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2015年3月 2日 (月)

お仕事徒然

どんよりと曇っている日曜日のニューヨーク。昨日は日向に居ると少し暖かくて、ニット帽やらマフラーを取れましたが、日陰は寒くて帽子やマフラーを戻していました。今日は日中はずっと氷点下で、夕方から暖かくなってくる予報。結局活動している間は寒そうです。

少し前に大阪や京都の道路標識にフランス人のグラフィティ・アーティストがグラフィティを書いて問題になっていましたが、現在アメリカではジョシュアツリー・ナショナルパーク内の岩にフランス人アーティストAndré Saraiva氏がグラフィティを書いて問題になっています。同じアーティストかは解りませんでしたが。

ジョシュアツリーはカルフォルニアにあるナショナルパークで砂漠の様な乾いた土地に巨大な奇石が転がり灌木が生える不思議な風景が美しい国立公園。U2のミュージックビデオでご存知の方も多いのではないでしょうか?

個人的には自国の街中で逮捕覚悟で『アートは皆の為のものだから』という目的意識に基づいて生み出されるストリート・アートは好きなのですが、国立公園内、ましてや自国でもない土地でのこの行為は暴挙としか思えません。また、書かれたグラフィティが子供の落書きみたいな拙い物。

高校生の頃、友人がロッククライミングに行った写真を見せてもらってから20年以上憧れている国立公園なだけに余計に残念に感じました。
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さて、今回は知り合いと話したりして感じた徒然です。
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ウィーンに暮らす友人は、ドイツ語があまり話せないものの去年無事就職しました。彼女は就職先を固有名詞で話さないので、こちらからは敢えて聞いていませんが、多分多国籍企業の結構良いポジションで雇用されたのではないかと思います。

彼女には部下が(記憶が正しければ)12人居て、全員国籍が違います。が、全員EU圏内の出身ではあり、フィリピン生まれで、オーストラリア国籍、オーストラリアで働いた後ニューヨークでマネジャーをしていた彼女は異色の存在らしく。
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彼女は殆ど愚痴ったりしないし、フェイスブックにはあまり個人的な事やネガティブな事は書かない性質なのでよくは解りませんが、偶にやり取りするE-mailから推察するに仕事に対する姿勢の違いで苦労しているようです。働き出したばかりの頃に「部下たちからニューヨーク式の仕事のやり方はここでは通じない!とか毎日突っぱねられてまとめ上げるのに時間が掛って、なかなか自分の時間が持てないの」とE-mailを書けない理由を説明していました。

働き出して半年程経った今でも随分忙しそうですが、少しだけ余裕が出て来たのか今週末はオーストリアの国内プチ旅行を楽しんでいました。また、仕事にも少し慣れてきたのか、フェイスブックには久し振りにこんなポストが。
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『オフィス内で私は“ニューヨークからやって来た完璧主義者のアジア人で、オフィスのドアを開けっ放しにしているビッチ”って呼ばれてるらしい(ここの人達はオープンスペース主義が大嫌いなの)。だから今日は用務員さんに頼んでオフィスドアを取り払ってもらった。従って今日からは“ニューヨークからやって来た完璧主義者のアジア人で、オフィスのドアをわざわざ取り払ったビッチ”って呼ばれるわけね』。

彼女はニューヨークに居た時から自分の意思・主義信条ははっきりと主張する性質でしたし、色んな国で暮らしたり、出張や旅行で訪れたり、オフィスであらゆる人種と一緒に仕事をしたりして、色んな文化の良いところを学ぼうという気概に溢れていたので、この行動はらしいなぁ~と思いながら嬉しく読みました。
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また、ボランティアで親しくお話する機会がある今は退職している女性とお話していたら、彼女は旦那様の仕事の関係で日本に数年住んだ事があると判明。彼女自身も世界中でビジネスをしている金融機関に勤めていたので、日本への異動を申請。認められて新宿のオフィスに働きながら、恵比寿に住んでいたそうです。

日本での生活の印象を聞いたら、「すっごく楽しかったの!本当はもっと住んで居たかった位。日本人の同僚達は理知的で真面目で一緒に仕事をするのが楽しかったし。デパ地下で簡単に美味しいお惣菜を購入できるのが便利だったし。勤め先が日本に進出したばかりだったから仕事も遣り甲斐があって、今でも楽しかった事を思い出すのよ。」との事。
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でも彼女の旦那様は日系アメリカ人で、日本語は苦手。でもアジア人なので、日本語で話せる前提で対応されるのに苦慮していて、少しイライラしていたとの事。それを聞いて、アジア系アメリカ人の同僚の歓迎会でお店に出掛けたら、白人に見える日本人の同僚にお店の人が英語で話しかけ続け、アジア系のアメリカ人の同僚には日本語で話し続けるので皆で大笑いした事を思い出しました。

因みに彼女は日本で働いた後、再度旦那様の駐在先に同行して今度はロンドンの支社に組織内異動をしたそう。日本とイギリスだったら、イギリスへの異動の方が楽だったのか聞いたら、「普通そう思うでしょ?でも、自分でもおかしいと思うんだけれど、ロンドンでの生活の方が大変だったの。勿論ロンドンでの仕事も生活も楽しんだけれど、多分同じ英語なんだから何とかなるに違いないという先入観がいけなかったのね。特に仕事面ではとっても苦労したの。」との回答。
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同じ英語を話すとは言ってもイントネーションの違いもあるし、言い回しも違うし、何より文化が全く違う。また、ロンドンの会社に勤めていても所轄がイギリス全土に及んだので地方への出張が多く。地方に行くと訛りが強すぎて相手が言っていることが半分も解らず、現地社員に通訳してもらわなければならなかったり。

日本での便利な生活に慣れてしまった後でもあったので、生活面でも変化に対応するのに少し時間が掛ったそうです。同じ会社の同じ部署に勤めていても、各国のオフィスで社内文化も仕事内容も大きく異なるというのがとても興味深いと思って聞きました。
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世界を股にかけてバリバリと働いていた彼女も、今は現在も働いている旦那様をサポートしながら少しペースを落とした生活を満喫中との事。2つのボランティアを精力的にこなし、週に3回のヨガを続け、何も勉強しないのは良くないからと学校に通う事を検討中。夕食は旦那様と1日交代で作り、2人でゆったりと食事をしながら会話を楽しむ。「仕事が恋しくなりませんか?」と聞くと、「もう十分仕事はしたと思う。自分の成果に満足したし、仕事中心の生活をずーっとしてきたから、未練はないわ」ときっぱり。

聞き上手で、綺麗な英語でゆっくりはっきりと話し、理論的で明晰な彼女と話すととても楽しく、時間を忘れてしまいます。60歳を過ぎて引退したら、彼女みたいに人間として美しく、健康で、社会に貢献できるような人になれるよう、今から体のメインテナンスをして、多くの文化や人から良いところを学び、どんな環境に置かれてもぶれない自分らしさを身に着けていきたいです。

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