりました。フランス語の練習もできます、勇気があれば。現金で支払ったのであいまいですが、ビール+キールロワイヤル+サラダ+スープ+ピザ2枚+エスプレッソ+ラテで約$80(チップ+TAX込)だったと思います。

La Tarte Flambée
1750 2nd Ave
New York, NY 10128
TEL: (212) 860-0826
ミッドタウンにもお店があります。メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

ウィリアムズバーグのストリートアート

やっと午後から晴れた木曜日のニューヨーク。昨日は激しい雨が降っており、今朝も移動でかなり濡れました。

今年はいつもにも増して体調不良の日が多くて歳だなーと感じる事がしばしば。今週も体調を崩し、火曜日・水曜日と完璧に寝込みました。お蔭で今日は溜まった家事を済ませたり、用事を済ませたり。

寝込むと気力が沸かなくて勉強もできませんし、家事は疎かになってしまうしで困ったものです。ボランティアもお休みしたので、ボランティア仲間から様子見の電話が掛ってきたり、E-mailが届いたりで、皆さんにご心配かけて申し訳ない気分になりました。

なんとか早くすっきり元気になって、ガリガリ勉強して、ボランティアにも精を出したいと思っています。勿論、最低限の家事をしつつですが・・・。ごめん、夫よ。

ニューヨークでは人が集まるとエボラ出血熱の話題になります。ラジオでも対応が毎日討論されていますし、空気感染しないと解っていても医療関係者が感染したことが大きな動揺を生んでいます。

入国制限も討論され始めました。今後の推移を見守りたいです。
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さて、今回はウィリアムズバーグを散歩して見つけたストリートアートのご紹介です。
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排水管もこの通り。

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キース・へリング風?でも人じゃないかも?

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この絵と同じ作者と思われるアートがウィリアムズバーグには沢山あります。

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写真や絵を張り付けてコラージュ風にしたアートも沢山見られます。
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小さな農園らしいのですが、現在はシーズンオフで空地の様になっています。

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このグラフィティが書かれたトタンに囲まれたスペースは、ビアガーデンのようでした。良い天気の日だったので、昼間から沢山の人がアルコールを楽しんでいました。

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自撮りを楽しむ人たちが多かった壁。

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プエルトリコにあるオールドサンファンの海岸をイメージしたとみられる壁画。プエルトリコもいつか行ってみたい場所です。

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写実的で凝った壁画。

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本物の車のドアが貼り付けられた壁が2面ありました。修理工場?

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ハンプティダンプティ?鏡の国のアリス??

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自転車の修理工場と思われるこの建物の壁は不思議なグラフィティや小物で埋め尽くされていました。

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巨大壁画?写真でしょうか?

2014年10月13日 (月)

ウィリアムズバーグでオープンハウス・ニューヨーク

朝からどんよりと曇っている月曜日のニューヨーク。今日は1日曇り、所により雨の予報で涼しくなりそうです。

テキサスでエボラ出血熱の患者を担当していた看護師が感染したことが今朝も大きなニュースとなっています。彼女は非常に注意深く、細心の注意を払って患者に接しており、防護服やゴーグル、グローブ類を全て完璧に身に着けていたにもかかわらず感染したことが大きな議論の対象となっています。

現時点では防護服を脱ぐ際に感染したのではないかと考えられているようで、防護服を脱ぐ前に消毒するというプロトコールの変更が検討されているようです。看護師をしている友人がいるので心底心配なニュースです。早くこの流行が落ち着くと良いのですが。
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さて、今回はオープンハウス・ニューヨーク(openhousenewyork)の2日目にブルックリンのウィリアムズバーグ(Williamsburg)で解放されたサイトを実際に見学した事についてです。
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2014年10月11日(土)と10月12日(日)の2日間で約300のサイトが参加していたオープンハウス・ニューヨーク。その多くが事前予約が不要でした。日曜日は土曜日に比べるとオープンしている場所が少なかったですが、それでも多くの選択肢が。

夫が比較的新しい建物が見たいと希望しており、私は普段は見ることができないオフィスに興味があったので、ウィリアムズバーグにある建築・デザイン会社『AA Studio』のオフィスを見に行くことに。いつもの如くグーグルマップに騙されて少し迷いましたが、住所から小さなオフィスを見つけることができました。

このオフィスは倉庫だったスペースをオフィスとして改築したもの。オフィスとしてオープンしてからまだ約一年半しか経っていないという新しいスペースです。
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現在はブルックリンのレッドフックの古い工場を高級コンドミニアムに建て替える大規模プロジェクトに着手しており、オフィス内は当該プロジェクト関連の資料やサンプル資材で溢れていました。とは言え、大きくないオフィスの中は機能的で美しい収納ですっきりとしており、ごちゃごちゃした印象は皆無です。

建築家以外の職員は全員ワンルームで一緒に働く構造になっていて、窓と3つの天窓から降り注ぐ自然光で明るいスペースにスティールと木を組み合わせた機能的な家具で、気分良く仕事ができそう・・・と夫と羨ましがりました。建築家さんもいらっしゃって自由に話せるサイトでしたが、私達は全く知識がないため話す事もなく。

職員の女性が丁寧にオフィスの歴史や使われている素材について説明してくださいました。建築やデザインの知識がある方だったら、堪らないだろうな・・・と感じたオフィスでした。
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このオフィスが思ったよりも小さく計画したよりも早めに見終わってしまったので、ボランティアさんに教えてもらって訪れたのが、歩いて10分程南に下った場所にある歴史ある銀行の建物『Williamsburgh Savings Bank』。

こちらは打って変わって1875年に建てられたという歴史的建造物に指定されている地域のシンボル的な存在の建物。1911年に全米で3つしか存在しなかったエレベーターの1つがあり、実際に現在も使用されているという歴史好きには堪らない建物でした。

超有名なステーキ・ハウスの老舗 ピーター・ルーガー(Peter Luger)の向かい側と言えばピンとくる方も多いでしょうか?一時期は荒れていた地域ですので、この建物も打ち捨てられ物凄い荒れようだったようですが、現在は美しく改修されています。
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このサイトにも改装を担当した建築家の方がいらっしゃり、来訪者の質問に丁寧に答えてらっしゃいました。また、ボランティアも沢山配置され、要所で歴史や謂れを説明してくれました。

ドアの蝶番やノブにも細かい細工彫りがされていたり、入口や通路上にある電燈がステンドグラスで覆われていたり、全ての電燈がお揃いの美しい細工の施されたシェードでできていたり、鏡にも猫足や女性のバスト像があしらわれていたりと、圧巻。天井には美しい天体模様のようなものが描かれ、床はモザイクで覆われており。

部屋毎にパターンの違う美しい壁紙で飾られていて、絢爛豪華でした。新旧2つの異なる場所を見れて大満足の1日になりました。
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今まで何故忘れていたんだろう・・・と非常に後悔したので、来年は忘れずに楽しみたいと思っています。

2014年10月12日 (日)

チョークアート

朝から快晴のニューヨーク。今日は1日晴れて、涼しく、秋らしい日となりそうです。

土曜日の朝グリニッジビレッジのレストランに、歩道にあるグレーチング(格子状の蓋)から出てきた男が発煙筒を2つ投げ入れてまたグレーチングの中に戻って逃走するという事件が起きたそうです。発煙筒だったので怪我などの被害は全く出なかったようですが、なんだか怖いですね。本人は可能かどうか試したかっただけとかなのかもしれませんが、実際の爆発物でもおかしくなかったと考えると嫌な気分になります。

昨日は青信号を渡っている時に右折してくる車に2回も轢かれそうになりました。1回など飛び退いたから良かったものの、そのまま立ち止まったり歩き続けていたら絶対に接触事故を起こしていた位のタイミングでした。

1回目はタクシーの運転手が客に気を取られて信号を渡る人を見ずに右折したせい、2回目は電話しながら運転していたせいで注意が散漫だったせいの様。2回目の運転手は吃驚仰天といった顔をしていて本当に全く見ていなかったのだと思われます。マンハッタンの道は危険で一杯ですのでお互い注意したいですね。
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さて、今回は久しぶりに通り掛かったNoHoで見つけたチョークアートのご紹介です。
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マンハッタンの街中では頻繁にチョークで道路や側壁に描かれたアートに出会います。今回はNoHoの街中に同じ作者と思われるアートが沢山残されていました。
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同じ文字や関連する単語を並べて形を作り出すアートです。
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レンガの古い建物が並ぶ街並みならではのアートですね。
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オープンハウス・ニューヨーク

朝から冷たい雨が降る土曜日のニューヨーク。今週末は毎年恒例、今年で12回目を迎えるオープンハウス・ニューヨークが行われています。

オープンハウス・ニューヨークは、いつもは一般公開していない建物やスペースを1年のうち10月の1週末だけ一般に公開するというイベント。一般に公開することにより、建築やパブリックスペース、デザインや都市開発に広く興味を持ってもらう事を目的として開催されています。
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元々はロンドンで行われていたこのイベント。そこでボランティアの経験をしたアメリカ人学生が帰国後ニューヨークでも同じようなイベントが開催できるのでは?と考えて始めたのだというから驚きです。

彼がオープンハウス・ニューヨークを企画・実現したのは、折しも同時多発テロの直後で人々が疑心暗鬼になりニューヨークが外界に対して閉ざされ、セキュリティーが第一だと考えられていた時期。その時期に広く一般に公開し、人々と積極的に交わり、経験を共有するこのイベントが成功した事はこの都市にとって大きな意味があったとの事。

確かにあの時期に、オープンにし、交わり、共有することに舵を切るのは勇気がいったのではと推察しますが、そのような前向きな姿勢のお蔭で今の勢いのある元気なニューヨークがあるのではないでしょうか。今年は約300サイトが参加しているそうです。
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私達は5年前に初めてニューヨークを訪れた年に参加して以来ご無沙汰していましたが、今年は縁あってボランティアをすることに。今朝は早くから参加サイトに行って、ボランティア活動を楽しんできました。

トレーニングのミーティングに行ったり、送られてくるマニュアルやE-メールに目を通したり、自身の担当するサイトの予習をしたり、日々更新される参加サイトの情報をチェックしたりと、準備になかなかの時間を取られました。が、やはり参加できて良かった、得るものが大きかったと感じた経験でした。

一緒に働くボランティアさん達が建築家やデザイン事務所で働くデザイナーさんが多くてお話を伺っているだけでも興味深かったですし。それに担当する建物のスポンサーさん達とも沢山言葉をかわす機会があり、興味深いお話を歴史的価値のある建物の中で伺えましたし。
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訪問する一般の方達とコミュニケーションを取るのは英語や接客の勉強になりますし、沢山のニューヨーカーと会えるのは単純に楽しいですし。そしてこのような大規模なイベントがどのように企画・立案され、どのような団体によってどのように運営されているのかを学べるのは非常に得難い経験です。

また、オープンハウス・ニューヨークでボランティアをすると、担当以外のサイトでも事前予約が必要ないサイトであれば優先的に入場させてもらえるという特典つき。また、ボランティアする際にユニフォームとして着るTシャツももらえます。

建築やデザインに興味がある、ニューヨークの事をもっと知りたい、ニューヨーカー達と沢山話したい、という方にはお勧めのボランティアです。特に建築関係の仕事に就いている・就きたい方にはコネクションを作れる絶好のチャンスです(実際に来訪者やボランティアの方達はひっきりなしにスポンサーさんと名刺交換していました)。イベント自体も明日まで続いていますので、普段は見ることができない建物の中を覗かれてはいかがでしょうか?

オープンハウス・ニューヨークの詳細はHPにて。

2014年10月10日 (金)

議論コメディーショー

青空が広がっているものの朝から雲が多い金曜日のニューヨーク。夜には雨が降り出し、明日の午前中まで残る予報です。夫婦そろって疲労困憊で、「やっと金曜日だー」と朝から弱音を吐いています。

10月11日は国連が定めた少女の人権を考える日『International Girl’s Day』。それに絡めてスウェーデンにある未成年の女性の教育を進め、人権を守る活動をしている団体が12歳のスウェーデン人の女の子が25歳年上の男性と結婚するための準備を進める様子を女の子のブログという形で発表。

ブログが公開された当初は団体の関与が公にされていなかったので、怒りに駆られた多くのスウェーデン人が児童保護を担当する機関に抗議をしたそうで、直ぐに団体がブログに登場する12歳の少女のストーリーはフィクションであることを公表。

インドやパキスタンをはじめとする世界中の国々で約39,000人/日の少女が結婚を強いられている現状が全く注目されないことに業を煮やし、他人事だと思っているからではないか?自身の国でそんなことが起こったら受け入れられないでしょう?という問題提起と注意喚起の為に行ったキャンペーンだったと説明したようです。

しかし直ぐに説明がなされたにも関わらず多くのスウェーデン人がブログを閲覧し続け、キャンペーンは大成功しているそうです。確かに私自身もニューヨーカー等で問題として取り上げられていて知ってはいても何処か他人事に感じていたんだなぁーと、少女の写真を見て衝撃を受けた自分を大いに反省しました。

大変興味深い記事でしたので、お時間が許せば是非。
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さて、今回はアップタウン・ウエストにあるイベントホール『シンフォニースペース』(SymphonySpace)で2か月に1回行われているどうでもよいトピックに関して議論を繰り広げるコメディーショー『アップタウン・ショーダウン』(Uptown Showdown)のご紹介です。
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『シンフォニースペース』は多くの著者によるトークショーやリーディングが行われるのでいつかは行ってみたいと思い続けていた会場。ブロードウェイと95丁目の角に位置し、目の前には地下鉄1,2及び3ラインの駅があります。

先日何故かシンフォニースペースの年間プログラムが送付されてきたので何とはなしに眺めていたら、『アップタウン・ショーダウン』の記載を見つけ興味を持ち。WEBにいってサンプルのディベートを眺めていたら面白かったので、英語の勉強やアメリカ文化の勉強にもなりそうだしとチケットを購入。

先日初めて夫と出掛けてきました。ショーは午後8時から開始で、『シンフォニースペース』内にあるバーからドリンクを購入して会場に持ち込むことができます。
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会場に入ると座席は早い者勝ち。私達は15分前に訪れたので席を選び放題でしたが、ショーが始まる頃には満席で横や後ろで立ち見している人達もいましたので、少し早めに到着して席を確保してからドリンクを購入することをお勧めします。

毎回ディベートのトピックが『○対○』という形で発表されるのですが、今月はハロウィーンという事もあり『ドラキュラ対ゾンビ』が議題。ちょっと心配していたのですが、そこはプロのコメディアンやシナリオライターの人達、笑い過ぎて涙が止まらない程面白かったです。

ショーは3対3のディベート方式で行われます。2つのチームからそれぞれ交互に1人ずつが5分で意見を述べていきます。アンカーである3人目だけは7分の時間を与えられています。
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その後会場から質問を募り、即興で登壇者が答えていきます。最後に会場の人達にどちらのチームが勝ったと思うか拍手と声援で答えてもらいショーは終了。9時15分には会場を出ましたので、1時間ちょっとという短さも好感が持てました。

「ドラキュラはお高く留まってる。その点ゾンビは庶民的。ゾンビは俺たちの仲間である99%、ウォールストリートを占拠せよの人々で、ドラキュラは1%だ。」とか、「ドラキュラはお城に住んでるんだぜ。お城に住みたくない人なんかいる?」とか、「ゾンビは人種差別的だ。黒人やヒスパニックやアジア人やゲイのゾンビなんか見たことないだろ?ドラキュラは全部居るぜ(とスライドを見せる)」とか、心底くだらない議論な訳ですが。それが頭をふやかすのにピッタリで、間や言い方がおっかしくて笑いが止まらない1時間でした。

帰りには夫とクスクス思い出し笑いしながら、「あの言い方が面白かったねー」とか言い合い幸せな気分でした。チケット代は$15/枚しますが、その価値があると2人とも納得。

時間やお金が許す限り訪れたい。面白かったので友達を誘おう、と思っています。次回のショーは2014年11月11日(火)ですが、まだ議題は発表されていません。

SymphonySpace
2537 Broadway at 95th Street, New York, NY 10025-6990
TEL: (212) 864-5400
Uptown Showdownのスケジュール等の詳細はHPにてご確認ください。

ロバート・インディアナのHOPE

秋らしい気候の木曜日のニューヨーク。なんだか夫婦そろって疲れ切っていますが、気候が良いと少し楽な気がします。

とうとうニューヨーク近辺の空港でエボラ出血熱の流行している3国から入国する人全員を対象とした検査が行われる事が決定しました。全ての人の検温と簡単な質問をするようで、ニューヨークにエボラ出血熱が流行るような事態には至らないと繰り返しメッセージが流されています。

ラガーディア空港では約200人の職員がエボラ出血熱に感染することを恐れてストライキを敢行しているようですし、暫くの間対応を巡って議論が戦われそうです。
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さて、今回は新たに街角に登場したパブリックアートの話題です。
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アメリカ人のポップアーティストであるロバート・インディアナ(Robert Indiana)氏の彫刻作品である『LOVE』はアヴェニュー・オブ・アメリカ(6番街)と55丁目の角にありニューヨークのシンボルの1つになっていると感じる位有名な作品。

ですが、同アーティストの『HOPE』という彫刻作品が7番街と53丁目の角に登場しました。ニューヨークの街に『LOVE』と『HOPE』があるなんて、粋で気分が明るくなりますね。

これからニューヨークに訪れて記念写真を撮る際には是非チェックを。

2014年10月 8日 (水)

地下鉄通路のパブリックアート

昨晩の雨も上がり、綺麗に晴れている水曜日のニューヨーク。日中は暖かくなるようですが、夜は冷え込む予報ですので、夜遅く帰宅する予定の方は羽織り物を持参した方が良さそうです。

同性婚に関連する判決を最高裁や巡回裁判所が出し、次々と同性婚が認められる州が増えています。同性婚を認める予定の州が半分を超えたそうで、この流れはちょっとやそっとではひっくり返らなそうです。

そんな中、TVのトークショー中に「私はアメリカ人よ。アフリンカン・アメリカンではなく。」と発言した女優さんの発言が話題になっています。その発言に対して、オプラ・ウィンフリーさんは相当驚いたリアクションをしていて、そのリアクションと話題になり方に驚いてしまいました。そんなに驚くような発言かなぁ…と。

また2000年に映画化されもした伝説のバー『コヨーテ・アグリー』(Coyote Ugly)が、騒音の問題を引き起こしていることも話題として取り上げられています。2010年~2014年の間に実に79,311件の苦情が寄せられたそうで、騒音問題に真剣に取り組まないと酒類取扱いのライセンスを剥奪される恐れがあるそう。

映画が大好きなだけに何とか存続して欲しいと思ってしまいますが、騒音が酷いのはどうにかすべきですね、確かに。それにしても記事中にロシア等世界中に21の『コヨーテ・アグリー』が存在すると書かれていて、それにも驚きました。
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さて、今回はタイムズスクエア駅とポートオーソリティー駅を繋ぐ地下連絡通路に存在するパブリックアートのご紹介です。
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このパブリックアートは通路の天井に張り付けられた短いフレーズと最後のベッドの写真から成ります。1991年に設置された際には1年で展示が終了する予定でしたが、以降ずっと展示されているとの事。
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タイトルは『The Commuter's Lament, or A Close Shave』でアーティストはNorman B. Colp氏。なんでもBurma-Shaveというアメリカのシェービングクリームの会社が1925年~1963年までの間、道路の脇に小さなプレートに1フレーズずつが書かれた詩の様な物を次々と貼りつける宣伝で一世を風靡した事にインスパイアされた作品なのだそう。
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写真を撮っていたら、「俺もこのアート好きなんだよね」と男性がコメントして通り過ぎました。忙しく働く人々の代わりに嘆くことで、通勤する人たちを癒している作品なのかもしれません。
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Overslept,
So tired.
If late,
Get fired.
Why bother?
Why the pain?
Just go home
Do it again.
と書かれている筈なので、1枚取り損ねていますね。最後はベッドの写真で終わっています。

2014年10月 7日 (火)

バウムクーヘン

朝は青空が所々見える火曜日のニューヨーク。今日は気温が28℃近く迄上昇する予報で、気温の上下の大きさに体調を崩してしまいそうです。日中も所によりにわか雨が降るようですが、夜には激しい大雨が降る予報です。夜まで帰れない方は、雨の対策もお忘れなく。

先日のニューアークでの騒ぎを受け、ニューヨーク市はいよいよエボラ出血熱対策に力を入れ始めたようです。ただ、万が一エボラ出血熱が流行するような事態になった場合に必要な防護服の数が確保できていないそうで、対策を急ぐとの事。

既にリベリア等では防護服が足りなくなっているそうで、日本が支援を発表した事もニュースになっていました。なんとか封じ込めに成功するといいのですが・・・。
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さて、今回はドイツ土産に頂いたバウムクーヘンの徒然です。
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秋休みでドイツ人のご夫妻がニューヨークを1週間の日程で訪れています。ほぼ毎日友人、住んでいた時の隣人、同僚等と会って食事を楽しみつつ、ニューヨークの街も楽しんでいるようで忙しそう。

週末にジャズクラブをふらりと訪れたら凄く良いバンドが演奏していて得した気分だったそうです。そんな中、ボランティア先にも訪れる時間を作ってくれ、お茶を飲みながらボランティア仲間でお話する機会を得ました。
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ドイツを訪れた際に「今回ドイツに来るためにドイツ好きな人と話をするまで、日本でよく食べられているバウムクーヘンがドイツのお菓子だって知らなかったよ。試に食べてみたいんだけど、何処で買えるか知ってる?」と質問して、結局見つけられなかったことを覚えてくださって、お土産にプレゼントしてくれました。

ドイツではクリスマス時期に食べられるお菓子なのでそれ以外の季節にはあまり見かけないとの事でしたが、今回は探し出してきてくれたようです。「チョコレートがけなんだね!」と驚いていたら、ドイツではバウムクーヘンといえばチョコレートが掛けられていることが殆どなのだそう。
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そのチョコレートがダークかミルクかの違い位で、チョコレートがかかっていないものを見掛けないとの事。ただ、頂いたバウムクーヘンにはかかっていたアイシングは無い事も多いそうです。

昨晩早速味わってみたのですが、日本で販売されているバウムクーヘンは日本人好みにしっとり感を増してふわふわに仕上げているのがよく解りました。ドイツのバウムクーヘンは如何にもクリスマス時期のお菓子らしく、薄くスライスしては少しずつ食べるのを前提としている感じで、保存が効きそうな食感でした。

生地の部分が日本のものに比べるとパサパサと乾燥していると感じました。また、かなりたっぷりとチョコレートがかかっているので、チョコレートの味に支配されて、生地の味があまりよく解らず仕舞い。
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でも、やっぱり異国のお菓子を食べるとちょっと文化に触れられて気がして嬉しいものですし、それはそれで美味しいので2人でちょっと幸せなデザートタイムを過ごしました。

一緒にご夫妻が暮らす可愛らしい郊外の村『ムッフェンドルフ』の絵葉書もプレゼントしてくれたので、早速冷蔵庫に張り付けて楽しんでいます。

2014年10月 6日 (月)

プリンストンの古き良きインでランチ

今日も朝から快晴の月曜日のニューヨーク。昨日は長袖2枚でも肌寒く、とうとう薄いコートを上に羽織りました。今日は昨日ほどは冷えないようですが、それでも涼しい1日になりそうです。

ニューアーク国際空港にブリュッセルから到着した便に搭乗していた2人の親子がエボラ出血熱に似た症状を呈していたため、飛行機から降ろされ隔離処置が取られた事が昨日大きなニュースになっていましたが、今朝になって2人はエボラ出血熱では無かった事が報道されています。2人はリベリアから移動していたようで、一時は騒然としていました。

テキサスでエボラ出血熱を発症した男性が、一回病院の救急外来を訪れた際に処置を受けた後に帰宅していた事も大きな問題として取り上げられています。アメリカ国内ではエボラ出血熱への対応を研修して備えており、当該病院でも4回(だったと思います)研修をしていたにも関わらず発見ができなかったことが課題となっている訳です。

自己中心的なのは百も承知なのですが、なるべくならエボラ出血熱が一段落する迄は不必要な移動は避けてほしいと思ってしまいます。まぁ、暫く身を寄せられる場所が海外にあるのであれば、自分の子供はエボラ出血熱の猛威が及ばない安全な場所に避難させたいという気持ちも痛いほど解りますが。
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さて、今回はプリンストンのダウンタウンにある歴史あるイン『ナッソーイン』(The Nassau Inn)にある『ヤンキー・ドゥードゥル・タップルーム』(Yankee Doodle Tap Room)についてです。
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友達にアップル・ピッキングに連れて行ってもらった際に、彼女の叔父様がプリンストン郊外に住んでらっしゃるので一緒にランチをという事に。私達があまりプリンストンの街を知らないため、街でも有名な歴史ある『ナッソーイン』の地下にあるタップルームをランチ処として選んでくださいました。

ナッソーインはその歴史を1756年まで遡るそうで、現在の建物が建てられたのも1938年とアメリカにしては歴史があるインとされています。場所もプリンストンのダウンタウンの真ん中にあり、コインパーキングも周りに沢山あるため、プリンストンの観光がてら立ち寄りやすいレストランでした。

『ヤンキー・ドゥードゥル・タップルーム』は酒場と名前が付いてはいても朝食から営業をしており、品の良いレストランです。私達が座った席は歴代のお客が悪戯にイニシャル等を彫り付けてぼこぼこになった木のテーブルの上にガラスを乗せており、歴史を感じつつも快適に食事を楽しめました。
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メニューはベジタリアンの友達も選択肢が沢山あり、インド料理や基本のバーガー、パスタ等が並んでいます。タップルームというだけあって、樽生ビールだけでも相当な数がありました。

壁には過去にプリンストン大学を卒業した有名人の卒業写真が飾られています。残念ながら私はミッシェル・オバマ氏しか知りませんでしたが、有名な俳優さん等がいたようです。因みに叔父様ご夫妻によると昔はミシェル・オバマ氏の写真は飾られていなかったそうなので、有名になった人と都度入れ替えているのであろうとの事。

でも、なんといってもこのタップルームで有名なのは、その名の由来でもある1930年代にオーナーの依頼で画家ノーマン・ロックウェル氏が描いた大型の壁画『Yankee Doodle Mural』です。入口近くのバーセクションの壁に飾られていますので、訪れた際には忘れずにチェックを。
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絵のタイトルとなっている『ヤンキー・ドゥードゥル』とは、アメリカ独立戦争時アメリカ軍(植民地軍)が歌っていた愛唱歌。描かれている情景は素人集団だったアメリカ軍の田舎兵士が、いきがってポニー(ロバ?)に乗って街を闊歩している様を、イギリス人や街の人達が嘲笑している様らしく。

でもノーマン・ロックウェルらしい、温かみのある情景として印象に残ります。子供がポニーのしっぽを引っ張っていたり、犬が走り回っていたり、古き良きアメリカという感じがにじみ出ていますし、嘲笑っている人達も冷たく馬鹿にしている感じではなくて、「見ろ!なんだあれ!?」とでも言っているかのようなあっけらかんとした感じです。

夜はわかりませんが土曜日のランチ時は適度に静かで、初対面の叔父様ご夫妻と落ち着いて話ができて雰囲気も良かったです。有名なレストランといってもべらぼうに高くもなく、私達夫婦がそれぞれメインを頼んで、ドリンクなしで約$32(TAX+チップ込)でした。

支払いをするとチェックに壁画の葉書が付いてきますが、ホテルのフロントにもインの説明や葉書が無料で設置されていますので、お土産に持ち帰ると思い出になります。また、ご夫妻によるとプリンストンのクリスマスのイルミネーションは格別に素敵だとのことですので、ホリデーシーズンに訪れるとまた別の楽しみ方ができそうです。

Yankee Doodle Tap Room
Ten Palmer Square Princeton, NJ 08542
TEL: 609.688.2600
メニュー等の詳細はレストランのHPにてご確認ください。

秋のリンゴ狩り

朝から快晴の日曜日のニューヨーク。昨日の大雨が嘘のような青空です。今日は秋晴れの1日となりそうです。

昨日からオクトーバー・フェストが始まり、街中が少し浮かれているような雰囲気でした。オクトーバー・フェストはドイツ系のアメリカ人とか関係なく、皆が浮かれる行事に成長しているように感じます。

2週間程前からスーパーにはオクトーバー・フェスト味のビールがずらりと並んでいますし、昨日からオクトーバー・フェストと銘打った屋台村が出現して今日まで飲み食いする人で賑わうようです。

丁度秋休みで、ドイツで家に泊めてもらった友人ご夫妻がニューヨークを訪れているので、一緒に秋気分を味わえたらいいなと思います。
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さて、今回は毎秋恒例のリンゴ狩り(apple picking)の話題です。
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アメリカ人の友達や知り合いは、毎秋紅葉を楽しみがてらリンゴ狩りを楽しむ事を行事としています。皆さん子供の頃から行っていた訳ではないようですが、大人になってニューヨークで暮らすようになってからは、街から抜け出して紅葉を楽しむ為にも毎年ドライブに出掛けるようです。
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去年とても楽しかったので、今年も誕生日プレゼントとして友人が車で連れ出してくれました。メンバーはぐっと減って、友人カップルの車に同乗したのは私達夫婦だけ。車を持っているご家族が現地で合流しました。
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昨日は朝からバケツをひっくり返したような大雨。でも友人が金曜日から天気予報とにらめっこして雨雲が南から北に抜けているので、南にあるリンゴ園に向かえば午後から青空を臨めるはず!と計画を立ててくれ、ニューヨークより南に位置するニュージャージー州プリンストンのリンゴ園に向かいました。
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先ずは友人の叔父様ご夫妻とプリンストンでランチを楽しみ。その後、プリンストンのダウンタウンから車で5分程の所にあるリンゴ農園で小さな女の子がいるご家族とおち合いました。女の子とは半年振りだったのですが、ペラペラと文章で話せるようになっており、その成長ぶりに驚きました。
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お母さんは林檎が大好き。去年もごみ袋一杯のリンゴを購入していて驚きましたが、今年もフジ、ゴールデン・デリシャス、レッド・デリシャス、エンパイアを次々に摘んでは袋に入れていきました。その血を受け継いだのか、女の子も次々と自分で実を摘んでは食べたり、袋に入れたり。
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そうやって林檎を摘み始める頃には頭上には青空が広がり、プリンストンの街では凍えていたのが嘘の様に気温が上がりました。皆上着を脱いでタンクトップや半袖、長袖1枚に。
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今年訪れたリンゴ農園は、去年に比べて若干規模が小さく旬のリンゴが少ない印象でした。が、平地でリンゴが簡単に摘めましたし、巨大トラクターが農場から駐車場まで運んでくれるサービスもあって、重い林檎を運ばなくて済んだのも良かったです。
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残念ながら紅葉は始まったばかりでしたが、それでも黄色や赤い葉っぱもチラホラとあり、ゴトゴトと揺れる荷台から田舎の風景を満喫できました。勿論3歳の女の子は大喜び。
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去年は1袋で値段が決められていたため全くリンゴを買いませんでしたが、今年は量り売りだったので少しだけフジ、レッド・デリシャス、ゴールデン・デリシャスとMacounを自分たちで摘んで購入。どうやってリンゴを食べるか話していたら、リンゴ好きらしく色んな食べ方を知っている彼女が「リンゴとマスタード、クリームでソースを作ってポークチョップを食べると美味しいよ」とアドバイスしてくれたので、試してみたいと思います。
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林檎を購入した後は、車で3分程移動してファームショップ、屋台、動物(鶏、羊、ヤギ、ポニー)の居るエリア、ストーリー仕立てになった納谷、トウモロコシ畑で作られた迷路、花畑がある、同じ農園が運営するお楽しみエリアへ。友達の頭の中にはアップルピッキングにはアップルサイダー・ドーナッツを食べて、音楽を楽しむというのがセットとしてインプットされているようです。
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ニューヨークのグリーンマーケットで食べた際に格別美味しくないという印象を持ってしまって以来食べていなかったのですが、昨日はとっても気分が良かったので6個入りのアップルサイダー・ドーナッツを購入。夫はアップルサイダーを凍らせたアップルサイダー・スラッシーズ(apple cider slushies)まで飲んでいました。
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青空のもと、カントリーミュージックを聴きながら畑や納屋に囲まれてパクつくドーナッツは最高の味。皆さんアップル・スラッシーズが美味しいとご満悦でした。女の子は小さなバギーを漕ぐのに夢中。
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その後トウモロコシ畑で作った迷路、花畑、動物ゾーン、納谷を満喫して、大満足で帰路に着きました。去年同様、渋滞にはまることなく1時間半程のドライブでマンハッタンに帰宅。
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ニューヨークが大好きですが、たまに自然に飛び出すととってもリフレッシュできます。しばらくは自分たちで摘んだリンゴを朝食にヨーグルトと食べたり、ジャムにしたり、ポークと一緒に料理したりして堪能しつつ、秋を楽しみたいと思います。

Terhune Orchards
330 Cold Soil Road · Princeton · NJ 08540
TEL: 609.924.2310
農園の詳細はHPにてご確認ください。

2014年10月 3日 (金)

ハイラインの第3セクションのツアー

朝から少し霞んではいるものの気持ち良く晴れている金曜日のニューヨーク。明日は朝から雨がぱらつく予報なので、今日のうちに秋晴れを満喫しておきたいです。

TVドラマの『フレンズ』に登場していたコーヒーショップがブロードウェイ沿いにポップアップショップとしてオープンしているので友人と訪れたいと話していたのですが、2時間~4時間待ちだと聞いて諦めモードになっています。ニューヨークでは少し美味しいレストランとか少し話題のイベントとかだと、直ぐ行列ができてしまいますね。

また辛抱強く待つ人の多い事。シェイクスピア・イン・ザ・パークの行列では待てても、レストランの為には2時間は待てないかな・・・と個人的には思います。
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さて、今回は新しくオープンしたハイライン(the High Line)の第3セクションのガイドツアーをしてもらったので、新しいセクションの新たな発見をお伝えします。
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ハイラインの第3セクションがオープンしてから2週間近くが経ちました。パブリックツアーのシーズンは終わってしまいましたので、来春にツアーが再開されるまでこのセクションでのガイドツアーは行われません。

が、ガイドさんの練習や来春から始まるガイドツアーの内容を決める為の試験の意味も兼ねて、ガイドさんのご厚意でツアーにのることができました。
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昨日初めて知ったのですが、第3セクション自体が3つのフェーズに分かれており、現在完成しているのは第1フェーズ(30丁目の10番街~11番街の間辺り)のみ。第2フェーズの分岐(spur)と呼ばれる30丁目の10番街を跨ぐ短い分岐線は現在オープンもしていません。そして現在オープンしている第3フェーズ(30丁目の11番街~34丁目に回り込む部分)は、工事自体が終わっていないのだそう。

第3フェーズでは通路の半分が手つかずで残されており、それは今回改修費用が上手く集まらなかった為の苦肉の策で、15年~20年後には全て舗装して他のハイラインの様に作り直すと聞いてはいましたが。第3フェーズは灌漑設備も整えておらず、ライトもなく、舗装も仮舗装のまま。
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という訳で、日が暮れると危ない為その他のハイラインに比べて早く閉じてしまいます。現在は午後6時にゲートが閉まりますが、11月1日からは午後4時にゲートが閉じるという事です。そのため、ツアーは第3フェーズを6時前に抜ける為に午後5時半からスタート。

尚、分岐部分にお椀型の小さな森を作る計画は頓挫してしまったそう。新たな計画では段々背が高くなっていく劇場型の森を作る構想だそうですが、また議会に提出する過程でどうなるか分からないとの事でした。残念・・・。
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第3セクションの第1フェーズには沢山の面白い椅子が置かれています。これは『会話の椅子』(conversation chair)という名前。ですが、ボランティア・カメラマンの1人がこの椅子に座ってキスを交わすカップルの写真を撮ったため、「会話の椅子ね~」と笑い話になっているとか。

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こちらは以前も書いた事のある『シーソーの椅子』。皆さん気付かずに通り過ぎてしまいますので、訪れた際には座ってみてくださいね。そうすると周りの人も気付いて遊び始めます。第3セクションに入って割と直ぐある少し広い場所に設置されています。

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新しい第3セクションにある椅子は他のハイラインの椅子に比べて暗い木の色ですが、徐々に色が抜けていって他の椅子と同じ色になる予定なのだそう。他にもピクニックをするのに良さそうなテーブル付きの椅子や、楽器の椅子があります。が、楽器の椅子は早速修理中でした。

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キャットウォークと呼ばれる通路。ファッションモデル気分でポーズを決めて記念写真を撮るのにうってつけです。

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踏切の切り替えをするハンドルを模したハンドルも設置されています。子供達が楽しげにハンドルを動かしては遊んでいました。

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ハイラインがパブリックスペースとしてオープンする前からあった落書きがそのまま残されている線路。ハイラインは公園として整備するために線路を外しますが、印を付けGPSを使って元の場所に正確に戻しています。

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第3セクションの第3フェーズからはハドソン川と対岸に見えるニュージャージーの景色を楽しめます。この岩は1804年に当時副大統領だったアーロン・バーとアレクサンダー・ハミルトンが決闘を行った場所なのだそう。決闘についてはポッドキャスト『バワリー・ボーイズ』で詳しく話していますので、ご興味があれば。

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マンハッタンのグリッドを実感できるスポット。写真ではよく解りませんが、11番街が遥か遠くのアップタウンまで続いているのを見ることができます。キャットウォークの中ほどだったと思います。

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ヘルズキッチンのトルコ風カフェ

雲が多い木曜日のニューヨーク。気温もひんやりとしていて、秋らしい気候です。

ニューヨーク植物園で2014年10月26日(日)迄『菊展』が開かれていると今朝のラジオで宣伝していました。とても綺麗らしく地元の人もお勧めしていました。

グランドセントラル駅から郊外電車に乗らなければいけないので少し億劫に感じてしまいますが、約20分で着くので遠くはない訳で。少し離れるだけでとてもリフレッシュできる場所なので、機会を作って訪れたいと思っています。
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さて、今回はヘルズキッチンにあるトルコ風コーヒーが楽しめるカフェ『Kahve』です。
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このカフェができてからずっと気になっていたのですが、兎に角小さい為に何時通り掛かってもテーブルが空いておらず。自分の為だけにドリンクを買うのも贅沢な気がして今まで行きそびれていました。が、先日ちょっと自分にご褒美モードになったため、初めて入店してコーヒーをテイクアウトしました。

店名の『Kahve』はトルコ語でコーヒーの意。とは言え、別にとっつきにくいメニューが並んでいる訳ではなく、販売されている軽食はスコーン、マフィン、ベーグル、菓子パン類、クッキー、クロワッサン等のごく普通のラインアップです。ただ、朝食用のキッシュ以外は食事は基本的には無いと思われます。
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ドリンクの種類はとても豊富。季節によってメニューが変わるので、何回訪れても楽しめそうです。温かいコーヒーやフラッペが中心ですが、お茶類やスムージーなんかも割と充実しています。

私は看板ドリンクと銘打たれたメニューから『café miel』と呼ばれるカフェラテを蜂蜜で甘くしたドリンクをオーダー。コーヒーがトルコ風だからかとても苦く、それを牛乳が和らげて蜂蜜が甘みを添えていて、非常に美味でした。

次は季節メニューから『salted dulce de leche』を試したら、こちらも他のカフェのフレーバーコーヒー類よりも苦み走っていて好みでした。凄く甘いのに苦みが効いており対比がくっきりしているのが味覚が呼び覚まされるように感じました。
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店員さん達もフレンドリーで、店内はとても狭くて沢山人が居る割には窮屈に感じませんでした。が、よっぽど運が良くないとテーブルは確保できないと思いますので、朝食とかの為に出掛けるのにはあまり向かないかもしれません。

フリーのWiFiがあるので、兎に角ずーっと居座っている人が多いように感じます。平日は朝6時半から開店しているので、早朝に出掛ければ席が確保しやすいのかも?

このカフェのコーヒー豆は世に言うフレンチローストで、苦みが非常に強く酸味が弱いものが大きな袋に入ってきます。好き嫌いが別れそうですが、苦ーいコーヒーが飲みたい気分の時には是非。

Kahve
774 9th Avenue, New York, NY 10019
TEL: 212-256-0207
メニュー、営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2014年10月 1日 (水)

ヨーロッパの文化

朝から今にも降りそうな水曜日のニューヨーク。今日はとうとう雨が降る予報で、肌寒くなりそうです。

香港にいる知り合いがデモに参加している写真がフェイスブックに刻々とアップされています。段々と緊迫感を増していく内容に、頑張ってほしいと声援を送る気持ちと心配な気持ちがないまぜで、複雑な気持ちで見ています。

こちらの新聞やラジオでもトップニュースに近い形で香港情勢を伝えており、これからどのように推移するのか興味を持って見守っている感じがします。なにはともあれ天安門事件のような事が起こらないように祈るばかりです。

アメリカで初めてエボラ出血熱を発症した患者が確認されたことも大きなニュースとなっています。今のところこれ以上感染が広がる恐れは非常に低いとパニックを起こさないよう繰り返しラジオで説かれていますが、やっぱり心配ですね・・・。

常以上にうがい手洗いの徹底を心がけましょう。
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さて、今回はヨーロッパについての徒然です。
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先週からウィーンに移り住んだ友人が働き始めました。今まで高給を取っていた彼女が満足のいくような仕事が見つかったようで、「同僚も良い人たちだし、条件も良いし、今のところハッピー」という報告でした。

働き始めて1週間が終わった金曜日、フェイスブックにカフェでのんびりとコーヒーを飲みながら本を読んでいる写真が。添えられていた文章には「毎週金曜日は午後2時が定時であることを知り嬉しい驚き。ヨーロッパ人のワーク・ライフ・バランスときたら・・・。どうやっているのやら。」と書かれていました。
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週4.5日しか働かなくていいなんて、確かに羨ましい限り。平日も殆ど残業がなくて、金曜日も午後2時にオフィスを出ることができたら、週末を思いっきり楽しめるし、平日だって趣味や勉強に使えそうです。

その投稿を読んで驚いたのは日本人の私だけではなかったようで、アメリカ各地やオーストラリア、イギリス、フィリピンや香港で働いている人達が「なにそれー?羨ましい!」、「私は金曜日の夜8時まで残業してたけどね・・・」とか続々とコメントを寄せていました。
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その投稿を読んで勿論羨ましいと思う訳ですが、どうやったら競争力を失わずにそんなことができるんだろうとも考えてしまう訳で。そんな時、今はニューヨークに暮らすフランス人女性と夫の仕事の関係でフランスを頻繁に訪れるアメリカ人女性が会話しているのを耳にしました。

アメリカ人女性が「フランスが大好きなの。文化や生活様式、考え方が心底美しいって訪れる度に感激してしまう。アメリカには無い素晴らしい魅力に溢れていると思うわ」とコメントすると。フランス人女性が「貴女にそう言ってもらって、どんなに嬉しいか言葉では表せないくらい。今フランスは経済的に非常に落ち込んでいて、若い人たちは自国に絶望しているの。フランスに帰っても、皆フランスの悪口ばっかり言ってるの。そんな人たちに貴方の言葉を聞かせてあげたい。」と涙ぐんでいました。
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ニューヨークに住み始めて約2年半のフランス人女性が「フランスとニューヨークは文化的にそんなに違いますか?」と質問されると、「全然違う」との回答。どんな所が違うと感じるのかと質問されると、「フランス人はアメリカ人に比べて、生活そのものに重きを置いていると感じる。どんな家庭にも1人はシェフが居て、1日に1回は必ず食卓を一緒に囲むことを欠かさない。食事の時間を中心に1日の計画を立てていると言っても過言じゃないほど、食事を大切にする。新しい友達ができたら先ず食事に招待するし、お礼をしたい時も食事に招待することが殆ど。ニューヨークでは食事は栄養摂取みたい。ニューヨークで暮らしている人達は、仕事と用事とイベントに支配されているみたいで、生活を楽しんでいるという感じがしない。」と仰っていました。

フランス式の生活を聞いているととっても羨ましく感じましたが、と同時に若い人が絶望するほど職が無かったり、自国の文句ばかり言いたくなるほど経済が落ち込んでいたら仕方ないとも思う訳で。
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なんとか豊かな生活を送る生活スタイルと経済的発展を両立する術を見いだせないものかと考えてしまうこの頃です。

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