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2015年5月

2015年5月29日 (金)

ベビーブランケット

快晴の金曜日のニューヨーク。朝から青空に恵まれるのが久しぶりな気がします。今日は段々雲が出てくるようですが、天気は1日もちそうです。

SNSの影響か、面白かったり綺麗だったりする写真を撮ろうと色んな場所を訪れる人々をよく目にしますが、今日は西側の通りに人々が群がるマンハッタンヘンジ(Manhattanhenge)の始まりです。今日が通りと沈む太陽が半分重なる日で、明日が太陽全てが完璧に通りに沈む日なのだそう。

綺麗な写真を撮るコツは、NJが見える範囲でなるべく東側から写真を狙うことだそうです。そうするとグリッドの向こうに沈む夕日が綺麗に映り込むんでしょうね。因みに次のフル・マンハッタンヘンジは7月12日(日)、ハーフ・マンハッタンヘンジは7月13日(月)です。

去年は黒山の人だかりになっていましたので、穴場スポットを見つけられるといいかもしれません。最近夕日が直撃するので、夫とマンハッタンヘンジが近いのかと話していたところでした。夕方全てが茜色に染まって幸せな気分になります。
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さて、今回はボランティア仲間に作ってもらったベビーブランケットが素敵だったのでご紹介します。
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アメリカに居ると出産祝いとして頻繁に登場するベビーブランケット。何故ギフトとして定着したのかは少し調べたのですがよく分かりませんでしたが、兎に角よく耳にします。一説には1950年代からアメリカの病院で白地にピンクとブルーのストライプが入ったベビーブランケットを新生児に使用し、持ち帰ってもらった為ではとの事ですが、真相はよく分かりませんでした。

去年の暮れ、こちらで知り合った友人に第一子が誕生したという嬉しいニュースが。お祝いをと思ったのですが、お気持ちだけで…との事でしたので、そのままになっていました。こんなめでたいことはないという嬉しいイベントですから、カードだけっていうのもな~と気になり。

そんな時、毎週パートナーとして一緒にボランティアをしているご婦人が、友達・知り合いに頼まれてベビーブランケットを編む機会が多いと話していたのを思い出し。駄目で元々で事情を説明して私の為に編んでくれるか聞いてみると、編み物は大好きだからと二つ返事で引き受けてくださいました。
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そこで洗濯ができるベビーブランケットに適した毛糸を彼女に教わってネットで購入。彼女に託すと、心を込めて3か月近く編んでくださり、美しいブランケットを仕上げてくださいました。子供の頃は冷蔵庫もなかったという彼女は、ご自分のセーターやらパンツスーツ、冬に結婚式を挙げる友達のために真っ白な毛糸で編んだウエディングドレスやらを全部手作りしてきたそうで。ブランケットもとっても美しい仕上がりで、他のボランティア仲間と大興奮しました。

こうやって心を込めて大切に編まれたブランケットに包まれたら、赤ちゃんも何か見えない力に守られそうで心強く感じます。もしかしたら絶対に必要な物だし、定期的に洗濯するので何枚あっても困らないという以外にも、温かい愛情に包まれてすくすくと成長してくれるようにという願いを込めて、ブランケットを贈るという習慣が根付いたのかもしれませんね。

彼女と一緒にいると、身の回りの物を何にも作れない自分がなんだか恥ずかしくなってしまいます。友人のお子さんがすくすくと元気に成長してくれますように。私も気持ちだけは遠い町から贈りたいと思います。

2015年5月28日 (木)

ホーボーケンでランチ

また朝から重く雲が垂れ込めている木曜日のニューヨーク。今日は1日湿度が高く、はっきりとしない空模様が続き、あまり過ごしやすくはなさそうです。夕方から夜にかけて昨日のように雨が降ったり、雷雨になったりする可能性があるそうなので、早めに帰宅した方が吉のようです。

とうとうシェイクスピア・イン・ザ・パーク(Shakespeare in the Park)が始まりましたね。また朝からチケットが当たるオンラインのくじに申し込む毎日です。行列で待つのも楽しいのですが、去年からなかなかその時間を作れず…。今年もオンラインでチケットが当たるのに掛けるつもりです。

ブルックリンブリッジ・パークセントラルパークブライアント・パークの野外映画のスケジュールも出揃い、楽しい夏の計画を立てるのに忙しくなりますね。我々は友達がNYを脱出してしまったし、学校もあるしで、家で大人しくすることが多くなりそうですが。

場所取りとかを早めにする余裕のある方はニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)の無料コンサートのスケジュールも発表されていますので、チェックされてはいかがでしょうか?綺麗な花火や蛍が飛び交う様が見れたりして、楽しいイベントです。
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さて、今回はクラスで仲良くなった女性とNJのホーボーケンでランチを楽しんだ徒然です。
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春のクラスに申し込んでいたにも関わらず、体調が追い付かず登録を取り消してしまってからメールでのやり取りのみしていた彼女。クラスが始まると勉強・家事・仕事(私の場合はボランティア)で精一杯の日々になってしまうため、会えるのは暫く先だと思っていました。

が、新しいクラスでトラブルがあったようで途中で止めようか悩んでいるという内容のメールが届き、話をじっくり聞こうと急遽彼女と会うことにしました。その後クラスを正式に辞めた旨連絡が来たので、それならばと彼女の住むホーボーケンを訪れました。
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ホーボーケン(Hoboken)はニュージャージーのハドソン川沿岸に位置する街。丁度チェルシーピアの向かい位にあります。そのためマンハッタンの南端からチェルシーにかけての高層ビル群を眺められる絶景ポイントでもあります。

彼女が住んでいるのはホーボーケンでもアップタウンと呼ばれている地域。ダウンタウンが学生や若者が多く住み、バーが多数あり、活気に満ちているのに対し、アップタウンはファミリー層や昔から住んでいる人達が多く、レストランやパブが並び落ち着いた雰囲気です。
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悪名高い聖パトリックの祝日(St Patrick's Day)でバーの梯子(Bar Crawl)が行われるのもダウンタウンエリア。結婚してからずっとホーボーケンで暮らしていたという彼女はアップタウンに娘さんと住んでおり。金融機関で働いている息子さんはダウンタウンエリアに住んでいるとの事でした。が、お喋りしている間にも息子さんから電話が掛ってきたりしてとっても仲が良いようで、頻繁に夕食に訪れると笑っていました。

ランチに連れて行ってもらったのは、歴史ある建物を利用したフランス風ビストロ『 Elysian Cafe』。ホーボーケンの目抜き通りであるWashington Stにあり、内装がとってもゴージャス。マンハッタンでは手の届かないような値段のレストランでしかお目に掛れないような歴史を感じさせる建物でした。天井なんか圧巻でしたので、是非見上げてみてください。
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そこでワインを飲みつつ、クレープを食べながら話し込み。意地悪なクラスメイトのせいでそんなにも嫌な思いをする位なら辞めて正解だという結論に達し。クラスを離れても独学で勉強を続けるという彼女と今後も協力し合う事を約して2時間以上に及んだランチを終了。お店の方達は放っておいてくれたので、集中して話ができて良かったです。

その後、一軒家を売って代わりに購入したという新しいコンドミニアムにご招待いただき。「そんなに広くないんだけどね」と言われて入ったお部屋は我々の住むワンルームアパートが2つは優に入ろうかという広さで、ピッカピカの調度品が揃っており、何処かのモデルルームかと思う程整然と片付いていました。2つもあるテラスからはハドソン川が眺められて開放感あふれる明るい空間で、とっても素敵でした。
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その物件は4軒隣り合って建っており、全て同じ住宅開発業者が担当しているため、そのすべてにある共有施設を使えるそうで。2つの屋外プール、パーティールーム、屋上(ハドソンを挟んでマンハッタンが一望できる)にあるBBQとバー、ムービールーム、ジム等が使えてとっても便利なのだそう。また、ビールの飲み比べやワインテイスティング等のイベントが月に1回の割合で開催されるので、友達を誘って参加してご近所さん達とも顔見知りになっているとの事。いやぁ~、優雅です。

義父母のお世話をしつつ一軒家で同居していた頃は、荷物を受け取ったりするのも一苦労だったけれど、集合住宅に住むようになってからは1階で受け取っておいてもらえるし、生活がとっても楽になったとの事。一軒家に住んでいた頃は、庭の手入れ、掃除なんかであっという間に休日は終わってしまって休む暇なんかなかった。60歳になったのだし、集合住宅に越して正解だったと笑ってらっしゃいました。
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人生の先輩と親しくなると、アドバイスを貰えたり、今心配していることが大したことじゃないと思えたりします。ニューヨークに暮らし始めてから、両親と近い年齢の方達と友達付き合いさせて貰える機会が格段に増え、心が随分楽になったように感じます。

次は彼女と先生と3人で会おうね!と約束して別れました。

2015年5月27日 (水)

ニューヨークのティーブランド

雲の多い水曜日のニューヨーク。昨日暑かったせいか、今日は夕方から夜半にかけて所により雷雨が強く降る可能性があるそうです。また日中も小雨がぱらつく可能性があるとの事。傘を携帯した方が安全そうです。私も早めに用事を済ませて帰宅…したいのは山々なのですが、今日は夕方用事があります。降られて濡れないことを祈るばかり。

先日在ニューヨーク日本領事館から安全に関する以下の様なお知らせが届きましたので、情報共有の為に貼り付けます。ご自分の身を守るために是非ご一読を。
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在留邦人の皆様及び旅行中の皆様
平成27年5月22日
在ニューヨーク日本国総領事館
※本メールは,安全対策情報を含む総領事館からのお知らせとして『パークアベニュー299』の名称で皆様に情報を発信しています。
パークアベニュー299 第17号
【在ニューヨーク総領事館】 安全対策情報等
~警備班より~
● セントラルパークでの強盗・恐喝事件の発生
5月に入り,ニューヨーク市マンハッタン区のセントラルパーク内で強盗・恐喝事件が4件発生(5月21日現在)しています。いずれも,日の入り後の午後8時15分ころから午前1時ころまでに発生しています。セントラルパークは,午前1時から午前6時まで閉園となっていますが,街灯がない所も多く,日の入り後は真っ暗になります。このような犯罪被害に遭わないためにも,日の入り以降は,セントラルパーク内を通行しないようにしてください。
(事件概要)
①5月2日(土)午後9時30分ころ,ヘックシャー・ボールフィールズにて,男女2名が,男女の集団に刃物で脅されたり,スタンガンで暴行されるなどして,金品を強奪される。(犯人集団の一部はその後に逮捕)
②5月3日(日)午前1時ころ,81番通りを歩行中の男性が,背後から首を絞められ,銃で脅された際に気絶し,リュックサック及び財布を強奪される。
③5月9日(土)午後8時15分ころ,110番通り近くのイースト・ドライブを歩行中の女性が,刃物を持っていると言う男に脅され,財布を恐喝される。
④5月20日(水)午前0時45分ころ,77番通り近くを歩行中の男性が,男に服をつかまれ,身につけていた腕時計を恐喝される。
~領事部より~
● ニューヨーク市の治安について
先日,深夜1時頃,仕事を終えた在留邦人男性が帰宅途中にマンハッタン区43丁目(5番街と6番街の間)の路上で不良少年4人に囲まれ暴行される事件がありました。被害邦人は,メガネを割られ,顔面及び手を負傷し出血しましたが,たまたま通りかかったニューヨーク市清掃車の運転手が911通報し,20分以内に犯人4人のうち3人が捕まりました。
ニューヨーク市の治安は2000年以降急激に改善され,犯罪発生件数は減少傾向にあります。特にマンハッタンのミッドタウンやダウンタウンは安全と認識されている方も多くおられると思われますが,東京都の犯罪発生件数と単純比較すると殺人は3倍以上,傷害は6倍以上の事件が発生しています(2013年統計より)。ニューヨーク市は決して安全な都市ではないことを改めて認識して行動することが肝要です。
当館ホームページでは月毎にニューヨーク市の殺人・強盗・傷害事件発生状況を,四半期毎に邦人の犯罪被害事例等を掲載しています。日々の安全対策の参考として下さい。
※安全対策情報
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j/index.html

● メガネ詐欺(恐喝)に気をつけましょう
昨年末,皆様へ「メガネ詐欺(恐喝)にご注意下さい!」と題した注意喚起を発出しました。今年に入り,邦人1名から被害報告(被害額100ドル)があり,また邦人2名から同様の手口に遭遇したとの報告がありました(いずれの事案もニューヨーク市マンハッタン区内の繁華街で発生)。この2名は,いずれも当館発出の注意喚起メールを読んでいて,メガネ詐欺の手口と対処法について知っていたので,「警察へ行こう」と言うと相手はすぐに立ち去ったそうです。依然としてメガネ詐欺が横行していますので気をつけましょう。
※メガネ詐欺(恐喝)にご注意下さい!(注意喚起)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/kinkyu/2014/December-30.html
● 子どものしつけと児童虐待
アメリカにおける児童虐待に対する考え方が日本とは異なる点について,これまでも皆様にお伝えしてきました。 アメリカでは,子どもは社会の宝として社会全体で守るとの考えの下,医療従事者や教職員などには,児童虐待について疑いも含め児童保護当局への通報を義務づけています。
日本では,性の異なる親と乳幼児が入浴したりすることは一般的ですし,危険なことをした場合には大きな声で叱ったり,時には強く力で制したりすることもあるでしょう。
このようなことを主治医,担任教師や近隣住民などが見聞きした場合には,児童虐待の疑いがあるとして児童保護当局に通報して,当事者(親)は当局の調査を受けることがあります。
この調査に際しては,日米の文化や風習の違いなどもあり,虐待事案と取り扱われ,親が虐待加害者として警察の取り調べを受けたり,裁判に出廷しなければならなくなる場合もあります。
なお,児童保護当局が介入することは,同局が親とともに児童を健全に育成することが目的であり,親を罰したり,子を隔離させることが目的ではありません。そのため,必要に応じ,子の養育について親に対して助言したり,カウンセリングの指示を出すことがあります。アメリカでは,このような形で児童保護当局が介入することが一般的ですので,十分理解して適切に対応することが求められます。 お子さまのいるご家庭では,子育てをする上で,ひとりひとり成長過程が違うなど様々な個性がありますし,外国での育児で日々ご苦労が多いことと思います。親族や気の置けない友人などに相談したり,支援を得るなどして,くれぐれもストレスを溜めないようにお気をつけください。
● 在留届の滞在期間超過のお知らせメール送信開始について
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/2015-05-18-ezairyu.html
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■ 本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■ 在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html

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さて、今回はニューヨーク州に本社を構えるティーブランド『Harney & Sons』についてです。
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このブログで何度もぶちぶち言っていますが、ニューヨーク土産はこれといった物がなくて毎回アイディアを絞り出すのに苦労します。糖質制限をされている方とか妊婦さんに甘い物をお土産にする訳にはいきませんし、小さなお子さんが居るご家庭にもどうかなぁ~と迷ってしまいます。

でも皆さんにグラノラを購入したら重くて空港で引っかかってしまうに違いありませんし、コスメ類はご家庭へのお土産には不向きです。そんな訳で、甘い物ではなく然程嵩張らず重くもないお土産を見つけておくと、とっても便利だと個人的には思う訳です。
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今まではコーヒー豆を購入することが多かった訳ですが、先日日本に暮らす友人から質問されてニューヨークにある緑茶が買える/飲める店について簡単にリサーチしていた際に、このハーニー&サンズがニューヨーク郊外に本社を構えるニューヨークブランドであることに気付きました。

SoHoにはその場でお茶を楽しめるカフェを備えたティーショップがあるようですが、お店を訪れる時間を作れなかったので通信販売で購入しました。$50以上購入すると送料無料なので、丁度自宅用のお茶も買わなければいけず時間が節約できて余計なお金が掛らないなら、と。
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ハーニー&サンズは日本でも購入することができますが、日本で入手できない物がどんどん少なくなっていますし…『SoHo』というニューヨークの地名を冠したブレンドが存在するので、お土産にも適しているかと。ティーバッグが3つほど入った小さな缶もあるので、ちょっとしたお土産にも良さそうです。

トレーダージョーズやホールフーズで購入したお菓子じゃちょっとなーという大事な方へのお土産に、頭の片隅に覚えておくと便利かもしれません。

2015年5月26日 (火)

活気溢れるハイライン

最高気温は28℃と暑くなりそうな火曜日のニューヨーク。ロングウィークエンドも終わってしまい、今日から日常の始まりです。昨日から一転、街は既にフルスウィングで動いており、道にはバスや車が溢れています。

最近銃が関連する事件が多い印象がありますが、午前2時半頃クイーンズにあるカジノの駐車場で女性が銃で撃たれて死亡する事件が起こったそうです。犯人は逃走し、捕まっていません。
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さて、今回はホイットニー美術館がオープンし、益々活況を呈している高架線路を利用したパブリックスペース『ハイライン』(the High Line)の風景をご紹介します。
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最高気温が20℃を超える日がちょこちょことあるため、ニューヨーカー達は晴れるとこぞって外に出掛けます。休日には行列が見られるホイットニー美術館の人気もありハイラインは渋滞が起きるほどの人気です。
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そんな多くの人で賑わう最近のハイラインの風景のご紹介です。
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大人気の水の流れるデッキも復活。早速子供達が水遊びを楽しんでいました。芝生も状態が良ければ週末を中心に開放されています。

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ハイライン上にあるブルーボトル・コーヒーやジェラート、タコス、BBQ等の屋台は4月から営業していましたが、冷たいデザートが混み始めました。私のお気に入りは『People's Pops』のアイスキャンディー。素材そのものの味がします。$3.50もしますが、ボランティアの訓練や仕事で頑張ったら自分にご褒美…と言い訳して食べてます。今回は林檎&緑茶味。今までで一番という位気に入り、「これ美味しいね!」と思わずコメントしたら、お店の男性も「俺の一番好きな味なんだよね!」とにっこりしてました。

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現在は既に新たな壁画に変わっているかもしれませんが、前回通り掛かった際には塗り替え作業が行われていました。毎回昔ながらの手作業で細かいアートが表現されます。

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ハイラインは近隣の人々だけでなく、昆虫にとっても憩いの場。様々な蜂や蝶を見ることができます。

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一時期閉鎖されていた第3セクションの仮通路部分も、修理が終わり開放されています。が、この部分は他のハイラインよりも早く閉まりますので、お出かけの際にはご注意を。

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環境や時の経過による変化を楽しむパブリックアートもその姿を大分変化させていました。崩れたり、草が根付いていたり。段々と置かれた環境に馴染み、土へと還っていきます。

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ハイラインの北端の周りには、地下鉄7ラインの拡張工事が着々と進んでおり。公園として綺麗に整備が進んでいました。

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パブリックアートは生い茂る草木によってその趣を変えていました。

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ハイラインを跨ぐ形で建っているスタンダード・ホテル(The Standard)。ハイラインの下には大人気のビアホールがあり、ここら辺に立つと人々の喧騒や音楽が聞こえます。因みに屋上にはこれまたお洒落な人が集まるバーがあります。ニューヨークに集うお洒落でクリエイティブ(だと自認している)なピープルウォッチングを楽しみたいのであれば、お財布が痛む&人混みに揉まれまくるの覚悟で分け入ってみられては?

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Dodecatheon meadia(shooting star)とか…

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図鑑で見つけられない一重の薔薇っぽい花や…

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Salvia x sylvestris ‘Rhapsody in Blue(Rhapsody in Blue meadow sage)& Baptisia x ‘Purple Smoke’(Purple Smoke false indigo)や…

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Baptisia alba(wild white indigo)や…

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Knautia macedonica ‘Mars Midget’(Mars Midget pincushion plant)や…

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Philadelphus ‘Natchez’(Natchez sweet mock orange)や…

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Cornus x ‘Rutban’(Aurora© dogwood)や…

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Geranium macrorrhizum ‘Spessart’(Spessart geranium)や…

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Magnolia tripetala(umbrella magnolia)や…

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Magnolia macrophylla(bigleaf magnolia)や…

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これもマグノリアでしょうか?や…

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Monarda bradburiana(eastern beebalm)等々…

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ご紹介しきれない沢山の花が咲き乱れて賑やかです。
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2015年5月25日 (月)

洒落てはないけれど美味しいメキシコ料理店

羊雲が広がっている戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)のニューヨーク。流石に休日らしくまだ街が静かで、車も殆ど走っていません。今日はとうとう最高気温が28℃まで上がるそうなので、土日とビーチで毛布にくるまって震えていた人達も今日は海水浴を楽しめるでしょう。

クリエイティブ・ライティングのクラスを取った際、会話文の向上の為の宿題で公共の場やレストランで赤の他人の会話を逐一聞き取り、書き留めるよう指示されたことがあります。でも、勝手に他者の会話を盗み聞きすることに多大な罪悪感があり、結局宿題をやりませんでした。でも、友人と話していた際に自分達の会話を書き留めている女性の存在に気付き、会話を止めた経験があると話していましたから、結構他者の会話に聞き耳を立てている人は多いのかもしれません。

しかし、現在国家安全保障局(National Security Agency)にフリーランス・エージェントとして雇われていると主張するアーティスト達が、レストランやジムでの会話を勝手に録音し、短い会話の内容をそのままサイトでアップロードしているとの事。これは少なくとも録音された会話をしている人達の1人から同意を得なければならないと定めているニューヨーク州の法律に違反しており違法行為ですが、現時点では何のアクションも取られておらず、会話がWEBで聞き放題の状態なのだとか。

個人が特定できる苗字が入った会話は無いものの、ファーストネームはバンバン出てくるそうで、声と話の内容から話者を知っていれば個人が特定できそうな気がします。元々公共の場で話す内容には気を付けたいものですが、ここ暫くは特に気を付けた方が良さそうです。因みに今のところエージェントと呼ばれる人達は、ローワーマンハッタンで会話の収集をしているそうなので、特にご注意を。
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さて、今回はヘルズキッチンにあるうなぎの寝床の様なメキシカン料理屋『Tehuitzingo』です。
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ニューヨークにはホール・イン・ザ・ウォール(hole in the wall)と呼ばれるレストランが沢山あります。その多くは飾り気がなく、美味しい料理を比較的安価で提供する実力派だったりする訳ですが、このお店はまさにといった感じでした。

夫が出張で家を空けると途端に料理をしなくなるずぼらな私。かといって自分で稼いでいた時の様に一人でバーに繰り出したり、美味しい物を食べに行くのは気が咎める…となって、評判の美味しいサンドイッチ屋さん等で食事をたまに楽しみます。

このメキシカンもブリトーならば$10以下で済むために罪悪感が少なくて済むので試しました。メキシコ料理って太ると解っていても、安いし、美味しいし、ライス・レタス・トマト・豆・肉・チーズ等が入っているので一応バランスよく食事しているような気になれるので選んでしまいがち(多分に気のせいな訳ですが)。学生時代よくお世話になった事も相まって、定期的に食べたくなります。
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訪れた際は住所を知っていたのに通り過ぎてしまい、暫く探した程小さな間口。外からは中の様子が分かりませんし、中に入ると暗いので一瞬不安になりますが、静かながら微笑みを絶やさずてきぱきと働く女性が気持ちの良い対応をしてくれました。両側の壁にカウンター席がずらーっと並んでおり、お店でも食事ができるようになっていますが…食事がしたいのであれば9番街と42丁目の角にある姉妹店の方が適していると個人的には思います。

ビーフのブリトーは具沢山で美味しく、ブランチの為に食べましたがお腹がはちきれそうに一杯になりました。マンハッタンにしては良いコストパフォーマンスだと感じました。疲れがピークで食事の準備がしんどい時には利用したいと思います。

Tehuitzingo
695 10th Ave
New York, NY 10036
TEL: (212) 397-5956
営業時間やメニュー等の詳細はお店のHPでご確認ください。

2015年5月24日 (日)

曇天のウィリアムズバーグ

今日も雲一つない青空が広がっている日曜日のニューヨーク。昨日はじっとしていると肌寒いような気候でしたが、今日は最高気温が24℃まで上がって夏らしい日になりそうです。

アイルランドが世界中で初めて国民投票で同性婚を認めたのが大きな話題になっています。フェイスブックはその話題で沸き立ち、この夏はアイルランドに旅行しようと思う人まで出ている様子。来月のプライド(Gay Pride)は盛り上がりそうですね。

2015年5月16日~11月1日までニューヨーク植物園においてフリーダ(Frida Kahlo)の展覧会が開かれているそう。フリーダの絵に頻繁に現れる植物や花の絵と実際の植物を展示しつつ、彼女の庭、スタジオ及び自宅も写真で紹介するそうです。面白そうなので、機会を作って出掛けたいと思います。
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さて、今回は久し振りに訪れたブルックリンのウィリアムズバーグ(Williamsburg)の風景です。
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やっと眩暈が治まったので地下鉄に乗れるようになり。用事のために久しぶりにウィリアムズバーグを訪れました。とは言え、先週は曇天が多く写真もグレーな空がバックであまり映えませんが。
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青空が広がっているとイーストリバーの向こうにマンハッタンのファイナンシャルディストリクトの辺りからミッドタウンまでがバーッと見えて壮観なのですが…。

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ウィリアムズバーグブリッジ(かな?)も、曇天を背にすると何となく締りがありません。

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お店の外壁もいちいち凝っています。

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ウィリアムズバーグは次々と新しいストリートアートが出現しますが、今回は肌寒くて散歩をする余裕がなく新たなアートは発見できず終い。これは以前も見た記憶があります。

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この2つもお店の外壁を宣伝に使っている気がしますが…。

本当は遅めのランチを楽しむつもりでしたが、寒さに体力を削がれお気に入りのベーカリー『Bakeri』でハムサンドイッチを購入して帰宅。サンドイッチはイマイチで、パンを購入して自分でサンドイッチを作るべきなのだと学びました。

2015年5月23日 (土)

ロックフェラーセンターのパブリックアート

雲一つない快晴の土曜日のニューヨーク。今日の最高気温も19℃と1日過ごしやすい気温のままの様です。風も強くないようですし、良く晴れるようですし、ビーチに繰り出すニューヨーカーには物足りない気温でしょうが、私としては活動しやすい気候になりそうです。

ハリケーン(本当は熱帯低気圧でしたが)サンディで破壊されてから復興作業が行われていたロッカウェイ・ビーチの遊歩道がメモリアルデー・ウィークエンドに間に合う形で昨日再オープンしました。マンハッタンのダウンタウンにある地下鉄駅も全て再オープンしていますし、大分サンディの爪痕が消されてきて嬉しいことです。

ハイラインの芝生や水辺もオープンし、本格的な夏が始まった感じがします。昨日は大きな荷物を抱えた人達を沢山見掛けたので、既に休んでいた人も多いのでしょう。そんな中、私は今日もボランティアなので、さくっと書いて出かけます。
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さて、今回はロックフェラープラザに設置されているパブリックアートのご紹介です。
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ホリデーシーズンにはクリスマスツリーが置かれているスペースに突如現れた巨大なアート。その名も『Masks (Pentagon) 』という名前。
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アーティストはイギリス人のThomas Houseago氏(現在はLAで活動されています)。
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見る角度によって全然違う顔を見せる4面のマスクから成るちょっと不気味にも感じられるアートです。
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ここには2015年4月28日(火)~6月12日(金)まで展示されています。
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よくよく見るとアーティストの手形と彼の娘さんの足形が見つかるそう。足形はバッチリ写っていますね。耳(?)の下にあるのが手形でしょうか?
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また、プラザにあるチャネル・ガーデン(Channel Garden)の噴水の池にはピンクのアヒルちゃんが沢山。
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乳癌の早期発見啓発キャンペーンの一環だと思われますが、明確な記載は発見できず。
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クチナシの様な白い大きな花が綺麗に咲いて、良い香りを振りまいていました。
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2015年5月20日(水)~26日(火)はフリート・ウィーク(Fleet Week New York)。そのため、もしくは戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)が近いため、プラザにある200本のポールには全て星条旗が掲げられています。

2015年5月22日 (金)

おにぎりが美味な素敵カフェ

快晴の金曜日のニューヨーク。昨日は1日小雨がぱらつき肌寒かったので、今日は晴れてほっとしました。最高気温は22℃。沢山の甲羅干しするニューヨーカーが見られそうです。

WEBマガジン『ゴッサミスト』で、ニューヨークにあるコミュニティー・ガーデンのベスト10という記事が掲載されていました。コミュニティー・ガーデンはそれぞれ特色があって癒されるので私も大好きです。皆さんもお近くのコミュニティー・ガーデンに足を運ばれてはいかがでしょうか。

気付けば来週で5月も終わり。時が経つのが早すぎて、吃驚するやら、焦るやら。真剣に勉強を再開しなければ。
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さて、今回は美味しいおにぎり定食が食べられるカフェ『Cafe Hanamizuki』です。
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夫が前から言ってみたいと言い続けていた和風カフェ。和風といってもメニューがというだけで、カフェの内装は恵比須や代官山にでもありそうな雰囲気。洗練された真っ白を基調とした店内に、白木の家具と生き生きとしたグリーンが配置されていて、のんびりした気分に浸れます。少し前まで、このカフェがある近隣は植木街だったことに敬意を払っているようにも感じられて、好感が持てました。

メニューはおにぎりがメイン。ランチとディナーにおにぎり2個+お味噌汁+惣菜(ランチは1品、ディナーは2品)+漬物がセットにでき、漬物以外は自分で好きな物をそれぞれ選択できるようになっています。私達は閉店間際にディナーの為に訪れたので、既におにぎりの種類が減っていましたが、それでも十分満足。どれも美味しそうでしたから。でもお目当てのおむすびがある場合は、早めのランチがお奨めとの事でした。

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店員さんは皆さん日本人で、テキパキと対応してくださいます。コーヒーは、我々が大好きなLa Colombe Coffeeの豆を使っていて、お茶類はホットでもアイスでも対応してくれて、どちらもとっても美味しかったです。茶葉はParomi Teaというブランドを使っているそうですが、私はお初でした。とても気に入ったので、今度茶葉を買って帰ろうかと思う位です。

セットはお洒落に木のトレイに納まって提供され視覚的にも楽しめます。でも味は日本人がほっとする系。このカフェに居る間は、大嫌いなフライトなくして日本に帰ったかのような気分に浸れます。デザートのロールケーキも、甘さ抑え目の日本の味。夫と通い詰めてしまいそうです…。
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殆どの料理に魚の出汁を使っているので、完璧なるベジタリアンの人だと梅とわかめのおむすびしか食べられないそうなので、おにぎり大好きな友人と訪れるのが難しくて残念ですが…。和食をトライしたことがほとんどないというアメリカ人の友人や、フランス人の冒険心旺盛な先生と是非訪れたいと思いました。

芸者、フジヤマ、ではない、Sushi、Tempuraでもない、日本の今を感じてもらうにも良いお店です。セットはランチは$10.50、ディナーは$13.00です。カフェなので、チップはカウンターで入れる方式。友達と気軽に訪れやすいスタイルです。
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Cafe Hanamizuki

143 W 29th St
New York, NY 10001
TEL: (212) 695-5533
メニュー、営業時間等の詳細はHPにてご確認ください。

2015年5月21日 (木)

初夏の教会の庭

朝から曇りの木曜日のニューヨーク。1日曇りで涼しくなる予報です。最高気温は17℃までしか上がらないとのこと。

昨晩は『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』(Late Show with David Letterman)というCBSで深夜に放送されていた人気TVショーのホストであるデイヴィッド・レターマンさんが担当する最後のショーだったため、ニューヨークはその話題で持ちきりでした。会う人、会う人話をしていましたし、フェイスブックで寂しがるコメントをする人も。マンハッタンにある劇場で収録されているので、観覧として収録に携わった人も少なからずいて、一時代に幕が下りた感が強いようです。

2015年5月22日(金)の午後6時からメトロポリタン美術館で『Asian-Pacific American Heritage Month Celebration』のイベントが行われるようです。和太鼓のパフォーマンス等があるようですので、ご興味があるかたは覗いてみてはいかがでしょうか。
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さて、今回はハドソン通りにある教会『The Church of St. Luke in the Fields』の初夏の庭の様子です。
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この庭は桜並木やクラブツリーの花が綺麗なため春に花見に訪れるのを楽しみにしています。が、今年は体調不良で訪ね損なってしまい。心残りに思っていたので、初夏の今訪れてみました。
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訪れたのは平日の夕方だったので、隣にある学校には生徒さんが居たようで、学校と庭を結ぶ通路が閉鎖されていました。そのため学校側の庭は見ることができませんでしたが、秘密の花園のような小規模なお庭は花が溢れて綺麗でした。
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アヤメが綺麗に咲いています。

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こちらも色の違うアヤメ…でしょうか?

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Allium atropurpureum(purple-flowered onion)に見えますが?

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このお庭には名札が全くないので、植物の名前がわかりません。でも、そのお蔭でリラックスムード満点なのかも。

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薔薇が咲き始めていました。今年も植物園に薔薇を見に行きたくなりました。

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シャクヤクでしょうか?華やかで美しい。

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シャクナゲだと思って鑑賞。心底草花の知識が欲しい…。

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ツツジは何故だか子供の頃から好きになれません。が、お世話になっているお医者様がツツジが大好きだと情熱を込めて話してくださるため、最近親近感を覚え始めました。

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ツバキでしょうか?なんだか随分遅く咲いている気がしますが…。

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The Church of St. Luke in the Fields

487 Hudson Street

 

New York, NY 10014

お礼を言いに

晴れの予報にも関わらず、雲の多い水曜日のニューヨーク。最高気温は19℃で過ごしやすい1日になりそうです。なかなか長袖の上着が手放せません。

今日からマディソンスクエア・パークにあるシェイクシャックが営業を再開するそうで、観光客が列を成して待つ姿が見られそうです。なんだかんだ言って地元民にも人気なのでしょうか?いつ通り掛っても凄い人です。並ぶのが大嫌いで6年も居るのに一度もトライしたことがないので、1回位食べてみたいとは思っているのですが…。

ボランティア仲間のお誕生日祝いにランチをしようとレストランを探しているのですが、何処にすべきか頭を悩ませています。同じレストランに繰り返し行かないので行きつけのレストランにご招待もできないし、交通の便が良い所じゃないといけないし、ある程度静かじゃないと話せないし…と。誰かと食事する際にはいつも困ってしまいます。

好きなレストランはカジュアルだったり、予約を受け付けない所ばかりだな、とこういう時気付かされます。
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さて、今回はボランティア先でお世話になっていた女性が転職されるので挨拶に行った徒然です。
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ニューヨークは義理人情に厚い土地柄だと思うことがしばしばあります。なんでも電子メールで済ませてしまう風潮に反して、実際に会って話すことを非常に大切にしていると感じます。それを特に感じるのがボランティア先のスタッフさんが転職する時。

私は数か所の団体でボランティアをしているので、職員の方が転職をするケースに沢山遭遇します。ニューヨークの人達はステップアップをするために次々と転職をしていく方が少なくありません。また、NPO団体によっては労働条件が必ずしも良くないので、志を持って勤め始めても生活が苦しすぎて営利組織に転職するというケースも少なからず見てきました。
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先週、今年で3年活動したボランティア組織でボランティアをまとめる仕事をしていたマネジャーの女性が、ブルックリンにある非営利団体に転職するというお知らせが届きました。彼女は5年間勤めていたので、殆どのボランティアが彼女には沢山お世話になっており、皆さん会うと彼女を惜しんでいました。

が、自分としては寂しいけれどお目出度いことなわけで、お祝いをする嬉しい気持ちもあり複雑な気分。その団体には250人程のボランティアが居ますが、季節のボランティアではなく通年を通して活動しているボランティアはそこまで多くもなく、彼女と親しく話す機会も多かったので尚更寂しく。
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皆さんボランティアのついでに彼女に挨拶していたようですが、私はたまたまその機会が作れず。でも実際に会って挨拶をすることの大切さをこの街に学んでいたので、無理を言って10分程時間を作ってもらい本部で残務処理をしている彼女にお礼を言ってきました。

突然ですが、スティングの『Englishman In New York』という曲をご存知でしょうか?私はこの歌が大好きなのですが、6年間ニューヨークに暮らしてもいつでもこの歌詞の様に『I'm an alien I'm a legal alien』だと感じています。何年暮らそうと日本人ですし、異質な者だという意識が拭えません。

でも、このボランティアを始めてから意識が変わりました。それまでの根無し草のような心許なさが消え、異質ながらもコミュニティーに少しの期間根を下ろして暮らしていると感じられるようになったのです。それは他のボランティアでは得られなかった感覚で、沢山経験したボランティアの中でもこのボランティアは心の中で特別な地位を占めています。
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団体としても素晴らしく、ボランティア仲間も会えたことに心から感謝する素敵な方が多いのですが、転職する彼女の存在も私の意識を変えるのに大きく役立ってくれました。いつでも、どこでも笑顔を絶やさない明るさと忍耐強さに学ぶところも大きかったのですが。

そもそも今担当している仕事に誘ってくれたのが彼女でした。彼女自身、英語が母国語ではなく、たまにミーティング等で聞き取れないからもう一度言うように求められたりしていましたが、堂々としていて。これまでは「英語が下手だから」、「発音が悪くて、聞き返されることが多いから」と尻込みしてやらなかった仕事に、「貴女みたいな人を求めてるの!」とわざわざ誘いに来たり、メールを下さったりしたのです。
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そうして恐る恐る任された仕事をやったら。確かに英語で上手く説明できませんし、多くの人が私の発音を聞き取れないようですが、周りの方が助けて下さるし、質問をしてくる方達もこちらが完璧である事を求めてはおらず、誠実に対応していれば辛抱強く聞いてくださり、なんとかなっています。結果として、仕事ってそれに見合ったスキルを完璧に身につけているからやるんじゃなくて、やりたいと強く思うからやるものなんだ、と考えられるようになりました。今までの自分は、足りないもの・至らないことにばかり目を向けて、尻込みばかりしていたと反省。そういった意味でも、彼女には感謝してもし足りないのです。

「貴女の笑顔をここで見られなくなると思うと寂しい」と言ったら、「こんなこと言うと真面目に仕事してなかったみたいに誤解されそうだけど、私は同僚やボランティアの人達を友達とか家族の様に感じていて。仕事に来るっていうより、友達に会いに来るっていう感覚だったの。だから毎日仕事に来るのが楽しくて仕方なかったし、自然と笑ってばかりだったんだよね。心からラッキーだったと思ってる。」と仰っていて、それを聞けただけでもお会いできて良かったと少しジーンとしてしまいました。
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新しい職場は、常時300人以上のボランティアが居る大所帯。新たなチャレンジが待っていそう。でも、大学で専攻した生物学の知識をもっと活かせるし、通勤時間が20分に短縮されると嬉しそうでした。彼女は毎晩彼と待ち合わせて買い物、帰宅して、一緒に夕飯を作っていて、恋人との時間もとても大切にしているのを知っているので、通勤時間が短縮されることは非常に喜ばしいことであろうと他人事ながら嬉しく思いました。

ブルックリンを訪れた際には連絡することを約して、固くハグを交して別れました。

2015年5月19日 (火)

読書感想を綴ったブログ『ブレイン・ピッキングス』

またまた視界がグレーな火曜日のニューヨーク。今日は午前中小雨がぱらつようですが、段々と晴れてくるようです。明日は久し振りの晴れの予報。ビーチを楽しみにしている人達の為に、週末は晴れると良いですね。

昨日ニューヨーク市長からネイルサロンの従業員の権利を守るためにボランティアを募集しているというE-mailが届きました。先日ニューヨーク州知事がネイルサロンの従業員を守る条例を出した事に関連して、今週の木曜日にビラを配って権利の周知を図るそう。

なんでもニューヨークに雨後の竹の子の様に現れた多くのネイルサロンでは違法移民を劣悪な条件で雇っており、そうした従業員は困窮した生活を強いられている場合が多い。にも関わらず、知識がないため、もしくは違法滞在が咎められることを恐れて、助けを求めないとみられており、そういった現状を改善しようと立ち上がったという事です。

そのE-mailにはボランティアとして従業員に知識を広める以外に、お客側への周知の大切さも強調して書かれていました。確かに従業員に酷い扱いをしているサロンへはお客がいかなければ現状は改善される筈で。また、お客さん側の『安ければいい』という意識も変える必要があります。

ニューヨーカーと話していると、男性も女性も日常的にネイルサロンに通っている人が殆ど。これを機に状況が改善される事を願います。
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さて、今回は1人の女性が毎週読了した本の感想を綴っているブログ『Brain Pickings』についてです。
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先日ボランティア仲間とお茶をしていたら、勧められたこのブログ。以前は興味深いニュースやトピックについて友人・知人が議論しているのを読めて面白かったフェイスブックが、最近は近況報告の写真だけになってしまってつまらなく感じる事を話していたら、彼女が読んでいるブログを勧めてくれたのです。

ブログを書いているのはMaria Popovaさん。イギリスやアメリカの新聞、雑誌に投稿していたライターさんです。が、今は多分このブログを運営することを職業とされており、読者からの寄付およびアフィリエート収入で生活している思われます。同時にエディターとしても働かれているので、そちらからも給料を得ているのでしょう。
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このブログは、彼女が自身の興味を満たすために読んだ本、聞いたポッドキャスト、名言から学んだこと等を書き綴っており。そのハイライトをフェイスブックに毎日沢山投稿しています。またツイッターでも考えたことを次々と呟きながら常に学び考えたことを共有しており、その膨大な量に驚いてしまいます。

ブログのタイトルには、『ご自身の脳が求めるままに齧り知った知識』と『自分よりも知識や見識のある人の考えを拝借する』という両方の意味が込められているのだと思われ。その名の通り、兎に角膨大な量の知恵や知識、思考のおもちゃ箱のようなサイトです。
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扱われるトピックも、児童書だったり、古今東西の本だったり、誰かの名言だったり、ポッドキャストだったりと選り取り見取り。読む本や興味を持つ物事に偏りがある私には、齧るだけでも色んな考えに触れられるこのサイトはぴったりです。また文章だけでなく、内容に沿ったアートや名言を残した著者の写真、今日の一言が添えられたイラスト等で彩られたサイトは目にも楽しい工夫がされています。

昨晩は経済活動の新しいあり方や一人の時間を作り出す工夫の大切さ、おひとり様が世間で誤った認識を持たれていることに警鐘を鳴らす記事、静けさの9つの分類、等を夢中になって読んでいたらいつの間にか日付が変わっていて吃驚。これから毎日考えたこともなかったような事や、知らなかった事実、日々ぼんやりと考えていただけの事がくっきりと言葉という形を持って提示される喜びに触れられるのかと思うとワクワクします。紹介された本を読みたい…等と興味の幅が広がるかもしれません。
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とは言え、非常に膨大な情報が毎日発信されるので、全てをフォローするのは不可能に近く。それこそつまみ食いを楽しむ所存です。

2015年5月18日 (月)

マディソンスクエア・パークの露店フードマーケット

白く煙って高いビルが全く見えない月曜日のニューヨーク。今日は1日曇りで涼しくなる予報。夜まで雨が降らないそうですが、怪しく感じる程霧で真っ白です。

昨日ボランティアの後ハイラインを歩いていたら、不思議な舞踏をしている人達を色んな場所で見掛けました。不思議に思っていたのですが、土曜日に今年で9回目を迎える『ダンス・パレード』が行われていたのだそうです。

芸術としてのダンスを推進するために毎年この時期行われており、トンプキンス・スクエアと21丁目の間の道路で、派手な衣装を身につけたダンサー達が隊列を成して踊った様子が写真で紹介されています。多分、そこで踊った人達が昨日も舞踏を披露していたんですね。

また、この週末には2日間に亘って42丁目から57丁目迄9番街を全て歩行者天国にして『International Food Festival』も開催されていました。今年は行きそびれましたが、沢山の人達が食べ歩きを楽しんでいました。

今週末はメモリアルデーで3連休。夏の正式な到来ですし、街中が沸き立ちそうです。
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さて、今回はマディソンスクエア・パーク(Madison Square Park)の前で開催されている露店のフードマーケット『Mad. Sq. Eats』のご紹介です。
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このマーケットはマディソンスクエア・パークの前、フラットアイアンビルディングの正面にある三角地帯で毎年、春と秋に開かれています。こちらもニューヨークでホリデーマーケット等を企画・運営しているアーバンスペースの手によるもの。

このマーケットは只でさえ小さい上に、日中は大人気でいつ見ても人で溢れています。テーブル席も殆ど用意されていないので、アルコール以外は目の前の公園に持ち込んでベンチでのんびり食べるのが現実的かもしれません。
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お店のラインアップは韓国風BBQ、サンドイッチ、タイ料理、寿司、メキシコ料理、フィリー・チーズステーキサンドイッチ、ロブスターロール、ピザ、和風タコス、タパス料理、インド料理等。それに加えてベジタリアン、ビーガン料理の屋台やプレッツェルもあるそうなので、友達と訪れても安心。勿論、アイスクリームサンド、アイスキャンディー、ジェラート、チョコレート、マカロンなんかのデザート屋台もあります。

春の開催は2015年5月28日(木)まで。観光のついでに冷やかし易い場所ですので、ニューヨークで人気のフードトラック/屋台/お店の味を試してみられてはいかがでしょうか。マリメッコの路面店が目の前にある為か、毎年登場するウニッコ柄のパラソルもとても可愛いので要チェックです。
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2015年5月17日 (日)

タイムズスクエア近くの露店フードマーケット

朝は真っ白な霧に覆われて何も見えなかった日曜日のニューヨーク。昨日は朝・晩と雷を伴う強い雨でした。今日も雷雨に見舞われる可能性があるという予報ですが、今は青空が覗いています。気温が24℃まで上がるようなので、局地的に強く降るのかもしれません。

昨日はブログを書こうとした途端インターネットが繋がらなくなり。1日中ネットも電話も使えない状態でした。そのためブログを書き損ない、友人との連絡も取れず。まったく月に1度はネットが使えなくなるのが不便で仕方ないので、タイムワーナーからベライゾンに変えようかと検討を開始しました。スマートフォンも持っていないので、ネットが繋がらないと誰とも連絡が取れずお手上げになってしまいます。

本日は日曜日ですがボランティアが入っており1日外出します。そのため頂いたコメントへの返事ができそうもありませんが、ご容赦ください。

…という訳で、今日もさくっと。
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さて、今回はタイムズスクエア近くのブロードウェーで開催されている露店のフードマーケット『Garment District』です。
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年々ストリートフェアや道路に屋台が並ぶマーケットが増えているように感じるニューヨーク。その中でも質の高いマーケットを彼方此方でプロデュースしているUrbanSpaceが企画・運営している『ガーメント・ディストリクト』マーケットがまたまた登場しています。

場所は41丁目近辺のブロードウェー沿い。規模は大きくありませんが、粒揃いの食べ物&飲み物を提供する屋台とテーブル席が用意されています。今回はアルコールを飲める一角も出現しており、仕事帰りに軽く一杯という感じでお喋りに興じるニューヨーカー達を見掛けます。
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屋台の前にテーブル席がずらりと並んでいるのは、前回からかなり改善された点の気がします。これで席の心配をせずに気軽に訪れることができそう。他のフードマーケットに比べてそこは利点だと感じます。

立地もタイムズスクエアまで歩いて数ブロックと非常に近く、観光のついでに寄るにも適しています。公衆トイレがブライアント・パークかタイムズスクエアのインフォメーションまで行かないと無いのが玉に瑕ですが。
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これから暑くなると野外のアクティビティーが活発になり、日の光を目一杯浴びたいニューヨーカー達で賑わいます。このマーケットは2015年6月14日(日)迄開催されています。

UrbanSpace Garment District
41st Street and Broadway
参加屋台の詳細はHPにてご確認ください。

2015年5月16日 (土)

セントラルパークの藤棚

薄曇りの金曜日のニューヨーク。明日は雷雨になる可能性があるようなので、今日の内に用事は済ませるが吉。昨日は涼しくて、半袖Tシャツ2枚+パーカー+コットンのスカーフと重ね着していたのに、ボランティアで外に居たら凍えてしまいました。今日は気温は23℃まで上がるようですが、どうなるでしょう。

もう直ぐメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)なので、本格的な夏が到来!と街中がはしゃいでいる感じがします。早速ビーチに遊びに行くぞ!という人が多いのか、お店のショーウィンドーにも水着、水着に羽織るカーディガン、ビーチで履くレースの短パン、リゾートで羽織る麻のシャツなんかが目につきます。エステの広告やネイルサロンなんかも気合が入っている感じ。

個人的には日に当たりすぎると水ぶくれができてしまうし、とっても疲れてしまうのでビーチにこぞって出掛けるニューヨーカー達の事が未だによく分かりませんが、ボランティア仲間も「ビーチに行くのが楽しみ」と今からワクワクしています。

ニューヨークからだと地下鉄、バス、フェリー等で気軽に行けるビーチが沢山存在しています。が、今年からファイアー・アイランド(Fire Island)行きのバスの運行も始まるそうです。ファイアー・アイランドは車が禁止された静かな島で、沢山の人から推薦されるので1回訪れたいと思っていた場所。今年こそ出掛けてみようかな?と思わせてくれるニュースでした。
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さて、今回はセントラルパークにある藤棚のご紹介です。
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昨日コンサバトリー・ガーデンをご紹介しましたが、105丁目まで歩くのはちょっと…という方も多いのではないでしょうか。そんな手っ取り早く藤を楽しみたい時にお勧めなのが、セントラルパークのナウムブルク・バンドシェル(Naumburg Bandshell)の裏手にある藤棚。
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そんなに目立たないものの藤の花を見ることができます。今週訪れた際には既に殆ど散っていましたが、満開の時には十分見応えがあります。
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セントラルパークの藤棚の特徴なのか、コンサバトリー・ガーデンもここの藤棚も非常に高い位置にあり、花までの距離がかなりあります。その為満開の時に訪れても日本みたいに間近で花を観賞することはできません。そういう意味ではブルックリン植物園の藤棚の方が花が見やすいですね。
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5番街にある建物の壁にも藤が這っていました。あとはアルファベット・シティーにある6BC Botanical Gardenに小さな藤棚がありますが、それ位しか見たことが無い気がします。ニューヨーク植物園にも1本藤が植えられているようですが、藤棚という程ではない様子。
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藤棚の近くには、つつじが綺麗に咲いていたり…

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チューリップの咲く、春らしい一画があったり…

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観光名所のベセスダ・テラス(Bethesda Terrace)があったりします。

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春らしさをそこかしこで感じられるので、楽しいお散歩です。

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セントラルパークは目印になる建物が沢山あるので、方角が簡単に確認できて迷子になり難い。結構森があったり、滝があったりで方角が分からなくなってしまいがちなのですが。

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コロンバスサークルにあるタイム・ワーナー・ビルは空を綺麗に写すので、晴れの日は見るのが楽しい。

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頑張ってコンサバトリー・ガーデンの辺りまで行くと、観光客のいない静かなセントラルパークを堪能できます。マンハッタンだという事を忘れてしまうような景色とのどかさです。

2015年5月14日 (木)

麗らかなコンサバトリー・ガーデン

雲一つない快晴の木曜日のニューヨーク。昨日は風が吹くと肌寒く感じましたが、今日も夜になると風が出てくるようです。最高気温は22℃。昨日同様暑すぎず過ごしやすい1日となりそうです。

昨日の午前10時頃、ポートオーソリティーの近く8番街と37丁目の交差点付近で警察官が容疑者を射殺するという事件が起こりました。警官は至近距離で3発発砲、容疑者は病院に運ばれましたが死亡しました。

容疑者はマンハッタンの各所で無差別にハンマーで人を殴っていたとみられており、少なくとも3件の事件が報告されています。ユニオンスクエア付近で女性が2人いきなり殴られた事件を怖いと思っていたので、犯人が捕まって一安心ですが…よく使う駅の目の前で起こった射殺なので恐ろしく感じます。

気を付けようがないですが…いつ誰が発砲するか分からない事を肝に銘じて、銃声が聞こえたら直ぐ伏せるとか頭の中でシュミレーションしておくべきだと改めて思いました。
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さて、今回は久し振りに訪れたコンサバトリー・ガーデン(Conservatory Garden)のご紹介です。
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眩暈に悩まされて地下鉄に乗れずにいる内に、桜が散ってしまいブルックリン植物園に行きそびれた今年の春。でも私は桜よりも藤の花がお気に入りだったりします。今日たまたま週末ブルックリン植物園に行った人から満開の藤の写真を見せてもらい、居てもたってもいられずコンサバトリー・ガーデンに運動を兼ねて藤を見に出掛けました。
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コンサバトリー・ガーデンは、その名の通り昔は巨大な温室があったセントラルパーク内にある小さな公園。これまたその昔5番街のお屋敷にあった立派な鉄の門に守られており、中に入るとイタリア風、イギリス風およびフランス風の3つのお庭に分かれています。
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中央のイタリア風庭園に立派な桜並木がありますが、既に完全に散った後。

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藤の花も最盛期はとっくに過ぎ、1/3が残っているのみでしたが、それでも大好きな藤が見れて至福の時を過ごしました。

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満開の時はさぞや美しいだろうと思わせる立派な藤棚です。

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南側にはイギリス風の庭園。

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中心には児童書『秘密の花園』の作者であるフランシス・ホジソン バーネットさんに捧げられた噴水が色とりどりのチューリップに囲まれてあります。

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暖かい日差しの中で可愛らしい花に囲まれながら、彫像の捧げ持つお皿部分で水浴びをする鳥を眺めるのは至福の時でした。

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春らしい美しい鳥の鳴き声が響き渡っていたのも春の麗らかさに華を添えていました。この鳥が一生懸命囀っていました。ピンボケしていますが。

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お庭は手入れが行き届いており、親切に名札が付けられています。

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チューリップにもそれぞれ名札が付いていました。色んな種類のチューリップを楽しめます。風が強かったので、アップにすると揺れてぼけてしまいます。

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春らしい小さなお花がそこかしこに植わっていて低木で作られた生垣に沿ってそぞろ歩くだけで発見の連続。

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お庭の間にはベンチの並ぶ静かな並木道。一時期毎日の様にこのベンチへ読書に訪れていました。突き当りにある公衆トイレは割と綺麗です。

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北側にはフランス風庭園。

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こちらは色とりどりのチューリップと縁取りの様に植えられたパンジーの向こうに見える蔓の絡まるアーチ、そしてアーチの向こうに見えるフレンチ・ライラックと計算された美しさ。

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隅々まで美しい庭園です。
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2015年5月13日 (水)

バンクシーのストリートアート?

久しぶりに朝から快晴の水曜日のニューヨーク。現在既に16℃あるようですが、最高気温は20℃。風が吹き、そんなに暑くならない予報のようです・・・と書いている間に雲に覆われちゃいましたが。

ニューヨークに向かっていたアムトラック電車が昨晩フィラデルフィア近郊で脱線し、少なくとも6人が死亡し、約50人が負傷した事故が大きなニュースとして取り上げられています。その事故の影響でニューヨークとフィラデルフィア間の電車の運行が停止しています。友人もたまに使用する路線なので怖いことこの上ない…。なんだか最近電車の事故が多くないですか?原因はまだ不明だそうですが、しっかり究明して対策を練って欲しいです。

またニューヨークタイムズとフェイスブックが提携し、フェイスブックに直接ニュース記事が配信される事も大きな話題となっています。こちらに暮らしていると、ニューヨークタイムズが度々掲載する反日的な記事によって苦労させられることが多く。なんだか憎々しく感じてしまいますが…。ボランティア先とかでバトルになると、地味に疲れるんですよね…。変な記事を広範に頒布されない事を祈るばかりです。
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さて、今回はハイラインの周辺で新たに発見したストリートアートのご紹介です。
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2週間前にハイラインを散歩したら、新たに2つのストリートアートを発見しました。まだネット上でも情報をあまり発見できないので比較的新しいのではないかと推察します。
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作風と過去に同じ作品がある事からバンクシー(Banksy)が作者だと思うのですが…。誰かがコピーしたものかもしれません。14丁目の通路から見ることができます。

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こちらも同じ作者だと思われる作品。10番街のレストランの壁に描かれています。

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昔からあるストリートアート。320 West 21st Streetにあります。OSGEMEOSというブラジル出身の双子のアーティストの作品らしいです。

2015年5月12日 (火)

ニューヨークへのラブレター

朝から霞がかった火曜日のニューヨーク。週末からずっと霧が濃い日が続いていましたが、今日は曇っているだけの様です。

体調を崩して寝込んでいる間にマンハッタンでは物騒な事件が次々起こっていたようです。昨晩はユニオンスクエアのベンチで座っていた女性や17丁目を歩いていた女性が、知らない男にいきなりハンマーで頭部を殴られるという事件が相次いで起こりました。2人とも軽傷だったようですが、夜の7時半頃とそんなに遅くない時間なので怖いですね。暫くの間はユニオンスクエア付近を夜間女性一人で歩かない方が安心です。

また事件が起きたのは今年の3月ですが、女性がUBERのサインを掲げたドライバーに性的暴力を受けたそうです。本来的にはUBERドライバーはキャッシュの支払いを受けるべきではないそうですし、イエローキャブ以外は道で人を拾ってはいけないことになっているそうなので、乗らないようにと警察が注意を促しています。車に乗ってしまうとなかなか密室から逃れることができないので危険ですよね。

昔の様にタクシーに乗った人が死体で見つかる…というような事件は無くなったように思いますが、やはり気を付けなければと思わされます。マンハッタンに居ると気軽にタクシーを利用する機会が多いようですが、利用するタクシーはきちんと選ぶように気を付けましょう。
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さて、今回は先月読んだ本『Never Can Say Goodbye: Writers on Their Unshakable Love for New York』の感想です。
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この本は以前このブログでも書いた事があるアンソロジー『Goodbye to All That: Writers on Loving and Leaving New York』の続編にあたるアンソロジーです。前回の本はニューヨークが大好きながらも別の場所で暮らすことを選択した女性作家の作品を集めていました。

私は著者のリーディングに行ったり、本を読んだりする中で、殆どの作家がニューヨークを出る決断をしながらもニューヨークを愛して止まないという印象を受けたのですが。編者であるSari Bottonさんは、バッシングに近い反応に苦慮したそうなのです。
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なんでも一部の人々は本を読みもしないでタイトルだけ読み「ニューヨークはもう終わったみたいな論調はけしからん!」とくってかかり。また見方が一方的だ、何故女性の作品しかおさめられていないのか、女性だからこんなセンチメンタルなのではないか、等々沢山の批判にさらされたとのこと。

個人的にはどれも的外れな批判に感じてしまいますが、彼女はこのままではいけないと感じニューヨークへのラブレターを男女織り交ぜた人々に書いてもらおうと決意してこの本を作ったと前書きにて述べておられます。実際今回のアンソロジーには俳優さん、ミュージシャン等、幅広い人たちの作品が寄せられているように思います。
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ただプロの書き手ではない方の作品が多いせいか、それとも既にニューヨークを後にする決意をした人たちの方がニューヨークに住み続けている人達よりも考えがまとまっているせいか、読み始めはなんだか退屈してしまい前作の方が良いと感じました。

途中から読みごたえがある作品が出てきて面白く読んだのですが、最初の方に収められている作品はニューヨークの好きな所を羅列している作品が多くて、自分のお気に入りと同じだと共感する楽しさはあるものの読み物としてはどうなんだと感じてしまった訳です。
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でも真ん中位から物語性が高いエッセイが多くなり、『どんな人でもニューヨークには居場所がある』とか『ニューヨークは義理人情に厚い街』とか心から頷く言葉も増え。その著者にとって特別な心象風景が描かれていて、『私のニューヨーク』というに相応しい、人それぞれの心に映るニューヨークを堪能できました。

読了後は前作には及ばないものの満足感がありました。それと同時に、私は夫の会社に守られてのうのうと生きているので、どんなに長くこの街に暮らしてもここに作品を寄せている人達のようなニューヨークは味わうことはできないのだとも痛感しました。
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大学卒業と共にJFKから帰国する際、この街を見下ろし「どうだNYC!と思えるようになるまではこの街に二度と足を踏み入れない」と固く心に誓った事が鮮明に思い出されます。あの頃も日本にいる両親に守られていたものの、ニューヨークはタフな街、毎日が戦いの連続、ちょっとでも気を抜いたらやられてしまう、というような緊迫感がありました。その分この街は魅力に溢れていたと感じます。

確かにニューヨークは明るく、安全に、便利に変わりました。でも、こんなにもニューヨークの印象が違うのは、きっと夫に甘やかされ、会社に守られている自分の立場が大きく変わった事が大きいんだろうと痛切に感じました。その立場をとても有難く思う反面、ほんのちょっとだけ、野生動物の様に戦いながら生き、それ故に人との繋がりに打ちのめされたり助けられたりするニューヨーカー達を羨ましく思いました。
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勿論、今の立場をとても楽しんでいますし、恵まれていると感謝もしているのですが。何時まで経っても無い物ねだりを止められません。

気付いたら、近しい友達は全員ニューヨークを旅発ちました。皆ニューヨークが好きだと言いますが、その反面自分にとってのニューヨークのチャプターは終わったのだと感じているようです。ニューヨークのタフさにさらされず、いいとこどりして上辺だけを楽しんでいる私達がこの街に一番最後まで残っているのも偶然ではないのかもしれません。

2015年5月 7日 (木)

ハイラインのパブリックアート

朝から快晴の木曜日のニューヨーク。今日は1日晴れて24℃まで気温が上がるようです。これから週末にかけてグングンと気温が上がりそうですね。

夏らしい気候になるにつれ、フリーイベントのお知らせが次々と届いています。先ずは毎年恒例、夏至にタイムズスクエアでヨガを楽しむイベント『Solstice in Times Square: Athleta Mind Over Madness Yoga』の事前登録が昨日から開始されました。2015年は6月21日(日)だそうです。毎年このイベントは大人気で早めに登録しないとスペースが埋まってしまいますので、気になる方はお早めに。

野外でヨガといえば有名なのがブライアント・パーク。『Bryant Park Yoga』が今年も火曜日の10時と木曜日の18時からのスケジュールで5月19日(火)から始まるそうです。芝生の上でやるヨガはとっても気持ち良いんですよねー。

そしてブルックリンブリッジ・パークでも無料のウォーキングツアーやヨガ、バレー、ダンスなんかのクラスが徐々に始まるようです。詳しくはイベントスケジュールにてご確認ください。
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さて、今回は廃線となった高架線路を利用したパブリックスペース『ハイライン』(High Line)の新たなアートシリーズのご紹介です。

新シリーズは『パノラマ』(Panorama)というタイトルで、ハイラインの風景に合わせて創作されたハイラインに配置されるならではの作品が展示されています。また、ハイラインが地上でもなく高層ビルの天辺でもない、新たなニューヨークの視点を提供している事に因み、いつも見ている風景を少し違う角度から見ることができる作品というのも今回のテーマだそう。
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こちらはコロンビア出身アーティストGabriel Sierra氏の作品。ハイラインに植えられた木に寄り添うように立ち高さを表示しています。木々が成長するにつれ高さを変えていく予定だそうです。

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アメリカ人アーティストKaari Upson氏の『My Mom Drinks Pepsi II』。タイトルの通り、ペプシ缶で作られた抽象的な地形。

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ベルギー出身アーティストKris Martin氏の『Altar』。有名な『ヘントの祭壇画』の輪郭だけをなぞり、宗教画の代わりに移りゆくマンハッタンの景色を楽しむという作品。

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イギリス出身アーティストRyan Gander氏の『To employ the mistress...It's a French toff thing』。こちらはアーティストの奥様の顔。ボタンを押すとその口から水が飛び出すので、大理石の彫像から口移しで水を飲むことができるという遊び心満載のアート。出てくる水は水道水なので実際に飲むことが可能です。現在人気の撮影スポットになっています。

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こちらは作者が分かりませんが…人気のステップにちんまりと置かれているアート。誰かが忘れたお財布とスマートフォンに見せかけて、動かそうとすると固定されているというもの。この近くでは、イヤホンを差し込むと楽しめる音のパブリックアートも展開中。

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グルジア出身アーティストAndro Wekua氏の『window』。自分の子供部屋にあった窓をイメージしているそうです。

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メキシコ出身アーティストDamián Ortega氏の『Physical Graffiti』。多分全部で3つの落書きに見える作品が飾られていると思います。ミートパッキングやチェルシーが少し前までは落書きで一杯の治安が悪い地域だったことに因んだ作品です。

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デンマークとノルウェイ出身アーティストのユニットElmgreen & Dragsetの『A Greater Perspective』。この作品が設置されているテラスからは大きなアメリカ国旗と自由の女神像が臨めるのですが、多くの人がそれに気づかないためこの作品をきっかけに景色も楽しんで欲しいという意図が込められています。

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メキシコ人アーティストMariana Castillo Deball氏の『Who would measure the space, who would tell me the moment?』。アステカ文明の影響を受けた瀬戸物で作られた3本のポールです。

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日本人アーティストYutaka Sone氏の『Little Manhattan, New York, New York』。大理石で再現されたマンハッタンです。全てのビルも細かく再現されているのが圧巻です。よく見るとハイラインもちゃんとあります。

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アメリカ人アーティストRashid Johnson氏の『Blocks』。黒人としてアメリカで育った生い立ちや個人が国や文化から受ける影響などを投影した作品。ジョンソン氏は普段は作品内に植物を配置することが多いそうですが、ハイラインには日々姿を変える植物が既に存在するため、作品内にどのように育っていくのかを楽しめるとの事。

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最後はアイスランド出身アーティストKatrín Sigurðardóttir氏の『Bouvetoya』。南大西洋の亜南極に浮かぶノルウェー領の火山島・無人島であるブーベ島を再現して高架下に逆さまに吊るした作品。ホイットニー美術館のオープンで一気に活気づいているガンズボールト通りにあります。

このアート展は2016年の3月迄行われます。

2015年5月 6日 (水)

バーニーズのショーウィンドウ

朝からどんよりと曇っている水曜日のニューヨーク。今日は日中時々雨が降るようです。昨日みたいに湿気が多くてじっとり汗ばむ陽気にならないと良いですが。

昨日グランドセントラル駅のシャトルのホームでU2が電撃ライブを行い、沢山の観光客やニューヨーカーが演奏を楽しんだそう。なんでも今週の金曜日にテレビ出演する際に放送するために電撃ライブの様子を撮影していたとか。ニューヨークは本当に何が起こるか分からない街です。

そんな楽しいニュースがあった一方で、人通りの多いボウリング・グリーンの路上で昨晩発砲事件が起こりました。通り掛かった17歳の青年と23歳の女性が怪我をしましたが流れ弾で、発砲は路上で言い争いをしていた2グループのどちらかがしたとみられるそうです。

観光客も多い場所ですし、友人のオフィスも直ぐ近くにありますし、そんな場所で夜の8時半というあまり遅くもない時間に発砲事件が起きるなんて気が重くなるニュースです。こうなってくると気を付けようがありませんしね…。
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さて、今回はマディソン街にある有名デパート『バーニーズ・ニューヨーク』(Barneys New York)のショーウィンドウが壁画になっている話題です。
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先日用事でバーニーズの前を通ったら、ショーウィンドウが壁画になっていました。飾られているのはブルックリン出身のポップアーティストであるアレックス・カッツ(Alex Katz)氏の作品。なんでもバーニーズとコラボレートしてインテリア小物のシリーズを創作した一環として、道行く人に楽しんで貰える壁画も提供したとの事。
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マディソン街に面した大きな4つのショーウィンドウが壁画になっており、彼の作品を楽しめます。いつまでこれらの作品が楽しめるのかは見つけることができませんでしたので、ご覧になりたい方はお早めに。

2015年5月 5日 (火)

モンキービジネスのイベント

朝は霞んでいるものの青空が広がっている火曜日のニューヨーク。ですが、今日は所により雨が降ったり雷雨になったりするよう。夜には雨が降るようなので、帰りが遅い方は折り畳みを携帯した方が安全そうです。

昨日これから書くイベントに徒歩で向かう際にオバマ大統領の車列の通過を待つために、約20分マディソン街で足止めをくらいました。通行止めが東西を跨る形(クロスタウン)で行われていたので、北側に抜けることができなかったのです。

余裕を持って出掛けたので用事を済ませてイベントにも間に合いましたが、道を堰き止めている警察官にどの位の時間通行止めになるのか聞いても「分からない」の一点張りでハラハラしました。オバマ大統領が何時に何処を通過するか細かく分かってしまうとセキュリティー上問題があるため、末端の警察官には全くスケジュールが知らされていなかったようです。

後から来るニューヨーカー達に「何で通行止めなの?」と聞かれるので、その度に「オバマ大統領が通るみたいよ」と答え。待ちきれない多くのニューヨーカー達は地下鉄に乗ることにしてその場を後にしていました。が、私が用事があるのは足止めされている地点から6ブロック北。諦めきれずにそのまま待ちました。

皮肉の利いたニューヨーカー達が「まぁ、多分オバマは重要な地位に居るんだよねー、私達に足止め食らわせる位には」とかぶつくさ言う中、白バイ軍団、パトカー軍団、スモークガラスの四駆車数台の後にオバマ大統領が乗ったセダンが。ニコニコしながら手を振っていましたが、一瞬で通り過ぎてしまいました。

周りの人達は「こんだけニューヨーカーを怒らせてんだから、手ぐらい降るだろ」とか皮肉を言ってましたが、6年間で初めて目の前を大統領が通り過ぎたので個人的には結構高揚するものがありました。
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さて、今回は2015年5月4日(月)にPEN AMERICAが開催している『PEN World Voices Festival』の一環として行われたイベント『Monkey Business: Japan/America Writers' Dialogue in Words and Pictures』です。
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会場はパーク街にあるAsia Societyのホール。私は毎年ワールド・ボイス・フェスティバルはチェックしていた筈なのに、今年初めてモンキービジネスのイベントの存在を知りました。が、今年で5回目なのだそうです。モンキービジネスは日本に居る時から好きで読んでいたのに…不覚です。

イベントは『モンキービジネス』の編集責任者である柴田元幸氏とインターナショナル版の編集者であるTed Goossen氏とRoland Kelts氏が仲介役となりながら、アメリカ人の漫画家の男性、日本人でイギリスで活動中のイラストレーター及び絵本画家の男性、アメリカ人の短編作家であり出版社を経営して自身で編集もされる女性、日本人の作家及び翻訳家である女性の4人の話を引き出す形で行われました。
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先ず最初に漫画家と絵本画家の男性陣が自身の作品をプロジェクションで紹介。その後仲介者からの質問に答える形でディスカッション。続いて作家である女性陣が登壇し、其々自身の作品を朗読された後、仲介者からの質問に答える形でディスカッション。クロスディスカッションが行われた後、最後に会場からの質問に登壇者が答えました。イベントは全部で約2時間弱でした。

最近はモンキービジネスを全く読んでいなかったので、全然知らない作家さんの作品に触れることができたのが先ず面白く。そして憧れていた柴田さんのプレゼンテーションや意見を生で聴くことができて感動し。シャイな感じの登壇者の為人が垣間見えるようでなんとなく和やかな気分になり。興味深いディスカッションに聞き入りました。
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会場にニューヨーク大学でショートストーリーを教えているという教授とそのクラスの生徒さんが来ており、最後の質問のコーナーで「今の時代、日本のショートストーリー、アメリカのショートストーリーというような違いが存在すると思いますか?」と問われ。それに対してアメリカ人漫画家であるBen Katchor氏は「今は世界が小さい。世界の何処かで作品が発表されたらほぼ同時期に世界中の人達が目にする。国による違いというものはどんどんなくなっていると思う」と答えられ。

柴田氏は「難しい質問だが、題材としてアメリカ人作家は家族について取り上げることが多く、日本人作家は村上春樹氏に代表されるように街の中で単体としてポツンと存在する個人について書くことが多いという傾向がある気がする。」と回答。
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お名前を失念しましたがアメリカ人でカナダで生活した経験がある編集者の方(ご自身も作家?)は「アメリカの方が未だに起承転結に縛られた物語を語る場面が多い気がする。本ではわざと起承転結の型から外れようとしていたり、崩していたりする場合もあるけれど、意識している人が多いのでは?でも日本人は端から理論とか型とかを気にしていない創作者が多い気がする。」とコメント。

其々の回答に深くうなずく要素があり面白かったです。普段は面白い、好き、嫌いという感覚でしか本を読んでいませんが、深く思考しながら理論的に本を創り上げている人達の話を聞くと気付きがあると改めて感じた夜でした。
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水曜日と木曜日、同じメンバーでマクナリー・ジャクソンやジャパンソサエティーで同様のイベントが開催されますので、ご興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。

2015年5月 4日 (月)

マディソンスクエア・パークのパブリックアート

今日も快晴の月曜日のニューヨーク。最高気温が26℃迄上がる予報で、日中は半袖で十分な暑さになりそうです。でも昨日は日陰に入ると涼しかったですね。

今日はオバマ大統領が1日マンハッタンで活動するそうで、ブロードウェイが一部閉鎖されたり、時間によって他の地域も交通規制が敷かれたりと交通が混乱することが予想されます。本日マンハッタン内を移動される方は前もって確認した方が安心そうです。

2015年5月4日(月)から5月10日(日)までPENアメリカのWorld Voices Festivalが開催されます。PENアメリカは本や雑誌における言論の自由を守るべく活動している団体で、多くの小説家がメンバーになっています。

ワールドボイス・フェスティバルは毎年行われているイベントで、連日ワークショップや議題に関する著者や編集者による議論等が行われます。本好きの方はチェックされてはいかがでしょうか?
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さて、今回はマディソンスクエア・パークで2015年6月1日から冬にかけて展示される大規模なオブジェ『FATA MORGANA』(蜃気楼)のご紹介です。
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正式な展示期間は始まっていないものの、アーケードのように通路を覆う大きな作品なので既に設置されています(完成しているかは定かではありませんが)。晴れた日に下を通ると、作品を透過して光が反射し金色に光り輝く通路が楽しめるそうですが、生憎私達が訪れた時には日が陰っており光の要素を楽しめませんでした。
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でも雲のような、枝の重なりのような形に模られている鏡の通路は景色をがらりと変えてくれ、下を通るだけでも楽しめました。是非次は晴れた日に次売り抜けたいものです。
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こちらはアメリカ人女性アーティスト、Teresita Fernández氏の作品です。

2015年5月 3日 (日)

新しいバワリーの壁画

日曜日も朝から快晴のニューヨーク。日中は気持ち良い気候になりそうです。

昨日クイーンズで巡回していた警察官が道で怪しい動きをしていた人物に職務質問しようとして近づいたら銃撃され、頭部に2発の銃弾を受けるという事件が起こりました。警察官は重体だそうですが、今のところ命に別状はないとのこと。こういうことが起こるから警官が過剰に力を行使して…という暴力の負の連鎖が生まれるんですよね。いくらライフルアソシエーションが政治的にも経済的にも力を持っているからって、なんだって何にも規制ができないのでしょうか。

大好きだったビーガンフード(完全菜食主義:肉、魚、乳製品を食さない)トラックの『The Cinnamon Snail』がこれからイベントにちょこちょこ登場するそうです。先ず最初はDUMBOで開催されるイベントに参加予定だそうですので、ファンの方はフェイスブック等でスケジュールのチェックを。
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さて、今回は新たに登場したバワリー(Bowery)とハウストン(Houston)の北西の角にある壁画『The Bowery Mural』のご紹介です。
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通るたびに楽しみなこちらの壁画。暫くの間目にしなかったので開発で無くなったのかと心配していましたが、現在はテキサス在住のアメリカ人アーティストであるロン・イングリッシュ(Ron English)氏の作品『All American Temper Tot』が描かれています。

この壁画は1年間に渡って据え置かれるようなので、これから訪れる方も楽しめそうです。イングリッシュ氏はブランドイメージや宣伝の意味について追及するアート作品が多いそうで、今回の壁画もアメリカ国旗を構成している地が沢山のポスターによって形作られています。
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沢山の人がポーズをとって記念撮影をしていました。旅の思い出にいかがでしょうか?

ホイットニーのオープン記念のライトアップ

朝から快晴で暖かい土曜日のニューヨーク。一歩外へ出たら花粉で花がムズムズしました。

5月に入りフリーイベントが沢山のニューヨーカーが大好きな季節がやってきました。ブライアントパーク(Bryant Park)の無料で開催される語学のクラス、著者によるリーディング、ヨガ等も徐々にスタートしています。色んな無料クラスやイベントがありますので、積極的に参加されてはいかがでしょうか?

毎年楽しみな無料の屋外劇場『シェイクスピア・イン・ザ・パーク』(shakespeare in the park)も今月末から始まります。去年は行きそびれてしまったので、今年は絶対に1回は行きたいと息巻いています。暮れゆく景色の中で楽しむ劇は他には代えがたい面白さがあります。

メモリアルデーから正式に夏を迎えて楽しいイベントが沢山行われます。ボランティアが忙しい時期ですし、習い事にも復帰したいと思っているのでイベントにうつつを抜かす訳にもいきませんが、リーディングやヨガには積極的に参加したいと思います。
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さて、今回は2015年5月1日(金)にホイットニー美術館(The Whitney Museum of American Art)のオープンを記念してエンパイア・ステートト・ビルディング(Empire State Building)で行われたライトアップのご紹介です。
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ライトアップはホイットニー美術館が新たにミートパッキング地区にオープンしたことを祝うもので、午後8時から30分毎に当該美術館に展示されている代表作12品に因んだライトに変えていくというもの。
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午後8時~30分はEdward Hopper氏の『Railroad Sunset』。ライトアップが始まった当初はまだ空が青かったので、作品中の空の色のグラデーションと同じ雰囲気が出ていました。

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午後8時半~30分はJASPER JOHNS氏の『THREE FLAGS』。こちらも作中3枚描かれているアメリカ国旗色のライトで納得。アメリカ国旗は再現し易そうです。

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午後9時~30分はPETER HALLEY氏の『BLUE CELL WITH TRIPLE CONDUIT』。3本の黒い導線部分は全く関係なく、作中の赤と青です。

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午後9時半~30分はANDY WARHOL氏の『FLOWERS』。このライトアップが一番作品の印象と合っている気がしました。写真には上手く写せませんでしたが、作中の柔らかな中間色と華やかな花の感じが良く出ていました。

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午後10時~30分はMARK ROTHKO氏の『UNTITLED (BLUE, YELLOW, GREEN ON RED)』。これはビル部分より電波塔部分の方が絵の印象に近い気がしました。

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午後10時半~30分はCHIURA OBATA氏の『EVENING GLOW OF YOSEMITE FALL』。最初は薄紫に見えるライト一色に見えたので、はて?と思っていたのですが、滝に見立てた青い1筋のライトが回ってきたので合点がいきました。

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午後11時~30分はELIZABETH MURRAY氏の『CHILDREN MEETING』。こちらからは見えない側面に黄色と赤があったのでしょうか?

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午後11時半~30分は個人的に一番好きな画家であるGEORGIA O'KEEFFE氏の『MUSIC, PINK AND BLUE NO. 2』。同じ色合いのライトアップが続いてしまったのが少し残念な気がしました。

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午前0時~30分はWILLIAM H. JOHNSON氏の『BLIND SINGER』。確かに大まかな色味は合っていますが…うーん。

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午前0時半~30分はCORY ARCANGEL氏の『SUPER MARIO CLOUDS』。マリオに出てくる空の青に近い色味にしてあったのですが、真っ白くてモコモコした雲を白いLEDをちかちかすることで表現するのにはちと無理があったか…?

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午前1時~30分はBARBARA KRUGER氏の『UNTITLED (WE DON'T NEED ANOTHER HERO)』。作品を空の黒、LEDライトの紅白で表現。そんな事だろうと思っていました、ここまでくると。

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ラストの午前1時半~30分はMARY ELLEN BUTE氏の『SYNCHROMY NO. 4: ESCAPE』。激しく点滅するLEDライトで作中の交錯する黒い斜線を表現しているのか?と思いましたが、青地にオレンジ色の三角が浮かぶ絵との印象が一番しっくりこないライトアップでした。

2015年5月 1日 (金)

久しぶりに友人と

東から徐々に雲が押し寄せている金曜日のニューヨーク。今日は所により雨が降るようなので、お出かけの際には折り畳み傘を持った方が安全かもしれません。

本日オープンするホイットニー美術館のオープニングパーティーで、ミシェル・オバマ大統領夫人が建物そのものを褒めていたそうです。確かにハドソン川が見渡せたり、吹き抜けを多用していたりと気持ちよさそうな建物です。でも、今週末は激混みでしょうから、少し落ち着いた頃訪れたいと思います。

今朝のニュースでは、ボルチモアでの抗議デモの報道ぶりについてマスコミを批判する意見が多数出ていることをきちんと取り上げていました。平和裏にデモを行っていた男性が、メディアに向かって「お前らは罪のない黒人青年が暴力によって死亡したことや、失業率の高さや、生活苦にあえぐ人々について全く興味が無いんだろ!黒人が暴動を起こしてる絵が撮りたいだけなんだ!」と叫んでいるのもしっかり流していました。

また、専門家が「メディアが暴動だと決めつける報道を流したことが、デモをしていた人々の行動に影響を与えた可能性がある」と指摘。アメリカのメディアには腹を立つことも多い訳ですが、同じメディア内から批判が上がることも多いのが健全だと感じます。

ニューヨークをはじめとする他の都市でも、ボルチモアでの警官による暴力に抗議するデモが連日行われていますが、全て平和裏に進んでいるようです。ただ、ニューヨークでは警察官が歩道から出ないように指示していたにも関わらず、車道に出て交通を阻害したデモ隊が多数逮捕されました。

警察官による暴力に一向にメスが入らずイライラする気持ちは非常に共感ができますが、このまま暴力に拠らないデモのままで終わる事を祈っています。と同時に、今度こそ警察組織にメスが入りますように。
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さて、今回はウィーンからニューヨークを訪れている友人カップルと久しぶりにお喋りした徒然です。
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昨晩またまた夫に付き合ってもらい、友人カップルがニューヨークから去る際にフェアウェルパーティーをしたお気に入りのバーにて、彼女達とお喋りしてきました。現在2人はバケーション中。約1週間半の間、友達のアパートに間借りしながらニューヨークでのんびりとしています。ヨーロッパの会社は本当に休暇が多いですよね…。

2人ともニューヨークの涼しさに辟易しているようでしたが、友達や親戚に会う以外はあまり観光もせず、昼頃までベッドでごろごろしてのんびりと過ごしているようでした。彼女達に会うのは、我々が去年8月にウィーンを訪れて以来。友人がニューヨークを訪れるのは約1年振り。彼女のパートナーに至っては、結婚式を挙げて以来なので約3年振りだそうで、随分懐かしそうなのも納得でした。

ウィーンで会った際には前職を辞し、オーストリアに滞在するのに必要となる長期滞在者VISAの要件を満たすためドイツ語のクラスに通っていた友人。その後直ぐにドイツ語ができなくとも働ける職を見つけ、12人の部下をまとめる仕事を始めました。そのため、仕事はどうかと聞いたのですが。
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彼女は「生活費を賄えるし、全ての仕事にはある程度嫌なことはつきものだから、概ね感謝してるんだけど」と前置きしつつ、どんなにオーストラリアやアメリカで勤めていた会社と違うのかを笑い話として語り始めました。それが驚きの内容で。

先ず、彼女の12人居る部下の内3人が会社に犬を連れてやってきて、自分のデスク周りで犬を遊ばせていた。そして散歩の為10回近く席を外す。1回の散歩には10分程しかかけないが、合計すれば1時間位ロスしている訳で。「職場に犬を連れてこないように」と注意したところ、「何故ですか?そんなこと社則に書いてませんよね?」と食って掛かってきた。とか。

彼女の部下の中には60歳近くの男性社員もおり、昔からのやり方を絶対に変えようとしない。その為日々バトルが絶えず、20歳年下だろうが、女だろうが、最近ウィーンに来たばかりだろうが、自分が上司なのだから指示には従ってもらうという基本から諭している。とか。
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会社のパーティーでリクリエーションとしてテーブル・フットボールのトーナメントが行われ。様子を見ていると、トーナメントに参加できるのは男性のみ。女性は周りで観戦して応援することが求められていた。その為、男性社員がゲームを楽しみ、景品を受け取っているのを、女性は壁際に立ってずっと見ているだけだった。とか。

ロンドンに留学したり、ニューヨークで働いたりした期間はあるものの、ウィーン生まれで人生の殆どをウィーンで過ごしたパートナーさんも、「そんな馬鹿な話聞いた事ない!」と怒り心頭。同席していたアイルランド人の女性も、「はぁー?何それ?!信じられない!」と驚きが隠せず。私はたまらず書き物仲間でもある友人に、「エッセイにまとめてよ。きっと面白い作品になるよ。」と頼んだほどでした。

今年はヨーロッパに会いにいけませんが、彼女たちはグリーンカードを保持し続けるために5か月後にはまたニューヨークを訪れるつもりでいるらしいので、今年中にもう一度会えそうです。「またヨーロッパか何処かで会おうね!」と約束し合いつつ、別れました。

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