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2017年3月

2017年3月30日 (木)

コペンハーゲン観光③

朝から気持ち良く晴れている木曜日のニューヨーク。昨日は風が強くて午前中は手がかじかむような寒さでしたが、今日も最高気温は10℃とあまり暖かくならないみたいです。明日は降水確率100%なので、済ませられる用事は済ませておいた方が良さそう。

全世界で起こっている難民危機について認知してもらう事を目的として、ウォールストリート近くにあるトリニティー教会の庭で活動家がテント村を作って夜を越したそうです。今でもテント村があるかは分かりませんが、確かに難民危機については全世界が真面目に考えなければ…と思い続けてはいるのですが。ヨーロッパばかりに負担を強いる訳にもいかないでしょうし、これからどうするべきなのでしょうか。

メトロポリタン美術館で2017年4月3日から中国美術を紹介する特別展が開催されますが、その開催時期に合わせて2階にあるグレートホールでお茶を楽しめるポップ・アップカフェがオープンするそうです。マンハッタンには何でもありますが、美味しいお茶が飲めるカフェが少ない印象を個人的には持っています(知らないだけかも…もしくは人気があり過ぎて待ち時間が長すぎたり)。折角メンバーになったことだし、足を運んでみようかと考えています。混雑しすぎてないといいのですが。
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さて、今回は昨日までの2回に引き続きコペンハーゲン・フリーウォーキングツアーズのクリスチャンハウンツアーで見物した街の中心部のご紹介です。

なお、ウォーキングツアーで受けた説明を既に随分忘れてしまいました。おぼろげな記憶を基に記載しているので、間違いがあるかもしれません。予めご了承の上お読みください。
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クラシカルツアー同様、クリスチャンハウンツアーの集合場所もホイブロ広場(Højbro Plads)です。そして前回同様ホイブロ広場の写真は使い果たしたので、広場の近くのストロイエの写真です。雹交じりの雨が降った後なので、地面が濡れています。

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クラシカルツアー同様アブサロン大司教(Absalon)の彫像とコペンハーゲンの街の成り立ちの説明から始まったのですが。「コペンハーゲンの街中には馬上に乗った男の彫像ばかりでつまらないと思ったでしょう?でもそうじゃない彫像もあるんです。それが我々の目の前にある運河の中にあります」と、皆で目の前のSlotsholm運河に移動。

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運河ツアーの発着場もある橋のすぐ下あたりに、よーく目を凝らすと彫像の一部が見えました(写真では全く分かりませんが)。これはデンマークに伝わる昔話『Agnete and the Merman』を基に、人魚とその夫である人間。そして人間と人魚のハーフである5人の子供をモチーフにした7体のブロンズ像。物語は一人の人魚が人間の漁師と恋に落ち、(どうやって人間になったのか忘れましたが)、海を捨てて人間になり。2人は結婚して5人の子供にも恵まれて幸せに地上で暮らします。でも日が経つにつれ、人魚は海中に残してきた家族や友達を恋しく思い始めます。そこで魔法を使って1日だけ人魚に戻り、海中に帰ることを夫から許されます。でも人魚は人間に戻る期限である日の入りが来ても海中に止まり、人間に戻ることが叶わず。夫や子供達と二度と会えなかった・・・という悲しい物語なのだそう。そこで、せめて家族を一緒にしてあげたいという願いを込めて、7体を一緒に運河に沈めたのだそう。デンマーク人にとって物語や昔話がいかに大切かという事を思い出してもらうための彫像だそうです。

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クリスチャンスボー城(国会議事堂)や…

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The Church of Holmen (Holmens Kirke:ホルメン教会)の説明を受け。

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クリスチャン4世が建造を命じた旧証券取引所。特徴的な尖塔と装飾的な壁面がコペンハーゲンにあっては異彩を放っています。尖塔は4体の動物が絡み合っている装飾なのですが、クリスチャン4世からの注文は「ワニが4頭絡み合っている尖塔」だったそう。でも建築家は生まれてこの方ワニを見たことが無かったので想像で描いたら、尖塔がお披露目されるや「素晴らしい龍だ!」と話題になったため、そのまま龍という事にしたのだとか。

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橋を5分程で渡ってZealand島からクリスチャンハウン島へ。

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王宮等があるZealandに面した部分には近代的な建物が並びます。

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ジーランド島側に建つブラックダイアモンドと呼ばれるデンマーク王立図書館。確か建築資材に南アフリカ産の物(黒い大理石?)を使ったため雨に弱く雨漏りがすることが判明して、開館が遅れたとガイドさんが説明してくれたと記憶しています。黒い大理石をガラスで覆った建物で、図書館からは素晴らしい景色が眺められるそうです。

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クリスチャンハウンの島自体は然程大きくないのですが、この島が埋め立てて1から造った人工島だと考えるととても大きく感じられます。クリスチャンハウンの島そのものの建造を命じたのもクリスチャン4世で、コペンハーゲンを守るための要塞化計画の一部でした。

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クリスチャンハウン島内にある運河沿いには、オランダのアムステルダムに似た端正な家並みが。それというのも、クリスチャン4世が島の造成を命じた際に、その頃お金持ちが沢山居たオランダからの移民を呼び寄せようと画策したからなのだとか。しかし、全然アムステルダムのお金持ちは引っ越してこなかったとの事。

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運河が2本もジーランド島(王宮のある島)からクリスチャンハウンを隔てているため、大きな火事に巻き込まれずに済み。結果として17世紀の古い建物が多く残るチャーミングな通りを楽しむ事ができます。

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火災以前にコペンハーゲンに建っていた多くの建物は、ドイツでよく見られるようなハーフティンバー様式だったそうで、むき出しの木材部分が焼け易かったそうです。そのため、クリスチャンハウンに残っているような、ハーフティンバー様式の家はジーランド島では見かけませんでした。

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コペンハーゲンの何処に居てもよく見える救世主教会(Church of Our Saviour (Vor Frelsers Kirke))の尖塔。入場料を払えば先っぽまで歩いて登ることができます。ただこの尖塔の渦巻き。普通と違い時計と反対回りに造られているそう。救世主教会の救世主とはイエス・キリストの事。尖塔はキリストと向き合うための行程だとみなされているそうです。そこでイエスに会いに行く人たちに武器を持たせないため、急な尖塔を登る際に手すりを掴む手が利き腕の右腕になり、万が一武器を持っていたとしても左手で持たざるを得ないようにするためなのだとか。

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ツアーは昔の砦の上で終わります。現在市の中心部(インナーシティー)と呼ばれている部分は、昔半円形の砦で囲まれていた街。砦には出入り口があり、それが現在は主要駅となっているNørreport (North Gate)等として残っている訳ですが。実際に要塞の一部が残っているのは、クリスチャンハウンの南側、アマー島(Amager)に面したここだけだそうです。言われないと気付かないような、小高い丘みたいな場所です。

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ここはフリータウン・クリスチャニア(Freetown Christiania)の目の前。そのため、この場所でクリスチャニアの歴史と中を見学する際の注意事項を話してくれます。クリスチャニアが生まれたのは1971年。家賃が高騰し、住む場所を探すのに苦慮していた人々が、第2次世界大戦後空き家となった海軍の兵舎に勝手に住み始めたことが始まり。しかしその頃のヒッピームーブメントと結びつき、独自のコミュニティーを形成。デンマークからの独立を宣言し、勝手に自治区を名乗り始めました。現在は違法となりましたが、当初は薬物の使用を合法とする自前の法律を持っていたためにデンマークの警察と随分揉め。社会的な問題とされながらも、現在に至るまで半ば自治区として認められています。

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クリスチャニア内の写真撮影は場所によっては認められているらしいのですが。現在は違法薬物の使用や売買は法律的には禁止されているにも関わらず、多くの人がマリファナ等をスパスパ吸っているため、証拠となる違法行為を撮影することは禁止されています。我々が訪れた際には、門の所でマリファナを吸っている人々がいて、その後もそこかしこでマリファナをふかしているので全然写真が撮れませんでした。直ぐにクリスチャニアを離れてしまったので堂々と麻薬が販売されている通りまで到達しませんでしたが、他の地域と全く雰囲気が違うことはヒシヒシと感じました。

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自治区で税金は国に払っていないといっても、人口850人の小さな町で国として独立するのは実質的には無理。その為クリスチャニアの住人は、心では自分はクリスチャニア人だと思ってはいても、海外に行くとき携行するのはデンマークパスポート。医療保険カードもデンマーク政府から支給された物を使い、デンマークの医療制度を利用。年金もデンマークから貰うそうです。ゴミの収集等はクリスチャニアがコペンハーゲン市に委託して収集してもらう形をとっているとの事。

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クリスチャニアの存在を知ったことが、私がデンマーク旅行を計画した一番の要因でした。国の中に自治区があるなんてどういうこと?と。実際に足を運んでみての感想は、デンマークとしても対応に苦慮していること。自治区とは言っても、概ねデンマークの一部として機能していること。武力を行使することを良しとしない国民性が、現在のどっちつかずの状態を容認する結果を招いているみたいということ。社会的実験を歓迎しているというよりは、どちらかというと触らぬ神に祟りなしというような対応に見えたこと。

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とは言え、ボランティア仲間は、コペンハーゲン旅行で一番気に入った場所の1つがクリスチャニアだと仰っていました。コペンハーゲンを旅行したら、是非クリスチャニアにも足を延ばして、壮大な社会実験を目の当たりにされては如何でしょう?

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運河に石畳の道、古い建物が作り出す可愛らしい町は散歩するだけで楽しめます。カフェやレストランもあるので、半日たっぷり楽しめます。

コペンハーゲン観光②

午前中雲が多いものの、午後には太陽が顔を覗かせる予報の水曜日のニューヨーク。明日も日中は晴れるようですが、日付が変わるころから雨が降り出し、その後2日間はまた雨になるようです。最高気温は14℃。とは言え、朝晩は10℃を切りますので、温度調節が可能な格好で出掛けようと思います。

MTAが地下鉄のホームからゴミ箱を撤去することを申請したものの、そのプランは拒絶されたそうです。というのも、2011年にいくつかの駅からゴミ箱を無くし、その影響を調べたところ、MTAが主張するようにネズミの減少は確認できなかったにもかかわらず、線路内での火災や散乱するごみは上昇したからだとか。確かにゴミ箱はあった方が便利ですが、ゴミ箱の有無に関わらず、地下鉄車両内や線路内にごみを捨てる人が多すぎますよね…。席や床にコーヒーやジュースをこぼす人も後を絶ちませんし。車両内の飲食を含め、マナーを守りたいものです。

昨日の午後早く、チェルシーマーケットの屋上で火事が起こり、一時全員に退去命令が出される事態になったとの事。なんでも冷却塔の清掃作業を行っていたところ、作業に手違いがあり1つの冷却塔で火事が起こってしまったそう(何をどうすれば清掃作業で火事が起こるのか解りませんが)。30分で消火され大事には至らなかったそうですが、歴史あるビルだけに気を付けて欲しいものです。
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さて、今回は昨日に引き続きコペンハーゲン・フリーウォーキングツアーズのクラシカルツアーで見物した街の中心部のご紹介です。

なお、ウォーキングツアーで受けた説明を既に随分忘れてしまいました。おぼろげな記憶を基に記載しているので、間違いがあるかもしれません。予めご了承の上お読みください。
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ツアーはホイブロ広場(Højbro Plads)が集合場所。ホイブロ広場には、コペンハーゲンの生みの親ともいえるアブサロン大司教(Absalon)の彫像が立っています。ここで元々は要塞として築かれたコペンハーゲンの成り立ちを簡単に説明して貰えます。写真は近くの違う広場です。今までの記事で大体のホイブロ広場の写真を使い果たしてしまいました…ごめんなさい。

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ストロイエ通り(Strøget)。ストロイエ通りとは呼ばれていても、実際はいくつかの通りを包括したエリアの総称の様です。1962年にこれからの都市計画を考える上で、実験的に1つの通りを歩行者天国に指定(多分、市庁舎広場とコンゲンス・ニュートー広場(Kongens Nytorv)を結ぶ太い通り)。当初は通り沿いに建つ店舗を中心に反対意見が根強かったものの、市としては手ごたえを感じ。半ば強引に歩行者専用道にしてから、段々と市民に定着。歩行者天国道路も増やしていって今の姿があるのだとか。

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今となっては、観光客も家路を急ぐ地元民も集める道路となっていて、ずらりとブランド店からお土産物屋さんまでが並んでいます。夏になると大道芸人やミュージシャンが集まるようですが、3月では女性歌手が歌っているのを見たのみでした。

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コウノトリの噴水(Stork Fountain)と呼ばれるストロイエ通りにある噴水。フレゼリク8世の銀婚式のお祝いとして1894年にプレゼントされた物。コンペティションで勝ったデザインだったそうですが、当の本人であるプレゼリク皇太子(当時)は気に入らなかったのだとか。コウノトリがデザインされているため、試験に受かって正式に助産師になったばかりの人達が周りを踊りながらくるくる回るという伝統があるとの事。また、長い学業を終え、無事卒業を迎えた高校生が車を飾り付けて音楽を流しながら街を練り歩くという風習もあったそうなのですが、近年はそれも難しくなり。代わりに卒業を迎えた高校生たちも噴水を周りながら踊ったり、裸で水浴びしたり、というのも恒例となりつつあるとか。

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広場の周りには歴史が感じられる建物が多く並んでいます。

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そんな建物の1つにロイヤルコペンハーゲン本店が入っています。尚、目の前にある地下への入り口は公衆トイレです。コイン無く無料で利用できて、驚くほど清潔でした。鍵がないので探してしまいましたが、オートロックでした。観光の際にトイレに行きたくなったら是非。

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病院だったり、修道院になったりしながら1238年からあった今は教会である『The Church of the Holy Ghost』。

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クリスチャン4世が建造した建物には彼の紋章が入っています。

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教会の庭には第2次世界大戦で犠牲になったユダヤ人を追悼する碑が立っています。運河沿いにもユダヤ人追悼の碑が立っていますし、シナゴーグで2年前に起こった襲撃事件の事にも触れますし、コペンハーゲン全体としてもツアーとしてもユダヤ系住民の歴史に対しても敬意が払われているのが感じられました。

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Gråbrødretorv(Gray Brothers Square)は、ストロイエ通りから1本入っただけなのに、驚くほど静かで美しい広場でした。

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この場所に建っていた修道院からついた名前なのだそうですが、その後牢屋になったり、教会が併設されたした後。2回の大火事とイギリスによる砲撃により全ての建物が相次いで崩壊。その後精肉場になったようですが、それも撤去されて駐車場に。しかし1962年に周りの道路が歩行者天国となった後に、今の様な姿になったそうです。

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このスクエアは、ガイドブックにも『訪れるべき魅力的な街かど』という項目のトップに挙げられており行きたい場所のリストに入れていたので、思いがけずツアーで行けて嬉しかったです。とても魅力的な場所なので、観光のついでに足を延ばされては如何でしょうか?

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記憶が定かではありませんが、確かこのレストランが最古のレストランだったような気が。現在でもデンマークらしい食事を楽しめるようです。

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デンマークはとても平らな地形だそうで。コペンハーゲン大学(Københavns Universitet)がある地点がコペンハーゲンでは一番標高が高い場所で、なんと海抜90m!嘘でしょ?!となった我々でした。因みにデンマーク全体でも最高地点は140Mと仰ってたと記憶しています(でも調べると170Mみたいですね?)。

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大学前には著名な卒業生の銅像が並んでいます。その中の1つに、第2次世界大戦時にユダヤ人を隣国スウェーデンに逃がし、全ユダヤ人口の96%を救う事に貢献した物理学者ニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーア(Niels Henrik David Bohr)氏の銅像も。しかしユダヤ人受け入れを渋るスウェーデンを説得する材料として、自身の核兵器開発能力を使い、結果的には受け入れに同意させ。最終的にはアメリカに渡り、マンハッタン計画に関わり、原爆開発に大きく貢献。因果応報と言われればそれまでですが、日本人としては複雑な気分です。

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有名なラウンドタワー。このタワーはコペンハーゲン大学(1479年設立)がクリスチャン4世にお願いした学問に必要な物3つを一挙に賄おうと作られた建造物。大学が要請したのは、①教会、②天文台、③図書館。ラウンドタワーは天文台と図書館を兼ねた建物で、教会と後ろで繋がっています。図書室に重い資料や本を運びやすいように、内部は階段が無くらせん状の通路になっています。が、パーティー好きなクリスチャン4世が恰幅が良かったことから、「デブの王様を馬車で運べるように階段の無い構造にした」という噂が流れたのだとか。

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これもクリスチャン4世が命じて作らせた建物なので紋章が入っています。

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ラウンドタワーからローゼンボー城に抜ける道に哲学者セーレン・オービエ・キェルケゴール(Søren Aabye Kierkegaard)の住んでいた家が残されています。

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イギリスから受けた砲弾を残してある壁…と聞いた記憶があるのですが、1736年という年号が合いませんね?

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正午にアマリエンボー宮殿で衛兵の交代式が行われた後、午後1時頃ローゼンボー城へと帰って来るところを運が良ければ見ることができます。女王陛下と皇太子殿下が揃って宮殿にいらっしゃる日には、衛兵と一緒に鼓笛隊も行進するので音楽も楽しめます。ここでローゼンボー城の説明も受けました。

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ツアーの〆はトーブハーレヌフードマーケット(Torvehallerne)。お洒落な2つの建物の中には、食材を売るマーケットやスタンドで食事を楽しめるお店がぎっしりでした。

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2017年3月28日 (火)

コペンハーゲン観光①

朝から雨の火曜日のニューヨーク。今日も1日雨が降ったり止んだりの天気になるようですが、昨日よりは沢山降りそうです。ラジオでは一時雷雨になる可能性もあると言っていたので、大き目の傘を持った方がいいかもしれません。

今朝のラジオで中国人アーティストおよび活動家であるアイ・ウェイウェイ氏が、10月から『Good Fences Make Good Neighbors』と題した一大パブリックアートプロジェクトを行うことが発表されたことを取り上げていました。10個のフェンスを題材にした巨大アートを中心に、約100個のフェンスをニューヨークの至る所(マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ)に展開するそうです。トランプ政権の政策に対する抗議ともとれるこのプロジェクト。今から楽しみです。

5年前ブロンクスで丸腰の10代の青年を自宅で射殺した警察官が、裁判で殺人罪には問われず。でも警察官としての資格は取り上げられることが決まったと解った時点で辞職をして物議を醸しています。解雇される前に自分で辞めてしまった為に、殺された青年の母親が激怒してマスコミを前にニューヨーク市警や市長を非難しています。辞職した警察官は年金を受け取れず、加えて通常は保持を許される拳銃も没収されるそうですが。辞職だから退職金を貰ったんでしょうか…?
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さて、今回はコペンハーゲン・フリー・ウォーキングツアーのグランドツアーで巡った中心部の観光名所の簡単なご紹介です。

なお、ウォーキングツアーで受けた説明を既に随分忘れてしまいました。おぼろげな記憶を基に記載しているので、間違いがあるかもしれません。予めご了承の上お読みください。
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ツアーの始まりはコペンハーゲン市庁舎(Copenhagen City Hall)から。この市庁舎は1892年~1905年に掛けて建造されたとの事。中を自由に見学できるそうなのですが、我々はみそびれてしまいました。50DKKで時計塔を含む他のビジターには公開されていない建物内を案内してもらえるとの事。日に2回ツアーが催行されているようなので、もし再訪する機会があったら是非有名な時計を見てみたいものです。タワーからの眺めも良さそう。

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市庁舎にはシロクマの彫像が置かれています。これはデンマークの自治領であるグリーンランド(もしかしたら以前領土だったアイスランドかも…記憶が曖昧です)を象徴しているのだそう。

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市庁舎前の広場には龍が模られた噴水があります。これはホイブロ広場(Højbro Plads)にある水鳥の噴水に敗れたデザインだと説明していた気が…。正面から見てもよく解らなかったのですが、多分龍が動物と戦っている図なのでは。コペンハーゲンには、結構動物が食い破られているというような残酷な場面を切り取った彫像があった印象が残っています。

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コペンハーゲンの街は、3回の大火でそのほぼ全てが失われたそうです。その内の1728年10月20日に発生した大火の火元が、市庁舎前広場に面して建つ建物。現在セブンイレブンが入っている角との事。この火事で市の28%が焼失。残っていた中世からの建物の47%が焼失してしまったそうです。残念…。

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Gammeltorv (Old Market)は、コペンハーゲンの一番古いスクエア。市場として栄えていたそうです。そしてGammeltorvが人で賑わっていたためにほかの用途で使えるスクエアが必要となり、すぐ隣にNytorv (New Square)が作られたため、現在のように2つのスクエアが隣り合って存在する形となったのだそう。

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ではNytorvをわざわざ何のために造ったのかというと娯楽のため。そしてその時代(1700年代)の娯楽とは何かというと処刑だったそうで…。現在Nytorvに面して裁判所がありますが、この建物は市庁舎として使われていた歴史もあり。罪人を裁くのにうってつけの場所だったとの事。うーん…。

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Nytorvからほど近い路地に、デンマークの有名なビール『カールスバーグ』の創業者が住んでいた家があります。息子さんの名前がカールで、カールの山という意味の『Carlsberg』と会社を命名したそうです。

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クリスチャンスボー城は、クリスチャン6世が作らせたお城だったそうですが、例の如く1794年の火災で焼失。以降修復工事に着手したものの、王家の方々は完成してもこのお城に居を移すことを億劫がったため、主に行政機関と立法府が置かれる建物となったとの事。

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現在の建物は1928年に再再建されたネオ・バロック様式。丁度訪れた際には馬の訓練が行われていました。

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また国会の扉の前に近衛兵が立って守衛を行っていたため、女王陛下が国会にいらっしゃったと考えられるそう。デンマークの王家は政治的権力を全く持たないものの、形式的・儀式的な意味で女王陛下が国会に足を運ぶこともそこそこあるとのこと。

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聖ペトリ教会(Sankt Petri Kirke)だったでしょうか?教会は沢山あり過ぎて覚えられませんでした。

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コペンハーゲンの人々は、暑くなると運河にあるビーチで海水浴を楽しむのだとか。このニューハウンの近く、The Royal Play House横にあるビーチも夏には多くの人で賑わうそう。

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でも、このビーチ。その下には地下駐車場があるのだそうです。地下駐車場の屋根をビーチにしてるんですね。デンマーク人は一つの建造物で複数の用途を満たそうとする傾向が強いのだそう。国土が広くないからでしょうか?そういえば、食器等も多目的使用できるように設計されているデザインが多いような気もします。数日滞在して感じたのは、デンマークの人々はとても合理的な考え方をする人が多いのでは?ということでした。

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しかも冬だからこのビーチを使っていないかといえば、そうではなく。このようなサウナ小屋が複数設置されていて、お金を払えば貸し切ることが可能。週末になるとサウナを楽しんだ人々が、暑くなって運河に飛び込む姿が見られるのだそう。最高気温が10℃を切る寒さで泳ぐとか…。勿論観光客でも借りることが可能なので、デンマークらしさを味わいたいなら是非とガイドさんは薦めていましたが…うーん。

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対岸にはオペラハウス。設計はシドニーのオペラハウスと同一人物。

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ツアーの終点はアマリエンボー宮殿(Amalienborg Slot)。この日は女王陛下も皇太子殿下も在宮されていたので、衛兵が護衛を行っていました。このツアーでは正午から行われる交代式は見ることができません。

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4つの宮殿からなるアマリエンボー宮殿ですが、マーブル教会に向かって左手手前にある、1棟だけ5つの煙突が立っている建物がマルグレーテ2世女王の宮殿。外観は割と質素です。マルグレーテ2世女王はヘビースモーカーだそうで、「煙突が沢山あるのはうってつけだ」なんてガイドさんに冗談にされてました。が、数々の学位を有する才女であられるそうで、あの長編『指輪物語』全編をデンマーク語に訳されたのだそう。私なんてあまりの冗長さに読むのも途中で諦めてしまったというのに、翻訳するとは!凄いですね。

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宮殿の一部には、イギリス海軍による砲撃跡が意図的に残されています。ナポレオン戦争に巻き込まれまいと中立を保っていたデンマークに、イギリスの味方でないのであれば敵と同様であるとして1801年一方的に攻撃を加え、デンマーク海軍の軍艦を全て持ち去り(持ち去らないものは破壊)。怒ったデンマーク王は海軍を即刻再建しますが、それを知ったイギリスが再度1807年にコペンハーゲンを攻撃して、新たに建造された軍艦を持ち去ってしまったそうです。激怒したデンマーク王は再度の軍艦建造を命令するものの、国中の木を切り倒してしまった後で、軍艦を作る木材不足で再建ならず。「ならば木を植えろ!」と王様が命令したのだとか。2000年に女王陛下に「やっと木が軍艦を建造するのに適した大きさに育ちました」と報告がされ、ウィットに富んだ女王陛下は大層笑われたのだとか。

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Frederik's Churchは宮殿のすぐ目の前にあります。別名大理石教会と呼ばれている通り、中は素晴らしいモザイクが見られるとの事。でも、私達は教会に入るのが苦手なので、外観のみ鑑賞。

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途中、カラフルな家が並ぶ港ニューハウンも通りますし、3時間でコペンハーゲンの名所がギュッと詰まっているだけでなく、簡単に歴史も学べ、政治体制や王家についても知ることができる楽しいツアーでした。

2017年3月27日 (月)

コペンハーゲン・フリー・ウォーキングツアーズ

雨の予報の月曜日のニューヨーク。午後5時頃まで、一時止むときがあるものの、断続的に雨が降り続くようです。最高気温は17℃まで上がる予想。気温の上下が激しくて体調管理が大変ですね。

デンマークを旅行した際に、外務省が登録を推奨している『たびレジ』を初めて利用しました。その為、コペンハーゲン滞在中に起こったロンドンでのテロを受け以下の様な注意喚起メールが在デンマーク日本国大使館から送信されました。これから欧州を旅行する方は勿論、外国で生活する方全てに参考になると思いますので、以下に添付致します。
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2017.3.24
在デンマーク日本国大使館

~海外安全情報(広域情報)~

(件名)
欧州でのテロ等に対する注意喚起

(内容)
【ポイント】
○欧州では,車両やナイフを用いたものを含め,各国でテロに対する注意が必要です。
○最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には安全確保に十分注意を払ってください。
○在留届の提出または「たびレジ」の登録を必ず実施してください。

【本文】
1.欧州では,車両や銃器,爆弾,ナイフなどを用いたテロ等が続発しています。事件発生地及びそれらの周辺国でも注意が必要です。
2月3日(現地時間),フランス・パリのルーブル美術館において襲撃事件が発生しました。3月18日には,パリのオルリー空港で,男が警戒に当たっていた兵士の武器を奪取し,警察官に射殺される事件が発生しました。また,3月23日(現地時間)には英国・ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂(ビッグ・ベンの通称で知られる観光地)で車両突入・襲撃テロ事件が発生しました。これらに加え,テロが発生した国やその周辺国で,テロの共犯者や拠点,テロの企図者等が摘発されています。こうしたことを踏まえ,これまでテロが発生していない国を含め,欧州ではいつテロが起きてもおかしくないとの認識を持つことが重要です。
(注)最近の主なテロ事件等(以下,すべて現地時間)
【2015年】
 ○フランス:パリでの国立競技場,レストラン,コンサートホールを狙った連続テロ事件(11月13日)
【2016年】
○ベルギー:ブリュッセルの地下鉄,空港での銃撃・自爆テロ事件(3月22日)
○フランス:ニースでの花火の見物客に対するトラック突入によるテロ事件(7月14日)
○ドイツ:ヴュルツブルク近郊の近距離列車における乗客襲撃テロ事件(7月18日)
○ドイツ:アンスバッハの野外音楽祭での爆弾テロ事件(7月24日)
○ドイツ:ベルリンのクリスマス・マーケットへの車両突入事件(12月19日)
【2017年】
○フランス:ルーブル美術館での襲撃事件(2月3日)
○フランス:パリ・オルリー空港での武器奪取事件(3月18日)
○英国:ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂でのテロ事件(3月22日)

2.以下のテロ対策をお願いします。
(1)最新の関連情報の入手に努め,「ここは日本ではない」という意識を持ち注意を怠らない。
(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払う。
  (※)観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。また,車両突入の場合,ガードレールや該当などの遮へい物がない歩道などでは危険が増します。

3.在留届の提出または,「たびレジ」への登録を必ず実施してください。
3ヶ月以上海外に滞在する方は在留届の提出を,3ヶ月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください。(「たびレジ」の登録: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

4.外務省のテロ対策パンフレットも併せてお読みください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139 
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さて、これからしばらくの間コペンハーゲン旅行の備忘録が続きます。その間はニューヨークの情報が全くないと思いますので、予めご了承ください。今回は、4日半しか滞在しなかったデンマークの首都コペンハーゲン滞在中に3回も参加した『コペンハーゲン・フリー・ウォーキングツアーズ』についてです。

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新しい場所に旅行すると、ウォーキングツアーにのって簡単に歴史や謂れなどを学ぶようにしている我々。何故かは解りませんが、歩きながら喋っている人を見つつ説明を受けた方が内容が頭に入り易いので、乗り物に乗ってツアーを受けるよりは、歩きながら説明を受けることを好んでいます。

そのためよっぽど天候が悪いとか、日程に無理がある場合を除き、新しい都市に旅行計画を立てると先ずウォーキングツアーの内容をリサーチします。その際に各都市に展開しているフリー・ウォーキングツアーを利用することが増えてきました。
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以前サバンナで利用したら、ガイドさんがとても良くて内容にとても満足したので、他の都市でも利用するようになったのです。そんな訳で、コペンハーゲンにもフリーウォーキングツアーがあると知って、夫と参加することを決めました。

フリーウォーキングツアーズは全世界の多くの場所で展開されているウォーキングツアーの仕組み。名前の通り原則無料で、予約も不要(団体客や時間外の特別ツアーを組んで欲しい場合は別)。HPに示されている集合場所に、集合時間に集まればOKです。
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なお、ここからの情報は2017年3月26日現在の情報となります。参加を検討される場合には、必ずHPの最新の情報に従ってご計画ください。このブログの内容はアップデート致しません。

コペンハーゲン・フリーウォーキングツアーズは、①Grand Tour of Copenhagenと呼ばれる3時間掛けて市の中心部を詳しく説明するツアー、②Tour of Christianshavnと呼ばれるクリスチャンハウン島を中心にフリータウン・クリスチャニア(Christiania)の説明をしてくれる90分のツアー、③クラシカルツアー・オブ・コペンハーゲンと呼ばれるクリスチャン4世が建造した建物を中心に巡る90分のツアー、および④Pub Crawlと呼ばれる飲み屋巡りツアーの4種類を催行しています。
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夜遊びができなくなって随分経つ我々が参加したのは①~③のツアー。グランドツアー・オブ・コペンハーゲンの待ち合わせは毎日午前10時、11時、午後3時の3回で、場所はシティーホール前の階段。ロゴの入った傘を持った人達が案内に立っていますので、直ぐ分ると思います。そこからガイドさん毎にグループを均等に振り分けてツアーが開始され。2時間位経った所で、1回トイレ休憩があります。
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ツアー後に満足したら、自分が妥当だと思う金額をガイドさんにチップとして渡してツアーは終了。グランドツアーでは、その日の内であればツアーの終点であるニューハウンにあるパブでの1回目のオーダーが半額になる割引券と運河ツアーが10%オフになる割引券を貰えました。

加えて、個人的に質問したいことや、お勧めのレストラン、観光地や郊外の町なんかを教えて貰うこともできます。我々はガイドさんに教えて貰った郊外の漁港に出掛けて、とても楽しい時間が過ごせました。
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②と③のツアーは同日に参加しました。クラシカルツアーは毎日正午にホイブロ広場(Højbro Plads)で待ち合わせ。時間は90分で、トーブハーレヌフードマーケット(Torvehallerne)で終わります。丁度午後1時半にフードマーケットで終わるので、人気のお洒落なフードマーケットでランチをすることも可能です。
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このツアーには、観光地として人気のラウンドタワーやローゼンボー城の説明が含まれます。そして正午に行われる衛兵交代式を運が良ければ見ることが可能。丁度我々のツアーの日は女王陛下も皇太子も在宮されていたので、鼓笛隊の演奏に合わせて行進している姿を見物できました。
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クリスチャンハウンツアーは、毎日午後4時にホイブロ広場(Højbro Plads)で待ち合わせ。ツアーが始まって間もなく徒歩で橋を渡ってクリスチャンハウン島に渡り。フリータウン・クリスチャニアの外で90分後に終了します。

フリータウン・クリスチャニアの住人は、団体客を歓迎しないためにツアーとしては中に入りませんが、歴史や注意点については説明がされますので、ツアー終了後に個々で中を散策することができます。
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しかしながら私は大麻の匂いが大嫌いで、クリスチャニアの至る所で気軽に吸われているので臭いに耐えられず。しかも、クリスチャニアの住人は観光客が非常に嫌いみたいで、じとーっと見られている感じも居心地がすこぶる悪く。トイレを借りようとしたら釘が打ちつけられて開かなかったのもあって、早々に退散しました。
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でも国の中に半ば自治区と化した小さな町があるなんて珍しいですし。印象的な尖塔で有名な救世主教会も観ることができて、面白いツアーです。加えてクリスチャンハウンは美しい運河の風景で有名ですし。コペンハーゲンの街を対岸から眺めるのも美しい眺めなので、十分楽しめました。

Copenhagen Free Walking Tours
ツアーの集合場所や集合時間に関しては、必ずHPにてご確認ください。

2017年3月26日 (日)

アースアワー

時差ボケが抜けず早朝に目が覚めてしまいます。日曜日の今日は雨が降ったり止んだりを繰り返す予報です。それで今も地面が濡れているんですね。今日の最高気温は7℃。明日からはもっと暖かい日が続きそうです。

金曜日にペンシルヴァニア駅でワシントンDC行きのアムトラックが脱線事故を起こし、1日ダイヤが乱れていましたが、昨日は通常運行に戻っていました。怪我人が2人出たものの、いずれも病院での処置を必要としない軽傷だったとの事。それにしても電車の脱線事故が多すぎる印象です。我々もたまにお世話になる電車だけに、原因究明をしっかりして再発防止に努めてもらいたいものです。

友人の日本人女性が、ブルックリンにあるBed Bath & Beyondのブルックリン店(850 3rd Ave, Brooklyn, NY 11232)にあるデモキッチンで、本日午後1時~2時まで広島風お好み焼きと関西風お好み焼きを作るデモを担当されるそうです。日本文化の紹介は、地方に焦点が移ってきている感があります。ニューヨークを中心とする都市部では、既に東京、横浜、京都、金沢等の主要観光地は訪れたことがある、知っている人た多いですし。和食も広く浸透しているので、まだ知られていない地方都市の魅力を発掘する方に軸足が移っている感じがするのです。種類の違うお好み焼きのデモで日本の食文化が新たに浸透するなんて、素敵な機会です。もう既にとても頑張られている方なので、1時間喋りながらのデモは大変だとは思いますが、楽しんで欲しいです。後日WEBサイトにもアップされるそうなので、1人でも多くの方が見てくださいますように。
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さて、今回は昨晩(2017年3月25日)にエンパイアステイトビルが参加していたアースアワーのご紹介です。
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昨晩夜景を見ていたら、エンパイアステイトビル(EMPIRE STATE BUILDING)がライトアップされていないことに気付きました。また何か大きなテロ事件でも起こったのか?、いや先日ロンドンで起きたテロ事件の追悼か?と夫と話していたのですが。

調べてみると『アースアワー』(EARTH HOUR)に参加するため、午後8時半~9時半の間の1時間だけ、暗めのライトアップが行われるとのこと。でも、アースアワーなんて聞いた事が無く、何のこと?と改めて調べたところ、アースデイ関連の2007年にWWFオーストラリアによる地球温暖化防止 キャンペーンの一環として始まった行事だと判明。
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WWFのHPには「『アースアワー』は、 青い地球の命のバトンを未来へ繋ぐために 世界規模で開催されるソーシャルグッドプロジェクトです。世界中の人びとが、 「美しい地球を残したい!」、「地球の環境を守りたい!」 という想いを胸に、同じ日・同じ時間帯に 電気を消して消灯のバトンを繋ぐプロジェクトです。エンパイアステートビル(アメリカ)、エッフェル塔(フランス)、 オペラハウス(オーストラリア)、東京タワー(日本)など、 時差により、順々に消灯され、その波が地球を1周します。全世界で行われる「世界規模の消灯リレー」です。」と説明されています。

来月開催される環境保護を求めるマーチには沢山の人が参加する予定で、私の周りの人達も多くが一緒に歩くと言っています。

2017年3月25日 (土)

帰宅しました

昨晩、無事計画通りに帰宅しました。帰りの便も1回乗り換えがあり。結果として問題なく、むしろ快適な空の旅が楽しめたのですが、何となく気を揉みました。
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コペンハーゲンからヘルシンキへ飛ぶ便はEU域内なので問題なくオンライン・チェックインができて、席も指定可能だったのですが。ヘルシンキからJFK国際空港への便は、査証(VISA)でのアメリカ入国者はオンライン・チェックインができない仕様になっており。安売りチケットサイトを通じて購入したので、コードシェア便で運航会社ではない方の航空会社からチケットを購入した形になっていたようで。その場合は、チケット発券を行うヘルシンキ空港でないと、発券・席のアップデートも行えまえんでした。

そんな訳で、ヘルシンキに着くまで隣同士で座れるか冷や冷やしていました。しかし、オンラインチェックインしない人が多いのか、ヘルシンキで発券してもらう際に聞いたら、席が選び放題でした。お蔭で少し追加料金を支払って広めのエコノミー席に隣同士で席を取ってもらう事が出来一安心。
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ヘルシンキ-ニューヨーク間は約9時間のフライトですが、席の前のスペースで1時間に1回は腰のストレッチを入念に行い。風邪で喉の痛みが酷かったのですが、水分をたっぷり摂り、マスクで喉を保護し…としていたら、非常に快適な空の旅を楽しめました。

お蔭で映画を3本観て、食事をしていたらニューヨークに着いた感じでした。追加料金を払って広めの席(JALで言うプレミアムエコノミーみたいな席)に座っている人全員に、歯ブラシや耳栓、靴下やアイマスクが入ったマリメッコのポーチが配られたのも嬉しかったです。使っているポーチが黄ばんで薄汚れてしまったのでコペンハーゲンで購入しようか迷った挙句、高くて諦めたのですが。こんな形でマリメッコの可愛いポーチを貰えてタイムリーでした。
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空港の入国審査もいつになく列が短く、15分程で抜けられ、出たら既にスーツケースが出ていて。シャトルバスも少し渋滞にはまったものの直ぐに来たので、着陸してから2時間弱で帰宅できました。今回の旅行は、移動に関しては帰りの飛行機が1時間遅れただけで済み、とてもラッキーだった気がします。

帰宅したら、あまりの疲労と体調不良で歯だけ磨いてダウン。少し横になって体調が良くなったら、夕食を食べたり、顔を洗ったり、着替えたり、スーツケースを片付けたりしようと思っていたのに。ふっと目が覚めたら午前1時でした。
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そんな訳で、今日荷解きをしたり、旅行前に空にした冷蔵庫を補充したり。また日常に戻る雑事をこなす予定です。お蔭様で思い出に残る、楽しい記念日旅行になりました。

2017年3月24日 (金)

コペンハーゲン最終日

木曜日のコペンハーゲンは、初めて雨が全く降らず、強風も吹き荒れず、青空が1日もちました。最終日にしてご褒美を貰ったみたいです。
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今日は初めてシティーパスというゾーン1~ゾーン4(コペンハーゲン)をカバーするバス、電車、地下鉄、水上バスが乗り放題になるという切符をオンラインで購入。明日の空港への移動に使う地下鉄もこのパスでカバーできるので一安心です。

今日シティーパスを購入した理由は、ガイドさんが薦めてくれた郊外の漁港『Dragør』まで足を伸ばしたから。デンマークの伝統的な家が残る地域が存在し、田舎の風情が味わえるというのが推薦理由でした。
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今までは首都だけを見てもその国の事が良く理解できないのでは?と考えて2~3都市に泊まったり、田舎への日帰りの旅をしたりしてきたのですが。今回は真冬だし、我々も歳をとって移動がきつくなっていることもあり、コペンハーゲンのみの旅程でした。

しかし、ガイドさんがDragørに行けば田舎風情が味わえると仰っていたので、訪れる事を計画。比較的暖かい晴れに恵まれたので、45分程バスに揺られて出掛けました。
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バスからの風景だけでも、牧場にコートを着た馬や羊が草を食む姿や、美しい庭園のような墓地、学校帰りにバスに乗る子供達、コペンハーゲン国際空港等、変化に富んで楽しめました。市の中心部を歩いてしか観光しなかったので、殆どの地区を見そびれましたが。バスから別の島の様子も見ることができたのも良かったです。

Dragørも、茅葺屋根やオレンジの瓦屋根が映える卵色の家が石畳の細い道に立ち並ぶ姿がとても愛らしく。遠くスウェーデンや、デンマークとスウェーデンを結ぶ長い橋を眺めたり。港を散歩して潮の香りを吸いこんだり。脳みそをふやかして、のんびりとした散歩を満喫しました。
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市の中心に帰ってきてからは、見そびれていたラウンドタワーに登り。気になっていた雑貨屋さんで自分へのお土産と友人の誕生日プレゼントを購入し。疲労のあまり調子が悪くなったのでアパートに帰り休憩しました。無理ができないのが中年だなーと痛感。

夕食は、貸切で諦めてきたレストランに3度目の正直で入店。近くのデパ地下に入っている少しだけ高級なスーパーでお土産を購入して最終日を〆ました。
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明日は早朝から移動になります。何事もなく無事に帰宅できますように。

2017年3月23日 (木)

コペンハーゲン4日目

今日は連日曇っていたのが嘘のような青空からのスタートでした。午後は雲が多くなり、午後4時頃ちょっとだけ小雨が降りましたが、コペンハーゲンに来てから初めて傘に全くお世話にならない1日が過ごせました。
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本日はコペンハーゲンから電車で35分程北に走った郊外にある近代美術館『ルイジアナ近代美術館』(Louisiana Museum of Modern Art)へと日帰り旅行してきました。この美術館は展示内容が面白かったのは勿論の事、コペンハーゲン以外のデンマークの町を見ることができ、海辺にあるので波の音を聞きながら寛げ、美しい芝生の庭や池の周りの林の小道を散策でき、対岸にあるスウェーデンと海の絶景を楽しみながらデンマーク料理を楽しめるカフェがあり、大充実の内容。
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4時間近く滞在したのですが、それでも物足りなく感じました。夜遅くまでカフェが営業していて、夜はワイン等を飲みながらアートと音楽を楽しめたりするようですので、元気があれば是非もっと滞在したかったですし、もっと散歩を楽しみたかった。アートももっとじっくり鑑賞したかったです。建物も素晴らしく、居心地も抜群でした。
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デンマークに旅行したことがあるニューヨーカーにお勧めを聞くと、必ず皆さん口を揃えて薦めてくれたのがこの美術館だったのが納得でした。美術館というと雨の日にピッタリのアクティビティーだと思われがちですが、この美術館だけは天気が良い日に訪れた方が楽しめると思います。土砂降りでなければ、雨の中の林の散歩なんかも素敵そうではありますが…。
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往復の電車からの風景も海が見えたり、牧場やのどかな田舎の風景が楽しめたり。野生の鹿が2匹草を食んでいるところまで見えました。帰りは丁度夕日の時間で、草原が黄金色に輝いて綺麗でした。
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夕食はやっとミートパッキング地区に繰り出せました。中央駅からであれば、徒歩で10分以下です。若者が多い活気ある地域で、地元の人が多く。ニューハウンの辺りとは全然雰囲気が違いました。
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夕食は友人お奨めのカジュアルビアホールのようなお店で食べたのですが、面白いコンセプトで満喫・大満足。まだ精肉所も残っていたり、煉瓦の倉庫街の建物が残る地域はコペンハーゲンの全く違う顔でした。

2017年3月22日 (水)

コペンハーゲン3日目

今日は朝から太陽が顔を覗かせたので、幸先が良いと思ったのですが。午後2時頃、急に雹交じりの激しい雨が降り、急いで軒先に逃げ込む事態に。しかも30分程で止んだ後は晴れたは良いのですが、強風で骨の髄まで冷えるようでした。
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ガイドさんに尋ねると、「デンマークは頻繁に雪は降らないんだけど、冬の間は天気が変わりやすいんだよ。突然の雨や雹は珍しくないし。強風はいつもの事だよ」との事。マンハッタンも強風は恒常的に吹きますが、冬場は突然の土砂降りは少なく感じます。同じ島とはいっても、やはり天候も違うんですね。
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昨晩借りているアパートの洗濯機の使い方が分からず日付変更線を跨いでおたおたしていたので、朝家主さんがわざわざ使用方法の説明に訪れてくれ。従って今朝ものんびりスタートとはなりましたが、今日も1日観光を楽しみました。
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今日は昨日とは違う地域を説明してもらえるウォーキングツアーに2つのり。其々90分ずつ歴史について簡単に学び。1つ目のツアー前に少し植物園を散策して。間にカフェで休んだり、軽く食事をしたりしていたら1日が終わってしまいました。
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何故か分からないのですが、コペンハーゲンのバス及びに地下鉄の使い方が今一つ理解できていないこともあるのですが、コペンハーゲンの中心部は思いの外小さく徒歩で余裕で移動できるため、今日も1日全く乗り物を利用しないで過ごしました。今のところ乗り物を利用したのは、空港からアパートへの移動で使った地下鉄のみです。
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今晩も夕ご飯を食べようと計画していたレストランが貸切で入れず。気になっていたレストランを覗いたら予算を大幅にオーバーしており。30分位うろうろして、やっと人気らしいベトナム料理店に腰を落ち着けることができました。
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ニューハウンという観光地にあるアパートに滞在しているのですが、若者が多い地域でもなければ地元の人が多く住んでいる地域でもないと思うので、お手頃な食事処を見つけるのに難儀しています。もう少し体調が良くて、天候が許せば足を延ばして食事を楽しめるのに、と少し残念な気もしますが。まだ2晩あるので、諦めずにトライしてみたいものです。

明日は晴れる予報なので、活動的な観光を楽しめますように。

2017年3月21日 (火)

コペンハーゲン2日目

コペンハーゲン2日目は、昨日に比べると寒さが和らぎました。週間天気予報ではずっと雨だったので心配していましたが、午後5時位までなんとか雨が降り始めず。たまに太陽が顔を覗かせる瞬間もあったりして助かりました。
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朝のんびりしてしまって試してみたかったカフェでの朝食を逃してしまったり。カードが不正使用された為に全ての使用を停止されていたことが判明し、クレジットカードが旅行中全然使えないことが判明してがっくりしたり。夜は土砂降りになったりと、なかなか色んな事がありました。
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しかし、出張で外国に行くことが多く外国なれした夫のお蔭で、2日目も楽しく終えることができました。夫の体調も、真夜中に不調で目覚めた際に薬を飲んでからはよく眠れたようで、朝には大分回復していました。風邪薬や咳止め薬を持ってきて正解。
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旅行で新しい土地を訪ねたら、ウォーキングツアーにのって簡単な歴史や文化を学ぶようにしている我々。今回も3時間掛けて市の中心部を案内してくれるツアーにのって楽しくコペンハーゲンについて学びました。
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今回のツアーガイドさんは、オーストラリア人ながらデンマーク人の奥さんと結婚してから14年デンマークに住んでいるという方。ユーモアたっぷりに、簡単な歴史とデンマーク人の気質、主な建物や歴史ある広場等の説明をしたり、政治体制について教えてくれたり。基本的な事柄を学びながら、主要な観光地を見ることができて大満足しました。
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その後、ガイドさんお奨めのストリートフードを集めたフードマーケットでランチを取り。これまたガイドさんが10%割引券をくれた運河ボートツアーを楽しみました。これは既に雲行きが怪しかったので、雨でも楽しめるアクティビティーをと考えての選択でしたが、水から見えるコペンハーゲンの町は趣が違って楽しめました。
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ボートツアーでも英語(とドイツ語)で説明してくれましたが、あまり詳しくはありません。歴史等をしっかり知りたい場合には、ウォーキングツアーを。風景を楽しみたい、疲れているので座ってのんびりしたり、天候が悪かったり寒いので室内に居たい、という場合にはボートツアーが良さそうです。勿論、私達のように両方のツアーに参加しても其々に楽しめました。
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月曜日の夜は、殆どのレストランやお店が早く閉まることもここに来て初めて気付きました。行きたかったフードマーケットも、昨日行きそびれたレストランも午後5時~6時に閉店。土砂降りで移動も億劫だったので、歩いて5分程の近場のデンマークの郷土料理店での夕食でした。
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結果的には、家庭的なお料理と歴史ある店舗、超フレンドリーなウェイトレスさんの接客で食事を楽しめたので良かったです。明日も大きなトラブル無く楽しめますように。

2017年3月20日 (月)

コペンハーゲン旅行

土曜日の夜ジョン・F・ケネディー国際空港を飛び立ち、ロンドン経由でデンマークのコペンハーゲンに降り立ちました。今回は真冬の北欧ということで、とても安い飛行機チケットを購入。そのため、往復どちらも乗り換えが1回入り、しかも往復で経由地も運行航空会社も違います。
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土曜日のニューヨークは小雪が舞っていたので心配していましたが、定刻通りの出発。日曜日の午前中(ニューヨークの真夜中)にロンドンに到着し。ロンドンからも定刻通りに飛行機が飛び、デンマークにもほぼ定刻である日曜日正午に到着するという奇跡みたいにスムースな空の旅でした。

が、何もかもは上手くいかないのが旅の醍醐味。帰りの飛行機の座席指定がどうしてもできないので、コペンハーゲンの空港カウンターで問い合わせるも分からない、できないという回答。
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その後空港の券売機で地下鉄の切符を買おうとするも、何故かエラーが出てカードが使えず四苦八苦。結局何枚ものカードを試しても全滅で、仕方なく現金で購入。

そうして何とか地下鉄に乗り込んでみたものの、スーツケースを引きずりながら石畳の移動をするのが大変で、早速腰を痛めてしまい。夫婦ともども風邪気味だったのですが、夫は飛行機で悪化させたらしく体調もイマイチに。
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そんなこんなで、契約していた短期アパートに到着したら疲労困憊。シャワーを浴びてサッパリしたら、夫は昼寝。私は公共交通機関のリサーチ続行(でも理解できず)。

放っておいたら何時まででも寝ていそうな夫を申し訳ないけれども起こして、やっと2人で昼食兼夕食を食べにニューハウン(ニューハーバーという意味らしい)を探索しました。でも、狙っていたレストランが職員さんの慰労会でお休みだったり、気になるカフェが一杯だったり、コペンハーゲンは日曜日は閉まっているお店が多かったりでピンとくる店が無く。
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最終的には、駅に併設されているデパートの様な建物の地下に入っていたフードコートのようなデリで昼食兼夕食を済ませました。その後、飲み物やヨーグルトなど、簡単にアパートでつまめる物を購入しにスーパーマーケットを探して買い物。

久し振りに全く言語が全く読めない場所に来たので、買い物も一苦労。でもそんな所が旅の醍醐味で、夫婦揃って「この右も左も分からない感じ久し振りだねー」、「全然勝手がわからないから、いちいちマゴマゴして、何するにも時間が掛るね」と楽しんでいます。
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スーパーで買い物した後は散歩をしようかと話していたのですが、生憎予報通り雨が降り出し。夫は風邪気味なので雨で悪化させたら困りますし、飛行機泊の旅程はこの歳になるときつくて頭もぼーっとしているので、本日は結局コペンハーゲンに移動した事に満足して、明日からの観光に備えて早く寝ることにしました。

こうやってアパートに帰宅してブログを書いていると、自覚以上に疲れていることに気付かされます。無理せず早めに切り上げて正解かも。この歳になると、あれもこれもと欲張れません。明日からは、観光を楽しめるように体調を回復させたいと思います。
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楽しい記念日旅行になりますように。

2017年3月18日 (土)

IDNYCで特典を

曇っている土曜日のニューヨーク。まだ雪は降っておらず安心しました。とは言え、今日は雪交じりの雨が降ったり止んだりという予報。無事飛行機が飛びますように。

昨日は聖パトリックの祝日だったので、バーが大繁盛していました。至る所でにわかアイルランド人が出現し、緑色のTシャツやシャムロックがデザインされたネックレス、ヘッドドレス等を身に着けた人々がバーを梯子してました。5番街のパレードに参加していたと思しき、キルトを着た男性陣がバーの前で記念撮影をしたりもしていて、生足が寒そうでした…。

ドイツのメルケル首相とトランプ大統領がホワイトハウスで初の会談をした話題でもちきりです。トランプ大統領は握手が嫌いなことで有名なようですが、メルケル首相との握手を拒否したことが大きな話題に。まったく…と朝からあきれ返っています。昨日ボランティア仲間と雑談していたら、「近頃はあんまりハッピーじゃない人が多いからねぇ」とぼやいていましたが、さもありなんという感じです。
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さて、今回はニューヨーク市が発行している『IDNYC』を取得し、早速いくつかの特典に申し込んだ話題です。
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我々はニューヨーク市が独自のIDを発行する前から住み始め、建物に入る際やアルコールの購入などにいちいちパスポートを携帯して身分や年齢を証明する訳にもいかないため、ニューヨーク州が発行するnon-driver IDを取得していました。

その後、友達カップルがニューヨークを離れたので全米を旅行する機会が増え。国内旅行であれば空港のセキュリティーもnon-driver IDであれば通過できる為便利で、結局ずっと当該身分証明書を更新して使い続けています。
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そのためIDNYCの必要性を全然感じずに来たのですが、去年複数のボランティア仲間に「IDとして不要でも、沢山の特典が貰えるから絶対作った方が良いよ!」と強く勧められました。調べてみると、IDNYCは無料で簡単に取得できる上、特典として各種美術館や博物館、植物園などの1年間の無料会員になれる事が判明。

その魅力的な特典のラインアップに、やっと学校も終わり、ボランティアも一段落して時間ができたこともあり、早速夫と2人でIDNYCに申し込みました。IDNYCに申し込むには、HPで面接の日を予約して。当日申込書と自身の名前と住所を証明する書類を持って面接に行けばOK。面接日は週末でも設定できます。
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私は念のため面接前に申込用紙を貰いに行き、家で記載してから面接に持参しましたが。とても簡単な記載内容なので、面接に少し早く訪れて、その場で記入しても大丈夫そうでした。我々の場合、一番早く取れる面接日は申込日から約2週間後でした。

私の場合は、ニューヨーク州発行のnon-driver IDが現住所でしたので、当該IDのみで住所証明書類の要件を充足。夫は、日本国発行の磁気読み取り情報がついたパスポートと電気料金の請求書で居住証明要件を満たしました。証明書類に関しては、点数制になっており、どのような書類で何点になるのかを計算する表がHPにありますので、必ず合計で4点になるような証明書類を用意してお出かけください。
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面接は何の質問もされませんでした。ただ書類を提出して、後は審査をひたすら待つだけ。審査が終わったら中に呼ばれて、IDに使われる写真を撮影されて終わり。私は待ち時間が長かったので約1時間。夫はものの20分程で全てが終わりました。

審査が終わると1週間しない内に、実物のIDNYCが郵送されます。IDを手に入れた私は、早速ハウストン通り近くにある単館映画館『Film Forum』のメンバーカードとメトロポリタン美術館のメンバーカードを入手しました。これで映画を割引で楽しんだり、メトロポリタン美術館に1年間無料で入館したりできます。
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他にも春になったらニューヨーク植物園にも足を運んでメンバーになるつもりですし。折角なので興味があったThe Jewish Museumなんかも会員になって、展示を楽しみたいと画策中です。ブルックリン植物園が特典から抜けてしまったのが凄く残念…去年IDを取得していれば、と悔やむばかりです。

但し、過去3年間会員だった施設からはこの特典を貰えないなど色々な制約がありますので、内容をご自身でご確認の上、お出かけください。各特典の申し込みも至極簡潔、簡単でした。

2017年3月17日 (金)

セントラルパーク・サウスのパブリックアート

よく晴れている金曜日のニューヨーク。今日は1日晴れの予報ですが、段々と雲が増え。夜には完全に曇って、夜半から雪が降る予報。明日、明後日は雪が降ったり止んだりという天候になるようです。日曜日は結構降って積もる可能性が高いようですので、済ませられる用事は今日中に済ませるが吉かも。

今日は聖パトリックの祝日(St Patrick's Day)。5番街で盛大なパレードが行われ、アイルランド系の方々がお祝いをします。とは言え、「今日だけは全員アイルランド人!」が合言葉のお祭りでもあるので、沢山のにわかアイリッシュが街を闊歩することでしょう。ここ1週間程既に道が吐瀉物で汚れていましたが、今日・明日は特に汚くなりそう。酔っ払いに絡まれたりしないようにご注意ください。****************************************************
さて、今回はセントラルパーク・サウスに新たに登場したパブリックアート『Open House』のご紹介です。

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定期的に展示されるパブリックアートが変更されるので楽しみにしているセントラルパークの南東の角にあるパブリックスペース。2017年3月1日~9月24日までロスアンジェルスを拠点に活動しているアメリカ人アーティストLiz Glynn氏の『Open House』が展示されています。
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オープン・ハウスと題されたアートは、扉のようなアーチと家具が配された、オープンエアのリビングルームの様な趣。趣旨としては5番街に建っていた1943年に壊されてしまったWilliam C. Whitney Ballroomと呼ばれた金ぴか時代(Gilded Age)を象徴するお屋敷にあったダンスホールをモデルに、選ばれた階層の限られた人々のみが出入りを許された飾り立てられた空間と1850年からある万民に開かれたセントラルパークという空間の対比を表すアートとの事。
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また実際にホイットニー・ボールルームに配置されていた家具をモデルにしながらも、汎用的に使われる現代的なコンクリートで作ることによって、時代背景や現在の平等で万人に開かれた公園の在り方に焦点を当てているそうです。
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理論的には一般に広く開かれていたセントラルパークですが、子供の遊具を置くと公園で子供を遊ばせる必要があるような庶民がこぞって遊びに来て我々の緑地が混雑してグレードが下がると、長い間子供向けの遊具を置く事に根強い反対があったという話も聞きますし。結果として1900年代の後半までは、お金持ちの人しか訪れないスペースであり続けたようですし。パブリックアートファンド側が提示する1850年代から万人に開かれていたセントラルパークというイメージには異議も上がりそうですが…。
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丁度メトロポリタン美術館のアメリカ館で昔5番街に並んでいた豪邸の内装が再現されている様を見たばかりだったので、比較が楽しかったです。普段だったら椅子に座ったり、一緒に写真を撮ったりして、インターラクティブに楽しめそうなアート。

場所にもピッタリで、歴史も感じられて、素敵なパブリックアートだと思いました。

2017年3月16日 (木)

セントラルパークの雪景色

雲一つない快晴の木曜日のニューヨーク。これから少し雲は出るようですが、1日晴れる予報です。昨日はずっと曇って、たまに雪が舞っていたので全然氷が融けませんでしたが、今日は少し歩きやすくなると良いですね。現在は-4℃ですが、午後には2℃まで上がる予報。久しぶりに氷点下を脱します。

マンハッタンとブルックリンをベースにして全米で高額な電化製品を盗んでは売りさばいていた盗人集団が逮捕されました。5年以上に渡り盗みを働き、1,200万ドル相当を荒稼ぎしてきたとの事。この調子でクレジットカードの情報を盗んで使い込む人達もじゃんじゃん検挙して頂きたいものです。

トランプ大統領が新たに発令した、アメリカへの入国制限を目的とした大統領令がトップニュースになっています。信教の自由を制限する物ではないと規定されているものの、本当に憲法に抵触していないのかというのが争点。現在ハワイ州が裁判所に提訴しているため実際には大統領令は実行されていないようなのですが、今後の動きに注目が集まりそうです。

相次いで発令された大統領令とトランプ大統領の発する外国人排斥と取れる発言の影響で、既にアメリカへの観光客が減少しているという統計が出ているそうです。経済に悪い影響が出ないと良いのですが…。
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さて、今回は火曜日の大雪が残る水曜日のセントラルパークを中心とした雪景色のご紹介です。
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雪掻きをして一か所に集めるので街には至る所に雪の山が。これはタイムズスクエア。

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アヴェニュー・オブ・アメリカにも御覧の雪山。

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昨日は風も強くてかなり寒かったのですが、それでもロックフェラーのスケートリンクには人が。

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チャネルガーデンも雪に埋まれていました。

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プラザホテル前の噴水もご覧の通り。

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一歩セントラルパークに足を踏み入れれば、一面の雪。

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早速雪だるまが作られていました。

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平日で太陽が出ずに寒かった事もあり、雪の次の日にしては人気がありませんでした。

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セントラルパーク脇の5番街はニューヨークらしい風景。

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午前中はパークスデパートメントの職員さん達が一生懸命土を撒いていたりして、公園内を通れなかったりも。

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この木はいつ通っても大量の雀を見掛ける気がします。

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大都会に居ることを忘れてしまうような静けさ。

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とは言え、大きな丘では大学生と思しき男性陣が早速そり遊びに興じていました。

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いつもの風景が全く違って見えます。

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人気で写真撮影の順番待ちができている事が多いアリス像も無人で撮影し放題。

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池が凍結しているので、電動模型ボートもお休み。

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貸しボートも雪を被っていました。

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ボウブリッジのかかるザ・レイクも部分凍結。

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ベセスダテラスと噴水も雪の中。

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チェリーヒルも桜にはまだまだ遠く。

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雪景色の中のボウブリッジと…

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ザ・レイク。

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綺麗な黄色と赤色の低木が至る所にあって彩りを添えていました。なんて名前なのでしょう?

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シープメドウは一面の雪原。

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南に下ってくると人が増えます。

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ハイラインは氷が融けずに危険なため、1日閉鎖されていました。

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2017年3月15日 (水)

最近のストリート・パブリックアート

昨日の大雪から一転晴れている水曜日のニューヨーク。ですが、段々と雲が増え、午後から小雪が舞ったり、止んだりという天気になるようです。現在の気温は-6℃。最高気温も-2℃までしか上がらない予報ですので、温かくしてお出掛けください。

昨日の大雪でニューヨーク、ボストン、ワシントンDC周辺で約6,000便の欠航が相次いだそうで、昨日からの欠航便をはく関係で本日も引き続き約3,000便の欠航/時間等の変更が予想されているそうです。本日移動を予定されている方は、絶対に変更の有無を確認した方が良さそうです。

昨夜もしくは今朝から大体の交通機関が運転を再開しました。が、休日ダイヤやいつもより本数を減らしての運行をしている交通機関もあるようですので、家を出る前にご確認を。

今日から学校も再開されました。お店もオープンするようですし、車も通常通り走っているように見受けられます。雪は残っているものの、街も通常運転といった感じです。
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さて、今回は最近見掛けたストリートアートやパブリックアートのご紹介です。
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先ずはハイライン近くに出現した#WallThatUnitesのアート。このプロジェクトは、団結や希望をテーマにしたアートを世界中で広げようというものだそうです。

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フランス人のストリートアーティストであるインベーダーの作品でしょうか?チェルシーのギャラリー街にて。

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日本語がアート界で頻繁に使われている気がします。こんな面白いステッカーをチェルシーのギャラリー街で発見。

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犬の糞を持ち帰るように促すポスター。ニューヨークは犬の糞だらけなんですよね…。何とかして欲しいものです。特に雪が降ると何故か糞を持ち帰らない飼い主が増えますので、今日なんかはお気をつけください。

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相変わらず政治的メッセージを帯びたアートや、団結や友愛を促すようなアートが多いです。

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ハウストン通り近くにある学校の壁は色とりどりの壁画で彩られています。

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Nolitaにある壁画。

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ブルックリンブリッジパークの入り口、DUMBOにあった椅子のパブリックアート。詳細は見つけられませんでしたが、DUMBOのアートのページはこちら

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2017年3月14日 (火)

大雪

朝から大雪の火曜日のニューヨーク。本日は日付が変わるまで大雪注意報が発令されています。昨日はボランティアを3つ梯子していた関係でブログ迄辿り着けず。今更遅い感はありますが、大雪情報です。
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先ず、在ニューヨーク日本国総領事館からのEメールです。

2017年3月13日
在留邦人及び旅行中の皆さま
            在ニューヨーク日本国総領事館

○ウインターストームやブリザードに関する警報または注意報が発出されています。3月13日深夜から3月14日深夜まで大雪や暴風雪が予想されていますので,ご注意ください。

〈本文〉
米国国立気象局は,3月13日午後1時現在,当館管轄地域のうち,ニューヨーク州,ニュージャージー州,ペンシルベニア州,デラウェア州,ウエストバージニア州,コネティカット州フェアフィールド郡の各地にウインターストーム(Winter Storm)やブリザード(Blizzard)に関する警報(Warning)または注意報(Watch)を発出しています。

これらの地域では,早いところでは13日夜から遅いところでは14日深夜までの大雪,暴風雪が予想され,ニューヨーク市近郊では,13日深夜から14日深夜までの間,12インチ(約30センチ)から20インチ(約50センチ)の降雪,時速25マイル(秒速約11メートル)から35マイル(秒速約15メートル)(瞬間最大風速時速55マイル:秒速約25メートル)の強風が予報されています。

悪天候の影響により,国際及び国内航空便,並びに,公共交通機関の運行スケジュールの変更(欠航,休止を含む)等の影響がでることも予想されますので,外出の際には必ずご利用になられる交通機関の運行状況をご確認ください。
また,降雪による視界不良や路面の凍結が予想され,特に車を利用される場合には注意が必要です。
皆さまにおかれましては,今後の報道や滞在先の自治体などから発表される情報など,最新の気象情報の入手に努め,安全確保に十分注意してください。

【参考】
- 米国国立気象局
www.weather.gov
- ウエザーチャンネル
http://weather.com 
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ニューヨーク市から次々送信される注意を促すメールによると、公共交通機関では・・・

  • MTAは全ての急行の運転を取りやめています。
  • MTAの運行する全ての地下鉄の内、地上を走る路線は運転を部分運休しているようです。詳細についてはhttp://bit.ly/2mFjv3Eにてご確認ください。
  • シートレックフェリー( Seastreak Ferry)は運休しています。
  • イーストリバーフェリー(East River Ferry)も再開のお知らせがあるまで運休しています。
  • メトロノース鉄道が正午を持って運転を停止します(追記しました)。
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昨日からブリザード注意報が出されていたのですが、午前8時15分時点で風が弱まったので大雪注意報になりました。が、雪とみぞれは降り続けていますし、風も依然として強いのでなるべく家から出ないようにとのこと。(追記)低気圧と合体して、雷にも見舞われています。停電にも注意が必要そうです。

Notification 3/14/17 at 8:15 AM. The National Weather Service has issued a Winter Weather Advisory for NYC until 8:00 PM tonight, 3/14. The previously issued Blizzard Warning has been canceled.

A total of 4-8" of snow is expected. Wind gusts up to 50mph & possible snowfall rates of 2-4" per hour may result in visibilities of one quarter of a mile or less at times.

NYers are advised to exercise caution when driving, walking, or biking, & allow for addt'l travel time as roads may be slippery. Residents should check on neighbors, friends, & relatives, especially the elderly and those with disabilities/access & functional needs during periods of extreme cold.

Info: www.weather.gov/nyc.
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ニューヨーク市にある公立学校はスノーデイで休校。多くのお店や学校(語学学校含む)もお休みしていますので、お出かけ前に必ず確認が必要。用事がない限りは除雪の妨げになる上、視界が狭くて危険なので家から出ないように呼びかけられています。
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勿論多くのフライトが欠航していますので、本日移動する方は出掛ける前に必ず確認が必要です。車も緊急車両以外はなるべく運転をしないようにとの事。

停電に備えて携帯電話等の充電できる家電や必需品は充電をしておくこと。蝋燭やラジオを準備しておくこと。数日分の食料を蓄えておくことも呼びかけられていました。その為昨日スーパーに買い物に出掛けたら、長蛇の列ができていました。大変…。
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本日は夫のオフィスもクローズされ、夫は在宅勤務をしています。私のボランティアもキャンセルされたので、思いがけず1日家でのんびりできます。まぁ、このまま断水も停電も起こらないという前提でののんびりですが…。

皆様安全にお過ごしください。

2017年3月12日 (日)

久し振りにタイームをテイクアウト

快晴の日曜日のニューヨーク。現在は-6℃と冷え込んでいますが、午後に少しだけ1度まで上がる時間があるようですので、かろうじて氷点下からは脱する予報です。明日の夜半からまた雪が降る予報ですので、今日中に太陽を楽しんでおきたいものです。

今日からアメリカは夏時間です。『Spring forward』といって春に1時間時計の春を進めるので、今日は1時間損した気分。大体いつも通りに起きたのに、凄く寝坊した気分です。これから家じゅうの時計の針を進めなければ…。毎年2回時計の針を進めたり、戻したりするのが結構面倒なのですが…その分多く太陽の光を楽しめると思えば我慢もできます。

昨日からお腹を下してます…。頭痛がして風邪気味だなぁ~と思いながら、夫とギリシャ料理を食べに行き。生野菜を食べたらあたってしまったようです。ニューヨークで生野菜とかフレッシュジュースとかって、美味しいけれど危険なんですよね。きちんとしたレストラン以外ではなるべく調理されていないものは食べないようにしているのですが、昨日は少しだけだし、評判もいいしと気を緩めてしまいました。安めのレストランでの衛生管理をもっときちんとしてもらいたいものです。これからもう少し気をつけます。
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さて、今回は久し振りにファラフェルの人気店『Taïm』をテイクアウトしたら変わらず美味しかったのでご紹介です。
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いつも同じ店で美味しい物を食べるというより、新しい店を試してみるのが好きな私は同じお店に何回も足を運ぶことがあまりありません。その為、気に入ったレストランでも2~3回行けばとても多い方です。

そんな訳でニューヨークに来たばかりの頃訪れた中東のファラフェルやフムスとスムージーを提供する小さな人気店『タイーム』も、1回試したことで満足して、とても気に入ったにもかかわらず再訪していませんでした。ウエストヴィレッジにあるお店はカウンター席が4席ほどしかない小ささなので、席の確保が難しいというのも再訪を渋っていた理由ではありますが。少し前からNolitaに2号店が登場して、そちらはもっと席があるみたいです。
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先日午前中からボランティアとワシントンスクエアでの抗議ラリーに参加して疲れ果てた際に、帰り道でタイームの近くを通り掛り。ふと夕食を買って帰ろうと思いつき、久しぶりに来店しました。

平日の午後6時頃の来店でしたが、狭い店内は一人で夕食を食べる女性で満席。他にも2人テイクアウトを待つ人が並んでいて、相変わらずの人気の様でした。たまにニューヨークから出発する電車にタイームを持ち込んでいる人を見掛けますので、「ニューヨークに来たらタイーム!」と決めている人も居そうに思います。
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タイームの提供しているのは中東料理。中東料理のひよこ豆をペースト状にしたフムスやひよこ豆やソラマメから作られたコロッケであるファラフェルは、ベジタリアンが多いニューヨークではお馴染みの食事。そのファラフェルをピタパンに挟んだサンドイッチ類も食べられますが、私はプラターを選択。

プラターは、全粒粉か普通の小麦粉から作られたピタパンを選び。ファラフェルプラターではフムスとファラフェル(緑、赤、普通のファラフェルの中から選択、もしくはミックス)、クスクスのサラダとトマト&キュウリのサラダが入っており。セビーチェプラターは、タヒニ(胡麻のペースト)、モロッコ風人参サラダ、茄子&卵、およびトマト&キュウリのサラダが入っています。
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どちらもとても美味しく、満腹になって大満足。2人で$28程で済むのも経済的で嬉しい限り。いつかは是非Nolitaの店舗も利用したいと思います。

Taïm

222 Waverly Pl

New York, NY 10014

b/t 11th St & Perry St
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

同じ空でつながっている

少し雲が多い土曜日のニューヨーク。1日寒くなる予報で、現在の気温は-5℃。最高気温も0℃までしか上がらないようなので、温かくしてお出掛けください。路面には雪は残っていませんが、所々雪も残っているようですので足元にもお気をつけください。なお、夜中には強風注意報も発令されていましたので、強風にも注意が必要かも。

クイーンズで登校中の11歳の女の子を連れ去ろうとした男が指名手配されています。アメリカではお子さんが行方不明になる事件が多い気がします。改めてお子さんには知らない人について行かないよう言い含め、親御さんも目を離さないように注意した方が良さそうです。早く男が捕まるといいですね。

本日の午後1時~3時の間、軍事演習のためニューヨークの各ボロー上空を軍事ヘリコプターが飛ぶそうです。ヘリコプターの爆音が響いても、テロや大事故等が起こった訳ではありませんからご安心ください。いつも不安になるんですよね…。
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さて、今回は東日本大震災から6年目を迎えた今日のニューヨークの空です。
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宮城にお住いの女性が『3.11果てない空プロジェクト』という試みをされていることを偶然知りました。残念ながらアメーバブログではないので参加はできませんが、震災を風化させないためという気持に打たれ、ニューヨークの空を。

以前日本に住む友人から「同じ月を眺めている」と言われてはっとしたことがあります。半日ずれてはいても、同じ月を眺めているって言われて初めて気付いてとても嬉しかったんです。

今日はニューヨークの空を眺めて、東北にお住いの方々に思いを馳せます。

2017年3月10日 (金)

ハイラインの草刈りボランティア

朝6時半頃からこんこんと雪が降り始めた金曜日のニューヨーク。午後2時頃まで雪が降り少し積もる予報ですので、足元に気を付けてお出かけ下さい。最高気温は2℃。夜になると氷点下に落ち込むみたいなので、早めに帰宅するが吉。明日は1日中氷点下から脱しない予報です。

昨日寒さと風に注意するよう促したメールが2通送信されましたので、以下に添付致します。ニューヨークにお住まいの方、滞在されている方は内容をご確認ください。
Notification issued 3/9/17 at 12:30 PM. The National Weather Service has issued a Winter Weather Advisory for New York City from 10:00 PM tonight, 3/9, until 2:00 PM tomorrow, 3/10. A total of 3-5 inches of snow is forecast with locally higher amounts possible.

New Yorkers are advised to exercise caution when driving, walking, or biking, and allow for additional travel time as roads may be slippery. Residents should also check on their neighbors, friends, and relatives, especially the elderly and those with disabilities, and access and functional needs during periods of extreme cold.

For more information, please visit: www.weather.gov/nyc. or http://on.nyc.gov/2niVBbm.

Notification issued 3/9/17 at 1:18 PM. New York City is experiencing intermittent wind gusts in excess of 40 MPH. During periods of high winds, residents should use caution when walking or driving high profile vehicles. Winds at these speeds can cause flying debris, turn unsecured objects into projectiles, and cause power outages. To prepare, charge cell phone batteries, gather supplies, and turn refrigerators and freezers to a colder setting. Always stay clear of downed power lines. If you are affected by an outage, turn off all appliances and keep refrigerator and freezer doors closed to prevent food spoilage. Do not use generators indoors. If you lose power and have a disability or access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, please dial 9-1-1. For the latest weather information, please visit www.weather.gov/nyc.
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さて、今回は今週の月曜日から始まったハイラインの草刈りについてです。
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マンハッタンの西側、ガンズボート通りから34丁目に跨り残っていた貨物列車用の高架線路を利用した、細長いパブリックスペースであるハイライン(The High Line)。ハイラインは原則的には植物の植え替えを行わず、1年を通して根から芽吹き、花が咲き、枯れるというサイクルをそのまま見せています。
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そのため冬の間に訪れると立ち枯れた草が続く色に乏しい景色となりますが、それもまた美しく個人的にはお気に入りの季節です。が、自然であれば雷や乾燥しすぎに起因した山火事や、動物が食べることによって自然と起こる植物の生え代りのサイクルが、人工的に造られたハイラインのエコシステムでは起きません。
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その為、毎年春になるとハイラインで働くプロの園芸家さんだけでなく、近所から動員されたボランティアも加わって、総勢200人~300人で大規模な草刈りが行われます。ハイラインは、雨水を利用して水遣りをしたり、各所に設置した太陽パネルを利用して灯りを点したり、ごみをコンポストしたりと環境に配慮することを目指しています。
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その為なるべく電動の物を使わず、人力での作業が選択されています。去年から雪掻きだけは電動の除雪機が導入されたようですが(そして多分芝刈り機も使っていると思います)、草刈りは現在でも人力で行われています。
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でもそれは環境に配慮するという理由だけではなく、草刈りをコミュニティーと結びつく良い機会だと捉えているからだとも思います。近隣にあるグーグル等の大会社は、毎年社員に草刈りに1日参加する機会を作っていますし。チェルシーに住む高校生を雇って、賃金を払いながら環境や園芸家としての仕事を学ぶプログラムに参加している学生達も、草刈りに参加します。
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そして私の様にニューヨークに住んでいるだけの人も参加可能。腰にはとても悪いし、結構重労働なのですが、この春のイベントが私は大好き。毎年参加するのをとても楽しみにしています。
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ハイラインなんて特別な場所で草刈りに参加できるだけでも良い思い出になりますし、ニューヨーカーやハイラインの職員さん達と言葉を交わしつつ、協力して作業をできるのも良い経験です。そしてマンハッタンにおいて土や草に触れ合える機会を持てるなんて、それだけで非常に贅沢な経験に感じます。
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ボランティアには、事前登録と1回1時間半程のトレーニングを受けること、そして最低2回の参加が義務付けられています。が、今年はハイラインの広い範囲でヘルメット無しでは足を踏み入れることができないため(ニューヨーク市の法律で工事に面している場所には足場が設けられ、足場がある個所ではヘルメットの着用が義務付けられている)、今回は最高2回参加というルールに変更されています。
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草刈りが済んだ場所は、今は少しクロッカスが咲いている位で寂しい様相ですが。あと数週間もすれば新しい緑がグングンと育ち、あっという間に綺麗な緑や花に覆われる事でしょう。

これからの季節は、日に日に変わる景色が楽しめます。

2017年3月 9日 (木)

『女性のいない日』集会

雲一つない快晴の木曜日のニューヨーク。今日は段々と雲が出てくるものの日中は天気がもつ予報です。日付が変わるころから雨が降り始め、雪に変わるとの事。今回は少し積もるみたいなので、明日の通勤は注意が必要そう。今日の最高気温は13℃。明日から1週間近く氷点下の寒い日が続くので、やれる用事は今日中に済ませておくと良さそうです。

在ニューヨーク(New York)日本国総領事館から以下の安全情報が送信されました。お住まいの方やご旅行で滞在予定の方は内容をご確認ください。

2017年3月8日
在留邦人及び旅行中の皆さま
              在ニューヨーク日本国総領事館

○ニューヨーク市警(NYPD)は,マンハッタン区ロウアー・イースト・サイド(Lower East Side)地区で発生したアジア系女性に対する強姦未遂事件並びに同じくアジア系女性を狙った4件の強盗事件(場所はマンハッタン区南側のエリア(ミッドタウン地区以南)で発生)の容疑者の氏名・顔写真等を公表して,情報提供を呼びかけています。同地区にお住まいの方及び旅行中の方は,ご注意ください。

〈本文〉
報道等によれば,ニューヨーク市警(NYPD)は,3月3日(金)深夜,マンハッタン区ロウアー・イースト・サイド(Lower East Side)地区で発生したアジア系女性に対する強姦未遂事件の容疑者を指名手配しました。同容疑者は,他にも4件のアジア系女性に対する強盗事件(被害者を殴打して,貴重品を奪って逃げるもの。場所はマンハッタン区南側のエリア(ミッドタウン地区以南)で発生)でも指名手配されています。3月8日現在,犯人は捕まっていません。

ニューヨーク市警(NYPD)第7分署は,インターネット上で,容疑者の氏名・顔写真を公表して,情報の提供を呼びかけています。
https://twitter.com/NYPD7Pct/status/838887870081433602

同地区にお住まいの方及び旅行中の方におかれては,外出時には身の安全に十分用心するとともに,容疑者と思われる人物を見かけた際にはすぐにその場を離れ,安全を確保して下さい。また,特に深夜早朝の時間帯に外出する場合などには,できるだけ複数で行動するようにして下さい。
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さて、今回は国際女性デー(International Women's Day)に因んで開催された『女性のいない日』(A Day Without a Woman)集会に足を運んだ徒然です。
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3月8日は国際連合が定めた国際女性デー(国際女性の日、国際婦人の日)です。毎年それなりにメディアに取り上げられる日ではありましたが、今年はトランプ政権が生殖に関する権利(Reproductive Rights)を認めないと取れる政策(避妊に関する知識を広めるクリニックへの予算をカットしたり)を推し進めようとしていることや、トランプ大統領の女性蔑視発言に対する抗議の意味で大規模な集会が各地で開催されました。
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外国人なので政策に関する集会には足を運ばないようにしているのですが。昨日は国際女性デーを祝して、男女平等を実現するための集会というお題目だったので、人権問題であれば私も参加して差し支えなかろうと足を運びました。
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女性の重要性を実感してもらうために、仕事を休む、お金を使わない、シンボルカラーの赤を身に着けるという事も呼びかけられていたのですが。私は流石にボランティアを休むわけにもいかず、赤い物を身に着けてボランティアをして。そのままボランティア仲間とワシントンスクエア・パーク(Washington Square Park)に足を運びました。
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ボランティア先のスタッフさんも半休を取って集会に参加していた人がいましたし。会場で合流したボランティア仲間の友達の方も休暇を取得しての参加でした。

趣旨に沿って『女性の権利は人権問題』とか、『ガラスの天井を打ち砕け』とか、『賃金の平等を』とかいうプラカードが多かったのですが。反トランプ、人権問題、移民排斥反対に関するプラカードも多く見られました。
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平日の午後4時からの集会だったので、団体での参加がとても多かったです。またニューヨーク大学のキャンパスの真っただ中という場所柄学生さんと思しき参加者も凄く多く。正午からトランプタワー前で行われていた抗議活動にも参加していたボランティア仲間さんは、「あっちはもう少し色んな年代の人がいたかな?」とコメントしていました。とは言え、広場中央には入れないので、通路に並んで車いすで抗議活動しているお年寄りや、ベンチに座ってプラカードを掲げているお年寄りの方も結構な人数いらっしゃいました。
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我々は4時15分頃到着したのですが、既にメインスピーカーがいる凱旋門前の広場は人で埋まって入るのが難しく。広場に通ずる西側の通路で暫く様子見をし。それからじりじりと噴水を抜けてアーチに近づいていったのですが、結局1時間半程の間、入れ替わり立ち代り行われるスピーチが一言も聞こえませんでした。
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午後5時半頃帰る頃には、もっと人出が増えていて吃驚。女性が多かったのですが、男女平等を信じる、女性の権利は家族全体の問題と捉えている、LGBTQ等の理由で男性も結構参加されていました。
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パワフルな女性に囲まれていると、自分がまだまだ男女平等に対する認識が甘いことに気付かされます。午前中から立ちっぱなしでずーっと野外で活動していたので、疲れ果てて夕食を買って帰ってしまいましたが、有意義な楽しい1日になりました。これからも男女平等の実現に向けて、やれることをコツコツと続けて、自分自身としても女性としての甘えを排して頑張りたいと決意を新たにしました。

2017年3月 8日 (水)

Nolitaの独立系本屋でのイベント

起きた時には雨が降っていましたが、今は止んでいる水曜日のニューヨーク。これから段々と晴れてくる予報です。最高気温は15℃まで上がるよう。気温の変化が激しくて体調管理が大変ですね。

今日は国際女性デー(International Women's Day)。女性の力を実感してもらうために、なるべく仕事を休むこと、仕事を休めない場合には何か赤いものを身に着けること、そしてなるべくお金を使わない運動『A Day Without a Woman』が呼びかけられています。これは女性がいないとどれだけ困るのか、女性の経済力はどれだけのものなのか、どちらかというと女性の仕事と思われ軽視されがちな大事な仕事(子守、家事)がどれだけ大変で大切なものなのか、を理解して貰うことが目的。残念ながらボランティアを休むわけにもいきませんが、せめて赤い物を身に着けようと思います。

全米にあるユダヤ系の組織を爆破する脅迫が送りつけられた中にニューヨークも含まれており。昨日だけで5件も反ユダヤが原因と思われる事件が起こったことから、ニューヨーク市長が声明を発表する事態に陥っています。ニューヨークはユダヤ系住民が多いですし、実際私の担当医、ボランティア仲間の多くもユダヤ系。こんな憎しみや怒りに満ちた社会は嫌だ…と朝からうんざりすると共に、これ以上何も起こらないことを祈ります。
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さて、今回は昨日に引き続きドイツ語の文学やドイツ語圏の事について書かれたアメリカ文学を紹介する文学イベント『FESTIVAL NEUE LITERATUR』の感想です。
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週末3日間に亘って開催されていたこのイベント。疲れやすく体調を崩し易いので極力夜は外出しないようにしている私ですが、どうしても逃したくなく。2日間連続で足を運びました。今年最後のイベントは、私も大好きなNolita(North of Little Italy)にある独立系書店『McNally Jackson Books』が会場で、テーマは『Silence Is Violence: LGBTQ Writing in a Fracturing Political Climate』でした。

このテーマには特に興味があったのですが、それは私が個人的にトランプ大統領の政策や物事の進め方に非常に危機感を抱いている事が大きく関係します。公共投資の増大は大賛成なのですが(ニューヨークなんて道はガタガタ、ひっきりなしに水道管が破裂しては近隣が水浸し、地下鉄駅は古くて不便、信号機の故障で地下鉄が停まることなんて日常茶飯事)、他の多くの政策に概ね懐疑的。そして大統領令を連発して、話し合いを通さず物事を強引に進めていくやり方にはとても反発しています。
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しかしながら、私は口論や議論が日本語でも得意ではなく。ましてや英語でなんて夢のまた夢という英語力しか持ち合わせておらず。しかも記憶力が極端に悪いので、読んだ記事を勝手に要約して要点のみを覚えておく習性があり、名前や数字が出てこなくなってしまいます。そのため議論にならないという事も多く。

ボランティア先に熱烈なトランプ支持者のスタッフさんがいて、話をするとあまりの認識の違いに愕然として開いた口が塞がらず。質問をしてみると同じ事実に基づいて、全く違う結論を導き出していることが殆ど。リベラル系の情報(New Yorkerとか)に頼る私と、保守系の情報(FOX Newsとか)に頼るスタッフさんという構図から、違う情報を得ているから違う結論を出しているという訳でもなく。一体何が起こっているのかよくわからないというような、得体のしれないストレスが少しずつ自分の中に溜まっていくのを感じる毎日。
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それでも、議論をして相手を翻意させようとは思えないのです。人は自分で変わろうと思わないと変わらない生き物だと思いますし。それに自分を鑑みても、ちょっと人と議論した位で自分の根源的な信念を変えるとは思えないので、相手にもそれを期待しません。

しかしながら、自分の意見も言わず(職場での大議論を避ける為)黙って聞くか質問をするかしかしない事が多い自分のスタンスが、同意と取られるのではないか?黙っていることによって暴力を振るう側に立っているのではないか?という罪悪感が溜まり続けるのです。
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そんな事から、『沈黙は暴力か?』というこのテーマは是非とも聞きたかった。でも、結果的にこの日のディスカッションは聞いていて消化不良感がありました。

話し合いを始める前に使われる言葉の意味を揃えて確認しておくことはとても大事だと思います。アメリカで学生時代を過ごし、日本に帰国して働き出した時一番違和感を感じだのが、周りで話している人達が使っている言葉の意味が統一されていないために、皆少しずつお互いの事が理解できていないのではないか?という事でした。その点アメリカはそこら辺をしっかり擦り合わせる事が多く、特に今回のように参加者の出身国がスイス、オーストリアおよびアメリカとバラバラな場合には、単語の意味を揃えて置くことは重要。
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それは分かるのですが、結局その認識でお互いに合意できないまま。主題について話し合う時間が殆ど取られなかった印象でした。うーん、意見を戦わせる以前の問題として、同じ事象に対する認識を揃えるのさえこんなに難しいのか…と改めて問題解決の難しさを感じました。

まぁ、それだけ色んな国があり、其々に文化が根付き、その中にも様々な人が居る証拠なのでしょうから、喜ぶべきことなのかも…とグローバリズムに懐疑的な私はぼんやり思いつつ帰宅したのでした。

2017年3月 7日 (火)

DUMBOの独立系書店でのイベント

朝から雨の火曜日のニューヨーク。火曜日は雨が降る事が多いですね…。朝雨が降ってから一旦止み、午後に再度小雨が降る予報です。最高気温は13℃。明日に向けて段々と気温が上がるみたいです。

事実上裁判所に差し止めされた形になっているイスラム教徒が多い国からの移動の制限を定める大統領令に代わる新たな大統領令に、トランプ大統領が署名したことが朝から大きなニュースになっています。新しい大統領令は査証(VISA)の発行も禁じており、本当に発効したら大きな影響が出ること必至。それとは別の議論ですが、国を限定しないH1ビザの発行差し止め/大幅削減を求める動きも活発化していると、ラジオが昨日報じていました。H1ビザ(非移民就労ビザ)は、多くの日本人駐在員の方も取得しているビザだと思いますので、この動きが活発化すると企業戦略の見直しを余儀なくされる会社も多いと思われ。査証でアメリカに滞在している人に対しても風当たりが強くなりそうですね…。

退職した警察官が、大家さんの頭を拳銃で撃って逮捕される事件が起こりました。アメリカでは警察官は職を離れた後でも拳銃の保持が認められています。その理由は、在職中に逆恨みをされ退職後に危害を加えられる可能性があるから(逮捕した犯人が刑務所から出て来てから自分を逮捕した警官を殺しに来るとか)、自己防衛のためらしいのですが。退職後生活の糧を得るために売られた拳銃が市場に出回ったり、元警官が事件を起こしたりという問題が後を絶たないように感じます。銃規制が一向に進まないのに驚いてしまいます。
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さて、今回は先週末にニューヨーク各所で開催されていた文学シリーズイベント『FESTIVAL NEUE LITERATUR』のイベントの1つに参加した感想です。
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ニューヨークでは沢山の文学関連のイベントが催されています。数が減ってきてしまったものの、まだ頑張っているチェーン店ではない独立系の本屋さんもありますし。其々の国の文化庁が自国の文学を紹介するイベントを開いたり、本好きには魅力的な街です。

私は本が大好きですし、個人的に本屋がある事は街にとってとても大事だと信じていて。特にニューヨークに来てからは、本屋さんでボランティアをしたり、無料イベントに足を運ぶことによって、本屋はある意味公民館のような役割を果たしていると強く感じるようになり。
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文化を発信し続ける、人と人を結びつける、マスメディアから零れ落ちてしまう大事な物事や人達を拾い上げる、ゆっくり・じっくりと考える人達に居場所を与える、そんな役割を担う本屋さんを応援するために、ネット書店で購入するよりも高い事が多くても、できる限り独立系書店で本を購入するようにしていますし。なかなか時間や体力が許さないものの、イベントに足を運ぶようにもしています。

とは言え、あまりにも沢山のイベントがあるため、存在自体を知らないイベントも沢山あります。今年その存在に初めて気付いたイベントが『FESTIVAL NEUE LITERATUR』でした。これはドイツ語で書かれたオーストリア、スイスおよびドイツの文学やアメリカで書かれたそれらの国に関わる文学を紹介する年に1度のイベントで、今年で8回目を迎えたとの事。
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このイベントを知った時に興味を持ったのは、親しくしている友人がオーストリア人のパートナーと結婚してウィーンで暮らしている事もありますが。ボランティア先のアメリカ人スタッフさんと雑談していた際に、彼の本業はドイツ語の翻訳家だと知り。彼が「第二次世界大戦(ナチスドイツ)の影響で、ドイツの文化はアメリカに十分紹介されていないって感じるよ。ドイツの料理は美味しいけれど、あまりアメリカでは注目されないし。文学とかもフランスとか他の国に比べると受け入れられにくいと感じる」と話していたことが印象に残っていた事も大きかったです。

また、親しい友達やボランティアで一緒に働く人たちにLGBTQの人達が多いため、LGBTQ問題に常に関心があるだけでなく。トランプ大統領が就任してからの、社会的少数者に対する抑圧が増しているように感じる今の世相で、著者が何を考え、どのように戦おうとしているのか・していないのか、というような事にも興味がありました。
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以上のような理由から、ブルックリンのダンボ地区にある独立系書店『The POWERHOUSE Arena』で開催された無料イベント『Born This Way: Writing the Personal』に足を運びました。毎年違うテーマが選ばれるこの文学イベントですが、今年のテーマはLGBTQ。参加したイベントのテーマは『LGBTQの著者は、LGBTQについて書くべき責務を負うのか?』というテーマでした。

以前友人が「世の中は公平じゃないのは別にLGBTQに限った話ではないのは百も承知しているのだけれど。でも、私がゲイだってだけで『何で教えてくれなかったの?』とか責められることがよくあるんだよね。でも、それっておかしいでしょ?異性愛者の人が『私異性愛者なの』とかわざわざ言っているの聞いた事がないでしょ?なのに私達だけが隠してたとか言われるのは納得いかない」と話していたことがあり。確かに社会全体の風潮として、『マイノリティーは多数派の人々に自分を理解して貰うために、発信をすべし』みたいな考えがある気がしてなりません。
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このパネルディスカッションでは、LGBTQの著者には多数派である異性愛者に自分達を理解して貰うべく努力する義務があるのか?というのがテーマに対して、4人居た著者の全てが「そんな義務があるとは思わない」、「どちらかというと人間性について話しているのであって、性別とかセクシュアリティーを超えた本質的な事を書きたい」といった答えが多く、予想した感じだったのですが。

それでも流石に4人の異文化でコツコツと本を書いたり、翻訳をしたり、教鞭を執ったりしている人達だけに素敵な言葉が多く、聴いているだけで納得したり、自分がモヤモヤと感じていた事を声に出して言ってもらってすっきりしたりで楽しめました。
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個人的に一番印象に残っているのが、「今の時代には多くの人が疑いも無く断固とした意見を持つべきではない多くの事柄について、確固たる意見を持ちすぎている事なんだと思う。」という言葉。以前村上春樹氏の本を読んでいた際に、迷い考え続ける事の大切さを書いていて凄く共感したのですが。最近特に人と話していて、『どうしてこの人はこんなにまで迷いなくこの意見が持てるのだろう?』と不思議に感じ、ストレスが溜まり続けている私としては、同じように感じている人がいると思えただけで救われた気分でした(人々を孤独から救うのは、著者が口を揃えて唱えていた本の効用でもあります。著者がそれを狙って書いているのではないにしても)。

移民反対、移民はアメリカを強くする、環境保護が至上命題、戦争反対、自国民が全て。どれもそう信じてしまえば楽なのだとは思いますが、色んな事象が絡んでいて解決方法が全く見えなかったり。根本的なシステムの構築が必要だったり。丁度良いバランスを見つける必要があったりすると思うのです。凄く難しい問題を、パパッと議論する人が凄く多くて、しかも意見が絶対にぶれずに強い。その事に全然馴染めず不眠に悩む私には、「文学は人類が発明した最上の問題解決技術だと思う」という言葉はすっと沁みました。
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知識がある、効率が良い、スキルがある。そんな事ばかりが尊ばれる世の中に疑問ばかりが募る私にとっても、とても興味深い討論でした。LGBTQの方々は勿論の事、最後まで熱心に聞き入っていらっしゃる様に見受けられました。

ブルックリンのDUMBOの風景

月曜日もよく晴れているニューヨーク。朝は寒かったですが、これから徐々に気温が上がっていくようです。明日は雨が降るので、最高気温が13℃まで上がる予報。気温に合わせて着る物をこまめに調節して、体調を崩さないように気を付けたいものです。

今朝は朝からボランティアで忙しくしていました。夕方からもボランティアがあるので、それまでに買い物、夕食の準備、掃除を済ませねばならず急いでいるので、早速本題です。
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さて、今回はブルックリンのDUMBOの風景をご紹介します。
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DUMBOは年に1回アートフェスティバルが開催されていた影響か、壁画が多くあります。これは地下鉄York Street駅の目の前にある2つの壁画。

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高架道路の下にもアートが。

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高架道路の壁にも壁画がずらりと描かれています。

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隣の壁に描かれた壁画の前で、友達カップルはウエディングフォトを撮りました。この日も婚約写真を撮影していると思しきカップルがいました。

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道端に置かれた箱にも絵が描かれています。

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武骨な壁にも花のオブジェ。

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お店の前に置かれた椅子もアートみたいです。

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高架道路と線路が多い地域なので(名前自体がDown Under the Manhattan Bridge Overpassつまり、マンハッタン橋高架道路下という意味です)、トンネルがあるのも独特の雰囲気を醸し出す要因。

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石畳に線路が走っているのも特徴的な風景。

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煉瓦の倉庫も絵になります。角の店舗に私の好きなインテリアショップ『West Elm』が入っていました。

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ブルックリン橋と古い倉庫に夕日が当たる風景。

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2017年3月 5日 (日)

真冬のブルックリンブリッジ・パーク

日曜日も青空が広がり寒いニューヨーク。午後になると最高気温が3℃まで上がり氷点下を脱するようですが、現在は-9℃。どうりで寒いと思いました。1日晴れるので雲が無く、放射冷却したのでしょうか。

金曜日の午前12時半頃、25歳の女性が男に後をつけられた上、ご自分のアパート内でレイプされそうになる事件が起こったそうです。ローワーイーストサイドでの事件だそうですが、他の地域でも帰宅する際には誰かにつけられていないか十分注意したいものです。

今週末もトランプ大統領の政策に抗議する活動がニューヨークのあちこちで行われていますが、昨日たまたまニューヨーク公共図書館本館前を通り掛ったら、デモ活動を行っている人達がいました。その時は「NO!」と書かれたプラカードしか見えなかったので何を訴えているか分からなかったのですが、どうやら『March 4th for Standing Rock』と銘打ってパイプライン建設反対を訴える活動だったようです。
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図書館からトランプタワーまで行進したそう。昨日はトランプタワー前でトランプ大統領を支持する人達の集会と、アンチ・トランプ派の集会が同時に行われていたと思いますので、トランプタワー周辺は凄い混雑だったのでしょうか?
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さて、今回は久し振りにブルックリンブリッジ・パーク(Brooklyn Bridge Park)を散歩したので風景のご紹介です。
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昨日DUMBOで行われた無料イベントに参加するために足を運んだので、ついでにブルックリンブリッジ・パークも散歩してきました。当該公園には、知り合いの方が働いているので顔を出しに行こうとか、夏に行われるリーディングシリーズに行こうとか思いつづけていたのですが、バタバタしてついぞ叶わず。
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昨日は風が強くとても寒い日だったのですが、抜群の風景を楽しんできました。
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公園の北側にあるMain Streetと呼ばれるセクションに新たにできた『Environmental Education Center』を初めて訪れる事ができました。

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小さな水族館があり、その日イーストリバーで採れた魚を展示していたり。ブルックリンブリッジ・パークの模型と説明がお子さんにも分かりやすく書かれていたり。科学を学ぶゲームが用意されていたり。幅広い年齢のお子さんが楽しめるように作られていました。

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アートを展示した部屋もありますし、中年の私もとても楽しく勉強になりました。トイレも(ニューヨークにしては)綺麗で安全だったので、屋外にあるトイレよりここのトイレを借りると良さそう。

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メインストリート部分の公園の上をマンハッタン橋が通っています。

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水辺には高級そうな物件が完成していました。

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ブルックリン橋越しのマンハッタンのファイナンシャル地区の高層ビル群。

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ずっと改築していた古い倉庫の工事が終わり、一部店舗が入っています。

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『Jane's Carousel』と呼ばれるクラシックなメリーゴーランドでは子供達がパーティーをしていました。フェイスペイントをした子供達が沢山居て可愛かったです。

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公園の木々と古い煉瓦の倉庫を利用した商業スペースに時計塔。DUMBOは素敵な地域です。

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EMPIRE FULTON FERRYからFulton Ferry Landingに歩いて行くと、ルークスロブスターが。

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バテリーパークシティーにもあるニューヨークの詩が書かれた柵。

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ブルックリン橋の風景。

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ピア1から見たマンハッタン、自由の女神とガバナーズ島。

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ピア1の長ーい遊歩道を歩くのはいつでも楽しいですが、日が沈む時間は特に贅沢。

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ピア1に面して建設が計画されていた超高級コンドミニアムも完成していました。

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ピア1の芝生越しの夕日。

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新しくオープンしたピアにも足を運びたかったのですが、時間切れで断念。今年の夏こそリーディングに沢山参加したいものです。

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2017年3月 4日 (土)

ノマドの人気カフェレストラン

快晴の土曜日のニューヨーク。今日は1日晴れの予報で、最高気温は1℃。昨日まで氷点下から脱しないという予報だったので、少しましになった感じです。でも現在の気温は-6℃と十分寒いので温かくしてお出掛けください。

今年に入ってヘイトクライムが急増していますが、移民やイスラム教徒に対してだけでなく、ユダヤ人に対する差別も目立っています。ニューヨークはユダヤ系住民が多い地区なので、大きな問題として取り上げられています。そんな中ユダヤ系施設に爆破予告がされた事件の容疑者が逮捕されました。なんでも別れた彼女に嫌がらせをするために事件を起こしたとみられるそう。なんて奴だ…。

クイーンズでは、ラテン系住民の老齢の女性に対し、男が差別的な発言をして傘で暴行を加える事件も起きています。今までは心の中に押しとどめていたマイナス感情が出てきてしまっているみたいに感じます。何はともあれ、事件に巻き込まれないよういつも以上に気を付けて生活した方が良さそうです。
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さて、今回はミッドタウンイーストのノマド地区にある人気カフェレストラン『Blank Slate Coffee + Kitchen』です。
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ノマド(NoMad ("NOrth of MADison Square Park") )は、25丁目~29/30丁目および6番街~マディソン街(時によってはレキシントン街)に囲まれた地区。近年、昔からあるお店が消え、お洒落な高級路線のお店が増えている地区でもあります。

そんなマディソン街の30丁目の角に2015年末にオープンしてから人気を博しているカフェレストランが『Blank Slate Coffee + Kitchen』。我々はコーヒーを頼んで休憩しただけですが、どちらかというとブランチ処として名高いカフェレストランです。
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私達が訪れたのは週末の午後3時頃だったので、まだまだブランチをしているお客さんで店内は満席でしたが、平日であればランチをテイクアウトするお客さんも多いのでは?と想像します。というのも、お店の右側には小さなグルメフードを販売するマーケットもあるのです。

カフェなのでペイストリー類(我々が訪れた際には既に完売)、コーヒー&お茶類も一通り揃っていますが、食事メニューも豊富。サラダ、サンドイッチ、朝食メニュー、1日中注文できる朝食メニューが揃っています。また、ビールとワインも提供されているので、つまみに適したスモールプレートメニューもあります。
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お店に入ると、全体的に白木と自然な色の皮の家具、白い壁でまとめられたナチュラルなテイストと、照明やスツール・煉瓦の壁でインダストリアルなテイストが上手くブレンドされた、肩の力が抜けた感じの雰囲気。中央に大テーブルがあり、左壁際にソファー。そこには2人掛けのテーブルがいくつか置かれ。窓際にぎりぎり4人が座れるカウンターがあります。席が狭いのが当たり前のニューヨーク仕様な、タイトな席です。

また天井が高く席が狭い割には窮屈な感じはしないのですが、席が空くのを待っている人達がいたりして混んでいるので、ノイズレベルはかなり高め。私は聴力に問題がありますし、2人とも声がはっきりしていないこともあり、会話が難しいレベルでした。なので料理が美味しそうだとは思ったものの、夫と2人でのんびりブランチという感じでもないかなーと個人的には思ったり。1人ランチなんかに利用しようと思いました。
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店内で食事をしている人が多かったものの、基本はカフェ。カウンターで注文&支払いを済ませたら、席に座って待っているとお店の人が注文の品を持ってきてくれます。注文してから席が空かなくて困っている人達もいたので、大人数で訪れるのには向いてなさそうに思います。

いつもながらラテを注文しましたが、美味しかったです。このお店で使われていたニュージーランドの『Acme & Co』という会社のカップ&受け皿がとっても綺麗な発色だし、ぽてっとした形も唇への感触も良く、古臭い雰囲気も非常に気に入り。丁度、新たなマグを探しているところだったので購入しようと調べたら、業務用販売しかしておらず、アメリカでは1箱36個入りでしか買えないことが判明して、がっかり…。
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旅行のついでにニューヨークっぽさを感じられる食事をするにもピッタリのお店だと思います。勿論、お住まいの方が休憩するにも便利そう。夜はどんな雰囲気なのか気になります。

Blank Slate Coffee + Kitchen

121 Madison Avenue (at 30th Street)

New York, NY 10016
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2017年3月 3日 (金)

チェルシーのギャラリーでのヴィヤ・セルミンス展

よく晴れて寒い金曜日のニューヨーク。今朝のラジオでは予報が変わり、午後9時頃小雪が舞う可能性があると報じていました。積りはしないとの事。ネットの天気予報では午後から雲が出始めて午後5時頃小雪が舞うかもという予報。最高気温は4℃で、夜には氷点下になる予報。明日は久し振りに1日中氷点下の日になるようですので、今週末は暖かくして出掛けます。

今週末は地下鉄Mラインが運転を休止します。これから夏に掛けて大幅な改装工事が予定されているので、運転を休止する路線が沢山あるそうです。お出かけの際には、いつにも増して地下鉄の運行状況を確認する必要がありそうです。まぁ、ニューヨークの地下鉄は年がら年中、止まったり、一部運転を見合わせたり、一部運行を変更したりしていますが。

この3年間でニューヨークにおけるホームレス人口が急増したことを受け、デブラシオ・ニューヨーク市長が制度設計の見直しを発表したそうです。その中には、新たなホームレスシェルターを90か所で開設することも含まれるとの事。2011年にニューヨーク州からの補助金が停止して以来、シェルターに入れないホームレスが増えているのが原因らしいのですが。ここ3年間に急増した理由は示されていませんでした。何故なのでしょうか?この寒さの中、あちこちで毛布に包まって眠っているホームレスの人を見掛けます。トランプ政権になってから、国からの各州への福祉・健康に関する助成金が削減される大統領令が審議されているようですが。そんな事をやっている場合ではないのでは?と感じます。
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さて、今回はチェルシーにあるギャラリー『Matthew Marks Gallery』(3つあるギャラリーの内、522 West 22nd Street, New Yorkにあるギャラリー)で、2017年4月15日まで開催されている『Vija Celmins』展のご紹介です。
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この展示は、例の如くボランティア仲間に誘われてボランティア活動の後に訪れ。とても気に入りましたし、夫が大好きそうだと思ったので2人で週末に改めて訪れました。

ヴィヤ・セルミンス氏は、1938年にラトビアのリガで生まれ、1940年代後半に家族と一緒にアメリカ合衆国に移民してきたアーティストとの事。彼女は1960年代から活躍するアーティストで、波、砂漠の砂、夜空等を緻密に描くことで有名なのだそうです。
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今回の展覧会でも、星空(石の表面?)、波を描いた絵画と、精密に作られた黒板、石ころ等のオブジェが展示されています。その技術に感嘆しました。

星空か石の表面、どちらにも見える絵画は、白地に黒や灰色の点々が散らばっていたり、黒地に白や灰色の点々が散らばっているだけなのですが。どのような技法で描かれているのかが全く分からず、その不思議な静けさと美しさに見入ってしまいますし。波の絵は静謐さに満ちていて、心が凪ぐようでした。
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拾った石や古い黒板を本物そっくり作ってあるオブジェも、拾った本物と彼女が制作したオブジェが並んで展示されているのですが、どちらがどちらか判らない精密さ。その技術の高さに舌を巻きます。

ボランティア仲間も、夫と私も堪能したこの展示。チェルシーにはギャラリーがひしめいていて、全て無料で楽しめる訳ですから、アート好きの方は足を運ばれてはいかがでしょうか。

Vija Celmins
Matthew Marks Gallery
522 West 22nd Street, New York
詳しい展覧会のお知らせはギャラリーのHPにてご確認ください。

2017年3月 2日 (木)

週末の散歩風景

久し振りに朝から快晴の木曜日のニューヨーク。ですが、午前11時まで強風注意報が出されています。以下に注意を促すメールの内容を添付致しますので、内容のご確認を。

Notification issued 3/2/17 at 3:35 AM. The National Weather Service has issued a High Wind Warning for New York City in effect until 11:00 AM, today, 3/2. The warning has been issued for sustained winds of 15-30 mph and gusts up to 50 to 60 mph.

During periods of high winds, residents should use caution when walking or driving profile vehicles. Winds at these speeds can cause flying debris, turn unsecured objects into projectiles, and cause power outages.

To prepare, charge cell phone batteries, gather supplies, and turn refrigerators and freezers to a colder setting. Always stay clear of downed power lines. If you are affected by an outage, turn off all appliances and keep refrigerator and freezer doors closed to prevent food spoilage. Do not use generators indoors. If you lose power and have a disability or access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, please dial 9-1-1.

For the updates and the latest weather info, visit: http://www.weather.gov/okx/.

またこれからぐんぐんと気温が下がって、日付が変わるころには氷点下に落ち込み。明日は午前9時頃軽く雪が降る予報です。積りはしないようですが、丁度通勤時間帯にあたるのでお気をつけを。昨日20℃とかすごく暖かかったとしても、今日は最高気温が9℃と寒くなりますので温かい服装で出掛けたいと思います。

ヘイトクライムが55%の伸びをみせているとか暗いニュースが続いていますが(トランプ大統領は「自作自演だ」という事を匂わせているようですが…)。トランプ大統領が発令した移動の制限を主とした大統領令の影響で、ニューヨーク市の観光局は1980年代後半から上昇の一途を辿っていた観光客数が久しぶりに減少に転じると予想しているそうです。地元の住人は観光客を毛嫌いする傾向が見られますが(長らく観光客のまま住んでいる私でも時々イラッとしますが…)、ニューヨーク市は観光に随分と恩恵を受けている都市。たまに「もっと感謝してもいいんじゃない?!」と思ってしまう位。景気が後退したり、大きな影響が出ない事を祈ります。

昨晩エレベーターに乗ったら、一緒に乗っていた男性カップルが「今週のNew Yorkerの表紙は素晴らしい出来だよね。申し訳ないけど、彼に表紙を見せてあげてくれる?」と私に話しかけてきました。表紙を相手に見せると、「あー、なるほど。確かに的を得てるね」と。もう一人が「brilliant」と改めて言ったので、「まぁ、凄く悲しいけどねぇ」と思わず答え。それに対して相手も、「勿論凄く悲しい現状だよ」といい、彼氏の方も「最近朝ニュースをチェックするのが苦痛で苦痛で。読むけどね、仕方なく」と言い、私も「気分が沈むよね、朝から」と答え。もう1人も「まったく、自分はどの国に住んでるんだろう?って考え込んじゃうよ。」と溜息をついていました。ボランティアの勉強会でも皆さん溜息が止まりませんでしたし。現状との向き合い方、付き合い方に悩んでるんですね、多くの人が。私は体調不良が続いていたので検査を受けたら、お医者様から「ストレスかな?何か最近ありましたか?」と聞かれたので、「特に思い当りません、トランプ大統領が当選した事以外」と言ったら、「あー、それじゃない?」と言われたくらい。夜ニュースをチェックしたり、New Yorkerを読むのを止めてたら眠れるようになりましたが…。皆さんもご自愛ください。

友人が14週間・朝7時からの水泳のレッスンを受けて、やっと泳げるようになったと報告していました。子供を得て、これからバケーションでプール、海、湖に行く機会も多くなることを考慮して一念発起したのでしょう。それにしても大企業でマネジャーとして働きながら子育てもして、40歳を超えて新しい事に挑戦するその気持ちが素晴らしい。彼女は見習うところが多くある人ではあるのですが、改めて自分も頑張らなくてはと思ったのでした。
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さて、今回は腰を痛めた夫と2人で週末散歩をした風景のご紹介です。
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先ずは連邦祝日であるワシントン誕生日(Presidents’ Day)のロックフェラーセンターの様子。いつもは各国の旗がたなびくスケートリンクの周りも、この日はアメリカ国旗一色。

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暖かい日が続き、ハイラインのクロッカス、キバナセツブンソウ、ヘレボルスも次々開花中。

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晴れた日のハドソンリバーパークでの散歩は気分爽快。

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パブリックスペース(パーク)に何を求めるかアンケートを取ると色んな答えがありますが。私は空が見えて、スペースがあるだけでも有難く感じます。

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今の時代、特にニューヨークにおいては、ある意味無駄な空間ってとても贅沢だと思うのです。

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ハドソンリバーパークは、時々管理資金を得るためにセクションを閉め切って企業のパーティーを行っているそうで。それに対して地元住民が「パブリックスペースじゃなくなった。」、「一部金持ちの為の場所に成り下がった」と異を唱えている意見を聞きますが。少なくとも私はそのようなイベントに遭遇したことはありませんし、管理にお金がかかる以上、ある程度までの私的利用は致し方ないのでは?と考えています(ニューヨーク市の法律では、パブリックスペースの私的利用は月に2回迄と上限が決められているようです)。

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なんでもかんでも税金で賄えば良いという事でもないと思うんですよね…。

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なんで今まで気付かなかったのか不思議ですが、綺麗な赤い実がたわわになっていました。

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ここでもクロッカスが開花中。

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対岸のニュージャージ州ホーボーケンやジャージーシティーのビル群を眺められるピア状のスペースも沢山設けられていて、のびのびできます。

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新しく出来たお洒落なレストランの前にはマンサク。

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腰痛持ちには長距離・長時間を信号や車を気にせず歩けるのが便利。

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この日は女神様もよく見えました。

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彼方此方で春を感じます。

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疲れたのでウィンター・ガーデンで一休み。

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ランチはフランス風のフードコート『Le District』でフランス風ホットドックを。

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多分、有名なアーティストのパブリックアートだと思うんですよね…情報を見つけられませんでしたが。

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2017年3月 1日 (水)

ハイラインの新たなアートスペースの紹介コーナー

今にも降り出しそうな水曜日のニューヨーク。今日は正午頃からと午後4時頃から雷雨に見舞われる予報ですが、時間は結構外れますからね…。いつでも大雨から逃げられるように準備していた方が良さそうです。最高気温は22℃。明日の夜には氷点下に落ち込み、金曜日は少し雪が降る予報ですので、温度調整を怠らず病気に掛らないように気を付けたいものです。

最近周りの人達が次々風邪に倒れていたので注意はしていたのですが、日曜日からなんとなく調子が優れず。薬を飲んで誤魔化していたのですが、昨日はとうとう寝込んでしまいました。ボランティアもお休みをいただき、本を読む気力も無いのでただうつらうつらとしていました。気を付けているのに、どうしてこんなに体調を崩し易いのか…。元気な人達が心底羨ましいです。

今日は灰の水曜日(Ash Wednesday)。額に灰を付けた人々が街を歩く様が見られそうです。その前日はマルディグラ(Mardi gras)。鮮やかな衣装や飾りを付けた人達がお祭りをする日という印象しかなかったのですが、肥沃な火曜日(Fat Tuesday)という別名があるそうで(謝肉祭の最終日だから?)。友人が働くウィーンのオフィスではジャム入りのドーナッツが配られたとフェイスブックで紹介していました。沢山並ぶドーナッツが直ぐに無くなっている様は圧巻。まぁ、冗談で彼女が書いていたように「行事に真剣に向き合っているから」ドーナッツが完売したわけではないとは思いますが。こうやってあちこちに散らばって住む友達や彼女/彼らの友達を通じて様々な風習や伝統を知ることができるのは有難いことです。
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さて、今回はハイラインの14丁目の通路で先週から展示が行われている新しいアートプログラム『High Line Plinth』の展示のご紹介です。
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High Line Plinth』は、2018年春にオープンする予定の新たなハイラインのセクション:30丁目と10番街を跨ぐ形で存在する分岐セクション(the Spur)に常設されるアートプログラム。今まではハイラインという特殊な環境に合わせる形で、年によって設置場所や方法を変えて行われてきたアート展示ですが、スパーでは初めてアートを展示する為のスペースを確保して、コミションした作品を交代で展示するという新たなプロジェクトを発足することに決定。

そのアートプロジェクトの全貌を、ハイラインの創始者の1人およびアートキュレータの責任者のインタビュー映像、説明文、模型、既にコミションが決まっているアーティストとその作品の模型で紹介しています。
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ハイライン・プリンスというプロジェクトの名前は、ロンドンのトラファルガー広場で行われているアートプロジェクトに敬意を払って決定されたとの事。トラファルガー広場の4隅にある台座の内、北西に置かれた台座(Plinth)にあった歴史上の人物を記念した銅像を撤去した後、新進気鋭のアーティストに委託したアート作品を定期的に交換しながら展示するプロジェクトが『Fourth Plinth』と呼ばれていることからの命名とのこと。
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ハイラインでは、ここ数年地元住民に貢献すること、マイノリティー住民との繋がりを大切にすることに力をいれているのですが。無料で楽しめるアートを設置することによって、わざわざ入場料を払って美術館に行かない層にもアートを楽しんでもらうというのも、1つの貢献の形と考えているのだと思います。
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立ち止まって鑑賞していると眩暈や吐き気に悩まされたり、腰の痛みに襲われたりですっかり美術館に足を運ばなくなってしまった私も、ハイラインのパブリックアートは毎年とても楽しみにしています。新たな分岐セクションのオープンまでニューヨークに居るかは怪しいですが、この地域の為には素晴らしい計画なのでは?と楽しみにしています。

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