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2015年10月

2015年10月30日 (金)

ブライアントパークにブレッズ・ベーカリー

快晴の金曜日のニューヨーク。本日の最高気温は15℃で少し風があるとの事。秋晴れの気持ち良い1日になりそうです。4年前の本日には本格的な雪が降っていた模様。フェイスブックが時々勝手に何年か前の写真を見せてくれるのが、結構楽しいと思う今日この頃です。

ニュージャージー州にある高校で、ヒジャブを被っている女生徒の写真を勝手に撮影し『ISIS』というキャプションをつけてソーシャルメディアにばらまくという行為がネット上のいじめに当たらないと学区(の教育委員会でしょうか?)が判断した事が大きな問題となっています。写真をばらまかれた女生徒は撮影されたことも知らず、犯人が誰かも分からないよう。

それにしても他人の写真を撮って勝手に誹謗中傷のキャプションを付けてネット上にばらまいて良い訳が無いのに、何故調査を拒否したのでしょうか。女生徒がソーシャルメディア上に学区から届いた手紙を公開した上で猛烈に抗議しているから判断が覆されるに至ったものの、気の弱い子だったら泣き寝入りをしかねません。

ニューヨーク内にある学校の学区変更に際して多くの親御さんが反対運動を繰り広げてらっしゃいますが、そもそも貧富の差がそのまま学校の平均成績に反映されている現状の方を何とかする方向に議論が向かうべきだとニュースを読んでいると憂鬱な気分になります。勿論、学区が変更される事によって近隣の(貧しい家庭の子供が多く通い)平均成績が低い学校に転校させられることになるお子さんを持つ親御さんは心配でしょうし、反対する気持ちもよく分かるのです。

が、市が教育に掛ける予算を削ったり、教育そのものが上手くいっていないという批判もよく聴かれるこの頃。貧富の差が受けられる教育の質に差を生むのも根本的におかしな話です。再選に向けて昨日キャンペーンを開始したそうですが、デブラシオ市長にはしっかりして欲しいです。
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さて、今回は新しくブライアントパークのキオスクに入った『 Breads Bakery』です。
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『Breads Bakery』はユニオンスクエア近くに店舗を構えるカフェ・ベーカリーです。店舗ではサンドイッチ等の軽食も楽しめるようになっていますが、なんといってもバブカが美味しいことで有名です。

バブカ(Babka)は東欧に住むユダヤ人発祥のイーストを使った甘いケーキ(菓子パン)。ブリオッシュのような食感で、間にたっぷりのチョコレートやシナモンを練り込んで食パン型に入れて焼かれるものだそう。ユダヤ系住民が多いニューヨークではお馴染みのお菓子なのですが、そのバブカが特に美味しいと話題になったベーカリーなのです。
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私もこのバブカが大好きなのですが、わざわざ買いに行くのは億劫ですし、頻繁に食べたら激太りしてしまう事間違いなしなので、2回しか食べたことがありませんでした。が、先日ミッドタウンのニュースを伝えるニュースレターで『ブレッズ・ベーカリー』がブライアントパークにキオスクを出したことを知り、通りがかりに久しぶりにバブカを購入してきました。

『ブレッズ・ベーカリー』が入っているのは、以前は『'wichcraft』が入っていた42丁目とアヴェニュー・オブ・アメリカが交わる交差点(ブライアントパークの北西の角)にあるキオスク。サンドイッチやサラダなんかも売っていますので、ランチをここで購入してブライアントパークでのんびり食べることも可能です。尚、トイレはブライアントパーク内にもありますが、隣の市立図書館のトイレを借りることをお勧めします。
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ユダヤ系のスイーツや食事はニューヨークの顔。是非ニューヨークを訪れた際にはご賞味ください。

2015年10月29日 (木)

フランス風手作りワッフル

週間予報と違い青空が広がる木曜日のニューヨーク。今日は時々雲が出るようですが、概ね良い天気になりそう。現在既に22℃とハロウィーンには雪が降ることも珍しくないニューヨークとしては怖くなるような暖かさです。とは言え、明日はぐっと冷え込むようですので寒暖の差で風邪などひかれないようご注意ください。

先週の土曜日の午後5時半頃、ブロンクスで8歳の女の子に対する性的暴行未遂事件が起きました。女の子は自分のアパートに入ろうとしたところを後ろから襲われたとの事。大事には至らなかったようですが、そんな小さな女の子をターゲットにするなんて卑劣極まりない犯行です。まぁ、レイプ全般に言える訳ですが。ニュースを読んでいると自分のアパートで襲われる事件が結構ある事に気付きます。知らない人が後ろをついてきていないか、ドア付近とエレベーターに乗る際には気を付けたいです。

また、昨晩午後8時頃ハーレムで発砲事件が発生。1人が死亡、1人が重傷を負ったとの事。何度も言うようですが、銃規制はどうやったら進むのでしょうか?銃が人を殺すわけではないとか、詭弁でしかないと思います。
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さて、今回は10月4日に話題にしたウエストヴィレッジに新しくできたフランス風菓子屋『Aux Merveilleux de Fred』のワッフルについてです。
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前回のブログではブリオッシュを食べた感想を書きましたが、ボランティア前後の移動でよく店の前を通り掛るので、先日バターと甘い香りに誘われて再度入店。丁度店先を通り掛った際に手で1枚1枚ワッフルを焼いていたので、興味を惹かれ購入しました。

ワッフルと言うとベルギー風の物を思い浮かべますが、このお店のワッフルはどちらかというとストロープワッフルに近い風情。格子模様が付いた薄い生地が延ばされて楕円形になっており、間にバターと砂糖らしき物が挟んであります。
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ただ市販されているキャラメル等が挟まれたストロープワッフルに比べると、ワッフルがふにゃふにゃと頼りなく柔らかくて、間に挟まっているクリームの甘さが若干控えめ。とは言え、甘いのでドリンクと一緒でないと食べられません。

このワッフルを食べた時頭に浮かんだ感想が「あ、懐かしい」。子供の頃おやつに食べていた食パンにバターを塗って砂糖をかけた物を思い出しました。そんなとても素朴な味。フランスでは駄菓子っぽい、気軽なおやつなのではないか?と想像しました。甘さもきつ過ぎなくて日本人でも大丈夫な範囲内に止まっていますし、素朴なお菓子が大好きな私は大満足でした。
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何時訪れても人で賑わっている店内。ワッフルを購入するために列に並んでいたら、前の男性が「すごく良い香りだね~。思わず入っちゃったよ、こんなの食べるべきじゃないのに。」と出っ張ったお腹をポンポンと叩きながら話しかけてきました。「良い香り過ぎるんですよねー。まぁ、たまにはいいじゃないですか!」と応えたら、「たまに、ならね」と眉を下げる表情。私も思わず、「そうなんですよねー。香りが良いだけじゃなくて、本当に美味しいから困っちゃうんですよね。」と情けない顔に。…ボランティアを頑張った時しか買ってないから!と思わず自分に言訳しました。

観察していると、焼きたてのワッフルを1枚だけ紙に包んで貰って立ち食いしながら立ち去る人が非常に多いことに気付きます。確かに食後のデザートとか小腹が空いた時のおやつ、というのにちょうどいい分量です。
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2015年10月28日 (水)

34丁目のフード屋台村

今にも降り出しそうな水曜日のニューヨーク。今日は1日雨の予報で、11時以降は風が強くなるそうです。また日付が変わる頃雷雨になる可能性があるようですので、あまり夜遊びはしない方が賢明そう。ただ雨が降るせいか最高気温は高めの18℃。この暖かさは明日まで続くようです。金曜日には天気が回復する代わりに最低気温が5℃とぐっと冷え込みそう。毎日何を着たらよいのか迷いますね。

今週末はハロウィーン。楽しい行事ですが毎年事件が起こるのも事実ですので、トリック・オア・トリートに関する注意喚起を総領事館がしています。その他、種々のお知らせが送られてきましたので以下添付します。安全で楽しいハロウィーンをお過ごしください。
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平成27年10月27日

在留邦人の皆様及び旅行中の皆様
                                在ニューヨーク日本国総領事館

※本メールは,安全対策情報を含む総領事館からのお知らせとして『パークアベニュー299』の名称で皆様に情報を発信しています。

               パークアベニュー299 第22号

~領事部より~
●ハロウィーンにおける安全アドバイス
本年もハロウィーンが近づき,特にお子様たちは楽しみにしていることと思います。楽しいハロウィーンにするためにいろいろと注意が必要です。当館ホームページにニューヨーク市警が発出している安全アドバイスを日本語にして掲載していますのでご参照ください。自治体によっては,「トリック・オア・トリート」の時間を指定している場合もあるようですので,在留地や滞在先の自治体ホームページ等をご確認の上,事故に巻き込まれることのないよう十分ご注意の上,楽しいハロウィーンをお過ごしください。
※当館ホームページ(ハロウィーンにおける安全アドバイス)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/oshirase/2015/October-22.html

●ソーシャルセキュリティナンバーの申請について
妻のソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を申請した邦人の方から「申請書,パスポート,I-94の他,婚姻関係を証明する書類を求められ,戸籍謄本と自身で作成した和訳文を提出したが和訳文は不要として返却された。しかし,その後6週間以上経つが何の音沙汰もない。いつになったらSSNが発行されるのだろう」とのご相談が寄せられました。
当館からソーシャルセキュリティアドミニストレーション(SSA)事務所に照会してみたところ「SSAでは外国語文書は全て指定機関で翻訳する原則となっておりその作業には平均12週間かかる。従って,外国人のSSN発行審査は事務所の平均事務処理期間(約4週間)を大幅に超過する傾向がある」との回答でした。しかし,日本人の氏名は同じ漢字でも幾通りもの読み方がありますので,戸籍謄本を正確に訳すことは実は簡単なことではないと思われます。
さて,当館では戸籍に基づいた婚姻証明,出生証明,戸籍謄本の翻訳証明等の各種証明を発行しています。SSN取得を目的とした申請も多くみられます。当館発行の婚姻証明をSSAへ提出して上述のような長時間を要したとの話は聞いていません。ただし,婚姻証明では不十分とされて戸籍謄本を求められるケースもあり,実際は各SSA事務所の判断によるところが大きいようです。
当館としては本件実態の把握に努めたいと思っていますので,SSAに当館発行の証明を提出したが手続きに異常に手間取った等SSN取得にまつわるご経験がある方は当館までご一報頂ければ幸いです。

●Who Are You?
車を運転していて,交差点の赤信号で止まったとき,突然後部ドアのガラスを叩かれ,振り返ると女性がドアを開けるようにと言っている。反射的に窓をちょっと開けたら手を差し込み,ドアのロックを外そうとした。幸い,信号が青に変わり発進したがその女性は次の交差点までも追いかけてきて,今度は別の車に同じようなことをした。そして,その車の前に倒れ込んでしまった。
ここに書かれていることは在留邦人の方の体験談として当館に寄せられたものです。
この女性が何らかの問題を抱えていたのかもしれません。何からか逃げようとしていたのかもしれません。あるいはカージャックであったり,何らかの犯罪目的だったのかもしれません。
さて,このように何かに驚いてとっさの判断が分からなったり,思わず反射的に動いたためにスキができ,物を盗られたりすることもあります。スリなどの犯行は注意が散漫になったり,別のところに向けられた時に行われます。
私たちは自分の身は自分で守りましょうと皆様に訴えています。
大きな音がしたり,あるいは周囲で小銭が撒かれたり,誰かがぶつかってきそうになったりと,反射的にスキを作ってしまうことがあります。
スキを作らないようにするには驚かず,反射的に反応しないことが肝心です。常に,何かあっても動じず,少なくとも多少の間をとってから行動に移すということがスキを作らないようにするコツです。

●ニューヨーク安全対策情報(7月~9月期)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j/2015/3.html

●海外安全情報(広域情報)「バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C298

●在留届(帰国・変更届)を必ずご提出ください
海外に3ヶ月以上滞在する方は在留届の提出は法律上の義務とされています。在留届が提出されていれば,海外在留邦人が事件や事故,災害に遭ったのではないかと思われるとき,在外公館から安否確認,緊急連絡,留守宅への連絡等が迅速に行えます。また,海外にいる在留邦人のための長期的な教育・医療等の施策を政府が検討する際の重要な資料にもなっています。
当館管轄地域(ニューヨーク州,ニュージャージー州,ペンシルバニア州,コネチカット州フェアフィールド郡,ウェストバージニア州,デラウェア州,プエルトリコ,バージン諸島)にお住まいでまだ提出されていない方,新たに転入された方は忘れずに在留届の提出をお願いします。在留届は外務省のHPのORRネットを通じて届けることもできます。
また,帰国された方や当館管轄地域から管轄外へ転出された方は帰国・転出届を提出いただくようお願いします。管轄内でも住所や家族の情報が変更になった際には変更届を提出いただきますようお願いします。
昨年7月より,滞在期間が3ヶ月に満たない海外渡航者(旅行者や出張者など)を対象とした海外旅行登録「たびレジ」システムによる情報提供サービスを開始しました。このシステムは,海外渡航者が旅行日程・連絡先等の渡航情報を登録することにより,渡航先国・地域の最新渡航情報や,緊急事態発生時等のメール情報,安否確認等の連絡を受けることができるものです。在留邦人の方で当館管轄地域外へ出張・旅行に出かけられる際には是非ご利用ください。
※当館ホームページ(在留届の提出方法)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
※当館ホームページ(変更届,帰国・転出届の提出方法)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/03.html
※外務省在留届電子届出システム(ORRnet)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/
※外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
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さて、今回は2015年10月5日~11月13日(金)まで開催されている食べ物の屋台村『Broadway Bites fall 2015』です。
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近年屋台がブームだったお蔭かひっきりなしにフードマーケットが開催されているニューヨーク。その多くをしかけているのがUrbanSpaceという会社。1972年にロンドンで発足してから40年以上地域活性化を促すマーケットの運営などを手掛けてきた会社とのこと。
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グランドセントラル駅の近くなど、アーバンスペースが常設で運営するマーケットも多くありますが、季節ごとに野外で開催されるホリデーマーケットやフードマーケットの印象が個人的には強いです。これから寒くなるとホリデーマーケットが多く出現しますが、外での飲食はちと厳しくなりますので、今の季節がぎりぎりアウトドアでの食事を楽しめるリミットだと思います。
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そんな中、メイシーズの直ぐ近くにあるグリーリー・スクエア (Greeley Square) に食べ物の屋台が集結して賑わいを見せています。なんでも今年は秋の冷たいパリッとした空気の中で、少しやせ我慢しながらアウトドアの食事を楽しむのが流行っているとか?パティオやテラス席を例年より長く営業するレストランが多いという記事を読みました。
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その影響なのか、はたまたこの秋は寒い日と暖かい日が交互に訪れる気候の為か、いつ通ってもこのマーケットは大盛況。テーブルは超満席で、それなりにテーブルが用意されていますが席の確保は熾烈そうです。
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ニューヨークらしく和食やメキシカン、韓国風の食事やデザート等が勢ぞろい。あまり目新しいお店は無いように感じましたが、観光のついでにニューヨークの味をサンプリングするにはうってつけのロケーションです。トイレは近くのメイシーズに行って借りるしかないかな?と思います。
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今まさに木々が紅葉して美しい季節。マーケット内の木々も黄色に色付いて綺麗ですので、風情を味わえます。ちょっと値段高めのお店が多い印象ですが、旅の思い出にいかがでしょうか。

2015年10月26日 (月)

本『Humans of New York: Stories』

青空に飛行機雲が縦横無尽に走る月曜日のニューヨーク。少し雲がかかる時間もあるものの、概ね良い天気になる予報です。最高気温は15℃。夜には10℃迄下がる予報ですので、温かくしてお出かけ下さい。

ホールフーズがメイン州、ニューハンプシャー州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州、ニューヨーク州およびニュージャージー州で販売した『Curry Chicken Salad』と『Classic Deli Pasta Salad』がリステリア菌に汚染されている可能性があるとしてリコールしました。量り売りは勿論の事、パッケージされて販売された物も対象。販売された期間が2015年10月18日~10月22日の物がリコール対象との事です。

当該製品はラップサンドイッチやサンドイッチにも使われたそうですので、それらの製品を食した後体調を崩された方は念のため医療機関に相談した方が良さそう。またパッケージされた製品をお持ちの方は直ぐに捨てる必要があります。

相談、質問がある場合には617-492-5500にて受け付けているとの事。また該当商品を購入した場合には、レシートを持ってホールフーズの店舗に行けば全額返金されます。なんだか最近ホールフーズに良いニュースが無いですね…。表示を偽造していたり、割増請求をしていたり、汚染された食品を販売していたり。しっかりして欲しい物です。
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さて、今回は大好きなブログの書籍化第2弾である『Humans of New York: Stories』の感想です。
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毎日のようにチェックしているニューヨークの街中で気になる人の写真を撮り、簡単なインタビューをしては短い言葉を添えて紹介しているブログ『Humans of New York』。職を失った男性が「兎に角10,000人の道行く人に声を掛けて写真を紹介しよう」という思いつきで始めたブログです。

それが5年の内に多くのフォロワーを持ち、国連から委託を受けて他国を回って人々を紹介するプロジェクトを請け負ったり、ホリデーを1人で過ごす人をもてなす家庭を探したり、貧しい地域にある学校を支援したり、オバマ大統領に招待されてオバマ大統領をインタビューしたりするまでに成長。
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2013年には1冊目の本『Humans of New York』が発売されニューヨークタイムズ紙のNo1ベストセラーに。その年のクリスマスギフトに友達がこぞってこの本を贈っていたのを覚えています。そして今回ご紹介する2冊目の本は2015年10月13日に発売されました。今年のクリスマスギフトにもこの本を贈る人が多いのではないでしょうか?

1冊目の本は複数の友人から勧められたものの所有していないのではっきりは言えませんが、多分写真が中心だと思われ。今回はブログ自体にも言えるのですが、多くの人が被写体の発言の方により興味があるために、物語を重視した作りになっています。とは言え、写真にキャプションとして添えられている程度なので、写真が多くのスペースを占めていることに変わりはありません。
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読むのが非常に遅い私でさえ、2日間で苦も無く読み終えることができました。前述している通りブログで紹介された内容ばかりですので、探そうと思えば全ての内容を無料でブログ上で読むことができる訳ですが。5年間ほぼ毎日投稿されている記事数は膨大で、該当する記事を探すのも一苦労ですし。真面目に全ての記事に目を通していたら長い時間がかかります。

その点本であれば好きな時に手に取って眺めることができますし。本の虫としてはやはり紙の匂いをかぎながら、手に重みを感じながら、活字を読めるのは喜びですし。こんな素晴らしいコンテンツを提供してくれているブランドンさんとその活動に微力ながら貢献できるというのも嬉しいです。
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ブログで目にして凄く印象深く、好きだった記事も4件収録されていましたし。改めて多くの人の苦難や苦労、努力や夢に触れて、当たり前の毎日だと思っている平々凡々とした日々が貴重であること、先進国に生まれて大きな決断をしなくとも生きてゆく分には問題ないことの幸運さ、自分は一生報われることはないと感じながら子供に全ての夢を託さなくても良いことの有難さ、生まれつき同性愛者であることで自国で法律で裁かれることの理不尽さ、等々をしみじみと感じ。改めて自分自身の境遇に感謝すると共に、もっと頑張らなくちゃという気持ちにさせてもらいました。

傷つき苦しむ人にはそっと寄り添い、元気な人には活力と勇気を与える本だと感じました。読み終わった本は直ぐに寄付してしまう私ですが、この本は大事に日本に連れて帰りたいと思います。

街角のハロウィーン風景

朝から雨の日曜日のニューヨーク。でも午後には雨が止み、夕方からは晴れ間も覗くようです。折角の紅葉狩りの時期に天気が悪くて残念ですが、綺麗な紅葉を楽しむ為には恵みも雨も必要ですから仕方ないですね。

2週間程前、ブルックリンを家族連れで歩いていた男性が若者に「アラビア語を話しているから」という理由で刺される事件が起きました。午後2時という昼日中、道で堂々と行われた犯行だそうです。ヘイトクライムが後を絶たないのも、経済が上向かないせいなのでしょうか…。

アメリカ横断の旅を続けていた友達カップルもとうとう昨日が最終日だったようで、ジョシュアツリー国立公園を冒険する写真をアップしていました。ジョシュアツリーは若かりし頃U2のアルバムのタイトルになって写真を見てから憧れている国立公園。高校時代の友人がロッククライミングのキャンプに出掛けて雄大な自然を楽しんだ話をしてくれたので、余計に憧れています。一度は訪れてみたいものです。
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さて、今回はここ最近で撮り溜めたニューヨークの街かど風景、殊にハロウィーンの準備の様子をご紹介します。
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先ずは2015年11月13日まで開かれている食べ物の屋台村である『Broadway Bites fall 2015』の軒先で見つけたゴースト。

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ハロウィーンとは無関係ですが、最近とっても明るくて綺麗な月が楽しめます。夕方でもこの明るさ。

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2015年10月24日(土)は、毎年恒例ハイラインのハロウィーンイベント『HAUNTED HIGH LINE HALLOWEEN』でした。今年はお子さんがいる方しか入れないハロウィーンのエリアが設置されていたので様子が分かりませんでしたが、いつもより混雑しなかったのではないかと思われ。毎年少しずつ進化を遂げているのだと感心しました。

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写真を撮れないのが残念でしたが、ハイラインにはフェイスペイントした子や家族揃って仮装をした気合の入ったファミリーとかが沢山居て楽しい雰囲気でした。

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私がマンハッタンで一番好きといっても過言ではないお気に入りの通りWest 4th通り。家じゅう目玉のデコレーションがあったり。

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巨大な吸魂鬼(ハリーポッターに出てくる邪悪な生き物で、人の魂や生気を吸い取る。ディメンター)やひょこひょこ動くゾンビがいたり。

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玄関前の階段には様々なジャック・オ・ランタン(Jack-o'-Lantern)やパンプキン。

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テラスの手すりにも。危なくないのでしょうか…?

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ジャック・オ・ランタンがぶらんこしてたり。

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巨大なジャック・オ・ランタンがいたり。

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こちらはニューヨーク大学近くにあるコミュニティーガーデンのかかし。ハロウィーン風になっています。

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2015年10月24日 (土)

映画『シェフと素顔と、おいしい時間』

朝は晴れている土曜日のニューヨーク。ですが時間が経つにつれて雲が出てくる予報です。とは言え雨は降らないそうなので、最高気温が13℃というひんやりした1日に向けて寒さ対策だけすれば良さそうです。

火曜日に巡回中の警察官が何者かに撃たれて死亡する事件が起き、今週はその話題が多くニュースで取り上げられていました。昨日立ち入り禁止のテープも解かれ事件現場は通常の状態に戻ったそうですが、元々治安が悪い地域だっただけに住人は不安を隠しきれないとの事。事件が起きたのは1番街と102丁目にあるアパートですが、イーストハーレム(スパニッシュ・ハーレム)は確かに治安が悪いという印象があります。何度も書くようですが、銃規制が何故進まないのかが理解できません。

アリゾナまで到達したアメリカ横断中の友達カップルが、たまたまセドナを訪れたブルックリンに住む友達と昨日合流して記念写真を撮影。その写真をフェイスブックにアップしてました。前日にセドナに到着した際にアップされた写真を見て、翌日当地を訪れる予定の友達がコンタクトを取り合流が実現した訳です。

先日たまたまSoHoで映像作家でVine動画を制作する会社を興している知人とばったりと会い立ち話をした際に、3か月毎移り住んでいる友達カップルが近々西海岸に移る予定であることを話したばかり。その際に彼も会いたいと言っていたので、アリゾナ州セドナで再開を果たしている写真を見て嬉しく思いました。フェイスブックって便利なんだな、とそこかしこで友人・知人と会う約束をしている彼女達を見ると感じます。
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さて、今回はDVDで鑑賞したフランス映画『シェフと素顔と、おいしい時間』(英題:Jet Lag 仏題: Décalage Horaire)の感想です。
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無事体調も落ち着いてきて秋から学校に戻った事ですし、またなるべく映画を観るように努力する生活に戻りました。前よりゆっくり進むコースにしたり、また最近ずっと風邪をひいたりで前ほど真面目に勉強できていませんが…。まぁ、焦らず続けることが大事だよねということで、DVDを借りてきて夫と週末のんびりと鑑賞しました。

この映画は短いラブコメなので借りただけで、何の前情報も知らず。ストーリーだけ読んで簡単な会話が多いのかな?という期待の下に観ただけなので、主演がジュリエット・ビノシュ氏とジャン・レノ氏であることも全然知りませんでした。
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そのため物語の中盤、厚い化粧を落とした主人公の女性が部屋に入ってくるシーンで初めてビノシュさんだと気付いて驚きました。その位印象が全然違います。そしてジャン・レノさんに関しては、このブログを書くためにウィキペディアを読むまで気付いていませんでした。長い髪で無精髭を生やし、情けなさ全開で演じている姿は今までの印象を大きく裏切るものでした。でもそれは違う見方をすれば、2人とも非常に役になり切っていたともいえる訳で。何処からどう見ても、人生に打ちのめされた、アンハッピーな、でも気は優しい人でした。

物語は全編たったの2日間。パリのシャルル・ド・ゴール空港でストライキにより足止めを食らった多くの人に混じって2人がたまたま居て。ビノシュ演じるローズが電話中に携帯電話をトイレに流して困っている所に、たまたまアメリカ在住の元シェフであり現在は冷凍食品会社を経営するレノ演じるフェリックスが携帯片手に通り掛り。ローカルコールなので電話を使わせてと頼むところから物語はスタート。
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結局全てのフライトがキャンセルされ、人々は空港に足止めされることに。ファーストクラスの乗客であるフェリックスは空港内のヒルトンホテルに案内されますが、ローズは空港内のベンチに横になって寝る体制。それを看過できず、フェリックスは自分の部屋にローズを誘います。

そこから手探りでお互いの事を知り、頻繁にかかってくる電話での会話や、ローズが元彼と空港で口論していたのをフェリックスがたまたま止める形になったことから、2人はお互いの事情を何となく理解していき。ローズが長年同居していた男性から逃げてアカプリコに移住する予定である事、そしてフェリックスが別れを切り出された恋人に追いすがっている事をお互いに攻撃し合い。
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結局もの別れになってローズが部屋を出て行こうとタクシーに乗り込んだところで、フェリックスが追いすがってきて、2人でホテルの厨房でフェリックスが作った料理に舌鼓を打ちながら腹を割って話をします。そして紆余曲折を経て、服を着たまま寄り添って眠りに落ちるような仲となります。でも翌日、2人は何もなかったかのごとく別れ。ローズはアカプリコに辿り着き…。というお話。

たった2日のお話ですし、登場人物もほぼほぼ主人公の2人だけ。舞台もほぼ空港と隣接するホテルだけ。あまりハリウッド映画では見られない設定な気がしますが、日本人にはしっくりくるものが。なんてことない内容ですが、会話が面白く、役者が好演しているので最後まで楽しく鑑賞できました。とても短いですし。
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個人的には2人が自暴自棄になっていた時期であるとしても、自分の人生設計を変更する位惹かれ合うようになる過程が今一つ腑に落ちず。まぁ、私は夫についてニューヨークに来ることにも抵抗を感じた位、自分の予定を人の為に変えるのが嫌いな性質なので余計にそう思うのかもしれませんが。軽いラブコメとして楽しんで見れたものの、現実味は全く感じなかったというのが本音です。

疲れた週末に夫と家でのんびりDVDで観る分には2人で「面白かったね」と言い合えましたが、わざわざ劇場に足を運んで1,800円とか払っていたらちょっと脱力したかもしれません。またフランス語が早口で難しく、全然聞き取れませんでした。まぁ、それは私が勉強をサボってばかりで耳が慣れていないだけかもしれません。
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酸いも甘いも知った大人になってから見た方が楽しめる映画だと思います。

2015年10月23日 (金)

ブライアントパークのハロウィーンデコレーション

朝から快晴の金曜日のニューヨーク。今日はこのまま快晴が続き、気温もこのままあまり上がらず。最高気温も15℃と昨日までに比べると大分涼しくなりそうです。秋らしく気持ちの良い1日になりそうですね。

友達カップルはセドナに到達したよう。私はセドナに行きたいと思い続けているのですが、あそこら辺って車がないととっても不便そうなんですよね…。丁度2重にかかっている虹が見えたようで、美しい写真をフェイスブックにアップしてくれました。彼女達のお蔭で本当に楽しい疑似アメリカ縦断&横断体験をさせてもらっています。

WEBマガジンの『Gothamist』がニューヨーク発の洋服ブランドの特集をしていました。地元の若くてやる気のあるデザイナーさんを応援したい方や、ニューヨークの思い出に洋服や小物を買い求めようと思っている方は参考になるかもしれません。
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さて、今回は着々とウィンターヴィレッジの準備が進むブライアントパーク(Bryant Park)のハロウィーンのデコレーションのご紹介です。
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毎年同じようなハロウィーンのデコレーションがされるブライアントパーク。クリスマス時期のデコレーションでも思いますが、毎年変わらないお馴染みの物があるのも、なんか良いんですよね。
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現在はウィンターヴィレッジの工事が急ピッチで進んでいるのでいつもほどのどかではありませんが、それでも子供達がメリーゴーランドに乗ったり、テーブルで絵本を読んで貰ったりして楽しんでいました。
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そんな風景をご紹介です。
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ブライアントパークのメリーゴーランドには毎年恒例のハロウィーンデコレーション。

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ヘッドレスホースマン(スリーピーホローで有名)が居たり…

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ゾンビや魔女が居たり…

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蜘蛛の巣がはっていたり…

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お化けがいたり。

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ごみ箱にも蜘蛛が。

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今は鬼のお面等が置かれているのでハロウィーンのデコレーションという事になっていますが、それらをどかせばそのまま感謝祭のデコレーションになりそうです。

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ポーチやレストランの前にも巨大なかぼちゃと麦藁のデコレーション。ずんずんホリデーシーズンが前倒しされていますが、感謝祭迄は秋だ!とかぼちゃを見ながら自分に言い聞かせています。

2015年10月22日 (木)

SoHoのストリートアート

厚い雲が3本の天の川のように空を横切る木曜日のニューヨーク。今日も最高気温が23℃まで上がるそうなので、汗をかいた後に冷やして風邪をひかないようにお気を付け下さい。午後から曇るようですが、雨は降らなそうです。

アメリカ大陸横断をしている友達カップルはとうとう昨日フォーコーナーズ(アリゾナ、ユタ、コロラドおよびニューメキシコ州が一堂に会する場所)に到達。その後コロラド州の国立公園を散策しており、雄大な赤土の岩山の写真をフェイスブックにアップしています。それを見ていると車があったらアメリカの自然をもっと楽しめるのになーと残念な気がしますが、まぁ彼女達の様に頻繁にバケーションを取るのは難しいですよね…会社の制度もそうですが精神的に。骨の髄まで日本人です。

昨日格安航空会社であるジェットブルーから動画が送られてきました。その動画のタイトルは『貴方は人間ですか?それとも人間のようなもの(Human Kinda)ですか?』というもの。その中で何故人々はそんなに毎日忙しく、用事に追われまくっているのか?本当に忙しい日々から逃れられないのか?という事を検証しています。

動画には極端に忙しい人々が登場するのですが、何処か他人事ではない訳で。有難いことに私はニューヨークに来て専業主婦になってのんびりとした日々を送る機会を得て、6年間もバケーションしている訳ですが。とはいえ、考え方は友達に比べると仕事中心のまま。今年はかなり夫に休みを取得してもらっていますが、それでもまだ罪悪感を感じます。長年培ってきた考え方を考えるのは一朝一夕とはいきません。皆さんも考えてみるきっかけとしてその動画をご覧になっては如何でしょうか?
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さて、今回は久し振りに散策したSoHo周辺で見掛けたストリートアートやパブリックアートのご紹介です。
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先ずは定期的に変わるバワリー・ミューラル(The Bowery Mural)。ストリート・アーティストのFutura氏の作品でタイトルは『Concrete Jungle』。

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目の前にベンチが置かれたりして面白い作品です。夜撮影したのでよく見えませんが…。

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バワリー壁画の通りを挟んで向側にあるグラフィティ。こちらは以前載せた時と変わっていませんよね?多分。

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屋根の上に上って描いたのでしょうか?

Nick Walker氏の作品だと思います。

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人通りが多いので上手く撮れませんでしたが。ハウストン通りにあったグラフィティ。

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こちらは空地の壁に描かれていたグラフィティ。遠くから撮影したのでボケボケで済みません。

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こちらはドアの壁に描かれたもの。

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南の方が面白いアートが沢山あります。

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ニューヨークでは路面にもよくグラフィティが描かれています。このメッセージがイマイチよく分かりませんでした。

パーク街のパブリックアート

飛行機雲が沢山走る水曜日のニューヨーク。今日は時々曇るようですが、雨は降らず午後には22℃まで気温が上がる予報です。この暖かさは明日まで続くそう。

ニューヨークに住んでいると如何にLAが嫌いかという話題が結構出てきます。なんだかんだ言ってニューヨークで働いている人はLAへ出張に行く機会がある人が多いですし。友達やら親族やらが住んでいる場合もあったりして、二つの都市間で行き来があるのだと思います。

そしてLA側はNYCをいけてない・フレンドリーじゃない・人生を楽しんでない・せかせかしてばかりで面白くないとか感じていて、NYC側はファッションだとか外見ばかり気にしている・待ち合わせに絶対に遅れてくる礼儀知らず・深い話ができないというように感じ。お互いに悪い印象を持っていたりします。

かくいう私も高校1年間LA近く(といっても車で3時間は離れていたのですが、アメリカの感覚だと十分近い)に住んでいて、どうにもこうにもLAが苦手で東海岸の高校にトランスファーした過去があり。未だにLAには良い印象がありません。個人的には合わないという印象だけが残っており、今でもわざわざ旅行で再訪したいという気持ちになれません。

そんな訳で結構話題に上りやすいLA対NYC問題。この2都市間のライバル意識はいつから始まるのか?という命題を掲げて子供達にインタビューした動画が話題になっています。とっても面白かったので、お時間が許す時にご覧になってはいかがでしょうか。
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さて、今回はパーク・アヴェニューに展示されているパブリックアートのご紹介です。
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定期的に展示内容が変わるパークアヴェニューにある彫像群ですが、今回のアートは2015年6月8日から展示されており、写真を撮影したのも随分前です。そして展示期間が11月1日で終了してしまうので、あと1週間ちょっとしか見ることができません。
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展示されている彫像は全部で7点。全て名称が『S1』というような記号でつけられています。展示の名前は『Calatrava on Park Avenue』とだけ銘打たれていて、あまりタイトルを付けたりするのが好きではないアーティストさんなのかもしれません。
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制作したアーティストはSantiago Calatrava氏。スペイン出身でアテネオリンピックのスタジアムも手掛けた世界を股にかけて活躍する建築家でもあるとの事。
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作品は52丁目~55丁目の間に配置されており、自然との対比を成すことによって人間と自然との関係性に思いを馳せるきっかけになれば、という思いが込められているのだとか。
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パークアヴェニューに展示される作品は主張が強すぎて好きになれない事が多い気がしますが、今回の作品群は無機質な素材で形作られているにも拘らず目に優しい気がします。
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それも自然界にある物を意識した、優美な曲線のなせる業でしょうか。
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2015年10月19日 (月)

本『The Truth is a Cave in the Black Mountains』

朝から雲一つない快晴の月曜日のニューヨーク。今日の予報は1日快晴。ただ現在の気温は4℃で最高気温も11℃と週末とほぼ変わらぬの涼しさ。明日は少し暖かくなるそうなので、今日だけの我慢と乗り切りましょう。

日曜日の午後1時、ユニオンスクエアの公衆トイレ内で63歳の女性が男に性的暴力を振るわれそうになる事件が起きたそうです。以前も男性がレイプされる事件が起きていましたし、ユニオンスクエアのトイレは避けた方が無難そうです。それにしても週末の昼日中にこんな事件が起きるなんて物騒ですね。

アップル・ピッキング(リンゴ狩り)の季節が到来し、ニューヨーカー達はこぞってニューヨーク州など周辺地域にある農場にリンゴ狩りに出かけています。毎年リンゴ狩りに連れ出してくれていた友達はとうとうニューヨークを脱出してしまったので、今年は寂しい秋です。とは言え、せめて紅葉は見たいので近郊に電車やバスで出掛けたいと希望だけは持っています。

土曜日は朝からボランティアで1日外で過ごしていたのですが、4枚+スカーフで防寒していたにも関わらず寒さにやられてしまい。昨日は風邪で寝込んでいました。今日もまだ頭痛やら喉の痛みやらに悩まされていますが、ちゃっちゃと家事を済ませなければ…。
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さて、今回は昨日寝込んでいる間に読んだ本『The Truth is a Cave in the Black Mountains』の感想です。
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この本はイギリス人作家のニール・ゲイマン( Neil Gaiman)氏の作品。ゲイマン氏は漫画や児童文学を多く手掛ける人気作家さんで、ボランティア仲間が彼の作品が好きでよく勧めてくれるので読むように。今回のこの本も彼女が貸してくれました。

この作品は、そもそもゲイマン氏がオーストラリアの都市シドニーにあるかの有名なオペラハウスにおいて作品を読む機会に恵まれ。それならばとカルテットを従えて、オーストラリア在住のスコットランド人漫画家であるエディ・キャンベル(Eddie Campbell)氏の絵を投影しながらの朗読が行われ。
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そのパフォーマンスは満員御礼で非常に高い評価を受けたそうで、それを記念してキャンベル氏のイラストを配したこの絵本が発売されたそうです。同時にゲイマン氏の朗読を吹き込んだCDも発売されています。

シドニーで好評を博したためだと思いますが、その後ロンドンやスコットランドでも朗読パフォーマンスは開催されたようで、本の感想欄に朗読の感想を興奮気味に書いている人が多く見られます。本をただ読んだ人より熱が感じられるので、とてもよく出来た朗読なのかもしれません。まぁ、ただ単に元々熱が高い人だからこそ、わざわざ朗読にお金を払って足を運ぶのかもしれませんが。
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さて、本の感想ですが。この本は絵が沢山描かれていて絵本の体裁を取っていますが、ターゲットは大人だと思われます。絵本というには比較的文字数も多いですし、ページ数も(その半分以上が絵だとはいえ)73ページあります。そして話の内容も残酷で容赦がなく、イラストも怖い物が多いです。

このお話はスコットランドにあるインナー・ヘブリディーズ諸島の北方に位置するスカイ島(Skye)に伝わる民話をベースにしているとの事。そのためグリム童話等の伝承、民話に見られがちな残酷さがあるだけで、お子さんが読んでも楽しめるのかもしれませんが。大人が読んでも読みごたえがあることは間違いありません。
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所々グラフィックノベル(漫画)の体裁を取り入れているのがゲイマン氏とキャンベル氏両者が漫画家でもある所以なのでしょうが、所々漫画のような体裁を取り入れる手法は最近の絵本ではよく見られますし。子供にも読んでほしいと願って作られた絵本なのかもしれません。

物語はスカイ島にある洞窟に男2人が冒険に行く冒険譚の体裁を取っていますが。その実読み終わってみれば復讐劇でした。2人が冒険に出掛ける洞窟には、昔の王様が隠した財宝が眠っていると伝えられており。その財宝を目当てにいつの世も男たちが長い道のりを命がけでやってくるのです。
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その洞窟には財宝を守る守り神のような者がいると言い伝えられていますが、案内を頼まれた近くの村に住む男が17歳で訪れた時には何もいなかったと言います。財宝を求めて遠くからやって来た小人症の男は洞窟に入って何を見るのか…。

冒険譚のようでもあり、昔話のようでもあり。読後は色んな考えや感情がグチャラグチャラしてまとまりませんでした。一晩寝かせた今でも、上手く感想をまとめることができません。レビューを読んでいると何回も読み返したと書いている人が多いのも納得です。
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一見不要に見える登場人物やエピソードも多いのですが、それらにも何らかの示唆があるのだと感じられ、色んな解釈が可能。生と死とは。本当に大切なものとは。幸せとは。豊かさとは。全ての物事には対価があるとは、どういう意味なのか。赦しとは。兎に角色んな事を考えさせられます。

暗くて重いスカイ島の雰囲気や景色も書き込まれていて、物語の世界にどっぷりと浸かれます。そしてスコットランドは日本に通ずるものがあると感じました。これはアイルランドを訪れた時も感じたのですが、キリスト教(一神教)に支配されていない世界観を持つ地域の共通性なのだと思います。
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財宝が眠ると言われる洞窟に本当にある物。その答えがとても日本的にも感じられ、アニミズムの根付く土地特有の感覚なのかもと思ったり。読後感は非常に重苦しいのですが、それでも読んでよかったと感じた本でした。

2015年10月16日 (金)

久し振りのパークスロープ

朝から快晴の金曜日のニューヨーク。ラジオでは午前中小雨がぱらつく地域があると言っていましたが、少なくともマンハッタンはそんな心配はなさそう。気温は大体昨日と同じくらいの18℃が最高気温。気持ち良い1日になりそうです。

昨晩、ボランティア・コーディネーターからボランティア仲間がお亡くなりになった旨の連絡があり悲しい気分で一杯になりました。つい最近まで一緒に働いていたのに何があったのか…。「ゆっくりで良いよ。僕はもう読み終わってるから」というお言葉に甘えて2か月近く借りっぱなしの本。近々電話して返さなきゃ…と思っていた矢先の連絡で、言葉を失いました。

彼とは年に10回会うか、という頻度だったにも関わらず、涙が止まらない自分に吃驚した夜でした。昨晩は泣き過ぎて頭痛がするし、悲しいしで結局午前3時まで眠れず。今朝は目が腫れぼったいし、頭は痛いしでなんだか沈んだ気分です。

が、気分を切り替えてボランティアに勤しみます。Such is lifeですね…。
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さて、今回は久し振りにパークスロープを訪れたので風景のご紹介です。
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暫くの間パークスロープでボランティアをしていたので週に1回通っていたのですが。乗り物酔いが酷い私は、ニューヨークのガタガタ揺れる地下鉄で見事に気分が悪くなり。毎回途中で降りたり何だりで苦労し、結局歩いて通える範囲のマンハッタンにボランティアの範囲を狭めました。以来パークスロープにも全然足を運んでおらず。
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数年ぶりに今回パークスロープを訪れたら、随分とお店が閉店したり、変わったりしていて驚きました。あそこら辺も家賃が上がって払えなくなったお店が多かったのでしょうか…。大好きだった雑貨屋さんが無くなっていてショックでした。

そんなパークスロープの風景をご紹介です。
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バークレーセンターが完成してから初めての訪問。立派な建物です。

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いつも和んでいた『Greenspace @ President Street』。本をシェアする小さな小屋が仲間入りしていました。

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相変わらず絵があったり…

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有名な言葉がデザインされたり…

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ベンチがそこかしこに配されたりで、和みの空間です。

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秋の花も綺麗。

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秋らしいデコレーションも。

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ハロウィーンが近いので、蜘蛛の巣やバリケードテープなんかで街路樹スペースも装飾されています。

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お店でも魔女がお出迎え。足元には大釜まで。

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ブルックリンらしいフロントステップがあるアパートが並ぶ道にはハロウィーンの装飾が。

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コープス・ブライド&グルームの装飾は初めて見ました。

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お隣さんがデコレーションに力を入れていると感化されるのでしょうか?それとも皆で話し合うのでしょうか?

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柵の一本、一本にまで小さな骸骨が刺さる力の入れよう。

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全ての窓にもゴーストが。

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ハロウィーンが終わったら、このゴーストたちをどうしてるんでしょうね?

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パークスロープに行くと、『Blue Sky Bakery』で大好きなマフィンを買わずにいられません。マフィンを割ると中には具がゴロゴロ。個人的にはブラン系じゃない方が好みですが、正午過ぎに訪れたので既に3種類以外売り切れていました。相変わらずの人気です。

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2015年10月15日 (木)

手作りベビーブランケット

快晴の木曜日のニューヨーク。今日は1日秋晴れとなり、最高気温は18℃。湿度も段々と下がる予報なので、秋らしく空気のパリッとした気持ち良い日になりそうです。

今朝はダニー・マイヤー氏のレストランでチップ制度が廃止される事が大きなニュースとなっています。手始めに『The Modern』のチップを来月から廃止し、サービス料が料理の価格に含まれることに。要は日本と同じシステムを取るという事ですね。来月から来年にかけて、12か所あるマイヤー氏の経営するレストラン(Gramercy TavernやUnion Square Cafe含む)の制度が変更されるそうです。これによりウェイターさん達の給料が上がる効果が期待できるとの事。私達には全く縁のないレストラン達ですが…ニューヨークの思い出に1度くらいは訪れてみたいものです。

アメリカ横断中の友達カップルはテキサスに到達。昨晩は友達と久しぶりに夕食を楽しんだようです。放浪生活…憧れです。
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さて、今回はまたボランティア仲間のご婦人にベビーブランケットを編んでもらった徒然です。
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高校時代の2年間を共にアメリカの片田舎にある高校で過ごして以来の友人がこの夏に出産。おめでたいことなので、特別なお祝いがしたい気持ちはあるのですが、いかんせん手先が不器用だし、手作りする我慢がなく。

85歳になるボランティアでパートナーを組んでいる何でも手作りする素敵なご婦人の愛情や賢さにあやかりたいと、再度ベビーブランケット作りを打診すると。二つ返事で引き受けてくださり、夏の間せっせと編んでくださいました。
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今回は友人が好きなラベンダー色で編んで貰おうと毛糸を探したのですが、糸が細すぎたり、洗濯機で洗えない素材だったり。やっと見つけて注文したら店舗の人がメーカーに発注するのを忘れたりと散々で、結局該当する毛糸を入手できず。中性的な色という事で、黄色とグリーンの毛糸に落ち着きました。
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先週完成したベビーブランケットを頂いたのですが、やっぱり綺麗な仕上がり。バタバタしていて送りそびれていましたが、やっと本日箱にも詰め終わって送付する段まで漕ぎ着けました。

先日たまたま古本屋で、ニューヨークに実在する小さな灯台を主人公に据えた絵本『ちいさな赤いとうだい』の新古書と出会い非常に安く購入することができたので、絵本も同梱。ニューヨークのBig Loveが詰まったギフトになりました。
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来年は日本に一時帰国する予定で、可能であればベビーにも初対面したいと願ってはいるのですが・・・時間が取れるでしょうか。赤ちゃんがすくすく元気で育ちますように。

2015年10月14日 (水)

本『Go Set a Watchman』

朝は晴れている水曜日のニューヨーク。ですが、午後から曇りの予報です。昨日は夜稲妻が走ったりしてましたが、雨は降りませんでした。そのせいか凄く暖かくて、ジャケットを着ていたら汗をかいてしまい、結局長袖1枚で動きまわっていました。今日は20℃まで気温が上がるそうです。週末から涼しくなる予報ですので、今の内に暖かさを楽しんでおきましょう。

今朝は昨日ラスベガスで行われた、民主党の次期大統領候補による初めての公開ディベートの話題でもちきりです。聞いているとクリントン氏は流石にディベートが上手いと感心。でも、私的E-mailの使用を巡ってまだまだ攻防が繰り広げられていますので、分からない状況です。

アメリカ縦断+横断をしている友人はとうとうテネシー州に到達。これから横断に入るようです。車を持っていると本当のアメリカの姿を見れるのが良いですよね。砂漠のような景色が好きなので、アリゾナ州とか行きたいのですが。

火曜日は用事が立て込んでブログを書けませんでした。12月中旬まで、火曜日にブログを書くのは難しそうです。朝10時には出て帰宅は午後8時。そのため朝出る前に夕食を作ったり、一通りの家事を済ませなければいけないのです。そんな訳ですので、火曜日は記事が上がらなくとも元気にしていますのでご心配なく。
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さて、今回は随分前に読み終わっていたにも関わらず感想を書きそびれていた本『Go Set a Watchman』です。
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ご存知の通り、この本は『To Kill a Mockingbird』(アラバマ物語)の著者であるハーパー・リー(Harper Lee)の著作。『アラバマ物語』の前に書かれたものの、出版社によって没とされ、以来紛失していた原稿だとの事。本当に著者本人が出版に同意したのか物議を醸していたこの本ですが、出版に際して大きな話題を呼んでいた事はこのブログでも触れました。

『アラバマ物語』は、仲良くしているランティング仲間と知り合うきっかけとなった初めてのクリエイティブ・ライティングのクラスで課題として読んだ本で。物語自体にも感動しましたし、文体も好きで、思い入れが強い本です。そのため続編が出たと聞いて読まずにはいられませんでした。
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『Go Set a Watchman』は、『アラバマ物語』から20年程後のアラバマが舞台。『アラバマ物語』の主人公である小さな女の子、スカウトは27歳の独立した女性になってニューヨークで働いています。そんなスカウトがバケーションを利用して故郷であるアラバマを訪れるところから物語が始まります。

この本は実質4日で読み終わったのですが、途中どうしても読み進められなくなって2週間程冷却期間を置く必要がありました。『アラバマ物語』は、ハーパー・リーさんの親しい友達だった作家のトゥルーマン・カポーティが大幅に手を入れたのではないかという噂があるのですが、もしかしてその噂って本当なんじゃ?!と思わせる節があります。
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文体は魅力的なのですが、なんとなく筋を追いにくい気がしました。一重に私が1950年代のアメリカの人種差別を巡る情勢に疎すぎるために起こる理解不全な気もしますが。作中頻繁に登場する最高裁判決や新聞で取り沙汰されている分離主義について知識がないので、少しリサーチしなければいけなかったり。すっと物語の世界に入るのが難しかったです。

それとは別に、『アラバマ物語』が好きな故に読み進めるのが精神的にきつかった部分も大きく。それは『アラバマ物語』では中心的な役割を担っていたスカウトの兄、ジェムが既にこの世の人ではないという設定だとか。現在のアメリカでも正義の象徴の様に思われているスカウトの父アティカスが人種分離主義に賛成している設定だったりしました。もうそこで、なまじ思い入れが少しでもあった為にどうしても読んでいると精神的ストレスが溜まってしまい、読み進められなくなりました。
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2週間程期間を置いて読み切ったのですが、読後はうーんという感じ。1950年代のアメリカにおける人種差別を巡る議論や人々の考え方が分かって興味深かったですし。小さなエピソードは、好きな文体で書かれると魅力的でしたし。読んでよかったとは思いましたし、面白かったですが、『アラバマ物語』とは比べようがなく。出版社が没にした気持ちもわかりました。

歴史問題でもなんでもそうですが、多くの課題を乗り越えてきた現在の感覚からするとやはり人種分離主義とか到底受け入れられない訳で。かといって、勝手に理想を押し付けていたのはスカウト(娘)、ひいてはスカウトに感情移入して読んでいた読者の私達側なのも承知しているのですから、イライラの持ってき場がありません。
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そして恐ろしいのがアメリカでは根強く人種分離主義の考え方が残っている現状。『白人以外の人々を差別している訳じゃない。でも一緒じゃない方がお互いに幸せ。』そういう考え方が、有識者によって真面目に討論され、信じられてきたという歴史があるから、現在の交わらない方が幸せだ…といような考えが一掃できないのかもしれないと考えると空恐ろしい気持ちになりました。

読後感爽快という訳にはいかない著書だと思いますので、精神的にも物理的にも少し余裕がある時に読んだ方が良いと個人的には思います。

2015年10月12日 (月)

ニューヨークの秋景色

コロンバスデイの月曜日も朝から快晴のニューヨーク。今日も1日快晴で最高気温は22℃。湿度は低めと気持ちの良い1日になりそうです。
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コロンバス・サークルでは、コロンバスデイを祝してイタリア国旗色のリースが。

今朝午前4時頃、ブロードウェイと21丁目にあるナイトクラブの前で発砲事件が起こり、1人が死亡、2人が負傷しました。なんでもナイトクラブの従業員と容疑者の間で口論が起こり、発砲したら全然関係ない女性3人に当たってしまったとみられるそう。フラットアイアンは比較的安全な地域ですが、やっぱり深夜の外出は危ないのだと思った次第です。亡くなった女性はまだ24歳。悲しいですね。

3か月毎引っ越しをしている友達カップルがボストンを後にし、次の目的地である西海岸までドライブでの移動を開始しました。昨日はペンシルベニア州を縦断して、ハーシーズの工場を見学。今日はバージニア州にある国立公園を冒険しているようです。彼女達がフェイスブックに綺麗な紅葉や全然知らない街、雄大な自然の写真をアップしてくれるので、アメリカのマイナーな良さを間接的に知ることができて有難いやら、羨ましいやら。

彼女たちの次の滞在先であるカルフォルニア州パロアルト(スタンフォード大学やヒューレット・パッカードがあるシリコンバレーの端にある都市)には、年末年始を利用して弾丸旅行する計画を既に立案中。彼女達の冒険に満ちた生活スタイルのお裾分けで、我々も楽しませてもらっています。
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さて、今回はここ数週間で撮り溜めた秋のニューヨークの写真のご紹介です。
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何度も書いていますが、『Autumn in New York』という言葉がある通り、多くの人がニューヨークにおいて一番美しい季節は秋だと言います。かくいう私も、秋が一番好きかもしれません。
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まぁ、春も長く厳しい冬の後で色と生命力に満ち溢れて美しいですし、夏は無料のイベントが盛り沢山で楽しいですし、冬は冬でホリデーシーズンの光に溢れる街並みは魅力的なのですが。
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パリッとした空気の中を、変わりゆく木々の色を楽しみながらのんびり散歩するのは格別です。
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ウィーンに引っ越した友達カップルも、秋になると「ニューヨークが恋しい」と頓に感じるようです。とは言え、ウィーンの秋も非常に美しいし、彼の地の人々はよく散歩をするので秋を満喫しているように見受けられますが。
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ここまでの写真は全て10月2日にハイライン公園で撮影したもの。この夏中行われた参加型アートのレゴ作品もこんなに立派になっていました。

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こちらはスーパームーン。驚くほど明るかったです。

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ハイラインは秋の花とススキがメインに。もう直ぐ立ち枯れた風情ある冬の景色に移行します。

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こちらは週末のセントラルパーク。

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ぐんと涼しくなってから、また穏やかな気温に戻ったので紅葉はあまり進んでいません。

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牧師さんを呼んで二人きりの結婚式を挙げる熟年カップルやウエディングフォトを撮影する若いカップルが。

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先週末は2日共よく晴れて散歩日和でした。

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ボート遊びに興じる人も沢山。

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Bethesda Fountainには綺麗な蓮が咲いています。

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2015年10月11日 (日)

友人宅でピアノリサイタル

朝から綺麗に晴れいている日曜日のニューヨーク。本日も1日晴れて、最高気温が20℃まで上がるそうで行楽日和になりそうです。明日はコロンバスデイで会社が休みな人もいるようで、どことなく街が浮かれているように感じます。とは言え、夫の会社は休みではないので普通の週末です。

今年のコミ・コンが木曜日~今日までジャビッツセンターで開催されており、町中にコスプレの人が溢れています。ジャビッツセンターには入場を希望する人が何ブロックにも亘って蜷局を巻くように並んでいます。

スパイダーマンやアイアンマン等のスーパーヒーローや、スターウォーズのキャラクター、セフィロス等のゲームのキャラクターに扮した人々が、コミコンの後バーとかで普通に座って楽しんでいる様はこの時期特有の光景です。でも地下鉄7ラインの34丁目駅が完成した影響か、街中で歩いているコスプレの人を見掛ける率がぐんと減った気がします。

ウィーンでは選挙が行われ、右派政権が誕生する可能性が高いとの事。連日難民の危機に対応するための寄付を募るE-mailが政権や国連機関、NPOから送られてきます。ニュースを見ると気が滅入るこの頃です。
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さて、今回は友人のお宅に招かれてピアノの演奏を楽しんだ徒然です。
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一番長く続けているボランティアは来年の1月で丸6年になり、そのボランティアでご一緒しているボランティア仲間とはすっかり友人の様に仲良くさせてもらっています。彼女は私の母親のような年齢なのですが、歳の少し離れた友人として対等に付き合ってくださりながらも、人生の先輩としてアドバイスをしてくれたり、話を聞いてくれたり。とても有難い存在です。

そんな彼女の話の中には、彼女の30歳近くになる娘さんや女優の80代半ばになる友達の話が沢山登場するのですが、今回実際に彼女達に会う機会を得ました。それというのも彼女の自宅で娘さんが演奏するピアノを聴く会に招待されたからです。
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アッパーイーストにある彼女のアパートに集まったのは、ホストであるご夫妻と彼女の娘さん、女優のご友人と、彼女がニューヨーク大学で法学の教授をしていた際に教え子だったという長年の友達の女性、それに私。初対面だったのですが、友人からお互いの話を聞いていたので初対面のような気がしませんでした。

娘さんの事は「自分の娘だけれど、とっても心根の優しい良い子だと思う」と聞いていた通り、本当に気持ちの良い女性で。まだ若いのに85歳位~40代の私達と居ても楽しそうに話に参加できていて、頭も良さそうでとっても礼儀正しい御嬢さんでした。友人は自身のお子さんの事を非常に客観的に語るのですが、その彼女が褒めるだけあるなーと感じ入りました。
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娘さんはYouTubeでプロの演奏を聴いて自分の気に入る楽曲を探し、その楽譜をインターネットで見つけてプリントアウトして練習しているそう。そしてネット上で人と繋がる『Meetup』でクラシック音楽が趣味として好きな人達を見つけ、ローワーにあるカフェで演奏会を開いて緩く繋がっているとの事。またその繋がりでピアノの先生も見つけ、働きながら楽しく練習を重ねていると言っていました。

その日は7曲ほど演奏してくれたのですが、作曲家の短い説明の後、曲を少しだけ説明して演奏。私達は思い思いにソファーなどに座って鑑賞して、演奏が終わると感想を述べるというささやかな午後でした。
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演奏の後は皆で持ち寄ったパイやクッキー、パンやチーズ、リンゴなんかをご馳走になり。最近読んだ本やらお互いのことやらを少しだけ話して3時間程の集いはお開きになりました。

類は友を呼ぶというのか、流石に友人が心を本当に許している人達だけあって、話題も豊富で話も上手。とても気持ちの良い人達で、新しい人とグループで会うのが苦手な私も非常に楽しめました。皆とっても楽しかったので定期的にこの小さな演奏会を開催しようという話になっていましたし、他の場所でも会おうと盛り上がりました。
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帰りには女優さんがタクシーに乗るまで見届ける役を仰せつかったのですが、別れ際にハグしつつ頬っぺたにキスしながら「また会いましょうね」と心を込めて仰ってくださり嬉しかったです。こういう素敵な人達との緩やかな繋がりが、ニューヨークでの生活を豊かにしてくれます。

カーネギーホールのオープンリハーサル

朝から快晴の土曜日のニューヨーク。本日は1日快晴の予報。最高気温は17℃、最低気温は11℃と空気がパリッとした気持ち良い1日になりそうです。秋の陽気と変わりゆく葉っぱの色を楽しみに出掛けるのにピッタリの気候となりそうです。

昨日は午後3時以降雨が降ったり止んだり。リハーサルを出た時は地面が濡れていたので沢山の雨が降った事は分かったのですが、丁度小雨になっていたのでもう一度降る前にと急ぎ足で帰宅。

自宅の目の前にあるスーパーまで辿り着いた時点では雨が止んでいたので夕飯の買い物をして帰ろうと思ってしまったのが運の尽き。5分程でぱっと買い物を終わらせて、いざスーパーを出ようと思ったら大嵐になっていました。吹き荒れる風、叩きつけるような雨。傘なんて全く役に立たない大荒れの天候。

思わず出口で「なんでー?!5分しか買い物してないのに!!」と嘆きの雄叫びを上げてしまいました。仕方なく出口で雨が治まるのを待っていると、やはり近くに住んでいると思われるスーツ姿の男性が、「5分前まで降られる前に帰宅できたと思ってたのに!」と悔しがっていました。ずぶ濡れの人達が入口に避難してきて、「ハリケーンは過ぎ去ったんじゃなかったの?!」と嘆いていたり、「角を曲がったところに住んでるのに!ずぶ濡れよ!!」と怒っていたり、「目を開けてるのも一苦労なんだけど!」と嵐のすさまじさを訴えたり。

10分程待ったら普通の大雨位になったので、急いで帰宅。幸いにも私はずぶ濡れにならずに済みました。最近の天候の急激な変化ったらないですね!週末は穏やかに晴れそうなので一安心です。
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さて、今回はボランティア仲間に招待してもらって楽しんだカーネギーホール(CARNEGIE HALL)のオープンリハーサル(Open Working Rehearsals)です。
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カーネギーホールでは、夜行われるコンサートのリハーサルがホールを貸し切って昼間頻繁に行われています。神経質な音楽家の方はツアーの入場も禁止してホールに籠って最終調整を行われますが、大きなオーケストラ等は比較的オープンにリハーサルを行っている印象があり。

その中でも演者側が了承したリハーサルは、カーネギーホールに寄付をした支援者の方達に公開されて観ることができます。今回のオープンリハーサルはニューヨーク・ポップス・オーケストラ(The New York Pops)のコンサート。
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ニューヨーク・ポップスは全米で最大のポップ音楽を演奏するオーケストラで、人気が高いのかシーズン中何回もカーネギーホールでコンサートを行います。今回は有名なミュージカルから抜粋した曲を男女のソロボーカルと合唱団を率いて演奏していました。

ソリストの方達は2人とも非常に音楽を楽しまれているのが伝わってきて、相談したり、ハグしたり、会場を歩き回って音の響きを確認したり。素晴らしい音楽が沢山で、とても楽しいリハーサルでした。
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リハーサルによっては時間切れになって全ての音楽が聞けないこともありますが、昨日は午後5時までの3時間みっちりリハーサルをしていて、演目全て聞くことができて嬉しかったです。特にサウンド・オブ・ミュージックの音楽は格別に綺麗で、皆でうっとりと聞き惚れました。

ニューヨーク・ポップスがミュージカル音楽を演奏するリハーサルを毎年一番楽しみにされているボランティア仲間の気持ちが解りました。招待してくれたボランティア仲間には感謝・感謝です。

2015年10月 9日 (金)

フラットアイアンのアートスペース

朝から重く雲が垂れ込めている金曜日のニューヨーク。今日は午後3時以降から大雨の確率が上がり。午後6時~8時の間には雷雨になる可能性がかなり高そうです。用事のある方はその前に帰宅するか、雨が止むまでレストラン等に入っているように計画を立てた方が良さそうです。

最近週末になると天気が悪いことが多かったですが、土曜日は曇り後晴れ。日曜日は朝から晴れるようでそれなりに行楽日和となりそう。そんな中、WEBマガジンの『Gothamist』がマンハッタンから電車で出掛ける秋の旅特集をしています。

ニューヨークに住んで7年目を迎えましたが、週末は夫が疲れてぐったりしていたり、私がボランティアに精を出していたり、友達と会ったりで。あまりマンハッタンの外を冒険せずに今まで来てしまいました。今年は色々見に行こうと小旅行を比較的沢山していますが、近郊の旅にも出たいとずっと言いつつあまり行けていないので、今年は何とかしたいものです。
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さて、今回はかの有名なフラットアイアンビルディング(Flatiron Building)の1階部分にあるアートスペースのご紹介です。
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このアートスペースは通信会社スプリントがスポンサーとなって運営しており、定期的にアートの展示が入れ替わります。ご存知の通りフラットアイアンビルは5番街とブロードウェイ及び23丁目が交わった部分が鋭角な3角形を描いているのが特徴。その細い三角形の頂点の部分を利用してアート展示がされている訳です。
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以前はエドワード・ホッパーの絵をそのまま3D化したインスタレーションが行われて大きな話題になったり。面白いアートがユニークな展示スペースで楽しめるので、通り掛るたびに楽しみにしているアートスペースでもあります。
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現在は『Lihan Studio』の手がけた、紙で作られたニューヨークの有名な建築物の模型の展示がされています。全て真っ白な紙で立体的に作られた建築物が並ぶ様は圧巻で、小さなニューヨークの名所巡りが観光名所の1つであるフラットアイアンビルで楽しめるという贅沢なつくり。
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周りにはマディソンスクエア・パークやイタリア食材のスーパーであるイータリー等観光名所も沢山。ブロードウエー沿いに歩けばユニオンスクエアも近くにありますので、食事や観光のついでに寄るにも便利な立地です。マディソンスクエア・パーク内にも常時面白いパブリックアートがありますので、散歩しつつアートを楽しむにも良い散歩コースだと思います。

2015年10月 8日 (木)

秋のロックフェラーセンター

気持ちの良い木曜日のニューヨーク。本日も最高気温が21℃迄上昇する暖かい1日になりそうです。明日から天気が崩れるようですので、今日一杯好天を楽しみたいです。

独立系の書店が次々と閉店しては本好きのニューヨーカーを悲しませている昨今。こちらで仲の良い友達とはクリエイティブ・ライティングのクラスで知り合ったか、本屋関係の繋がりで知り合ったかという場合が多く、本が大好きなタイプが殆ど。皆で次々と潰れていく本屋を見ては嘆き悲しんでいます。

本屋って本を売るだけではなく、カフェを併設していたり、沢山のイベントを開催したりするので、コミュニティーセンターのような役割も果たしているんですよね。だから本屋が無くなると、そこに形成されていた緩やかなコミュニティーや文化まで無くなってしまうのがとても悲しいのです。

そんな嘆かわしい状況の中、SoHoにある独立系の書店『McNally Jackson 』が新たな店舗をサウスストリート・シーポートに開くことが明らかとなり本好きが沸いています。が、その計画を進めているデベロパーは歴史色の色濃いシーポート周辺エリアに50階建てのタワーを建てる計画を進めている張本人なので、皆さん複雑な気分を味わっているようです。

大好きなブログ『Humans of New York』の2冊目となる本、『Humans of New York: Stories』が10月13日(火)に発売されるのを楽しみにしているのですが、その本も独立系の本屋で買うつもりです。多分マクナリー・ジャクソンで購入することになりそう(ボランティアの近くにあるので)。今後も独自色を持った本屋さん達が元気に活躍する街でありますように。
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さて、今回は季節によって装いを変えるロックフェラーセンターにある庭、チャネルガーデンズ(Channel Gardens)の秋の様子のご紹介です。
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街のあちらこちらでパンプキンや藁、紅葉した葉っぱ等の秋のデコレーションを目にするようになりました。もう直ぐハロウィーンということで、今年の仮装もほぼ決定し。皆さん、仮装に向けて髪を伸ばしたり、コスチュームを揃えたりと楽しそうです。
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5番街からロックフェラーセンターに入ると、スケートリンク迄の通路部分にある小さな噴水が設えられた池はチャネルガーデンズと呼ばれ、季節ごとに様々な木や花、アート等に彩られるため、季節を感じる為によく用事のついでに遠回りしては散歩をします。
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そろそろ秋らしいデコレーションに変わったかな?と覗きに行きました。
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今年の秋のテーマは『Bountiful Harvest』(豊作。豊かな実り)。其々の池の中に実りの象徴としてアメリカでよく使われるパンプキンが彩や形も様々に入れられたバスケットが配され。これまた秋の象徴としてよくディスプレイされるスプレー菊が池の周りに並べられています。
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紅葉するタイプの木も配されて、菊の黄色、パンプキンのオレンジ色、木々の赤色が相まって秋だなーと感じさせてくれます。
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不思議だったのは沢山の巣箱が設置されていた事。今まで秋と鳥の巣箱を結び付けて考えたことが無かったので少し調べてみましたが関連性は発見できず。
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ただ、オレンジにペイントしたり紅葉した葉をくっつけたりして作った『オータム・バードハウス』なる物は一般化しているようです。
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春のイースターが新たな命の誕生を連想させる卵を象徴としているので、その対となる秋には卵を産む為に準備に入るというような対比を意味合いとして持たせているのでしょうか?それとも寒い冬に向けて巣ごもりするというような意味?
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よく分かりませんでしたが、秋らしい景色の中にある巣箱は調和がとれていてよく似合っていたのは確かでした。
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ハロウィーンから感謝祭に掛けてはあまり色合いが変わらない気がしますが。また、来月辺りになったらお庭も変わりそうなので楽しみに待ちたいと思います。
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2015年10月 7日 (水)

リンカーンセンターのクラフトショー

雲がちょっと多い水曜日のニューヨーク。ラジオでは「今日も美しい日になるでしょう!」と高らかに宣言していましたが、月曜日・火曜日と本当に気持ちの良い秋晴れだったので、今日の午後も楽しみです。最高気温は22℃と、今日も暖かくなるようなので、温度調節ができる格好をして出掛けた方が良さそうです。

すっかり秋らしくなりましたが、まだまだ冬の気配は感じたくないと思っている人も多いと思われますが。今週の土曜日からロックフェラーセンターのスケートリンクがオープンするそうです。まだハロウィーンも終わってないのに?!となんだか溜息をつきたいような気分です。気付いたらブライアントパークにホリデーマーケットが建ち始めたりしそうですよね。秋を満喫しなければ!

ここ数日用事やボランティアが重なりブログまで辿り着くことができませんでした。夏のボランティア繁忙期が先週末終わりを告げ、今週から時間に余裕ができる筈だったのに。ボランティアに追われてできなかった用事をまとめて済ませていたからなので、これからは少し余裕が出ると思います(と願います)。体調が良くなって医者通いも止められれば最高なのですが。
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さて、今回は2015年10月3日(土)~10月11日(日)までの週末にリンカーンセンターの広場で開催されているクラフトフェア『Autumn Crafts Festival at Lincoln Center for the Performing Arts』です。
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私は今年初めて気付きましたが、このフェアは毎年行われていたようで今年で26回を数えるとの事。リンカーンセンターの広場の一角にテントが並び、手作りの品が販売されています。
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週末しかオープンしていないので、正味4日間の短いイベント。手作りのジャケットや女性用の衣類、帽子やハット、ショール、マフラーやストール、ジュエリー類、陶芸品、絵画やアートオブジェクトまで並んでいます。
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個人的にはとても個性的なラインアップに感じ、食指が動くものがありませんでしたが。独創的な作品が多かったので、お好きな方は堪らなく好きなのではないでしょうか。
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バイオリンの生演奏をしながら、自作CDを販売しているブースがあったのが場所に似合っていると思いました。気持ちの良い木立があったりして、なかなかに良い散歩コースであるリンカーンセンター。ついでに覗かれてみてはいかがでしょうか。

2015年10月 5日 (月)

のんびりとした休日

日曜日も朝から雲が垂れ込めているニューヨーク。でも、予報では午後から晴れ間が覗くそうです。雨は降らないようなので、傘の携帯は不要そう。今日の最高気温は16℃。昨日よりはましですが、もうすっかり秋の気温です。

ウィリアムズバーグのラクジュアリー・アパートと呼ばれる新しく施設の整ったアパートのエレベーターで若い男性が命を落とす事故が起こり、昨日は非常に気が重かったです。というのも、ニューヨークではエレベーターに乗ると『大丈夫かな?こんなに軋んだ音がして?』と不安になることが度々あるのです。たまに目的階についてドアが開いても、エレベーターの床と建物の床の高さが合ってない時さえあります。エレベーターの事故が定期的に起こるのですから、もっと頻繁に点検をして欲しいと切に願います。

そして今朝ニュースサイトを覗けば、今度はブルックリンで建物の一部が倒壊する爆発が起こり、1人が死亡、3人が怪我をする事故が起こった、と。なんでも事故が起こったアパートに住んでいた方達は自前のガスコンロを購入して使用しており。引っ越しに伴い当該ガスコンロをガス栓から外す作業をしていたことが、今回の爆発の原因とみられるとの事。怪我人の内2人は倒壊した建物の前にある歩道を歩いていて怪我をしたそう。

ニューヨークでは工事現場の足場が崩れたり、建物に使われているレンガや石が落ちたり、工事現場のクレーン車が倒れたり、と上からの落下物で怪我人が出る事故が結構な頻度で起こります。なかなか難しいですが、強風の日はあまり出歩かない・足場&公園には近づかない等、意識はしたいものです。
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さて、今回は夏が終わる前にのんびりと過ごした休日の徒然です。
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夏の間はマンハッタンのそこかしこでグリーンマーケットやフリーマーケットが開催され、新鮮な野菜を比較的安価で手に入れることができます。でも、木曜日から急に秋が深まり。もう直ぐ多くのグリーンマーケットが閉まってしまうと急に意識しました。
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相変わらず仕事が詰まっている夫は、夜はうなされ週末も仕事をしていますが、週末は気分転換と運動を兼ねつつ一緒の時間を過ごそうと小旅行や散歩をするように心がけており。今週末はお互い仕事、ボランティア、勉強があって遠出はできないものの散歩位はしようと、久しぶりに歩き甲斐のある場所にあるグリーンマーケットに足を延ばして今週の我が家の胃袋を支えるメープルシロップや野菜、卵を購入してきました。
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そのグリーンマーケットはニューヨーク自然史博物館の裏手にあるのですが、直ぐ近くでフリーマーケットも開催されていました。その『GreenFlea Market』を見た途端、2人とも昔の記憶がわっと甦り。「あー、あそこって学生時代からフリーマーケットやってたよね!」と言い合いました。

懐かしい気持ちで一杯になりちょっと覗いてみましたが、昔に比べて規模は格段に大きくなっていました。アンティーク、手作りの衣類やアクセサリー、国際色豊かなショールやバッグ等ニューヨークっぽい屋台が並び。加えて昔と同じく食べ物の屋台が並んでいますが、こちらは格段に国際色豊かなラインアップになっています。
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加えて建物の中にも沢山のお店が並んでいるようでした、時間が無くて入りませんでしたが。インドの布を利用してジャケットを手作りしているお店があって、エスニックの布が大好きな私はとても惹かれましたが、残念ながら似合わないので購入を検討もできませんでした。

グリーンマーケットで日用品の買出しをして、フリーマーケットを冷やかし。のんびりと散歩して帰宅しただけにも関わらず、とっても充実した気分。迫りくる冬を感じつつも秋を満喫しました。ニューヨークに住んでいるとこんな風に散歩をするだけで旅行気分を味わえるのは、外国人として異国に暮らすメリットだと常日頃から感じます。
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うきうきしたので奮発して秋らしい花束とハロウィーン&感謝祭っぽいデコレーションであるミニパンプキンを購入してきました。部屋で季節を感じられるとウキウキしますし、贅沢な気分に浸れます。

さて、これからは気分を入れ替えて仕事&勉強に励みます。
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グリーン・フリーマーケットの会場の周りには秋らしいススキとムラサキシキブ(Callicarpa japonica)が。ムラサキシキブは美しく深みのある色合いで大好きです。

2015年10月 4日 (日)

ウエストヴィレッジのフレンス菓子屋

朝から霧雨と霧に煙る土曜日のニューヨーク。本日の最高気温は12℃とほぼほぼ横ばいの気温。一気に冷え込みそうですので、温かい格好でお出かけ下さい。雨は殆ど降らない予報ですが、強風が吹き荒れるようですのでその対策もお忘れなく。

普段は一般に公開されていない建物が公開されるオープンハウス・ニューヨークが2週間後に迫り、来週予約が開始されます。人気の施設はあっという間にチケットが完売しますので、建築に興味がある方は10月7日(水)の午前11時に忘れずにチケットを入手する必要があります。我々は今年は予約が不要なサイトを覗きに行こうかな?という感じです…いや、難しいかな…。

…ボランティアに出掛ける前に書き終わるつもりでしたが、書きかけで時間切れになってしまいました。結局土曜日は1日霧雨が降る寒い1日でした。が、道でばったり知り合いに会って立ち話をしたりして、なかなか楽しい1日でした。
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さて、今回はウエストヴィレッジに今年の始めに登場したフランス菓子を販売するお店『Aux Merveilleux de Fred』です。
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ボランティアの移動中に何度か前を通り掛っては気になっていたお菓子屋さん。ガラス張りの店舗はいつ通っても美味しそうなお菓子が少量並び、町のお菓子屋さんといった風情が好ましくいつかデザートを買いに訪れたいと思い続けていました。

でも調べてみると1982年からフランスのアーズブルック(Hazebrouck)で営業しているお店で。フランスには何店舗も展開している人気のお店なのだそう。店名の通りメルヴェイユ(Merveilleux)の専門店。メルヴェイユとは2枚のメレンゲの間にクリームを挟み、上に生クリームを絞って削ったチョコレートを掛けたケーキの事なのだそう。ベルギー発祥のお菓子だそうですが、現在ではフランスやアメリカの一部(多分フランス人が入植した地域)で食べられているそうです。
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とは言え、ショーケースに並ぶメルヴェイユは如何にも甘そうで、どうしても食べる勇気が出ず。通り沿いのガラス窓に並べられているブリオッシュが甘くて美味しそうだったので、シュガーブリオッシュとレーズンブリオッシュを注文しました。アメリカ人にはチョコレートブリオッシュが人気みたいです。

ブリオッシュは男爵と貴婦人と思しきシルエットが印刷された可愛らしい紙袋に入れてくれます。メルヴェイユを注文すると同じデザインのお洒落なかぼちゃの馬車みたいな形の取っ手付の箱に入れてくれるそうです。
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ブリオッシュは幸せな甘さ。菓子パンとはいえ完璧にデザートの甘さですので、おやつと思って購入するが吉。実際私が店舗を訪れた際には、手のひらサイズの小さなチョコレートブリオッシュをオフィスでおやつにつまむと嬉しそうに購入している男性がいました。

小さなブリオッシュは食べ歩きしながらハイライン等を散策するのにもピッタリだと思います。私が購入した大き目サイズのブリオッシュは、紙袋も可愛いのでちょっとした手土産にも良さそうだと思いました。
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アメリカっぽくない味なので観光のついでに寄るにはうーん…ですが、こちらにお住みの方はたまには口が焼けつくような甘さでないデザートを欲するのではないでしょうか?そんなおやつにピッタリだと思います。

今回は勇気が出ませんでしたが、いつかメルヴェイユもトライしたいです。

Aux Merveilleux de Fred

37 8th Ave

New York, NY 10014
TEL: (917) 475-1992
お店のHPはこちら

2015年10月 2日 (金)

新しい地下鉄7ラインの駅

雨の予報の金曜日のニューヨーク。午後になると強風が吹き荒れるようですので、雨と強風に対する対策が必要そうです。

ハリケーンは東にコースが逸れて上陸しない可能性が高いそうですが、高潮や降雨量、強風の関係でニューヨークにも大きな影響があるかもしれないとニュースや新聞で盛んに注意が促されています。ニュージャージーは非常事態宣言を出しました。私はもう少し様子を見ようと思っていたのですが、木曜日のボランティアを終えて帰宅したエレベーターの中で大荷物を抱えた女性と一緒になり。

彼女が「ハリケーンに備えて食糧を買い込んできたの。コースによっては何事も起こらないかもしれないけど、備えあれば憂いなし。貴方もさっさと準備した方が良いわよ」、と。そんな訳で実は金曜日は朝から買出しに出掛けたりして備えようと、このブログは木曜日の夜に書いています。電気やガスが止まっても大丈夫なように、現在は生ものを下調理中。以前そろえたラジオ、懐中電灯、乾電池類も引っ張り出しておかなければ、とか気持ちだけ忙しないです。

本日はボランティアを梯子する日なのですが、天気が荒れるかもしれないのでキャンセルするかもと本日スタッフさんに言われました。なんでも強風が吹く為に横殴りの雨になる可能性があるのだとか。昨日も相当寒かったので、プラス雨が降ったらきつそうです。

今日の天候が荒れないと良いのですが。加えてハリケーンの進路が逸れて何事もないと良いのですが…。
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さて、今回は2015年9月13日にオープンした地下鉄7ラインの34丁目・ハドソンヤード駅(34 St-Hudson Yards Station)のご紹介です。
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ここ数年MTAは地下鉄の駅を次々と新しくしては再オープンしてきました。主には2012年10月に発生したハリケーンサンディによって引き起こされた水害によって使用することができなくなった駅を工事して装いも新たにオープンしてきたのだと思いますが。
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それとは別にハブステーションを綺麗に近代化して次々オープンする計画も立てていると思われます、地下鉄車内での広告を見る限りにおいて。とは言え、今回ご紹介するハドソンヤードに隣接する駅は、それらとは全く別で、既存の地下鉄7ラインを延長したことに伴って作られた駅です。

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ハドソンヤード(Hudson Yards)とは、大手不動産会社が開発中の一大プロジェクトの名前。34丁目~30丁目と10番街~ウエストサイドハイウェイ迄の電車の操車場を頑丈な蓋で覆って、その上にショッピングモール、ホテル、オフィスビル、美術館・パフォーマンススペース、ジム、学校、コンドミニアム等あらゆる施設を詰め込む計画。既に完成に近ずきつつある高層ビルやショッピングモール、パブリックスペースもありますが、居住区部分はまだ計画さえも定まっていないという巨大プロジェクト。あまりの大規模開発故に『都市の中に出現する新たな都市』とまで言われています。
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将来的には沢山の人がそこに住み、働き、買い物に訪れる事が見込まれるため、地下鉄7ラインが今までの終点であった42丁目・ポートオーソリティーから延長されたのです。個人的には今年中に開通するという計画を全く信じていなかったのですが、大きなお金が動くからか珍しく本当に先月オープン。

本日たまたまボランティア仲間とその駅の話題になり、彼が「ついでにどんな駅か見に行こうかな?」と言っていたので、私もつられて帰宅途中に寄り道をして見物してきました。
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将来的にはハイラインから数段階段を上るだけでハドソンヤードのパブリックスペースに繋がり、当該パブリックスペースを抜けると自然とこの駅に辿り着くデザインで計画が進められており。土地の取得等で難航しているようですが、可能であればそのまま緑道を42丁目迄繋げたいと計画を推進中とのことでした(数か月前の情報なので、今もそうなのかは不明)。
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そのせいか駅の周りには緑が配置され、まだ完成していない北側の出入り口の周りには噴水を囲むベンチがいくつも配置され、テーブルと椅子が置かれ、緑道の一部として溶け込むような癒しの空間が演出されています。早速ベンチで学生さん達が勉強をしていたり、女性同士でお喋りに興じていたり、中年男性が新聞を読みふけったりしていました。
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この駅が開通したせいなのか、いつになく34丁目の10番街からジャビッツセンターにかけての人通りが多く感じました。この駅の開通でハイラインを訪れるのに便利になりました。
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ハイラインとハドソンヤードを繋ぐパブリックスペース部分も大分出来上がってきています。

2015年10月 1日 (木)

ハドソン川沿いのパブリックアート

木曜日のニューヨークも朝から層を成した雲が空を覆っています。本日は1日曇りの予報で湿度が高そう。でも、最高気温が20℃いかないので、昨日みたいに移動すると汗をかいてしまうこともなさそうです。

バハマ沖でハリケーンが発生して進路が危ぶまれています。現時点では進路がはっきりしないのでニューヨークに及ぼす影響はわからないそうですが、高潮への警戒が必要との事です。ハリケーン・サンディで影響を受けた地域にお住みの方は念のため準備ができるようにスケジュールを組んでおくと安心そうです。

フランシス教皇が、ケンタッキーで同性婚が合法化されたされたにも関わらず同性カップルの婚姻届の受理を拒否し続け逮捕された女性と、ワシントンDCで面会していた事が明るみになり大きな波紋を投げかけています。その面会がどのような経緯で計画・実行されたのか、フランシス教皇が彼女の素性を事前に知らされていたのか、誰がどのような意図で面会をセッティングしたのか、等憶測を呼んでいます。バチカンは何を意図したのでしょうか?
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さて、今回はハドソン川沿いで見掛けたパブリックアートのご紹介です。
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先ずはハドソンリバー・パーク(Hudson River Park)のクリストファー通りに面した広場に置かれた巨大ベーグルのアート。以前Ruth Wittenberg Plazaに設置された物をご紹介したことがありますが、ハドソンリバー・パークにも置かれていました。

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アーティストのHanna Liden 氏は、スウェーデン出身のニューヨークで活躍する女性。この作品のタイトルは『Everything』です。ちょっと齧られてるのが可愛いですね。

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Ruth Wittenberg Plazaに置かれていた作品よりも数が多く見応えがあります。タイトルの『Everything』だけではなく、他の種類のベーグルもありますよね?パンパーニッケルとかセサミとか?全種類という意味なのでしょうか。

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このアートで記念写真を撮る人が沢山。確かにニューヨークっぽくて面白い写真が撮れそうです。このロケーションでの展示は2015年10月20日(火)まで行われています。

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こちらはバテリーパーク・シティーにあるパブリックアート。不思議な神殿のような寺院のような東屋です。Demetri Porphyrios氏の『The Pavilion』。

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Martin Puryear氏の『Pylons』(目標塔)。

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Ned Smyth氏の『The Upper Room』。すっかり憩いの場になっています。

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Jim Dine氏の『Ape & Cat (at the Dance)』。バテリーパーク内、南側にあるRobert F. Wagner, Jr. Parkの木陰に立っています。

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Louise Bourgeois氏の『Eyes』。どちらかというと胸に見えて「なんかいやらしい」とか言ってました。駄目な大人でごめんなさい。

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電燈のデザインも凝っています。

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