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2015年2月24日 (火)

映画『モンテーニュ通りのカフェ』

月曜日もニューヨークは冷え込んでいます。最高気温は-3℃。明日も1日中氷点下になるようなので、昨日の暖かさに騙されないよう注意が必要です。

アルカイダ系のテロ集団がビデオレターでアメリカ在住のイスラム教徒に対してショッピングモールでのテロ行動を促したため、いつにもまして厳重な警備が敷かれているようです。ニューヨーク市警は警戒レベルを上げていないと言っていますが、バークレーセンター周辺等ではいつもより重装備の警官の姿が確認されています。

テロリストに屈するのも悔しい気分ですが、とは言え暫くの間は多く人の集まる場所は避けられるのであれば避けた方が賢明かもしれません。我々も夫の通勤用のカジュアルパンツを探しに行こうと言っていたのですが、暫く様子見しています。

ここ最近雪がよく降っていたので、犬が嬉しそう。フードに埋もれて辛そうな飼い主に向かって「遊んで!」とじゃれつく犬をよく見かけます。マンハッタンの犬は夏の暑い盛りや雪の際には靴を履いているのですが、冷たさを防ぐためかと思いきや犬が滑り止めの為にまかれる塩を痛がるからなだそう。

エレベーターで一緒になった飼い主さんは「雪はだーい好きで雪が降り始めると外に出ようってはしゃいで大変なんだよ。でも、塩が大嫌いでね…。靴を履くのも嫌がるから困るんだよ」とこぼしていました。
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さて、今回はDVDで鑑賞した映画『モンテーニュ通りのカフェ』です。
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この映画は2006年のフランス映画。原題は劇中に出てくる台詞に因んで『Fauteuils d'orchestre』(オーケストラ・シート)ですが、英語のタイトルも日本語同様『Avenue Montaigne』に変えられています。確かにパリをよく知らない人には、有名な地名そのものの方がイメージしやすいですよね。

とは言え、パリには出張で一回行ったきりで仕事しかしなかった私はパリの印象が殆どありません。ので、モンターニュ通りがルイ・ヴィトンをはじめとする高級ブランドが立ち並び、今では贅沢の象徴の様になっているなどという知識は全くなく。DVDのケースにパリ8区と書いてあり、エッフェル塔があしらわれていたので、お洒落なパリのお話なのかな?と思ったくらいでした。

物語は田舎町から出てきたおばあちゃん子の若い女性ジェシカが、おばあちゃんから毎日耳にタコができる位聞かされたパリでの贅沢生活を一度味わってみたいとモンテーニュ通りに居ついた数日を描いています。その通りにはクラシックコンサートやオペラを上演するシャンゼリゼ劇場、コメディ・デ・シャンゼリゼという劇場およびホテルが経営するオークション会場が並んでおり。
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その向かいにポツンとあるカフェ・バーにそれらの場所で働く人達が集結します。そのカフェに仕事は無いかと押しかけたジェシカ。責任者は「このカフェは伝統的に男性しかギャルソンとして雇わない」と言いつつ、繁忙期にも関わらず丁度2人が病欠していて人出が足りないので試用期間を設けても良いとその日から働くことを許可します。

そこで好奇心旺盛なジェシカがカフェに集う有名女優や上手くいっていない親子に声を掛けたり、無計画にパリを訪れたので泊まる場所がなくて夜の街を徘徊する内に出会った人々と話したりして、色んな人々の人間模様を垣間見ていくというお話。

フランス映画にはちょっと悲しかったり、寂しかったり、退屈していたり、とかく心から満足していない人々が登場しがちだと感じますが、この映画はラブコメみたいな軽いタッチで進んでいく割には哀愁漂う人々が沢山登場します。でも実際自分の生活や出会う人々を思い返してみても、アンチクライマックスな日々の連続で其々に問題やら一抹の寂しさやらを抱えて生きている訳で、何処かいびつで寂しい人々が沢山登場する方が自然なんでしょう。
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最後は夫と「え?」「いつの間に?」と驚き呆れ、盛大に突っ込んでしまいましたが。DVDでのんびりとした週末にリラックスしてみる分には丁度良い映画でした。映画館で観たら脱力しちゃいそうでしたが。

フランス映画には魅力的な中年~高齢女性が沢山登場するのも好感が持てます。ハリウッドもそうならないもんでしょうか(って、『デブラ・ウィンガーを探して』でも女優さん達が盛大に嘆いていましたね)。

美しくライトアップされたエッフェルタワーやセーヌ川、有名なブティックが立ち並ぶ街並みや少しつっけんどんで愛想が無い人々が働くカフェやホテルなど、パリらしさを味わえたのも楽しかったです。

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