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2017年2月

2017年2月28日 (火)

カーネギーホールでマスタークラスを見学

少し霞んでいるものの晴れている月曜日のニューヨーク。今日は雲が出るものの1日晴れの予報で、最高気温は12℃と過ごし易い気候になりそうです。明日は雨、明後日は雷雨、金曜日は雪の予報ですので、せいぜい楽しめる時に太陽を楽しんでおきましょう。

ニューヨークの周辺には3つの空港がありますが、大体の人はお気に入りの空港があってそこからの発着しかしないようにしているようです。かくいう我々もラガーディア空港は好きではないので、殆ど利用したことがありません。そうしたら全米の空港で時間通り着陸する確率が一番低い空港の1つに選ばれたというニュースが出ていました。やっぱり敬遠していたのには理由があったんですね。

昨日のオスカー授賞式で、ベストピクチャーの受賞映画の名前が間違って読まれたことが大ニュースになっています。なんでも専門会社が入念に準備をしているにも拘らず、封筒の取り違えが起こったのだとか。何故そのような問題が起きたのか、原因を究明中との事。私の周りではラ・ラ・ランドは「別に普通に楽しい映画って感じだけどねー」とフラットな感想しか聞きませんが、かといって糠喜びは可哀想です。
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さて、今回はカーネギーホールで先週5回に亘って開催されていたマスタークラス『Jonathan Biss Workshop』の1回を見学した感想です。
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カーネギーホールには教育部門があり、ニューヨークの学校の生徒を招いて音楽に触れあってもらうプログラムを運営したり、出産したもののお子さんと上手く距離を縮められない新米ママに自作の子守歌を作ってもらい赤ちゃんとの心の交流を促したり、公学校の音楽教師を招いてクラスのヒントを見つけてもらったりと、種々のプログラムが行われています。

そんな多くの活動の一環として、既にプロとして活躍している音楽家を招き、若手音楽家/生徒さんを公開レッスンするというワークショップ/マスタークラスが行われています。今年は声楽家やピアニストを招いて数日間に亘ってプログラムが組まれているらしく。
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内、ピアニストJonathan Biss氏が5日間に亘って世界中から集まったピアニストにレッスンをつけるプログラムの第2日目。3人の生徒さんにレッスンを付ける様を公開するマスタークラスを見学する機会を得ました。

クラスは全部で2時間半。3人の生徒が課題曲(ベートーベン、シューベルトもしくはブラームス)を弾き、その後30分~45分決められた時間内でレッスンを受けていました。
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私は音楽の知識が全くありませんし、聞くのは好きでも曲名や作曲者の名前を覚えません。そんなに頻繁にコンサートに足を運びもしません。最近は腰が痛くて劇場の深い椅子に座っていられないので、映画やコンサートから足が遠のいていますし。

でもそんな全然知識が無い私でも(だからこそ?)レッスンはとても興味深かったです。Jonathan Biss氏が、「ここは同じ音が4回繰り返されてますね?繰り返しには絶対に意味があります。ただ何となく同じ音を弾いてはいけない」とか、「音符にしたら同じでも込められた意味合いは全く違う。既に作曲者はこの世にいないから、我々は精度の良い推測をしていく必要がある。」とか、「この曲は僕にとっては足掻いても足掻いても逃れられない悲劇性を表した曲なんだよ。でも貴方の演奏は美し過ぎてその足掻いている感じが伝わらない」とか、「間違いがない正確な演奏よりも、多少間違えても素晴らしい演奏を目指そう」とか、「主題が何回か繰り返される際には、クライマックスにあたる音に注目して。何回か繰り返しがある際には、絶対に少しの違いがある。その違いに込められている意味が絶対にある」とか、「ここは右手が主旋律を奏でていて目立つけれど、大事なのは左手の低音です。何故ならこの主題は苦しみだから」とか、「ピアニッシモは、音を最後まではっきり弾かなくて良いという事ではない。小さく音を鳴らす事と、柔らかい音を出す事は全く違う。この曲は深い悲しみを表現しているのだから、いくら小さな音でも音の輪郭が最後までクッキリしているべきで、しかも音には芯があるべき」とか、理論的な指導が続く、続く。
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生徒さんの個性も聴いていておもしろかったです。生徒さんによっては指導を受けても受けても、全く演奏が変わっていないように聞こえる方もいて。先生の方から「何度もしつこく同じことを言って申し訳ないけれど、自分のスタイルを持つことと、自分の引き出しが1つしかないことは全く違う。自分のスタイルを持つことは素晴らしいけれど、引き出しは沢山持っていなければプロではないし、演奏の限界は知っておくべき。このレッスンが終わったら私が言ったこと全てを無視してくれて構わないから、一回失敗してみてくれない?」とまで言わしめたり。

他の生徒さんには、「次の展開を期待させては駄目。良い演奏とは、演奏家自身が『え?今何が起こったの?』と吃驚するような状態でなければ」と言っていたり。へぇ~と思う言葉が沢山でした。
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以前、村上春樹氏著『小澤征爾さんと、 音楽について話をする』という本を読んだ際に、小澤征爾氏が演奏する楽曲を決めた後、2-3日書斎にこもってひたすら楽譜の勉強をするという記述があったと記憶しているのですが。それを読んだ時は、正直言って何のことを言っているのかピンと来ませんでした。でも、今回このクラスを傍聴することによって、全ての変調や音階の変化や音の繰り返し等から意味を読み取っていく作業の事か、と凄く納得したのでした。

あんまり面白かったので、ピアノを習っているボランティア仲間にもお勧めしておきました。チケットを購入しても$15でしたので、そんなに高価ではありません。傍聴していたのは、音楽の先生やピアニストを目指す若者が多かったように思います。

2017年2月26日 (日)

イーストハーレムのフレンドリーカフェ

段々と雲が増えている日曜日のニューヨーク。でも午前11時頃からまた雲が切れ始め、太陽が顔を覗かせるみたいです。最高気温は8℃。午前中や夜は3℃とかまで気温が下がるみたいなので、昨日までの初夏みたいか気温に慣れた体には涼しく感じそう。それなりの格好をして出掛けた方が良さそうです。

最近頻繁に火事がある気がしますが。金曜日の夜にはアムステルダム街の85丁目にあるアパートが出火。隣のアパートに延焼し、約200人の消防士が出動する大騒動となりました。大火事の場合には注意を促すメールが届くのでルートを変えて歩いたりしています。金曜日の火事があった近くのカフェレストラン/ベーカリーレストランに近々足を運ぼうと思っていたのですが…静かな住宅地だけに影響が心配です。

昨晩、ここ最近の嘘みたいな暖かさで水蒸気が溜まったのか激しい雷雨に見舞われました。今朝はその雨が乾いて一斉に花粉が舞い上がっているのか、ここのところ苦しんでいる花粉症が特に酷く出ています。これから美しい季節でウキウキすると同時に花粉症をおもうと憂鬱な気分です。
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さて、今回はイーストハーレムにできた割と広くてお洒落なカフェ『Dear Mama Coffee』です。
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イーストハーレムは、アッパーイーストの96丁目以北140丁目位までの地域を指します。El Barrioという愛称で呼ばれることが多いことからもわかる通り、ラテンアメリカから来たスペイン語を話す人口が多い地域です。5番街に面しては、El Museo del Barrioという美術館があり、コミュニティーの精神的支柱のような存在。今でもとても治安が良い地域とは言い難いのですが、一昔前に比べると段々と治安が回復しているように感じます。

去年からは高級化の波がイーストハーレムにも押し寄せ、お洒落なお店が次々とできているとの事。マンハッタンの他の地域で家賃が払えなくなった家族などもこの地域に移り住んでいるようで、実際このカフェに行った際にもヒスパニック以外の家族連れを何組か見掛けました。このカフェもそんな流れに乗って登場したお洒落なお店の1つなのだろうと推察します。
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私が訪れたのは週末のお昼過ぎ。よく晴れた明るい週末の正午頃だったので、あまり治安が良くなさそうなこの地域でも怖い思いも全くなく。あまり足を踏み入れない地域の散歩を楽しみながらカフェを訪れる事ができました。個人的には夜1人では絶対に足を踏み入れないと思います。

割と広い店内はほぼ満席。道路に面して少し広いテーブルとカウンターが並び。通路部分にはカウンターと2人掛けのテーブル。奥にはトイレとテーブル席が少し並んでいます。お子さんとお母さんのグループがテーブルを寄せ合って食事をしていたり。ペアでコーヒーを飲みながら会話をしていたり。大学生が集まって一緒に勉強をしていたり。カウンターでPCで作業をしている1人で訪れた人々がコーヒー一杯で粘っていたりと客層は広く。賑やかではありましたが、居心地は抜群に良かったです。
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店員さん達は、皆さんとてもフレンドリー。若い店員さん達なのですが、ニューヨークらしく人種も様々で仲良さそうに働いていて、好感が持てました。サンドイッチ、サラダ、スープ、クッキーやクロワッサン等一通り揃っていましたが、私はラテのみ頼んで少し足を休めました。

トイレも綺麗で使いやすかったですし、いつ訪れても席が無いという事はなさそうに感じました。そもそもここら辺はカフェ自体が少ない地域なので、美術館併設のEl Caféに行くか、少し下に下って食事をしていたのですが、選択肢が増えて嬉しいです。これからコンサバトリーガーデン(The Conservatory Garden)にクラブアップル等の花見に頻繁に訪れる季節になるので、きっとお世話になる機会もあると思います。
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地域に根付いている感じがして、ニコニコとしながら出てくるような居心地の良いカフェでした。

Dear Mama Coffee

308 E 109th St
East Harlem, NY 10029

あまり情報はありませんが、お店のHPはこちら

2017年2月25日 (土)

雪の残る散歩風景

濃い霧に覆われた土曜日のニューヨーク。昨晩から今朝の11時にかけて濃霧注意報が発令されています。午前6時代は霧が晴れてきたので、このまま明るくなるのかと思いきや、まだ東から霧が流れてきてあっという間に真っ白になってしまいました。今日の最高気温は14℃。最低気温も11℃と1日暖かい日になりそうです。昨日なんて上着が無くても全然平気な、2月にしては記録的な暖かさでした。今日も昨日ほどではないものの、過ごし易い1日になりそうです。

トランプ大統領がホワイトハウスの記者会見からニューヨークタイムズ等、大統領に批判的なメディアを締め出して波紋を呼んでいます。個人的にCNNとかニューヨークタイムズが質が良いとは全く思ってはいませんが、かといって特定のメディアを締め出すなんてことは言語道断。凄く気が重い今日この頃です。そんな中、昨日オバマ元大統領が娘さんとマンハッタンを訪れていたため、ニューヨークは歓迎ムードで包まれていました。『戻ってこーい!』とか書かれて、既にオバマ大統領時代が懐かしい感じ…。ニューヨーク訪問の目的は明らかにされていません。

昨日は朝からボランティアで、ボランティアの梯子をしていたら帰宅は午後6時頃。あんまり疲れてブログまで辿り着けませんでした。来月からまたボランティアが活発化するので、なかなかブログを毎日更新という訳にはいかないかもしれませんが、元気に生活しておりますのでご心配なく。
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さて、日曜日からの嘘みたいな暖かさですっかり融けて消えてしまいましたが、今回は先週土曜日にまだ雪が残るマンハッタンを散歩した風景のご紹介です。
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ウエストヴィレッジで見つけたストリートアート。人種や性別、信じる宗教等を超えた団結を表しています。

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マディソン街で見掛けた素敵な本屋『The Corner Bookstore』。思わず建築に関する本を購入してしまいました。一生懸命本を読んでは減らしているところなのに…。

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イーストハーレム(East Harlem)の学校の壁に書かれた壁画。

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セントラルパーク脇の5番街の並木はニューヨークらしく感じる風景の1つです。

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まだ池に張った氷が融けていませんでした。

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コンサバトリー・ガーデン(Conservatory Garden)も雪の中。

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春になるとチューリップで埋め尽くされるフランス式庭園も今は緑のみ。

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シークレットガーデンでもスノードロップが開花していました。

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雪が残ってはいるものの、暖冬だったので芝生が枯れていません。

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貯水池では観光客がこぞって記念撮影をしていました。

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貯水池の周りは桜の名所。でも蕾は固く、まだまだでした。

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貯水池の周りに掛る橋は如何にもニューヨークらしいデザイン。

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晴れた日のボウブリッジもお気に入りの風景の1つです。

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シープメドウには誰かが作った雪だるまの残骸が。

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2017年2月23日 (木)

カフェ内の本の交換コーナー

霧に包まれている木曜日のニューヨーク。今日は1日晴れて、最高気温が18℃まで上がる予報。ラジオではコートを脱いで軽めの上着にしたら?と提言していました。怖い位暖冬ですね。

ある組織のニューヨークにある本部ビルに爆弾テロ予告が届いたり、ブロンクスの大家が家賃を払わない住人を刺したり、アカデミー賞にノミネートされたドキュメンタリーで描かれたホロコーストを生き延びた男性とブロンクスのティーンネイジャーの友情がやらせだったことが判明したり、トランプ大統領が前政権時代に発令された『自己が認識する性に従ったトイレを使える』という大統領令を取り消したり、と気分が暗くなるニュースが相次いでいます。

昨日会った3人のボランティア仲間は、連日のように抗議デモに足を運んだり、抗議の電話をしたりと政治行動を積極的に行っており。州知事やニューヨーク選出の議員の政策やまとめ上げた法案にまで言及していて、感心して聴き入りました。本を読んだり、New Yorkerのような社会問題を取り上げる雑誌を購読したり、講演や講義に足を運んだりと勉強を続けていて、民主主義のあるべき姿を見た気がします。まぁ、彼女達は既にフルタイムでは働いていませんし、お子さんも巣立った後だから時間があるのだとは思いますが。それにしても、見習いたいと思います。

そんな暗い気分が続く中、友人が無事赤ちゃんを出産したとフェイスブックで報告していました。出産日が確定していたので、昨日産まれることは分かっていたのですが。とは言え、母子ともに健康そうな様子を見て安心しましたし、とても嬉しかったです。早速お祝いを手配。退院する頃には送れるように、苦手な包装をしたり、カードを書いたりという作業が待ち受けています。最近出産日を確定させるのがトレンドなのでしょうか?予め出産日が決まっているという話しをよく耳にする気がします。
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さて、今回はNolitaにあるカフェ『TOMS』内にある、本を無料で交換する本棚のご紹介です。
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TOMSは以前書いた事があるNolitaにある社会貢献ができるカフェ。どういうことかというと、TOMSの靴を1足買うと発展途上国で靴が必要な子供達に1足の靴が寄付される。TOMSのサングラスを1つ買うと、発展途上国の子供に眼鏡が1つ寄付される。コーヒー豆を一袋買うと、発展途上国に綺麗な水が供給されるというブランド理念なのです。

でもそれだけではなく、Nolitaにあるカフェでは年末に近所の恵まれない家庭に不要になったコートやマフラー等を寄付するために衣類を集めたり。感謝祭前には、近所のシェルターに届けるべく食料を集めたり、と積極的に地元地域に貢献する活動も行っています。
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以前記事を書いた際には入口付近にしか席がありませんでしたが、今となっては店の奥にソファー等が置かれた静かなカフェスペースが増設されましたし。トイレも店員さんに4桁の数字を聞いて入力しなくても使用できるようになっています。商品も、大人用と子供用の靴に加えて、サングラス、バッグ、靴下等、種類も豊富に。

そんな風に少しずつ変化を遂げているカフェ内に、新たに本の交換ができる本棚が設置されているのに気付きました。読み終わって不要になった本を本棚に自由に残し、本棚に置かれている本を自由に持って行けるという試み。
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昔フラットアイアン地区にあったBirch Coffeeにも同じような本棚がありましたし、トコジラミが大問題になる前にはニューヨーク市立図書館にもそのようなカートが用意されていましたので、アイディア自体は全然新しくありませんが。Birch Coffeeの店舗が閉鎖され(他のロケーションに移動したみたいです。新しいロケーションに本棚があるかは不明)、図書館でもトコジラミを警戒して本の交換システムは取りやめられた今、このカフェでの試みを嬉しく思いました。

早速不要になった本を数冊本棚に残してきました。重くて一度に運べなかったのですが、これから読み終わった雑誌や本を何回かに分けて置くつもりです。いつも本を寄付している本屋さんでは雑誌は受け付けていなかったので、捨てずにもしかしたら誰かが読んでくれるかもと思えるのは嬉しいものです。
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そろそろ日本帰国に向けて荷物の整理を始めた方が良さそうですし。これからこの本棚を大いに利用させてもらうつもりです。

2017年2月22日 (水)

夕闇のハイライン散歩

曇りの水曜日のニューヨーク。昨晩は夜中に雨が降るかもしれないという予報でしたが、結局降らなかったようですね?今日はこれから段々と雲が切れてくるようです。本日の最高気温は12℃。昨日より少し暖かくなりそうです。

昨日、自由の女神の台座に『難民歓迎』と書かれたバナーが張り出されて話題になっていました。誰が貼り付けたのかは不明。現在警察が調査中との事です。

最近大きなニュースが続いていたので国内ニュースが少な目でしたが、今朝は移民・難民問題、健康保険問題、パイプラインの建設問題と、トランプ大統領が就任後発令した大統領令の余波についてのリポートが相次いでいました。ドメスティックバイオレンスに苦しむ女性を保護する目的で発行されるUビザ問題等も取り上げられていて、様々な影響が出ていることが改めて感じられました。

夫の調子がまだ戻らず、今日も1日大事をとって自宅で仕事をするようです。そんな訳で、ボランティアをさっさと済ませて、なるべく家にいるつもりですので、今回も早足で…。
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さて、今回は先週の夕方ハイラインを散歩した際に写した風景写真のご紹介です。夜ボランティアの勉強会があったので、移動がてらハイラインを歩きました。
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ハイラインに到着直前に夕日が地平線に沈みました。34丁目から30丁目の仮設部分は雪の影響で閉鎖されていたので、30丁目の11番街からハイラインに入った時には、夕日の名残が空を薄紫色/茜色に染めている頃。

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先週の木曜日には、まだ土の上には雪が残っていました。

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スノードロップも雪の中。

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段々と間接照明が灯り始め、良い雰囲気に。

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来月の頭から草刈りが始まります。枯れ草の風情を味わえるのもあと少し。

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2週間前は綺麗に咲いていたクロッカスですが、雪でやられて枯れていました。

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訪れる季節や時間帯によって、色んな表情を楽しめます。

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融けた雪が夜気にあたって氷柱になっていました。

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マンサクは、寒さや雪にも負けず満開のまま。

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自由の女神様が夕闇に浮かび上がる様はとっても綺麗。

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冬のハイラインは空いていて、地元の人の為のスペースという感じがして好きです。

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サンデッキは絶好の夕日スポット。日が沈んだ後も美しい空が楽しめます。

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人気の長椅子も、冬の夜には誰もいません。

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夢遊病者のアートは、益々寒々しい。

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1年ごとにアートの展示が変わるハイライン。そろそろ入れ替え次期?

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タイタニック号の生存者を乗せたカシオペイア号が着岸したピアは、夕焼けにとても映えます。取り壊される計画があるようで寂しいです。

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ウォータータワーが青くライトアップされるアート?

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スタンダードホテルは夕闇に浮かび上がる様が一番好きです。青空や夕焼けが窓に映る様も綺麗ですが。

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以前アートキュレターの友人が、ニューヨークの窓の景色を写真に撮って壁紙にしているのを見ました。確かにドラマを感じます。

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2017年2月21日 (火)

女性の物語を集めたサイト

快晴の月曜日のニューヨーク。Presidents' Day(ワシントン誕生日)でお休みの今日は、週末2日間に比べれば低いのの、最高気温は11℃まで上がり1日晴れの予報。今年は夫の会社も休みになり(アメリカの会社は年により休みになる休日が変わります。休日が宗教・特定の民族に関わりが深い事が多いので、色んな人種に公平になるようにという配慮)、昨日無事帰宅した夫とのんびりできそうです。夫婦揃って腰の調子が悪いので、散歩でもして気候を楽しみつつ腰を養生する予定です。

そのPresidents' Dayに合わせ、コロンバスサークルでは大規模な『Not My President's Day』抗議デモが計画されています。交通規制が敷かれる可能性が高いと思いますので、セントラルパークやタイムワーナーセンターにお出かけの際には、予め情報を収集してお気をつけください。

週末凄く暖かかったので、雪が完全に融けました。お蔭で花粉症が出て大変です。これから辛い季節ですね・・・。

…と昨日ブログを書き始めたのですが、家事を済ませていたら用事の時間になってしまい。そのまま時間を作れず終いでした。火曜日の本日は夫が病欠して寝込んでいます。これからボランティアにも行かねばならず、昨日書いたままで上げてしまいます。
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さて、今回は女性の物語を集めたサイト『MAKERS』です。
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最近腰の調子が悪いので、時間を作ってはなるべく長い距離を散歩するようにしています(無料で貰っていたスポーツジムの会員権を今年はもらえなかったので、何とかお金を使わずに腰を養生する方法を模索中)。先日夫も不在の為、休憩を交えて6時間近く散歩をした際に、バーニーズニューヨークの前を通り掛りました。

すると、普段はお洒落なディスプレイがされているショーウィンドーで動画が放映されており。説明書きを読むと『Makers』という元々はAOLが始めた女性の物語を集めたサイトとのコラボレーションと判明。
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丁度通り掛かった時には、前ファーストレディーのミシェル・オバマ氏のストーリーが流れており。彼女がどんな気持ちでファーストレディーになったのか、何を大切にしていたのか、これからも自分の様に裕福ではない家庭に育った子供達が、努力さえすれば望んだ未来を掴めるような社会を作るために邁進したいというような事を語っており。

とても良いインタビューだったので見入ってしまい。その後に続いたCNNの女性リポーターの方がTVでよく見知った方で『恐れを知らない』と有名なので、興味を引かれそのまま見入り。結局ビデオが45分経って一巡するまで全部見てしまいました。
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スポーツ選手や政治家、歌手や女優、最高裁判事や大統領顧問等様々な職業の女性のインタビューがあり、「女性は全てを手に入れることができます。ただ、一度に全ては手に入らず、時間配分を考えねばならないだけです」とか、「恐れを抱くのは健全なことです。でも恐怖は上手くマネージして、やりたいことをやるべきです」とか、「若い頃は成功するために達成すべきだと社会的に言われた全てを手に入れるのに必死でした。でも、成功の指標と言われるものに届いた後も、実際には全然満足していない自分にハタと気づき、初めて自分が本当にやりたいことに向き合いました。そして社会の為に尽力したいと気付いたんです」とか、心に残る言葉が沢山。

帰宅して早速『MAKERS』のサイトを見に行くと、もっと多くの女性のインタビューが無料で掲載されていました。これから時間を見つけては少しずつ観たいと思っています。
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人生のヒントが貰えたり、きちんと選挙に行くとか今となっては当たり前だと勘違いしている権利を有難く思えたり、勇気づけられたり。ただ単純に英語の教材としても活用できると思います。

2017年2月18日 (土)

新しいハウストン・バワリー壁画

土曜日も快晴のニューヨーク。今日も少し雲が出るみたいですが、1日晴れの予報です。今日は8時前の時点で既に3℃あり、最高気温は14℃まで上がる予報です。嘘みたいに暖かくなるんですね…。そろそろ花粉症の症状が出てきているのですが、今日は特に要注意かも。

ブルックリンで5歳の男の子が犬に襲われて重傷を負う事件が起こりました。ニュースではどのように事件が起きたのかが定かではなかったのですが…多分散歩中のブルドッグに男の子が近付いて頭と首を噛まれたという事なのだと思います。犬は施設に入れられたとの事。ニューヨークは相変わらずのペットブームで、たまに凄く大きな犬もいます。小さなニューヨークのアパートでどうやって飼っているんだろう?と不思議になる位の。きちんとトレイナーに預けて教育して、散歩中は口にベルトをはめて…と多くの飼い主が注意をしているように見えますが。改めてペットを飼うことの責任を感じさせる事件です。

いつも不法滞在者がこのペースで逮捕されていたにも関わらず報道されていなかっただけなのか、通常よりも取り締まりが厳しくなっているのか定かではありませんが、先週もニューヨーク市だけで22人の不法滞在者が逮捕されたことがニュースで報じられています。アッパーウエストの住人がアパートの窓に反トランプ大統領とみられるメッセージを張り出して話題になったりしていますが。きちんと議論がなされ、必要な手続きは法律に従って順を追って取られ、事態が落ち着くことを願うばかりです。
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さて、今回は新しいハウストン・バワリー壁画のご紹介です。
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ハウストン通りとバワリー通りの交差点にある大きな壁画(Houston Bowery Mural)。定期的に新しいアートに変わるので楽しみにしているのですが、2017年2月の頭からPichiAvoというスペイン出身のストリートアーティストデュオの『Urbanmythology』という作品になりました。
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いつまでの展示なのかという情報は見つけることができませんでした。いつもの感じだと2か月くらいでしょうか?
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近くのお店の壁の壁画も新しくなっていました。

本『The City of Falling Angels』

快晴の金曜日のニューヨーク。1日晴れの予報で、最高気温は6℃。とはいえ、午前10時時点でやっと氷点下から脱したところみたいですし、午後3時~4時の間以外は割と寒そうに見えます。本日も温かくして出掛けたいと思います。

今朝は『The City of Falling Angels』を読んでいて、スケジュールが押しています。これからボランティアに出掛たり、家事を済ませたりして、夜には出掛たい用事があるのでちょっと駆け足での備忘録です。
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さて、今回は前述の通りつい先程まで読んでいた本『The City of Falling Angels』の感想です。
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『The City of Falling Angels』は、日本では『ヴェネツィアが燃えた日 世界一美しい街の、世界一怪しい人々』という邦題で2010年4月20日に発売され。アメリカでは2006年9月に発表されました。著者はJohn Berendt(ジョン・ベレント)氏。有名な『真夜中のサヴァナ―楽園に棲む妖しい人びと』(Midnight in the Garden of Good and Evil)を書いた著者の第2作目です。

私は友人に勧められて旅行先にジョージア州サバンナを選んで、ガイドブックを探している時にたまたま『Midnight in the Garden of Good and Evil』の存在を知り。ガイドブック代わりの軽い気持ちで読んですっかり内容に魅了され。その後訪れたサバンナも、どちらかというと大好きな本で描かれた場所を実際に訪れるという趣になった去年があり。
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かといって、読みたい本が積読状態になっているので、その後ジョン・ベレント氏の著作を片っ端から読もうという感じにもならず、今に至っていました。が、去年末お気に入りの古本屋で旅行のガイドブック・訪れる国のエッセイが無いかと何気なく該当の棚を眺めていたらジョン・ベレント氏の著作が目に入り。

手に取ってみたら、『Midnight in the Garden of Good and Evil』と同じような、フィクションに限りなく近いノンフィクションというスタイルでイタリアのヴェネツィアについて書いた本だと知り。価格が$5位だったこともあり、思わず購入。新年に入ってから雑誌やニュースを読む合間にちょびちょびと読み進めていたのですが、今週夫が出張で不在で時間があった事から一気に読了しました。
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読後の感想は、やっぱり面白かった!大満足!の一言。私はベレント氏の著作スタイルがとことん好きみたいです。ジョージア州サバンナ同様、イタリアのヴェネツィアも私は訪れたことが無く(イタリア自体に足を踏み入れたことがありません)。この本を読むことによって初めてヴェネツィアを訪れたような疑似的な体験ができたような気分でした。

サバンナと違って、ヴェネツィアは映像で沢山見たことがあるので想像もし易かったのだと思いますが。それにしても、1日の内何回も水位を変える運河、15分毎に聞こえる教会の鐘、秋から春に掛けて街を覆う霧、曲がりくねった細い道、ヴェネツィアが長い間苦しんだ経済不況によって不思議な位昔のまま守られた古い町並みが巧みに描写されていて。今回も本を読み終わった後、凄くヴェネツィアを旅したい気分で一杯です。
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前回同様、著者はヴェネツィアにアパートを借り、ニューヨークと行ったり来たりしながら地域社会によそ者として溶け込み。しかし部外者としてあり続け、部外者の目から見た街のありようを記しています。

本自体は、著者が1996年1月有名なフェニーチェ劇場が火事によって焼失した3日後にヴェネツィアを訪れるところから始まり、2003年12月14日のフェニーチェ劇場再建後初のお披露目コンサートで幕を閉じています。しかしながら、その間8年間、著者がずっとヴェネツィアに住んでいたとも思えず。どの位の期間、実際に腰を据えて住んでいたかは明らかにされていません。
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しかしながら、知り合いのアメリカ人とイギリス人カップルの所有するアパートの地階に部屋を借りたり。有名な詩人と彼の愛人であるバイオリニストの住んでいた家を借りたりして、長期間にわたり取材を行いつつ、実際ヴェネツィアの生活を楽しんだことも本から感じられますし。そもそも著者がヴェネツィアを選んだ理由は、以前交換留学生としてイタリアに住んだ事があり、イタリア語が生活が困らない程度にはでき、ヴェネツィアが好きで何回も訪れていたからみたいなので、元々それなりの思い入れと造詣があったのでしょう。

加えて、著者の取材能力の高さなのか、コネクションの力なのか、はたまた他者に興味を抱き人の事を知ろうとする元々の気質なのか、様々な人と言葉を交わしてヴェネツィアに住むヴェネツィア人(イタリア人とは一線を画す)や外国人の在り方を魅力的に描いています。
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読めば読むほど、ヴェネツィアには住みたくない!という気持が湧くのです。行政は硬直し、官僚が縦割りで力を振るっていて何もかもががんじがらめで物事が一向に進まず、街は橋だらけでお年寄りに優しくなく、車が一切禁止されているので移動は全て高価なウォータータクシーに頼るしかなく、村根性が激しくてよそ者を廃し、ゴシップが大好きで、お金への執着が激しく、コネクションが強大な力を持ち、外面が良く、身内で血で血を洗う相続争いを繰り広げ…と、鬼の住む島のような描写が続きます。

その一方で、ヴェネツィアを愛して止まないヴェネツィア人たちが、ヴェネツィアに悪態をつきながら絶対にヴェネツィアを離れようとせず、ヴェネツィアを愛して止まない様も存分に描かれています。その愛が途轍もなく深いのです。
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ニューヨークに住んでつくづく感じるようになった事の1つに、街の魅力は便利さや清潔さ、暮らし易さ等に必ずしも比例しないということがあります。ニューヨークは、五月蠅いし、汚いし、色んな物事が理屈で説明できないし、不便だし、理不尽なことも沢山あるし、嫌な思いも五万とします。それは東京に住んでいたら感じない類の憤りや怒り、不便に満ち満ちた生活です。多くのニューヨーカーが、ニューヨークに悪態をつきますが、かといって絶対に離れようともしなかったりします。それが頻繁にニューヨークは人々にLOVEアンドHATEされると言われる所以なのだと思います。

本から受けた印象だと、ヴェネツィアも似たような街に感じます。何となく好きという類の過不足無い居心地の良い街ではなく、「ったくもー!!なんなんだよ?!」と怒り、罵り、悪態をつきながら、理不尽な魅力から離れられないというような。その欲望がむき出しにならずに霧や美しいアートや古の建築物や社交と切り離せない音楽に包まれて、細い路地や灯りの届かない陰に渦巻いて全貌を表さない、ミステリアスな掴みどころのない魅力に取りつかれてしまうというような。
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うわ、こんな街住みたくないなー、と思った傍から、いいなー、こんな街に暫くの間住んでみたいなぁと夢見ずにはいられませんでした。ドロドロした人間模様、フェニーチェ劇場の火災の真相、著名なガラス作家の生き様とその後、亡くなった詩人の遺産を巡る詐欺…色々な登場人物と事件と謎が出てきますが、最後にはヴェネツィアという街が強く印象に残りました。

浮世の憂さを暫し忘れて、心だけでも旅できる。難しくなくて手軽に楽しめるけれど、薄っぺらい内容ではない。とても楽しい読書体験でした。

2017年2月16日 (木)

2月の街角風景

久し振りに朝から晴れている木曜日のニューヨーク。今日は雲が多いものの1日太陽は出る予報。最高気温は3℃。夜には氷点下になるようですが、少なくとも昼間は氷点下を脱するので文句なし。とは言え、温かくして出掛けます。

今日は『Day Without Immigrants』と銘打って、移民・難民が仕事+学校をボイコットするという抗議行動が予定されています。ニューヨークでも多くの移民・難民が抗議活動に参加するとみられているそうです。お気に入りのお店が休んでいたり、担当のお医者様が休んでいたりするかもしれませんので、事前に確認した方がいいかも?

昨日からラジオでも盛んに金正男氏が暗殺されたニュースが報道されています。まだ憶測が飛び交っているようですね。北朝鮮が不安定になっているのでは…と危機感も高まっているように感じられます。嫌なニュースですね…。

今年の1月から迷惑電話が増えているそうです。電話を取ると、まるで人が喋っているかのような録音されたメッセージが流れ「Can you hear me?」と聞いてくるのだそうです。それに対して「Yes」と言わせるのが目的との事。Yesと言ってしまうと、商談や何かに同意したとみなされて、身に覚えのない品物が送られてきたり、全然知らない人達からひっきりなしに怒りの電話が掛ってきたりするとの事。兎に角、知らない人から質問されても「Yes」と言わないことが大事なのだそうです。気を付けます。
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さて、今回は最近のニューヨークの風景をご紹介します。
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ハイラインはどの季節に歩いても楽しめるようにデザインされていますが、現在は色が少ない中でMidwinter Fireが綺麗に色づいています。

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最近朝焼けが綺麗な日が多いです。

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落日も楽しめます。

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LaGuardia Corner Gardensは開いていない事が多いです。

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夏は夜も混んでいるハイラインも、この季節はすいすい歩けます。

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葉が落ちると枝の美しさが堪能できます。
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暖冬で既にスノードロップが開花して2週間が経ちます。

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Nolitaの店先のアート。トランプ大統領へのNOを前面に押し出しています。

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イーストヴィレッジで見つけたオバマ大統領のポートレイト。

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雪が降ると、灯りが反射して普段より明るく感じます。

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クーパースクエアにあるスタンダードホテルの庭にウィンターガーデンが出現していました。テントで食事が楽しめるみたいです。

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レストランもお洒落。

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ニューヨーク大学の窓には抗議文。

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クーパースクエアのパブリックアート。

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ポジティブなメッセージを書いたチョークアートも増えました。

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今週は朝綺麗な月が楽しめます。

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2017年2月15日 (水)

タイムズスクエアのバレンタイン・パブリックアート

曇っている水曜日のニューヨーク。朝方雨が降っていたのか地面が濡れていますが、現在は止んでいます。午後になると小雨が降る予報ですので、用事は午前中に済ませるが吉です。最高気温は8℃。少し寒さが和らぎそうです。

カルフォルニア州にあるアメリカで一番壁が高いという大きなダムが決壊の危険があるとして周辺住民に避難勧告が出されていましたが。昨晩取り敢えずの危機は脱したとして勧告が解除されたそうです。でも、直ぐに大雨が降る予報が出されているためなるべく避難しているようにと注意も促されているようで、まだまだ安心はできなそう。早く対策が取られる事を願います。

ブロンクスで、珍しいバクテリアがネズミの尿を介して広がり3人が感染を確認されたそうです。これからもっと被害が広がる可能性があるので、当局が警戒を強めているとの事。ブロンクスに近々行きたいと思っていたのですが、暫く様子を見るつもりです。

夫が無事に出張先に着いたようで一安心です。オーバーナイトフライトは疲れが溜まるので、取り敢えずホテルにチェックインして仮眠が取れると良いのですが。
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さて、今回は毎年バレンタインの時期にタイムズスクエアに展示されるLOVEをテーマにしたパブリックアートが、今年も登場していますのでご紹介です。
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今年のパブリックアートのタイトルは『We Were Strangers Once Too』。一見するとバラバラの赤やピンクの棒グラフが描かれたポールが並んでいるアートです。
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でもよく見ると、1つ1つのグラフは2015年にニューヨークに住み始めた移民の出身国とその数が示されており。角度を変えて眺めると、全てのグラフがハートを形作るという今の時期にピッタリのアート。
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ニューヨークのダイナミックな魅力とエネルギーを支える、多様性を見つめ直そう。そして色んな物事を様々な角度から見つめ直そうという訴えが感じられます。
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昨日はバレンタインデーということで、こちらも恒例の愛を確かめ合おう!という儀式が午後6時~開催されたようです。たまたま旅行で訪れていた人達は良い写真が撮れそうですよね、確かに。
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移民・難民問題で揺れる今のアメリカ。合法的に滞在している外国人にも動揺と不安が広がっていると今朝のラジオで報じられていました。確かに私も何となく次は何が来るのか?と警戒している気がします。そんな時だからこそ、このアートを一人でも多くの人に見て、深く思考して欲しいと願ってしまいます。
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誓いを交すステージは撤去されていると思いますが、アートそのものは2017年3月5日まで展示されています。
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バレンタインのエンパイアステイトビルは、真っ赤にライトアップされて、心臓がドキドキしているかのように点滅していました。

2017年2月14日 (火)

ブライアントパーク近くのカフェ

曇っている火曜日のニューヨーク。ラジオでは今日は晴れると言っていたのですが…。段々雲が切れてくるのでしょうか?現在はまだ-1℃ですが、10時過ぎには氷点下を脱するようで、最高気温は4℃。温かくして出掛けます。

本日はバレンタインということで、ニューヨークで何処に住んでいる人が相手をゲットしやすいかというアンケートが行われたそうで。それによるとウエストビレッジに住んでいる人は、他の場所に住んでいる人の倍の確率で相手をゲットでき。マーレイヒル、グラマシーパークおよびイーストビレッジに住んでいると、オンラインで知り合ってから実際に会話をする確率が高くなり。でも実際にデートに漕ぎ着けるとなると、リンカーンスクエア、フォートグリーン(ブルックリン)、ウッドサイド(クイーンズ)に住んでいる人が強いのだとか。一度で良いからグラマシーパークに住んでみたい…と思い続けているので、確かにオンラインで知り合うならそこに住んでいる人に目がいくかも、と思ったり。

先週出張から帰ったばかりなのに、今晩から夫がまたまた出張に出てしまいます。そんな訳で、本日はボランティアが終わったら、さっさと用事を済ませて帰宅し、夫をお見送りせねばならないので急いでいます。いつも忙しく働く夫には頭が下がります。本日はゆっくりバレンタインという訳にはいかないので、昨日申し訳程度にチョコレートケーキを焼いて感謝の意を伝えました。来月の記念日周辺には一緒に過ごす予定です。
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さて、今回はブライアントパークの近くにできたカフェ『Cafe Bari』です。
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ブライアントパークの周りにはカフェが沢山あります。が、何処もいつ訪れても混んでいる印象があります。

気候が良い時期であれば、テイクアウトしてブライアントパークに持って行って休憩できますし。その方が気持ち良くて、ニューヨークらしさも味わえますが。いかんせんニューヨークは雨や強風の日も多いですし、冬は寒すぎてとてもじゃないですがパークでお茶という気分になれません。
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そんな時に便利なのが、『カフェ・バリ』。このカフェは窓際にカウンター席がある他、奥の方にベンチが設置されているので、座って休憩でき。割と席が空いている事が多い印象があります。

そして私にとってポイントが高いのが、La Colombeのコーヒー豆を使用している事。La Colombeが近くに店舗を出しましたが…このカフェ・バリでもLa Colombeのコーヒーが飲めます。個人的にはブルーボトルより断然La Colombe派なので、比較的空いているこのカフェでLa Colombeのコーヒーが飲めるのは便利です。
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小さな店舗なのでトイレは残念ながらなかった気がしますが…お隣のホテルで借りられるのでしょうか?ブライアントパーク近くでカフェ難民になった際には、選択肢の1つとして頭に入れておくと便利だと思います。

Cafe Bari

1033 Ave Of The Americas

New York, NY 10018
あまり情報はありませんが・・・お店のHPはこちら

2017年2月13日 (月)

年末の買い物

曇っているような、晴れているような…というような不思議な空の月曜日。ニューヨークでは強風注意報が出ています。昨晩から強風が吹いていたようで、倒木で電車の運行にも影響が出ているとラジオで注意を促していました。お出かけ前には、スケジュールをチェックされた方が良さそうです。以下に強風に関する注意を喚起するメールを添付しますので、内容をご確認ください。
Notification issued 2/13/17 at 3:16 AM. New York City is experiencing intermittent wind gusts in excess of 40 MPH. During periods of high winds, residents should use caution when walking or driving high profile vehicles. Winds at these speeds can cause flying debris, turn unsecured objects into projectiles, and cause power outages. To prepare, charge cell phone batteries, gather supplies, and turn refrigerators and freezers to a colder setting. Always stay clear of downed power lines. If you are affected by an outage, turn off all appliances and keep refrigerator and freezer doors closed to prevent food spoilage. Do not use generators indoors. If you lose power and have a disability or access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, please dial 9-1-1.

For the latest weather information, please visit www.weather.gov/nyc.

全米で(違法)移民が一斉に検挙されていることが大きなニュースになっていますが。ニューヨークでも40人が先週1週間の間に身柄を拘束された事実が確認されたとの事。オバマ大統領が、在任中歴代大統領の中で最大人数の強制送還を行った事はよく知られていますが。とは言っても、前政権中に強制送還された不法移民は、全て何らかの犯罪を犯した人であったはず。今回はそうでもないようで、不法移民=違法行為をしているという解釈で検挙を行っているように感じられます…が、当局は「何も変更ない」とコメントしており、真実は明らかになっていません。移民人口が多いニューヨークでは抗議活動が活発化しており、逮捕者も出ているとの事。どうなるのでしょうか。
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さて、今回は年末を中心にした買い物の備忘録です。
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何処に住んでも日本人。大掃除をしないとどうにも落ち着かず、ニューヨークで暮らして8年目の今も年末になると大掃除をしています。

そして大掃除のタイミングで生活を見直すことも多く。また目を通すかもと思って取ってあった雑誌を処分したり、本や服を寄付したりして家の中をすっきりさせた他にも。
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ずっと飾って埃を被ったドライフラワーや花のリースを処分したり。消臭の為に置いてある重曹を処分の上、器を洗って新しくしたり。頂いた葉書やカードを額に入れて飾っているのですが、それを入れ替えたり。カードホルダーやDVDホルダーを購入して整理をしたり。古い書類を処分したり。それでも日本に帰国する前にはスキャンして写真を処分したり、やりたいことが山積しています。

そんなタイミングで、タオルを点検して古くなったものは処分して新たなタオルに買い替え。シャワーカーテンが黴ていないか点検したりと、買い替えが必要な物が無いか確認。ついでに、ずっと欲しいと思いながらキッチンタオルで代用していた布巾を購入しました。
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今回はニューヨーク州で、キッチンタオル、エプロン、ナプキン等を麻で手作りしている女性から購入。ついでにもう一組欲しいと思っていたナプキンを買い足しました。これでほぼ毎日使用後タオルドライした上で油を塗って手入れせねばならない鉄のフライパンの手入れが楽になりました。2枚購入したので、毎日使用後洗濯して交互に使っています。

これで直ぐに穴が開いていたキッチンタオル(ティータオル)の寿命が少しは伸びると良いのですが。休日に3食家で食べる際にも、ナプキンが足りないことが無くなり安心です。
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シャワーカーテンは、まだ黴ていませんでした。『Not all who wonder are lost』という言葉が林の写真の上に書かれた物で、心を落ち着けたり、自分を鼓舞したりするのに役立ってくれています。

2017年2月12日 (日)

アッパーウエストの地中海料理レストラン

どんよりと曇っている日曜日のニューヨーク。午前中は氷や雪交じりの雨が降ったりする予報で、午後からは雨が降ったり止んだりといった感じになるようです。滑りやすくなるので注意を促すメールが届いていましたので、以下に添付します。

Notification issued 2/11/17 at 3:55 PM. The National Weather Service has issued a Winter Weather Advisory from 2:00 AM until 12:00 PM on Sunday, 2/12. Freezing rain and an inch of snow is expected with up to a few hundredths of an inch of ice.

New Yorkers are advised to exercise caution when driving, walking, or biking, and allow for additional travel time as roads may be slippery. Residents should also check on their neighbors, friends, and relatives, especially the elderly and those with disabilities, and access and functional needs during periods of extreme cold.

For more information, please visit www.weather.gov/nyc

ワールドトレードセンター駅のエスカレーターで、落とした帽子を拾おうとした29歳の女性が転落死したそうです。自撮りもそうですが、衣服を拾うために命を落とすなんて…。お気の毒ですが、もう少し考えて行動したいものです。エスカレーターの安全性そのものに問題がないと良いのですが。
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さて、今回はアッパーウエストサイドで食事した地中海料理レストラン『Bustan』の感想です。
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先日突如エスニック料理が食べたい!という気分になり。しかしあまり辛いものは食べられず、羊系は若干苦手。何か良いレストランはないかと検索していきついたのが地中海料理を提供している『ブスタン』(ヘブライ語で庭という意)というレストランでした。

ニューヨークには地中海料理を提供するレストランが多く存在しますが、このレストランは珍しい料理が多そうに見え。南ヨーロッパというよりは、北アフリカや中東の料理が多いのかな?と期待して足を運んだわけです。
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しかし、我々が訪れたのはブランチ時。残念ながら非常に特色の濃い料理はディナー時にしか提供されていないようで、ブランチ時のメニューは他の地中海料理レストランと同様の感じでした。

小鍋に入った卵料理『Shakshouka』(シャクシューカ)が一番エスニック色が強そうだったので、2人とも注文。他のレストランでも食べたことがあるメニューでしたが、香辛料の香りがよく効いていて美味しく。またサイドで出された自家製ピタパンがフッカフカで自然な甘みが噛むほどに感じられ。非常~に美味でした。
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お店は混んでいて若干落ち着かない雰囲気ですが、店員さんはフレンドリーで効率良いサービスをしてくれました。忙しそうで少し待ちましたが、気になる程の待ち時間ではなく。1人でブランチしている女性、恋人同士、家族で集まって食事するグループ、若者グループなど色んな客層の人々が集まっていました。とは言え、ちょっとお金に余裕がありそうな、インテリ層が中心の客層と見受けられましたが。

エスニック料理とはいえ、スパイスが効きすぎない、でも特色がある料理が楽しめそうなレストラン。折角なので、もっと珍しい料理を試しに夜改めて足を運んでみたいと思っています。
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スパークリングワイン+ビール+シャクシューカ×2でUS$73.06(TAX+チップ込)でした。アルコールを飲まなければ、$40前半で済むと思います。

Bustan
487 Amsterdan Ave. New York, NY 10024
営業時間、メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。WEBで予約も可能です。

2017年2月11日 (土)

雪景色

曇っている土曜日のニューヨーク。昨晩は雪がチラチラと舞っていましたが、今朝は止んでいます。ちょっと太陽が顔を覗かせることもあるようですが、概ね曇りの1日になりそうです。最高気温は7℃と少し寒さが和らぐ予報です。

添付するのを忘れていましたが、在ニューヨーク日本総領事館からなりすましメールに関する注意喚起のメールが届いていました。以下に添付致しますので、ご注意ください。

2017年2月9日
在留邦人の皆様

             在ニューヨーク日本国総領事館

○外務省海外安全HPなりすましメールにご注意ください

(本文)
最近、外務省海外安全ホームページの「最新海外安全情報メールサービス」を装った不審なメールが配信されているとの情報が寄せられています。
不審なメールは,本文に外務省海外安全ホームページを装ったリンクが貼り付けられており,発信元がフリーメールアドレスとなっております。

外務省海外安全ホームページの「最新海外安全情報メールサービス」は平成28年12月31日をもって終了しております。

このような不審メールをはじめ発信元や内容に心当たりのないメールを受信された方々におかれましては、リンクを決してクリックすることなく,直ちにメールごと削除されるようお願いいたします。
******************************************************************
■本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
 http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
■在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222 FAX:(212)319-6357
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さて、今回は昨日の雪景色のご紹介です。
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木曜日30cm近い降雪があったので、久しぶりに雪景色が楽しめました。昨日は午後9時以降雪が舞ったものの、朝は快晴でした。

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昨日は晴れたので工事がフルスロットルで再開されていました。カルチャー・シェッドも大分できてきました。

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早速歩道に雪だるま。

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所々に大きな雪山が。

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看板も雪を被ったり、氷柱ができたり。

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車もすっかり雪に覆われています。

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いつものスクエアも、全然違う顔。

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公園も雪で真っ白。

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ウエストヴィレッジは雪が似合います。

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ハイライン、ブルックリン植物園等が安全を確保する為お休みしていました。ウエストヴィレッジの教会の庭も立ち入り禁止。

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アパートのコートヤードも雪化粧。

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ニューヨークの雪は直ぐに汚くなってしまうのが残念。

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ごみの収集がないので、ゴミ袋があちこちにあるのも雪の憂鬱な側面です。

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氷に覆われた木の枝。

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2017年2月10日 (金)

ハマムタオル

昨日の大雪から一転、快晴の金曜日のニューヨーク。道が凍結しているかもしれませんのでお気を付けください。今日は段々と雲が出てきて、夜中には小雪が舞ったりするようですが、概ね晴れの予報。最高気温が-1℃と昨日に引き続き、1日氷点下の気温ですので温かくしてお出掛けください。

昨日は場所によっては30cm近い雪が降ったそうで、人々は雪掻きに追われていました。私はボランティアに行く予定だったのですが、変更して1日家で大人しくしていました。お蔭で今日は早めに家を出て、昨日やるつもりだった仕事を片付けなければなりません。が、長らく粘りに粘って交渉をまとめ上げ、やっと契約にこぎつけた夫は今週頓に忙しく大変そうで。働いてないって本当に恵まれてるよなーとしみじみ思ったり。通勤される方は大変ですよね…。お疲れ様です!

トランプ政権が、議会で「これからアメリカに移民する人にはソーシャルメディアのアカウントとパスワードの提供を義務付ける」と発言して波紋を呼んでいます。今すぐという事ではありませんし、現在のところは移民・難民申請をしている人に限っての発言の様ではありましたが。VISAの申請や果ては空港での入国管理、既にVISAや永住権を取得して住んでいる住民等に適用されない保証はないと警戒されている訳です。あぁ、もう。なんできちんとした手続きを踏んで、法律を守って外国に暮らしているだけで、犯罪予備軍みたいな扱いを受けなきゃならないの?!と朝から憤っています。こんな法案が通ったりしませんように。
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さて、今回は今年バスタオルとして使い始めたハマムタオル(hammam towel)の感想です。
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毎年決まった時期にバスタオルを交換する方が多いとは思いますが。我が家は、タオルが黒ずんできたり、ばさばさしてきたなと感じたら適宜交換しています。その為、ハンドタオルだと早いと半年くらい、長ければ2年くらい。キッチンタオルだと1年~4年くらいと割と使用期間に幅があります。

バスタオルは、ここ数年今治タオルを試して気に入っていたのですが。1年半程でバサバサ、ごわごわしたり、色が沈殿し始めたので、今年の年末に総入れ替えを計画。
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ネットで注文したタオルが年明けに届き、新たなバスタオルを使い始めました。今回はずっと気になっていたトルコのタオル(Turkish towel)、ハマムタオル(hammam towel)およびペシュテマル(peshtemal)と呼ばれている綿100%のタオルにしました。

このタオルが気になり始めたきっかけは、agnès bのファッションデザイナーさんがニューヨークのお気に入りを答えていたインタビュー記事を読んだこと。彼女がその中で「最近は家中のタオルをターキッシュ・タオル(トルコのタオル)にしています。直ぐ乾くし、吸水性は高いしお気に入りです。」と言っていたのです。
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以前今治タオルを買いにABC Carpet & Homeを訪れた際にも、結構な種類のハマムタオルが取り揃えられていて気になったのです。でも、タオルはふわふわしている方が良いという固定観念があったので、こんなベッドシーツみたいなぺったりした薄い生地で水を吸うのかな?と疑っていたのです。

今回購入を検討する際にレビューも読みましたが、色んな国の方々が愛用しており。皆さん吸水性と速乾性に太鼓判を押していたので、購入に踏み切った訳です。
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我が家では2セットのバスタオルを交互に洗濯して使用するので、今回1セットずつ違うトルコにあるお店からタオルを購入しました。1つは代々家族で機織りでタオルを手づくりしてきたというお店(現在は流石に手織りはしていないと思いますが)。もう1つはもう少し大きそうな会社。

1つは本当にシーツのように薄い生地で、もう1つはパシュミナのように若干ふっくらしているものの普通のタオルに比べたら断然薄い生地。両方とも綿100%の物を選びました。
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使用を始めて3週間程経ちましたが、薄さからは驚くほど吸水性が良いです。これならシーツで体を拭いても結構水を吸うのかも。髪の毛だけは、普通のタオルに比べて水分が髪に残っている気がしますが、私はミディアムヘアですし気にはならない程度です。

速乾性ですが、我が家は乾燥機を使わず部屋干しをしているのですが、タオルを洗って4時間も干せば完璧に乾きます。シャワーの後、体を拭く位であればもっと早く乾きます。これは、ビーチタオルやジム用タオル、旅行に持参するタオルとして利用する人が多いのも納得です。
010 洗濯を始めて1週間は、綿が出るので他の物と一緒に洗わない事をお勧めします。誤って洗濯3回目のタオルと一緒に洗ってしまったものには結構な量の綿の繊維が着いてしまいました。1週間もすれば、すっかり繊維が出なくなります。

非常に気に入ったハマムタオル。リネン100%のタオルは冷たく感じて好きでなかった夫も、ハマムタオルは使用感が冷たくなく、気にならないと言っていますので、次回買い替え時もハマムタオルにしようかと思っています。

2017年2月 9日 (木)

アッパーウエストの今風ダイナー

吹雪いている木曜日のニューヨーク。ニューヨーク市の学校は休校になりましたので、親御さんはベビーシッターを見つけたり、色々手配が大変ではないでしょうか。

現在は、通勤電車は遅延しているものの運行しているようですが、注意深く調べた方が良さそうです。地下鉄はいくつかのラインが遅延したり、路線を変更しているものの、ほぼ通常通り運行中。フェリーは速度を落として運行中との事。以下に注意報を添付致しますので、内容をご確認の上ご注意ください。
Notification issued 2/8/17 at 2:30 PM. Due to heavy snow that will create slick and hazardous travel conditions, New York City Emergency Management has issued a Hazardous Travel Advisory for tomorrow, 2/9.
 
The National Weather Service has issued a Winter Storm Warning for New York City due to heavy snowfall. The warning is in effect from midnight until 6:00 PM on 2/9. The current forecast calls for 6-12" of snow, wind speeds of 10-20 mph with gusts of 35-40 mph, and visibility of one quarter mile or less.

The City of New York Department of Transportation, in conjunction with the Department of Sanitation, announced that Alternate Side Parking regulations will be suspended citywide for tomorrow, 2/9. Payment at parking meters will remain in effect throughout the city.

For more weather related information, please visit: http://www.weather.gov/okx/.

For additional details regarding the Alternate Side Parking Suspension and the Travel Advisory, please visit: http://on.nyc.gov/2kOVnLT.

既に多くのフライトがキャンセルされましたので、今日移動をご予定の方は空港に行く前に必ずフライト状況のチェックを。また、これからぐんぐん気温が下がる予報ですので、温かくしてお出掛けください。
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さて、今回はアッパーウエストサイドにある今風にお洒落にしたダイナー『Kirsh Bakery & Kitchen』です。
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このダイナーは、どうやらエルサレムから来たキルシュ(って読むのでしょうか?)夫妻が運営されているよう。とは言え、別にメニューはパレスチナ風、イスラエル風、地中海風という訳ではなく、ダイナーのメニュー。隣にベーカリーがあるので、自家製パンに力を入れているのが感じられるメニュー構成になっています。
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内装は今風でお洒落ですし、食器も可愛らしいのですが、客層やお店の雰囲気は近所のダイナーそのもの。アッパーウエストは古くから住んでいるお年寄りの多い地域という印象がありますが、そんな方々が食事を楽しまれていたり。祖父母を囲んでお子さんの家族が3つくらい集まって大テーブルで食事をしていたり。友達同士で集まってお喋りに興じていたり。若いカップルがいたり。肩ひじ張らないニューヨークのブランチ風景を堪能できます。
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私はこの店自慢らしいフレンチトーストを選択。フレンチトーストのLOXがあり、他では見たことが無い珍しいメニューだったので注文。夫はシンプルにオムレツを選択。

夫のオムレツには、トースト2枚が付いてくる正にダイナーサイズの食事。私のフレンチトーストも1枚ずつがとても厚かったので、1枚半でギブアップしました。夫の食事は普通に美味しかったらしく。フレンチトーストは、丁寧に作られている感じがして、また食べたいと思う美味しさでした。特筆する程ではないかもしれませんが…。
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コーヒーやラテもちゃんと淹れられて、美味しかったです。店員さんは忙しくしていてなかなか来てくれませんが、フレンドリーではありました。ただ、席が空いていても、店員さんの手が空くまでかなり待たされますので、気が短い人はその時点で嫌になってしまうかも。時間に余裕がある時にどうぞ。

コーヒー+ラテ+スモークサーモンが乗ったフレンチトースト+オムレツで$47.25(TAX+チップ込)でした。少しだけ高めの値段設定ですが、美味しかったですし、量も多いので納得でした。
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その日は既にパンを購入してあったので、隣のベーカリーでパンを購入することができませんでしたが。是非パンも試してみたいですし、ベーカリーで軽くコーヒー&パンで食事を済ますのにも利用してみたいと思っています。

Kirsh Bakery & Kitchen

551 Amsterdam Ave

New York, NY 10024
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

本『Sphinx』

薄曇りの水曜日のニューヨーク。今日は1日雲は出るものの概ね晴れの予報。最高気温は15℃と夜半から明日の朝に掛けて雪が降るのが信じられないような気温みたいです。こういう天気の時は体調を崩し易いので、気を付けたいと思います。

今朝もロングアイランド鉄道が、一部区間で運転を見合わせているお知らせが届いていました。以下に添付しますので、通勤・移動で利用される方は予め計画を見直しておいた方が良さそうです。
Notification issued on 2/8/17 at 5:11 AM. Due to a derailed non-passenger train, LIRR train service is suspended in both directions through Jamaica Station in Queens. NYC Transit is cross-honoring LIRR tickets at Penn Station, Jamaica Station and Atlantic Terminal. Consider alternate routes and allow for additional travel time. For more information, please visit www.mta.info.

ルイジアナでは、竜巻が起こりけが人が出ているほか、2,000世帯で停電しているとの事。竜巻は頻繁に起こる上に、避けようがなくて怖いです。電力が戻り、家屋が再建され、人々が早く立ち直れますように。
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さて、今回は去年読了した本『Sphinx』の感想です。
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Sphinx』は、フランス人の女性著者Anne Garréta氏の作品。発表されたのは1986年と随分前の著作ですが、英語に翻訳されてアメリカで出版されたのは2015年4月。

私がこの本を手に取ったきっかけは、フランス語で書かれた書籍を扱うお気に入りの本屋『Albertine』のブログで紹介されたから。女性作家の本4冊を紹介する内容のブログで、内2冊を購入して最初に読んだ本でした。
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フランス語で書かれた本が英語に翻訳された時の特徴なのか分かりませんが、この本はとても難しい単語が多用されていました(まぁ、私の英語力が足りないだけなのだとは思いますが)。1ページ読むのに、4,5回は辞書を引いた気がします。なので物語に入り込めないというデメリットはありました。

しかし、それを補ってあまりある魅力的な文体と画期的な試みを含む内容でした。久しぶりに物語そのものではなく、文体や文章の組み立てとかいう文学的な意味で大満足した1冊でした。
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物語は魅力的ではあるものの、インテリ層の若者が人生の指針を見失い、理屈ではない激しい恋に落ち、その恋が色褪せ、残酷な死によって唐突に相手を失い、さまよう様を淡々と客観的に描写しているという、どんでん返しも何もない、凄く目新しいというものではありませんでした。

ここからはネタバレになるので、この本を読む予定の方は読まないでください。この本は予備知識なく読み始めて、著者が自身に課している制限に自分で気付いた方が何倍も読書の楽しみが味わえると思いますので。
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この本を読む予定が無い方、読了した方に何がそんなに面白かったのか申し述べると。最後まで主人公とその恋人の性別が全く分からないんです。先ず、固有名詞が出てきません。主人公は『I』(私)ですし、恋人は『A****』としか表記されていません。その為、名前から性別を推察できず。

2人の描写も、『痩せて背が高い』とか、『上質の筋肉に覆われている』とか、『髪が短い』とか、『青白い顔をしている』とか、どちらの性別ともとれる記載しかなく。セックス等も細かい描写がないので、異性同士なのか同性同士なのかさえも分かりません。
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フランス語は、言語そのものが男女の別をはっきりとつける事でも有名。そのため、フランス語という言語そのものが女性蔑視等に繋がりやすいなどという批判もあると聞きます。その言語を使って描かれたにも関わらず、最後まで主要登場人物2人の性別が分からないのです。

フランス語のいくつかの動詞は、男性形と女性形が存在します。例えば行く(aller)の場合、彼は行ったであればIl est alléですが、彼女は行ったですとElle est allée。その為、性別が分かるような動詞の使用を徹底的に避けているため、『行く』ではなく『歩く』、『戻る』ではなく『職場に出勤する』等の言いかえが行われています。それが、辞書を沢山引かねばならない語彙の多さに繋がってもいます。
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結果として、本全体にミステリアスで硬質な、不思議な品の様なものをもたらしており、読むという行為を満喫しました。それと同時に、如何に自分が性別に縛られた物の捉え方や考え方をしているのかを再認識させられました。

本来であれば、教育の意味を見失い、将来に迷い、肉欲的な恋に落ち、日々の暮らしに没頭することで将来の不安を忘れる…というような悩みに性別は関係ない筈。にもかかわらず、絶えず男女の別を判断しようと脳みそが勝手に分析してしまう。それこそが、如何に自分が、そしてひいては社会全体が性別に拘泥しているのかを物語っていて。正にそこが、著者が挑戦状を叩きつけている社会の在り方なのだろうと感じました。
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考え方の癖は、継続的な教育と経験によってしか変えられず、変えることがとても難しいと聞きます。この本は、少なくとも自分を見つめなおすきっかけになると感じました。もっと広く世に知られているべき本のような気がします。

2017年2月 7日 (火)

街角風景

朝から雨の火曜日のニューヨーク。今日は1日雨が降ったり止んだりし、午後からは霧も出る予報です。明日の夜一気に気温が下がり、雪が降るようです。最近氷点下にあまりならずに寒さが和らいだ日が続いていたので、風邪などひかれないようご注意ください。

日曜日の午後8時頃、16歳の女性がクラウンハイツのユティカ・アヴェニュー駅のプラットフォームで地下鉄を待っていたら、2人のティーンネイジャーと思しき男が近付き。いきなり彼女を線路に落とし、その後自分達も降りてきて、彼女の頭を殴り。現金・学校のID・衣服を強奪して逃走するという事件が起きたそうです。被害者は重体のようです。ニューヨークでは、いきなり人を突き落す事件が割と起こるのでホームの端に立たないように気を付けねばなりませんが。ここまで来ると気を付けようがありませんね…。そんなことは難しいですが、なるべく人が少なくなる時間帯に1人でいないようにすることぐらいでしょうか。

ニューヨーク市内にあるアパートを3か月以下の契約で人に貸し出す事を禁止する法律が施行されましたが。実際にAirbnb(エアビーアンドビー)でアパートを又貸ししていた人達が罰金を命じられました。違反者への罰金は$1,000。加えて消防法違反(火災報知器がついていないとか)等色々な違反それぞれに罰金が$1,000ずつ加算されるそうで、1人で$5,000の支払いを命じられた人もいたのだとか。また、違反回数が増えるにつれ罰金の金額も上がっていくそうです。とは言え、殆どの人はそれでもAirbnbに広告を出したままにしているのだとか。何はともあれ、Airbnbでアパートを貸し出している方はお気を付けください。

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さて、今回は最近見掛けた街角の風景をご紹介します。
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チェルシーは、アーティスティックなグラフィティが多い地域です。

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このスノーマンは数か所で見掛けたのですが、何のメッセージなのでしょう?貧困撲滅?

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アートをその場で描くのではなく、持ってきて貼り付けていると思われるストリートアートが多くなってきました。

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以前からあるお店の宣伝。チェルシーは、洗車や車の修理をする店が軒を並べています。減ってきましたが。

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何かの宣伝でしょうか?それとも自由な発想を!という訴え?

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ポジティブなメッセージを広げようという動きも感じられます。

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お店もはっきりと意見をいう風潮が際立っている気がします。

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トランプ大統領を茶化す動きも活発化?

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ウエストヴィレッジのレストランに貼られていた新聞広告?

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ハイラインに面した壁に突如現れたアート。アメリカの地図に「助けて~」と書かれています。

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ストーンウォールイン前の交通標識。

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以前載せた事がありますが…トライベッカの建物。

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こちらも以前載せたことがありますが…因果は巡る。今読むと沁みますね。

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鍵に覆われたスペアキー屋さん。

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2017年2月 6日 (月)

コーヒーを飲んでACLUを応援

晴れている月曜日のニューヨーク。最高気温は7℃で朝晩も氷点下に下がらない予報。寒さが和らいだ1日になりそうです。

月曜日は朝イチで家を出て夕方まで帰宅できないので、ブログを書く時間が取れないため、日曜日の夜に書いています。今はスーパーボウルの真っただ中なので、街がいつもより静かに感じます。車も少な目。皆さんバーや友達の家に集まって観戦中なのでしょうか。

トランプ大統領のスローガンは「アメリカ・ファースト」ですが、それを茶化してヨーロッパ各国の政治風刺コメディー番組(多分アメリカでいうとコメディ・セントラルのザ・デイリー・ショーの様な番組?)と思しきTV番組で、「アメリカ様には逆らいませんから、自分の国を2番目にしてくれませんか?」と売り込むふざけた動画が次々と放映されて話題になっています。現在のところ、リトアニア、ドイツ、オランダ、スイス、ベルギー、デンマークおよびポルトガルの7か国の番組が動画を発表していて、自虐ネタを連発しています。とはいえ、私はリトアニアの事を全然知りませんでしたし、各国のお国柄が感じられて興味深く見ました。動画が片っ端から消されているようなのですが、検索するとまだ見つかりますのでご興味がある方は是非。
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さて、今回は金曜日から日曜日にかけて、全米のコーヒーショップが行っていた資金集めの取り組みについてです。
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全米350店舗以上のコーヒー屋さんが、2017年2月3日(金)~5日(日)に掛けてAmerican Civil Liberties Union(アメリカ自由人権協会)の資金集めに協力する取り組みを行っていました。アメリカ自由人権協会は、言論の自由を中心に人権を守るために設立されたNGO団体。

トランプ大統領が当選してから、言論の自由や信教の自由を脅かすような発言が目立つため、寄付金が跳ね上がった事がニュースになり耳にされた方も多いのではないでしょうか。
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そして最近では、イスラム教徒が多数を占める7か国からの移民・難民の入国制限を命ずる大統領令が発令された際に、各空港のロビーにキャンプをして弁護をしていたACLUの弁護士さん達が大きくニュースに取り上げられたので、記憶に新しいのではないかと思います。

現在でもJFK国際空港には、ACLUの弁護士さん達が常駐して対応に追われているようですし、ACLUは大忙しなのでは?と想像します。そんな訳で、トランプ大統領の政策/もしくは方法に反対している人々は、ACLUに大きな期待を寄せており。「ACLUに寄付しよう!」という呼びかけも頻繁に目にします。
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そのような流れを受けて、今週末参加を表明したコーヒーショップがACLUに寄付するための窓口になる試みが行われていました。ショップによっては、週末の収益の数%を寄付したり、特別メニューを注文した人の売り上げだけが寄付されたり、はたまたカウンターに寄付を集める容器が置かれているだけだったりとバラバラの対応だったみたいですが。何かしたい!という人々の気持ちを受けての動きだったのだと思われます。

そんな訳で、我々も朝ごはんがてら近所の参加店舗に足を運んだのですが。店員さんは、ACLUへの寄付の事を全くご存知なく、本当に私達の飲食が少しでも寄付されるのかは甚だ疑問でした…。一応協力店舗マップには載っていたのですが。でも、女性店員さんは、「全然知らないけれど、ACLUには協力したい気持ちで一杯よ!この店舗は参加してないかもしれなくて、申し訳ないけれど…」と残念そうでした。
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でも、まぁ、兎に角何かする努力はしたぞ!という自己満足に浸れたので良しとします(本当はそれじゃ駄目なのですが)。なんでも自発的に楽しんでやらなきゃ!というアメリカらしい取組だと感じました。

2017年2月 5日 (日)

ストーンウォール・インの連帯を呼びかける集会

雲が多いものの太陽が顔を覗かせている日曜日のニューヨーク。今日は1日曇ったり、晴れたりの繰り返しのようですが、雨は降らない予報です。最高気温は6℃と、昨日に比べると寒さが和らぐみたいです。

本日は全米が湧きたつスーパーボウルの日です。毎年スーパーボウルと言えば、ゲームの合間に行われるハーフタイムショーに誰がどんなパフォーマンスをするかということと、合間のコマーシャルがどの会社のどんなCMかという事が大きな話題になります。

スーパーボウルのCM料金が一番高額だといわれているので、各社CM枠をもぎ取ったら力を入れた・その日しか放映されない特別CMを作ってくるそうです。でも今年は、バドワイザーのCMが違う意味で話題をさらっていました。

それというのも今回のCMでは創業の歴史を振り返るCMの中で、創始者がドイツから移民としてアメリカにやってくる場面が描かれており。その場面で、「アメリカへようこそ!」という声の後ろで「お前は歓迎されてない!」、「郷に帰りやがれ!」と叫んでいる声が入っているのです。これがトランプ大統領の移民を締め出す政策の批判だと取られて話題となっていたわけです。

トランプ支持者がどのような反応をしているのか、ラジオでは伝えられませんでしたし、CM内容が発表されてから身近な支持者とは顔を合わせていないので分かりませんが。私が親しくしている人達は、トランプ大統領に激しく抗議しているので、フェイスブック上には「今年はバドワイザーを飲みながらスーパーブルを観戦するぜ!」みたいなポストが溢れていました。

今晩は大騒ぎになるのでしょうか。
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さて、今回は昨日ストーンウォール・インの前で行われた連帯を呼びかけるための集会に足を運んだ徒然です。
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トランプ大統領が、次から次へと各方面に影響を与える大統領令を(多分たいして関係各所に意見を求めたり調整したりせずに)発令したり、大統領になってからもツイッターで大統領にあるまじき発言を繰り返したりする中で、アメリカ中がヒートアップしている昨今。

支持者は「何がいけないの?彼は選挙で公約したことをやっているだけ」、「アメリカにとって利益になることを強いスタンスで積極的に行っている」、「今までこう着状態だった色々な問題を強いリーダーシップで変えていってくれている」と大いに評価しており。
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トランプ大統領を批判していた人々は、とんでもない!と危機感を募らせ。今まで政治に深い関心を持っている様には見えなかった友人達も、フェイスブックで連日意見を述べたり、重要だと思うニュースをシェアしたり。募金をしたり、集会やマーチに馳せ参じたりと非常に政治的にアクティブになっています。

かくいう私は、ニュースを読んでは頭にきてはいましたが、あまり生活パターンや思考パターンは変わっておらず。ただ体調を崩し易いと思っていたら、健康診断に訪れたお医者様に「ストレスのせいでは?」と言われてしまい。最近次々に色んな事が起こるのでニュースを追い切れないし、確かにストレスレベルは恒常的に高いので、自分を守る意味で少しニュースと距離を置こうかな…と思い始めています。
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連日ニューヨークでは、抗議デモが繰り広げられています。が、私は日本人ですし、別に永住権を獲得している訳でも、これからずっとアメリカに住む覚悟を持っている訳でもないので、住んでは居ても国政に口を挟むべきではないという気持が常にあり、抗議デモには参加してきませんでした。気持ち的には一緒に歩きたかったのですが。

ただ、昨日アメリカのLGBTQの歴史が動いたメモリアルであるストーンウォール・インの前で連帯を呼びかける集会があると聞いて、これには参加してきました。LGBTQの問題は人権問題であり、アメリカの国益とは次元の違う問題で、親しくしているLGBTQの人々の事を考えると全く他人事ではないので、この集会は参加しても問題ないと考えた為です。
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集会の目的も連帯を呼びかけるという漠然としたものだったので、色んな主張のプラカードが見られました。黒人差別の根絶(警察官による有色人種殺害の根絶)、トランプ政権がオバマ大統領政権下に認められたLGBTQの権利を認める法案を破棄しようと目論んでいると報道されていることに対する抗議、宗教を理由にLGBTQの人々を拒否することを禁止した法令の破棄に対する抗議、白人至上主義に対するNO、メキシコ国境に建設予定の壁への反対、移民・難民締め出し政策全般に対する抗議、女性蔑視への抗議、環境問題の訴え、そしてトランプ政権そのものへのNO。

人が多くてストーンウォール・インの前に居たメインスピーカーが何を言っているのか全然聞こえませんでしたし。1時間半程であまりの寒さにギブアップしましたが。その場にいた女性が「Oh, I love people」と歌うように言っていたのが印象に残っています。
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不安に怯える人々や怒りに震える人々が集まることで、気持ち的に救われる事が感じられ、こういう集会の重要性を改めて認識しました。私もボランティア仲間や彼女の友達と過ごすことで、随分ストレス発散ができた気がします。生粋のアメリカ人である彼女達が、私の誘いに快く応じて地下鉄を乗り継ぎ馳せ参じ、寒い中1時間以上一緒に声を上げてくれたことは大変連帯が感じられる、心慰められることでした。

これから暫くは、日々のニュースを読む時間を減らし、代わりにNew Yorkerや本を読む時間を増やしつつ、友達の戦いはサポートしたいと思います。

コメディーショー『自殺のキャリア』

快晴の土曜日のニューヨーク。今日は段々と雲が出るものの1日晴れる予報。最高気温は午後にならないと氷点下を脱しないようで、最高気温は2℃。昨日に引き続き寒そうですので温かくしてお出掛けください。

昨日は、転職するボランティア先のマネジャーさんのサプライズ・お別れパーティーでした。残念ながら私は別のボランティアが忙しく、パーティーが終わる直前にちょっと顔を出して挨拶することしかできませんでしたが、最後にお別れができて良かったです。想像したよりも本格的なパーティーで、ケータリング(ドリンク)が入っていたり、記念撮影をする用のデコレーションされた椅子が置かれていたり。一般市民からの募金で賄われるNPOなので資金の使い道には慎重にならなければいけない訳ですが、働いている従業員を大事にできない組織は駄目だよなぁと他のNPOを見ていてつくづく感じるので、昨日のパーティーは好ましく感じました。ずっと組織を引っ張ってきた方だったので寂しくなりますが、次のステージでも活躍する気満々だったので楽しみです。お知らせをくださるそうなので、是非次の職場にも足を運んで彼の手腕を堪能させて貰うこととします。別れは寂しいですが、自分の世界を広げてくれるきっかけにもなりますね。
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さて、今回も既に終わってしまったコメディーショー『Career Suicide』の感想です。
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このコメディーショーは2017年1月8日までNolitaにある小さな劇場で上演されていました。去年からなるべく沢山観劇しようと以前よりは頻繁に劇場に足を運んでおり、チケット会社から送信されるお知らせメールで興味を持ったショーでした。人から推薦されてもおらず、New Yorkerでレビューを読んだわけでもなく、話題になっていたわけでもないのに観に行くのは珍しい事です。

では、何故興味を持ったかといえば、コメディーなのに題材が自殺だという事につきます。自分の中に自殺を笑いの題材にするという発想自体がなかったので、純粋にどんな風に創り上げているんだろう?と興味を引かれました。
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そして、鬱を患う人とどうやって接するのか分からないというモヤモヤと漠然とした悩みがあったのでヒントが欲しかったという事もありました。何故かクラスで精神科医の女性と一緒になる機会が数回あり。彼女達の話を聞いていると、鬱がとても難儀な治りにくい病気であることが感じられたり。元同僚から鬱で苦しむ同僚の話を聞いたり。友人が軽い鬱なのでは?とちょっと悩んでいたり。色々なことが重なり、去年からかなり鬱病に興味があるのです。

このコメディーは、Chris Gethard氏というコメディアンが1人で滔々と喋るというもの。彼は自殺願望が強く出るタイプの鬱症状に学生時代から悩まされ、アルコール依存症も患っていたのですが、その事をさらけ出して面白おかしく語るというショーでした。とは言え、ゲラゲラ笑うという感じではなく、時々クスッとする程度。真面目な内容が大半を占めていたように思います。
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通常劇場に足を運ぶとご年配の方の方が多い印象を受けるのですが、このショーは若い観客が多かった事が記憶に残っています。それだけご自身や周りに鬱を患っている人が居て、悩んでいる人が多いのかもしれません。またこの劇はオフブロードウェーの他のショーと比べてもチケットが安かったのも一因かもしれません。

アルコール依存症というのは飲酒量の問題だけではなく、飲酒の回数や全体量が少なくとも、飲んだ時に記憶を失ったり、奇行を繰り返すことも含むのだという事実を知ったり。自殺願望を伴うような鬱でも、処方された薬を正しく服用すると問題なく日常生活が送れるのだというのが驚きだったり(私は勝手に症状は改善するものの、スパッとは治らないと思い込んでいました)。
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色々参考になる話が多かったのですが、一番印象に残ったのは鬱の人と話したり、関わったりするのを躊躇すべきではないというアドバイス。「鬱の人はちょっとしたことで傷ついてしまいそうで話すのが怖い」とか「自分から話しかけたり、外に出てきたりするのを見守る方が良いのでは」という人が多いけれど、それは間違いだとはっきりと仰っていたのが一番の学びだった気がします。

それと同時に、正しい治療の大切さも学びました。よく効く薬でも誤った使い方をすると症状が悪化すること。一度飲み始めた薬を、保険が切れた・お金が払えない等様々な理由から中断すると非常に危険であること。
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そして、社会として鬱や自殺をタブー視せず、もっと広く正しい知識を広め、正しく議論すべきなのだという事も強く感じました。精神的な病気は恥ずかしいという意識そのものが、苦しむ人々を回復の道から遠ざけているのだということが理解できました。そして周りの人々も戸惑い、悩んでいる人が多くいると思うので、対処方法ももっと広く知らしめるべきだと思います。ショーの中でも、クリス氏のお母上が息子の鬱の事実を受け入れられず、泣いて泣いて苦しむ様子を見て彼も余計に悩んだという話しもありました。正しい知識こそが、鬱に苦しむ人とその周りの人々を助ける筈です。

自殺願望を抱いて苦しむ日々を過ごした自殺のキャリア、そして自殺を題材として取り上げることはコメディアンとしてのキャリアにとっては自殺行為だという意味がタイトルに込められているだろうショー。社会の意識を変える上で、意義あるチャレンジだと思います。
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これをきっかけに、広く鬱病について語られる世の中になりますように。

2017年2月 4日 (土)

あちこちのストリートアート

薄曇りの金曜日のニューヨーク。今日は1日曇りの予報。最高気温は1℃と寒い1日になりそうですので、温かくしてお出掛けください。

最近ニュースが多くて、文化面まで気が回らない感がありますが。2月2日はグランドホグ・デーだったんですね。ニューヨークのチャック君は影を見ず、早い春の訪れを告げたそうです。本当でしょうか?ちなみに有名なフィラデルフィアのフィル君は影を見たので、長い冬を告げたとの事。今年はとかく気が滅入りがちな冬なので、チャック君が正しいことを信じたいと思います。

もう1つ、2月2日は、フランスでは『La Chandeleur』(英語圏ではCandlemas:聖燭節、もしくは聖母の清めの祝日)という宗教祝日で、伝統的にクレープが食べられる日だったのだそう。なんでも、元々は新しい麦が収穫される前に貯蓄した麦を消費するきっかけとして考案されたのでは?とか、春分を祝うために太陽みたいな形をしたクレープを食べたのでは?と言われているそう。歴史的には5世紀のローマで、法王が蝋燭を持ちながら街中を行進し、集まった貧民にガレットを振舞ったことから始まったと言われているのだそう。

今はゲン担ぎで、夕食の時間にクレープを食べ、クレープを作る際には右手でクレープをひっくり返しつつ、左手には金でできた物を握ると良いとか。最初の1枚は、箪笥の一番上の引き出しの中かクローゼットの上に置くと良いとか。色んな言い伝えがあるそう。フランスってゲン担ぎが大好きですよね。知っていたらこれを言い訳にしてクレープを食べたのになぁと思ったのでした。
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さて、今回はまたまた溜まってしまったマンハッタンとウィリアムズバーグで撮影したストリートアートのご紹介です。出掛ける時間が迫り、文章を書く時間が取れないので…。
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夏ころ見掛けたゲリラ個展。チェルシーでも見掛けましたが、これはSoHoだったと記憶しています。

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何処で見掛けたのかは忘れてしまったのですが…ウィリアムズバーグかな?歩道に描かれた絵。

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Nolitaの消防署。消防署には其々工夫を凝らしたデコレーションがされていることが多いです。

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これはただの落書きですが、煉瓦に書かれているとアートっぽく見えるような…。ニューヨークらしい風景です。

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お店の宣伝文句ですが、良い言葉です。
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倉庫の扉?

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記憶が全然ありませんが・・・SoHoの辺り?

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ブロードウェーの中華街近くにあった3つの壁画(だと思います)。

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これは以前載せたと思いますが、中華街にある壁画。

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中華街らしいストリートアートです。

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歴史保護地区には通りの歴史が説明された板がひっそりと掲げられていることがよくあります。これはチェルシー。チェルシーには、歴史を感じられる散歩が楽しい通りが多いです。

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ローワーには工夫を凝らした看板が多くて見ていると楽しいです。

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ミッドタウンウエストにあった壁画。

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チェルシーで見掛けた壁画。

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何処で撮影したか全然覚えていない、シャッターに描かれた絵。

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ハイラインに突如2か月前程から出現した壁画。

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トランプ大統領批判のアートも色んな場所で見られます。

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これも以前載せたような…。SoHoにある騙し窓が描かれた煉瓦の建物。

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ミートパッキングの落書き?アート?

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2017年2月 2日 (木)

ハイライン下の地元民に愛されるカフェ

また雲が出るものの1日晴れる予報の木曜日。昨日は気温の割に強風に冷やされて体感温度が低かったですが、今日の最高気温6℃はどうでしょうか。朝早くからヘリコプターの風切音+ローター音が響いてますが、何か大規模なデモがあるんでしょうか…。

先日友達がフェイスブックでアメリカ人のエッセイストのデビッド・セダリスさんのリーディングをBBCがポッドキャストにしているサイトをシェアしてくれていました。我が家にはTVが無いので、家事をしている間はラジオを聞くことが多いのですが、リーディングとかを聞きたいなぁと思っていたので有難いです。長いことフランスに住んでいたセダリス氏ですが、今はイギリスに住まれています。そんな彼に「イギリス人とアメリカ人の違いはなんfだと思われますか?」と司会者が質問し、「例えばご近所さんがロールスロイスに乗っていたとしましょう。アメリカ人だったら、自分もロールスロイスを買いたいなと思う。でも、イギリス人はそいつが交通事故で死んでしまえばいいのにと思う」と答えていて、思わず笑ってしまいました。聴衆はイギリス人が多いのだと想像しますが、大笑いしている声が入っていて的を得ているのかな?と考えて余計にうけています。

毎日のように市の何処かで抗議活動が繰り広げられています。今日はイエメン人のコミュニティーが一斉に仕事を休み抗議活動をする予定です。その多くが近所の日用雑貨や食事を販売しているお店で、お休みする予定の店舗は1,000店になると主催者側は発表しています。休んだ店主たちはブルックリンのボローホールの前で抗議活動をするとの事。いつも街角のお店で日用品を買っている方は、午前中に買い物を済ませた方が良さそうです。

まったく10日しか大統領職に就いていないのに、20もの大統領令を出すってどういうことなんでしょうか…。
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さて、今回はチェルシーのハイライン下にある小さなカフェ『Underline Coffee』です。
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この小さなカフェは、コーヒーの焙煎と家具職人をしていた男性が友人と一から手作りしたカフェで、すっかり地域に馴染んでいる感があります。できた当初から気になりつつも、訪れたことがなったのですが。ボランティアをしていたら、複数人から「あそこのコーヒーは美味しいよ」と薦められたので、ボランティアの梯子をする際にランチ代わりにペイストリーをつまんだりするために立ち寄るようになりました。
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ちゃんとしたコーヒーなのはわかるのですが、コーヒーの酸味がとても苦手な私にとってはあまり好みではない味なのですが。何故かボランティア中に飲むコーヒーはここで購入するようになったのは、お店の雰囲気が凄く良いから。お客さんも地元の人が占める比率がとても高いですし、従業員さん達はフレンドリー。

オーナーさんが自作したのかは不明ですが、木の個性的な家具は落ち着きますし。煉瓦の白壁・アートの様な照明や、植物を使ったオブジェ。飾られるアートも独特な雰囲気を醸し出していて、居心地抜群です。
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ボランティア仲間とお喋りするのも決まってこのカフェ。季節のコーヒーを試したりして、お喋りを楽しんでいます。先日飲んだ季節限定ラテには、八角の粉が掛けられていてとても美味しかったです。

平日の昼間しか訪れたことが無いのですが、いつ訪れても問題なく席に着けます。奥のカウンターの時もありますが、小さいながらもそれなりの席数があります。
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割と静かな雰囲気ですが、お喋りに花を咲かせていても問題なし。PCで作業している人、仕事の打ち合わせをしている人、友達とお喋りする人、1人でランチする人など色んな人が居ますので、幅広い用途に利用できます。とは言え、4人以上のグループであれば、コーヒーだけ買ってすぐ目の前のハイラインに行って飲んだ方が良いかもしれませんが。

値段は、マンハッタンのこじゃれたカフェ値段。決して安くはありません。でも、地元経済に貢献しているという感じのお店なので、ちょっと罪悪感が薄いかも。頑張っている自分にご褒美するのに、居心地の良いカフェでコーヒーを飲む、なんて時に是非。旅行中に1人でランチとか、ニューヨークを感じながら休憩なんて時にも最適です。

Underline Coffee

Under the High Line

511 W 20th St (btw 10th & 11th)
季節によって変わる営業時間や場所等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2017年2月 1日 (水)

オフブロードウェイ・ミュージカル『A Taste of Things to Come』

曇りの水曜日のニューヨーク。雪は止み、予報通りアスファルトには積もっていないようです。太陽が顔を覗かせるようですし、最高気温は8℃まで上がる予報ですので、凍結して危ないというようなこともないでしょうか。

気持が落ち込み過ぎて忘れていましたが、オーガニック食材が豊富に揃うスーパーマーケット『Whole Foods』がブライアントパーク前(紀伊国屋書店の並び)に新しい支店を土曜日にオープンしました。観光の途中にも立ち寄り易い立地なので、益々便利になりますね。

トランプ大統領が就任してから、アメリカでは珍しく外国に学ぼうという風潮がある気がします。ヨーロッパでは移民・難民問題でどんな問題を抱え、どのように対応しているのか、とか。そんな中、カナダは何故拳銃による犯罪が少なく安全で、国民保健を確立し、移民・難民にもオープンでいられるのか?という比較が頻繁にされていたように感じますが。そのカナダのケベックで、週末礼拝中のモスクで銃が乱射され、6人が死亡、8人が負傷する事件が起こりましたね。アメリカでは大ニュースがあり過ぎて、直ぐにあまりメディアに取り上げられなくなりましたが。自分と違う人を排斥する風潮が広がったことが影響したのでは?と余計に暗い気持ちになりました。
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さて、今回は既に公演が終わっているオフブロードウェイ・ミュージカル『A Taste of Things to Come』の感想です。
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このミュージカルは2016年11月17日~12月11日まで上演されていたYork Theater Companyによるプロダクション。会場はミッドタウンのレキシントン街にある教会の地下にある劇場でした。York Theater Companyは、47年の歴史を誇る劇団とのこと。

何故このミュージカルに興味を持ったのかと言うと、去年ボランティア仲間に勧められて観劇したBedlamの『SENSE & SENSIBILITY』がとても気に入り。そのBedlamで働いていた女性が、ディレクターデビューをするミュージカルであるとお知らせのE-mailが届いたから。去年のシェイクスピア・イン・ザ・パークでもそうでしたが、女性によって制作された劇や女性のみによって構成された舞台が増えているように感じて応援したい気持ちもあり。若い女性が初めて創り上げるミュージカルで、キャストは全員女性なんて、是非観に行こうとなったわけです。
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小さな劇場でしたが、狭いロビーの壁には一面ミュージカルの舞台となっている1950年代~1960年代に掛けて考案された、今となってはぎょっとするようなレシピの数々が貼り出され、観劇気分を盛り上げてくれました。小さな劇団なりに愛情を持って運営されていたようで、手作り感満載のグッツも少しだけ販売されていたり。

ミュージカル自体は比較的短く、4人の女性キャストが密室でずっと歌い踊っているだけという密室劇。舞台の展開もありませんし、休憩を挟んで10年の時が過ぎるのですが、第1部と第2部は其々50年代と60年代の1日を演じているという空間と時間の限定ぶり。その中で4人の女優さん達の会話と歌(たまに主人公の生ナレーション)を通じて物語を浮き彫りにしていくスタイルでした。
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見終った後は幸せな気分になりましたし、とても楽しめました。が、周りの人たちに熱心に薦めたくなるという感じでもないような。広がりがあって、考えさせられるという感じのミュージカルではなく、楽しめて、心が軽くなるエンターテインメントでした。とは言え、このご時世。毎日なんだか憂鬱なニュースばかりなので、たまにはパーッと観劇でもして楽しみたいという事も多いですから、このミュージカルみたいな軽い・明るい・楽しいという感じの作品も必要ですよね。

そうはいっても全然実が無いという訳ではなく。4人の女優さんは、其々子だくさんの専業主婦、結婚はしていても子供を作らない主義の主婦、そうあるべきだと白人の男性と結婚したものの本当に愛しているのは(違法である)有色人種の男性だと気付いてしまいハーフの婚外子を身ごもっている主婦、および女優として成功することを夢見て独身を貫いている女性を演じており。1950年代の女性が如何に抑圧され、自由が無く、其々の立場で孤独に苛まれていたかが分かりますし。遠い昔のように感じますが、結構今でも同じように女性は苦しんでいることが多いよなーと思いました。
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そして休憩後の第2部である1960年代は、女性の考え方や立場が粘り強い公民権運動によって変わりつつあることが同じ4人を通じて描かれています。皆さん第1部ではワンピースを着て言葉使いにも気を付けていたのに、第2部ではパンタロンを穿いたり、自由に話したり、職を持っていたり、自分の会社を立ち上げていたり。たった10年で社会がガラリと変わった事が感じられました。知識として知っていても、動いている女性を見ると違いが実感できたというか。

観劇後、夫と夜道を歩きつつ感想を言い合っていたのですが。私が「たった10年であんなにがらりと世相って変わるんだねー。変化って起こる迄は長いけど、起こってからはあっという間に広がるんだね。そのティッピングポイントに到達する迄は時間が掛るけど、超えてしまえばがーっと一気に変わる感じがよく感じられて面白かった。」と言ったら、夫は「どちらかというと50年代から60年代の変化の急激さよりも、60年代から今までの50年近く、女性の権利を巡る状況が殆ど変化してない事の方が驚いた」と。うーん、確かにと唸ってしまいました。
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初演はフィラデルフィアの小さな劇場だったというこのミュージカル。チャーミングな作品だったので、いつかまた何処かで再演されるでしょうか。

ウエストヴィレッジのビーガンデザートカフェ

雪が降っている火曜日のニューヨーク。今日は1日雪が降ったり止んだりのようですが、アスファルトの地面には積もらない予報です。明日には晴れるようなので、そんなに不便はなさそうに感じます。最高気温は2℃。寒そうですので、温かくしてお出掛けください。

昨日は朝から夕方まで用事があった長い日で、帰宅したらクッタクタでブログを書く元気が起きませんでした。今日は通常であれば午前中からボランティアの日ですが…。何故か日付が変わるころ体調が悪く目が覚めて。そこから何時間もトイレとお友達状態になり、早朝まで眠れなかったのでお休みをいただき部屋でぬくぬくしています。ボランティアのパートナーに電話して事情を説明したら、「完璧に治しなさい。今日は雪で病人が出歩くには適さない気候だし。医者にも診てもらった方が良いわよ。」と快く引き受けてくださいました。雪の中の散歩を楽しみにしていたのですが、残念ながら部屋から眺めています。

昨日クラスに顔を出すと、先生が「良い週末を過ごされましたか?」と質問。そこで殆どクラスメイトと先生に助けてもらいながら、「良い週末だったんですけど…。トランプ大統領のせいでストレスフルでした。」と回答。そこから他のクラスメイト達も、「私はバテリーパークの抗議デモに行きました。」とか、「全然良い週末じゃなかった!腹立たしい!私もバテリーパークの抗議デモに参加してました」とか怒りをぶちまけ。休み時間には大議論。トルコ出身のアメリカの市民権を獲得している女性は、「真剣にカナダに移住することも視野にいれている。自分は市民権を獲得しているから影響はないけど、だからと言って看過できない事態でしょ?アメリカ人は自由や権利に慣れ過ぎて、それが戦って勝ち取るものだという事を忘れてる。自由民主主義なんてあっという間に失われちゃうのに!トルコを見なさいよ、あっという間だったんだから。」と熱弁。ペルー出身の査証(ビザ)で滞在している女医さんも、「元からアメリカに来たかったわけでもないから、ヨーロッパにでも移住しようかな…。別に自分には影響はないだろうとは思っても、今は国外に出る気がしないし、居心地だって良くないし。」と憂い顔。

2人とも博士号を持っているバリバリのキャリアウーマンで、完璧なる(少なくとも)バイリンガル(で、現在フランス語を習得中)。こういう人達が真っ先にアメリカを捨てちゃうんですね…国益を損ねてるなぁと感じます。アメリカ人の精神科医であるクラスメイトは、「他の人から見たら私だって視野が狭くて無知だとは思うけど…それを承知で言わせてもらえば、アメリカ人ってなんて自己中心的で、視野が狭くて、馬鹿なんだろうってがっかりしちゃう。メディアの報じ方もねぇ…」と複雑そうでした。フランス人の先生は中立を保つために聞き役に徹してましたが、興味深そうでした。

フェイスブックは政治色を帯びたものばかり。皆さん、代議士に電話したり、寄付をしたりと相変わらずせっせと戦い続けているようです。ヨーロッパもアメリカもオーストラリアも大変な時期ですね…。
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さて、今回はずっと気になりつつ混んでいるので入店する機会を逸していたビーガンスイーツカフェ『Sweets by CHLOE』です。
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『by CHLOE』というブランドは、完全菜食主義(菜食主義の上に、乳製品や卵も食さず、植物由来の食べ物しか口にしないこと)の為のレストランを展開しており。クロエさんという、ご自身も生涯ベジタリアンでビーガンになってから10年という、リアリティーTVのカップケーキコンテストでビーガンシェフとして初めて勝ち残ったことで注目を集めた女性シェフが考案した、植物由来の食材のみを使っているにもかかわらず満足できて美味しいメニューが並んでいることで2014年から人気を博し。今ではニューヨークだけでも3店舗のレストランを構え、ロックフェラーセンターとウィリアムズバーグに近々店舗をオープンする予定という飛ぶ鳥を落とす勢いの人気レストランチェーンです。ボストンとLAにも店舗があるそう。
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そんな人気レストランのウエストヴィレッジ店の隣に、スイーツ専門店である『Sweets by CHLOE』があります。名前の通りピンクを基調にした甘々な外観で、いつ通り掛っても沢山の人で賑わっているカフェ。ショーケースには、写真映えしそうな可愛らしいホールケーキが並び目を引きます。そんな訳で、人気がありそうなことと、外から見えるケーキの可愛さに興味を惹かれ、ビーガンスイーツだと知らずいつか試してみたいと思っていました。
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夫と用事でNoHoに出掛けた際、少し早めに着いてしまい。夕方だったせいか、たまたま店内に2つしかないテーブルが空いているのが目に入ったので、ふらりと入店。ドリンクで抹茶ラテを頼んだら、ミルクは何にするか聞かれてので「ホールミルクで」といつものように答えたら。「このお店はビーガンなので、乳製品は一切置いてないんですよ。だから豆乳かアーモンドミルク(の他にも選択肢があったのですが忘れました)から選んでもらいます」と言われ、初めてビーガンだから人気があると気付いた始末でした。

おやつには、ケーキ、パイ、クッキー、バー(ブラウニーとか)、カップケーキ、アイスキャンディー、アイスクリーム、アーモンドミルクを使ったミルクシェイク、マフィン、ペイストリー類、チアシードのプディング、バブカ、シナモンロール等バラエティー豊かに揃っており。ドリンクもお茶類やコーヒー類が一通り揃っています。
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店内にはテーブルが2つ。ショーウィンドーがちょっと張り出しているので、そこに座っている人や立ち食いしている人もいました。店舗前にもテーブルが用意されていますが、この時期はちょっときついかもしれません。でも外で頑張って食べてらっしゃるのを見掛けますが。

私はピーナッツバター&ジャムのカップケーキを。夫はシナモンロールを注文。どちらもビーガンだなんて信じられない味で、食感も普通のスイーツと変わりませんでしたし、美味しかったです。確かに満足感がありましたがシナモンロールは大きすぎ、夫は半分位残していました。2人で1つをシェアする位で丁度いいかも。
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カップや商品を入れてくれる箱も、ピンクで女性が好きそうな感じ。写真映えもしそうですので、ちょっとしたプレゼントなんかにも向いていそうです。

値段はマンハッタンのカフェの平均的な感じですが、店内で友達とゆっくりお喋りというのには向いていません。甘いものを食べるために出掛ける、もしくはテイクアウトするというタイプのカフェだと感じました。

Sweets by CHLOE
185 Bleecker Street B, New York, NY 10012
メニューや営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

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