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2017年4月 2日 (日)

コペンハーゲン郊外の漁村Dragør

晴れている日曜日のニューヨーク。これから少し雲が出るようですが、1日晴れの予報です。昨日は結局ずっと曇っていたので、太陽が見れて嬉しいですね。最高気温は16℃まで上がるようで、やっと少し肩の力が抜けそうです。

WEBマガジンの『Gothamist』が、ブルックリン植物園の桜が咲き始めたと報じていました。枝垂桜など一部の種類だけのようですが、今日の様に暖かい日があると開花が進みそうですね。ワシントンDCの桜の一部が雪で凍結してしまったと聞いて心配していましたが、ニューヨークでは桜がそもそも咲いていなかったので影響を受けなかったようです。これから週末毎に色んな公園や植物園を渡り歩いて、桜やクラブアップル、チューリップや薔薇の開花を楽しむ、心華やぐ季節になりますね。

昨晩は、最近残業に次ぐ残業で忙しそうにしていた友人から久しぶりにメッセージが届きました。彼女を訪ねた際に試してみたいことリストに入れていたにも関わらず試損ねたジェラート屋さんに行った!という写真付きの報告。今まで食べてきたジェラートの中で一番といえるくらい美味しかったそうで、流石お金持ちの多いラホヤ(La Jolla)だと感心。「今すぐ次の旅行計画を練らなきゃ!」なんて冗談を言い合いました。何でもないことを友達が覚えていてくれるととても嬉しいものですね。私も毎年セントラルパークのチェリーヒルで桜が満開の様を見ると、彼女達と何時間も語り合った春を思い出します。
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さて、今回はコペンハーゲンからバスで約50分。アマー島(Amager)の南東岸、コペンハーゲン国際空港の少し先にある漁村Dragørへの日帰り旅行の備忘録です。
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Dragørは、デンマーク語だとGが発音されない(もしくは殆ど聞き取れない)のでドラオアとかドラウアに近く聞こえます。が、こちらが英語で質問すると、デンマーク人の方も英語風に「ドラガー」に近い発音で答えてくれますので、多分英語読みとデンマーク語読みを「コペンハーゲン」の時の様に使い分けているのでしょう。
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この漁村は、ウォーキングツアーのガイドさんがお薦めの郊外の町として紹介くれた為存在を知り。ガイドさんの「古い家が残されていてデンマークらしさを味わえるし、町中だけでなく郊外の田舎の感じも見れるよ。海辺の風景はチャーミングだし」という言葉に惹かれ、ガイドブックでも取り上げられていた事から訪れる事に決定。
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幸いなことに、最終日だけは1日晴れの予報で天候もばっちり。Dragørは、ゾーン1~ゾーン4(コペンハーゲン市)の地下鉄、バス、鉄道が乗り放題になるシティーパス(CITY PASS)でカバーされるため、丁度翌日の早朝コペンハーゲン国際空港まで地下鉄で移動することが決まっていた私達は、購入が簡単だし、電車運賃も節約できるしで24時間シティーパスを購入(ウィーン等と違って日付では区切られず、日付を跨いで効力を発した時間からきっちり24時間使用可能です)。何故かSMSチケットが送信されなかったので、メールで届いたチケットを携帯電話の画面でドライバーさんに見せたら、問題なくバスに乗車できました。
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Dragørヘコペンハーゲンの街の中心部から行くには、350Sというバスに乗車します。クリスチャンハウン島に渡った直ぐの橋の袂にもバス停がありましたが、多くの観光客が滞在すると思われるジーランド島の乗り場は、コンゲンス・ニュートー広場(Kongens Nytorv)近くにあるデパート前です。
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観光案内所で入手できる無料地図にバス路線と停車場所が記載されていますので、貰っておくと便利。因みにこの地図には、お勧め観光ルートなんかも記載されていて、随分お世話になりました。空港においてある無料地図なんかより、断然使い易く情報満載でしたので、観光案内所にある無料地図をお勧めします。
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バスに乗車すると、クリスチャンハウン島を抜けてアマー島をひたすら走っていきます。アマー島は観光しそびれてしまったので、古くもない、特徴もあまりない、地元の人が住んでいる町並みを眺められるのも興味深く。
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でも暫くするとコートを着た馬や羊がいる牧場や畑、庭園のような墓地なんかが現れてのどかな風景になり。途中空港の滑走路の下を潜ったりしながら、海辺に向かい。海が見えて少しバスに揺られると、終点のDragørに到着します。
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Dragørは13世紀からニシン漁で栄えた漁村。海軍の基地もあったようで、今でも海辺に大砲が置かれていたりしてその痕跡が伺える公園がありました。16世紀始めに新鮮な野菜を食べることを所望したクリスチャン2世が、農業先進国だったオランダから技術を持った農民を24世帯誘致。人参を含む最新の農業技術を伝えてもらい、王家に野菜を提供してもらったそう。19世紀まではその子孫がドイツ語やオランダ語のみを話して暮らしていたそうで、現在でも夏にはその集落を見学できるとの事。
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また、海辺のリゾートとして夏にはコペンハーゲンからの日帰り客で賑わい、港にはフリーマーケット等が立ち並び。7月の最終週末に訪れる事ができれば、盛大な屋外デンマークミュージックフェスティバルを楽しむ事が可能。
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でも、3月には港には屋台の姿かたちもなく。静かで美しい漁村の風景が広がっていました。デンマークとスウェーデンを橋が結ぶ前は、スウェーデン行きのフェリー乗り場としても賑わったそうですが、車で両国を行き来できるようになった今は往年の賑わいもありません。
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港に近い場所には、1本の目抜き通りの脇にカフェやレストラン、お店が少し並んでいます。ざっと見たところお土産物屋の類はなかったような…。スーパーIrmaもあるので、飲食には全然困りません。公衆トイレも2か所にありました。
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ウォーキングツアーで知り合いになったボストンから訪れている女性一人旅中の学校の先生が入ったので、気まずくて他のお店にしましたが、岬の突端にある海に囲まれた可愛らしいカフェがあったり。私達はホテルの1階にある海を眺められる雰囲気の良い食堂でランチをしました。
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目抜き通りから1本入ると、迷路のような細い路地に昔ながらのデンマーク風の家が並ぶおとぎ話のような風景。卵色の壁にオレンジ色の瓦屋根や藁ぶき屋根の可愛らしい家が並びます。ウィーンで見る特徴的な黄色の壁(現地ではおしっこ色と呼ばれる黄色)より薄めの柔らかな黄色です。小さな街ですが、1時間位細い路地をグルグルと散歩して家並みや、ハートや鳥の細かい意匠を楽しみました。
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散歩の後は、街のパン屋さんという雰囲気のベーカリーでコーヒーを飲みつつ一休み。平日の午後、丁度学校が終わる時間だったらしく、お子さんを連れたお母さん達が次々来店しては、何事か言葉を交わしながらイースター時期の特別菓子らしいカエルのケーキを買って行き。近所の老女がパンをスライスしてもらって買っていったり。日常のひとこまが覗き見られたのも面白かったです。何言ってるかは挨拶しか分かりませんでしたが。
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Dragørの町には3時間弱滞在しましたが、今風にアレンジされていない味の濃い料理を海を見ながら味わったり。海辺をのんびり散策したり。おとぎ話の中から抜け出したような通りを彷徨ったり。コペンハーゲンの中心部とは違った風景や、コペンハーゲンを訪れて初めて『指さし旅の会話帳』を使ったコミュニケーションを味わえて、外国旅行気分を満喫しました(コペンハーゲン中心部は、皆さん英語が堪能)。
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意外とこじんまりとしたコペンハーゲンの街。勿論、街の中心部でも行きたくとも行きそびれた場所も沢山ありましたし、見所は山盛りですが。買い物をして時間を潰す位であれば、思い切って郊外に足を延ばしてみるのもありではないでしょうか。
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