2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月

2015年7月31日 (金)

演劇『海辺のカフカ』

朝から快晴の金曜日のニューヨーク。昨日の午後1時~5時まで降り続いたゲリラ豪雨が嘘の様です。でも、昨日の大雨のお蔭で数日続いていた息が詰まるような暑さは一段落して昨晩は久し振りに過ごし易かったです。本日は湿度はかなり下がるものの、最高気温は33℃まで上昇するそうなので、日除け対策と水分補給には気を配る必要がありそうです。

長いことブログをお休みしていましたが、その間とっても元気に活動していました。ただ、食器洗浄機からお皿を出そうとして誤って割ってしまい、その拍子に何故か指先をすっぱりと切り落としてしまい…。大した傷ではなかったのにも拘らず、非常に痛くてずっと片手で生活を送っていた関係でタイプができませんでした。今日は腫れと痛みも引き、やっとタイプができるようになりました。まだ濡らせませんが、概ね普通の生活が送れそうです。ご心配おかけした方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。

引き続き白人の警察官が黒人の命を大切にしていないのではないかという不満が高まる事件が続いており、ボランティア仲間達も「一体いつになったら物事はよくなるの?これだけ抗議デモが続いて、マスコミで取り上げられているにも関わらず全く状況が良くならないのはどういうことなの?」とストレスが溜まりに溜まって、気が落ち込んできてしまう人も多いよう。

でも自由民主主義以上に良いシステムを私は知らないので、こうやって皆で悩み続け、少しずつでも行動し続ける以上にやれることも分からず。社会に溜まりゆく憤怒と悲しみに触れる機会が増える度、危機感だけが募っていきます。
***************************************************
さて、今回は随分時間が経ってしまいましたが、リンカーンセンターで鑑賞した演劇『海辺のカフカ』の感想です。
011
たまたま用事でリンカーンセンターの前を通り掛ったら、興味を惹かれるコンサートののぼりが掲げられており。引寄せられるようにチケット売り場があるホールに入って、何気なくリンカーンセンター・フェスティバルのパンフレットを覗いたら、村上春樹氏の小説『海辺のカフカ』を蜷川氏が舞台化した物が上演されると記載されているではありませんか!

通常は大金を使う際には前もって夫の了承を得るのですが、この時ばかりはその場でボックスオフィスに直行。一番安いチケットがまだ売れ残っていたので即決で購入してしまいました。
010
村上春樹氏の作品はとても好きで、新刊が出たら無条件に購入する数少ない作家さんの1人。蜷川幸雄氏の舞台は観たいと思いつつ機会を作ることができずにいたので、良い機会でした。夫は村上氏の作品を読んだことはありませんし、蜷川氏の舞台を観たこともありません。

原作が好きだと映画や舞台を観てがっかりすることが多いですし、原作では舞台が東京と高松・過去と現在で行ったり来たりしますし、あまり期待せずに出掛けました。が、結果は大満足で劇場を後にすることになりました。
009
舞台は日本語で演じられ、舞台上に電光板で英語の翻訳が掲出される形でした。その為日本人は舞台に集中できましたが、日本語を解さない人達は演じる人たちを観ることができず少し不便だったかもしれません。が、それ程動きが大きい劇でもないので、劇を楽しむ事の妨げと迄はならなかったのではないかと感じました。

観客には多くの日本人がいらっしゃいましたが(ざっと見1/3~半分位?)、韓国人や中国人、英語を話す方々も多くいらっしゃいました。1人で鑑賞している人も散見され、きっと原作のファンなのだろうと推察しました。
014
とはいえ、ニューヨークタイムズの芸術欄で大きく取り上げられていた事もあり、原作も蜷川作品も知らないけれど興味を惹かれて訪れた人達も居たようで。途中の猫殺しのシーンに耐えられなかったのか、現実と精神世界が交錯する不思議な世界観が受け入れ難かったのか、途中で席を立つ人もごく少数ながらいました。

猫殺しのシーンでは、周りの人達が小さな悲鳴を上げていましたし。カーネルさんのシーンでは眉をひそめる人達も。それでも概ね作品を楽しんでいたようで、上演後は会場の半分以上がスタンディングオベーションで盛大な拍手を送っていました。
008
我々も大いに楽しみ。会場が寒すぎたのですが、後半は寒さも忘れて夢中で観劇しました。ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館からインスピレーションを得たというジオラマ(ショーケース)を使った舞台装置は斬新で効果的でしたし。原作の理屈っぽい、特徴的な暗喩や比喩も存分に使われていたので、村上作品らしさを味わえましたし。

猫が話すシーンやジョニー・ウォーカーさんやカーネル・サンダーズさんのシーンは笑えて、メリハリがあるのもシリアス一辺倒よりも大切なメッセージが伝わる気がしました。今年は個人的に観劇の当たり年ですが、その中でも1,2位を争う素晴らしい作品だったと、観終わった後2人とも大満足して劇場を後にしました。
004
その後、ランチをしながら友人とこの劇について話したのですが、原作を読んだことがない彼女も大いに興味を持ったようでした。社会に生きながらも個として殺されないようにすること、『普通』、『みんな』、『正義』という名の暴力について、親からの独立、親の子離れ、タフさの定義、生きていくうえで損なわれてしまうものとそこから立ち直ること、戦争、等々この作品には普遍的なテーマが多く盛り込まれていて、文化や国を超えて考えさせられるものがあるのだと、年上のアメリカ人である彼女と話していて改めて感じました。

2015年7月26日 (日)

100万本の木を植えよう

少し雲が多いものの青空が広がる日曜日のニューヨーク。今日は雲が若干多めなものの、湿度はそんなに高くならないとのこと。昨日よりは暑くなるようですが、猛暑という感じにはならず比較的過ごし易そうです。30%の雷雨の可能性があるそうですが、そんなに酷くならないであろうという予報です。でも夕方近くに出掛ける際には、念のため傘を携帯した方が良さそう。

昨日はオバマ大統領がケニヤを訪問している様子が報道されていました。昨日はケニヤの大統領とプレスコンファレンスに臨んだようですが、前夜には父方の親族の方達とディナーを楽しんだそうです。沢山の会った事がない親族だと名乗る人々が現れ、出席を断らなければならなかったのが心苦しかったようで、「大統領の任を解かれたら、親族の人々との親睦を深めたい」とコメントして笑いを誘っていました。
*************************************************
さて、今回はニューヨークに木を100万本植樹する試みについてです。
003
以前ボランティアでパートナーを組んだカルフォルニア州サンディエゴから移り住んだという若い男性に仕事について尋ねると、「MillionTreesNYCという団体で働いているんだ」とのこと。『MillionTreesNYC』とはどんな団体なのか尋ねると、「ニューヨーク市のパークス・デパートメントと協力してニューヨークに100万本の木を植え、街路樹なんかの世話をしているNGOなんだよ」という回答。

なんでも彼は毎日ニューヨーク中に車で赴いては、木を植えたり、街路樹や公園に植わっている木の世話をする仕事をしているそうで。ブルックリンにある彼のアパートから植樹するマンハッタンやブロンクスなんかに行くために橋を渡ると、大抵渋滞に巻き込まれて帰宅に1時間以上かかるとぼやいていました。
058
先日マンハッタンの道を歩いていたら、街路樹から何やら名札のような物が下がっているのを見つけ。何かと立ち止まって読んでみると『I'M ONE in a Million』と書かれていました。初めて『MillionTreesNYC』が植樹した木と出会えた訳です。

『MillionTreesNYC』の木は、市民からのリスエスト、市民が自身で植えた木を承認する、および植樹イベントを市民・ボランティア参加の下行うという形で植えられるそう。植樹した木のお世話の仕方を教えてくれるそうですし、お世話に必要な肥料や材料も提供してくれるそうなので、長くその場所に住む予定ならば自分がお世話をする覚悟をもって街路樹の植樹をリクエストすれば、自分の住む地域に緑が増える訳ですね。
056
ホームページを読むと、費用の70%はニューヨーク市の予算によって賄われますが、30%は民間からの寄付によって賄われるとの事。多分、大部分は企業やコミュニティーグループからの寄付なのでしょうが、HP上で個人からの寄付も募っています。

コンクリートジャングルと呼ばれるマンハッタンですが、思いの外緑が多い…とはいえ、全然木陰が存在していない通りも多く存在しており。夏は直射日光で歩くのが辛いことがしばしば。
015
この取り組みで街路樹が増えて、夏のお出掛けがし易くなると嬉しいです。

ロンドン土産のキャドバリーチョコ

朝から快晴で気持ちの良い土曜日のニューヨーク。昨日は湿度が低く、透明度の高い日差しが美しい、とても過ごし易い1日でした。お会いしたボランティア仲間たちはこぞって「Such a beautiful day!」と嬉しそう。太陽のような笑顔が印象的なボランティア仲間の誕生日だったので、「ぴったりの1日になったねー」とお祝いしました。

明日は突然の大雨になったりするようですが、週末は概ね良い天気とのこと。ただ、来週また暑くなるようなので過ごし易い気候を満喫しておいた方が良さそうです。

8月に入ると、イーストサイドの道路が歩行者天国になるイベント『サマー・ストリーツ』が帰ってきます。今年は8月1日、8月8日および8月15日の3日間。巨大なウォータースライドなんかも登場するそうなので、日頃の運動不足解消にももってこいといった感じでしょうか。楽しみです。
*************************************************
さて、今回は夫からのロンドン土産自慢です。
007
夫がロンドン出張で出掛けました。今回の出張は、向こうの弁護士事務所の方とのミーティングやらお食事やらで朝から晩まで時間が埋まっていたようですが、収穫が大きく手応えが感じられたよう。

そんな訳でホテルも通常の場所とは違い、弁護士事務所近くに滞在していたため勝手が分からなかったようです。でもお土産は是非ともゲットしたい私もネットで検索。するとアメリカ人の多くがイギリス旅行のお土産としてキャドバリーのチョコレートを沢山購入してくると記載しているのを見つけました。
008
キャドバリー (Cadbury)は、イギリス王室御用達で100年以上の歴史のあるお菓子会社。フェアトレードや有機栽培された材料を使う等こだわりを持ち、『チャーリーとチョコレート工場』のモデルになっていると考えられている会社でもあるそうです。

イギリスではアメリカにおけるハーシーズのチョコの様に一般に浸透しているようですし、夫に聞いてみると確かにあちこちで見たことがあるパッケージだと言うので、何処のスーパーに駈け込んでも購入が可能ではないかと考え、今回のお土産として頼みました。
009
そして思惑通り、ホテル近くのスーパーに入ったら沢山の種類が販売されていたそうで。キャンディーバーやチョコがかかったクッキー詰め合わせを沢山買ってきてくれました。パッケージを並べると、やっぱりアメリカのチョコバーのパッケージとは印象が違って、重厚な感じ。

食べたらとっても素朴な味で、甘みが強く。あんまり日本人の味覚には合わないかもしれませんが、疲れた時につまむにはピッタリでした。個人的には中にバナナ味のクランチが入ったチョコが楽しい味でお気に入りでした。
010
イギリスに行った際のばらまきお土産に丁度良さそうです。

2015年7月23日 (木)

フランス映画『五月のミル』

雲一つない快晴の水曜日のニューヨーク。今日は最高気温は約29℃。湿度も低めで雨の心配もなく、気持ち良い1日になりそうです。

今晩10時にJFKで、明日の午後6時にラガーディアで、其々デルタ空港の職員が一斉にストライキに入るそうです。セキュリティーや荷物を取り扱う人達約1,000人がストライキをするそうなので、デルタで移動予定の方は事前に確認を取った方が良さそうです。
***********************************************
さて、今回は昨日観た映画『五月のミル』(原題:Milou en mai、英題:May Fools)の感想です。
012
以前も書きましたが、60丁目にあるフランス語圏の文化を紹介する団体『French Institute Alliance Française』に併設されている劇場『Florence Gould Hall』では、毎週火曜日の午後4時と午後7時半の2回、映画が上映されています。FIAFのメンバーであれば無料で観ることが可能ですが、そうでなくともチケットを購入すれば普通の劇場と同じように映画が鑑賞できます。

8月から9月の頭にかけて夏休みで映画の上映が一時中断されるそうなので、来週がシーズン最後の上映となります。今月はルイ・マル(Louis Malle)監督作品の特集が組まれています。
003
昨日の上演作品は、1990年のフランス映画である『五月のミル』。1968年に起きたフランスの五月革命の最中にプロヴァンスのジェール県という片田舎で起こる人間模様を約4日に渡って描いている作品です。

たった4日間で、舞台もほぼ映画の冒頭で亡くなるヴューザック家夫人の邸宅とその周辺に限定されており、人間模様が濃密に描かれています。故人の亡骸の前で相続争いを繰り広げたり、邸宅を残すかどうかで揉めたり、故人の持ち物を他の人が到着する前に盗んだり、配偶者や恋人の目の前で他の人と親密になったり、かと思えば飲めや歌えや踊れやのりたい放題。
001
閉鎖空間の中での濃密な時間に加えて、1968年の5月革命の様子がユーモアを交えて描かれてもいて、世界中の学生運動の引き金となった5月革命を知らなかった私には非常に興味深く感じられました。

博愛主義で性に大らかなヒッピームーブメントもフランスが発祥だったのが感じられますし、その頃の社会主義・スターリン主義・毛沢東主義に感化された学生の熱意や、自由と平等を謳いながらその実それを口実に働くことを拒否する愉悦を覚えたように見える労働者の様子が、皮肉とユーモアを交えて描かれていてとても面白かったです。
014
会場からは絶えず笑いが起きていましたが、それだけに終わらず他国の歴史や文化を楽しみながら学べる良作だと感じました。機会がありましたら、お勧めしたい映画でした。

毎週火曜日のシネサロンのご案内はこちら

2015年7月21日 (火)

春から夏の便り

本日も熱波注意報が発令されている火曜日のニューヨーク。市ではプールやビーチがオープンしていることをアピールしていますが、昨日は流石に外で読書するのは控えて室内で大人しくしていました。クイーンズやスタテンアイランドで引き続き停電が相次いでいるそうです。クーラーの効いた公共施設に出掛けるなどして、涼しく過ごしつつ消費電力を抑える努力をしたいものです。

今日も最高気温が32℃まで上昇するようで、湿度が高く体感温度はかなり上がるそう。とはいえ、昨日ほどは不快指数が高くないはず…と言っていますが、どうでしょう。昨日はエレベーターで一緒になった出勤するためにスーツを着込んだ女性が、「外に出たくないわー」と朝から嘆き節でした。なので「明日までの我慢だよ。水曜日からはましになるらしいから。」と励ましたら、「そうね。貴方の言う通りね。」と気を取り直していました。でも、出社するまでに汗だくになったでしょうねぇ。
**************************************************
さて、今回は春から現在にかけて届いた季節の便り自慢です。

E-mailやフェイスブックのメッセージで簡単に連絡が取れる今日ですが、郵便で届く便りには格別な趣があります。春先に体調を崩しがちだった頃に届いた便りには大いに励まされましたし、夏になって旅先から届く頼りにはニッコリさせて貰いました。

今回はそんな幸せのお裾分けです。
016

これは登山会で一緒だった友人から春に届いた便り。彼女は季節を感じる生活を大切にしている方で、これは日本の春を感じられるからと選んでくれました。研修で出掛けた有楽町フォーラムで見つけたとの事。その後、綺麗な便箋にしたためられた便りも届き、久しぶりに手書きの返事を書きました。

017

こちらは一寸したお祝いをしたお礼に届いたボールペンとカード。3色ペンは、勉強する時に大活躍しそうです。ノートは黒、問題の採点は赤、課題や注意点は青で記入しているので。相手の負担にならないプレゼント術は、流石交際範囲が広い働く女性&お母さんといった感じで見習いたいです。

018

同封されていたカードは、サンフランシスコの会社のもの。一昔前は日本のカードの方が繊細で可愛い物が多いと感じていましたが、最近はアメリカの素朴さにも非常に惹かれます。

020

こちらは幼馴染の友人から届いた暑中見舞い。可愛いカードと素敵な切手にかなり癒されました。どうやって撮影したんでしょう…。日本の切手は美しい物が多いですよね。お蔭様で、夏バテとは無縁の人生なのでご心配なく!

021

元ボランティア仲間のドイツ人ご夫妻の今年のバケーションは少し短めらしく、2週間デンマークの島にあるバケーションハウスでのんびりしているとのこと。毎日砂浜を散歩したりして、完全にリラックスしている!と嬉しそう。たまに大雨が降るらしく、それも楽しいそうです。我々も今年の夏はデンマークを訪れようかとかなり調べていたのに断念したので、気分だけでもお裾分けして貰えてラッキーです。

2015年7月20日 (月)

ノーラ・エフロンの老いについてのエッセイ

朝から快晴の月曜日のニューヨーク。明日まで暑さが続く予報で、相変わらず湿度も高いとの事。明日まで熱中症に気を付けるよう注意が促されておりますので、水分補給や温度調節等に十分注意しましょう。

昨日は朝からむっとする暑さでしたが、スタテンアイランドで正午近くから夕方まで停電したそうです。原因は不明との事ですが、あまりの暑さに住民が一斉にクーラーを使い過ぎたせいかもしれないとのこと。昨日クーラーなしで過ごすのはきつかった事でしょう…。お年寄りが体調を崩したというリポートが無いのがなによりです。

結婚記念日をディズニーランドで過ごしている友達カップルは、嬉しそうに『アニバーサリー特別缶バッジ』の写真をフェイスブックにアップしていました。そういう特典を用意して人々に記念日をテーマパークで過ごすよう促しているんですね。商売上手です。
*************************************************
さて、今回は少し前に読んだエッセイ『I Remember Nothing: And Other Reflections』の簡易感想です。
001_2
軽く読める読み物を求めて古本屋を覗いて見つけたこちらのエッセイ。著者は、脚本家であり映画監督でもあるノーラ・エフロン(Nora Ephron)氏です。

私は40歳過ぎなので、高校・大学時代に彼女の監督作品が丁度大流行していました。1人でアメリカに暮らして言葉が不自由だった頃、英語が解りやすくて、気分が明るくなって、ウィットに富んでいるラブコメはとても親しみやすく。彼女の作品は、ウッディー・アレン氏の映画なんかに比べて平易な単語でも気が利いて面白い類なので、貧しい英語でも非常に分かり易く、とっつき易かったのです。
052
そんな訳で、ノーラ・エフロンさんには非常に親しみを抱いており。ニューヨークで暮らし始めてから、彼女の劇がブロードウェーで上演された時にはとっても行きたいと思いましたし(夫が忙しく断念)、3年前に彼女が亡くなった時には悲しく感じました。

でも気付けば彼女の本を読んだことはなく。古本屋で巡り合うのも何かの縁だと購入したわけです。
004_3
このエッセイ集には、彼女がお年を召してから書いたと思われる短い文章が集められています。トピックは広範に亘っていますが、年齢を重ねる事の悲哀を面白おかしく、時に自虐的に軽妙に書き連ねている文章が多い印象でした。

1つのエッセイが1ページだったりするので、旅行に持っていく本として非常に適していると思います。私は体調が悪い時にベッドの中で読んだのですが、とても読むのが遅い私でも2日で余裕で読み終えることができました。読むのが早い人が本気を出したら数時間で読了できそうです。
048
読み終わっての感想は、時間の無駄ではないけれど大きな発見もないといった感じ。一分一秒も無駄にしたくない、深い意味のあるものしか読みたくない、といった方はパスした方が賢明かも。一方で、一生会うことのない他者と心の中で笑いながら頷き合ったり、クスクス笑いながらディベートしたりといったことを楽しめる向きにはお勧めできます。

読み終わって2か月近く経った現在、本に書かれていたことはすっかり忘れてしまっていますが、読んだ時の泡がはじけるような感覚は残っています。アペリティフを飲みながら友達同士でお喋りするような内容の本です。
053
唯一といってもよい印象に残ったエッセイは、「成功は殆ど記憶に残らないけれど、失敗はずっと記憶にも心にも残り続ける」ことを書いたものと、彼女が大学卒業間際に職業安定所のような所で職業としてジャーナリズムを希望し。その場で担当者が電話で面接を取り付けてくれて、あっさり新聞社に就職。そこから記者まで這い上がっていく様を描いたエッセイ。昔の職業環境のおおらかさになんだか吃驚するやら、感心するやら。

そういう意味では、彼女が多くの映画にある昔の映画の描写間違いを指摘したエッセイも興味深かったです。「その時代にデリバリーピザなんてなかった!ピザ自体が2か所位のパブでしか見掛けない物だった」とか。へぇ~と感心して、ちょっと酒の席で話したくなるような小話も詰まっています。
002_2
定価で買ったら読み終わった後脱力してしまいそうなので、図書館で借りるか、友達に借りるか、古本屋で手に入れることを個人的にはお勧めします。

ヘルズキッチンの小さなワインショップ

朝から快晴の日曜日のニューヨーク。今日は1日快晴で暑くなりそう。夏らしいアクティビティーを満喫できそうです。

周りはバケーション一色。ボランティア仲間の元看護婦さんは、ボランティア活動で世界中を飛び回っているのですが。85歳になった今年の夏は自分へのご褒美にノルウェーを観光してきたそう。帰国後すぐにマーサズ・バインヤードでものんびりしてきたとのこと。彼女のバイタリティーには驚かされてばかりです。我々も今年の夏はマーサズ・バインヤードに行こうと調べたのですが、流石オバマ大統領のバケーション先。ホテルやインが何処も高価で夏には予算が足りないと諦めたので、少し羨ましかったり。

シチリアで同僚のおばあちゃまの別荘にステイさせて貰いながらバケーションをしている友人は、火口を巡るハイキングを楽しんだそう。「ヨーロッパ人にとっては火口を巡る30分の楽しい散歩だとしても、私にとっては恐ろしい、ハードな30分のトレッキングなのよ!」と相変わらずのシティーガールぶり。こちらも羨ましいー。

今日が結婚1周年の記念日である友達カップルは、今日からカルフォルニアで総勢30名が集まって皆でディズニーランドに遊びに行くバケーションに突入。なんでも幼馴染からの結婚祝いで、飛行機代から宿代まで全て彼女もちなのだとか(彼女はフェイスブックの創始者の1人と結婚していて、大金持ち)。想像もできない世界ですが、楽しい記念日になりそうで微笑ましい限りです。

我々はといえば、夫が無事帰宅して問題は全く解決していなくとも少し安心。夫は出張疲れと時差ボケから昨晩7時頃にはダウンし。長らく寝不足だった私もつられて8時に寝てしまいました。今日は2人でのんびりできると思うと楽しみです。
****************************************************
さて、今回はヘルズキッチンにある小さなワインショップ『Veritas Studio Wines』のご紹介です。
001
ニューヨークの街が安全に綺麗になるにつれ増えてきた業種に、ネイルサロンとワインショップがあります。昔はワインショップなんて全然見掛けなかったのに、今となっては各ブロックに1つはあるのでは?という位、雨後の竹の子のようにそこら辺に見掛けます。

安いワインが沢山あるし、こちらのビールは結構高いしで、日常的な1人酒にはワインをよく飲んでいる私(夫はワインが殆ど飲めないのです)。ウエストヴィレッジやユニオンスクエアにもお気に入りのワインショップがありますが、昔と違って買い物に時間を掛ける余裕がなくなった今。近所でパパッと購入することが殆どです。
002
そんな最近のお気に入りのワインショップがヘルズキッチンで約1年営業をしている小さなワインショップです。余りの目立たなさに散歩の途中にたまたま目の前を通り過ぎるまでその存在に気付きませんでした。

ショップには店員さんが3人ほど居て、暫くすると顔を覚えて雑談してくれるフレンドリーさ。内お一人は大阪で英語教師をしていたことがあり、日本語が少し話せます。その影響か日本酒も少し置いてあります。
004
店員さんに探しているワインの種類や好みの味、予算なんかを伝えると親切に相談にのってくれます。私はいつも店員さんのお奨めの中から選んで購入しています。

購入時にシステムに入れてくれるように頼むと、$120(だったと思いますが…)分のワインを購入した際に割引をして貰えるそうです。ポイントカードよりもすっきりしていて簡単。
006
また、ラベルに瑕がついてしまっていたり、珍しく癖があるのでなかなか買う人が居なかったりするワインを、白、赤としか書かれていない袋に入れて格安に販売している福袋(mystery bag)もあります。暑さが一段落して、スパークリングではないワインを飲むようになったら、是非試してみたいと思っているところ。

白ワインとスパークリング系は冷えているものを売ってくれるのも便利。パーティーに持っていくときや直ぐに飲みたい日なんかに重宝しています。
004_2
長年アッパーウエストで営業していたものの、家賃が高くなり過ぎてヘルズキッチンに越してきたというこちらのお店。「この近所の人々はパーティーが大好きで助かるよ!」と笑っていました。確かにここら辺はパーティーピープルが多いので名高い(悪名高い)気がします…。

お店の人とのお喋りも楽しめるこちらのお店。飲むワインに迷ったら訪れてみてはいかがでしょうか?

Veritas Studio Wines
527 West 45th St,
New York, NY 10036
TEL: (212) 581-3163
お店の営業時間等の詳細はFBページにてご確認ください。

2015年7月18日 (土)

91丁目のコミュニティーガーデン

ニューヨークの金曜日は、晴天で乾いた空気がとても気持ち良い1日でした。明日は朝から用事がありブログを書けそうもないので、金曜日の夜に書いています。

さて、今回はリバーサイドパークの91丁目付近にあるコミュニティーガーデン『91st Street Community Garden』のご紹介です。
042
ニューヨークはコンクリートジャングルなんて言われたりしますが、住んでみると緑の多さに驚くこともしばしば。中でも住人がボランティアで管理しているコミュニティーガーデンは、個性豊かで目を楽しませてくれます。
045
今回ご紹介するのはリバーサイドパークを北上していくと91丁目付近にある花が咲き乱れる華やかなガーデンです。こちらのガーデンは小さいながらも愛情込めて手入れされているのが感じられます。036
我々が週末の散歩で通り掛かった際にも3名のボランティアさん達が手入れをなさっていました。麦藁帽子をかぶったりで、なんだかとってものどかな雰囲気。
035
今回このブログを書くためにHPを見て初めて気付いたのですが、このガーデンがマンハッタンを舞台にした1998年のラブコメ『ユー・ガット・メール』のラストシーンに使われていたとの事。
037
この映画の本屋さん『The Shop Around The Corner』が大好きだったので、ロケーションととして使われたカフェに一度訪れたいと思っていたのですが果たせず閉店してしまい。とても残念だったので、ちょっと嬉しいサプライズでした。
038
知り合いにコミュニティーガーデンの運営に深く関わっている方が居て。その方の話を聞いていると、定期的にミーティングしたり、市に申請を出すペーパーワークをしたり、資金を集めたり、道具を購入したり、毎週手入れやガーデニングをしたり、新しいガーデンデザインを出し合っては少しずつ造っていったり、と膨大な労力を費やしていることに驚きを隠せませんでした。
039
たまに資金集めのためのパーティーが企画され、お知らせが届いたりもします。お会いする度に取り組んでいるプロジェクトについて話してくださるので、その公園の近所に住んでいた友人に話したら非常に有難がっていました。
040
以前からコミュニティーガーデンが好きで、散歩ついでに読書させて貰っていました。が、彼女の話を伺うようになってからは余計にその存在が尊く感じるようになりました。
043
綺麗で色鮮やかなお花が多いので、写真を撮影する恋人や家族連れも沢山見られたこのガーデン。散歩ついでに訪れてみませんか?
041
91st Street Community GardenのHPはこちら
044
046

2015年7月17日 (金)

クラウディア・パーソン氏のハイライン柄ティータオル

今日も良い天気になりそうな金曜日のニューヨーク。今日は急遽ボランティアがキャンセルされたので、突然午後はフリーに。午前中に気の重い用事を片付けて、午後は勉強やら読書やら好きなことができそうで嬉しいです。昨日は湿気が低く、風が涼しく感じる最高の気候でしたので、今日も日光浴しながら本と向き合えることを期待しています。

一昨日少し問題が起きて心配で一睡もできなかったのですが。昨日友人とランチして話をしたり、昨晩夫と電話で話したりしてやっと腹が据わり。昨日はぐっすりとはいきませんでしたが眠ることができました。持つべきものは良い友と夫です。問題もきちんと対応して、最後には丸く収まるように尽力します。

一昨日、我慢できずハーパー・リー氏の新作を求めて本屋に寄ったら売り切れ。他にも若い女性の軍団が「売り切れだってー」と話しているのが聞こえましたので、大きな話題になっていることを改めて実感しました。昨日訪れた本屋には山積みになっていたのですが、残念ながらハードカバーのみ。私が欲しいソフトカバーは見つからず。今日もまた用事のついでに違う本屋をチェックしてみます。ネットを避けて本屋を応援するのもなかなか骨が折れます。
************************************************
さて、今回はハイライン上にあるショップで販売されているクラウディア・パーソン(Claudia Pearson)さんのイラストがついたティータオルのご紹介です。
012
イギリス出身で現在はブルックリンにご家族とお住まいの女性イラストレーターであるクラウディア・パーソン氏。私は彼女のブルックリンのブラウンストーンの街並みを描いたティータオル(イギリス発祥のキッチンで使用されるタオル。ちょっと薄手で食器が拭きやすい)が大好きでずっと使い続けてきました。

オーブンに下げておいて、ちょっと手を拭ったり料理中に洗う包丁やまな板をパパッと拭いたりするのに大活躍。友達が家を訪れてもよく褒められるタオルで、ニューヨークらしくもあるのでクリスマスプレゼントとしても贈りました。
013
そんなお気に入りのイラストレーターが、今季ハイラインと組んでハイライン限定のティータオルを制作。ハイラインショップで発売されたので、我慢ができず先日購入してきました。

大好きなイラストレーターが、ニューヨークで一番のお気に入りであるハイラインの光景を描いてあるこのティータオルは、使う度にとってもハッピーな気分になれます。我が家は環境に配慮・洋服の痛みを減らすため・及び家計費削減のため洗濯物は室内干ししているのですが、干してあるのを目にするだけで嬉しい気分に。
003
ハイラインを訪れた際には、ニューヨーク土産としてお1ついかがでしょうか?ハイラインショップの収益は、ハイラインの運営の為に使用されますので、ハイラインを支える一助ともなります。

2015年7月16日 (木)

ドン・ガマー氏のパブリックアート

朝からよく晴れている木曜日のニューヨーク。南の方に雲が見えますが、予報では1日晴れるようなので心配いらないでしょうか?昨日はブルックリンでは強い雨が降り、地下鉄駅の通路が池のようになったようですが、マンハッタンはあまり強い雨も降らず。今日は時間を気にせずに活動できそうです。

友人がイタリアのシチリア島にバケーションに出掛け、綺麗なビーチや朝からデザートの出る朝食の写真をアップしてくれたので、家に居ながらにして旅気分を味わっています。欧米人は7月に夏休みを取る人が多い気がしますが、まだまだ旅行シーズンが続きますね。出掛ける前は外務省のホームページなどを参照して病気に感染したり、事件に巻き込まれたりしないよう注意しなければ、と改めて思います。

昨日ブロンクスで、女性警察官が出勤途中若い男に襲われて拳銃を奪われました。警察官は職務時間以外でも逆恨みをされて襲われる可能性があるので銃の携行が認められていると読んだ気がしますが、日本のように職務時間外には安全な場所に保管した方が結局は皆にとって安全なのではないかとこういう記事を読むと考えてしまいます。
********************************************
さて、今回はブロードウェイで開催されているアメリカ人彫像家ドン・ガマー(Don Gummer)氏の作品展のご紹介です。
002
ガマー氏の作品はブロードウェイのアッパーウエストに沿って、コロンバスサークルから157丁目迄の間に9作品設置されているそうです。
001
展示期間は、2015年5月~10月まで。私がたまたま見掛けたのは、リンカーンセンター前に設置された『Mondrian』という作品。
003
3色の信号色のガラスを通して、ニューヨークの街並みを眺めることができます。
004

チャネル・ガーデンズの夏

正午を過ぎて雨が降り始めた水曜日のニューヨーク。これから午後4時~7時にかけて激しい雷雨の恐れがあるそうで、所により洪水注意報が発令されたようです。水辺やブルックリンの一部、ローワーマンハッタンにお出かけの際や、地下鉄の駅ではご注意ください。

長い間5番街で営業、トム・ハンクス主演映画『Big』でも使われニューヨークの名物店の1つだった玩具屋『FAO Schwarz』がとうとう本日閉店します。別に個人的な思い入れがある訳ではありませんが、それでもあのお店が5番街から姿を消すと思うと寂しく感じます。時代は移り変わっていくんですねぇ。

昨日の午後2時半頃、ブルックリンで4階建ての建物が突然倒壊。幸いなことに倒壊時建物には誰もおらず、3人が軽傷を負ったのみで済んだそうです。現時点では倒壊の原因は解っていないようです。また誰かがガスを抜き取っていたせいとかじゃないといいのですが。
*****************************************************
さて、今回はロックフェラーセンターにあるチャネル・ガーデンズ(Channel Gardens)の夏らしさ満載の様子をご紹介します。
016
チャネル・ガーデンズは、5番街から冬はスケートリンクが、現在は屋外カフェバーのあるプラザを結ぶ噴水が並ぶ細長いガーデン。
018
季節ごとに植物が植え替えられアートも変更されるので、用事の際は少し遠回りをして覗いてみるスポットです。
019
現在はヤシの木が植えられ、生花で作られた色鮮やかなトンボのアートが置かれて夏らしさ満点。
020
通り抜けるだけで旅行気分を味わえ、元気が湧くようです。
023
写真を撮っていたら、ボストンから来た男性が「何処から来たんだい?」と話しかけてきました。「ここに住んでるんですよ」と答えたら、「僕も10年前までここに住んでたんだよ」と。
022
最後は「話せて嬉しかったよ」と言われて別れました。確かにこのガーデンに居れば、世界中の人達と話せそうです。
024

2015年7月14日 (火)

セントラルパーク・サウスのパブリックアート

雲が多いものの朝から晴れている火曜日のニューヨーク。今日は所により雷雨になるそうなので、地域ごとの天気予報を確認して、自分の活動する地域が雷雨に見舞われそうなら、その時間は活動を控えた方が良いかもしれません。

とうとう本日、ハーパー・リー(Harper Lee)氏の『アラバマ物語』(To Kill a Mockingbird)の続編に当たる『Go Set a Watchman』が発売されるので、アメリカは大騒ぎしています。『アラバマ物語』より前に書かれ、出版社に提出されたものの出版には至らなかった作品。原稿は失われたと思われていましたが、2014年の暮に発見され本日の出版と相成ったそう。

ウォールストリート・ジャーナルの週末版にも見開き数ページに亘る特集が組まれ。発売日の今朝は、パブリック・ラジオでも感想がインタビュー形式で取り上げられていました。ニューヨークに住み始めたばかりの頃、クリエイティブライティングのクラスで教科書として1週間で読み通す課題が出され、初めて出会った『アラバマ物語』には思い入れがあり。またアメリカ人の思い入れの深さにその際感じ入った本でもあるので、今のところあまり評判が良くないようですが、続編も購入してしまいそうです。今回の本は、『アラバマ物語』から20年後が舞台となっているそうで、スカウトが大人の女性になっていると考えると今からドキドキです。

ブルックリンのバークレイズ・センター近くで自転車と車が接触事故を起こし、自転車に乗っていた人は死亡。他にも4人が怪我を負ったとのこと。ニューヨークでは自転車も自動車も運転マナーが非常に悪いので、青信号を渡る時にも十分注意しましょう。
**********************************************
さて、今回は2015年8月30日(日)までセントラルパークの南東の端に設置されるパブリックアートのご紹介です。
012
この作品は、イタリア人アーティストTatiana Trouvé氏の『Desire Lines』。アーティストは、『歩く』という行為に非常に興味があり、その興味を作品に投影しているそうです。
013
鑑賞する角度によって、色合いが変わります。
014

2015年7月13日 (月)

パリ祭のストリートフェア

朝からよく晴れているニューヨーク。今日は時々雲が出るようですが、1日晴れて暑くなる予報です。最高気温は29℃の予想。日差し対策が欠かせません。

マンハッタンの通りの真ん中に太陽が沈むマンハッタンヘンジが昨日の夕方だったので、またインスタグラムに綺麗な写真を載せようと写真撮影に挑む人が多く見られたよう。今日も太陽が半分通りにかかる日なので、まだ綺麗な写真が撮れるかもしれません。たまたま夕方西側の通りを歩く機会があったら、ハドソン川の方向に目を向けてみると綺麗な景色が楽しめそうです。

昨晩9時15分、ブルックリン美術館の近くにあるMount Prospect Parkで銃撃があり2人の10代の若者が負傷する事件が起こりました。何故銃撃に至ったかは判明していないそう。安全になったとはいえ、夜は公園に足を踏み入れないのは鉄則のままですね。
*************************************************
さて、今回は今年も開催されたバスティーユ・デイ(Bastille day)のストリートフェアのご紹介です。
010
毎年7月14日はパリ祭(Fête nationale française)。1789年同日に発生しフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃および、この事件の一周年を記念して翌年1790年におこなわれた建国記念日 (Fête de la Fédération) が起源となっている祝祭です。

フランス人の方によると、フランスでは盛大な花火が打ち上げられ国を上げてのお祭り騒ぎになるそう。パリでは劇場が無料で市民に開放され、国歌斉唱から始まる特別な演目が毎年演じられるとの事。「7月14日にパリで過ごす様に旅行のプランを組むと、フランスらしさを感じられるからお勧め!」と仰っていました。
002
ここニューヨークでも、住んでいるアパートや道行く人々がフランス語を喋っているのをよく耳にします。ボランティア先にはフランス語圏のアフリカ諸国から来た移民の方々がフランス語で会話をしている光景を頻繁に目にします。カナダのフランス語圏が近い事もあるでしょう。そんなフランス語を話す人々のお祭りが、ニューヨークの60丁目でも毎年開催されます。

60丁目には、フランス語文化を発信することを旨としたフランス語学校も運営するFrench Institute Alliance Françaiseがあります。そのFIAFが中心となって、5番街からレキシントン街までの数ブロックが会場です。
003
道にはずらーっと屋台やインフォメーションブースが並びます。屋台はフランス菓子のベーカリー、パン屋、クレープ屋、スムージーやフルーツを扱うお店、紅茶屋、マカロン屋等が中心。東に向かうにつれてアフリカ系の食べ物の屋台が増えていく印象です。

インフォメーションは旅行や学校が中心。スイスやカナダ、フランスの諸地域が観光資源をアピールしたり、フランスにあるビジネススクールが情報を提供したり。フランス語ニュースチャンネルが、ケーブルチャンネルをアピールしたりしていました。
007
FIAFでチケットを購入するとフランス旅行やニューヨークにある高級フレンチレストランでの食事券が当たるくじ引きに参加できたり、フランス語のレッスンが受けられたりもします。また、お子さんが参加できるコーナーも沢山用意されており、風船で国旗色の帽子を作ってもらえたり、工作を楽しんだりできるようでした。チケットを購入すれば、読み聞かせ等もあったようです。

毎年身動きが難しい程の人出になるのですが、今年もただ道の真ん中を歩いて一通り見て帰ってきてしまいました。購入したのは夕食にしようと決めていたバゲットのみ。そのパン屋さんにも人だかりができていたのですが、皆さん購入せずに写真を撮ったり見たりしているだけでした。なので後ろから「バゲットくださーい!」と声を掛けつつジェスチャーしたら、直ぐ対応してもらえました。この日はあんまり遠慮してると一生物が買えませんので、割り込みはしないように注意しつつもぐいぐいいって吉です。
008
青と赤の可愛いテーブルが設置されていましたが、どこも満席。皆さんそれでも頑張ってクレープやらケバブやらを立ち食いしていましたが、我々は人混みにやられてギブアップ。これも毎年のことですが…。

特設ステージでフレンチカンカンや合唱などのショーも行われていましたが、人混みにやられて何も見ず。結局毎年通り抜けて、お茶やパンを買うだけで終わってしまうのに、毎年足を運んでしまいます。英語圏じゃない文化に触れられるのが楽しいのだと思います、きっと。
009
よく晴れて暑かったバスティーユデイ。人混みを抜けたらデリで水を購入して、直ぐに水分補給しました。

2015年7月12日 (日)

リンカーンセンターでティム・バートン映画のサントラ・コンサート

日曜日も朝から晴れて気持ち良いニューヨーク。最高気温は31℃まで上昇する予報で、昨日に引き続き暑い1日となりそうです。

私は稀にしか被害にあった事がありませんが、ニューヨークの街で生活していると、見知らぬ男性から突然触られたり裸を見せられたりする女性が多いようです。そんな時、周りの女性が結構ハッキリとNOを言うのにいつも感心していましたが、被害に遭ったら黙って我慢するのではなく、きちんと意思表示をすることを促すブログが友達内でシェアされていました。確かに他の女性の為にもNOを突きつけるべきなんですよね。これから努力したいと思います。

同じように地下鉄内でマスタベーション(自慰)をする男も多いようですが、それについては軽犯罪なので必ず警察に通報するようニューヨーク市警が呼びかけています。自分に危険が及ばないように写真やビデオを撮影できれば助けになるそうですが、それができない場合でも911番に通報するべきとの事。他にも沢山人が居たから…と思わず、必ず自分で通報してください、だそうです。なぜならば同じ事件に関して50件通報があれば、それだけ警察も本気で動くから。私は殆ど地下鉄を利用しないためか、幸いなことに今まで遭遇したことがありませんが、肝に銘じておきたいです。
*************************************************
さて、今回はリンカーンセンター・フェスティバル2015のオープニングとして行われたコンサート『Danny Elfman’s Music from the Films of Tim Burton』です。
007
先日用事でリンカーンセンターの前を通り掛ったら、コンサートのバナーがあったので存在を知りました。その後ずっと気になっており、昨日検索したらまだチケットがあったので、夫と2人で午後8時からのコンサートに急遽出掛けました。

個人的にリンカーンセンターのシンフォニーホールであるエイヴリー・フィッシャー・ホールは音響は悪いし、観客の質は悪いしでなるべく避けているホールであり(アリス・タリー・ホールは好きです)。このホールに足を踏み入れたのは、ニューヨーク交響楽団のオープンリハーサルで訪れて以来、約4年振りでした。
018
演目は、ティムバートンの映画14作のサウンドトラックを、生オーケストラで演奏していくというもの。舞台には大きなスクリーンが設置されており、そこに演奏される映画のタイトルが現れ。その後に映画の映像の一部やティム・バートン氏のスケッチが映されたり、ソロを演奏する人をアップにして映したりするという趣向。

パーシャル・ビューの一番安い席でチケットを購入したのですが、それでも1人$65と値が張るコンサートでしたが、ほぼ満席。ティム・バートンにはカルト的な人気があるとは思っていましたが会場内は凄い熱気で、コスプレや特殊なメイクをした人達も沢山見られました。
026
私はと言えば別に熱心なティム・バートンファンでもないのに、なんでこのコンサートに行きたいと思ったのか自分でも不思議に思っていたのですが…。実際に生で演奏を聴いて、自分がサウンドトラック好きでCDを結構所有したり日常的に聴いたりしていること、声楽とオーケストラが組み合わさったサウンドトラックが特に好きなこと、ティム・バートンの映画を特別好きな認識はなかったにもかかわらず殆どの映画を観ていること、に気付いて納得。

仕事が忙しい/ストレスが溜まる出来事が続いている為に不眠気味になっている夫の気分転換にも、比較的とっつきやすいサウンドトラックのコンサートは向いているのでは?とも思い、大盤振る舞いしてもらって2人で楽しんできました。いつも無料で貰ったチケットでばかりコンサートに行っている我々は、お金を払ってコンサートに行くのはとても久しぶりでした。
021
チャーリーとチョコレート工場、スリーピー・ホロウ、マーズ・アタック!、アリス・イン・ワンダーランド、エドワード・シザーハンズ等、有名どころが並ぶ中でも、バットマンシリーズとナイトメアー・ビフォア・クリスマスの人気は段違い。それらのサウンドトラックのイントロが掛った途端、会場は割れんばかりの大歓声に包まれました。

特にナイトメアー・ビフォア・クリスマスの演奏では、映画の中でジャック役を歌っていたダニー・エルフマン(Danny Elfman)氏が登場。『クリスマスってなんだ』や『This is Halloween』をはじめとする耳になじみのある曲を5曲ほど披露しました。でも音がこもってしまって歌詞が全然聴き取れず少し残念でした。仕方なく演者用にスクリーンに出されていた字幕を読んだりエルフマンさんを見たりしながら、きょろきょろ。
022
個人的に生で聴いて一番好きだったのはボーイ・ソプラノが登場する『スリーピー・ホロウ』と『アリス・イン・ワンダーランド』でした。彼らの声の透明感と硬質な感じは生で聴くと非常に美しくてうっとり。

カーテンコールでは、ニューヨークでこの舞台を踏むのが夢だったというダニー・エルフマンさんが自分のスマートフォンで舞台から観客を撮影。自分の思い出用に動画を撮影して楽しんでいて、時代の移り変わりを感じました。
023
舞台が半分見えない席でしたが、大きなスクリーンのお蔭で然程不便を感じず、結果的にとても楽しい夜となりました。演奏は20分近い休憩を挟んでも10時半に終了。クラシック音楽のコンサートに比べるとさくっと終わりました。

2015年7月11日 (土)

冗談好きなニューヨーカー

朝からよく晴れている土曜日のニューヨーク。今日は1日よく晴れて、気温も30℃迄上昇するようなので夏らしい1日になりそうです。

ブロードウェイのミュージカルのステージに観客が、公演中に客席からステージに無断で上がった事が大きな話題になっています。なんでも19歳で大学生である男性は、ステージにコンセントを見つけ、自分のアイフォンを充電したかっただけなのだそう。観劇する前にお酒を嗜んでいたので、酔っぱらって気が大きくなった後の行動らしいのですが。

夜が明けてから報道陣に囲まれても、悪びれるところがなかった彼。その後相当各方面から絞られたらしく、昨日報道陣の前に現れて反省文を読んだことが改めて話題になっています。時代はここまで来ましたか…。

金曜日の午前1時、ポートオーソリティーバスターミナルの駐車場で21歳の女性がレイプされた後、暴行を受ける事件が起こりました。男はまだ逮捕されていません。ニューヨークは昔に比べれば安全になったとはいえ、まだまだ気を付けねばなりません。
**********************************************
さて、今回は近所のカフェが新たなチップカップを置いていたのでご紹介です。
011
迷うことなくヒラリーに入れました。

2015年7月10日 (金)

ハドソン川沿いの屋外カフェ

今日から週末にかけて晴れる予報のニューヨーク。ですが金曜日の朝時点では盛大に曇っています。でも確かに青空が所々顔を覗かせているので、太陽が見られそうな感じはします。久しぶりに傘を持たずに活動できそうで、腰に優しい1日となりそうです。

今日はとうとうサウスカロライナ州の州議会の建物から南部連合国旗(Confederate flag)が下ろされます。白人の青年が南部連合国旗を付けて黒人の方が集う教会で銃を乱射してから、まだ黒人を奴隷にしていた頃の象徴である国旗を掲げているのはおかしいと大問題となり。現在まで州議会で国旗を下ろすための決議を行い、やっと本日実際に国旗が下ろされる運びとなりました。

事件の後、黒人の方達が多く住む地域にある主要道路に南軍の有名な将軍の名前が付けられていること等も次々と問題とされ。如何に人種差別を生む土壌があるかが取り沙汰されていました。

確かに南北戦争の主要な争点の1つが奴隷制度の廃止にあった事を考えれば、自分達を奴隷とし続けるために戦った南軍ゆかりの旗や名前が後生大事に公共の場に掲げられていればいい気はしないとは思うのですが。そういう問題なのかな…とも感じてしまいます。

何はともあれ、南部連合国旗を引きずり下ろして逮捕される人が出るなど混乱が生じていた事態が今日収拾に向かいます。旗が降納されるイメージが明日にはニュースに溢れるでしょう。
************************************************
さて、今回はリバーサイドパーク・サウス(Riverside Park South)にある気持ちの良い屋外カフェ『Pier i Cafe』です。
026
寒い時期は閉じてしまう屋外カフェ。夏の間は日光と外気が大好きなニューヨーカー達はこぞってハドソン川沿いにある幾つかのカフェに集ってお喋りを楽しみます。Pier i Cafeもいつ通っても混んでいて入った事はありませんでしたが、ずっと気にはなっており。先日やっと週末の遅めの朝食に訪れました。
028
私達が訪れたのは日曜日の午前11時頃。日曜日の午前中はあまり活動するニューヨーカーは多くないので、このカフェも空いていてハドソン川が見渡せる席を確保できました。テーブルにパラソルが付いている所とついていない所があるので、日差しのあるなしを選択できます。

屋外のカフェらしく犬を連れた人々も沢山。時間的に家族連れは少なかったですが、お子さんと一緒にお茶をするにも良さそうな雰囲気でした。トイレは公園の公衆トイレがウエストサイドハイウェイ側にあります。利用しなかったので解りませんが、ニューヨークの平均的な公衆トイレなのではないかと思われます。
027
朝はコーヒーや紅茶類、フルーツジュース系のドリンクとペイストリーというメニュー。昼間からは温かいサンドイッチ、ラップ、バーガー等やサラダも登場するようでした。クロワッサンやスティッキーバン類はバルサザール、マフィンやスコーンはコーナーカフェのもの。従って少しお値段が張りますが、迷わずバルサザールのパン・オ・ショコラとスティッキーバンを選択。

静かな公園でハドソン川とその前に広がるグリーンを眺めながら贅沢な時間を過ごしました。散歩のついでに立ち寄ったのですが、あまりの気持ち良さに結局食べ終わった後も1時間2人で話し込んでしまったほど。
029
夕方は夕焼けを眺めがらアルコールを楽しめるので、それはそれで気持ちよさそうです。また時間を変えて訪れたいカフェでした。ペイストリー×3個+ラテ+エスプレッソで約$18でした。

Pier i Cafe

500 W 70th St

New York, NY 10023
TEL: (212) 362-4450
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2015年7月 9日 (木)

ハイラインでメディテーション

小雨がぱらつく木曜日のニューヨーク。今日は確率は低いようですが雷雨の恐れがあるとの事。夜半には高い確率で雷雨になるそうなので、早めに帰宅した方が良さそうです。今日も折り畳み傘が手放せない1日になりそうです。

昨日ニューヨーク市長名義のE-mailが届き、金曜日に女子ワールドカップを制したUSナショナルチームの祝賀パレードが行われると書かれていました。が、現在自称イスラム国がアメリカ国内にいるサポーターに行動を促しているために警戒レベルが上げられている関係で、金曜日のパレードは厳重に警戒されるそうです。何事も起こらずにお祝いが終わりますように。パレードはバテリーパークを午前11時に出発し、シティーホールまでブロードウェイを練り歩くそうです。

2015年7月14日(火)に、2006年に打ち上げられた無人探査機ニュー・ホライズンがとうとう冥王星に接近すると話題になっています。初めて冥王星の地表の状態や火山の有無などが明らかになると友達も大興奮。ただ接近時間が3分もあるので、熱波等で損傷して情報が上手く送信できない可能性もあるとのこと。どんな発見があるのか楽しみです。

ブルックリンにあるバーが、レディース・ナイトに新たな概念を取り入れたことが記事になっています。それは女性への請求を一晩だけ77%に留めるというもの。これはアメリカにおける女性の平均収入が男性の77%に止まっている事実を世に知らしめるために行われた措置とのこと。人種問題と同じく、男女平等は根が深く解決がまだまだ難しいようですね。
***********************************************
さて、今回は空中パブリックスペース『ハイライン』(the High Line)で夏の間開催される無料クラス『メディテーション』のご紹介です。
005
夏には無料のクラスやイベントが盛んに行われるニューヨーク。ハイラインでも7月から子供の為のアート・読み聞かせ・自然を学ぶクラス、太極拳のクラス(今年はヨガがなくなってしまったんですね…)、ダンスパーティー等が始まりました。

そんな中、去年から興味は持っていたもののスケジュールが合わず参加を見送っていたメディテーション(meditation)のクラスに今年は参加できることに気付き。昨日初めて参加してみました。
008
メディテーションのクラスは、7・8月の毎週水曜日の朝8時半~1時間。事前のオンライン予約が必要な事になっていますが、昨日は人数が少なかったせいか飛び入り参加した人もいました。

そもそもメディテーションに興味を持ったのは、定期的に合宿に行ってTV・ラジオ・携帯電話等の全ての情報を絶ち、メディテーションをするという週末の過ごし方をする友人がいた為。彼女がきっぱりと、「メディテーションは私にとって大切な生活の一部なの。外部の情報に惑わされず自分自身と向き合う時間がどうしても必要なのよ」と語っていたのが忘れられなかったのです。
010
メディテーションと聞いて私がイメージしていたのは『瞑想』。でも、昨日のインストラクターの説明によるとメディテーションには様々なアプローチがあり、ベースとなる考え方も異なるとの事。メディテーションとは『瞑想』、すなわち無になる事だと考えていた私にとっては、ハイラインのクラスは全く印象が異なるものでした。

それもその筈。『黙想』もメディテーションと訳されるのだそうで、ハイラインのインストラクターの方はどちらかというと黙想に近いアプローチをされているように感じました。
009
その為か無になれずに色々と考え事してしまう訳ですが、「呼吸に集中して」とか、「背骨を感じて」とか、「今・現在に集中して」とか、「自分の下にある大地を感じて」とかいう言葉に従ってその一点に集中していると自然と集中力が高まるのが感じられました。考え事をしないのではなく、考え事が自分の特定の体のパーツや今・現在に集中する訳です。

参加する前は「無になるなんて無理そう」と思っていたのですが、考え事や集中力を一点に集中させるのは然程難しくなく。また「集中が途切れても大丈夫。またそこから集中力を高めて」とか、「考え事しても自分を責めないように。考えて悪いことなんて殆どこの世に存在しないんだから」とか言ってくれるので、深刻に捉えすぎずに過ごせました。
002
またメディテーションをして得られる感覚は平穏や落ち着きだと思っていたのですが、実際に参加して感じたのは楽しみや喜びのようなものでした。どちらかというと落ち着くというよりはムクムクとエネルギーが湧いてくる感じ。

人それぞれ個人差があるのだと思いますが、メディテーションが終わって感じたハッピーな気分は予想外でした。個人的にはとってもこのアプローチが合っているように感じますし、何より楽しかったので、時間が許す限り参加したいと思います。
006
ハイラインのメディテーションクラスの詳細はHPにてご確認ください。

シェイクスピア・イン・ザ・パーク

朝から霞がかった湿度の高い水曜日のニューヨーク。今日は午前から雷雨の可能性があり。午後には雷雨の可能性が高いそうなので、折り畳み傘を携帯した方が良いとラジオでアドバイスしていました。既に現時点で26℃。どうりで暑い訳です。最高気温は29℃の予報で、1日蒸し暑くなりそうです。

警察官と揉めた後に人が亡くなる事故/事件が相次いでいることを受け、アンドリュー・クオモニューヨーク知事がそのようなケースを専門に扱う検察官を任命することを発表しました。今まで問題が取り沙汰されていた割には何の処置も取られていなかったので、一歩前進なのでしょうか。

日本人には若干甘すぎるきらいがあるものの、ニューヨークに来たら試してみたいスイーツの1つであるチーズケーキ。WEBマガジン『Gothamist』がニューヨークのベスト・チーズケーキ10選という記事をアップしていますので、気になる方は是非チェックを。
***************************************************
さて、今回は1年ぶりに訪れた無料のセントラルパークで行われる野外劇『シェイクスピア・イン・ザ・パーク』(Shakespeare in the Park)です。
065
毎夏楽しみにしているこの無料イベント。セントラルパークにあるデラコルテ劇場(Delacorte Theater)で、約2か月の間シェイクスピアの劇やミュージカルを中心としたパフォーマンスがほぼ毎晩行われます。

チケットの取得方法は4通り。①セントラルパークで正午から配られるチケットを貰うために並んで待つ。②オンラインのくじ引きに申し込む。③5つのボローで指定された日に配られる引換券を貰う。④アスタープレイスにあるパブリックシアターの劇場で引換券を貰う。
066
③はマンハッタン以外のボローに住む方々には便利ですが、各ボロー1日ずつしか配布されませんので事前に日付をチェックしておく必要があります。昔はよくセントラルパークでチケットを貰うために並んでいましたが、特別有名な俳優さんが出ない限り、朝の6時から並べばほぼ確実にチケットを入手できます。よく驚かれますが、7時間近く待つのも結構楽しかったので、身体的に健康な方は確実な入手方法としてお勧めです。

が、最近はボランティア等が立て込んで時間が取りにくいですし、腰や首の痛みが酷くてとてもじゃありませんが7時間も待つことは困難。そこでここ数年はオンラインのくじ引きに申し込んでいます。先日とうとうチケットが当たったので、夫と2人で『テンペスト』(The Tempest)を観劇してきました。
067
オンラインでのくじ引きに申し込めるのは、劇の当日の午前0時~午後0時まで。当落の連絡は当日午後2時頃までにE-mailであります。もし当選したら、午後5時~7時までの間にボックスオフィスにチケットの引き取りに行かねばなりません。その際には申し込みに使った氏名と住所が証明できる身分証明書を提示する必要がありますので、お忘れなく。また午後7時を過ぎると、夕方並んで待っている人達に再配布されてしまいますので、時間厳守です。

劇は午後8時開演。ほぼ時間通りに開演する印象です。そして演目によりますが、途中約15分の休憩を挟んで午後10時半~11時位で終わります。『テンペスト』は短く、午後10時半にカーテンコールが終了しました。
068
一昨年迄は劇場内での写真撮影が一切禁止されていましたが、今年から俳優さんが居ない時であれば自由に撮影が許可されるというルールに変更されていました。『テンペスト』はいつもに比べて現代語に近い英語の表現が多く使われていたので、理解が相当楽で問題なくストーリーを追うことができました。とはいえ、やっぱり半分くらいしか聞き取れていませんが。

また今回は最後の最後までセットに海を模した天幕が張られていたので、背後の池や竹林見えず少し残念。蛍が飛んでいたとしても全く見えませんでした。膨大な台詞量に疲れたのか、最後のクライマックスで主人公が盛大に台詞を噛んでましたが、やはり素晴らしいパフォーマンスで観終わった後は大満足。特に空気の精エアリエルと怪獣キャリバンがお気に入りでした。道化もとても面白ろかったです。
063
無料のためか、夏の恒例行事のためか、他の劇場よりも幅広い年齢層と人種構成の観客が楽しむニューヨークらしい劇場だと訪れる度に感じます。シェイクスピア劇は好き嫌いが別れるようですが、お好きな方は是非チャレンジを。

次の戯曲『シンベリン』(Cymbeline)の上演は2015年7月23日(木)~8月23日(日)迄です。
064

2015年7月 7日 (火)

プライドの花火2015

晴れ間がのぞいているものの、盛大に曇っている火曜日のニーヨーク。1日湿度が高くムシムシと暑くなる予報です。所により雷雨の恐れがあるそうなので、折り畳みの傘は携帯した方が良さそうです。

今朝のラジオでは、コメディアンのビル・コスビー(Bill Cosby)氏が多くの女性をレイプした疑いで行われている裁判で、薬を飲まされてレイプされたことを涙ながらに語る女性の証言が流されていました。去年から大きなニュースになっているこの事件。報道によると少なくとも7人の女性が被害にあったと証言しているそうで、本人も薬剤をレイプ目的の為に購入したことを認めている模様とのこと。大学キャンパスでのレイプ事件が大きな問題となっている今日、改めて社会全体にレイプの犯罪性を浸透させるいい機会なのかもしれません。まぁ、キャンパスレイプに関しては20年以上前から問題だと言われ続けているのですが…。

去年5月にニューヨーク公共図書館本館にある美しいローズ・リーディングルームの天井から漆喰が剥がれ落ちて以来、当該室は閉鎖されたままとなっています。が、今回補修の目途が発表され、再開には2016年春まで掛るとのこと。カタログルームに至っては2017年まで閉鎖されたままになるそうです。集まって書き物をする友達がニューヨークを発ってしまった今は定期的に訪れる機会もありませんが、それでも寂しい気持ちです。
**********************************************************
さて、今回は2015年6月28日(日)に上がったプライドウィークを締めくくる花火のご紹介です。
111
毎年6月最終週末はLGBT(女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、性同一性障害含む性別越境者など(トランスジェンダー、Transgender))の人々の権利を認識し、性の多様性を認め合うべくプライドウィークエンドと定められ各種お祝いが行われます。
113
そのフィナーレを飾るのが花火。以前はチェルシーのピアから打ち上げられていたのですが、今年はバテリーパーク付近から打ち上げられました。
109
今年は最高裁判所が憲法修正第14条に基づき同性婚は認められるという判決を6月26日(金)に出したことを受け、その日には以前と同じチェルシーピアから特別に花火が打ち上げられ。エンパイアステイトピルと1ワールドトレードセンターのアンテナ部分がレインボーカラーにライトアップされました。
076
依然としてLGBTである事を理由として解雇することができる州が沢山あるなど道程はまだまだ遠いとはいえ、全州において同性婚が認められる事が決定して街中が浮き立っているようでした。勿論この判決で気分を害した人も多くいた訳ですが、ニューヨークはリベラルの牙城で他の州から移住したLGBTの方も多いため、あまり苦々しく思う人々が目立たないのだと思います。
100
かてて加えて、LGBTムーブメントのきっかけとなった1969年6月28日に起こったストーンウォールの反乱。その舞台となったストーンウォール・イン(Stonewall Inn)が6月24日に市の史跡に加わり。
104
現在では世界中でLGBT運動の象徴として使われているレインボーフラッグ(6色の虹色の旗)がニューヨーク近代美術館(MoMA)の所蔵品に加えられたことが6月17日に発表されました。
081
そんな風に湧き立つニュースが続いたので、今年は海外の友人・知人もニューヨークのプライドに殊更興味をもっており。フェイスブックで沢山の写真やニュースがシェアされていました。
110

2015年7月 6日 (月)

リバーサイドパーク・サウスのパブリックアート

晴れ渡り気持ち良い日曜日です。毎朝書くように努力しているこのブログですが、明日は朝から晩まで用事や遊びが入っており書く時間が取れそうもないので、今日中に明日の分を書いています。夏はボランティア、その訓練や勉強会。参加したいフリーイベント。友達との約束。そして今年は医者通いとやることが多く、家を開けがちになります。

今日は天気も良く、久しぶりに眩暈も治まったので、気分転換半分、運動半分でハドソンリバー沿いの散歩を楽しみました。それというのも、毎年変わるパブリックアートを楽しむ為。

今年でArt Students Leagueの『Model to Monument Program』も5年目。様々な作品が綺麗な景色の中にポンっと置かれていたので、ここでご紹介します。
007
006

KEN SHIH氏の『Can love pervade space?』。かなり怖い…。

008
009

LEE APT氏の『JUBILATION!』。一羽の鳥がこの作品を気に入ったように周りをずっとトットコ歩いていて可愛らしかったです。

010

外で観るアートは、屋内とは違った楽しみがあります。

011
012

KATHLEEN JANSYN氏の『Fragment of an Angel』。イカロスかと思っていました。

013
014
PAOLA MORALES氏の『Thrive』。色とりどりの小さな傘が可愛らしく、今回私のお気に入り。
020

DONAT KING氏の『Untitled』。こちらもなかなかに不気味です。

021

SUKYUNG KIM氏の『Flow 1 — Cascade』。とても風景に馴染む作品でした。

024
025

CAROLINE BERGONZI氏の『Metamorphosis』。下にある小さなフィギュアが気になります。変形(変態?)を見守る人なのでしょうか?

001

2015年7月 5日 (日)

独立記念日の花火2015

霞がかっているものの晴れている日曜日のニューヨーク。今日は最高気温も28℃まで上がる予報で、半袖でも大丈夫そうです。

友人にファンが多いので触れる機会が多く、大好きになって毎日チェックしているブログ『Humans Of New York』。道行くニューヨーカーのポートレイトを撮影し、その人の言葉を紹介するという単純ながら魅力的なブログです。今年の秋には人々の言葉を集めた2冊目の本を出版することも決定しており、今から楽しみにしています。

そんなHONYをいつものように読んでいたら、小さな男の子が泣いている写真。添えられた彼の言葉は「I'm homosexual and I'm afraid about what my future will be and that people won't like me.」(僕は同性愛者なんです。だから将来どうなるのか、皆から嫌われるのではないかと怖いです。)。この投稿を読んだ時とても悲しい気分になりましたが、沢山の励ましの言葉が添えられているのを読んで、男の子が少しでも自分に自信を持つきっかけになるよう祈りました。

友人もこの投稿をフェイスブックでシェアし、「誰か私の代わりにこの子をハグしてあげて」とコメント。それに対して、「あぁ、私も小さい頃こんな風に思ってた」とか、「こんな小さい子が!」とか、「でも沢山の温かい応援メッセージを読んで、少し気持ちが救われた」とかコメントが寄せられていました。

この投稿は反響が大きかったらしく。人権問題として女性の権利やLGBT問題に取り組んでいることでも有名な、次期大統領に立候補して注目を浴びているヒラリー・クリントン氏がコメントを寄せたことがニュースになっています。彼女のコメントは流石!という感じでした。是非ご自身の目でご確認を。
***************************************************
さて、今回は2015年7月4日の独立記念日に打ち上げられた花火についてです。
017
毎年楽しみにしている独立記念日の花火。今年こそは外に見物に行こうと目論んでいたのですが、体調が復活せず。やむを得ず住んでいる建物からの見物と相成りました。
059
皆さん出張したり、郊外に出掛けたり、家族に会いに行ったり、そもそもニューヨークで暮らしていなかったりで人数が集まらなくなったようで、今年から毎年恒例だったプロスペクト・パークでのBBQ大会も開催されなくなり。アメリカ人の「独立記念日は皆でBBQして、昼から酒を飲んで、夜は花火を見て楽しむぞ!」というのりに触れられなくなり、少し残念です。
050
とはいえ、人々は「Happy 4th!」と挨拶を交し、酒を大量に買い込み上機嫌。スーパーの精肉コーナーはいつになく充実の品揃えで、赤と青があしらわれたシールが貼られていました。
025
我々は肉々しい気分ではなかったので、普通にサラダや野菜の煮物、浅漬けなんかを作って食べただけでしたが、お気に入りのワインショップでスパークリングワインを買い込み気分だけお祝い。ワインショップの店員さんは、「今日はパーティーでも行くの?」と聞いてきたので、「残念ながら家でのんびりするの」と答えると、「あぁ、2人だけのパーティーもおつなもんだよね」と。ニューヨーカーは会話が上手な人が多いですね。
022
そして夜になったらあちこちで上がる花火を見物していました。本命のメイシーズ独立記念日花火とジャージーシティーの花火は、午後9時40分頃ほぼ同時に打ち上げ開始。
041
メイシーズの花火は、去年からイーストリバーに戻ったのですが、今年は少し打ち上げ場所が変わったように感じました。今年の打ち上げ場所はブルックリン橋の下から1台、サウスストリート・シーポートから北(アップタウン)に向かって4台の船。
021
その為殆どが高いビル群に遮られてブルックリンブリッジから打ち上げられた花火しか観ることができませんでした。が、エンパイアステイトビルの後ろにちらちらと見える花火は、趣があり雰囲気は満喫できました。043
去年はよく見えたジャージーシティーの花火も、今年は風向きが悪かったのか煙に邪魔されて後半はあまり見えず残念。今年建った高いビルによって視界が遮られていることもあり、煙の向こうに透けて見える花火を楽しむ感じでした。
053
とはいえ、住んでいる建物から花火見物できるだけでも贅沢ですし、雰囲気は十分味わえました。打ち上げ場所が少しアップタウンよりになったせいか、今年はロングアイランド・シティーで花火の時間に合わせたフードマーケットが開催されて盛り上がったようですし、より多くのニューヨーカーが花火を楽しめるのなら変化も歓迎です。
058
来年こそは実際に外に花火を見にいきたいものです。
013

1 ワールドトレードセンターも国旗色にライトアップ。

2015年7月 4日 (土)

ポジティブなニューヨークの街が好き

独立記念日の土曜日のニューヨーク。流石に通りはとても静かです。折角皆さんこぞってBBQを楽しむ日なのに、朝から曇り。日中から夕方まで小雨がぱらつく予報ですが、遅くなるにつれ晴れてくるようなので、花火が上がるころには天気が回復していますように。

キューバとの国交が正常化され、JetBlueが直行便の運行を開始したそうです。キューバからの移民の方達は、祖国に残る親族に会うためにわざわざカナダ経由で移動していると聞いた時は驚いたものでした。多くいるキューバ系移民の方達にとってはやっと実現したという感じではないでしょうか。

独立記念日のロングウェークエンドを郊外で過ごす人々で、ペンシルベニア駅は凄い混雑になっていたようです。少しだけ空くニューヨークで過ごす独立記念日も良いものです。
**************************************************
さて、今回は移動中の道で見つけた看板のご紹介です。
004
ニューヨークの街は歩くのがとても楽しいです。地元の人と話していても、「道行く人を観察するのが楽しいし、アートに溢れているし、エネルギーを感じられるし」と散歩の楽しさが語られる機会が多くあります。

そんな訳で私も運動方々よく歩いているのですが、通りでこんな看板を見つけました。大好きなカフェのサンドイッチボードと呼ばれる看板です。
005
歩くだけでポジティブなエネルギーに触れられる。ニューヨークが好きだなぁーと思う瞬間です。

2015年7月 3日 (金)

満月

明日は独立記念日。そのため昨日からお休みの人も多かったようで、今朝はまだ金曜日だというのになんだか街中が静かです。

明日は花火見物やBBQの為に集まる方が多いと思いますが、テロの警戒レベルも高く設定されており、注意が促されているようです。テロに怯えてやりたいことをやらないのも違う気がしますが、不審者や不審物に警戒を怠らずに行動したいと思います。また、通常より入口チェックが厳しくなる可能性がありますので、常に身分証明書を携帯した方が良いかもしれません。

在ニューヨーク日本国総領事館から以下の様なメールが届いておりますので、ここに添付いたします。詐欺には十分注意したいですね。
**********************************************
平成27年7月2日
在留邦人の皆様
旅行中の皆様
                   在ニューヨーク日本国総領事館

※本メールは,安全対策情報を含む総領事館からのお知らせとして『パークアベニュー299』の名称で皆様に情報を発信しています。

       パークアベニュー299 第18号

~経済部より~
●米国医療保険制度改革法関連情報
米国医療制度改革法(Affordable Care Act)に関し,今般,ニューヨーク州運営のマーケットプレイス(NY State of Health)が日本語サービスを開始しております。詳細は次のウェブサイトよりご覧下さい。
http://info.nystateofhealth.ny.gov/Japanese

~領事部より~
●ニューヨーク市の治安(ヘイトクライム:憎悪犯罪)について
6月10日から15日までの間に,ニューヨーク市マンハッタン区内で同一犯と見られる者からアジア系女性が暴行被害に遭う事件が4件発生し,当館から皆様に注意喚起を行いました。なお,ニューヨーク市警察がこの事件の容疑者として手配していた男は,6月22日に死亡した状態で発見されました。
6月26日には,マンハッタン区ミッドタウンにあるブライアントパーク(Bryant Park)にて,韓国系の女性が男にナタで切りつけられ,腕に大怪我を負った事件がありました。
いずれの事件も動機は不明ですが,アジア系女性が暴行被害を受ける事件が頻発したため,皆様におかれてはご不安,ご心配されていることと思います。
FBI統計(全米)によれば,2013年の特定の人種,宗教,民族などに属する個人や集団に対する犯罪行為(ヘイトクライム:憎悪犯罪)の発生件数は,5,928件(被害者数7,242人)で,そのうちアジア系が狙われた事件は135件(被害者数164人)であり,全体の約2.3%となっています。また,ニューヨーク市内で発生した憎悪犯罪(314件)のうち,アジア系に限らず特定の人種が狙われたものは44件(約14%)となっています。
以上のことから,アジア系の人種であるというだけの理由で犯罪被害を受ける危険性は必ずしも高くないと言えます。しかしながら,ニューヨーク市では,銃器を使用した殺人事件,強盗事件が日頃から発生しておりますので,深夜早朝の時間帯の外出を避けるなど,皆様におかれては,引き続き,常に身の安全に十分用心するとともに,安全対策には万全を期すようお願いいたします。
ニューヨーク市の事件発生状況は,当館ホームページから確認できますので,是非ご参照ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j7/index.html

●最近相談を受けた詐欺被害(未遂を含む)事案
1 小切手振り込み詐欺
日曜の昼頃,留学生のAさんがブロンクスの銀行内ATMで現金を入金していると,隣のATM機にいた男が話しかけてきて,操作方法を教える振りをしながら手持ちの小切手(900ドル)をAさんの口座に強引に入金してきました。そして男は入金した900ドルを引き出すように求めてきたので,慌てたAさんは「自分の口座に入金されてしまった金を返さなければ」と思い,900ドルを引き出して男に渡すと,男は礼を言って去っていきました。後日,右小切手は決済できなかった事が判明しました。男が入金した小切手は偽造小切手だったようです。
米国連邦取引委員会(FTC)では,様々な偽造小切手犯罪に巻き込まれぬよう注意を呼びかけています。偽造小切手は銀行職員でも即座には見分けられぬほど精巧に作られています。連邦法により,銀行は,小切手の入金翌日までに受取人が小切手額面の現金が利用可能となるようにしなければならないと定められていますが,銀行が小切手を決済して受取人口座に入金するまでは小切手の真正性及び有効性は確認できません。偽造と判明するまでには数週間を要することがあります。仮に上述の例のようなことがあった場合,自分の口座に小切手の額面金額が振り込まれるまで待ちましょう。その間の現金の扱い(引出等)は受取人の責任において行われます。信用できない人・団体からの小切手の扱いは十分に注意してください。
※米国連邦取引委員会(Federal Trade Commission)の注意喚起
http://www.consumer.ftc.gov/articles/0159-fake-checks

2 公的機関等を騙る電話詐欺
昨年,当館では約80件のIRS電話詐欺に関するご相談を受けました。今年に入ってからも数名の方から電話詐欺の報告を受けています。IRSに限らず,電力供給会社等を名乗るケースも発生しています。かかる電話(留守番電話を含む)を受けた際にはすぐに断信するようにしてください。
※IRSを騙る電話詐欺にご注意下さい!(注意喚起)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/kinkyu/2014/July-30.html

3 遺産相続を持ちかける手紙詐欺(英国に実在する銀行からの手紙)
これまで当館から複数回にわたり本件詐欺についての注意喚起を発出しておりますが,在留邦人の方からは,断続的にかかる手紙を受け取ったとの相談が寄せられます。本件は遺産手続きのための手数料と称して多額の金額を振り込みさせる詐欺ですので,不用意に反応せず無視するようお願いします。
※最近被害を受けた犯罪被害(未遂を含む)案件について〔事案4〕
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/kinkyu/2014/October-17.html

●公職選挙法の一部改正(選挙権年齢の「満18歳以上」への引き下げ)
公職選挙法の改正により,2016年6月19日以降初めて行われる衆議院議員総選挙又は参議院議員通常選挙から,投票に際しての選挙権年齢が「満18歳以上」に引き下げられることとなりました。
これに伴い,海外からの投票に必要な在外選挙人名簿の登録申請は,2016年6月19日において満18歳以上(1998年6月20日以前の出生)で,所定の要件を満たす方であれば,2015年6月19日(改正法公布日)以降,受付が可能となりました。
海外からの投票には,あらかじめ在外選挙人名簿に登録され,在外選挙人証を取得しておくことが必要です。年齢満18歳以上(2016年6月19日現在で満18歳となる方も含む)で,在外選挙人証をお持ちでない方は,住所を管轄する在外公館で手続願います。詳しくは,当館領事部にお問合せいただくか,以下のホームページを御覧ください。
※在ニューヨーク総領事館領事部 電話:212-888-0889
                電子メール:ryoji@ny.mofa.go.jp
※在ニューヨーク総領事館ホームページ:http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/d/index.html
※外務省ホームページ:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html
※総務省ホームページ:http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/senkyo/senkyo_nenrei/index.html

●在外選挙人登録手続き出張サービスのご案内
在外選挙人登録申請に際しては,ご本人確認のため,当館に来館していただくか一日領事館での手続きが必要ありますが,申請者の方々のご負担を軽減し,より多くの方に在外選挙人登録を行っていただくために,当館では,当館職員を直接各企業・団体に派遣して登録を受け付ける在外選挙人登録手続き出張サービスを実施しております。
在外選挙人名簿登録手続き出張サービスをご希望の場合には,在外選挙人登録手続き出張サービス申込を当館HPよりダウンロードして所要事項をご記入の上,当館までFAX(212-755-2851)にて送付願います。当館より,具体的な日時・場所についてご相談のためのお電話をさせて頂きます。
この出張サービスは,ニューヨーク近郊の企業・団体を対象とし,10名以上の方が登録していただけることを条件とさせて頂いておりますので,ご了承願います(登録人数が少ない場合には,当館領事部にご相談ください)。

●一斉通報のためのショートメッセージサービス(SMS)の運用開始について
www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/oshirase/2015/June-12.html

●在留届の滞在期間超過のお知らせメール送信開始について
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/2015-05-18-ezairyu.html

******************************************************************
■本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
 http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
****************************************************
さて、今回は昨晩の満月です。
007
昨晩は綺麗な満月が光り輝き、とても美しい夜空を満喫できました。
006
写真で見ると小さくて頼りない光ですが、肉眼では大きくて明るく、自然のパワーを感じられました。
008
こんな月の日は、ハイラインから月見をすると美しい景色が楽しめるのですが、昨日は外出できず残念でした。ニューヨークに来てから時間に余裕があるお蔭で、思いの外自然を満喫できています。

2015年7月 2日 (木)

特別なプライド・ウィークエンド

先週の木曜日(2015年6月25日)と金曜日(同6月26日)は、最高裁判所にて医療保険制度改革(オバマケア)の存続を決定する判決と憲法修正第14条に基づき同性婚は認められるという判決が連続して出され、ニューヨークは大いに沸いていました。
005
元法科大学院教授だったボランティア仲間に伺ったところ、そもそも大事な判決がこの時期集中するのは期末までに大切な判断を出すためだとの事。医療保険制度改革が保持された判決が出た日には、オバマ大統領から喜びのE-mailが届き。翌日、同性婚が憲法によって認識されるという判断が出た日には、急遽デブラシオ・ニューヨーク市長からシティーホール前の階段で祝賀会を開く旨の連絡がE-mailで届きました。
006
そんな訳で今年のLGBTプライドを祝うウィークエンドは、特別に華やかに感じました。今年も例年の如く、ボランティアをしたり、マーチで練り歩いたり、パレードを見にいったりして楽しむつもりだったのですが…。金曜日の夜、最高裁の判決を祝う為に打ち上げられた花火を堪能した後、急な眩暈に襲われて土曜日は1日ダウン。残念ながら、ダイクマーチを友達と練り歩くことができませんでした。
014
参加した友達によると、大雨の中のマーチだったにも関わらず大勢の人が参加して盛り上がったとの事。2人ともパーカーもジーンズもずぶ濡れになって寒く、マーチの後すぐさまホテルに戻って着替えなければいけなかったそうですが、それでも非常に楽しかったとニコニコでした。
021
日曜日は体調が少し戻ったので、プライドパレードを友達と見物してきました。パレードは正午にミッドタウンを出発してウエストヴィレッジには12時45分位まで到達しないのですが、良い場所を確保するためにいつもの如く正午に友達と待ち合わせ。近況報告しながら、柵の前でパレードを待ちました。
022
パレードはいつもの如くバイク部隊からスタート。バイクの重低音が響いてくると「今年もプライドのパレードが始まるなー」と感じます。その後には、ニューヨーク市議員さん達のグループ。ボランティアで知り合いになった人達も沢山参加していて、手を振りあったり。
033
今年は「日本からプライドに参加してます」という意のプラカードを持って参加している女性二人もいらっしゃって嬉しく思いました。日本でもLGBTの方々の権利が、人権問題としてきちんと議論されるよう祈るばかりです。
042
残念ながら1時間程パレードを見物したところで、体調が悪くなりギブアップ。ですが、久しぶりに友達とお喋りしたり、知り合いの方達に挨拶したり、この街のパワーを感じられて、少しでも参加できて良かったです。
045 050

ウエディングケーキを模った山車。

049

レインボーが溢れかえります。先日1960年代にレインボー・フラッグをデザインした方のインタビューを聞きましたが、最初は8色だったそう。ヒッピームーブメントと相まって、綿に手染めすることに拘っていたそうですが、ムーブメントが大きくなるにつれコストや量産の関係から、現在の6色を化繊に染める旗に落ち着いたとの事でした。

061

ワンちゃん達も沢山参加。ですが、少し可哀想な気も…。

063

コメディアン、女優およびジャズ・ミュージシャンのリー・デラリア(Lea DeLaria)さんも参加。感極まって泣いていました。

035 036

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »