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2015年9月

2015年9月30日 (水)

モーニングサイド・ハイツのカフェ

朝から厚い雲に覆われている水曜日のニューヨーク。今日から数日間雨模様となるそうです。が、紅葉する前に枯れて葉っぱが落ちているように見えるので、これから色付く木々を楽しむ為にも必要な恵みの雨という気がします。

香港が中国に飲み込まれて自由が失われていくことに危機感を覚えた香港に住む匿名のアーティストが、フェイスブックで発表したイラスト群が大きな話題になっていたようです。今年の7月に話題になっていたようなのですが、私はたまたま本日その存在を知りました。『香港は中国ではありません』と題されたイラスト(多分パリvsNYに着想を得たのでしょう)。ネット上で大きな議論を巻き起こしているようですが、とても興味深かったです。
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さて、今回はモーニングサイド・ハイツにあるいかにも学生街にあるカフェという風情の『Max Caffe』です。
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ここ数日書いていた『ちいさな赤いとうだい』とリバーバンク州立公園を散歩した際に昼食をしたカフェです。場所はアムステルダム・アヴェニューの122丁目付近。コロンビア大学のキャンパスにほど近い一帯です。

そのせいだと思われますが、店内は大学生と思しき若い人たちでほぼ満席。週末の午後3時近くと中途半端な時間だったにも関わらず、殆どのテーブルがPCに向かって黙々と作業をする人々で埋め尽くされていました。
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外のテラス席は明るいですが、ボヘミアンな店内は照明が殆どなく薄暗く。バラバラなソファーや木の家具が配置されており、まぁまぁフレンドリーな店員さん達が忙しなく歩き回っています。

このカフェを見た時、何故かふっとニューヨーク州のイサカ(コーネル大学がある大学の町)を思い出しました。懐かしい気分で一杯で、吸い寄せられるように中へ。メニューは豊富ではありませんが、サラダ、スープ、ラップサンド、パニーニ等があります。
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とてもお腹が空いていたので野菜のパニーニを注文したのですが、これが予想に反してとても美味しく。添えられていたサラダもトマトの出汁がドレッシングと相まって非常に美味でした。提供されるお皿がカラフルでバラバラなのも、いかにも学生街のお店っぽく。

ラテとコーヒーも美味。兎に角勉強している人が多いので居心地が良いと迄はいきませんが、大学の町で生活したことがある方にはとても懐かしい雰囲気でノスタルジックな気分になること請け合いです。
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ヴィレッジ付近に比べると観光客が居ない分、学生街の雰囲気が出やすいのでしょう。ちょっとニューヨークの違う顔を見てみたいという方にもお勧めです。因みに我々は長いことイサカに旅行に行きたいと思っているのですが、このお店を訪れたことで絶対実現させようと語り合った次第です。

コーヒー、ラテ、パニーニ2つで$37(TAX+チップ込)と結構立派な値段でした。

Max Caffe

1262 Amsterdam Ave

New York, NY 10027
TEL: (212) 531-1210
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2015年9月29日 (火)

子供が思い描いたメリーゴーランド

朝からなんとなくムシムシしている火曜日のニューヨーク。最高気温は26℃とそんなに高くなく青空が広がっていますが。午後3時~5時の間に所により雷雨が降る可能性があるようです。丁度移動しなければいけない時間なのに…。

今朝は昨日行われた国連総会でのオバマ大統領とプーチン大統領の発言および90分に及ぶ会談の話題でもちきりです。一時期プーチン大統領は狂人だというような論調が見られましたが、大分メディアの扱いも理性的になってきた印象です。露骨な印象操作は良くないですよね。

フェイスブックを覗いていたら友人が「大人らしく振舞うことは私が今までやってきたことの中で一番馬鹿らしい事だ」(Being an adult is the dumbest thing I have ever done)という言葉をアップしていて、本当にそうだよなぁーと思いました。ニューヨークに来てからこの言葉に深く頷くような人達と接しているのが、この街が好きな一つの理由なのでしょう。そしてこの言葉に頷くようになったのが、ニューヨークで暮らし始めてから私自身に起こった変化でもあります。

一度きりの人生、責任ある範囲で楽しまなきゃ損だと心から思います。
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さて、今回はハドソン川沿いにある州立公園『Riverbank State Park』とそこにあるメリーゴーランドのご紹介です。
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リバーバンク州立公園はハドソン川沿い137丁目~144丁目付近に位置しており、リバーサイドパークのハーレム部分にあります。説明には書かれていませんが、多分下水処理場の屋上部分の空間を巨大な公園にしているのだと思います。
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公園といっても立派な施設で、運動公園(プール、トラック、球技場、体育館)と子供向けのプレイグラウンドがあり。ハドソン川に向かって景色を一望できる遊歩道が整備されていて。コース料理が食べられる本格的なレストランとカジュアルなビアガーデンがあります。
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何棟もある運動施設のトイレが一般に開放されているので綺麗なトイレがあるのが先ず便利。そしてジョージ・ワシントン・ブリッジを一望できる景色が素晴らしく。ローワーマンハッタンやニュージャージーの景色も楽しめる散歩道が非常にお勧めです。
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そしてもう一つの見所が地元の子供達が描いた空想上の生き物を再現したメリーゴーランド『Totally Kid Carousel』。
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実際に子供達が描いた絵も頭上に飾られているので、乗り物に再現されている様を楽しめますし。
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創造力豊かな子供達が描いた生き物たちはカラフルでとってもキュート。
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見ているだけで笑顔になってしまいます。
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アーティストはMilo Mottola氏で、1997年に運転を開始したそうです。
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地元への愛が感じられるこんな壁画があったりもして、ハーレムの雰囲気も少し味わえます。
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本格的に運動するのではなければわざわざこの公園だけに訪れるには物足りませんが、リバーサイドパークや灯台、ハーレムや周辺のレストランと併せて訪れると良い気分転換になるスポットだと感じました。
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ただ少し下水っぽい臭いが気になる時がありました。臭いに敏感な方は気温や湿気の高い日や風が全くない日は避けた方が無難かもしれません。
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2015年9月28日 (月)

小さな赤い灯台

朝から雲に覆われている月曜日のニューヨーク。本日は湿度が高く、最高気温も26℃まで上昇する予報なのでムシムシとしそう。午後には晴れ間も覗き、傘は必要ないそうです。

フランシス教皇がアメリカを去りましたが、まだまだ話題の中心。とは言え、本日オバマ大統領が国連総会で演説をするため、流石に総会の話題も大きく報じられるようになりました。シリア問題を巡って各国代表者がどのような発言をするのかに注目が集まっています。
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昨晩、2015年9月27日(日)は皆既月食とスーパームーンが同時に見れるまたとないチャンス。なんと33年振りに起こる現象だったそうで、次に見ることができるのは2033年。皆さんスーパーブラッドムーン(SuperBloodMoon)を観測しようとこぞって月見に繰り出していました。
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私も気にして空を見上げていたのですが雲に覆われて月を見ることができない時間が続き。半ば諦めつつ偶々寝つけずにいたので午前零時半頃空を見上げたら月が煌々と照っていました。何となく右側が欠けているように見えますし、写真では伝わりづらいですが非常に明るかったです。
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さて、今回はハドソン川沿い、ジョージ・ワシントン・ブリッジ(George Washington Bridge)の袂に佇む小さな赤い灯台『Jeffrey's Hook Light』のご紹介です。
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この灯台は随分長いこと見に行きたいと思いつつ、行き方がよく分からずに行きそびれていた場所です。そもそも興味を持ったのは、『The Little Red Lighthouse and the Great Gray Bridge』(ちいさな赤いとうだい)をたまたま本屋で読んだから。この絵本は1942年に刊行された古典絵本で、作者はヒルデガード・H・スウィフト(Hildegarde H. Swift)氏。
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シンプルな絵ですが、1917年に造られたにも関わらず自分よりも煌々と川を照らすジョージ・ワシントン・ブリッジが1931年に完成したことを受け、自身の存在意義を見失い失意の内に生きる小さな赤い灯台へ、濃霧の夜に「私は空間を明るくすることしかできないのだから、川に近い船に危険を知らせるのは灯台の役目だ」と橋が説くという内容。込められた普遍的な教訓がダイレクトに伝わって心に響く名著です。

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現実にはジョージ・ワシントン・ブリッジの建設により灯台は1948年にお役御免となっています。後に灯台をオークションにかけて売ったり壊したりする動きが起きますが、前述の絵本がヒットしたことにより保護運動が起き。現在のようにニューヨーク市が所有・管理する形に落ち着いたそうです。
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ジェファリー・フック灯台に一番近い地下鉄駅は181丁目。Aラインの駅が一番近いですが、1ラインの駅からでも十分近く15分程の散歩で到着します。181丁目をハドソン川に向けて道なりに進み、側道に突き当ったら右折。直ぐ前方に見える信号を渡ると、ハイウェイを跨ぐ陸橋が現れます。その陸橋を渡るとハイウェイの側道に出ますので道なりに南に進み。暫くすると右前方にハドソン川に降りる緑道が見えます。その緑道を道なりに進めば、灯台があるフォート・ワシントン公園(Fort Washington Park)に出ます。
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途中アムトラックの線路を跨ぐ朽ちかけたような木造の陸橋を渡ったりするので、ハイキングに適した靴を履くことをお勧めします。距離は大したことありませんが、坂道が続きますし足元も悪い所があります。
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ジェファリー・フック灯台は人気らしく、サイクリングを楽しむ人や公園でBBQを楽しむ人が足を止めて記念撮影をしています。灯台横の岩場に座り込んで川をしげしげと眺めたりして、思い思いにゆったりした時の流れと景観を楽しむ人でそれなりに賑わっています。
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周りの景観も美しいですし、ちょっと地下鉄に乗っただけで都会から離れたのんびりした空気に身を浸せますし、こんな可愛らしい灯台は見たことがありませんし、ル・コルビジェがその美を讃えたというジョージ・ワシントン・ブリッジも味がありますし、思いの外楽しめました。
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181丁目付近はエスニック料理店が数多く並ぶ地域ですし、少し下れば美味しいレストランが多いことで有名なコロンビア大学付近に行けますので、ちょっとした週末日帰り旅行気分を味わうのにお勧めです。

2015年9月27日 (日)

新ホイットニー美術館

また朝から曇っている日曜日のニューヨーク。とは言え、昨日もそうでしたが日が昇るにつれ太陽が顔を出すようです。日中は晴れ時々曇りの予報。夕方から雲が厚くなるようですが、雨は降らないようです。最高気温は22℃。昨日も日中は長袖で丁度良い気温でしたが、今日もそんな感じになりそうです。

フランシス教皇の頭上に小さな虹が出現した!とか、教皇のたっての希望で昨日の朝自由の女神を見に行かれた!とか、教皇の話題で未だに大騒ぎしています。昨日もう発ってしまったにも関わらず、国連総会なんかそっちのけで教皇の話題ばかり。まぁ、国連総会は地元の人達(特にイーストサイドに住んだり、働いたりする人達)に不評で目の上のこぶみたいに話されることが多いですからね…。

もう直ぐオクトーバー・フェストという事で、今年も何処で雰囲気を味わえるかをWEBマガジンの『ゴッサミスト』が特集しています。話の種に今年こそ行ってみたいと思っていますが。
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さて、今回は2015年5月1日ミートパッキング地区に新たに新装オープンした『ホイットニー美術館』(Whitney Museum of American Art)のご紹介です。
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ジョージア・オキーフが大好きな私にとってはニューヨークで一番彼女の絵を多く所蔵するこの美術館は特別。とは言え、貧血が酷くて立ったまま鑑賞するのが辛くて美術館から足が遠のき。ちょっと私にとっては不便な場所にあったので、ついぞ訪れずにいた美術館でした。

そんなホイットニーがよく散歩に出かけるハイライン公園の南端に引っ越してきたので、今度こそ訪れようと思ってはいたのですが。観光客もハイラインとセットで訪れやすい立地に引っ越したせいか、地元の人達が引っ越しを機に大挙して押し寄せたのか、ギャラリーの多い地域に引っ越したのでアート関係者がこぞってメンバーになって頻繁にチェックしているのか、兎に角いつ見ても長蛇の列。
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しかも入館料が$22と長時間見ることができない私にとっては非常に高く。かといって金曜日の夜7時~10時までの言い値で入館できる『Pay-what-you-wish』の時間帯は人が多すぎてゆっくりと鑑賞できなそうですし…。冬になって人が減るまで待とうと諦めモードになっていました。
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が、先日たまたまホイットニーの話題をボランティア仲間としていたら、「私が事前に美術館に言っておけば無料で入館できるから連絡してよ!」と申し出てくれ。これ又偶然元同僚とハイラインを散策している時に彼女とばったりと会い、私達二人をホイットニーに無料で入れてくれました。
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元同僚の飛行機の時間が迫っていたので2階分のギャラリーを駆け足で観ただけでしたが、レンゾ・ピアノ氏設計の建物が先ず素晴らしく。そしてハイラインから見上げるばかりだったテラスの彫像ガーデンとニューヨークのシティースケープが織り成す景色が絶景で非常に満喫しました。
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コンテンポラリー・アートはついぞ私には理解できないのですが、その分好き・嫌い、感じるままに好き勝手話せるのが本当に楽しく。テラスからニューヨークらしい景色を見ながら、元同僚の彼女とお喋りしたらとっても楽しかったです。
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上から見るとハイラインのデザインも際立つので、観光のついでに寄る価値大だと感じました。私もまだ訪れたことが無い夫と日を改めて冬の青空の日に訪れたいと思います。

2015年9月26日 (土)

元同僚と

引き続き薄曇りの土曜日のニューヨーク。今週は久し振りに体調を崩してダウンしていました。寒くなると体調を崩しがちになるので、今から憂鬱です。

ニューヨークはフランシス教皇の話題でもちきり。マディソンスクエア・ガーデンで行ったミサにも、セントラルパークにも多くの人が詰めかけたそうです。セントラルパークではオープンカーで通り過ぎる教皇が一瞬見えただけだそうですが、その為に3時間かもっと立ったまま多くの人が待っていたそうです。

フェイスブックに友人の知り合いの方がその時の様子をアップしていましたが、沿道を埋め尽くす人・人・人。あらゆる人種のあらゆる年代層がおり、一瞬しか教皇を見れなかったとしても何時間も待った甲斐があったと感じたそうです。そんな風にバラバラな周りの人達との一体感が気分を高揚させたように見受けられました。

そして結局『ニューヨークは素晴らしい街だ!』と感じたそう。キリスト教徒ではない私には教皇を一瞬拝見するために何時間も待つとかよく分からないですが、街との一体感に関しては分かる気がする訳で。こういう体験をするとニューヨークの虜になっていくんですよね…多分。
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さて、本日はまだ座っているのが少々きついので、元同僚とお食事をした徒然です。
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ニューヨークに来る為に仕事を辞めるまで、私は素敵な同僚に囲まれて仕事していました(勤めていた職場はとっても癖がありましたが)。全然仕事ができなくて上司に怒られたり、同僚に迷惑を掛けたりの連続だったので、結果として仕事を辞めることになって良かったのかも…と今では思いますが。仕事を辞めた時は残念な気持ちがありました。

とは言え、専業主婦になって6年。ニューヨークでボランティアや学校通い等好きなことをさせて貰うお気楽生活を送り、たまに悩んだり、これで良いのか?と思ったりするとはいえ、随分仕事をしないことにも慣れ、元同僚の方達ともすっかり疎遠になっていました。元々最後の職場は働いていた期間が短くもありましたし。
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それなのに最近立て続けに3人の同僚がニューヨークを観光で訪れ、わざわざ時間を割いてくれたので食事をご一緒する機会を得ました。皆さん一回り近く歳が下の女性で、私なんかのために大事な時間を割いてくれただけでも大変有難い気持ちでした。

ニューヨークで暮らしていると、色んな年代層の方々と話をする機会に恵まれますが。日本人の若い女性と話す機会はほぼ皆無なので、とても新鮮に感じました。仕事を辞めて、先は決まってなくとも兎に角勉強したい!という気持ちに従って留学をして勉学に励んでいたり。体調を崩して仕事を辞めねばならず、現在は小休止していたり。語学留学の後に再就職して悩みつつも仕事に取り組んでいたり。皆さん様々でしたが、『一回きりの人生なんだから後悔したくない』という意味で頑張っている雰囲気が滲み出ていて、頼もしく輝いて見えました。
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私も最近はいい加減開き直って、『何とかしなければならない局面に来たら悩んだり、努力したり、なんとかしたりしよう』と考え、普段からうじうじ悩まず、今を生きようとしています。が、彼女達は若い頃からそうやって思い煩うことなく楽しく生きようと努力していて、偉いなぁ~と尊敬する気持ちが湧いてきました。勿論、短い時間でしたし、私に気を使ってうだうだ言わなかっただけで、皆さんそれなり以上に悩んでもいるのでしょうが。それでも愚痴愚痴言っているのではなく、前向きに悩んでるんだろうな、という雰囲気が感じられました。

美味しいクッキーとか(夫が一口食べて「美味しい。アメリカのじゃないでしょ?」とコメントしていました)、ラーメンとか(こちらはここぞという時に食べようとお預け中)生八つ橋とかまで頂き、とても楽しい時間を頂き、命の洗濯ができました。ありがとうございました。
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次にお会いする際には、私が彼女達に元気を貰ったように元気をあげられるよう。これから益々ニューヨーク生活を楽しんで今を生きるよう精進します。

2015年9月21日 (月)

追悼の光

1日曇る予報の月曜日のニューヨーク。昨晩大気が入れ替わったようで、今日から涼しくなりそうです。現在の気温は17℃。最高気温も23℃ですので、日中長袖を着ていても暑さにやられなそうです。
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今朝は朝焼けがとても綺麗でした。大気の層があったのか雲が層になって積み重なっているように見えるところに朝日が当たって、幾層にも茜色のグラデーションができていました。夕日が綺麗なことは多いですが、朝焼けがこんなに綺麗なのは珍しく感じます。
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最近は月も綺麗でした。月が沈む寸前、赤みを帯びるのが少し怖い気もしますが…。
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さて、今回は今年も9月11日にアメリカ同時多発テロの犠牲者を悼んで点灯されたワールドトレードセンターを模った2本の追悼の光です。
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9月11日だけでなく、その前日や1週間前等に試験的に少しだけ点けられたりしていましたが。追悼の光が今年も同時多発テロ事件が起きた9月11日に点灯されました。
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この日は朝から犠牲者を悼む式典が行われ、ニューヨーク中の国旗が半旗にされました。そしてエンパイア・ステイトビルのライトアップは国旗色。
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今年の9月11日は晴れ渡った美しい日で雲が全くなかったので、遠方の光は写真に写り難くかったです。が、ウォールストリート周辺に行くと、一帯が青い光に包まれます。
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試験で真夜中に一瞬点灯された日は雲があったので、光が写し易かったです。
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こうして14年経っても風化することなく人々の記憶に止まっています。この事件後、ニューヨークはお互いに優しい街になったのではないかと個人的には感じています。

2015年9月20日 (日)

ボストンのあれこれ

久し振りに曇り空の日曜日のニューヨーク。ですが、午後からは晴れるようですので傘の携帯は不要そうです。最高気温は26℃で午後には湿度がぐっと下がるようなので、気持ち良く過ごせそうです。

とうとうローマ教皇が遠征を開始しボルテージが上がってきました。既に先週から教皇の訪問に備えて警備の強化が始まっているそうですし、今週の後半は大変なことになりそうです。

ローカルニュースでは、地下鉄で自慰する露出魔が跡を絶たないようです。余り地下鉄自体に乗らないせいか個人的には遭遇したことはありませんが、座席とか手すりとかが汚そうで…。
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さて、今回はボストン旅行のあれこれをまとめて詰め込みます。
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学生時代に年末年始を利用して友人宅に泊めていただいた際、必ず皆で年が明けると同時に打ち上げられる花火を見に出掛けていました。大晦日の夜なのでとても寒いのですが、沢山の人達と通りを練り歩くのが楽しかったのをよく覚えています。そんな時必ず食べていたのが揚げパン(Fried dough)。只イーストで膨らませた生地をべろっと揚げて粉砂糖がかかっているという素朴なお菓子なのですが、温かくてとっても美味しく感じました。クインシーマーケットに屋台が出ていて懐かしかったのですが、お腹が一杯で食べられず。ニューイングランドやカナダでしか見掛けないお菓子の気がします。それにしても随分凝った屋台に進化したんですね。

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ボストンに2か月住んだ友人カップルの町の印象は、「ボストン訛りがとっても可愛い!」というもの。なんでも『er』や『ar』の文字列だと『R』が発音されないのだとか。確かに「ホテルのフロントやレストランのウェイターさんがチャキチャキ喋って浜っこ言葉みたいで面白い」と夫と言い合っていたのですが、そういう訳かと納得。思わず「Rの発音ができないから、ボストンに住むべきだった!」と悔しがって、彼女達に笑われました。その後クインシーマーケットでこの看板を見つけて思わず吹き出しました。お土産物屋さんにもボストン訛りを茶化した綴り物のマグネットやタオルが置かれていましたし、結構有名なんですね。

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メイン州のポートランドにも在ったこの注意書き。ボストンではロブスターではなく魚のマークでした。こんなの昔もあったかな?

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ビーコンヒル(Beacon Hill)は友達カップルも私も一番好きなボストンの地域。でも、ボストンの住宅事情はニューヨークのそれよりも悪く、とてもじゃないけれどビーコンヒルに住むことはできなかったそう。私が6年前にニューヨークに住み始める際にビレッジに住みたいなんて夢を抱いたのと同じ構図ですね…。それにしてもニューヨークよりも家賃が高いなんて驚きです。話はそこから何故アメリカから中産階級が居なくなっているのか?という話題に。何とかしないと本当にアメリカは没落しかねないという危機感が今の20代~30代にはあります。

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今回は全然食に注力していなかったので友人にご馳走して頂いた食事以外は普通に美味しい感じだったのですが。友人が以前ボストンに住んでいた友達から勧められたというビーコンヒルにあるアイスクリーム屋だけは美味しかった!そのアイスクリーム屋の名前は『J.P. Licks』。

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テーブルとカウンター席に椅子が用意された、駄菓子屋さんといった風情ですが、工夫を凝らした面白い味が沢山用意されていました。トイレもちゃんとありました。残念ながら工事中で足場に覆われていましたが、普段は煉瓦の趣ある外観だと思われます。

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ボストンに何店舗もあるカフェ『Thinking Cup』。旅行定番のお土産であるコーヒー豆を購入しに出掛けたら、残念ながら豆は『Stumptown Coffee Roasters』でした。でも店舗は重厚な内装で歴史あるボストンらしく素敵でした。コーヒーブレイクをされる方はチェックしてみると旅行気分を味わえるかも?

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という訳で、今回のコーヒー豆はノースエンドにある『Polcari’s Coffee』で購入。1932年から営業しているそうで、歴史が感じられるコーナーストアという雰囲気でした。

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レビューではレモンのシャーベットが高い評価を受けていましたが、我々はランチを求めていたのでパス。いつか試してみたいものです。コーヒー豆の包みはシンプルで素敵。

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ついでにこんなに沢山入って$1と非常にお買い得だったローリエも購入。

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ニューヨークとボストンを結ぶアムトラック電車の車窓は変化に富んでいて非常に楽しめます。林や湿原、入江や高級サマーハウス、小さな町や海。ずっと写真を撮りたかった位(でも景色が流れるスピードが速すぎるし、じっくり鑑賞したかったので写真は断念)。帰りには丁度夕焼けに沈むマンハッタンが眺められて、これまた絶景でした。移動で結構疲れましたが、旅情が味わえて良い電車旅です。
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ボストンのフリーダムトレイル②

朝から快晴の土曜日のニューヨーク。旅行から帰宅して溜まった家事を済ませたり、ボランティアに励んだり、用事を済ませたりしていたら、あっという間に週末になってしまいました。今日は久し振りに何もない日ですし、体調を整えるためにボランティアもしないことにしたので、のんびりできそうです。

友達カップルが今週末も小旅行に繰り出していて、そのバイタリティーと割り切ってお金を使う様に感心しています。毎週末近郊に泊りがけか日帰り旅行に出かけており、今回は2泊でケープコッドに行くそうです。2人ともフルタイムの仕事をしているのに感心するばかり。

またウィーンで暮らす友達カップルも、今週はデンマークに繰り出しているようです。デンマークは夏休みの旅行を計画したものの、体調がイマイチで海外旅行が不安だった事と旅費が高いことがネックとなり断念したので羨ましい限り。それにまた休んでるんだ!という驚きもあり、我々ももっと人生を謳歌しなくちゃねぇ~と夫と言い合いました。

かくいう夫は色んな期日が迫ったり、来年に向けて長期で取り組まなければならない課題が山積み。毎晩残業ばかりしており、昨晩はまたしても夜中に叫び始め。ビックリして目覚めた私はドキドキして暫く眠れなくなってしまいました。叫ばれると本当に心臓に悪いんですよね。何の力にもなれないことが歯がゆく感じます。
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さて、今回は夫と2人で最終日に歩いたボストンのフリーダムトレイルのご紹介です。
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先ずはボストンコモン(Boston Common)。独立戦争前まではイギリス軍の基地として使用され、今では市民の憩いの場となっています。比較的綺麗な公衆トイレがあるので、旅行中は便利。

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クラシカルなメリーゴーランドもあります。アメリカのにしてはグロテスクじゃありません。魚をくわえた猫がちょっと珍しくて可愛い。

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ボストンコモンはパブリック・ガーデンの直ぐお隣。ハーバー寄りにあります。散歩をするならパブリック・ガーデンの方が綺麗。

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池には観光用のスワンボートが浮いていて、本物の白鳥が不思議そうに泳いでいます。友人によると「小さなスワンボートで池を巡るのも、ちょっとアホらしい感じで楽しめる」そう。それに対して夫も「たまには羽目を外して馬鹿やるのも大切だよね」と答えていました。が、天候や時間の関係で乗船ならず。

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ボストンコモンの目の前にあるマサチューセッツ州会議事堂(Massachusetts State House)。1798年に建てられた古い建物で、ボストンコモンと反対側の入り口を通ると実際に働いている人達や彫像が見られて興味深いです。

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パークストリート教会(Park Street Church)はボストンコモンに面して建つ教会。1809年に建てられた古い教会で、1829年の独立記念日に初めて奴隷制度の廃止が公言されたことで有名。

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キングス・チャペル(King's Chapel)は、当初は木造建築として1688年に公営墓地の中に建立され。1754年に現在の石造りの建物に建て替えられたとの事。1772年にイギリスから持ち込まれた鐘が、修繕を経て現在でも礼拝のたびに鳴らされるそうです。

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昔の市庁舎。今ではステーキレストランになっています。

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オールドサウス集会場(Old South Meeting House)。1729年に建てられたこの教会はボストン・ティーバーティーの集会所として使われたことで有名。

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旧マサチューセッツ州会議事堂1713年に建造された最も歴史ある公共建造物。アメリカ独立宣言がこのバルコニーで読み上げられました。

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歴史あるヘイマーケット(Haymarket)には、道路にブロンズで作られたゴミが散乱しているアートがあります。周辺は本当にちょっと汚くて、「このアートがごみを誘発してるんじゃ?」というのが夫の意見。

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ニューベリー通り周辺も趣があります。

2015年9月18日 (金)

ボストンのフリーダムトレイル散策①

朝から蒸し暑い金曜日のニューヨーク。今日も1日晴れ渡って気温は29℃迄上昇する予報です。今年は残暑が厳しいですね…。

タイムズスクエアで裸にペイントを施しただけの女性が複数登場していることが問題視され対策が求められていた件で、デブラシオ市長が昨日委員会会合を開いて対策を検討し始めたそうです。現在出ている案では、タイムズスクエアの中でもパフォーマンスをして良いゾーンを決めて、パフォーマーがその外には出ないよう規制をするというもの。ぬいぐるみを着ているキャラクターの人達も度々問題を起こしているので、対策を施すのは良いことの様に思います。

対策を求めるといえば、チベット僧風に扮した偽物の寄付を募る中国語を喋る人々も問題視されています。1か月程前彼らが全く仏教徒は関係ない事を暴露する記事が雑誌に載り、地元の人々は視界に入るのも嫌だという人が多いのですが。まだまだ騙されている観光客を多く見掛けます。ただ寄付を募っているだけなので、市としても対策を打つわけにもいかないそう。皆さんも騙されて寄付をしないようお気を付け下さい。
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さて、今回はボストンの観光の定番、フリーダムトレイル(Freedom Trail)のご紹介です。
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とは言え、今回は友人とお喋りをするのが主目的だったので、フリーダムトレイルのごく一部しか歩いていません。私と友人の一番のお気に入りであるノースエンドとビーコンヒル地域のみです。

フリーダムトレイルとは、赤いペンキや煉瓦で描かれた線を辿っていくと歴史的価値のある建物や墓地を効率よく廻れるボストン観光の目玉。ボストンを観光で訪れた人は全てを踏破はしなくとも、部分的には必ず歩くのではないでしょうか?今回の旅行が夫のボストンデビューだったため、友人とお喋りを楽しみながら散策をしました。
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スタート地点はクインシーマーケット(Quincy Market)。1826年にオープンしたマーケットプレイス。向かいにはファニエル・ホール(Faneuil Hall)があり、中に観光案内所やお土産物屋、公衆トイレ等が入っているので便利。観光案内所で頼むと、無料のフリーダムトレイルの地図が貰えます。1742年に建造されたマーケットプレイスですが、2年後に集会所に転用。サミュエル・アダムス等の独立派が演説を行った事で有名。

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こんな風に煉瓦でできた赤い線をノース・エンドに向かって辿ってゆきます。

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独立戦争の際に愛国者として活躍した銀細工師ポール・リビアの家(Paul Revere House)。入館料を払えば中を観ることができますが、未だかつて入った事がありません。友人も同じことを言っていました。

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ノース・エンドはイタリアからの移民が多く入植したボストンで最初に発展した地域。現在でもリトル・イタリーのようになっています。小さなキリスト教関連と思われるパレードが行われていました。

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オールドノースチャーチ(Old North Church)。1723年に建てられた古い教会で、今回中に初めて入りました。教会が苦手な私でも大丈夫な素朴で余り飾り立てられていない内装。家系ごとに入ったという小部屋がそのまま残されています。この教会は独立戦争時、イギリス軍が攻めてきたらランタンを掲げて警告を発する任務を担っていたと考えられており。有名な『One if by land, and two if by sea』(灯りを1つ灯したら陸からの攻撃、2つ灯したら海からの攻撃)という言葉の舞台となったと考えられています。お土産物屋ではこの言葉を使ったマグネット等が売られています。

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昔のボストンの地図。現在のバックベイエリアは埋立地なのがよく分かります。

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コップスヒル墓地に向かう坂からはノースエンドが綺麗に見えます。こちらは教会前の広場。

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ビーコンヒルにも史跡が点在していますが、我々は古いレンガの街並みを堪能。

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絵になる街並みが延々と続きます。ボストンというとビーコンヒルを連想する位好きな地域です。

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ビーコンヒルの目抜き通りにある店舗の看板は商品を表しています。これは昔字が読めない人が多かった名残。ヨーロッパでも同様の理由で楽しい看板をよく目にしますよね。

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終わりはボストン・パブリック・ガーデン(Public Garden)。

2015年9月17日 (木)

ボストンで友人と食事

今朝も快晴の木曜日のニューヨーク。今日は気象条件が揃っているのか、青空が飛行機雲に覆われています。今はムシムシしていますが、段々湿度は下がっていく予報。ただ最高気温は31℃の予報ですので、暑さ対策は必須です。

月曜日に14歳の男児が自作の時計を学校に持っていったところ、爆弾と勘違いされて逮捕されるという事件が起こりました。男子生徒は今週いっぱい学校から自宅謹慎を言い渡されていますが、自宅からTVインタビューに応え高校を転校する意思を示しています。

この事件は大きなニュースになっているのですが、先ず問題とされているのが生徒と先生の間に全く信頼関係が育っていなかったこと。彼はオタクやがり勉と称されるタイプの生徒で、先生が少しでも彼の事を知ろうとしていたならば今回のような騒動は起きなかった筈である、という点です。

そして彼がイスラム教徒の家族を持ち名前が『Mohamed』であるのが、今回の逮捕に至った最大の原因ではないかと疑われる点。まだまだイスラム教に対する偏見と不信感が根強い事が改めて問題視されている訳です。

アメリカは新しい発想や発明を歓迎する国だった筈です。そしていつの時代にも偏見や差別は在ったものの、自由と法の下の平等を謳ってもいます。教師の疲弊が叫ばれて久しいですが、今回のような事件の言訳にはならない筈です。とは言え、教育改革が上手くいっていないように感じるので、今後対策が練られることを願います。
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さて、今回はボストンで友達と話した徒然です。
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以前も書きましたが今回のボストン旅行は友達と会うのがメインテーマでした。3か月ごとに転居をしているクリエイティブ・ライティングのクラスで出会った友達カップルが来月中旬までボストンに居る為。ボストンにずっと住んでいる友人にも夫婦そろってご挨拶に行きたいと以前から思っていた事もあり、今回旅行を決行したわけです。

前回も書いた通り、ボストンにお住いの女性は私が高校生の時からお世話になっており。最初は駐在員の妻としてアメリカに来て、旦那様がアメリカの会社に転職した為、以降ボストンでずっと生活されています。
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駐在員時代はニューヨークで暮らされていたため、こちらの状況もよく分ってくださいますし。かといって全然違う生活をされていた為、お話を伺うと興味深く考えさせられます。

久し振りにお会いしても、相変わらず週に3回地域にある公園の花のお手入れのボランティアをされていたり。ボストンの街づくりの委員会に参画して、街づくりのアイディアを出したり、計画に反対運動をしたり、と積極的に地域社会に参加。微力ながらもボストンの街づくりに精を出されていました。私がボランティアに励むのも彼女の影響が大きいのだなぁ、と今回改めて気付かされました。
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また、お住みのアパート(高層の大型物件です)で組織されている女性のグループにも加わっており、誰かが怪我をしたら家事を手伝いに行ったり、伴侶を亡くして気落ちしている方にはお喋りに行ったりとお互いを助け合ってもいて。月に1度のブッククラブにも参加して、新しい知識の吸収と人との出会いを大切にされていて。相変わらず学ぶべきことが沢山あると感じました。

今回改めて感じたのは、彼女の駐在員妻としての努力。彼女がニューヨークで暮らしていた頃は駐在員の絶対数自体がとても少なく、今よりも会社を背負っているという使命感をひしひしと感じていたそうで。
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和食レストランも今の様にありませんでしたし、皆さん朝から晩まで猛烈に仕事をして居た割にはお金にも余裕がなく。自宅で他の駐在員や日本から出張に来た社員をもてなすのも仕事の一環といった感があったようで。料理とやりくり上手な彼女を信頼してか、旦那様は毎日のように突然部下や取引先、日本本社の社員などを連れて来たそうです。

その誰にでも平等になるように、でもリクエストが無い限り同じものをお出ししないように、誰かをもてなすたびに細かくノートに記載して、品数やグレードが大体同じになるように気を付けていたとの事。いつ誰が来ても大丈夫なように缶詰や冷凍野菜は常備。現在の自分のお気楽生活を考えると、駐在員の妻は立派な仕事だったのだと感心するやら、有難く思うやら(私は料理が大の苦手ですし、人をおもてなしするのが嫌いです)。
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そういえば彼女のお宅を訪れる度、その前に私が苦手だと申告した食材が誤魔化して料理に使われていた事を思い出しました。私が気に入った料理、苦手だと言った食材等を細かくノートに記載して、次に訪れる際の献立に反映してくださったんですね。学校の寮が休みで閉まると居候の様に泊り込んでいた私にまで気を使ってくださってたんですよね…。

今は小さな頃からハイカラな物を食べて育つのかもしれませんが、私が学生時代なんて和食か中華で育つわけで。今みたいに外国の野菜などもスーパーで手に入らなかったので、彼女の手料理で初めて知った味が沢山あります。ラビオリとかクレソンとかハーブ類とかラム肉とかルーを使わない本格カレーとか。あとブランチという存在を初めて知ったのも、彼女に連れられてホテルのブランチに出掛けた時でした。
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それ以来ずっとずっとそのホテルのブランチは私のお気に入り。外でお食事となったら海が見えるそのホテルでブランチと相場が決まっていたのですが、とうとうそのブランチが廃止されてしまったそうで。今回はその近くのホテルの海が見えるレストランでランチをご馳走になりました。(私が中年だと申告しても、お金は受け取って頂けず。何時まで経っても子供に見えるのでしょうか…。)

友人は折角ボストンに居るのだからとシーフードを勧めてくださったのですが、私はクレソンのサラダをオーダー。クレソンとグレープフルーツのサラダは、彼女が作ってくださる料理で初めて知った味で、私のお気に入り。彼女と久しぶりに会う食事の席でこのメニューがあるなんてなんだか懐かしくて思わずオーダーしました。彼女の作るサラダの方が何倍も美味しかったですが、このクレソンサラダもなかなかのお味ででした。
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今回久しぶりにお話をして改めて彼女に受けた多大なる影響を改めて認識しました。そしてニューヨークに居る内に、できるだけ彼女を訪ねておきたいと夫と言い合いました。懐かしさと新たな気付きに満ちた旅になった事に感謝です。

2015年9月16日 (水)

プロビデンスのウォーターファイヤー

水曜日も快晴のニューヨーク。今日も最高気温は29℃まで上がる予報で、暑さと日差し対策が必要です。湿度が低そうなのがせめてもの救いでしょうか。

ロングアイランド鉄道の線路で貨物列車が脱線。線路をブロックしている影響で、電車がキャンセルされたり、大幅な遅延が生じていることが朝から繰り返し報道されています。ロングアイランド鉄道を利用して通勤する人も多いので、通勤の足にも影響が出た事でしょう。依然として車両の撤去作業中とのことですので、ロングアイランド方面に出掛ける予定がある方は事前のチェックが欠かせません。

昨日の午前5時頃、ブルックリンのコブルヒルで女性がレイプされそうになる事件が起こりました。紐で首を絞めたうえで、ナイフで服を切り裂こうとしたとか。段々と日が短くなってきましたので、早朝や夕方のランニング等には注意が必要です。今回の被害者は外で涼んでいただけの様ですが。
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さて、今回はロードアイランド州にある学生の街プロビデンス(Providence)で開催されているウォーターファイアー・フェスティバル(WaterFire Providence)のご紹介です。
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このお祭りはプロビデンスのダウンタウンを流れる川に焚火が焚かれ、音楽に合わせて灯りがカヤックで灯されるという単純なもの。1994年にアートプロジェクトとしてBarnaby Evansさんというアーティストが初めて行い。とても人気だったので1996年にNGOを発足。以来、順調に客足とスポンサー数を伸ばし、多くのボランティアに助けられながら毎年行われる人気イベントへと発展したとの事。
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とは言え、ニューヨークに住む我々は聞いた事もなく。ボランティア仲間のブラウン大学を卒業した女性は、「プロビデンスは田舎町。大学を卒業したら皆職を求めて都市に出ちゃう」とだけ言っていました。
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今回このイベントに連れて行ってくれた友人は、ブラウン大学の大学院に通うためにプロビデンスに住んだ事があり。10年以上前このお祭りを見て甚く感動したので、今回パートナーと私達に見せたいと連れて行ってくれたわけです。
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フェスティバルは単純で、日が落ちるとともに黒装束をまとった人達がボートで川に設置された100近い松明に火を点けてゆくだけ。川の周りには食べ物の屋台が並び、ウォーターファイヤーのグッツを売るテントがあり、寄付をすると飾ることができる紙灯篭が公園に並べられています。
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私達は日が落ちる前にプロビデンスに到着したので路上駐車できましたが、駐車場は値が張りそうでしたのでご注意を。また、夜になるとファンシーなレストラン以外は皆閉店してしまい、お手頃そうなハンバーガーショップに入ろうとしたら30分待たされましたので、予め夕食の目途を付けておくが吉です。
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このフェスティバル。川に松明が並んでいるだけなのに、とても心に残りました。ボストンから1時間掛けて行った甲斐がありました。水面に映る炎とか、パチパチと木が爆ぜる音とか、何より焚火が燃える香りとかに色んな記憶が呼び起され。
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友人カップルとキャンプの思い出を語ったり、只じっと炎を見つめたりして、随分長い時間を川べりで炎を見つめて過ごしました。
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毎年5月~11月に掛けて開催されていますので、機会がありましたら是非。

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火を点ける前はこんな感じです。手前の黒装束の人達が火を点けていきます。

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9/11が近かったので国旗は全て半旗。焚火や紙灯篭が鎮魂の為に灯されているように見えました。

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毎年テーマが変わるそうですが、今年は何故か鯉のぼりに電飾を付けた物がカヤックで川を行ったり来たりして祭りを彩っていました。

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大道芸の人々も登場。この女性は彫像のように動かないのですが、チップを入れると占いが書かれた紙を優雅に渡してくれます。

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ロードアイランド州の豪邸街

朝から快晴の火曜日のニューヨーク。4時間の電車移動を経て昨晩帰宅したのですが、盛り沢山な旅行だったので全然疲れが抜けません。夫は嘆きつつ何とか出社していきました。今日は晴れて最高気温が28℃まで上昇する予報。涼しいボストンから帰ると堪えます。

ローマ教皇フランシスコ氏が来週の木曜日の夕方から土曜日の朝までニューヨークを訪れるため、ニュースは教皇の予定でもちきりです。キリスト教徒にとっては一大イベントらしく、どうやったら教皇にお会いすることができるか等といった情報もネットを賑わわせています。来週の後半は道路が大混乱に陥るかもしれませんので、交通情報をまめにチェックした方が良さそうです。
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さて、今回は友達に車で連れて行ってもらったロードアイランド州(State of Rhode Island and Providence Plantations)ニューポート(Newport)にある豪邸街のご紹介です。
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ニューポートは避暑地として有名な地域で、多くの人が車で訪れる海岸に位置する大き目の島といった感じの土地柄。飛行機やバスを使うか、アムトラックで最寄りの駅まで移動してそこからレンタカーするかして訪れることも可能です。

現在はボストンに住んでいる友達カップルが、今回ボストンを訪れることを決めた際に、車を持たない我々が行き難い場所に連れて行こうと計画してくれたドライブでした。ボストンの中心部から車で1時間半程の距離です。が、時間帯によっては大渋滞するそうなので、車に乗る前にはトイレを済ませることをお忘れなく。
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ニューポートには、金ぴか時代(Gilded Age)と呼ばれる1870年~1900年の期間に建てられたバケーションホームが海岸沿いに並んでいます。これらの度肝を抜かれるような豪邸に人々が実際に滞在したのは4週間~6週間。その為「コテージ」と呼ばれていたのだそうな。驚きを通り越して気持ち悪く感じてしまいました。
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なんで豪邸が立ち並んでいるのかといえば、金ぴか時代のニューヨークの社交界は同じ面子で1年中アメリカ中を移動してはパーティーを繰り広げていたから。ニューヨーク社交界を仕切っていたキャロライン・アスター(Caroline Schermerhorn Astor)氏が認めた人だけが仲間として迎えられたのですが、彼女のお眼鏡に叶うにはお金を持っているだけでは足りず、豪邸を建てたり、着飾ったり、気の利いたパーティーをして人々を楽しませたりしなければならなかったそうです。
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そのため彼女がアメリカ中に7~8ヶ所ある別荘(という名の豪邸)を転々と移動する際には、社交界に名を連ねていたい面々が彼女の別荘近くに別の別荘を連ねて建てて、一緒に移動してはパーティーを繰り返すという事が行われたそうです。そしてパーティーで着るドレスを調達するために、ヨーロッパに渡欧していたのだとか。何たる無駄でしょう。
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現在は殆どの豪邸が歴史協会によって管理・一般公開されています。豪邸の見学料は場所によって違います。が、沢山見れば見るほど割安になっていきます。また、1軒しか見学しなくともチケットを保管しておけば、1年以内に再訪した際に他の豪邸の見学料が割引されます。
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友達カップルは既に3軒の豪邸を見学していたため、今回選んでくれた豪邸は豪邸街の中では小さ目サイズの『ローズクリフ』(Rosecliff)。この豪邸は現在でも結婚式やパーティー会場として貸し出しており、私達が訪れた際にも結婚式の準備が進められていました。因みに土曜日の結婚式だと、場所+スタッフ+イベント準備と片付けだけでUS$25,000だそうです。ドリンクと食べ物を入れたらいくらになるんでしょうね…。
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この建物の目玉は海とお庭に向かって全面が開かれるようになっているボールルーム(パーティールーム)。海に続くテラスの先には噴水があり、この噴水で『華麗なるギャッツビー』の中でロバート・レッドフォードとミア・ファローがダンスするシーンが撮影されたそうです。その他にも数多の映画に家の何処かが登場しています。
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ローズクリフは、銀を掘り当てて急にお金持ちになったアイルランド移民2世である姉妹に贈られた家。彼女達はニューヨーク社交界に何とか食い込みたいとこの豪邸を建てて贅沢なパーティーを繰り返したのだとか。夜にパーティーをすると海が見えなくて寂しいので、海に沢山の灯りを点したボートを浮かべたり、家じゅうを大好きな白い花で埋め尽くしたり、犬用に背の低い家具を用意させた贅沢な犬のパーティーを開いたり。

友達曰く他の豪邸に比べると金ぴか時代の成金趣味や行き過ぎた感が少ない家との事。他の豪邸には金箔を貼り付けた壁紙やらの今では考えられない装飾がふんだんに施されているそうです。
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多くの豪邸が海に面して建っているため、海岸沿いを海と豪邸を眺めながら散歩できる散歩道が整備されています。その道を歩くのは無料なので、見学しない豪邸も外観を楽しむ事ができます。
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個人的には豪邸群にはいささかげんなりさせられましたが、金ぴか時代を肌で感じる事が出来たのは良い体験でしたし、散歩道は海風が気持ちよく満喫しました。豪邸を見物しながらガイドさんの説明を聞いて、今の時代に生まれて良かったとしみじみ思うのもおつなものです。
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豪邸群を管理する協会のHPはこちら

2015年9月14日 (月)

友人が丹精する薔薇園

1日雨が降ったり止んだりだった昨日のボストン。私達はボストンに住む大切な女性とブランチを楽しみました。
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彼女と知り合ったのは私がまだ高校2年生だった頃。もうその頃からボストンにお住まいで、1人でアメリカに留学して右も左もわからない私の世話をみてくださいました。お便りをやり取りしたり、お正月に1人では可哀想だからとご自宅に招いてくださったり。
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元々は高校から大学にかけてお付き合いしていた恋人のお母様として知り合った訳ですが、恋人と別々の道を歩み始めた後でも変わらず親しく接してくださり。友人とボストンを訪れれば皆でお宅に押し掛けたり、日本で暮らしてらっしゃった彼女のお母様のお宅に泊めていただいたり。
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我々の結婚式に合わせて一時帰国してスピーチまでしてくださった、私達夫婦にとって特別な方です。以降毎年結婚記念日にはカードや電子カードにお祝いのメッセージを添えて送ってもくださいます。
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そんな訳で、私は5年振り。夫に至っては7年振りにお会いしてお話できたので、とても大切な時間を過ごしました。とても興味深いお話も沢山聞いたのですが、その内容は別の日に譲るとして。
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食事の後、彼女がボランティアとして長い期間丹精している薔薇園を案内してくださいました。その薔薇園はボストンの水族館の隣に位置する『Christopher Columbus Park』内にあります。
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とても小さな薔薇園ですが、よく丹精されているのが感じられます。以前訪れた際には季節外れで咲いている薔薇があまりなかったのですが、今回は綺麗に咲き誇っている薔薇を鑑賞できました。
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薔薇園の名前は『Rose Kennedy Memorial Rose  Garden』。1987年に造られ、以降近所に住む住人達がNGOを作り、資金集めから管理まで行っています。友人も随分前からボランティアをしており、薔薇園と藤棚の丹精に週3日参加しています。
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薔薇園に咲くティーローズの名前を説明してくださったのですが、メモを取らなかったので忘れてしまいました…。なので良い香りを想像しながら、綺麗な花をお楽しみください。
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多分『Dream Come True』という薔薇。薔薇の品評会で1位を受賞する夢を叶えるべく品種交配に取り組んでいた人がこの薔薇で悲願の1位を獲得したためにつけられた名前だとか。

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ご高齢のボランティアも多いようで、亡くなった仲間を偲んで植えられた薔薇や置かれている小物がありました。こちらは亡くなった方がワインと海が好きだったために飾られている小物。

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年によって咲く薔薇の色合いや大きさが全然違うそうで、写真を見て品種を見分けるのは至難の業なのだとか。

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咲いていなかったので写真はありませんが、すい臓癌で他界されたボランティアを偲んで紫の薔薇、ネプチューンが植えられたそうです(すい臓癌の啓蒙カラーが紫なため)。そうやって仲間が静かに思い続けてくれるのだと思うと、慰められそうですね。

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藤棚も見事。紫と白い藤が咲き誇り、目の前の芝生に座っても上品な香りが楽しめるそうです。が、今年は去年電光を設置する工事を行った影響で咲かなかったとの事。一回で良いので咲いているところを見てみたいです。

2015年9月13日 (日)

ボストン旅行

ボストン旅行に来ています。ボストンへは飛行機、電車、バスで訪れることができますが、私達はアムトラック(AMTRAK)の長距離電車を使いました。ニューヨークとボストン間は、主にビジネスで使う事を念頭に置いた特急が走っていますが、安い普通列車を使って4時間ちょっとかけて到着です。
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ボストンを訪れたのは3か月毎転居している友達カップルがボストンに住んでいるから。それに加えて学生時代大変お世話になったアメリカの母的存在である女性にも久しぶりにお会いしたかったからです。彼女には結婚式でスピーチをして頂いたので夫婦揃って面識があり、夫と共にご挨拶をしたかったのです。
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また私は学生時代から何回もボストンを訪れる機会を得ていますが、夫はボストン初体験。ニューヨークに居る内に訪れたい場所だったので、今回の旅行は楽しみにしてくれたようです。
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とは言え、昨日は正午前にボストンのバックベイ駅に到着した後、徒歩5分の場所にあるホテルに荷物を落とし。朝から何も口に入れていなかったのでランチを済ませたら、友達が車で拾ってくれ(ニューヨークに住んでいた際には勿論車なんか持っていなかったので、未だに不思議な気がしてしまいます)。
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夫婦そろって初めてのロードアイランド州(Rhode Island and Providence Plantations)にドライブに連れて行ってもらいました。詳細はニューヨークに帰ってから記しますが、豪邸街があったり、学生の町で川に炎を燈すお祭りがあったりで、真夜中近くまで満喫しました。
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今日はこれから食事の約束です。

2015年9月11日 (金)

タイムズスクエアのマニ車風アート

1日雨が降ったり止んだりだった木曜日のニューヨーク。今晩は雷雨になる予報ですので、用事がなければさっさと帰宅するが吉です。でも雨のお蔭で昨日までの暑さは一段落。今度こそ秋になってくれるのでしょうか。

本日も朝もはよから夕方までびっちりボランティアで走り回っていたので、ブログがこんな時間になってしまいました。明日もボランティアが早い時間からあり、午後は用事が入っているため書けるかも自信がありません。明後日は早朝から移動ですので、絶対に書けませんし…。暫くブログがアップできないかもしれませんが、元気ですのでご心配なく。
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さて、今回はタイムズスクエアに2015年8月17日~9月1日まで展示される予定だったのに、現在でも見ることができるパブリックアートのご紹介です。
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この作品は『FAILE: Wishing on You』というタイトルで、主にチベット仏教で用いられる仏具であるマニ車(転経器)をモチーフにしているとの事。ただ、現代のグローバリズム、物欲、人々の欲望や希望がごちゃ混ぜになっている大都市の象徴のようなタイムズスクエアに置くことで、人々に精神性や欲望について問いかけるという働きを期待しているそうです。
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マニ車風のアートにはびっしり願いのような物が書き込まれています。その多くはタイムズスクエアの辿ってきた歴史にヒントを得ているとの事。
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自由に触れたり、台に上がって写真を撮ったりできるインタラクティブな今らしいアートでもあります。まぁ、この写真をご覧いただければ一目瞭然ですが、私が見た時は観光客の休憩場所になっていましたが。
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もう既に終わっている筈だったので、いつまで展示されるかは不明です。
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色んなメッセージが散りばめられているのでじっくり見ると面白い。

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コマーシャルな物から、インディアン風の模様から、懐かしいアニメを彷彿とさせるものまで。

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2015年9月 9日 (水)

レイバーデー・ウィークエンドのニューヨーク

どんよりと曇っている水曜日のニューヨーク。ラジオでは所により雷雨になる可能性があると示唆していましたが、マンハッタンは大丈夫そうです。ただ、最高気温が31℃まで上がり湿度も高いので、今日も暑い1日となりそうです。

昨日は驚くような暑さでしたが、96年間で一番暑い9月8日を記録したのだそう。お蔭で会う人達もぶつくさと文句を言っていました。

ラジオでは連日シリアからの難民/移民問題について報道しています。アメリカでも難民を受け入れるべきだという論調も強まってきました。シリアで肉親を亡くした事や、親子がバラバラに暮らしている状況等が説明されていて心が痛みました。どうしたら良いのでしょうね…。
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さて、今回は先週末のニューヨークの街角風景のご紹介です。
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少し歩かない内にグリニッジ・アヴェニューに新しい公園ができていました。早速人々がベンチでお喋りに興じていました。小さな芝生のエリアには親子連れが。

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ワシントン・スクエア公園のアーチはいつ見てもニューヨークらしいと感じます。

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相変わらずチョークアートが沢山。残念ながら夕方通っても明るく、蛍を見ることはできませんでした。時期が遅すぎるのかもしれませんね。

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グリニッジヴィレッジは散歩が楽しい地域です。素敵なお店が多く、ニューヨークらしい景観が楽しめます。

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ハドソン川で大量の放水が行われていました。なんだったのか未だに解りません。大型客船が入港する前に水位の調整の為にするのでしょうか?

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レイバー・デーの週末は良く晴れて綺麗な夕日でした。

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夜のホイットニー美術館入口周辺。綺麗です。

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久し振りに夜のハイラインを散策。灯りが抑えられていて幻想的です。

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レイバー・デーに因んで、エンパイアステイト・ビルのライトアップは国旗色。

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最近は周りに植物を配しているお店が多い気がします。

巨大ベーグルのパブリックアート

「湿度が高いせいで華氏100℃位に感じるでしょう」と朝からラジオで言われてげんなりしている火曜日のニューヨーク。楽しいロングウィークエンドの後なので、いつにも増して仕事に戻りたくない病を発症している人が多いようです。

今朝いつものようにジムに行ったら、極端に空いていました。そこで運動を終えた女性に「空いてますねー」と言ったら、「まだ心がホリデーから帰ってきてないのよね」と笑っていました。物理的に帰ってきていない人も居そうですが。今日からニューヨークを訪れる予定の元同僚が、「レイバーデーのせいでホテルが高くて、泊まるところが見つからない!」と嘆いていました。無事寝床は確保できたのでしょうか…。

昨日までボランティアで家事が疎かになっており、今週は家の事ができるのが今日だけなので朝からバタバタしていたら、ブログを書き損なって午後3時になってしまいました。溜まったメールを書いたり、アパートのトラブルに対応したりもあって、折角の休みが過ぎ去ろうとしています。
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さて、今回はRuth Wittenberg Plaza(ジェファソン・マーケット図書館の前)にあるパブリックアートのご紹介です。
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この巨大ベーグルが積み重なった所からチューリップが生えているように見えるパブリックアートは、ストックホルム生まれのスウェーデン人女性アーティストHanna Lidenさんの作品。現在はニューヨークで活動されています。
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ニューヨークらしいモチーフで、ちょっとクスッとさせてもらいました。

2015年9月 8日 (火)

グリニッジヴィレッジのコミュニティーガーデン

レイバー・デイの月曜日は雲一つない快晴のニューヨーク。本日は最高気温が31℃まで上昇し、湿度も高めのようなので、昨日のような気持ち良い休日とはいかないかもしれません。でも、これだけ晴れてくれると、ビーチや公園で過ごすのが大好きなニューヨーカーは喜んでいそうです。

ロングウィークエンドなので、ハイキングをしたり、愛犬と読書を楽しんだりと、皆さん思い思いの休日を過ごしているようです。かくいう私も夜ボランティアが終わる時間に夫と待ち合わせをして、久しぶりにディナーを楽しんできました。長いボランティアの後、料理や片づけをしなくて済むだけでも有難い…。ゆっくり話ができますしね。

最近ボランティアをしているとアジア系の方によくお会いします。今まではアメリカ人か少しのヨーロッパと南アメリカから来た人達ばかりだったのですが。先日はシンガポールの職場から2年間の休職期間を貰って大学院に留学している女性に会い。昨日は中国政府から支援されて世界中を勉強&ボランティアして回っている女性とお会いしました。彼女はニューヨークに来る前はパリに1か月滞在していたそう。ニューヨークには12月までいらっしゃるそうです。凄いですね。

また昨日は日本語を大学時代に1年間だけ勉強していたというアメリカ人の女性とお話する機会があり。言語センスが非常に良い方らしく、未だに最低限の意志疎通は日本語で可能で驚きでした。彼女は知識ゼロの状態で、1年間スイスでホームステイしながら公立高校に通って、体当たりでドイツ語を勉強した経験もお持ちで。ドイツ語は標準語、スイスにある各方言を喋り分けられる実力の持ち主でした。語学を学ぶのが大好きなのだそうです。

「私は言語を学んで就職に役立てたいとか現実的に考えていたわけじゃないのよ。ただ、自分の脳をワイアード(Wired)したかったの」(隅々まで使いたい、活性化したいというような意味と上手く繋げるというような意味を掛けていると思います)との事。こういう考え方ができる人が、あるいは語学習得に向いているのかもしれません。

彼女は仕事をしながら修士号を取得中で、夏の間も仕事と勉学に忙殺されて、ボランティアは一月振りだと嘆いていました。秋からは私も学校に戻りますが、コンスタントに勉強ができる気がしません。一回休んでしまうと駄目ですね…。
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さて、今回はグリニッジヴィレッジにあるコミュニティーガーデン『LaGuardia Corner Gardens』のご紹介です。
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前を頻繁に通っていたにも関わらず、一般に開放されている時間に出会った事が無かったこちらのコミュニティーガーデン。昨日たまたま前を通り掛ったら開いていたので中を散歩させていただきました。
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なんでもこのガーデンは、ウエストサイドハイウェイをマンハッタンの真ん中を突っ切る形で通す計画が立ちあがった時の予定地だった場所の名残なのだとか。現在はニューヨーク大学が所有する土地にあり、存続の危機に瀕しているようです。
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写真から雰囲気が伝わらないかもしれませんが、ワイルドライフを残す運動に加盟しているのもあってか、沢山の蜂や蝶が飛び交っています。小さな土地ながらもバラエティーに富んだ草花と作物が植えられ、豊かな庭です。

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小さいながらもそこかしこにベンチが配され、癒しの空間が演出されています。
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種類豊富な薔薇が咲いていたり…

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こちらもバラエティー豊かなトマトがなっていたり…

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パプリカのような物がなっていたり…

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リンゴや野イチゴのようなフルーツがなっていたりします。

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色々な場所に和む小物が置かれています。

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まだ夏なので鬱蒼と草が生い茂って通路を塞がんばかりです。

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とは言え、秋も近付いているのでこんな秋色のコーナーも。

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花も沢山!載せきれませんので一部をご紹介です。

LaGuardia Corner Gardens

511 LaGuardia Pl

New York, NY 10012
開園時間等の詳細はお庭のHPにてご確認ください。

2015年9月 6日 (日)

スタンダードホテルのパブリックアート

快晴の日曜日のニューヨーク。昨日は湿度が低く、少し涼しい気持ちの良い1日でした。暦通りに働いていた人達も、朝ニューヨークを発つバスでハンプトンズに出掛ける為の長い列ができていました。今日も湿度が低く、最高気温は27℃と過ごし易い1日になりそうです。

とは言え、通常であればレイバー・デー(Labor Day)を最後に閉鎖されてしまうビーチが、今年は9月中旬までスタテンアイランドで遊泳可能となるそうです。今年は暑かったからでしょうか?

金曜日の午後、人で賑わうブライアント・パークで木が真ん中辺りで真っ二つに折れて倒れ、歩道に居た数人が怪我をするという事故がありました。そんな強風でもありませんでしたし、天気も曇りだったので、元々木が腐っていたのでしょう。もう少しパークス・デパートメントに頑張ってほしいと思うのですが…。強風の日は枝が折れて怪我をする人が出ることが割とあるので、公園には近づかないが吉です。

世間がお休みだとボランティアは忙しいという法則があると思う、今日この頃。連日長時間をボランティアに費やし、流石にお疲れモードです。とは言え、今日・明日とボランティアが目白押しですし、夫とも時間を過ごしたいので、ちょっとブログを休みがちになっています。夫は昨日は休日出勤だったため、2人とも夕方帰宅。どうにも出張の時差ボケが抜けず疲れているようなので、今日からはのんびり過ごすようです。
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さて、今回はハイラインを跨ぐ様に建つスタンダードホテル(The Standard)の前に2015年8月中旬から展示されているパブリックアート『Segmented Realities』のご紹介です。
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この作品はブルックリン在住のアーティストであるJosé Parlá氏が制作。キューバ出身の移民だそうで、キューバとアメリカの政治的断絶と多くの移民が流入することによって人的には繋がりがある状況をアートで表してきたとの事。
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彫像だけでなく、壁画、ドキュメンタリーフィルムの制作等、幅広く活躍されているそうです。この展示に連動して、ギャラリーで個展も開催されるそうですので、ご興味がある方は梯子して観ると面白いかもしれません。

2015年9月 4日 (金)

ミッドタウン・ウエストのアイリッシュパブ

今のところは晴れている金曜日のニューヨーク。ラジオでは雷雨になるかもと言っていましたが、毎時天気予報を見ても曇るだけで降らない予報の様です。月曜日が勤労感謝の日でお休みの為ロングウィークエンドですが、週末は湿度も少し下がり良い天気になるようです。今日旅行に出る人も多いことでしょう。

昨日、ニューヨークに2泊の日程で遊びに来ているアメリカ人観光客の女性と言葉を交わしたのですが、彼女は「もう9月なのにこんなに暑いなんて信じられない!」とぼやいていました。彼女は前日にブラジルからの観光客と話をしたのですが、その人たちが「会う人、会う人観光客ばっかり。地元の人を全然見掛けない!」と嘆いていたのだそう。

それを聞いて彼女は「だって夏だもの!こんな暑いのよ?アメリカ人はこの時期バケーションに出てしまうから、元々絶対数が少ないのよ」と答えたそうです。確かに、と思う反面、ニューヨークに居る知り合いでもバケーションを取った人は多いですが、せいぜい2週間位。そのためヨーロッパみたいに、ごっそり街中の人がいなくなっているとも考えにくく。

きっとニューヨークに残っている人達は働かなければいけないから残っているケースが多く、平日はオフィスに籠っているのだろうと思われ。また、ここぞという時しか外食しない人も多いので、レストランとかでは会いにくく。そして観光地にはそもそも足を運ばない人が殆どだと思うので、観光客と会い難いのかもと考えました。

とは言え、確かにわざわざ旅行して、現地の人達と全くふれあえないのは寂しいですよね…。そう考えると、真夏はニューヨークを訪れるのに良い季節ではないのかもしれません。

でも、感謝祭やクリスマスも皆さんこぞって家族に会いに行くか、部屋に籠って友達と過ごすかになってしまう訳で。そう考えると、いつ訪れると地元の人と会えるのかは微妙ですね。春先とか秋に公園でのんびりしたり、ピクニックしたりすれば、地元の人に会えそうですが。
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さて、今回はミッドタウン・ウエストにあるポートオーソリティー・バスターミナル近くにあるアイリッシュパブ『Tir Na Nog』です。
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店名の『Tir Na Nog』は、ゲール語で『常若の国』(Land of Eternal Youth)の意。アイルランドの祖にまつわる神話に登場する国との事。

裏通りにある店舗は大きく、外からでも派手な旗や店名がデザインされた壁等でとても目立ちます。一歩中に足を踏み入れると、古めかしく作り込まれた広くて不思議な空間が広がっています。暖炉も赤々と燃えていて、結婚式に使われるのも納得。
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パブなのでマディソンスクエア・ガーデンにスポーツ観戦に行く人たちが食事に利用したりするようですが、朝食・ブランチ及びランチも営業しています。昼間でも真っ暗なのでよく晴れた気持ち良い日のブランチにはお勧めできませんが。我々は最近5年前に訪れたアイルランドを懐かしく思い出すことが多く、久しぶりにアイルランド料理を食べたかったので土曜日のブランチに訪れました。
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広い店内にはお客さんがパラパラしかおらず、各所に置かれた大型TVからはスポーツが流されています。カウンターに座っている人達や、暖炉のそばで食事を楽しむ人たちの殆どが、ギネス等のビールを昼間から嗜んでいました。が、夫はコーヒー、私はベリーニを選択。
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普通のブランチメニューもありましたが、私は懐かしいアイリッシュブレックファーストを注文。ベイクドビーン、スクランブルエッグ、ホワイトプディング、ブラックプディング、ソーセージ、ベーコン、トーストが乗っておりボリューム満点。懐かしい味でした。
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夫はグレイビーにギネスを使っているというアイルランド風バンガーズ&マッシュを選択。こちらも美味しかったようですが味が濃く、「ビールを飲めばよかった」という感想でした。食事の後はアイルランドが余計に恋しくなり、また訪れたいと言い合いました。

店員さんも非常に気持ち良い接客をしてくれましたし、お店は居心地が良く、是非また訪れたいお店でした。何故かHPでは情報を見つけられませんでしたが、店舗には頻繁に行われているアイルランド音楽の生演奏の情報が貼り出されていました。アイルランド音楽が大好きなので、是非今度は夜ライブがある日に一杯ひっかけに行きたいです。

例の如く現金で支払ったのでいくらか忘れてしまいましたが、悪くない値段だったと記憶しています。

Tir Na Nog

315 W 39th St

New York, NY 10018
TEL: (929) 777-8047
メニューや営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2015年9月 3日 (木)

ハンガー交換

本日の最高気温は32℃まで上がる予報の木曜日のニューヨーク。湿度もそれなりにあるので、活動すると汗だくになりそうです。

ニューヨーク市からレジオネラ菌対策を万全にするからもう安心です!という趣旨のメールが届いてから暫く経ちますが、次々と冷却塔からレジオネラ菌が検出されたというニュースが巷を賑わせています。昨日もブロンクスのアパート群から菌が検出されたそう。こうなったら徹底的に検査をしてもらいたいものです。

安くて美味しい餃子が食べられるお店として人気だった『Prosperity Dumpling』が当局の命令によって一時的に閉店しています。それというのもネズミが走り回るお店裏の路地でお客さんに出す餃子を作っていたから。キッチンにはゴキブリも走り回っていたそうで、安くて美味しい…には何か裏があるんじゃないかと疑心暗鬼になりそうです。

只でさえニューヨークの飲食店は汚い所が多いですからねぇ…。レーティングがA以外の所は入る気さえしなくなっています。でもBとか結構あるんですよね…。
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さて、どうにもこうにも体調が万全にならない上に、本日もボランティアを梯子する日なので、今回はただのお家ごとです。ニューヨークの情報は全くありませんので、ご了承ください。
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ニューヨークでの生活も6年が過ぎ、毎年服を処分しているにも関わらず小さなウォークインクローゼットが服で一杯になってきました。夫のスーツが冬用・夏用とある上に、週に1回しかアイロンがけしないのでワイシャツもそれなりの数があり。

稀にしか着なくとも冠婚葬祭用の服はスペースを取るのですし、日本で私が着ていたオフィス用のシャツやスーツなんかも勿体なくてそのままとってあり。加えて、こちらではボランティアやら友達との小さな冒険やらでアウトドアで活動することが非常に多く、汗・汚れ・水濡れに対応するアウトドア用の服も増えました。
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今までは日本のクリーニング屋さんのハンガーをバラバラに使っていたのですが、赤・青・黒と色がバラバラで見た目も悪いし、何より嵩張って仕方ない。いつかハンガーを購入してすっきりしたいと思いつつ、ちょっとした贅沢ですし、日本に持って帰れないかもしれないし…と長いこと躊躇していました。

が、日本に帰れる目途も立たないし、クローゼットがいよいよパンパンで必要な服を取り出すのに難儀するので、えいや!と薄くて、滑らないハンガーを購入しました。起毛処理がされているので、今まで滑り落ちていた首回りが広いワンピースなんかもすっきり収納。詰め過ぎて動かなくなっていた衣類も、すいすいと動かせるようになりました。
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日々のストレスを減らせる生活小物をバージョンアップできると、それだけで生活が少し楽になります。ありがたや。

2015年9月 1日 (火)

ヘルズキッチンのブラジル料理店

今日も最高気温が30℃まで上がる予報の火曜日のニューヨーク。ですが、昨日よりは気温も少し低く、湿度も高くない予報なので、ましではありそうです。とは言え、暑いことには変わりないので、暑さ対策と汗対策は必要そうです。

ブルックリン・フリー主催の食のフリーマーケット『スモルガスバーグ』(Smorgasburg)が、ブルックリンブリッジパークの工事に伴い、会場をプロスペクトパークに移転したそうです(ブルックリンブリッジパーク以外の会場は従来通りのスケジュール&場所で営業中)。今週の日曜日が移転後初めての営業でしたが、沢山の人が訪れて大混雑したそう。

確かにプロスペクトパーク周辺は人気のブランチ処が集まる場所ですし、ブルックリン植物園やブルックリン美術館があり。地元アーティストの作品を扱う雑貨屋さんや人気のアイスクリーム屋さん、美味しいカフェなんかもあって、友達で集まったり家族で足を延ばしたりして、1日遊びやすい地区です。

スモルガスバーグが土曜日に開催されていたら、午前中ブルックリン植物園に無料で入園できるのとかけて絶対遊びに行くのですが。何はともあれ、最近あまりブルックリンに足を延ばしていないので、遊びに行きたいです。
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さて、今回はヘルズキッチンにある小さなブラジル料理店『Rice N Beans』です。
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このお店はボランティア仲間に紹介されて知りました。それまでも何回も前を通り過ぎていたわけですが、あまりに小さい店舗でしたし、主に週末のブランチしか外食しない私達にはちょっと向かないお店なのではと勝手に思い込んでいました。
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ところが最近マンハッタン各所で昔から経営しているお店が潰れてチェーン店やら有名店の支店やらに変わってしまう事を嘆き合っていた時。「ヘルズキッチンも次々とお店が潰れて、新しくできるのはちょっと高めのタイ料理屋さんかバーばっかり」と嘆いていたら、「あのブラジル料理屋さんも無くなっちゃったかしら」と言われ。
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なんでも彼女がブラジル系のマスメディア局で働いていた際(20年くらい前だと推察されます)、同僚のブラジル人に連れられて訪れてから気に入って度々訪れていた事。うなぎの寝床(hole in the wall)だけれど、料理はリーズナブルで美味しかった事。ブラジル人達も本場の味だと太鼓判を押していた事。家族で経営している様だった事。なんかを語り、大体の場所を教えてくださいました(彼女は齢85歳にして素晴らしい記憶の持ち主です)。
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そして探し当てて訪れたのがこの『Rice N Beans』。確かにファンシーな場所ではありませんし、居心地もとても良いとはいきませんが、お料理はとても美味しかった!店員さんも折り目正しく、静かで迅速な対応をしてくれます。フレンドリーじゃなくても、とても気持ち良い対応でした。
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ドリンクメニューには、アザイーを使ったカクテルやブラジルでは欠かせないブラジル版コーラ『Guaraná』等面白い物が並んでおり。料理はポルトガルの影響があるのかな?というような物が並んでいました。私はミートボールがのったポレンタを、夫はチキン・ストロガノフ(これは何処の影響でしょう?ロシア?)を頼みましたが、どちらも手作り感漂う懐かしい味でとても美味しかったです。ただ、味がしっかり目なので、お酒をお供にした方がより美味しく感じそうでした。
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現金で支払いをした上に、訪れてから2か月が経っているので残念ながらいくら支払ったか忘れてしまいました。が、リーズナブルな値段だったと記憶しています。少し前に夫と再訪する話が出たくらい美味しかったこちらのレストラン。ブラジルの味がニューヨークに居ながら味わえます。

Rice N Beans

744 9th Ave

New York, NY 10019
TEL: (212) 265-4444
何故かお店のHPが無くなっています…大丈夫でしょうか。デリバリーのメニューページはありましたので、貼っておきます。

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