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2016年9月26日 (月)

シェイクスピア・グローブ座

よく晴れいてる日曜日のニューヨーク。朝晩は急に冷え込んで寒い位ですが、日中太陽が当たる場所に居ると暑いです。気持ち良い週末で、秋が来るな~とわくわくします。夏は無料イベントが沢山あって楽しいニューヨークですが、なんといっても秋が気持ち良く美しいと思います。今年は車を持っている友達がニューヨークを出てしまったのでリンゴ狩りには行けなそうですが、ちょくちょく電車やバスで紅葉狩りを楽しみたいと思っています。

昨日はまた朝からボランティアで、帰宅後は疲れ切って家事をするので精一杯。ブログまで辿り着くことができませんでした。今朝は頭痛が酷くてダウンしていました。昼間は汗をかくのに、朝晩は冷えるので体調を崩し易いですよね。皆様もお気を付け下さい。

丸腰の黒人男性が白人の警察官によって射殺される事件がまた起き、連日抗議活動が続いています。それを受けて、在ニューヨーク日本国領事館から注意を促すE-mailが送信されましたので、以下添付します。是非ご一読を。
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2016年9月23日
在留邦人の皆様
旅行中の皆様
         在ニューヨーク日本国総領事館

アフリカ系アメリカ人射殺事件に関連した抗議活動についての注意喚起

9月20日,ノースカロライナ州シャーロット市で発生した警察官によるアフリカ系アメリカ人射殺事件に関連し,21日,事件現場周辺に数百人の市民が集まり,警察への抗議活動が行われ,一部の抗議者が投石,略奪など暴徒化し,男性1名が銃で撃たれ重体となるなど,大きな混乱が発生しました。
9月21日には,同州知事から同市に非常事態宣言,23日には夜間禁止令が発令されました。

外務省では,今回の事件発生を受け,今後同市内以外の全米各地で抗議活動が行われる可能性があるとして,9月23日,以下の海外安全情報(スポット情報)を発出しました。
※海外安全情報(スポット情報)「米国:アフリカ系アメリカ人射殺事件に関連した抗議活動についての注意喚起」
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2016C256.html
皆様におかれては,この海外安全情報でも注意を促しているとおり,報道等により,最新の情報の入手に努めるとともに,抗議デモや集会等,人が集まっている場所等を見かけた場合は決して興味本位で近づかず,その場から速やかに離れるようにしてください。また,警察官から職務質問を受けた際には素直に応じるなど,警察官から指示を受けた場合には従うようにしてください。

また,万が一,銃撃事件に遭遇した場合には,物陰に隠れたり,身を低くしましょう。この他,銃撃事件に遭遇した際の対処方法について,当館メールマガジン(パークアベニュー299第25号)で紹介していますので,以下のリンクからご確認ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/ParkAve299/Vol.25.html

海外渡航や在留の際に,緊急事態が発生した場合には,当館や外務省から随時情報を提供いたします。その際,在留届や外務省海外旅行登録「たびレジ」に滞在先や電話番号,電子メールアドレスが正確に登録されている必要があります。転居,電話番号や電子メールアドレスの変更が発生した場合には,必ず最新の情報に変更するよう励行願います。また,当館管轄地域内の在留邦人の皆様が休暇等で管轄外を旅行される際には,必ず「たびレジ」に登録してください。
※外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

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■本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
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さて、今回はロンドンで楽しみにしていた場所の1つ、シェイクスピア・グローブ・シアター(Shakespeare’s Globe)の劇場ツアーです。
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シェイクスピア・グローブは、シェイクスピアが生きていた時代、1599年に現在の場所にほど近い場所に建てられた劇場。その頃は電気が無かったので日光で舞台を照らすため円形で真ん中が屋根が無く。周りを囲む3階建ての円形の座席部分は藁ぶき屋根で覆われていました。

しかし1613年に効果音の為に撃たれた空砲から火花が散って、藁ぶき屋根に引火、全焼。その後再建された劇場は、1642年のイギリス清教徒革命によって閉鎖。1644年に取り壊されてしまい、そのまま何処にあったかも忘れ去られ。跡地には建物が建ったり、パーキングになったりしていました。
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1949年、アメリカ人監督および俳優であるサム・ワナメーカー(Sam Wanamaker)氏が、自分が大好きで尊敬してやまないシェイクスピアの原点を見ようと、意気揚々とテムズ南岸を訪れ。記念板しかないことを見てがっかり。ならば自分が作ってやろうと思ったのが再建のきっかけだというから、驚くような、何となくがっかりするような…。
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1970年に劇場を再建・運営するための組織を設立し、1997年実際に現在の劇場が完成しました。ワナメーカー氏は劇場の完成を目にすることはできなかったものの、既に建設が進み、完成までの目途が立った時点での永眠だったため、安らかに眠りに就いた…とツアーガイドさんは仰っていました。

グローブ座を再建しようと動き出した時には、既に元々グローブ座があった場所には北岸と南岸を結ぶ主要な橋から伸びる幹線道路が通っており。現実的に建築が可能な場所で、一番オリジナルの場所に近い所が、現在劇場が建っている場所だったとの事。グローブ座から徒歩3分程の近い場所に、グローブ座だった場所を示す記念板と外壁を示す石が埋め込まれた駐車場がありますので、ついでに訪れる事をお勧めします。
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グローブ座には2つの劇場があります。1つはシェイクスピアの時代に建っていた藁ぶき屋根の円形劇場。こちらはできうる限りオリジナルに忠実に再建したとの事。そしてもう一つは、円形劇場が寒すぎ・雨が多すぎて使用できない冬季に使用されるサム・ワナメーカー・プレイハウス。

サム・ワナメーカー・プレイハウスは、残念ながらツアーには含まれておらず中を見ることができませんでした。しかし、ツアーの終わりに写真を見せてくださいましたし、ツアー料金に含まれている資料館の中にも説明が沢山ありました。こちらの劇場は17世紀に描かれたものの実際には建設されなかった劇場の設計図に基づいて造られたそうで、板張りのこれまた美しい劇場です。是非、冬に訪れたいと思ったくらい。
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そんなシェイクスピア・グローブは、テムズ川南岸。ミレニアム橋の袂近くに建っています。行きは地下鉄NとJラインが止まるロンドンブリッジ駅から歩きましたが、少し迷い。昔ながらの町並みやマーケットが並ぶ面白い道ですが、解りやすさ・景色の良さから言えば、北岸までミレニアム橋で渡ってしまいサークルラインやディストリクトラインの駅(ブラックフライアース駅とかマンション・ハウス駅)を使う方が良い気がします。どちらも徒歩10分位と、歩く長さは大差ありませんでした。
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グローブ座のガイドツアーは、約1時間。私が訪れた際には30分置きにツアーがありましたが、季節によって違いそうですので事前にご確認を。とは言え、ツアーまでの間資料館でグローブ座やその頃のテムズ南岸に関する歴史を学ぶことができて飽きることがありません。私は夢中になり過ぎて、1つツアーを逃してしまったくらいです。ツアーの時間はチケットに記載されていますので、資料館をもっと見たい場合にはツアーの後申し出れば、資料館に再入場できます。

尚、ツアーのチケット売り場は、テムズ川に面したガラス張りの入り口を入った所です。公演チケット売り場(ショップの手前にある、少し脇道に入った道に面している)とは別ですので、ご注意を。チケットは£15/大人と結構な値段でしたが、それだけの価値がある面白いものでした。尚、ツアーは英語のみです。が、ツアー開始前に申告すると簡単な歴史が書かれた日本語の説明書を貰えます。ガイドさんが「必要な人ー!」と聞きますので、手を上げて「日本語ください!」とお願いを。
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ツアーでは、実際にグローブ座の客席に座れるだけでなく、上記に記載したグローブ座の歴史や、シェイクスピアが生きていた頃のロンドンの歴史も学ぶことができます。昔のロンドンは今よりも随分と狭く、テムズ南岸は全く含まれておらず。北側の地下鉄駅で『ゲート』という名前を含む所が実際にロンドンを守る壁だった場所で(ノッティングヒル・ゲートとか)。要はそれらの地下鉄の内側のみだったそうで。

その為に、王がおわす清いロンドンでは禁止されていたドロドロした部分である、売春宿、安い酒場、劇場(大衆芸は世俗的で汚いものと認識されていた)は全てロンドンではない南岸に集中しており。結果、シェイクスピア・グローブ座も南岸にあったとか。面白い話を、皮肉に満ちた冗談をたっぷり交えて聞くことができます。語り口が巧妙で、笑ってばかりいた気がします。
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残念ながら今回はチケットを購入したものの観劇することはできませんでしたが、屋根がない立ち見席はたったの£5。座席でも£45~£20で購入できました。次回は是非あの美しい劇場で本場のシェイクスピア劇を観劇してみたいものです。

グローブ座には、テムズ川やセント・ポール大聖堂を眺めつつ食事ができるきちんとしたパブやロビーにあるカフェがありましたので、ツアーにのって劇場を見物して、食事を楽しむだけでも十分楽しめると思います。次回はビールの一杯だけでもひっかけたい…。
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ショップも非常に充実していましたので、お土産を探すのにもピッタリ。私は劇場の美しさに感動し、大好きなシェイクスピア劇の本場を訪れた感激もあり、ショップで沢山絵葉書を購入しました。ツアー中は劇場内でも自由に写真を撮影できます(著作権法に引っかかりそうなので、内装の写真はここには載せていませんが、撮影はしました)。

滞在期間がとても短かったという事もありますが、シェイクスピア・グローブ座のツアーにのれたことが今回の旅行の中で印象強く残っています。観劇が好きな方、シェイクスピア作品が好きな方は是非。

Shakespeare’s Globe
21 New Globe Walk
Bankside
London SE1 9DT
詳しい情報はHPまで。

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