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2016年9月30日 (金)

チェルシー薬草園

今にも降り出しそうな木曜日のニューヨーク。今日は雨が降ったり、止んだり。太陽が出たり、また雨が降ったりと目まぐるしく空模様が変わる予報です。少し晴れ間が覗いても、傘を携帯した方が安心そうです。最高気温は19℃。1日中あまり気温が変わらないようです。週間天気予報が来週の月曜日までずーっと雨マークです。週末何処かに出掛けようと思っていたのですが…。

第1回大統領討論会の話が止まりません。ボランティアで集まっても討論会の話になりますし。フェイスブックには友達や知り合いが気に入った討論会をおちょくった動画や画像が並んでいます。トランプ候補が出てくると唸ったり、逃げたり、吠えたり、画面を引っ掻いたりするペットの動画や。トランプ候補の討論の様子をミュージカル仕立てで批判した動画。オバマ大統領とクリントン候補が大笑いしている写真に、「まだあるのよ!なんと彼は黒人コミュニティーと特別な絆があるってのたまったのよ~」というキャプションが付けられていたり。よくもまぁ、こんなに作るなと感心しながら、笑わせてもらってます。気の滅入る大統領選なので、たまには笑わないとやってられません。

チェルシーで起こった爆発事件の捜査が進み、新たな逮捕者が出ているようです。幸いなことにボランティア仲間や知り合いに被害に遭った方はいませんでしたが。単独犯のテロ行為を抑止するのは難しいとは思いますが、同じような事件が起こらないように市議会でも討論が行われているとの事。経済が回復して経済的に困窮する人々が減ることも抑止に繋がる気がしますし。やれることは全部やって欲しいと思います。
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さて、今回はチェルシー薬草園についてです
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チェルシー薬草園(Chelsea Physic Garden)は、サークルラインとディストリクトラインが停まるスローン・スクエア駅から徒歩約20分離れた所にあります。閑静なレンガ造りの建物や300人のイギリス退役軍人の方々が暮らす施設/老人ホームであるロイヤルホスピタル等が立ち並ぶ、とても静かな場所です。
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創立は1673年という歴史ある施設。当初は薬剤師の教育・育成の為に設立され、薬として使えると信じられていた植物を栽培していました。1680年代に薬剤師として学んだハンス・スローン氏(この方の名前が駅名やスクエア名として定着。薬草園の中心に立っている像もスローン氏)が、後にこの土地を買い取り。薬剤師名誉協会(Worshipful Society of Apothecaries)に£5/年の賃料で貸した事から存続しつづけることが可能になったとの事。
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毎年変わるテーマを掲げる薬草園。今年のテーマは『香り』。人間の役に立つ植物を育てることをモットーにしている当該施設ですが、香りも大きなファクターの1つだと認識。色々な香りがありますが、その顕著な例として最初に紹介されたのが薔薇。

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確かこの実だったと思うのですが…。「本当はいけないんだけど、もう直ぐシーズンも終わりだから特別ね」とガイドさんが味見をさせてくれました。甘酸っぱくて、ジャムとかに良さそうな味でした。

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この実は潰すと、鼻がツーンとするようなメンソール系の強い香りがしました。鼻に少し近づけただけで強い香りが脳天まで突き抜けたのでびくっとしたら、近くにいた男性が「香りがきつくて吃驚するよね」と話しかけてきたくらい。

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入口を入って右側のセクションは薬草が集められています。実際にその植物から精製される薬剤が箱に入って展示されています。薬剤師の友人に見せてあげたかった…。

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昔は薬草だと信じられていたものの、現在では毒性があると解っている植物も。それらの植物は集められ、髑髏マークや『触るな危険』サインが掲げられています。

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スローンさんの像近くにある岩で造られた池は1773年に完成。予算が足りなかった為、船の航行を安定させるため1772年に船底に積んできたアイスランドの溶岩や。ロンドンタワーの建築資材だった岩等が使われており。植生がされた池としてはヨーロッパ初だったとの事。

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現在は通りに面している奥の扉は、昔は直接テムズ川に面していたとの事。その扉には薬剤師名誉協会の紋章が掲げられています。

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世界で初めて加温される温室が設置されたのもここ。

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世界中から船で種や苗木を収集していた薬草園。でも長い航海でその多くが駄目になってしまったそう。そこで開発された小型温室。このガラスでできた小型の温室のお蔭で、お茶の苗木を安全に運搬することに成功。イギリスに紅茶文化が根付くきっかけになったとの事。

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教育の為の施設も整えており、近隣の学校から子供達が訪れて植物や環境について学ぶそうです。

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NPOの悩みの種は財源。広い芝生の広場と隣接するカフェで結婚式等のイベントをホストすることが大切な財源となっているそうです。応援する意味でも、訪れた際にはカフェで食事をしたり、ショップで買い物をしたりすると良さそう。ランチのサラダはとても新鮮で薄味。美味しかったです。

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園芸員とボランティアが総力を挙げて、シャベルでコツコツと作り上げたという池。

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入口を入って左手の一番奥には、食用となる植物が集められています。

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お茶の花壇にはティーポットとカップがディスプレイされ。

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様々なフルーツが集められ。
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ビタミンA、C、D等と、ビタミンの種類別の花壇があったり。

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お酒の原材料となる植物が集められているセクションがあったりします。

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3年程前から自前のワインに挑戦中。あと数年でワインが造れるかも?と期待を寄せているようでした。

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食用植物の奥には、その他用途に使える植物が集められたセクションが。

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ここにも香りを放つ植物が集められたセクションがあります。

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オイルの原料になる植物のセクションがあったり。

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園内の綺麗な花を楽しむだけでも見応えがあります。

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ジョージア・オキーフは散歩が日課だったそうです。こんな風に身の回りの植物を観察して絵の着想を得ていたのかもしれません。

Chelsea Physic Garden
66 Royal Hospital Rd, Chelsea, London SW3 4HS
開園時間、カフェやショップの営業時間等の詳細はHPにてご確認ください。

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