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2015年1月

2015年1月30日 (金)

手作りの芸術的なミント

朝から雪が降っている金曜日のニューヨーク。午後からは天気が回復する予報ですが、今は一面灰色の空で暗く、回復の兆しは全く見られません。明日から1週間、寒い日が続く予報。最高気温が-5~7℃の日が3日あり加えて3日は雪も降るようなので、温かくして足元に気を付けて過ごしましょう。

今回の大雪で約1メートルの降雪があったボストンでも、水曜日から全ての交通機関や空港が運転を再開したそうで、大きな被害は出なかったようです。が、ニューヨークでは多くのホームレスが行き場を失い、教会等に避難しているそう。

実際昨日歩いてもあちこちで寒さに震えながら道端に座り込んでいるホームレスの人たちを見掛けました。中にはとても若い女性もいたりして、余計に暗い気分になったり。

経済が回復しているとニュースでは聞きますが、街を歩いたり、ボランティアをしたりしている分にはあまり実感ができません。早く人々が実感できるレベルで経済が回復すると良いのですが。
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さて、今回は去年末マーサ・スチゥアート(Martha Stewart)の運営するWEBで開催されていた『アメリカン・メイド』(American Made)という企画で紹介されていた、テキサスで手作りされているお菓子『Andie's Specialty Sweets』についてです。
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『アメリカン・メイド』という企画は、アメリカ国内でモノづくりをしているスモールビジネスを応援しようというもの。一般からの投票を募り、選ばれた上位10人に奨励金が出されました。が、候補として選ばれたビジネスの宣伝にもなった訳で。去年のホリデーギフトは国内で作られたもので…という観点から利用していた人も多かったのではないかと思います。

そんな中で美しいチョコレートやミントをテキサス州に住むご夫婦が手作りしているWEBショップが紹介されており。そのあまりの可愛らしさに何にしようか迷っていた誕生日プレゼントとする事にしました。
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私はミントがとても好き。日本で働いていた時には、ミント水をよく仕事のお供にしていましたし、おやつとしてミントをガリガリと食べていました。そこで便乗して自宅用にも注文させてもらいました。
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このお店では2人でせっせと手作りをしているので、注文から品物が届くまで結構な時間が掛ります。結婚式等、特定の日までにどうしても必要な場合には相談すると最短2週間で準備してくれるようですが、通常は最低でも8週間かかるようです。私達が注文したのは去年の10月頃だったので、ホリデーシーズンが近く、また同様にマーサ・スチュアートのサイトを見て注文した人が多かったらしく、届いたのは1月でした。

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届いたミントは芸術品のような美しさ。可愛らしくて何週間に渡って大事に食べました。見るだけで幸せな気分になりましたが、味はもうちょっとミントが効いていたら嬉しかったです。
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私はパステルカラーのボタン型のミントを注文しましたが、同じようなボタンミントでも秋色だったり緑と赤だけだったりと違う色が取り揃えられています。また、貝殻、キノコやサンゴ、ガラスを模ったキャンディーや、胡桃、どんぐりやキノコを模ったチョコレート等、見ているだけで溜息が出てしまうお菓子が満載。

高価なのですが、特別な記念日や大事な方への贈り物などにいかがでしょうか。

ヘルズキッチンのエチオピア料理のレストラン

午前中は寒さが厳しかった木曜日のニューヨーク。明日は少し寒さが和らぐようですが、また土曜日には1日凄く寒くなるようですので、明日雪/雨が上がったら用事をまとめて済ませておくが吉なようです。

今日は疲れすぎて頭が働きませんので、さくっと本題に移ります。
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さて、今回はヘルズキッチンのエチオピア料理を提供しているレストラン『Queen of Sheba』です。
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東京と同じく、ニューヨークは各国の料理を試すことができるのが楽しみの一つ。そんな中で住んで6年目で初めて試したのがエチオピア料理でした。勝手にスパイシーだというイメージを持っていたのと、あまり見かけなかったのが原因。

しかしながら友人カップルのお気に入りだという事で、夫と4人でイーストヴィレッジにある『Awash Ethiopian Restaurant』に去年の冬出掛けました。その際はお喋りに夢中で写真どころではなく結局ブログに書きませんでしたが、食べたことがない不思議な味で印象に残っていました。
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そこでヘルズキッチンにある違うエチオピア料理のレストランに夫と出掛けました。以前行った『アワッシュ』でも今回の『シーバの女王』でも、サンプラーディッシュがあり、いずれの場合も夫とサンプラーをシェアしました。サンプラーは、現地の習慣に従ってどちらのお店でも手掴みで食べます。よって手を消毒できるものを持参することを強くお勧めします。

サンプラーは、エチオピア料理では最も一般的だとみられる、とても酸っぱいクレープの様な平パン・インジェラ(Injera)に、選んだペーストを付けて食するというもの。ペーストは豆、肉、野菜が煮込まれた物のようで、スパイシーな物が多いようですが、お店に頼めば辛さ抑え目で作ったり、辛くない物を教えてくれます。
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パンも兎に角酸っぱく不思議な味なのですが、ペーストも何が入っているのかよくわかないものばかり。多分真っ赤なのはハリッサ(Harissa)が入っているからだと思うのですが、それもよく分からず。特に『シーバの女王』の平パンは非常に酸っぱく、夫は半分程でギブアップ。未知との遭遇で頭と味覚が活性化する気はしました。

残念ながら『シーバの女王』は我々の味覚に合わず。また機会を改めて『アワッシュ』を訪れたいと思いました。が、エチオピアでは人気らしい蜂蜜ワインとか割と美味しいエチオピアのビールとかも飲めますので、新しい味を試したい時にはトライしてみるのも良いかもしれません。

Queen of Sheba

650 10th Ave
New York, NY 10036

TEL: (212) 397-0610
お店のHPはこちら

2015年1月29日 (木)

ヘルズキッチンのラテアートが楽しいコーヒーバー

厳しい寒さに見舞われている水曜日のニューヨーク。一転青空が広がっていますが、その分冷え込んでおり最高気温は-2℃迄しか上がらない予報です。朝出掛けた際には-8℃と肩が凝りそうな寒さでした。

今日から全ての交通機関が通常運転に復帰し、街にも活気が戻りました。まだ公園にある食べ物の屋台なんかは閉まっていますが、他の商店は通常営業しているところが殆どです。

今回のブリザードJunoは進路が当初の予想よりもずれたため、ニューヨーク市は然程雪が降りませんでした。でも、大手の放送局がメインのオフィスを構えているのはマンハッタンな訳で。

ニューイングランド地方(ボストン等がある地域)では大雪が降ったらしいので、そちらからの中継に切り替えれば良かったのに、ニューヨーク周辺での取材に拘った為に針小棒大に伝えられたリポートを茶化すエピソードがコメディー専門チャンネルの『コメディー・セントラル』で月曜日~木曜日迄放送されている『The Daily Show』で流されました。個々人のリポーターには少し気の毒な気もしますが、CNNをはじめとする大手のマスコミには良いお灸だと個人的には感じました。

相変わらず面白いので、お時間が許すのであれば是非。
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さて、今回はヘルズキッチンに去年の夏オープンしたらしい小さなコーヒーバー『The Jolly Goat Coffee Bar』です。
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最近寒さの為、週末でも家に籠って勉強したりDVDを鑑賞したりという事が多いのですが、1日1回くらいは外に出て体を動かしたいもの。気分転換を図るためにまだ行った事がないカフェにお茶をしに行こうと調べて見つけたのが、このコーヒーバーでした。

なんでもトルコ人バリスタが提供するラテには工夫を凝らしたラテアートが施されており、美味しいのだとか。早速夫と足を運びました。
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このカフェは以前はクッキードウが入ったアイスクリームが売りのアイスクリーム屋『je & jo』があった場所にあります(いつの間にか『je & jo』はアイスクリーム製造を止めていたんですね)。少し中心部からは西に外れているものの、『Sullivan Street Bakery』の並びですし、『GOTHAM WEST MARKET』の近くですので、ついでに寄ることができる立地です。

お店は小さく、中には3脚の椅子がカウンター席に置かれているのみ。ですが、実際は我々2人が座ったら一杯という感じでした。WiFiのコネクションはあるようなので、ちょっとした調べもの程度ならできると思いますが、じっくり作業するのは難しそうでした。
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話題のラテアートは確かに凝っていました。日本のようなラテアートを期待するとがっかりしてしまいそうですが、NYCでは見たことが無いような図柄が細かく描かれていました。味音痴なので定かではありませんが、とても美味しかったです。

ペイストリー類やベイグルは地元で作られた物に拘っておかれているようでしたが、何処の物かは不明(ひっきりなしにお客様が居たので質問できず)。ローワー・イースト発祥の『Melt Bakery』のアイスクリームサンドイッチなんかも置かれていましたので、ニューヨークの味を気軽にサンプルできそうです。
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使っているコーヒー豆は『Stumptown Coffee Roasters』で、コーヒー豆の販売もしています。まぁ、ストンプタウンコーヒーはオレゴン州ポートランドのお店ですが。

折角ニューヨークを観光したり、ニューヨークに住んでいるのに、スターバックス等のチェーン店ばかり訪れていたらつまらないという方は、こんな地元密着の小さなコーヒーバーを訪れてみてはいかがでしょうか。

The Jolly Goat Coffee Bar

515 W 47th St

New York, NY 10036
TEL: (646) 509-8957
HPはこれから情報がアップされるようです。

2015年1月27日 (火)

運転再開

非常事態宣言が出され、眠らない街ニューヨークがとうとう眠りについたと言われた夜が明けた火曜日のニューヨーク。午前7時半をもって交通規制が解かれ、車の往来が許可されました。午前9時に全てのトンネルと橋の通行も始まりました。

午前9時からMTAも運転を再開。ロングアイランド鉄道等郊外電車は運転再開に時間が掛りそうですが、地下鉄とバスは週末ダイヤで運転されているそうです。

昨晩は午後11時で全ての地下鉄とバスの運行が停止(NYCは終電が無く、通常は24時間地下鉄やバスが運行されています)。同時に自転車を含む車両の通行も全面禁止され、緊急車両以外が午後11時以降に路上で走行しているのが発見された場合は、警官が最高$300の罰金を科すことができるというお達しが出ました(場所によっては罰金が$500の所もあった様子)。
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お蔭で午後11時を過ぎたらパトロールをするパトカーと除雪車以外は道路にいない、ガラーンとした街が出現。普段は真夜中や早朝でもイエローキャブを中心とした沢山の車が走り回っている街に慣れているので、なんだか不気味でした。

個人の外出に対しては罰金は科されていなかったと思いますが、家から出ないよう繰り返し喧伝されていたためか、殆ど人影も見られませんでした。まぁ、雪だ、雪だーとばかりに午前3時頃散歩している人を見掛けたりもしましたが、今朝9時までゴーストタウンような景色でした。

いつもはどんな嵐でも食べ物のデリバリーを頼む非常識な人が居て、ストームが来るたびに嵐の中を配達する可哀想な人達の写真でフェイスブックが賑わっていました。が、今回は「デリバリーは緊急車両とは認めないから、非常事態宣言が解除されるまでデリバリーをオーダーしようなんて努々考えてくれるな!」という強い市長の言葉もあり、また$300の罰金を覚悟してまでデリバリーを引き受けるお店もなかったと見え、静かなものでした。良い事です。
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結果的に進路が逸れ、恐れていたような大事には至らず。雪の量も大したことはなく(セントラルパークで約18cmの積雪)、ニューヨーク市に限ればブリザード警報は早々に大雪警報にダウングレードされていました。また、夜通しの懸命な除雪作業の甲斐もあってか、道の状態はそんなに悪くなさそうです。とは言え、今日は夕方まで雪が断続的に降る予報ですので、本日運転をされる方は細心の注意を払うようにとの事。

昨日は寒かったせいか、ブルックリン、ニューヨーク、ニュージャージーで美しい星形の雪が見られたそう。午後2時頃に星形の雪の写真があちこちでアップされたようです。写真で見ると本当に美しくて、見ることができなくて残念!
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今日1日は鉄道、地下鉄、バス、飛行機の情報を注意深く見守る必要がありそうです。夫は大事をとって午後から出社するそうなので、いつもよりのんびりとした我が家です。私もボランティア仲間が「明日はボランティアに出ようなんて考えないようにね!」と昨日電話をくれたので、家でのんびりします。

大雪への備え

現在正午になろうというところで、一旦雪が止んでいる月曜日のニューヨーク。午後1時過ぎから記録的な大雪になる恐れがあるという注意報が出されているため、慌ただしい1日になっています。

過去このような注意が促されても大したことが無かったという事が何回もあったため、今回もそうだと願いますが、念のためニューヨーカー達は準備に余念がありません。私も数日前に水が止まったばかりだし・・・と念のため準備をしていました。

いつもより多めに飲料水をピッチャーに入れて確保したり。トイレットペーパーやティッシュを補充したり。食料も水や電気が止まっても食べれるものを買ったり、数日交通が途絶えて食糧が納入されなくても困らないように多めに購入したり。
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以前のストームの際に購入してストックしてあったキャンドルや懐中電灯を確認したり。電気や水がある今のうちにと、掃除や洗濯を済ませたり(洗濯は現在も進行形ですが)。

皆さん同じように準備をしたようで、昨晩から今朝にかけてスーパーに長蛇の列ができ、入店に30分とか待っていたようです。今朝買い物に行ったら、近所のスーパーも棚がすっかすか。いつもより商品が格段に少なく、赤ちゃんを連れたお母さんたちがトイレットペーパーやベビー用品をまとめ買いしていました。

今日できれば済ませてしまいたいと準備をしていた用事があったのですが、ニューヨーク市長がなるべく外を出歩かないよう呼びかけていたので、大雪が落ち着いてから用事をすることにしました。これからは家で大人しくしているつもりです。
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朝から雪が降っていたものの、現在は落ち着いているのですが、ラジオ等では繰り返し「朝大したことが無いからと言って甘く見ない事。今回の大雪は午後過ぎから急にひどくなり、ブリザードの様になる可能性がある」と警告しており、地下鉄やバスも早ければ夕方運行を停止する可能性があるそうなので、夫も夕方には帰宅すると言い置いて出かけました。

まだ学校は閉鎖されていませんが、明日は閉鎖される可能性が高いとの見方が優勢。本日様子を見て発表されるそうです。今日、明日にフライトを予定されている方は、フライトがキャンセルされる可能性が高いので、必ず事前に確認をするよう注意も促されています。

大事にならないことを祈るばかりですが、準備をしておくに越したことはありません。あまりひどくなるようなら、バスタブとかバケツとかにも水をためたり、適宜準備をしていくつもりです。

皆様もなるべく外に出ずに、安全にお過ごしください。

2015年1月25日 (日)

映画『僕のアントワーヌ叔父さん』

雲が多いものの晴れ間が覗く日曜日のニューヨーク。月曜日・火曜日は2日共沢山雪が降る予報ですので、今日の内に用事を済ませられるのであれば済ませておくと良いかも。来週は水・金曜日以外は雪が降るようです。

3月からまた地下鉄とバスの料金が25セント値上がりすることが決定。波紋を広げています。ゾーン分けしていないニューヨークの公共機関は、何処まで利用しても一律料金。そのため遠くまで乗ると凄く安いわけですが、殆ど短距離しか利用しない私にはとても高く感じます。

学校に通い始めてからは勉強時間の確保が最大の課題なので、以前の様にボランティアに往復2時間かけて歩くのも難しく。地下鉄を利用してしまうのですが、1往復$5となると、結構な金額だな・・・と憂鬱に感じます。

稼いでもいないのに通いに週最低$10使うのは…と躊躇し始めています。だからと言って辞めるのも難しい訳ですが。
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昨日は水が出るようにはなったものの濁っており、なかなか綺麗な水にならず。その後、1日待ったもののお湯が出なかったため、真水でシャワーを浴びる羽目に。お蔭で髪を洗う気には到底なれず、体だけひゃーひゃー騒ぎながら洗ったのみでした。
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そんな訳で夕方までパジャマで溜まった家事を片付けたり、2人で家ご飯を楽しんだりとのんびりした休日となりました。外に殆ど出なかったので、今回は夜2人で鑑賞したDVD『Mon oncle Antoine』(邦題:僕のアントワーヌ叔父さん)の感想です。

『僕のアントワーヌ叔父さん』は、1971年に発表されたこれまた古い映画で、カナダ出身の映画監督クロード・ジュトラ(Claude Jutra)氏の作品。舞台はケベック州の田舎町。アスベスト鉱山のある貧しそうな村です。

このアスベスト鉱山の映像がのっけからインパクトがあります。アスベストが山と積まれている麓に人々が住んでいるのが、今から見ると信じられない気がしてしまい。そのすぐ後、遺体が映されるのが、何となく暗い未来を暗示しているかのよう。
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私も夫も起承転結がない、淡々とした映画は好きで、フランス映画も見てきたのですが。『クリクリのいた夏』とかは2人とも大好きで、いまだに劇中に出てきた「クリクリー!」という、フランス人のR発音丸出しの呼びかけは、冗談で言い合って笑ったりする位なのですが。この映画の起承転結の無さと、主題の曖昧さは前代未聞だと言い合いました。

終わった瞬間、「え?終わり?」と思わず言ってしまった位。それでも見て良かったと感じる不思議な作品でした。とても質の良いよく出来た映画だと感じた次第です。

主人公の15歳の少年の目を通して、貧しい炭鉱の生活が淡々と映し出される内容。先ず舞台がケベックなのが興味深く感じました。炭鉱の経営者は英語を話す人々で、従業員であるフランス語しか喋らない人々は「英語なんて話してたまるか」と上司のいう事もガン無視を決め込んでいたり。
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それでも先日見た『女は女である』に比べると、人々の会話に英単語が登場する機会が多かったり(現在のフランスでは、頻繁に英単語が会話中に使われるとの事。特にインターネット関連用語は英語のままの時が多いそうですし、OKなんかも普通に使用されているとの事)。街に一つしかないとみられるジェネラル・ストア(雑貨屋)が、日用品だけでなくウエディング・ヴェールから棺桶まで全てを扱っており、葬儀屋も兼ねている事とか。

小さな村なので村人全員が家族のようだったり。クリスマス前後の数日のお話なのですが、クリスマスイヴに雑貨屋のショーウィンドーの飾りつけを村人の前でお披露目したり。それを見て、ホリデーウィンドーのお披露目は、何もニューヨークの高級デパートの専売特許じゃなく、もっと広く習慣化されたものだと初めて知ったり。

そんな淡々と送られる日常の中で、15歳の少年が大人の性を覗き見たりお葬式の手伝いをすることによって生と死に触れ、戸惑っている様がこれまた淡々と描き出されています。その起承転結の無さが素敵な作品だと感じました。
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同じフランス語と言っても、パリとケベックでは文化が全く違い。その多様性もフランス語圏の魅力の1つだと改めて感じました。カリビアン・南アメリカや西アフリカが舞台の映画も是非観たいものです。

ウィリアムズバーグのゆるゆるベーカリー

予報通り日付が変わってから雪が降ったらしく、朝起きたら真っ白な雪景色に変わっていた土曜日のニューヨーク。既に雪は雨に変わったようです。今日は1日みぞれや雪交じりの雨の予報なので、大人しくしているつもりです。

何故か解りませんがニューヨークでは水道管がよく破裂します。昨晩も48丁目の11番街近くで水道管が破裂。ヘルズキッチン・チェルシー一帯で水が出なくなるという事態に陥りました。我々のアパートも一切水が出ず。トイレも流せないし、手も洗えないしで、「なんで毎年1月に水が出なくなるんだろう?」とぶつくさ言っていました。

流石にレストランやホテル等の商業施設の多い地域ですし対応を急いだらしく、午前2時には水道が復旧。我々の予想に反し、朝起きたら水が出たので感謝、感謝。まだ水が茶色く濁っていて、シャワーを浴びたり、料理をしたりはできませんが、トイレが流れるだけでも随分ましです。

日本で水道や電気の安定供給が受けられていた頃が懐かしい・・・。
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さて、今回はウィリアムズバーグの北の端にあるゆるゆるなベーカリー『The Blue Stove』です。
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5か月ぶりに用事でウィリアムズバーグに出掛けたので、うきうきして夫に「ちょっと贅沢させてもらうよ!」と宣言してランチをすることに。一人で軽く食事が楽しめる場所を探して見つけたのが地下鉄L線のGraham Ave駅近くにあるベーカリー『ブルー・ストーヴ』でした。

レビューを読むと店員さんの対応の良さを褒め称える書き込みが大半を占め。パイも皆さん褒めているし、写真を見ると木を基調にした店内で寛げそうだし。ベーカリーカフェなら一人でランチしやすいし、と訪れてみました。
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地下鉄Graham Ave駅は初めて利用しましたが、ウィリアムズバーグが人気の街になるにつれ新しいお店が進出してきたんだろうと思われる街並み。特徴の無いコーナーストアや家が並ぶ街並みに、ぽつぽつと新しそうなレストラン、カフェ、ケーキ屋があります。

『ブルー・ストーブ』は特徴があまりない外観なので、思わず通り過ぎそうになりました。が、一歩足を踏み入れると緩い時間が流れる居心地の良さを感じます。小さな店内には大きな8人掛けのテーブルがドーンと置かれ、隅に2人掛けの小さなテーブルが1つ。窓際にカウンター席が用意されています。
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テーブルではPCに向かって作業をする人達がずらり。でもランチを楽しむ女性達がいたり、マフィンとコーヒーで休憩する男性が居たりと、静かすぎず、うるさ過ぎずの丁度良いノイズレベルでした。ひっきりなしにお客さんが訪れていましたが、テイクアウトする人も多く、座れない人は出ていませんでした。週末はどうなのかわかりませんが・・・。

そして店員さん達が評判に違わず凄く感じが良い対応をしてくださり。気分よく質問したり、注文したり。このお店でコーヒーを買うだけで、出る時には笑顔になっていそうな雰囲気に満ち満ちていると感じました。
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食事系はキッシュとポットパイ。私はチキンポットパイとラテを注文。ポットパイは10分後にテーブルに届けますと言われて時間がタイトだったので若干焦りましたが、支払いが終わってドリンクを受け取るまで言わない、そののんびりとした対応がいかにもウィリアムズバーグらしくもあり、ま、いっかとなりました。

旬の食材を使って手作りすることを旨とするお店なので、今並んでいたパイは林檎、サワーチェリー(これはコンポートが年中手に入るから?)、洋梨&アプリコット(アプリコットも夏が旬ですが・・・)。アプリコット好きなので、洋梨&アプリコットのパイを持ち帰り自宅で夫と食べましたが、ポットパイもデザートパイもいかにも手作りといった感じ。デザートパイはもう少し甘さを抑えてくれた方が好きですが、それでも幸せ気分になりました。
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ちょっと落ち込んじゃって・・・、最近疲れ気味・・・、友達と甘い物を食べながらお喋りしたい!といった時に訪れると、出る時には元気をもらって笑顔になれそうな素敵な雰囲気のお店。周りにあったカフェやレストランも素敵そうだったので、また機会を作って足を延ばしたいエリアです。

The Blue Stove

415 Graham Ave

Brooklyn, NY 11211
TEL: (718) 766-7419
お店のHPはこちら

2015年1月23日 (金)

ミステリー『ロットワイラー』

晴れている金曜日のニューヨーク。日付が変わるころに雪が降り始めるようですが、日中は3℃まで上がって冬としては過ごしやすい1日になりそうです。明日は雪交じりの雨が降るようなので、用事はなるべく今日中に済ませてしまうが吉、かも。

昨日は用事と家事を済ませたら疲れのあまり頭が働かなくなって、ブログまで辿り着けませんでした。前日勉強に夢中になるあまり睡眠時間が3時間だったのが敗因です。歳を取ると無理ができなくなります、本当に。

昨日、在ニューヨーク総領事館から注意喚起のメールが届きました。改めて気を引き締めて行動しなければと思いました。皆様もくれぐれもお気を付け下さい。

在留邦人の皆様へ

               海外におけるテロ、誘拐の危険について(注意喚起)

                                              平成27年1月22日
                                              在ニューヨーク総領事館

 報道等で既にご承知のことと思いますが、シリアにおいて行方不明となっていた邦人2名の拘束及び殺害予告に関する動画が配信されました。
 動画配信は「イスラム国」によって行われたと考えられています。
 この動画において、イスラム国の戦闘員は、我が国のISIL(イスラム国)対策・周辺支援を目的とした非軍事分野での支援策を批判しています。
 今回の事案が発生したことにより、日本人がテロ・誘拐等のターゲットになり得ることが改めて明らかになりました。

 また、フランス・パリでの週刊誌本社襲撃事件、オーストラリア・シドニーにおける立てこもり事件などに見られる特徴として、テロ実行犯が外国から流入したのではなく、その国で育った自国民によるテロという点があげられます。

 このように、海外で生活する在留邦人の皆様の危険度は増していると考えられます。

 当館としてはこれまでもテロや日常的な事件事故に巻き込まれないよう、在留邦人の皆様に情報提供するとともに注意喚起を行ってきましたが、改めて危機意識を高く持ち、日々、皆様の周囲の警戒を怠らないようにお願いいたします。
 テロ事件に巻き込まれないための基本予防策は次のとおりです。
 ○危ない国・場所・時間帯を避ける
 ○用心を怠らない、目立たない(直接の標的とならない)
 ○周囲の不審者・不審物に注意を払う(不自然に大きな荷物、厚着)
 ○万が一に備える(旅行中の連絡先や日程を信頼できる家族に伝える)

※ 本お知らせは,安全対策に関する情報のため,在留届への電子メールアドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(安全対策に関するお知らせは,配信停止を承れませんのでご了承願います)。
※ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともに,お知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
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さて、相変わらず家に籠っている事が多い日々なので、今回は先週読了したイギリスを舞台にしたミステリー小説『ロットワイラー』(The Rottweiler)の感想です。
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この本を購入したのは去年の夏頃。ボランティア仲間に「最近は読むといったら雑誌『New Yorker』位で全然本を読んでいないの。ニュースを読んでも気が滅入るし、たまには息抜きに本を読みたい」とミステリーのお奨めを聞いたところ、勧められたのがイギリス人女性ミステリー作家のルース・レンデル(Ruth Barbara Rendell,)氏の作品。

彼女曰く「きちんと登場人物の心理に迫っており、謎解きだけでなく群像劇としても楽しめる」のがお奨めポイントだとの事。たまたま古本屋で売られていたのが、この『ロットワイラー』でした。因みにロットワイラーは警備・牧羊犬として有名な犬種で、作中の犯人が被害者に噛みつくという誤った情報に基づき犯人につけられいるあだ名です。
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正月明けから体調を崩してベッドに居る間に読んだのですが、先ず舞台がロンドンなのが楽しめました。イギリスは若かりし頃に学校の行事で1回訪れたのみですので、本で異国の雰囲気を味わいました。

ミステリーとしては犯人は誰かを当てるサスペンス部分が最初の1/3。そこで犯人が分かってしまうので、その後は犯人自身も知らない犯行の動機を犯人と一緒に探る楽しみと犯人の運命にハラハラする楽しみがありました。

そういったミステリーの楽しみだけでなく、イギリスらしく様々なバックグラウンドを持った肌の色もアクセントも社会的地位も年齢もバラバラな人達が多数登場し、其々が丁寧に描写されているため人間ドラマとしても楽しめました。どこかアンバランスな人達が沢山登場するので、彼らの言動にイラついたり、あるあると頷いたり。
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丁度受講しているクラスのクラスメイト4名の内2名がロンドンに住んでいたことがあるため、彼女たちがロンドンの印象について語っているのを聞いたばかりで。内1人が「イギリスに居ると相手がどの社会的階級にいるかの探り合いが酷くて。それが居心地が悪く感じて、あまり大学院生活を楽しめなかったの。」と話しており。それに対し雑誌の編集者だった女性は、「学校でもそうなの?確かにロンドンに暮らしていた頃は服装に気を付けていたわ。何を着ているかによって相手の対応が全然違うから。」とか話していたのが、作中の登場人物が周りの人の事を細かく観察してはゴシップしている様を思い出させました。

犯人は最初の方で目星を付けたままの人でひねりもどんでん返しも全くありませんでしたが、主観が変わると本人が自身に持つイメージと周りのイメージが全然違うことが推理の助けになったりするのが面白いと感じました。スラスラと読めるので、気分転換や旅行のお供なんかにピッタリ。

ルース・レンデル氏は犯人や被害者の心理描写に力を入れたシリーズも展開しているそうなので、機会があればそちらも読んでみたいと思います。

2015年1月22日 (木)

『女は女である』鑑賞

朝から曇りの水曜日のニューヨーク。現在の気温は-2℃。午後には少しだけ気温が0℃を上回る予報ですが、所により雪がちらつくかもしれないそうなので、冷やさないようお気を付け下さい。

昨日はブルックリンのウィリアムズバーグで2人の若者が銃で撃たれた事件がニュースになっていましたが、今日は昨晩9時半頃ミッドタウン・ウエスト(40丁目の7番街近く)にあるデリで男性が刃物で刺されて死亡した事件が取り上げられています。口論の末という事らしいですが、犯人はまだ捕まっていないようです。全く物騒だったら。

昨晩は午後9時10分から約1時間に渡ってオバマ大統領が一般教書演説(State of the Union Address)をおこないました。そのため夫とPCでホワイトハウスのHPにアクセスして生放送を見たのですが、1時間飽きさせずに聞かせる技術は流石です。

実現したら素晴らしいと思う提案が多かったと感じましたが、問題は財源ですね。今朝のラジオでは早速共和党の議員さん達が富裕層への増税に大反対を唱えていましたし、民主党の議員さん達も支出を増やす事には反対。これから議会運営の手腕が問われる事になりそうです。

フランスのラジオ局では、昨晩のオバマ大統領の一般教書演説とイスラム国によって日本人2人が拘束されたニュースを半分ずつ取り上げているようでした。年が明けてから酷いニュースばかりですね。アメリカ人やイギリス人の方々の様な運命が待ち受けていないよう祈るばかりです。
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さて、相変わらず殆ど家に籠ってばかりいるので、今回は最近見たDVDの感想です。
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今年に入り、文化や言語を学ぶためにDVDも見るように心がけています。通わせてもらっている学校には図書館が併設されているので、クラスを取っている間は無料で雑誌、本、CDおよびDVDを借りることが可能。そのため週に1回クラスに通う際に、ついでにDVDを1、2本借りてきては視聴しています。

今回は『Une femme est une femme』(邦題:女は女である、米題:A Woman Is a Woman)を夫と週末の楽しみに鑑賞しました。この映画は昨年MoMAの映画館でリバイバル上映されており、知り合いの映像作家さんがとても気に入ったようだったので、気になっていたのです。

そもそも古い映画には苦手意識があり、日本に居た頃は週に1本は映画を見ていたにも関わらず古い映画は殆ど見たことがなかったのですが。ニューヨークで親しくなった友達の多くが古い映画が大好きで、一緒に見に行ったり、勧められたりして見ている内に、古い映画の中にも楽しめるものがあると気付いて苦手意識が薄らいできました。
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『女は女である』も私が苦手な古い映画の部類。発表は1961年。フランスで公開されて3か月後には日本で公開されたようなので、ジャン=リュック・ゴダール監督はその頃から日本で人気があったのでしょうか。

意図的にそうしているのか、古い映画ならではの技術的な問題なのかいま一つ解りませんでしたが、音がぶつ切れたり映像がぱっと変わったりするのが面白く。ジャンルはラブコメ・ミュージカルの様な感じなのですが、歌唱もそれ程多くは無く。軽妙で所々笑えるのですが、ウィットに富んでいてせりふ回しも面白く。それでいて男女の愚かしくも愛おしい様がよく表現されていて楽しんで見ることができました。
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夫は殊に画面の使い方や、光の使い方、映像の面白さが気に入ったらしく。私はシンプルな言い回しで深い意味を読み取らせる台詞が好きでした。「私は日本人です」程度のフランス語しか解らない私でも聞き取れる台詞が結構あったので、全然聞き取れないラジオやニュースに毎日げんなりしている私にはやる気を貰えるという作用もありました。

主人公の女性がコペンハーゲンから移住したのでフランス語が堪能ではないという設定が、フランス語を学んでいる人に優しい映画を生み出しているのでしょう。彼女がフランス語の「R」が発音できなくてからかわれているシーンは、殆どのフランス語を学ぶ人たちに共感を持って受け入れられるのではないでしょうか。

寝室で1つしかないフロアランプを肩に担いで本棚を漁りに行き、喧嘩中で口をきかないとお互いに啖呵を切った恋人同士が本のタイトルで罵り合うシーンは夫も私も非常に好きでした。「アホだねー」と笑い合って見ていたのですが、『愛し合う者において、馬鹿だと思う気持ちと愛しいという気持ちは限りなくイコールに近い』という何処かで読んだ言葉を思い出していました。そんな「まったくもう!」と口で言いながら、その実相手をぎゅーっと抱きしめたくなる様な気持ちが溢れている映画だと感じました。
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アート系の方は映像美や音楽の使い方が楽しめると思いますし。パリが好きな方は雑然としたパリを味わえると思いますし。台詞が面白くて映画好きの方も勿論楽しめると思いますし。フランス語を学んでいる方は聞き取りやすい台詞でフランス語の勉強をできるとも思います。機会がございましたら、是非。

2015年1月20日 (火)

オーストラリア・カフェのブライアントパーク支店

朝焼けが美しかった火曜日のニューヨーク。3連休明けで街が通常の騒音に包まれています。

今晩はオバマ大統領が一般教書演説(State of the Union Address)をするため、どのような演説内容になるのかが話されています。ニューヨークに仮住まいさせて貰って5年が経ちましたが、投票はできないので味気なく感じてしまいますが。それでも住んでいる国の政治課題が国のトップによって発表される1年に1回の機会なので、なるべくリアルタイムで見たいと思います。

周りの人達はオバマ大統領への失望を隠しもしませんが、こんな難しい時期の大統領は誰がやっても大変でしょうし、文句を言っていても始まりませんし。
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さて、今回はオーストラリアからやってきたコーヒーチェーン『Bluestone Lane』のブライアントパーク近くにできた新しい支店のご紹介です。
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以前このブログでもウエストヴィレッジにあるカフェレストランをご紹介した『Bluestone Lane』。去年突如出現したニューヨークにおけるオーストラリアカフェの流行の一翼を担っていたチェーンですが、勢いは未だ衰えないようでブライアントパーク近くにカウンター席だけのカフェをオープンさせました。

小さなお店は全面ガラス張りで光に溢れて気持ちがよく。まだオープンしたてで余り知れ渡っていないせいか、休日の正午に訪れたにも関わらず私達の他には1組しかお客様がいませんでした。
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席は全部で8席だったと記憶していますので、少し混むと店内での休憩は難しくなるかもしれません。が、暖かくなれば広場に並んでいる椅子に座ってコーヒーを楽しむ事ができ、それはそれで気持ちよさそうです。

こちらの支店はウエストヴィレッジと違って純粋なカフェなので、軽食はペイストリーやクッキーが中心。食事と呼べるものはカリカリに焼いたトーストの上にアボカドが乗った『アボカドスマッシュ』のみ。この支店の物はバルサザールのパンを使ってもいませんし、トッピングもフェタチーズかチェリートマトのどちらかを選ばなければいけないようでした。が、美味しい事には変わりありません。
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今回はドリンクメニューについて質問できたのですが、「フラットホワイトはラテみたいなものだよ」との事。帰宅して調べると、カフェラテに比べるとフォームの比率が少なく、エスプレッソ版のカフェオレのような物、との事。夫はメニューにあったマジカルについて質問したのですが、「マジカルはフラットホワイトのバリエーションだ」とだけ回答が。試に夫が頼みましたが、違いが全く判りませんでした・・・。

夫とのんびりと会話を楽しみながら、光を浴びつつ食事を楽しめて大満足。夫も大変気に入ったようで、「偶には通勤途中に立ち寄って気分転換しようかな」と言っていました。お弁当やコーヒーを持たせちゃうので外食ができなくてかえって気分転換ができないのかな・・・と心配になりつつ、「それが良い!」と大いに賛成しました。一息つくのにピッタリの雰囲気のお店です、確かに。
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アボカドマッシュ×2+フラットホワイト+マジカルで約$25でした。カウンター席のカフェだとチップが1人$1で済むのも助かります。

ずっと行きたいと思っているオーストラリア風のカフェがもう一つあるのですが、いつ行っても超満員で果たせていません。近いうちに潜り込めると嬉しいのですが。

Bluestone Lane

1114 Ave. of the Americas
New York, NY 10036
(Corner of W 43rd & 6th Ave)
TEL: (212) 764 - 0044
営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2015年1月19日 (月)

ウエストヴィレッジのお気に入りベーカリー

朝から曇りの月曜日のニューヨーク。今日は『マーティン・ルーサー・キング、ジュニア・デー』(Martin Luther King, Jr. Day)でお休みの人が多いため、街が少しだけ静かです。夫も3連休なので、出張の疲れを癒しているようです。

私は風邪気味なのに木曜日に朝から晩まで用事に追われたつけか、金曜日から昨日まで風邪で寝込んでいました。今年は元気で過ごしたいと願っているのですが、どうにも幸先が悪いです・・・が、なんとか挽回したいところ。折角休みだった夫が何もできずに申し訳ない・・・。今日は一緒に映画を見たりと楽しみたいです。

友人は博物館に行ったり、変わらず仕事をしたりと、其々の週末を過ごしているよう。フェイスブックも随分覗いていないので、全部遡る気も失せて途中で止めてしまいました。溜まったメールの返事もまとめてしなければ・・・。勉強も溜まりすぎて不味すぎます・・・。頑張りましょう!
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さて、そんなこんなで最近は家に籠ってばかりなので、先日再訪したお気に入りのベーカリーの話題です。
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以前もこのブログで話題にしたことがあるウエストヴィレッジにある小さなベーカリー『Patisserie Claude』。多分名前の通りクラウドおじさんが一人で作っていると思われるペイストリー、キッシュ、ケーキ等が並んでいます。

小さなお店はお洒落でもスタイリッシュでもありませんが、街のベーカリーという雰囲気でいつ訪れてもバターの良い香りがします。また店内に並んでいる3個のテーブルには大抵お客さんがいて、美味しそうにパンを頬張っています。
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お子ちゃまな味覚で舌も肥えていない私は、素朴な味が大好き。有名なお店の洗練された味もそれは美味しいのですが、やっぱり普段は個人が一生懸命作ってくれたのが感じられる素朴な味の方が安心します。

おじちゃんは無愛想で英語もどれだけ喋れるか不明ですが、いつもお会計をしていると奥の厨房からじーっと何を注文するのか覗いています。自分が作った物に愛情があるんだろうなとそれを見る度に思います。

先日買い物をした時には、-5℃を超える寒さが連日続いていた最中だったのでいつもより売れ残ったのか、当日焼いたのではないケーキがある気がしたりと有名なお店と比べると品質にばらつきがあるのですが、それもご愛嬌。特にキッシュが大好きで、下町の雰囲気と併せてお気に入りで、近くに行くたびに寄ってしまいます。
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去年はニューヨークに古くからあった家族経営や個人営業の有名店が家賃の値上がりに耐えかねて何軒もつぶれてしまいました。チェーン店やお洒落なお店、高級店ばかりになってしまったとしたら、ニューヨークは何と味気ない事でしょう。

おじさんみたいな個人事業主の方達には、これからも何としても頑張って欲しいものです。

Patisserie Claude

187 W 4th St
New York, NY 10014
TEL: (212) 255-5911

2015年1月14日 (水)

ヘルズキッチンのヘンパナーダ・レストラン

朝から曇りの水曜日のニューヨーク。今日は1日曇りで所により小雨がぱらつく予報です。1日中氷点下のようですが、夕方に掛けて段々と気温は上がっていき、最終的には-1℃になるみたいなので、午前中さえ-5℃とかに耐えれば、午後には-2℃位になるみたいです。それも十分寒そうですが。

インテリアのチェーン店『West Elm』が販売している『Made in Brooklyn』というロゴが付いた商品群が実は中国製であることが批判を浴びています。ウエスト・エルム側は「この会社自体がブルックリンのDUMBOで生まれた会社なので、我々が企画・制作している商品という意味でメイド・イン・ブルックリンであるという意味と、ブルックリン・ブリューワリーのビールを入れたり、ブルックリンで焼かれているお菓子を入れたりと、メイド・イン・ブルックリンの商品を入れて使うという意味で商品展開をしている」とコメント。

確かにタグをしっかり見れば中国製であることが明記されているのでしょうが、前面にメイド・イン・ブルックリンを押し出したTシャツ、帽子、トートバッグ、ジャー等が中国製だとは普通思わないのではないでしょうか?私を含め、ニューヨークに住む人たちは地産地消を心がけている人が少なからずいると思われ、そういう人達やお土産を買い求める観光客をあるいみ引っ掛けているように感じてしまいます。

これからはしっかりとタグで原産地と製造地を確認する癖を付けないとと、改めて思った次第です。
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さて、今回はヘルズキッチンにある人気のラテンアメリカ料理のレストラン『Empanada Mama』です。
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このレストランは24時間営業なので、日本のファミリーレストランのように使われているためか、アメリカにしては小皿料理が豊富なためか、はたまた美味しいためか非常に人気が高く、いつ通ってもうなぎの寝床のような小さな店内は満員。以前から食事をしたいと思っていたものの、待つのが嫌いな私達はずっと果たせずにいました。

しかしクリスマス・イヴに腰も大分よくなってきたから2か月ぶりに外食することとなり、街中がガランとしている今日ならば入店できるのではと訪れたらビンゴ。待つことなく座ることができました。
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店名にエンパナーダとついていますが、ラテンアメリカ料理は一通り揃っているようで大皿料理もあります。が、なんといっても自分で好きなエンパナーダや前菜、副菜を選んで組み合わせて食べるのがお奨めと店員さんも勧めてくれましたし、そもそも小皿を色々食べる方が好きなので、組み合わせることに。

腰の為にアルコール断ちをしている時期でしたし、昼間だったので種類豊富な野菜・果物のスムージーの中から、私はアボカドを夫はオレンジをオーダー。両方とも不思議な甘さがあり、アボカドは一体いくつ入っているんだろうという素材そのものの味と濃さ。
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お腹に溜まるし、吸うのは大変だし、甘さが不思議だしで、半分くらいでギブアップ。種類を選べばたっぷり野菜やフルーツを摂取できそうではありました。夫は全部飲みきっていましたので、フルーツ系の方が飲みやすいかもしれません。
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前菜は皆さん頼んでおり、ウェイターさんも当たり前のようにオーダーするか聞いてきたワカモレ(guacamole)。このレストランではトルティアではなく、プランテンチップス(PLANTAIN CHIPS)が付いてくるのが面白いです。プランテンはバショウ属の草本植物だそうですが、バナナを甘さを生かさず料理に用いる時にこの名が用いられるよう。

夫はメインにスープとエンパナーダ1つ。私は既にお腹一杯の感があったのでエンパナーダを1つだけ注文。エンパナーダ(empanada)は具入りのパンまたはペイストリーで、ニューヨークではカフェ等で軽食として提供される事の多い料理。
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ピロシキやパン粉が付いていない焼きカレーパンぽい雰囲気の料理ですが、2口程で食べきれる小さなサイズの時が多いです。このレストランにはエンパナーダの具がバラエティー豊富に用意されており、それと副菜の米、豆、プランテンチップ等を選んで定食の様に食べる人が多そうでした。
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どれも素朴ながらも美味しくて、お腹もはちきれそうな程一杯になり、ワカモレは全部食べきれませんでした。値段の割にお得感があり、人気なのも頷けます。

現金支払いをしたので全部でいくらか忘れてしまいましたが(申し訳ありません)、とてもリーズナブルだったと記憶しています。是非また空いている時期に再訪したいレストランです。

Empanada Mama

763 9th Ave

New York, NY 10019

(b/t 51st St & 52nd St)
TEL: (212) 698-9008
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2015年1月13日 (火)

日本からのお歳暮

また寒さが戻ってしまった月曜日のニューヨーク。現在気温は-1℃でこれからどんどん下がっていき、正午には-6℃になるのだとか。風が吹くので体感温度はもっと低いので、今日も完全防寒でお出かけ下さい。

今朝もフランスで起きた連続テロ事件のニュースでもちきりのラジオです。依然としてパリでは厳重な警戒網が敷かれており、次号の『シャリル・エブド』の内容に関心が集まっているとの事。あのような襲撃にあったにも関わらず、次号も予定通り発行されるそうで、通常より大幅に増刷されるとの事。ドイツではこれ以上移民を受け入れるとパリで起きたようなテロ事件が自国でも起きると、大規模な移民反対デモが行われたとか。ヨーロッパは揺れています。

ニューヨークでは、デブラシオ市長に反発して全くチケットを切っていなかったニューヨーク市警の警官たちが仕事を徐々に始めたという報道。でも関係が改善してきたとは言い難い状況らしいので、今後どのように歩み寄るのかが課題。

そんな気が滅入るニュースを見た後、ニューヨークの道行く人々を紹介するブログ『Humans of New York』を覗いたら、演じることとお菓子作りが好きな女性が紹介されていました。なんでも彼女は自身でベイキングを絡めたコメディーショーみたいなものを制作してYou Tubeにアップしているそう。

忙しい朝なのに思わず見てしまいました。アメリカの大雑把な味の比較的簡単にできるパイの作り方も紹介されているので、お菓子作りが好きな方は見ると楽しめるかもしれません。まぁ、肝心の分量が全く出てこないので、結局はレシピを調べなければいけませんが。
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さて、今回は友人から暮れに届いたプレゼント自慢です。
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高校時代からの友人が結婚して長野に住み始めました。大学を卒業してからは違う国に住んでばかりでなかなか会う機会がなかったにも関わらず、ずっと親しい友人として仲良くさせて貰っている彼女。

そんな彼女が初めて長野に住んでお洒落な街を楽しんでいるようで、暮れに細々と素敵な物を沢山送ってくれました。
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長野の街の美味しい物色々。日本のお菓子は甘さが柔らかくて優しい味。

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和三盆でできたお地蔵様っぽい道標。子供の頃は「ただの砂糖じゃん」とか思って良さが全く分からなかった和三盆ですが、今は丸みを帯びた甘さが大好き。モチーフも見る度心が緩むような優しさに溢れてました。美味しいですねー。

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『あめせんべい』を初めて食べたのですが、しゃりしゃり、ぱりぱりとしていて、新食感。少ししょっぱいのも面白くて、とっても気に入りました。

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この正月は手抜きをしてお節を作りませんでした。食べたのはお雑煮位。でも栗きんとんの代わりに頂いた栗納糖を2人で食べたので、今年もお金には困らずに済むかな?お心遣い嬉しいです。

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ナッツも昔は嫌いで全く食べれなかったのに好きになってきた食材。そしてこの香ばしいナッツは非常にツボにはまりました。大掃除で疲れた時につまませてもらいました。外人さんにもうけそうな味です。

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京都土産のお煎餅も頬っぺたが落ちそうな美味しさ。しゅわっと口で消えるような軽い食感と仄かな甘さ。上品でこれぞ日本という味を遠い異国で堪能させてもらいました。缶もとってもお洒落で何かに使えないかと捨てられずにいます。

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京土産のちりめん。美味しいちりめんは海外に居るとよくいただきますが、やっぱり何度頂いても嬉しい鉄板のプレゼントの気がします。

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大好きな『ミナ・ペルフォネン』の小風呂敷。早速お弁当包みとして活躍中。因みに彼女から日本土産として頂いたミナの手拭は、1枚はストレッチの道具として、もう1枚は料理の時の姐さん被り用として毎日活躍中です。

ジャム1瓶以外は全て食べ尽くしてしまいました。お蔭様で大変贅沢な年末年始を過ごすことができました。随分手間暇かけて品物を選んで、詰めて、送ってくださって本当に感謝しています。

家仕事の日々

朝から小雨のぱらつく月曜日のニューヨーク。今日は寒さが緩み1日中氷点下にならない予報です。現在の気温は3℃で、やっと部屋の中であればヒートテックから解放されています。

今朝もフランス情勢が大きく報道されています。なんでも国内では史上最高数のフランス兵がユダヤ人学校等を中心に配置されたのだとか。国民に安心して生活してもらうために警戒を強化していることを目視できるようにしたとの事ですが、なんだか物々しい雰囲気で悲しくなってしまいます。

未だにニューヨークの地下鉄駅や主要駅に配置されている警備兵がライフルを持っていることに慣れない私は、彼/彼女らの姿を見るとなんとなくビクビクしてしまいます。パリまであんな風になっているのかと思うと複雑な気分・・・。

エジプトで同性愛者狩りが堂々と行われたニュースといい、なんだか世界が暗いニュースで覆われているかのようで、ニュースを聞くのが嫌になってしまいます。
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さて、今回は最近家で過ごしてばかりいるので、家で細々としているお家ごとの徒然です。

新年が明けてから風邪気味で咳が治まらないのと寒さが厳しいために家に籠ってばかりいます。まぁ、それでなくとも2015年は勉強する、短編を仕上げる、日記を書く、本を1か月に1冊は読む、と家で過ごすことが増えるような目標を立てているため、ここのところ家で過ごしてばかりです。

そんな訳で、街の様子もご紹介できませんので、アパートで細々とやっているお家ごとについて書かせてください。
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マンハッタンにしては広いバスルームを貸してもらえている我々は、壁に前年の思い出を詰めた額縁を飾っています。前年に友人から貰ったホリデーカードや結婚式の招待状、式次第、カード等を入れ、年末の大掃除で入れ替えます。飾り終わったカードを今まではファイリングしていたのですが、今年はオーナメントに造り替えてみました。これからはクリスマスツリーを飾って、思い出を1か月楽しもうかな、と。

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友人から沢山の贈り物が届きました。その自慢はまた機を改めてさせて貰いますが、その中にこんなに綺麗な鍋敷が。日本の用の美は素晴らしいですね。あんまり綺麗なので、リースの様に飾らせてもらっています。

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大掃除をすると食材を処分しなければと思い始めます。私の場合はライ麦粉、えん麦粉、全粒粉、えん麦等の各種粉類とシリアルがその対象。夏の間はオーブンを使う気になれずに粉類が随分残ってしまいました。そこで急に粉類を使って料理を始めました。これはブランチに作った全粒粉のパンケーキ。

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洋梨のケーキ。これは小麦粉処分。

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こちらは林檎のソフトクッキー。これも小麦粉処分。これにてほぼ小麦粉は使い切りました。

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えん麦(オート麦)と全粒粉、ついでにクランベリー処分の為のクッキー。

他にもライ麦粉のクレープを作って野菜やソーセージを乗せて朝食にしたり、料理で小麦粉を使うべきところをライ麦粉等にしたりと一生懸命使っていますが、なかなか減りません。まだ暫く在庫処分の日々が続きそうです。

2015年1月11日 (日)

表現の自由を訴える集会

あけぼの、朝ぼらけ、朝焼けと徐々に移り変わる空がとても美しかった日曜日のニューヨーク。現在の気温は-4℃。今日も日中はずっとマイナスの気温で寒くなりそうですが、夜が近づくにつれ暖かさが増すようです。

明日の予報は雪交じりの雨。夜には完全に雪になるかもしれないとの事。夫の帰宅は正午ごろの予定なので、大丈夫かな?無事に帰宅してくれると良いのですが。
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さて、今回は昨日開催された結束集会についてです。
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フランスで新聞社が襲撃されてから、ニューヨークでは『Je suis Charlie』をスローガンとする結束集会が開かれています。フランスで開催されている集会の規模には遠く及びませんが、それでも多くのフランス語系住民を中心としたニューヨークに住む人たちが集まっています。

昨日ワシントン・スクエアパーク(Washington Square Park)で集会が開催されるというお知らせが届いたので、表現の自由を大切に思う一市民として参加しようと足を運びました。近くに住むライティング仲間も誘ったら、「物を書く人間として表現の自由の支持を表明したいのは山々なんだけど、風邪を引いてるの。この寒さで酷くしたくないから残念だけど今回はパスします。また同様のラリーがあったら是非参加したいので声を掛けてね」という返事が。
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昨日は1日中-6,7℃の冷凍庫の中に居るような寒さ。外に出た途端鼻の中が凍る感じはしなかったので-10℃は超えてないというのは分かるものの、少し外に居ると震えが来る寒さではありました。完全防寒して行ったのですが、暫く外に居ると顔が痛くて足が硬直してしまって辛いものがありました。

そんな中でもワシントン・スクエアパークには沢山の人が集まり『Je suis Charlie』や鉛筆形のプラカード、ペンやフランス国旗を掲げていました。余りの寒さに気分が悪くなって30分しか居られませんでしたが、その間にフランス人が多そうだなーと思ったのは、ラリーがとても静かだったこと。
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殆どの時間静かにプラカードを掲げて立っているだけ。暫くしたら国歌を歌ったり(といっても国歌にはフランス国内で否定的な意見も多く議論になっているそう。そのせいか歌わない人も多かった。私を含め他国人は歌詞を知りませんし)、「liberté!expression!」、「Je suis Charlie」、「I am Charlie」と叫んだりしたのですが、直ぐ尻すぼみになってしまう。

基本的にフランス人は静かな人が多く、個人主義なので人と集まって何かをするのがちょっと苦手なんだろなーと勝手に親近感を覚えました。別に大きな声を出して叫んでいれば思いが強いという訳ではありませんし、静かに立っているだけだからその人たちが弱いという訳でもありませんから、それはそれで良い集会だったと思います。
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犯人が射殺されてしまった事は動機の解明の観点から非常に残念に感じました。これからの報道にも注目したいと思います。

2015年1月10日 (土)

遅れてきたホワイトクリスマス気分

美しい朝焼けに白い月が輝く土曜日のニューヨーク。現在気温は-7℃。ニューヨークにしては密封性が高く比較的暖かいアパートも、今朝は上に3枚、下に2枚、靴下2枚を重ねて、温かい紅茶を飲んで凌がなければなりません。最高気温も-6℃と1日中冷凍庫みたいな気温らしいので、温かくしてお過ごしください。

フランスのテロ事件がまだまだ議論され続ける中、ニューヨークではデブラシオ市長と警察組織の対立が続いているようです。警官2人を銃で撃った犯人は捕まったようですが、引き続き市民の安全を守る警察官の命をどのように守るのかに関して議論は続きそうです。

そして勿論、警察官による市民への暴力についても。
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さて、今回は金曜日の朝降った雪による雪景色のご紹介です。
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ブライアントパークの噴水が見事な氷柱で覆われました。

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雪が止んで1時間もするとベンチの上や通路は早速雪掻きされていましたが、降った直後はベンチの上に白くこんもりと柔らかな雪が乗っていて綺麗です。

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早速雪掻き隊が活動していましたが、まだ白い世界。

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沢山の人が寒さにも雪にも負けず雪見に訪れていました。

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寒さを紛らわすために温かなワッフルを買い求める人も。

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彼方此方にクリスマスの飾りが残っているので、遅れたホワイトクリスマス気分を満喫。

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寒さに負けずアイススケートを楽しむ人達。

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クリスマスツリーに雪。違った趣です。

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市立図書館のシンボルである有名なライオン君も雪化粧。

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2015年1月 9日 (金)

雪景色

予報通り朝から雪が降り続けており、除雪車が除雪するゴリゴリという金属音で目が覚めました。降りしきる細かい雪で視界が悪く、すっかり地面が真っ白になった金曜日のニューヨークです。午後には晴れる予報ですが、白い世界に閉じ込められている今はちょっと信じられません。

フランスで襲撃犯とみられる男たちがフランス郊外の町にある建物に立てこもっているそうで、その町の人々は自宅に閉じこもるよう指示される緊迫した状況が伝えられています。容疑者が居るビルの近くに高校があるようで、生徒も高校の建物から出られないのだとか。何も起こらないと良いのですが。

今日雪が止んでも明日はもっと冷え込みが厳しくなるそうで、友人はフェイスブックに「私はなんだって空気が肌を刺す様で顔が痛む場所に住んでるんだろ」というイラストをアップしていました。それに対して「それは、もし暖かい場所に住みたかったらニューヨークじゃない場所に住まなきゃならないからだよ」とコメントしている人が居て。

クリエーターにとってニューヨークは、他の場所に住むことが考え難いほど魅力的な場所なんだなと改めて感じました。かくいう友人と私は「ニューヨークは大好きだけど、一生住む場所だとは感じてない。積極的にニューヨークを出たいと思う訳でもないけど、さよならする心の準備はできてる気がする」と最近話し合ったばかり。

あと何回、この街で新年を迎えるでしょうか。
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さて、今回は久しぶりの雪景色のご紹介です。
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殆ど降らなかった火曜日の雪が寒さの為に木曜日なってもセントラルパークに少しだけ残っていました。

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この日は冷え込みが厳しかったのでセントラルパークはいつになく静か。

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人が少ないせいか、見たこともない鳥を2羽も見ることができました。これはコアカゲラでしょうか?一生懸命木を突いていました。

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もう1羽はすばしっこく写真が撮れませんでしたが、羽角みたいなピンと尖った小さな羽が頭の両側にあって、ちょこまかして可愛かったです。

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今日の雪は少し積もりそうです。
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Je Suis Charlie

久しぶりに冬らしい厳しい寒さが続いている木曜日のニューヨーク。昨日は風邪を悪化させないために家に籠っていたので、本日の寒さに恐れ入ってしまいました。ヒートテックの下着+長袖のタートルネック+パーカー+フリース+コートにマフラー+ニット帽の完全防寒でも少し寒く感じました。

明日はまた午前中に雪が降る予報なので、エレベーターの中で一緒になる人達は弱々しく笑って「参っちゃうねー」と呆れています。一昨日降った雪はそんなに多くなかったのに、毎日冷え込みが厳しいせいで未だに融けずに残っています。

日曜日には最高気温が久しぶりに2℃まで上昇する予報。ここまで来ると最高気温がマイナスから脱するだけでも有難く感じます。あと少しの辛抱です。
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さて、今回は昨日パリで起きた発砲事件についてです。
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ニューヨーク時間の昨日の朝、パリで新聞社(風刺画が沢山描かれている事、週刊だったことをとらまえて雑誌という意見もあります)『Charlie Hebdo』(シャルリ・エブド:エブドはウィークリーの意)が3人の覆面した男に銃撃されたニュースは自由民主主義を掲げる国々に大きな衝撃をもたらしました。

フランスでは多くの人々が集い、ペンや紙を掲げて、言論の自由を守ることを主張。お亡くなりになった12人のジャーナリストや警察官を悼みました。

ニューヨークも例外ではなく、昨日からラジオはこのニュースで溢れています。在ニューヨークのフランス領事館前には花やキャンドルが供えられ、昨晩ユニオンスクエアには痛みを分け合うべく人々が集いました。

それらのデモをする人達が掲げていたのが『Je Suis Charlie』(I Am Charlie)というスローガン。ソーシャルメディアで使われ始めたスローガンで、友達もフェイスブックのプロフィール写真やカバー写真を『Je Suis Charlie』をアラビア語を含む多言語でデザインした物に変えて、悲しみや怒りを、そして言論の自由を支持する意思を表していました。

新年が明けて今日が習い事の最初のクラスだった私は、重い気持ちを抱えて登校。そこで正午ピッタリに全てのクラスを一時中断して、黙祷をささげる時間を取ることを告げられました。
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たまたま本日登校していた100人程の生徒と教師が集まり、胸に『Je Suis Charlie』のスティッカーを貼り付けて、先ずは参加者が任意で思いを語り。「意見が違ったとしても言論の自由は守られなければならない」、「信仰の自由が認められるのならば、宗教から解放された人生を選ぶ選択肢も守られなければならない」、「フランスは国民の多様性と違いを認めることをモットーとしている国であり、その寛容性は今後も守らなければならない」、「このような悲惨な事件が起きた時、人との繋がりを直に感じて痛みをわかち合うことは、誤った感情の爆発を防ぐ。困難な時ほど共感する心を忘れてはならない」等と思いが告げられ。

その後、すすり泣きが聞こえる中、其々ハグしたり、静かに目を閉じたり、ただうつむいたりしながら黙祷が捧げられました。私も理不尽にも多くの命が奪われてしまったことに対する怒り、意見が違うというだけで何故暴力に帰結したのかという悲しみ、白昼堂々とパリの中心部で組織的犯行によって粛々と12人もの人が殺害されたというショック、そしてそれほどまでに追い詰められている人々がいるという現実に対する失望と、自分自身他宗教や他文化についてよく知ろうともしなかったことへの自責の念でグチャラグチャラしていた胸の内が、少しだけ鎮まるのを感じました。

以前村上春樹さんがエッセイか何かの中で、『直ぐに結論を出さずに悩み続ける事は努力と体力・気力を要するが、時に重要』というような事を書いてらっしゃったと記憶していて、その言葉に非常に感銘を覚えたことを思い出しました。犯人を見つけてハイおしまい、というのではなく、このような事件が起こる背景について探索し続け、どうしたら二度とこのような事件が起きないのかを悩み続けることが大切なのだと感じています。

ニューヨークはパリと共に泣いています。

2015年1月 8日 (木)

ノン・ドライバーIDの更新

悲しいニュースで始まった水曜日のニューヨーク。ラジオではノンストップでパリで起こった新聞社の銃撃について報じています。

ケベック、シドニーでの銃撃事件に続き、パリでの事件。しかも今回はジャーナリストにターゲットを絞った犯行という事で衝撃が大きく。先進国のジャーナリストをターゲットにした同様の犯行が起こる可能性があると、ニューヨークのラジオもピリピリしているようです。

パリを旅行で訪れている人達には注意が呼びかけられているようですね。もうこれ以上暴力に訴える事件が起こらない様祈るばかりです。
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昨日は今年に入って2回目の雪が降り、初めて積もりました。今日は冷え込んだまま晴れ渡っていますので、足元に十分お気を付け下さい。
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さて、今回はノン・ドライバーIDの更新についてです。
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同時多発テロ以降ニューヨークではセキュリティーが厳しくなり、ちょっとした用事でビルに入館する時にはいちいちIDの提示を求められます。ボランティアでオフィスを訪れる際や医者に通う際に、ビルの入り口にある受付でIDを提示して入館証を発行してもらう機会が多いです。

またお酒を購入する時にはいちいちIDの提示を求められます。特にスーパーでは年齢か生年月日をレジに打ち込まないと処理ができないようなシステムになっているようで、必ず提示をしなければなりません。私は何処からどう見ても立派なおばさんなのでバーのバウンサーはスルーパスしてくれることが多いですが、でもしっかりチェックされる事もあるため所持が必須。
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その度に大切なパスポートを提示するのは厄介。持ち歩けば、歩くほど紛失の恐れがありますし、大変な思いをして発行してもらったVISAが無くなるなんて事態は想像したくもありません。

でもマンハッタンに住んでいたら車は必要ありませんし、「ニューヨークの駐車場代はアパートをもう1軒借りるようなもんだ」という冗談がある程高いようですから車を持つなんて贅沢もできません。また駐在という立場上、なるべく問題を起こさないように大人しくしていたいという気持ちもあり、運転自体を控えてもいるので(と言っても私は完璧なるペーパードライバーなので、控えているのは夫のみ)、運転免許証も不要です。

そこで便利なノン・ドライバーID(non-driver ID card)をニューヨークに住み始めて直ぐに取得しました。が、秋頃スーパーでビールを購入するためにノン・ドライバーIDを提示したら、「有効期限が切れていますよ」と注意してくださり。初めて4年の有効期間で申し込んでいた事を思い出しました。こちらに住み始めた時には、よもやこんな長期間住むとは思いもしなかったんですよね・・・。
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ノン・ドライバーIDや運転免許証が切れる50日前にはDMV(Department of Motor Vehicles)からお知らせが届くようなのですが、我々のような短期滞在者(TEMPORARY VISITOR)にはそのお知らせは届きません(TEMPORARY VISITORとIDや免許証に書いてある場合は届かない)。また、同様に普通はできるオンラインでの更新申し込みも認められていないため、DMVに出向いて手続きをする必要があります。

そこでなるべく早くIDを入手しなければ・・・と腰の調子が長時間に及ぶ待ち時間に耐えられる位回復した年末にDMVに出向きました。が、前回とっても待たされた記憶があったので、オンラインで予約をして、必要書類も全て自宅で記入を済ませて、準備万端で臨みました。
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・・・筈だったのに、詰めが甘い私の事。なんと予約したオフィスではない他のオフィスに出向いてしまい、番号札を引いて待つように指示されてしまいました。しかし、予約時間がオフィスが開くのと同時の午前8時半だったため、番号札も3番目。待ち時間もほとんどなく、全ての手続きに要した時間はたったの15分でした。

事前に予約して、必要書類を全て自宅で準備しておくと非常に簡単に手続きが済むようですので、今後取得や更新をお考えの方にはお勧めです。今回も4年の有効期間で申し込んだら、$10以下で手続きができました。
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これが最後の更新になることを願ってます。

2015年1月 7日 (水)

チャールストンの食事②

今日から3日間1日中氷点下の寒い日が続く予報のニューヨーク。最高気温が-4℃とか・・・。既に雪が降っていますし、できる事なら外に出たくないです。昨日はボランティアでパートナーをしている女性と電話で話したのですが、「なるべく温かくして家に籠るのが一番よ」と仰っていました。

今朝起きたら20年来の友人からビッグニュースが飛び込んできました。毎年おめでたいニュースが聞けて幸せです。学生時代と違って、E-mailやらスカイプやらフェイスタイムやらWEBやらでお金をかけずに日本と瞬時に繋がれて便利な世の中です。あんなにもアメリカと日本が遠く感じていたのが太古の昔の様です。

昨晩ブロンクスで2人の警察官が銃撃を受けたようです。2人とも胴体と腕を2か所打たれて1人は重体のようですが、命に別状はないとの事。抗議デモとは無関係の、犯罪捜査中の銃撃戦だったそうです。

銃の規制が話題にもならないのはなんででしょう・・・。
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さて、今回はチャールストン旅行記の最終回。チャールストンでの食事についての2回目です。長らくお付き合いありがとうございました。

Black Tap Coffee
チャールストンを訪れる前から私が行くことを心に誓っていた一軒家カフェ。観光の中心地からは西に離れた住宅街の中にポツンと建っています。
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チャールストンには珍しく、店員さん達は凄くフレンドリーという訳ではないつかず離れずといった接客。民家を利用した造りやシンプルでお洒落な内装が、ウィリアムズバーグ辺りにあるカフェと似ている雰囲気です。
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壁に沿って黒いシンプルなカウンター席が用意され、大きな木のテーブルセットが1つ。他にも小さな木のテーブルセットがいくつか置かれており、人々がPCで作業をしたり、店員さんとコーヒーについて熱く語りあったり、友達同士でお喋りしたりと思い思いの時間を過ごしていました。
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私達は評判の良かったフレーバーラテを注文。私のラベンダー・ラテは苦みと甘みの中に鼻を抜ける良い香りがあって不思議に美味しいものでした。夫のブラウンシュガー・ラテは想像以上に甘かったですが、疲れた体には優しい甘みで夫も気に入っていました。
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楽しい旅の思い出にと、丁度きれそうだったコーヒー豆をお土産に購入。帰宅して淹れましたが、残念ながら夫の好みの豆ではなかったよう(夫は酸味が強い豆が苦手で、好きでないとコーヒーがカップに少し残っていることが多いのです)。

昨日ご紹介したビスケット屋さんとこのカフェは、チャールストンの今が感じられるお店な気がしました。

Black Tap Coffee

70 1/2 Beaufain St
Charleston, SC 29401
TEL: (843) 793-4402
営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

Craftsmen Kitchen Tap House
クリスマスの日は仕方なくバーでつまみ、2日目はベトナム料理で軽く済ませ、最後の夜だし美味しい物を・・・と訪れた新しいビアレストラン。裏道に少し入っていますが、観光の中心地にありますし、レストランやカフェが集中するイースト・ベイ通りに直ぐの便利な立地です。
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私達が訪れた時は時間が早かったせいか店内は半分しか埋まっておらず。念のためホテルで予約してから訪れましたが、予約なしでも直ぐ座れたと思います。が、夜が更けるにつれ大混雑してきましたので、待ちたくないのであれば(特に大人数の場合は)予約した方が無難かも。

ここの売りはテイスティングができる種類豊富なビール。各カテゴリーから1種類ずつのビールが小さいグラスに入って4つ並んでいるテイスティングセットが沢山あり、仲間内で違うセットを頼んで回し飲みしながら楽しんでいるテーブルが多かったです。拘りのある方はバーカウンターに座ると、バーテンダーと色々語らえそうでした。
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アルコールは腰の痛みを酷くさせるのでず~っとお酒を我慢していたのですが、流石にここでは我慢できずハーフパイントのグラスを注文。夫も私も地ビールのセクションからそれぞれ選び楽しみました。

お料理は現代風のライトなテイスト。酸っぱさや塩気、素材の味や色んな食材の食感が混ざり合って美味しかったです。南部料理は飛び切り美味しいのですが胃が疲れ気味になるものが多く、ちょっと疲れていた胃に優しい味でした。
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お料理が美味しかったので、デザートを頼むことに。メニューには無いのですが聞いてみると、「チョコレートケーキとアップルパイがあります。二つとも注文を受けてから作るので15分程お時間を頂きますが、よろしいですか?」と。『え?アップルパイを注文を受けてから作るの?』と内心?になりつつOKを出し、のんびりお喋りしながら待つこと20分。

小さなお鍋にアップルパイの中身だけが焼かれて、その上に手作りアイスクリームが乗ったような熱々のデザートが出てきました。これが素朴だけど非常に美味しかった。店員さんに「待ってた甲斐があったでしょう?」と得意顔で言われましたが、はい、待ってた甲斐がありました。
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残念ながら現金で支払いをしたのでいくらか定かに覚えていませんが、チャールストンにしてはそんなに高くなかったと記憶しています。

Craftsmen Kitchen Tap House
12 Cumberland St
Charleston, SC 29401
TEL: (843) 577-9699
メニュー等の詳細はお店のHPでご確認ください。

Magnolias
チャールストンの食事処を調べていて人気だと感じたのは『Husk』、『FIG』、『Slightly North of Broad』そして『Magnolias』。ディナーを食べると予算をオーバーしてしまうのでランチを狙ったのですが、Huskは1月の第2週まで予約で一杯。Figはランチ営業自体がない。という訳で、S.N.O.Bとマグノリアスをそれぞれ当日予約して訪れました。
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個人的にはチャールストンでの食事でこのブログで紹介したレストラン・カフェは甲乙つけがたい程好きだったのですが、その中でもこのマグノリアスの食事の美味しさは深く、深く印象に残っています。(余りの美味しさに大満足して、レストランの外観を撮り忘れました。)

マグノリアスは値段設定の割にはフォーマルな店内で、テーブルクロスもナプキンも全て布。各セクションによって雰囲気ががらりと変わりますが、私達が通されたのは一番奥の静かな一角。
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担当のウエイトレスさんは肝っ玉母ちゃん風のさばさば、テキパキした女性。ちょっと南部訛りがあって、冗談言いつつがははって笑って接客してくれて、レストランの雰囲気がちょっとカジュアルになって良かったです。

ブランチメニューがどれも美味しそうで迷いに迷ったのですが、折角南部料理を現代風にアレンジしたレストランなので、南部料理を頼もうということになり。私はメイプルシロップで風味づけしたハム、グリッツ添え。夫はブイヤベースを選択。
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美味しそうなので絞り切れず、結局2人ともスープも頼んだのですが・・・もう、このスープからして頬っぺたが落ちそうな美味さ。2人で「美味しい!信じられない!」と大興奮。勿論、温かいパンも美味でした。

メインも言わずがもな。2人でニッコニコで食べたのですが、スープとメインは多くて、グリッツもとてもお腹に溜まる為、半分残してしまいました。周りのテーブルは結構持ち帰り用に包んでもらっていましたが、私達はフライトが控えていた為泣く泣くあきらめました。
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アイスティー+ラテ+スープ×2+メイン2つで$58(TAX+チップ込)でした。ランチにしては立派なお値段ですが、後悔なしです。またいつか再訪したい・・・。

Magnolias
185 E Bay St
Charleston, SC 29401
TEL: (843) 577-7771
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2015年1月 6日 (火)

チャールストンの食事①

朝から快晴の月曜日のニューヨーク。珍しくアメリカも今日から通常運転。夫は元気に出張に出掛けて行きました。正月明け早々ご苦労様です!

使っているケーブル会社の問題かはたまた住んでいるアパートの問題か定かでないのですが、昨日から今朝9時にかけてネットが不通になっていました。電話もケーブル電話を使っているので、こうなるとネットは接続できないわ、電話はできないわで陸の孤島状態。

こんな時スマートフォンとか携帯電話とか持っていると便利だなーと思います。何はともあれ、夫が出張する日に復旧して良かったです。

新年の挨拶とお誕生日のお祝い位しか実家に電話しないのに、体調を崩したり、電話がつながらなかったりで、今年は挨拶をしそびれています。今晩(日本の火曜日の朝)電話しますので、もう少しお待ちください・・・。また、新年のご挨拶を下さった皆様、順次返信しますので、気長にお待ちいただけると幸いです(私信、申し訳ありません)。
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さて、ニューヨーク生活と銘打っておきながら旅先の事ばかり続いて申し訳ありませんが、あと2回お付き合いください。今回は、チャールストンでの食事のご紹介です。
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友人に「チャールストンの何が一番良かった?」と質問されての、私の答えは「野生のイルカが見れた事」で夫の答えは「食事」。2人とものんびりとしたチャールストンの雰囲気や古い街並み等、総合的に好きだったので1つ選べないと困った末での回答でしたが、確かに食事はとっても美味しかった!

ベジタリアンやビーガンだと楽しめる食事なのかは解りませんが、シーフードもお肉も大好きな私達には天国のような場所でした。流行のレストランにはベジタリアンメニューも少し用意されているようでしたが、ニューヨークには負ける印象でした・・・、がビスケットとかフランス風のデザートとかで十分楽しめるのかもしれません。

Bakehouse Charleston
滞在したホテルに朝食が含まれていなかったので、簡単に朝食を済ませる為に訪れたカフェ。観光の中心地に近いイースト・ベイ通りにあり、とても便利です。
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カフェなのでペイストリーやクッキーが中心ですが、南部らしくビスケットがケースに並んでおり、卵、ソーセージ、チーズを追加料金で挟んでサンドイッチの様にしてもらう事が可能。ベーグルもありましたが、ニューヨークに住んでいると流石に他の地域でベーグルを・・・という気にはなりません。
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明るく広い店内で、客層は観光客と地元住民が半々位。腰が痛いので、立ってストレッチしたり歩き回ったりしていたのですが、皆さん放っておいてくれました。広々したスペースはニューヨークにはない開放感に溢れていて好印象でした。
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店員さんもとてもフレンドリー。接客がゆったりもしていて、南部っぽさを感じられます(まぁ、それはほぼどのお店もそうでしたが)。地元の方々は身なりが綺麗で、さりげなくペアルックにしているご家族がお洒落したお子さんの写真を撮影していたりと、光溢れる空間を楽しんでいました。

Bakehouse Charleston

160 E Bay St
Charleston, SC 29401
TEL: (843) 577-2180
営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

Slightly North of Broad
チャールストンの歴史地区は、最近不動産会社が大量に流れ込み変貌を遂げているそう。お洒落なレストランやギャラリー、カフェが歴史的な建物の中に入り、代々この町に住み続けているガイドのアンさんによると「長いチャールストンの歴史の中で、一番人種構成が画一化されているかも」との事。
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そんな歴史的地区もブロード通り(Broad St.)を境に趣を変えます。ブロード通りより北は商業地区。ブロード通りよりも南は住宅街(よって、南には観光客が使えるトイレが皆無なため、北で用は足しておくべき)。ブロード通りより南には綿花やお茶のプランテーションで財を成したお金持ちの豪邸が多く、代々チャールストンに住んできた家族ばかり。そこでその地域で生まれ育った生粋のチャールストン人を差し『South of Broad』と呼ぶそう。
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それに引っ掛けて、比較的新しくできたモダン南部料理を提供するレストランが『Slightly North of Broad』と名乗っているのだと思います。場所はその名の通り、イースト・ベイ通りとブロード通りの交差点から少しだけ北に上ったところ。
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ディナーだと予算が足りなそうだったのですが、人気の味を試してみたくてランチに予約をして出掛けました。予約がないとかなり待たされるようでしたので、訪れる際には事前に予約することをお勧めします。
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広いレストランは満員・満席。そんな中でも店員さん達は朗らかに、会話を楽しみながら接客をしています。美味しそうなメニューが多くて目移りしてしまいましたが、私はその日の特急ランチを、夫はコーンビーフのサンドイッチを選択。
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先ずは籠に入った甘いコーンブレッドが出てくるのが早速南部っぽく。そのコーンブレッドが温かくて、2人でホクホクしてました。ランチは少しスパイシーなシーフードと甘いサラダがこれまた南部っぽく満足。
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こんなに美味しいならばとデザートもオーダー。迷った挙句にガイドブックに「チャールストンは宗教の自由を謳っていた数少ない都市。その為、フランスのプロテスタント弾圧を逃れたフランス人が多く住みついたため、フランスの文化が色濃く残る。」ため、「デザートはクリームチーズ・ブラウニー、プラリネスフレ、プラリネ・キャンディー、胡麻のクッキー、クレームブリュレ」が有名と書かれていた事を思い出し、クレームブリュレを注文。

しかし、その日のスペシャルとして挙げられていたキャラメルアイスクリームに私が大反応していたため(私はキャラメル味が大好きで、ウエディングケーキもキャラメル味にしてもらった)、夫がスペシャルのアイスクリームを頼んでくれました。
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が、忙しかったせいか運ばれてきたのはバニラアイス。2人で「ま、いっか」と食べていると、担当のウエイトレスさんがデザートはどうか聞きに来て、サーバーが間違えたことに気付き。「えー?!なんでバニラアイスなの?ちゃんとキャラメルアイスって言ったのに!申し訳ありません、直ぐ取り替えます!」と。

「もう半分食べちゃったし、お腹一杯だし、これはこれで美味しいし、大丈夫です。そのお気持ちだけで」と言ったのですが、ウィンクと共にワンスクープだけキャラメルアイスを持ってきてくれました。そしてアイスクリームは全く請求されていませんでした。

デザートもとっても美味で、特にキャラメルアイスはリキュールで風味付されているのが良くてとっても気に入ったので少し申し訳ない気がしましたが、こういう機転の利くサービスがこのレストランの人気の秘訣なのかもしれません。

以上にスープも付けて、$48.62(TAX+非常に多めのチップ込)と物価が高いチャールストンとしてはお得感があるランチでもありました。

Slightly North of Broad
192 E Bay St
Charleston, SC 29401
TEL: (843) 723-3424
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

Callie’s Hot Little Biscuit
観光の中心部からは北に外れますが十分徒歩で歩いて行ける、お店が並ぶキング通りにある小さなビスケット専門店。元気な女性が切り盛りしていて、温かみが感じられます。
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うなぎの寝床のような店内にはカウンター席が6~8席程しかありませんが、地元の方達はランニングの途中で立ち寄ってテイクアウトする人が多く。観光客も食事を済ませたらさっさと帰るので、私達は待つことなく席に座ることができました。

ビスケット専門店ということで6~8種類のビスケットが日替わりで用意されているようで、沢山試してみたかった私はサンプラーという小さめのビスケットを3つ選べるプレートを。夫はビスケットのサンドイッチをオーダー。2人とも折角だからと南部では一般的だというアイスティーをドリンクに選びました。
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小さいながらも3つもビスケットを食べたら、お腹は一杯。お土産コーナーに可愛らしいカードやベーキングの素が用意されていたので、日本土産にグリッツを購入。お店の方に「ビスケットはどうだった?」と聞かれたので、「もうーお腹一杯!」と言ったら皆さん大笑い。「その気持ちはよく分かるわ!っていうことは、私達はグッドジョブだったって事よね?」と明るい声が返ってきて、気持ちの良いお店でした。
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南部らしいフレンドリーな接客と、若い女性が起業して頑張っているエネルギーと、南部らしいビスケットの朝食と全て揃っているこのお店は、小さいながらも訪ねて本当に良かったと感じました。お勧めです。

Callie’s Hot Little Biscuit
4761/2 King St
Charleston, SC 29401
TEL: (843) 737-5159
お店のHPはこちら

2015年1月 4日 (日)

チャールストンのあれこれ

1月3日のニューヨークは朝から曇り。午後から雨が降り始め、夜には所により大雨になる予報ですので、用事は早めに済ませるが吉です。

アメリカは12月31日まで(多くの場合半日)仕事があり、1月2日から通常通り仕事があります。が、今年は1月3日が土曜日という絶好の日取りのため、中日である1月2日も休みにしているオフィスも多く。アメリカにしては珍しく正月休みが4連休の人が多いようです。

そのためか、いつにもまして街中が観光客や休みを楽しむ地元の人達で混雑しているように感じます。夫は大晦日に有給休暇を取得したので、なんと年末年始で5連休。今までは1月1日しか休んでいなかったので、アメリカに来てからこんなにお正月にのんびりしたのは初めてです。

残念ながら明日はオフィスに出て出張準備に追われるようですが、久しぶりに顔色がよくなってきた夫を見て一安心。何故か正月早々風邪を引いていた私も今日から復活したので、早速家事を片付けています。

それにしてもあんなに掃除してたのに、正月2日家でのんびりしただけで、もう既に家じゅう埃だらけ。こちらで暮らす日本人の女性とも話していたのですが、なんでニューヨークのアパートってこんなにも直ぐ埃があちこちに溜まったり、水回りが汚れてしまうのでしょうか?日本のアパートが上手く出来ていた事を、こちらに来て痛感しました。
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さて、なんだか前後して申し訳ありませんが、今回はサウルカロライナ州チャールストン(Charleston)の町の特徴などのご紹介です。
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チャールストンは、イギリス王チャールス2世が国民にご褒美として分け与えた土地。イギリスを3隻の船で出発したイギリス国民の内、無事辿り着いたのは一隻のみだったそう。

命からがら辿り着いたら人が住むには難しい湿地帯。仕方なく1670年から10年間は少し内陸の土地に町を仮建設し、現在のチャールストンに建設する町の設計を念入りに計画したのだとか。

1680年に現在の場所に計画通りに町を建て。高潮等の水、海賊から町を守るために壁でぐるりと周りを囲ったそうです。その町は四方を川や海に囲まれ、天然の要塞の様だったそう。
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現在のチャールストンの町を歩いていると、マンハッタンの様に綺麗な碁盤の目になっているのですが、所々曲がりくねった細い道が表れます。これらの殆どは昔川だった場所を埋め立てて造った道だからなのだそう。

南北戦争で敗北して奴隷制度が禁止されるまで、チャールストンは全米屈指の富める都市でした。そんな歴史が色濃く残る素敵な街を今回はご紹介します。
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町を建設してから数年経つと、交易が盛んになり、人口も増え、街が手狭に。それ故に湿地帯を埋め立て、壁を壊して、内陸へ内陸へと拡張していったそうです。聖なる都市と言われる程多い教会も、一緒に内陸へ移動。その際に、St. Philip's Churchは町の区画を無視。やりたい放題だったようで、現在でも道の真ん中に建っています。

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チャールストンの町では、パイナップルのモチーフが頻繁に用いられています。それはパイナップルが南部のもてなしの心の象徴だから。

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なんでも昔チャールストンの船乗り達はカリブ海への仕事から帰る際にパイナップルを持ち帰り、自身が無事帰宅した印として玄関前のフェンスに刺したのだとか。そのパイナップルを見て家主の無事を祝いに集まった人達にご馳走を振舞ったことから、歓迎のシンボルとなったという説があるそう。

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彼方此方のお宅の入り口の両脇にパイナップルが見られます。沖縄だったらシーサーが居る位置に、パイナップル(やフルーツボール)が鎮座している訳です。

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1776年のイギリスによるチャールストン攻撃(独立戦争)の際、チャールストンには石材がないためヤシの木と泥&砂で俄仕込みの砦を建設。イギリス軍の砲弾の前にひとたまりもないであろうと考えられていたにも関わらず、ヤシ材は意外にも強く砲撃に耐えたそう。

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その為、現在でもヤシの木はチャールストンの人達に大切にされているそう。サウスカロライナ州旗が青地に白で染め抜かれたヤシの木と三日月であるのも、この戦いに勝利したことに由来します。チャールストンでは、アメリカ国旗よりも州旗とアメリカ連合国(南軍)の旗『スターズ・アンド・バーズ』の方が頻繁に見られます。

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チャールストンには石材が無かったため、多くの家は木と漆喰で建てられましたが、石の建物に憧れがあり。家の四隅を煉瓦の様に作り、漆喰に線を付けてあたかも石で作られているかのように見せていたそう。歴史ある建物には多くこの手法が見られます。

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が、公の建物には公金を惜しみなく使える為、大理石等を運び入れて玄関回りだけでも豪華に作ったのだとか。いつの世も公共工事は豪華になりがちなのですね。

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その違いが顕著に表れるのが、4つの違う法が交差点に集まっている、ミーティング通りとブロード通りの交差点『The Four Corners of Law』。教会(神の法)、郵便局(連邦法)、市役所(民法)および裁判所(州法)が一堂に会しています。
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チャールストンには石が全くなかったにも関わらず、石畳の道があるのは何故か?チャールストンの町を建設していた頃は交易が盛んで、港には数多の船舶が停泊していたそう。

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やってくる船は安定した航行の為に沢山の石や石板を船底に積んで訪れ、チャールストンで重しを捨て、代わりに綿花、米、藍(インディゴ)を積んで帰ったそう。その捨てられた石や石板をリサイクルして、石畳を作った為に沢山の石畳の道があるとの事。

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チャールストンではイギリスの様に頑丈な煉瓦を作る技術がなかったそうで、地元で作られた煉瓦が使われている個人宅をよく見ると、穴が開いていてぼこぼこしています。

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それに対し、歩道に使われている煉瓦はよく焼き締められていて、頑丈そうで綺麗。これは町を守るために建てられた壁を町の拡張の為に壊した際に、壁に使われていたレンガをリサイクルして歩道に敷き詰めたから。壁は公共事業だったので、レンガをわざわざイギリスから輸入して作ったとの事。ここでも民間VS公共事業のお金の使われ方の違いが顕著です。

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チャールストンでは歴史的建造物を保護するために、廃墟の壁も残されています。廃墟跡は多くの場合煉瓦の壁に囲まれた駐車場か公園になっています。

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煙突の上にマクドナルドのマークのようなアーチがあるのもチャールストン建築の特徴。

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1886年マグニチュード7.5の地震がチャールストンを襲い甚大な被害が出ました。そのせいで地震前に建てられた古い建物には補強&修理のために鉄の棒が通されました。壁に鉄の棒を止めた金具がついている建物は、地震前からある古い建物の目印。

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2015年1月 2日 (金)

年明け

明けましておめでとうございます。
お正月、いかがお過ごしでしょうか?日本海側では大雪が降っているようですが、皆様が穏やかなお正月を過ごされているようお祈りしております。
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こちらニューヨークは朝から快晴。最高気温が2℃と冷え込んでいますが、気持ちの良い青空が広がっているのでそれだけでも有難いです。
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ニューヨークで迎えるお正月も思いがけず6回目。大晦日は友人と最近NYCに戻ってきたという彼女の友達と4人で年越しそばを堪能し。その後、自宅でボードゲームをしつつ、タイムズスクエアのカウントダウンの中継を見て年越しするパーティーに招待されたのですが、疲れ気味だったので辞退。
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夜10時まで掛ってやっと大掃除を終え、その後はカウントダウンの中継を見ながら、アパートでのんびりと年越し。エンパイアステイト・ビルも7色にちかちかと輝くライトショーが一晩中行われていました。
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ビートルズのイマジンが流れ始めると、そわそわして。デブラシオ市長達がボタンを押してボール・ドロップが始まると、タイムズスクエアにはいないのに中継の声に影響されて2人でワクワクして。
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日付が変わった瞬間花火が自由の女神の近くとニュージャージーで打ち上がったので、暫し花火を見ながら中継から流れてくるフランク・シナトラの『ニューヨーク・ニューヨーク』を聴きました。この曲を聴くと、『あぁ、1年が無事終わったなー』と感じるようになってきました。
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花火の打ち上げが終わったら夫と新年の挨拶を交して、2015年が新たに始まりました。今年は朝からハプニングがありなんだか幸先が良くないですが・・・これから良い年にしてゆきたいと思います。
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皆様にとっても、新年がより良いものとなりますように。
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2015年1月 1日 (木)

日本のカウントダウン

大晦日のニューヨークは晴れ渡り、氷点下に冷え込む寒い朝を迎えました。結局大掃除が終わらなかったので、今朝も洗濯機を何回も回したりとてきぱきと立ち働いています。
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そんな中でも日本の年明けをタイムズスクエアで祝うカウントダウンは外せず、今日から有給休暇を取って休んでいる夫と一緒に午前10時からのイベントに間に合うように出掛けました。
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東芝がオフィシャルスポンサーになってから毎年行われているカウントダウン。今年も朝10時にも関わらずタイムズスクエアには沢山の日本人が詰めかけ、カウントダウンが始まると日本語で数字を読み上げる声が広場に響きました。
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たまたま居合わせた観光客も何事か分かってなさそうながらも、東芝ビジョンに映し出された『謹賀新年』、『明けましておめでとうございます』、『羊』等の文字を撮影したり、一緒に拍手をしたりと場の雰囲気を楽しんでいたようでした。
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まだこれから掃除に追われる忙しい1日が待っていますが、タイムズスクエアで日本のお正月を祝わないと新しい年がやってこないような気分で、恒例行事になっています。
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皆様、旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
新年も何卒よろしくお願い申し上げます。
011 明けましておめでとうございます。
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