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2015年9月16日 (水)

ロードアイランド州の豪邸街

朝から快晴の火曜日のニューヨーク。4時間の電車移動を経て昨晩帰宅したのですが、盛り沢山な旅行だったので全然疲れが抜けません。夫は嘆きつつ何とか出社していきました。今日は晴れて最高気温が28℃まで上昇する予報。涼しいボストンから帰ると堪えます。

ローマ教皇フランシスコ氏が来週の木曜日の夕方から土曜日の朝までニューヨークを訪れるため、ニュースは教皇の予定でもちきりです。キリスト教徒にとっては一大イベントらしく、どうやったら教皇にお会いすることができるか等といった情報もネットを賑わわせています。来週の後半は道路が大混乱に陥るかもしれませんので、交通情報をまめにチェックした方が良さそうです。
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さて、今回は友達に車で連れて行ってもらったロードアイランド州(State of Rhode Island and Providence Plantations)ニューポート(Newport)にある豪邸街のご紹介です。
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ニューポートは避暑地として有名な地域で、多くの人が車で訪れる海岸に位置する大き目の島といった感じの土地柄。飛行機やバスを使うか、アムトラックで最寄りの駅まで移動してそこからレンタカーするかして訪れることも可能です。

現在はボストンに住んでいる友達カップルが、今回ボストンを訪れることを決めた際に、車を持たない我々が行き難い場所に連れて行こうと計画してくれたドライブでした。ボストンの中心部から車で1時間半程の距離です。が、時間帯によっては大渋滞するそうなので、車に乗る前にはトイレを済ませることをお忘れなく。
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ニューポートには、金ぴか時代(Gilded Age)と呼ばれる1870年~1900年の期間に建てられたバケーションホームが海岸沿いに並んでいます。これらの度肝を抜かれるような豪邸に人々が実際に滞在したのは4週間~6週間。その為「コテージ」と呼ばれていたのだそうな。驚きを通り越して気持ち悪く感じてしまいました。
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なんで豪邸が立ち並んでいるのかといえば、金ぴか時代のニューヨークの社交界は同じ面子で1年中アメリカ中を移動してはパーティーを繰り広げていたから。ニューヨーク社交界を仕切っていたキャロライン・アスター(Caroline Schermerhorn Astor)氏が認めた人だけが仲間として迎えられたのですが、彼女のお眼鏡に叶うにはお金を持っているだけでは足りず、豪邸を建てたり、着飾ったり、気の利いたパーティーをして人々を楽しませたりしなければならなかったそうです。
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そのため彼女がアメリカ中に7~8ヶ所ある別荘(という名の豪邸)を転々と移動する際には、社交界に名を連ねていたい面々が彼女の別荘近くに別の別荘を連ねて建てて、一緒に移動してはパーティーを繰り返すという事が行われたそうです。そしてパーティーで着るドレスを調達するために、ヨーロッパに渡欧していたのだとか。何たる無駄でしょう。
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現在は殆どの豪邸が歴史協会によって管理・一般公開されています。豪邸の見学料は場所によって違います。が、沢山見れば見るほど割安になっていきます。また、1軒しか見学しなくともチケットを保管しておけば、1年以内に再訪した際に他の豪邸の見学料が割引されます。
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友達カップルは既に3軒の豪邸を見学していたため、今回選んでくれた豪邸は豪邸街の中では小さ目サイズの『ローズクリフ』(Rosecliff)。この豪邸は現在でも結婚式やパーティー会場として貸し出しており、私達が訪れた際にも結婚式の準備が進められていました。因みに土曜日の結婚式だと、場所+スタッフ+イベント準備と片付けだけでUS$25,000だそうです。ドリンクと食べ物を入れたらいくらになるんでしょうね…。
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この建物の目玉は海とお庭に向かって全面が開かれるようになっているボールルーム(パーティールーム)。海に続くテラスの先には噴水があり、この噴水で『華麗なるギャッツビー』の中でロバート・レッドフォードとミア・ファローがダンスするシーンが撮影されたそうです。その他にも数多の映画に家の何処かが登場しています。
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ローズクリフは、銀を掘り当てて急にお金持ちになったアイルランド移民2世である姉妹に贈られた家。彼女達はニューヨーク社交界に何とか食い込みたいとこの豪邸を建てて贅沢なパーティーを繰り返したのだとか。夜にパーティーをすると海が見えなくて寂しいので、海に沢山の灯りを点したボートを浮かべたり、家じゅうを大好きな白い花で埋め尽くしたり、犬用に背の低い家具を用意させた贅沢な犬のパーティーを開いたり。

友達曰く他の豪邸に比べると金ぴか時代の成金趣味や行き過ぎた感が少ない家との事。他の豪邸には金箔を貼り付けた壁紙やらの今では考えられない装飾がふんだんに施されているそうです。
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多くの豪邸が海に面して建っているため、海岸沿いを海と豪邸を眺めながら散歩できる散歩道が整備されています。その道を歩くのは無料なので、見学しない豪邸も外観を楽しむ事ができます。
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個人的には豪邸群にはいささかげんなりさせられましたが、金ぴか時代を肌で感じる事が出来たのは良い体験でしたし、散歩道は海風が気持ちよく満喫しました。豪邸を見物しながらガイドさんの説明を聞いて、今の時代に生まれて良かったとしみじみ思うのもおつなものです。
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豪邸群を管理する協会のHPはこちら

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