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2017年11月

2017年11月30日 (木)

最近見掛けたストリートアート

朝焼けが見事な木曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ所により曇り。最高気温は12℃です。先週末セントラルパークに足を運んだボランティア仲間が「やっと紅葉が見ごろを迎えてたよ」と教えてくださいましたが、セントラルパークのライブ映像を見ると現在でも少し紅葉が楽しめるみたいです。ここ数年は年が明けるまで寒さが厳しくならない事が多いですね。

昨日はロックフェラーセンターでクリスマスツリーの点灯式が行われました。今週中に主なツリーの点灯が行われる予定ですので、ホリデー色が一気に強まります。これから散歩が楽しみです。

と言いつつ、火曜日から風邪をひいて寝込んでいました。お蔭で楽しみにしていたコロンバスサークルのホリデーマーケットもまだ見れていません。病院でボランティアするボランティア仲間によると現在風邪が流行中との事。皆様もお気をつけください。
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さて、今回は2017年10月中旬から現在にかけてマンハッタンで見掛けたストリートアートをご紹介します。
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一時期あちらこちらで見掛けた野菜をモチーフにしたアート。これはチェルシーで見掛けたアボカド。

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根強く反トランプのメッセージもあります。

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Nolitaの辺りはストリートアートが頻繁に変わります。

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アイ・ウェイウェイ氏の作品は現在も展示されています。

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バワリー壁画の近くにある壁。ニューヨークらしいメッセージです。

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ハートモチーフのグラフィティはよく見掛けます。

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このハートの前で自撮りする人多数。

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フラットアイアン近くのビル。広告でしょうか?

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23丁目の建物の3階位にずっとある男の人。2年前くらいのクリスマスシーズンに登場したと記憶しているので、最初はサンタクロースが煙突に登ろうとする様を面白くしているのかな?と思っていたのですが…。夜になると光ります。

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チェルシーの公園にある有名なストリートアーティストの作品。

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ヘルズキッチンの歩道にステンシルされていたメッセージ。

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クリストファー通りの並木がセーターを着ていましたが。最近はクリストファー通りに近い場所にある別の通りの木々もカラフルなセーターを着せられています。

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ハウストン通りにある交通標識の柱に標識のような物が。以前は車輪と少しの花とか飾られていたと思うのですが。

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SoHoの歩道。

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イーストヴィレッジのグラフィティ。以前も載せたことがありますが、印象的な絵なのでもう一度。

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イーストヴィレッジはストリートアートが沢山ある地域です。

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Nolitaの人気カフェの横の壁も定期的に新しいストリートアートに変わります。

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暗くなってからハイラインを歩くと、14丁目の通路でハイライン・チャンネルの作品を楽しめます。

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多分NoHoで見たカラフルなアート。通用口です。

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ファイナンシャル・ディストリクトにあるビルには立派なパブリックアートがあります。税金を払う位ならアートを…という事かな?と思われます。

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リトルイタリーもストリートアートが多い地域です。歩道で写真を売る屋台も、ここら辺で撮った写真を使っているのをよく見掛けます。

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バワリー壁画近くの壁のストリートアートが変わりました。

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フラットアイアン地区の歩道。

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2017年11月28日 (火)

無料の台本読み『Little Women』

気持ち良く晴れている月曜日のニューヨーク。今日も1日晴れの予報で最高気温は11℃。湿度も低く、昨日と同じ様な天候の様ですが、昨日よりは風が強めだという事なのでお気をつけください。

今日はサイバーマンデー。ブラックフライデーが店舗での一大セールの日で、スモールビジネス・サタデーが小規模ビジネスを応援する日なら、今日はネット上での一大セール日。昨晩から今朝にかけて大量の売り込みE-mailが届きました。ブロードウェーのショー等のチケットも安売りが出ているので、ちょっと気になりつつ…。必要な化粧品をこの機に購入する以外は、特に買い物もしない予定です。因みに明日はギビング・チューズデー。寄付もお忘れなく。
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さて、今回は金曜日に劇を観に行ったばかりのCherry Lane Theatreで行われた無料の『Little Women』の台本読みの感想です。
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高慢と偏見』の感想で散々書いた通り、現在俳優で劇作家であるケイト・ハミル(Kate Hamill)氏に嵌っています。今回『高慢と偏見』のチケットを購入するに当たって、これからは彼女の作品を逃したくないと思い立ち、フェイスブックページのフォローを開始。その際に『若草物語』の台本読みについて知りました。

早速チケットを入手したのですが、最後の一枚だったらしく夫の分は入手できず。私が申し込んだ途端に売り切れになっていました。
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とは言え、ニューヨークの無料イベントに関しては実際に来る人は約40%という統計も出ている位。昨晩会場に入ると大分空席が目立ちました。これなら夫も入れたかもなぁ…と残念な気分に。

この無料イベントは、チェリー・レーン劇場が月に1回企画している万人にアートを楽しんでもらうためのイベントシリーズの一環だった模様。何処にも詳しく書いてないので解りませんが、多分ケイトさんが新たに制作している劇『Little Women』の台本読みを公開で行ったという事なのだと理解しています。
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台本読みなので、役者の方達は全員私服。椅子に座って、台本の入ったバインダーを手に持って、あまり動作もつけずに台詞を読んでいました。舞台装置も、場面の転換も、役者の動作も伴わないので、ト書き部分を読む方もいらっしゃり。

舞台前方に4個の楽譜台が置かれていて、台詞を読む人達がそこに出てきて自分の台詞を言うという形で公開練習が行われました。効果音もほぼ無し。
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殆どの役者さんが、ほぼ台詞が頭に入っている状態だったので、台詞自体は臨場感を持って届けられたので、音だけ聞いていたら完成した舞台を聞いているのとそんなには変わらないといったレベル。ただ所々台詞を忘れたり、本番の舞台に比べれば本気を出していなかったりで、やっぱり練習感も漂っていました。

私は子供の時分に『ハウス世界名作劇場』というアニメシリーズで『愛の若草物語』という『若草物語』を基に作られたアニメを見たことがあるきり。子供用に短く改変された絵本も読んだことがありますが、それ位しか印象が無く。原作であるルイーザ・メイ・オルコットの『若草物語』(Little Women)を読んだことが無いので、ほぼ予備知識なしでの本読み傍聴でした。
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ただライティングデート仲間だったフィリピン出身の友人が、小学生の頃『若草物語』が大好きで繰り返し読んでいたそうで。先日幼少期の読書体験を綴ったエッセイを彼女のブログで発表していたのを読んだばかり。

他の友達がアメリカのTVドラマに嵌っている間、彼女だけ『若草物語』について熱弁を振るっていた様が描かれていて、現在周りに流されず独自の好みを持ちつつも、アメリカのポピュラーカルチャーも大好きな彼女を思い浮かべて興味深く思ったのでした。そんなに万人に響くテーマを持ちながらも、メロドラマチックな展開もある小説なんだ、と。
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台本読みの感想としては、面白くはあったのですが、今まで観たケイト・ハミル氏が脚本を担当した作品程面白おかしくはないかな?というもの。まだ完成した作品ではないので分りませんが、メッセージ性が強いのかも?

特に現在ハラスメントに関するニュースが日々TVやラジオ、新聞紙面を賑わせている状況においてはとてもタイムリーな問題を扱う劇ですし。偶々なのかもしれませんが、トランプ大統領が当選してから女性の権利に関する議論も活発化している世相を反映している気がしました。その分、ちょっとシリアスな色彩が濃いのかな?という気が。
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でも勿論随所で笑いが起こっていましたし、メグが子育てに疲れて「ヒステリーっていうのは、男ができない事を女性が我慢して、我慢して、文句も言わずに毎日粛々とやり続けて、挙句我慢の限界を迎えてちょっと爆発することを言うのよ!」という台詞を言った際には拍手喝采が起こっていました。私も「よく言った!」と、思わず拍手しました。

まだまだ男性に牛耳られていると言われるエンタメ業界で、女性の監督と脚本家/俳優によって創られるこの劇。女性の活躍の場を広げるためにも、益々頑張って頂きたいと心から応援しています。お子さんの教育にもとっても良さそう。
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来月には別の劇の台本読みが無料で行われるようですので、ご興味のある方は是非。

2017年11月26日 (日)

レストランでサンクスギビング・ディナー

よく晴れている日曜日のニューヨーク。今日も1日晴れ所により曇りの予報で、最高気温は10℃。湿度も低そうなので、空気がパリッとして気持ち良い1日になりそうです。

昨日は街がとても混雑していました。家族や友達と過ごしていたニューヨーカーが外に出てきただけでなく、感謝祭で出掛けていたニューヨーカーも街に戻ってきたみたいでしたし。感謝祭の休みを利用してニューヨークに観光に来ている方も多かった印象です。感謝祭の週末は通常より多くの日本語を耳にしましたが、昨日はあらゆる場所で日本人の方に遭遇しました。皆さんお出掛けしたり、郊外から足を運ばれてたりしていたのでしょうか。楽しかった4連休が今日で終わりだと思うと寂しいです。
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さて、今回はのんびりと過ごした感謝祭(Thanksgiving Day)の独り言です。
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今年こそはホリデーカードを早めに済ませるぞ!と意気込んでいた今年の感謝祭。しかしながら、やっぱりのんびりと過ごしてしまっています。

例年より早めに仕事やボランティアが済んで、余裕を持って木曜日の感謝祭当日を迎えた我々。ニューヨークに来た始めの頃こそ七面鳥やクランベリーソースを料理したりしましたが、すっかり今ではプロの方にお任せしてのんびりしようというモードに。歳をとってくると、祝日位ゆっくりしようという感じになってきます。
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そんな訳で今年も感謝祭のディナーを予約。昔『マンハッタンだから、何処か開いてるところがあるでしょ』と高を括っていたら、開いているお店がなかなかない上に、やっと見つけたダイナーが大変混雑していて困って以来、少し高くても予約をすることにしています。感謝祭のディナーを予約する為には、コース料理を頼まなければいけない場合が殆どです。

最近イタリアンやスパニッシュ、アルゼンチン等エスニック色が強いレストランばかり祝日に訪れていたので、今回はど直球でアメリカンを予約しようという事になり。普段から気に入っているファーム・トゥー・テーブル・レストランである『The Marshal』で予約をしました。
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今までは夕方に食事していたのですが、最近夜出掛けるのがしんどくなっていますし。通っていた高校の寄宿舎でディナーといえば午後2時か3時頃から始まるのが定番。まだ明るい内から始めて午後5時頃終わるのが常だったのも思い出し。今年は午後3時~のディナーで予約しました。

それまではいつもより静かなマンハッタンの街を散歩。今年はよく晴れて、湿度が低いパリッとした空気が気持ち良い絶好の散歩日和。2時間程いつもより空気が澄んで感じられる街を散歩できて楽しかったです。
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マーシャルのディナーでは、定番のターキーがやっぱり人気ではありましたが。我々は2人とも七面鳥が特に好きではありませんので、夫はスペアリブ、私はミートローフを選択。
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私の頼んだミートローフがすっごい大きさだったので、思わず「おっきいですね!」とウェイターさんに声を掛けたら、「だってサンクスギビングだもの!皆食べ過ぎるべきでしょ?」と笑って冗談を言っていました。思わず周りのテーブルも皆さん振り返る大きさ。その後、担当のウェイターさんが「他に必要な物がありますか?」と確認に来たので、「・・・えーっと、この巨大なメインの他に?」と思わず笑ってしまったら、「だよね?要らないですよね?」と向こうも笑ってました。
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とは言え、折角の感謝祭。〆のデザートは食べたかったので、2人ともメインは半分残して詰めてもらい。温かいアップルパイに地元で造られたバニラアイスクリームというド定番のスイーツで〆て大満足したのでした。パンプキンパイもあったのですが、前の晩に食べていたのです
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その夜は、残り物を温めただけで夕食は終了。日本のおせち料理と同じ原理ですね。やっぱり連休は休息するためにあるんでよね・・・ホリデーカードや大掃除は明日から頑張ります。
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感謝祭はとても月が綺麗で…

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ターキー色のエンパイアステイトのライトアップが映えていました。

2017年11月25日 (土)

劇『高慢と偏見』

快晴の土曜日のニューヨーク。今日は晴れ所により曇りで、最高気温は13℃の予報。行楽日和に恵まれそうです。

お馴染みのチョコレートブランド『ハーシーズ』が、10年以上振り(1995年のクッキー&クリーム以来?)に新製品のチョコレートバーを出した事が話題になっています。新しいチョコレートバーはキャラメルクリーム味のチョコレートに、プレッツェルとピーナッツが入っている模様…すっごく甘そうですね。でも話の種にはなるので、お土産にしても面白いかもしれません。
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さて、今回は2017年11月7日~2018年1月6日迄の間、ウエストヴィレッジにある歴史ある劇場『CHERRY LANE THEATRE』で上演されている劇『高慢と偏見』(PRIDE AND PREJUDICE)を観た感想です。
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去年ボランティア仲間に勧められて『SENSE & SENSIBILITY』を観劇してから、すっかり役者であり劇作家のケイト・ハミル(Kate Hamill)氏のファンになった私。彼女が書き下ろした劇を是非また観たいと思っていた矢先、雑誌『New Yorker』の文化セクションで新たな劇が始まることを知りました。

最近どうにも体力に自信がないので夜に出掛けるのは不安。そこで直ぐ観たいのを少し我慢して感謝祭の休みでマチネがある日のチケットを購入。夫と2人で観劇してきました。
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元々は夏の間コールド・スプリングスで開催されていた『ハドソンバレー・シェイクスピア・フェスティバル』で上演された演目です。が、用事が詰まっていたり、調子が悪かったり、夜バスや電車を乗り継いで帰宅するのが億劫で見逃して残念に思っていたところでした。

この冬上演されている劇場は、ウエストヴィッレジにある歴史ある小さな劇場。ボランティアの移動で頻繁に前を通って中を見たいと思っていた、ニューヨークらしい雰囲気のある小道に建つ、煉瓦の古い建物に入っています。
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『分別と多感』が非常に評判が良かっただけあって、今回の『高慢と偏見』も満席。感謝祭で休んでいる人が多い日の昼間だったこともあり、お子さん連れのご家族や友達グループ、ご高齢のご夫婦や若いカップルなど年齢層も広め。しかし、いつもの如くほぼ99%白人の世界でした。リーディングや劇になると、ほぼほぼ白人客だけなのは、いつ何時でも複雑な気分に陥ります…。

劇は途中トイレ休憩を挟んで2時間半。午後2時開演の午後4時半終演でした。ステージは煉瓦の壁に囲まれた小さな空間。裏にセットを隠しておくスペースも無いので、ステージの脇に全ての家具と小物、衣装を出しておいて、演じながら椅子などの家具を動かし、衣装を着脱していました。
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例によって役者さんも少なく8人で全てのキャストをカバー。女性は白いドレスを着て、上に羽織る物や付け髭を変える事で1人何役も演じ分け。男性は白いシャツにパンツというスタイルの上に、前開きのワンピースを羽織って女性のキャラクターになったり、髪形を変えて男性のキャラクターになったりと大忙し。

相変わらず、限られた空間と小道具、役者さんで、場面転換をしたり、役を演じ分けたりするのがとても上手でした。話もジェーン・オースティンの古典を忠実に再現しているものの、現代風にしすぎない、言葉も平易になり過ぎない範囲で、現代風のアレンジが加えられていて、その匙加減がケイト・ハミルさんは流石だと感じました。
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それにしても、今回の劇は最初から最後まで可笑しくて、可笑しくて。別に殊更喜劇風にしている訳でもないのですが、台詞回しや表情、即興芝居を楽しむ役者さん達の掛け合いや現代でも十分通じる人間関係の滑稽さが面白みに溢れていて、もう笑いっぱなし。

第1幕の途中から笑い過ぎて涙が止まらなくなり、そこからはハンカチで目を抑えながらの観劇でした。いやー、笑った。会場の笑いに役者さん達が反応して芝居するのもおかしくて。ライブ感が堪能できたのも、生で観劇する醍醐味という感じで良かったです。
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古典文学を劇化しているといっても全然小難しく感じませんでしたし、かといって平易にし過ぎていて肩すかしを食らう感じでもない、程よい文学感でしたし。劇としても良く出来ていると感じましたし、役者さんも素晴らしいので、とってもお奨めです!

このホリデーシーズンに観に行くものに迷っている方は是非。

2017年11月24日 (金)

コロンバスサークルの星形イルミネーション2017

快晴の金曜日のニューヨーク。今日も1日晴れる予報ですが、最高気温は11℃と少し寒さが和らぐみたいです。昨日は空気がパリッとしていて散歩していて気持ち良かったですが、とは言え少し寒かったみたいで肩が凝ったので、今日は体の力を抜いて過ごせることを願います。

今日は悪名高きブラックフライデー。でもなんでも前倒しになる昨今のこと、今年の安売りは水曜日辺りから始めているお店も多かったです。デパートも今までは感謝祭が終わったら、という体を守るために金曜日の午前0時まで開店を待ったりしていたのに、今年は木曜日の午後5時とかからセールを始めていたり。ニューヨーカー達は口々に「真夜中にTV1台の為に戦いを繰り広げる人の気がしれない」と天を仰いだり、肩を竦めたりしていました。今朝は早速安売りをアピールするE-mailが沢山送信されていました。

例年であればブラックフライデーもボランティアをするのですが。今年は他のボランティアさんが手伝いに行ってくださるそうなので、夫とのんびり過ごす事に。今年は4連休をずっと一緒に過ごせるという久し振りの贅沢。感謝しつつ楽しみたいと思います。
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さて、今回は毎年恒例のコロンバスサークルににあるタイムワーナーセンター(Time Warner Center)に登場した星形のイルミネーション『Holiday Under the Stars』です。
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このブログを毎年覗いてくださる方にはお馴染みの如く、私はこのホリデーシーズンに登場するイルミネーションを大変楽しみにしています。コロンバスサークルのホリデーマーケットは11月28日まで登場しないのは知っていたのですが、我慢できずにイルミネーションだけ眺めに足を運びました。
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本来であれば暗くなってからの方がライトは綺麗に見えるのですが、今回足を運んだのはボランティア前の朝の時間帯。その為、刻々と色を変える星形ライトの色は上手く写っていません。
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しかし、青空をバックにした風景も何となく好きなんですよね。今年は涼しい夏の後に、いやに暖かい秋が続いたので、ライトの背景に紅葉があるのが不思議な気持ちにさせられます。
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明るい内に見ても色が変わっていくライトを楽しめますが、午後5時~12時までの0分と30分には、音楽に合わせてライトが点滅するショーが楽しめるようです。
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セントラルパークや5番街散策のついでに立ち寄り易い立地でもありますし、リンカーンセンターやカーネギーホールからも近く便利な場所です。コロンバスサークルのホリデーマーケットと併せて冷やかせば、ホリデー気分を満喫できます。
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時間さえ許せば、5番街&アヴェニュー・オブ・アメリカのイルミネーションと併せてホリデーのニューヨーク尽くしの散歩にもぴったり。ニューヨークにしては清潔な公衆トイレがあるのもポイントが高いです。
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今からホリデーシーズンが楽しみです。

2017年11月23日 (木)

ユニオンスクエアのホリデーマーケット2017

快晴の感謝祭のニューヨーク。今日は1日晴れて、最高気温が7℃と寒くなる予報。メイシーズのサンクスギビング・パレードにお出かけの際には温かくした方が良さそうです。

感謝祭前日は1年で一番多くの人が移動する日。昨日も空港や鉄道の駅は大変な混雑だったようです。お蔭でマンハッタンは夜になると車の通りも少なく、いつもは渋滞している駅周辺も、大量のバスが連なるばかり。今朝はあまりの静けさに、太陽が昇る6時40分頃まで目が覚めませんでした。祝日という感じです。

昨日はボランティア前にドラッグストアで買い物していたら、店員さん達が「何で私達だけ働かなきゃいけないのよー」、「私なんて金曜日もシフトが入ってるんだよ!」と、お客さんを前に堂々と大声で文句を言い合っていました。アメリカだよなーと思った次第です。まぁ、お気の毒ではありますけれど。

昨日パイを購入しようと足を運んだベーカリーでは、午後3時で既に売り切れていました。しかもホールしか販売していなかった模様。グリーンマーケットでも、ホールのパイが飛ぶように売れていました。SoHoにあるバルサザールも歩道にまで人が列を成していましたし。床屋さんは何処も大繁盛。親族に会う前に、皆さん身だしなみを整えたり、手土産を調達したりと忙しそうでした。
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さて、今回は今年もユニオンスクエアにオープンしているホリデーマーケット『The Union Square Holiday Market』です。
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毎年マンハッタンには幾つかのホリデーマーケットがオープンします。其々特色があってどれも好きですが、ユニオンスクエアは規模で言うと最大ではないかと思います。

私達はこのマーケットを訪れるのも今回で9回目。かなりお馴染みのお店が多くなってきましたが、今年は新しいお店もチラホラ見掛ける印象があります。逆に去年リサイクルした布で作ったバッグを購入して気に入っていたのですが穴が開いたので、今年も同じお店から購入しようと思ったら今年は出店していなかったので吃驚。ず~っと来ていたのに…。
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マーケットは11月16日からオープンしていたのですが、通り抜けるばかりでゆっくり見る時間が取れていませんでした。しかし、ブラックフライデーの準備が大詰めを迎える昨日、早めに準備していた事が功を奏したのか午後2時に仕事が終了。責任者の方も快く了解してくださったので、思いがけず早々に自由時間になりました。

そこで午前中で会社は終了していたものの、いつも夕方までボランティアする私に合わせて夕方まで仕事する予定だった夫に連絡。夫も仕事に区切りをつけてくれて、まだ明るい内からマーケットを冷やかす事ができました。
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待っている間に食べ損ねていたランチも食べました。食べ物の屋台はそれほど多くなく、パオ、プレッツェル、エンパナーダとライスコロッケ位だった気が。ホットチョコレートやクッキー、ワッフル等スイーツの屋台もありました。

私は3個で$7のライスコロッケを購入して、ベンチで食事。晩秋のユニオンスクエアは、なかなか紅葉が見事で楽しめました。外で採る食事は、格別の気持ち良さです。
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昨日は同じように早めに会社が終わった人やそもそも休みの人が多かったらしく、マーケットは平日の午後とは思えない混雑ぶり。感謝祭の前日の買出しで賑わうグリーンマーケットも隣にあったので、大晦日のアメリカ横町のような雰囲気でした。

いつもは人混みにゲンナリしてマーケットを好まない夫も、久しぶりの平日早引けでテンションが上がったのか珍しく全ての通路をブラブラと楽しみました。
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結局夫が探していたマフラーは上質そうなものの好みではなかったので何も購入できず。私はニューヨークに住むご婦人がデザインして手作りしているという帽子を父の誕生日プレゼントに購入。

旦那様が販売されていましたが、「僕の妻がデザインして作ってるんだ。縫い子は雇ってもいるけど、皆腕のいい職人だよ。ニューヨークで作ってるんだ」と愛情たっぷりのアピール。調べてみたら『Charm NYC』は、日本人の奥様が主にデザインされているようです。ニューヨークに根を下ろした日本人の方は沢山いらっしゃるんですよね。
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ニューヨークに住んでいると「風邪は頭から!」と皆に言われるので、帽子を被る癖がつくので、人にも直ぐにプレゼントしてしまう気が…。父は帽子が好きなイメージがありますし(今も好きかは不明ですが)。

加えて夫に強請ってクリスマスプレゼントの指輪を買ってもらいました。もう直ぐ帰国できるかも?という目途が立ち始めてから、ニューヨークを思い出せるようないつも身に着けられるジュエリーが欲しいと思っていて。
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Julie Nolan Jewelry』のジュエリーを見た時、シンプルなのに存在感があって、これだ!と思った訳です。ジュリーさんご本人が店番をされていて、「私がデザインして作ってるの。」とアピール。

指輪を購入したら、「貴方達ここに住んでるの?感謝祭は何かするの?」と雑談が始まり。「外食はしますけど…」と答えると、「特別な事はしなくとも、パイだけは食べると良いよ。私も七面鳥は好きじゃないの。大体食事って食べた後、良い気分になるべきじゃない?なのに感謝祭の食事って、食べ過ぎた~とか落ち込む事が多いのよね?だから好きな物を食べて、でも雰囲気を味わうためにパイだけ食べると良いわよ」とアドバイス。七面鳥は特に好きじゃないっていう人は多いですよね、確かに(我々も含め)。
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30分程マーケットを楽しんだ後は、グリーンマーケットでパンの買出し。ロールパンを見ていたら、お店の方が「1個だといくら、2個だといくら、4個買えばいくらになってお得よ~」と。「私達は人を呼ばないので、2人きりだから1個で十分です」と応えたら、「48個のロールパンを購入しておかなくて本当に良いの?買っておけば、金曜日からは残った七面鳥でターキーサンドイッチを作って数日間楽しめるわよ?」と冗談を。機転が効いていて笑ってしまいました。
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マーケットは実際に作っているアーティストの方やお店の方と言葉を交わせるのも楽しい場所です。そのせいでついつい買い過ぎてしまう傾向はあるかも…。でも、プレゼントしてもらった指輪は非常に気に入って、思わず何回も見てしまいます。これからこの指輪を見る度に、ニューヨークを思い出す事でしょう。

このマーケットは2017年12月24日まで開いています。

The Union Square Holiday Market
営業時間やお店等の詳細はHPにてご確認ください。

2017年11月22日 (水)

感謝祭ブルー

朝から雨の水曜日のニューヨーク。これから午前10時頃まで雨が降り、午後からは太陽が出てくる予報です。そのため気温が下がるそうなので、夜まで出かける方は温かい格好をした方が良いかもしれません。

最近は会う人、会う人、話題に上るのは、女性差別やハラスメントの話題。容疑を掛けられている人に面識があり、同情的な人もチラホラいるのが意外でした。そして結構「今更そんな大昔の事を蒸し返して!」とか、「注目を浴びたいがために我も我もと手を上げてる女性が結構いるでしょ?」とか、「今は肩を組むだけで『勝手に私の体に触るなんて!』とか言い出す人が多いのよね。皆気にし過ぎなのよ」とか言う女性が多いのも、なるほどなーという感じ。男性なんて「気がある男からやられたら『言い寄られた』って喜ぶんでしょ?やってきた男に気があるかないかの違いじゃん」てなもの。まだまだ道は遠いです。女性側の意識改革も必要なんだとつくづく感じる今日この頃です。
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さて、今回は11月の第4木曜日に祝われる感謝祭(Thanksgiving Day)が近付いた街の様子の徒然です。

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学生時代は周りに学生ばかりなので感じなかったのですが、今回ニューヨークに暮らす様になってサンクスギビングがクリスマスよりも家族と一緒に過ごす大事な祝日であるらしいと感じるようになりました。感謝祭を木曜日に控え、先週から人々は準備を始めています。

ボランティア先に行くと、20代後半~40代の人々は往々にして憂鬱そう。皆さん口々に愚痴ってらっしゃいました。
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曰く、「昔は良い人はいないのか?とかいつ結婚するんだ?とか言われるのが憂鬱だったんだけど、数年前から聞くのもタブーだとばかりに誰も質問しなくなったんだよねー。まるで私は結婚するには歳をとり過ぎたって思ってるみたいに。別にさして結婚したいわけでもないし、焦ってもいないけど、歳によって勝手に判断されてる感じが嫌なんだよねー。あー、気が重い」とか。

「両親が離婚して、其々再婚して新しい家族を築いてるから面倒くさいの。感謝祭当日にはどっちの家に顔出すかとか。片方だけ顔出したら、新しい家族を気に入らないんじゃないかとか。だから公平を期すために、感謝祭当日は姉のパーティーに顔出す事にして、今週末と来週末で両親の家を訪問するの。あー、面倒くさ!」とか。
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「妻の家族がやって来るから、七面鳥やら何やら料理しておもてなししなくちゃいけないんだよね。子供達も連れて、市内を案内したり、兎に角長い時間一緒に居なきゃいけないから憂鬱だよ。共通の話題なんて子供のこと位しかないしね。」とか。

「姉が結婚した人のご家族がトランプ支持者なんだよー。明らかに私達は民主党支持者なんだから黙って差しさわりのない話題を話してくれればいいのに、執拗に政治の話題を振って来るんだよ。もうー、議論を買ってやり込めたい気持ちを我慢するのがすっごいストレス!」とか。
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成人したお子さんがいらっしゃる方達は、比較的楽しみにされている方が多い印象。「子供が孫を連れてくるの!水曜日に1日がかりで我が家の伝統料理を作って、皆で1日楽しむの」という方が多かったです。

とは言え、ここはニューヨーク。家族みんなでレストランに集まって会食するだけ、という人も結構いらっしゃいました。先月から雑貨屋さんのカタログやメールマガジンに、『感謝祭のホストとして必要なテーブルセティング』とか、『気の利いたホストに必要な小物特集』とかいう文字が躍っていたので、感謝祭のホストになるのってかなりプレッシャーがかかるんだなー、クワバラ・クワバラと他人事ながら思っていたので、外食しちゃうというのは良いアイディアな気がします。特に親戚とかが絡む場合には。
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サンクスギビングのホストのプレッシャーを感じさせたのが、ラジオ。毎朝ラジオを聞きながら家事をするのですが、午前6時代、7時代はいつもであれば政治ニュース+金曜日だけはストーリー・コアという全米のあらゆる人から寄せられた物語を流す時間という感じであるのに。今週はラジオをつけたら、電話相談をやっていました。

夫が「もう既にホリデーっぽいね~」とコメント。なんで朝っぱらから電話相談?と首をひねりながら聞いていたら、トピックは『感謝祭のホストの悩み相談』。「今年のゲストの中にはベジタリアンの人がいるんですが、七面鳥を今まで通りメインとしてサーブしていいのか?」とか、「ゲストの中にベジタリアンやビーガンの人がいると困るので、良いレシピを教えてください」とか。確かにニューヨーカーは食に拘りがある人が多いので、大変ですね。最近は宗教的な理由だけでなく食事制限をする人が多いですし、グルテンやナッツアレルギーの人も多いですから。
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義理のご両親と食事をする女性が、「何でもかんでも私が悪いってことになるから毎年行くのが憂鬱。偶に私の家族と過ごすと、『貴方は自分の家族とばかり過ごして、私達を蔑ろにしている』とか責められるし」と気が重そうだという話も伝え聞いたり。嫁が姑との関係に悩むのは万国共通の事象みたいです。

先週末には、我々が住むフロアにも朝から良い匂いが漂っていました。数か所顔を出さねばならない人も多いので、先週末から感謝祭のディナーを催す人が多かったようです。ラザニアだと思われる良い香りと楽しそうなお喋りの声を聴きながら、今年ももう直ぐ終わりだ…と感じたのでした。
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スーツケースを引きながら移動している人も多数。「シカゴに親戚に会いに行く」とか、「フロリダの両親に会いに行く」とかいう話をチラホラと聞きますし。未だライフラインが完全に戻らないプエルトリコのご両親に会いに行くと、ボランティア先の元マネジャー。火曜日にコンポストを出しに行ったら、通常に比べて随分少ない量の野菜くずしか出ていませんでした。人が少ないんですね。

昨日のボランティア先のマネジャーは、「サンクスギビング当日の早朝フィラデルフィアの両親の家に行って、次の日には帰って来るよ」とあっさり。ご高齢のボランティア仲間のご婦人は、毎年友達家族と食事をしていたのですが、「今年は家でのんびりするわ」と仰ってました。
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友人の友達は、とても感謝祭を楽しみにしている様子。お子さんに家族に脈々と伝わる料理や集まりを感じてもらうのが楽しみで仕方ないようです。

現在ブラックフライデーに向けてボランティアが多忙な私は、感謝祭に休めるのが待ち遠しく。今年も夫に甘えて外食することにしました。以前、適当に外食しようと思ったら食事処が見つからず困ったので、今年も奮発してコース料理を予約。典型的な感謝祭の食事をレストランで楽しむ他は、ホリデーカードの準備をしたり、家でのんびり過ごす予定です。
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皆様、良いサンクスギビングをお迎えください。

2017年11月21日 (火)

チャイナタウンにある香港風エッグワッフル

よく晴れている火曜日のニューヨーク。今朝も朝からWi-Fiが繋がらず、いつまた接続が切れるか分からないので、さくっと本題に入ります。もう一週間経つのに…今日こそはプロバイダに連絡してみようと思います。
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さて、今回はチャイナタウンにある香港発の話題のスイーツ店『Eggloo』です。
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去年の暮頃でしょうか?それとも今年の初め?まだ寒い頃インスタグラムにアップされる写真映えする姿が火付け役となり、この夏話題になっていたエッグワッフルをやっと試してきました。

『Eggloo』で提供されるデザートは、エッグワッフル(Gai Dan Jai)と呼ばれているらしいのですが。ベルギーワッフルとは違いふわっとした食感が特徴のワッフルの事みたいです。日本のベビーカステラの感じに近いかも。
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そのエッグワッフルをアイスクリームコーンに見立てて、中にアイスクリームを入れ。トッピングをいくらでもして良いというデザートです。

ワッフルはオリジナル、抹茶、チョコレートがあり。中に入れるアイスクリームは9種類、ソフトクリームは3種類。トッピングは14種類から好きなだけ選ぶことが可能。其々の色合いを考えて、トッピングを派手にすればとても写真映えするという訳です。
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この夏、西海岸に住む友人がフェイスブックで写真を上げて、皆が大いに食いついていましたし。WEBマガジンでもとても話題になっていたのですが。見るからにカロリーが高そうですし、何となく食べなくとも味や食感が想像できるので、全然興味が湧きませんでした。何かのついでがあれば試してみるかな、という感じ。

それが俄然興味を持つきっかけとなったのが、ボランティア仲間との雑談。彼は白人の50代の男性だと推察するのですが、ニューヨークで美味しいレストランや食事、面白い地域について話していた時、エッグワッフルを「食べに行くべきだ!」と強く推奨。
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「混んでるから待ち時間が長いし、ワッフル自体も注文を受けてから1つずつ作るから全部で20分位待ったけど、待つ価値あるよ。美味しいし、面白いし。それに香港ではお母さんが子供におやつにワッフルを作るらしくて、オーナーの子供時代の思い出の味を再現したんだって。それがまた良いじゃないか」とべた褒め。

調べてみると、確かに待ち時間が長そうでしたし、夏の間はボランティアが忙しくてそれどころじゃないので、寒くなって空いてから行こうと思い続けていたのでした。実際、平日の正午頃訪れたら、店内はがら空き。偶に家族連れがポツポツと訪れますが、余裕で座れました。
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アルファベット・アヴェニューにも店舗があり、そちらの方が大きいようですが。私が訪れたのはボランティア仲間が薦めてくれたチャイナタウンにある店舗。カウンターにスツールが4個、あとは3~4人座れるベンチが1つあるだけの小さなお店です。

お店の方は全然フレンドリーではなく、挨拶もせずスマートフォンを覗いてばかり。でも注文をすればテキパキとワッフルを焼いてくれましたし、5分も待たずにワッフルを受け取れました。
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私はオリジナルワッフルに抹茶アイスクリーム。トッピングに餅とコンデンスミルクを選択。ワッフルが作り立てで温かく、アイスクリームがどんどん融けてくるのでさっさと食べねばなりません。アップルパイとアイスクリームとか温かいものと冷たいものを組み合わせたスイーツが好きなので、美味しく感じました。が、やっぱり想像通りの味で新鮮味はないかも。

ワッフル+アイス+トッピングで$9でした。店内にはトイレもありませんし、座れる保証もなし。友達と喋るというような時には向きません。エッグワッフルを食べるためだけに訪れるのが吉だと思われます。

Eggloo
60 Mulberry Street
New York, New York 10013
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

久し振りに夜のハイライン

月曜日も朝からWi-Fiが全然繋がらず、ブログを書くことができませんでした。ブラックフライデーまではボランティアも多忙な時期なので、困り果てています。昨日は記事を書いていたら全部消えたし…。という訳で、繋がる内にさっさと記事を書かねばならないので、早速本題です。
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さて、今回は久し振りに夜のハイライン(The High Line)を散歩したので、夜景をご紹介します。
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季節によってオープンしている時間が変わるハイライン。10月と11月は午前7時~午後10時まで開いています。午後6時過ぎには暗くなるので、秋は夜景が楽しみ易い季節。

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午後5時45分頃でご覧の通り。

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ハイラインのデザインの特徴の1つとも言えるのが間接照明。灯りはベンチや手摺りの下に埋め込まれています。

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オレンジ色の街灯に照らされる昼間とは全然違うニューヨークの街を見下ろすこともできます。

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所々、木々や草花がスポットライトで照らされている場所も。

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涼しくなってからの夜間は人通りもぐっと減るので、静かなハイラインが楽しめます。

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写真で見ると暗く感じますし、実際暗闇もあるのですが怖くはありません。

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個人的には薬物中毒や精神状態が不安定そうなホームレスの人がいないので、ハイラインを通り抜ける方が安心に感じます。その為、夜10時位までであれば一人で移動する際にもハイラインを使っています。

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暗くなってからはニューヨーク市のパークス・デパートメントの警備員さん達が二人一組で巡回してくださっているそうですが、個人的には見掛けたことがありません。

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暗がりで見るとアートからも違う印象を受けます。

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ハイラインの周りには有名な建築家が建てた特徴的なビルが沢山あります。こちらは夜のサムソンの社屋。

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ハイラインでは間接照明だけでなく、周りのビルからの灯りもあります。こちらはルーフトップバーの派手な灯り。

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ホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)は金曜日と土曜日は午後10時まで開館しています。屋上からは面白い風景が眺められるので、夜景を見に出掛けても良いかもしれません。金曜日の午後7時以降であれば、随意の額で入館できます。

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ハイラインに跨って建つスタンダードホテル。

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14丁目。

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14丁目にあるエレベーター。

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サンデッキ周辺は写真で見ると暗く見えますが、チェルシーマーケットの通路からの近未来的な灯りで明るく感じます。

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14丁目の南に新たにできたオフィスビル。ライトが面白い形をしています。

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建築ラッシュが続くハイライン周辺。往年のミートパッキング地区を彷彿とさせる肉を掛けるフックがあった古いビルも壊され、現在着々と工事が進んでいます。

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サンデッキ。リクライニングチェアとベンチからの灯りがポツポツと足元を照らします。

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昔ナビスコの工場だった建物を結ぶ空中通路。左側の建物は現在チェルシーマーケット(Chelsea Market)になっています。

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夜の10番街スクエア(10th Avenue Square)。ハドソンヤードの建物群ができてきたので、夜景も様変わりです。

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昼間も目を惹きますが、夜に存在感を増すIFCビル(The IAC Building)。Frank Gehry氏の設計です。

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チェルシーグラスランド(Chelsea Grasslands)からはライトアップされたエンパイアステイトビルも見えます。

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夏の夜では考えられない人の少なさ。冬のハイラインは地元住人の為の空間という感じがして好きです。

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23丁目の芝生部分。

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跨線橋(Falcone Flyover)。

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マグノリアやスマックの影が煉瓦の壁に落ちて、ドラマチックな効果を生む場所。

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Zaha Hadidのコンドミニアムも人が住み始めた模様。全ての窓に明かりが灯ったら雰囲気が随分変わることでしょう。

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30丁目。コーチの巨大液晶画面の広告が眩いほどです。

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2017年11月19日 (日)

最近のニューヨーク風景

夜半の強い雨が上がった日曜日のニューヨーク。今日は曇り時々晴れの予報ですが、午後6時まで強風注意報が発令されています。最高気温は現在の12℃。徐々に気温が下がっていく予報です。以下にニューヨーク市から送信された強風注意報を添付致しますので、ご注意ください。

Notification issued 11/18/17 at 4:23 PM. The National Weather Service has issued a Wind Advisory for New York City in effect from 6 PM today until 6:00 PM on 11/19. The advisory has been issued for sustained winds of 25 - 35 mph and gusts in excess of 45 - 50 mph. During periods of high winds, residents should use caution when walking or driving high profile vehicles. Winds at these speeds can cause flying debris, turn unsecured objects into projectiles, and cause power outages. To prepare, charge cell phone batteries, gather supplies, and turn refrigerators and freezers to a colder setting. Always stay clear of downed power lines. If you are affected by an outage, turn off all appliances and keep refrigerator and freezer doors closed to prevent food spoilage. Do not use generators indoors. If you lose power and have a disability or access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, please dial 9-1-1.

For the latest weather information, visit www.weather.gov/nyc.

昨日まで通信がブツブツ切れて、ブログも書けないし、銀行にお金をおろしに行けばATMが全て不通になってるしで大変不便してました。一瞬つながった時に急いでレシピを呼び出して夕食を作ったり…。今朝は朝から繋がっているようですが、本当に直ったのかと5日間も繋がらないインターネットにイライラしていた身としては疑ってしまいます。銀行でATMが使い物にならないとか、お店でカード決済ができないとか、ビジネスにも多大な影響が出ていたようです。先進国としてありえないほど、頻繁にネットが不通になる現状をどうにかして欲しいものです。
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さて、今回は最近のニューヨークの街角風景のご紹介です。
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秋は雨や曇天が多いニューヨーク。フラットアイアンからエンパイアステイトビル方面(北)を観た風景。

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秋といえば、特に夕焼けが綺麗な季節でもあります。

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ガラス張りのビルがニョキニョキ建っているマンハッタンでは、ビルに写る夕景も増えました。

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ライトアップされたエンパイアステイトビルをチェルシーのアパート群越しに。

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バスケットボールの試合やコンサートが行われるマディソンスクエア・ガーデンはアメリカ国旗色にライトアップされています。

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ショップのウィンドーはホリデーの飾りつけに続々変更中です。

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屋上緑化ならぬ玄関の庇緑化も時々見掛けるようになりました。

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感謝祭に向けて温かみのある秋の実のりや花のリースの飾りつけ。

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ウエストヴィレッジの秋。

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ウエストヴィレッジにあるスクエアの公園は、ボランティアさん達がよく手入れされていて、通り抜けるのがいつも楽しみです。現在は菊が植えられています。

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今年の紅葉は残念でしたが、それでも街路樹が黄色に色付いた場所もありました。

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でもイチョウは緑のまま。

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ハウストン通り。

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朝のユニオンスクエア。現在はホリデーマーケットが登場して、もっと賑やかになっています。

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バワリー通り。

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夜のワシントンスクエア・アーチとアイ・ウェイウェイの作品。

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ウエスト4th通りの感謝祭の飾りつけ。

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快晴のハドソンリバー・パークは良い気持ち。

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所々紅葉していました。

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草もすっかり実をつけて秋の風情。

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急に氷点下になったので、緑のまま一気に葉を落とした銀杏。アッパーウエストサイドにて。

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アッパーウエストの秋。

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ロックフェラーセンターに今年のクリスマスツリーが到着しました。

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シティーホール前の噴水で子供達が写生をしていました。

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Nolitaの路地。頻繁に写真やドラマ等の撮影に使われています。この近くの通りが映画『ゴースト』で婚約者が暴漢に襲われるシーンで使われました。

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6番街。

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2017年11月17日 (金)

久し振りにGood Enough to Eatへ

よく晴れている金曜日のニューヨーク。今日は1日晴れる予報で、最高気温は9℃。昨日ほどは暖かくないようですが、それでも少し肩の力を抜けそうです。

ここ数日ネットが繋がらないのでブログを書くことができませんでした。少しの間なら繋がるので、E-mailはまとめてチェックできましたが、HPを読んだり、ブログを書いたりとなるとお手上げ。レシピサイトに頼りきりなので、料理もできず。結局簡単なカレーにサラダとか作る羽目に。今日も頻繁に不通になるので、ちゃちゃっといきます。
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今回は久し振りにアッパーウエストにある人気のブランチ処『Good Enough to Eat』にディナーに行った話題です。
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このブランチ処は1981年にアッパーウエストに小さなお店を開いてから、アメリカの母の味とでもいえるベーシックな料理を提供して人気を博してきました。ブランチは予約ができず、行列必至。そんな訳で1回だけ訪れましたが、それから足を運んでいませんでした。

その後イベント(確かシェイクスピア・イン・ザ・パーク)後に夕食処を探していて、近くにあった『Good Enough to Eat』が夜であれば空いている事を発見。入店して、夜も健康にすこぶる悪そうなものの、美味しいご飯を食べれる事を発見したのでした。
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でも同じレストランに通う事をしない我々。試したら満足してしまい、再訪しないことが殆どなのですが、数年ぶりにジャンキーな夕食な気分になり。夜であれば予約が可能なので『Good Enough to Eat』にセントラルパークを散策後に訪れました。

現在は数年前に訪れた場所よりも北側、しかもアヴェニューもアムステルダムからコロンバスになり、もっと大きな敷地面積を誇る店舗に動いています。その為、もしかしたら昔よりは席の確保がし易いのかも。ブランチを試したことが無いので何とも言えませんが、少なくともディナーでは予約なしでも皆さん入店できていたようでした。
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食事は相変わらず安心の味(コンフォートフードとはよく言ったものです)。量も相変わらず多く、2人とも半分程残してドギーバックで持ち帰りました。緑のかけらも無く不健康なメニューを選んでしまいましたが、勿論ちゃんとサラダもメニューにあります。

このレストランの劇甘で素朴なアメリカンデザートも稀に食べる分には結構好きなのですが、お腹がいっぱい過ぎて全然食指が動かず。包んでもらった夕食の残りを片手に、腹ごなしにプラプラと散歩しつつ帰りました。
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ビール+ハンバーガー+フィッシュ&チップスで$45位だったと思います(既にチェックを終えてレシートを捨ててしまいました)。カジュアルなので気張らずに訪れる事が出来て、そこまで高くないのも嬉しいところ。

人気のブランチメニューは、1日中オーダーできるので、朝並ぶのが億劫だけれどブランチメニューは試したいという方はディナーに訪れると良いかもしれません。

Good Enough to Eat
520 Columbus Ave. at 85th St. New York, NY 10024
Telephone: (212) 496-0163
メニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2017年11月14日 (火)

劇『ピーターパン』

雲が多いものの晴れている火曜日のニューヨーク。今日はこのまま晴れ所により曇りの予報。最高気温は9℃まで上がるので、昨日よりも更に寒さが和らぐようです。

イラン・イラクの国境地帯で起きた地震で、少なくとも420人が死亡。ライフラインを絶たれて、寒さに凍えながら野宿する被災者の写真が新聞の一面に載り、朝から非常に気が滅入ります。また寄付の方法を考えねばなりません。現在でもプエルトリコで被災した方達が、電気が復旧していなかったりと不自由を強いられている現状も報じられていましたし。これから年末にかけて、これ以上の災害が起こらないことを心から祈ります。

今朝は使用している通信会社がメインテナンスの工事をしていたため、午前8時まで全くネットが使えず。ラジオも聴けなければ、メールのチェックもできませんでした。頻繁にネットが使えなくなるのをどうにかして欲しいと思うと共に、自分が如何にネットに依存しているのかをまざまざと見せつけられて怖くなります。
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さて、今回は2017年11月11日~12月23日まで42丁目にあるDuke Theaterで上演されている劇『Bedlam's Peter Pan』を観劇した感想です。
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この劇はフェイスブックで上演をしりました。ニューヨークをベースに活動している劇団Bedlamは、去年ボランティア仲間に勧められて観た『SENSE & SENSIBILITY』がとても面白かったので、それから注目している劇団です。

丁度腰の調子が良いので映画や劇を観ることができるようになっている時期で、劇を観たい気持ちが高まっていることもあり。チケットが$39/席と高すぎないことも手伝って直ぐにチケットを購入しました。
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残念ながら夫は急な出張が入ってしまったので、1人で観劇。しかもぎりぎりで購入したので一番後ろの席でした。が、タイムズスクエアのど真ん中にある割には、とても静かでこじんまりしたデューク劇場では、全く問題なく作品を楽しめました。

『ピーターパン』は大まかなあらすじしか知りませんが、劇にし難い題材な気がして、どのように脚本を変えてあるのかを楽しみにしていました。たった6人のキャストで、小さな舞台でセットの転換も無くピーターパンを劇に仕立てるって難しいですよね?
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劇は約2時間で休憩は無し。キャストはウェンディ以外は全て1人何役もこなしていました。ピーターパン役の人はウェンディの飼い犬ナナと。マイケル役(の女性)はティンカーベルとカーリー(かスライトリー)と。お父さんのダーリング役の俳優さんはスミーと。お母さんのエリザベス役の女優さんはスライトリー(かカーリー)とフック船長と。そしてジョン役の俳優さんはトートルズと小物係とのダブル/トリプルキャストでした。

キャストが変わってもほぼ衣装の変更がないので、俳優さん達は喋り方や表情の違いで全然違う人物を演じ分けなくてはいけません。舞台俳優さん達の実力にはいつも感心してしまいます。
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セットは全然変わりなく、ライトや音、小物だけでロンドンの住宅街とネバーランドのピーターパン達の寝床、水の底の世界、そしてウェンディの子供達の20年後の世界を表現。そこら辺も流石の技術でした。

が、しかし。今回は物語が入り組んでいたのか、全てを理解することができませんでした。おとぎ話が下地になっているせいか、今回は英語も平易で台詞はほぼ完ぺきに理解していたと思うのに。所々、ん?なんだ?これは一体どうなってるんだ??という場面がありました。
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ベドラム版のピーターパンは大人向けにちょっとビター&スパイスを利かせてありました。下ネタっぽい描写も出てきます。その為、お子さんには向かない表現がちらほら。そこら辺の場面が、イマイチよく解らないまま見終ってしまいました。

同じシーンを色んな主人公の視点からやり直したり。ピーターパンとウェンディの家族ごっこがさながら冷め切った現代の夫婦みたいな関係になっていたり。子供達を失って、ダーリングとエリザベス夫妻が壊れていく様を描いたり。結構ダークな、大人向きの内容。お子さんには向かない気がします。
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実力のある俳優さんと生のパフォーマンスの力のお蔭で、全て理解できないながらも最後まで楽しんで観劇できました。私は割と理解できない、腑に落ちないという経験も好きだったりします。どちらかというと、最近の解り易さを追求する傾向のある映画群の方が苦手な性質。この劇は好きなタイプの作品でした。

やっぱり生の劇には、映像では感じられないエネルギーが在って病み付きになります。日本に帰国する前に、なるべく沢山の劇を観たいものです。

THE DUKE ON 42ND STREET
229 W 42nd Street, New York, NY 10036
PHONE 646.223.3010
劇場のHPはこちら

2017年11月13日 (月)

紅葉がピークのセントラルパーク2017

曇っている月曜日のニューヨーク。今日は午前8時まで降水確率が70%。それ以降も午前中は30%の確率なので、午前中に出掛ける方は傘を携帯した方が良さそうです。午後3時以降は太陽が出るそうなので、用事がある方は午後の方が良いかも。最高気温は7℃と昨日と同じ位。少し寒さが和らぎそうです。

最近救急車のサイレンが変わったと思っていたら、今朝のラジオで現在どのサイレンが効果的なのか試験中である旨を話していました。こちらのサイレンは凄い音で、道を歩いていると耳栓をしないと堪らない位のけたたましい音です。そのせいで苦情が絶えなかったようで、現在は日本やヨーロッパで使用されているような、高低音を交互に繰り返すタイプのサイレンが増えています。こちらの方が良いと個人的には感じています。変えてくれないかな…。
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さて、今回はセントラルパークを管理するNPOによると紅葉がピークを迎えた週末のセントラルパークの様子をご紹介します。
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急に氷点下の寒い1日になった週末。ちょっと前までとても暖かかったので急激な気温の変化についていけなかったと見えて、銀杏の木が緑のままの葉っぱを一気に落としている場所が沢山ありました。お蔭でパーク内には巨大な緑の絨毯があちこちに出現。不思議な景色でした。

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この日はボランティアさん&職員さん総出で枯葉を集めていました。セントラルパークはまだ枯葉の除去をするんですね。

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例年に比べると寂しいものの、所々秋らしい風景に。

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シェイクスピアガーデン(Shakespeare Garden)も枯れ草が刈り取られて寂しい感じでしたが、所々実がなっていたりもしました。

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デラコルテ劇場(Delacorte Theater)近くでもマンサクが満開。

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貯水池近くの小道も秋らしくなっていました。

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写真では殆ど判りませんが、貯水池(Reservoir)の周りもチラホラと赤く紅葉しています。

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貯水池の周りのランニング道では、氷点下の中でもランニングを楽しむ人が沢山いました。

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葉っぱが赤というよりは茶色く枯れています。

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どんぐりも一気に落ちてしまいました。

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紅葉という意味でこの日一番楽しめたのは100丁目付近の西側に位置するザ・プール(The Pool)。

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貯水池よりも北は一気に観光客が減り、住人の為の公園といった風情に。

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犬の散歩に来ていた若い女性が、「なーんて静かで綺麗なの!いつもこの位人が少なければ最高なのに!」と仰ったので、思わず同意。ベンチに座っていた老齢の男性もニコニコと同意なさっていました。

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フィールドに落ちた枯葉がキラキラ光って綺麗でした。

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このオレンジ~赤色に鮮やかに色付く木は何の木でしょうか。とっても目を惹き、沢山の方が記念写真を撮影されていました。

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セントラルパークの東側に面した5番街の並木道は、私がニューヨークらしいと感じる風景の1つです。

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メトロポリタン美術館前の並木。遠くワールドトレードセンターが見え、美術館前のアメリカ国旗も見える、独特な風景です。

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ザ・レイク(The Lake)周りの木々は、葉を落としています。

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それでもベセスダテラス(Bethesda Terrace)の周りは人だかり。観光名所なんですね。

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ザ・モール(The Mall and Literary Walk)もご覧の人出。

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ザ・モールやボウブリッジ(Bow Bridge)の鉢植えには菊。

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ザ・モール脇の林床には枯葉が敷き詰められ秋の雰囲気。

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ザ・モールを歩くと映画の中にいるみたいです。

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例年は鮮やかな紅葉が楽しめるザ・ポンド(The Pond)の周りですが、今年はやっぱりイマイチ。

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通常はもう少し赤い紅葉が楽しめると思うのですが、今年は黄色が目立ちます。赤は既に葉を落としてしまったようですし。

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2017年11月12日 (日)

菊が満開コンサバトリーガーデン

曇っている日曜日のニューヨーク。1日雨は降らない予報ですが、午後1時過ぎまではこのまま曇る予報です。でも最高気温は8℃。現在も既に0℃で昨日よりは寒さが和らぐようです。

昨日散歩していたら、女性2人が「ロックフェラープラザにクリスマスツリーが来たよ。まだライトアップされていないけど、あのツリーが立つと一気にホリデーっぽくなるよね~」、「もう?あのツリーを見ると年末だって感じるのよね~。昼休みに見に行こっと」と話していました。確かに。私もボランティアのついでに見に行きたいと思います。

テキストする人が多くなったといっても、ニューヨーカー達はまだまだ大声で電話しながら歩いています。先日「貴方となんか話したくもないけど、貴方が反省してどうしてもっていうのであれば、努力して話さないでもないわよ」とか言いながら歩いている女性がいて。ボランティア仲間と顔を見合わせて大笑いしてしまいました。私だって大概なこと話してるんでしょうけれど、他の人の電話ってなんであんなに面白いんでしょうね。
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さて、今回はセントラルパークの東側、104丁目~106丁目にあるコンサバトリーガーデン(Conservatory Garden)の様子をご紹介します。
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広いセントラルパークにありながら、完全に柵や扉で締め切られた空間にあるため、こじんまりとした庭という印象を与えるコンサバトリーガーデン。春・夏はガーデンウエディングをされる方が多く、ウエディングドレスを着たカップルが多くいる絵になるセクションでもあります。
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春のクラブアップルから始まり、立派な藤棚、薔薇、イングリッシュガーデンを彩る花々と春から秋にかけては訪れる人が多い庭でもありますが。晩秋から冬にかけては静かになる印象があります。
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しかし今週セントラルパークを管理するNPOから、「今週末が紅葉のピークです!」というE-mailが届き。そこに「コンサバトリーガーデンの菊も今週末を過ぎると枯れてしまうので、ご覧になりたい方はお早めに」という記載がありました。
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丁度紅葉狩りをするつもりでしたので、興味を惹かれてコンサバトリーガーデンにも足を運びました。イギリス風庭園は既に多くの花壇が枯れた草花が刈られて寂しい様相でしたが。
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最北端にあるフランス風庭園は菊が満開でとっても綺麗でした。既にピークは過ぎているので枯れている花もあるのですが、それでも色鮮やかで美しい。温かみがある花なので、とてもほっこりした気持ちになれました。
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配置されているベンチに座ると丁度後ろが菊で埋め尽くされるので、皆さん思い思いにセルフィーを撮影していました。良い写真が撮れそうでした。
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ホリデーカードを作る季節でもあるので、カード用の写真をプロのカメラマンを使って撮影しているカップルや家族連れを多く見掛けた日でもあったのですが。2人のお子さんと犬を膝に乗せた若いご夫婦がこのベンチで撮影していて、とっても素敵な構図でした。ホリデーカード用の写真を撮影される方は、このベンチをご検討されては如何でしょうか?
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お子さんとお父さんが3人で花に囲まれた円形の道を駆けっこする写真も撮影していて、とっても微笑ましく。ベンチで休憩しながら花を愛でつつ、ご家族の平和な様子を見守ってしまいました。
055 この日は氷点下だったので、噴水は既に氷。丁度女性の彫像に氷がついていたので、ベールみたいでした。

2017年11月11日 (土)

2017年11月第2週のハイライン

雲一つない快晴に恵まれた土曜日のニューヨーク。今日は1日晴れますが、最高気温が3℃という寒さ。氷点下からは午後11時を過ぎるまで脱しない予報です。朝起きた時すぐに氷点下だと分る寒さでした。つい最近まで暖かかったのに、急に冬になりましたね。なんだか近年、春と秋がどんどん短くなっている気がします。何はともあれ、今日は温かくしてお出掛けください。

昨晩はこの冬初めての氷点下だったので、皆さん準備に追われて忙しそうでした。ハイラインも1週間かけて水飲み場の水抜き作業をしていましたし(従ってもう水を飲む事はできません)。ボランティア仲間もお住まいのコーポで「屋上ガーデンの水抜き作業をして、水道を止めなきゃいけないの」と朝から忙しそうになさっていました。

5番街にあるティファニー本店の4階にカフェが昨日オープンしました。これで本当に「ティファニーで朝食」ができると話題になっています。早速昨日のソーシャルメディアは、ティファニーの朝食写真で溢れていたそう。因みに朝食は$29(税+チップ除く)だそうです。高いけれど、やっぱり行きたいですよね…。あの映画にはニューヨークを愛する人の心に刺さる何かがあります。少し落ち着いた頃に足を運びたいと思います。因みに朝食だけでなく、ランチやハイティーもあるそうですので、ご心配なく。
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さて、今回は今週のハイライン(The High Line)の風景をお届けします。

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南端に当たるガンズボート入口付近のサービスベリー(Amelanchier:ザイフリボク属の木)もすっかり秋色になりました。

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レッドバッズ(Cercis canadensis)も黄色く紅葉。

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ハイラインの終点向かいの壁に昔の(別の場所にあったハイラインに存在したトンネルの)写真がアートとして飾られています。とても気に入っているアートです。

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先日までセレブレーションが行われていたグレイバーチ(Betula populifolia)の林。

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Amsonia hubrichtii(チョウジソウ属)が美しい黄金色に。

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13丁目付近に生えているリアトリス(Liatris spicata)のみ何故か美しい赤色に紅葉しました。他のリアトリスは茶色く枯れているのに。

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スモークブッシュ(Cotinus 'Grace')も綺麗な赤褐色に。

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スタンダードホテル南側の東に面したベンチは私のお気に入りスポット。静かで、晴れた日はランチを食べるのに最適。近くにトイレがあるのも便利。

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14丁目~15丁目にあるサンデッキのスマック(Rhus glabraかな?)。

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ローワーデッキのスマック(こちらはRhus typhinaでしょうか?)。綺麗な色です。

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風が直接当たる場所に植えられたスマックは先週には既に強風で散ってしまっていたそうです。

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これは何の綿毛でしょうか。Vernonia glaucaの様な気がしますが。

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17丁目付近に植えられたメープルの木(Acer triflorum)も紅葉しました。

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16丁目の分岐。

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18丁目近く。

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プレーリー・ドック(Silphium terebinthinaceum)の特徴的な巨大な葉っぱが枯れたら、不思議な白いドットが出現。気孔でしょうか?

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秋色に輝くチェルシー・グラスランド。

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チェルシーの林(Chelsea Thicket)も秋色です。

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Aesculus parvifloraの葉っぱだと思いますが。葉脈を残して黄色く紅葉し始めています。

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今週はマンサク(Hamamelis x intermedia ‘Sunburst’でしょうか?Hamamelis x intermedia ‘Pallida’かも・・・)も咲きました。

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22丁目付近。

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ハイラインの跨線橋(フライオーバー)部分。

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美しい赤い葉が沢山。

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2017年11月10日 (金)

ブライアントパークでドーナッツ・ブレイク

寒い1日になりそうな金曜日のニューヨーク。天気は晴れ時々曇りと悪くない予報なのですが、気温は現在の6℃が最高気温でこれからグングンと下がっていく模様。日中は3℃位みたいですが、体感気温は氷点下。午後7時には実際に氷点下に下がる予報ですので、真冬の格好で出掛ける必要がありそうです。風邪などひかれないようにお気をつけください。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーが土曜日に到着するそうです。今年のツリーはペンシルベニア州に生えていた木なのだそう。あんなに大きく成長した木を切り倒してしまったと思うと悲しい気もしますが、やっぱり楽しみです。ニューヨークのホリデーシーズンの象徴のようなツリーですから。

昨晩ボランティアの反省会が行われ、ボランティアが大忙しの夏がやっと終わりを告げました。いつの間にかボランティア仲間と仲良くなっていて、それなりに長い期間働いていたんだと感慨深かったです。夫の仕事の関係でポッとここに来ただけなのに、思いがけず根を下ろしている自分を感じました。ここで暮らす様になってから、PCの壁紙に「Bloom where you are planted.」という言葉を使っています。この目標はそれなりに達成できているのかも。
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さて、今回はブライアントパークにホリデーシーズン中登場しているウィンターヴィレッジ(the Bryant Park Winter Village 2017)でドーナッツをつまんだ徒然です。
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42丁目には郊外とマンハッタンを繋ぐ電車が発着するグランドセントラル駅が東に、バスターミナルであるポートオーソリティーが西に存在しています。その為ミッドタウンにある、マンハッタンの中心的な通りといった印象があります。

その42丁目のど真ん中、5番街とアヴェニュー・オブ・アメリカ(6番街)の間にあるのがブライアントパーク。そこにホリデーシーズン中登場するホリデーショップは、私が楽しみにしている季節の風物詩の1つです。
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そんな訳で毎年ホリデーショップが登場すると夫と足を運びます。今年も体調が優れず長時間は外出できないけれど、外には出たい…という週末におやつを食べに訪れました。

私のお目当ては『Doughnuttery』。午前中だったのでがっつり食べる時間ではなかったこともありますし、目の前で揚げてくれるできたてほやほやのドーナッツが温かくて美味しそうに見えたという事もあります。
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小さな一口サイズのドーナッツには、種類豊富な(15種類位?)砂糖を選んで振りかけてもらえます。ベーシックな粉砂糖、シナモンシュガー、グレイズとかもあるのですが、ラベンダー、パンプキン、カルダモン、ベーコン等の珍しい味も揃っています。

寒い朝だったので、出来立てでホカホカしたドーナッツはそれだけで美味しく感じました。私は紫芋+メイプルシロップ+ベーコン味の『PURPLE PIG』を、夫はコーヒー+バナナ+ココナッツ味の『URBAN MONKEY』を選択。
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其々6個ずつ購入したのですが、2人で12個の値段にしてくださいました。面白くて美味しかったのですが、少し甘すぎたので次買う時は振りかける砂糖の量を減らしてくれるようにお願いしようと思いました。

揚げただけのほかほかのドーナッツは素朴なアメリカらしいお菓子。そこにオリジナリティーの高いフレーバーを追加することによって、ニューヨークらしさをプラスしています。
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少し休憩する時につまむのにぴったりでした。コーヒーなどのドリンクも販売していますが、勿論他のカフェや屋台でドリンクを購入して一緒に楽しむことも可能です。

DoughnutteryのHPはこちら

2017年11月 9日 (木)

ホリデー色強まるチャネルガーデンズ

曇っている木曜日のニューヨーク。今日は晴れ時々曇り。夜が近付くにつれて雲が多くなるようですが、降水確率は0%なので傘は不要そう。最高気温は11℃なので、昨日と同じく寒くなりそうです。今日もコートを着て丁度良さそう。

ハーレムにあるPre-K(保育園。幼稚園に入る前の子供達が入園できるらしい)が一時閉鎖されたことがニュースになっています。預けられていた男児が、園で与えられたグリルドチーズサンドイッチが原因でアレルギー反応のショックを起こし、死亡したと家族が訴えていることが原因です。ご家族はその子が重篤なアレルギーを持っていることを園に報告していたにも関わらず、園が無視したと訴えているとのこと。ニューヨーク市のヘルスデパートメントが監査を開始しました。原因が判明するまでは、当該Pre-Kは閉鎖されたままになるそうです。食べ物のアレルギーに苦しむ人は多いにも関わらず、「食にうるさい人」とか言われて軽視されがちです。これを機に、全ての食に関わる人達にアレルギーの深刻さを認識し、真摯に向き合って頂きたいと願っています。
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さて、今回はホリデーに向けて模様替えされたロックフェラーセンターのチャネルガーデンズ(THE CHANNEL GARDENS)の様子をご紹介します。
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ロックフェラープラザ(有名なスケートリンクが既にオープンしています)と5番街を繋ぐ細長い通路に、海峡に見立てた細長い噴水が並ぶ庭であるチャネルガーデンズ。緑が少な目なミッドタウンにおいて貴重な季節を感じられるスポットなので、ボランティアのついでに定期的に足を運びます。
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ハロウィーンも終わったし、そろそろ模様替えしてるかな?と今週訪れてみると、ホリデーっぽく針葉樹と赤い実の庭に変身していました。
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今年のサックス・フィフス・アヴェニューのホリデーウィンドーは、ずばり『ディズニーの白雪姫』がテーマ!オープニングセレモニーでは、白雪姫の歌が披露されるとの事。11月20日(月)午後7時~だそうです。

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5番街を歩いたら、ちらほらホリデー仕様になっているお店もありました。

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毎年楽しみにしているバーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)のウィンドーも準備中の幕が掛けられて、着々と準備が進んでいるようでした。11月14日(火)にオープンします。今年はニューヨークに存在する7つの文化施設(ニューヨーク交響楽団とか)がテーマ。とても楽しみです。

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ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式は11月29日(水)。

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点灯式に合わせて毎年恒例の天使の飾りつけに変更されるのでしょう。きっとそれまではこの設えなんですね。

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私は針葉樹の香りが大好きなのですが、残念ながら何の香りもしませんでした。

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松ぼっくりが可愛い。

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2017年11月 8日 (水)

『ハイラインのガーデン』のパネルディスカッション

晴れ時々曇りの予報の水曜日のニューヨーク。最高気温は10℃。昨日も午後4時を過ぎた頃から冬の寒さでしたが、今日も1日寒くなりそうです。降水確率は0%。外で長時間過ごすボランティアの日なので雨が降らないのは有難いですが、防寒をしっかりして臨みたいと思います。

ニューヨーク市長選が終わりデブラシオ現ニューヨーク市長が再選を果たしました。まぁ、対抗する候補があれじゃ不思議でもなんでもないですが。個人的には現市長の仕事ぶりにはあまり感心していないので、なんだか凄く残念な気持ちです。大して議論もなされなかった印象ですし(討論会は怒鳴り合いで議論に全くなってなかったですし、メディアでも議論が戦わされていた印象が全くありません)、あっという間に終わってしまったといった感じ。周りのニューヨーカー達もしらけ切っていたようで、「I Voted」のシールを貼って働いたり、ボランティアをしていた人達も「仕方ないよね、他に誰もいないんだから」というようなテンションでの投票だったようです。
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さて、今回は昨日の続き。パネルディスカッション『PANEL: ELEVATING THE NATURE OF MODERN LANDSCAPES』の感想です。
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パネルディスカッションは、午後7時~1時間半にわたって行われました。パネリストは勉強会と同じメンバー。ハイラインのガーデンデザインをされたオランダ人デザイナーのPiet Oudolf氏、フィラデルディアをベースに活躍するランドスケープデザインに関するコンサルタント事務所を経営し、ウドルフ氏と共著してハイラインのガーデンに関する本を今年発表したRick Darke氏、そしてブルックリン・ブリッジ・パークで園芸部門を取り仕切っているRebecca McMackin氏。司会者は、ハイラインの園芸部門の責任者であるAndi Pettis氏でした。
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パティスさんが、ウドルフ氏の事を「ガーデンデザイン界のロックスター」と紹介してらっしゃいましたが、実際世界中にファンが多い有名人。ハイラインを訪れる方の中にも、ウドルフ氏のファンで彼の作品が見たくてハイライン(とバテリーパーク)を訪れたという方が多くいらっしゃいますし。ウドルフ氏の出身国であるオランダ人の方は「オランダではとっても有名なの」と誇らしそうに仰います。
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このディスカッションは、共著を出版されたばかりのウドルフ氏とデレク氏のチームとマケイン氏に分かれて、其々プレゼンテーションをし。その後30分程Q&Aの時間が取られました。
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ウドルフ氏とデレク氏は、この20年程で人々のガーデンに対する認識がかなり変わった事を説明。ごく近年まで、庭には常に元気な花や葉っぱをつけている植物が植えられているべきだと思われていたこと。枯葉やピークを過ぎた植物は全て取り去られていたこと。ガーデニング=コントロールであると思われていたこと。デザインとは、全てが管理下に置かれているように見えることだと信じている人が多かった事を説明(実際、ハイラインを訪れて「花が少なくてつまらない」とか「冬に訪れると見るべきものがない」とか「何で倒れた花をそのままにして放っておくのか」とか仰る方はまだまだ多いです)。
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「環境にあった物だけが生き残っていくのは世の理である」、「ガーデンには自然に対する何らかの感情を抱かせる、架け橋のような効用がある」、「植物の美しさは元気な時にのみ宿るのではない。花が散った後の実や枯れた植物、落ちた葉っぱ等にも美は宿る」、「環境に負荷をなるべくかけないガーデンデザイン」といった考え方は、ウドルフ氏が初めて提唱した部分が大きいようです。

スライドで、実際に枯れた草や色を変えた葉っぱ、落葉が下草の上に落ちている様子等が紹介され、その美しさに会場中が息を飲むようでした。「園芸家に求められるのは観察すること」、「当たり前すぎて見過ごしがちな物を常に新たに発見していく目を持つこと」。これは園芸家に限らず、全ての職業、ひいては人との関係性や日常生活においても当てはまる金言な気がします。
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マケイン氏のプレゼンテーションは、彼女が責任者として管理しているブルックリン・ブリッジ・パーク(The Brooklyn Bridge Park)のガーデンデザインや管理について。ブルックリン・ブリッジ・パークは大好きな公園であるものの、偶にイベントや散歩に訪れるだけで知識を全く持っていませんでした。そのため新しい情報が沢山で、そういった意味でも楽しめました。

ブルックリン・ブリッジ・パークは、フェリーターミナルとして建設されたものの需要が無くなって放置されていたブルックリン側のイーストリバーの岸を、ブルームバーグ市長の承認の下パブリックパークとして生まれ変わらせたプロジェクト。昔は交通手段として使われた建造物が放置された場所を、パブリックスペースとして生まれ変わらせたという意味ではハイラインと似た成り立ちだと言えそうです。
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似ているといえば、ニューヨーク市の公園であるにも関わらず、運営・管理は全てNPOが行っていることも同じ。加えて元々は土がないコンクリートの建造物であった場所に、パブリックスペースを出現させるため、人工的に作られたハイテクな土を使用していることも同じです。

ブルックリン・ブリッジ・パークには11エーカー(約4,4515.42m²)のガーデンがあり、それを6名の園芸家で管理しているとの事。しかしガーデンとはいっても、花が植えられ…といった花壇のような面積は狭く、芝生や木が植えられている場所が殆ど。
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それでも多様性を大切にし、塩沼、湿地帯、草地、林等のセクションを設け。エコシステムを大切にし、介入しすぎない管理を徹底しているとの事。

ハイラインと同じく、枯れた草は春先まで刈らずにそのまま放置。しかも刈った草には虫の卵がついているので、全て処分してしまわずに一部はそのまま園内に残しておく。殺虫剤はなるべく使わない(これもハイラインと同じ)。害虫も直ぐに駆除しないで、ぎりぎりまで介入を我慢する。
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そういう取り組みを行う事によって、2010年にオープンしたばかりのコンクリートの空き地のような場所に、渡り鳥が羽を休めるだけではなく営巣していることが確認され。多くの昆虫の生存が確認され(その中には、30年間ニューヨークでは存在が確認されなかった種類のテントウムシも含まれる)。特定の植物が受粉するのに欠かせない、蜂・蝶・蛾の存在が確認され。根付かなかったと思われていた樫の木が、種から次のジェネレーションを生み出していることが確認され・・・と新たなエコシステムを創世していることが確認されているそうです。

これらの取り組みを知ってから訪れると、其々のピアが果たす役割や狙いがより鮮明に理解できて、散歩がもっと楽しめそうです。まだまだ計画の途上にあるブルックリン・ブリッジ・パークの今後がとても楽しみになりました。
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イベントの後、園芸家や一般の方の感想を聞きましたが、園芸家でも発見の多い、意義深い内容だったとの事。ましてや私の様に全く知識がない人間からすれば、そもそも「ガーデン」を文化施設と捉える考え方や、虫の鳴き声や草木の香り等、パブリックスペースが近隣住民の五感に与える影響全てを考慮したデザインに感心することしきりで、新しい発見の連続でした。
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中でもパティス氏の、「先日参加したコンベンションで行政の財政が苦しいために地域社会にある公園が全く管理されずに荒れ果てていた。そこを地域住民が、ゴミ拾いしたり芝刈りをしたりして管理しています。その地域の住民にアンケートを取ったところ、芝刈りをするたったそれだけの行為が、その人達の生活満足度を上げ、社会に貢献していると感じることにより自己評価が安定し、地域の結束を高める効果を生んでいることが分かったそうです。ガーデンは何も綺麗に手入れされた、高額をつぎ込んだ美しい草花が咲き乱れる庭に限りません。そしてガーデンの果たす役割は、環境問題、都市災害の予防等にととまらず、人々の幸福度を高めるために重要となってくるでしょう。」と仰っていたのがとても印象に残っています。

これから高齢化していく社会の中で、孤立化して孤独に苛まされる人を減らす意味でも、ガーデンという空間が果たすストレス緩和、自然との繋がりを感じさせるといった役割だけでなく。その管理・運営をするといった意味でのガーデニングの果たす役割も見直されるべきなのかもと、強く感じました。
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マディソンスクエア・パークで偶々撮影していた看板。エコシステムの為、今年から落ち葉を掻き集めず、そのまま放置することが記されています。

2017年11月 7日 (火)

『ハイラインのガーデン』の勉強会

快晴の火曜日のニューヨーク。こんなに晴れているのに、午後4時から雨になる可能性が高いみたいですので、お出かけの際には折り畳み傘を携行した方が良さそうです。

今日はニューヨーク州の投票日。日本国籍である私達には全然関係ないので、最近You Tubeを見ていると差し挟まれる「No!と投票を」とか訴える動画を真面目に見ていませんでしたが。どうやらニューヨーク州憲法の変更をするかどうか、等を問う州民投票ということらしいです。自然保護地区に安全の為に柵を設けるとかいう変更を、州議会の承認を得ずにできるようにするとか割と細かい問題にも賛否を投じることができるとの事。今日のボランティアでは、パートナーさんが遅れてくるかもしれません。
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さて、今回は昨晩開催されたパネルディスカッション『PANEL: ELEVATING THE NATURE OF MODERN LANDSCAPES』の前に開催された勉強会の感想です。
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2017年10月、1か月の間ハイラインの南端にある林のようなセクション(ウッドランド)に着目して、特別ツアーをしたり、植物を説明する無料のパンフレットを配ったり、普段は設置されていない植物の説明板を掲出していたりとセレブレーションをしていたハイライン。

残念ながら四季の移ろいを見ることができる動画の上映会には体調が悪くて足を運べませんでしたが。2017年11月6日(月)に開催されたパネルディスカッションは参加することができました。
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開場は5番街にある『New School』。初めて足を踏み入れましたが、立派な校舎です。

幸運な事にパネルディスカッションが始まる1時間前である午後6時から行われた、パネリストによる勉強会にも招待して頂きました。勉強会では、学問として園芸を学んでいる学生さんや、既にブルックリン・ブリッジ・パークやブルックリン植物園で活躍されている園芸家の方々を前に、パネリストの方達が、『どうやって今の仕事に辿り着いたのか』という事を話されました。
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パネリストは、ハイラインのガーデンデザインをされたオランダ人デザイナーのPiet Oudolf氏、フィラデルディアをベースに活躍するランドスケープデザインに関するコンサルタント事務所を経営し、ウドルフ氏と共著してハイラインのガーデンに関する本を今年発表したRick Darke氏、ブルックリン・ブリッジ・パークで園芸部門を取り仕切っているRebecca McMackin氏。そして司会者は、ハイラインの園芸部門の責任者であるAndi Pettis氏でした。

1時間だけの親密な懇談会みたいなスタイルでのイベント。聞いていて意外に思ったのが、全てのパネリストが自分が園芸家になるなんて夢にも思っていなかったこと。
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ウドルフ氏は、「両親はバーを経営していたので、全然植物と触れ合わないで育った。そのまま自分も飲食店で働く世界へ。でも結婚を機に収入を増やそうと、パートタイムでクリスマスツリーを育て、販売するホームセンターのような場所で働き始めたのが25歳の時。それを機に販売されている植物に興味を持って、自分で本を購入して独学で名前を覚え始め。そうこうしている内に、クリスマスツリーを生育する部門に異動を命じられたことを機に植物を育てることにも興味を持ち始め。奥さんと家を購入したいと考えて、個人から委託を受けて庭をデザイン・造成する小さな会社を興した。それが独学だった故に新しい発想・デザインであると初めて作った小さな庭なのに注目を浴び。ラジオでガーデニングに関する相談に応える仕事をしていた際に知り合ったイギリス人の園芸家に声を掛け、パートナーとなった事でより広範な人脈を生み、現在の様に大きなプロジェクトも任されることになった」と。
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デレク氏も、「仕事が続かず悩んでいた時に、仲の良かった両親がコネチカットの大学であなたが好きそうなコースがあったから申し込んでおいたよと言われて、5週間の園芸のクラスで学んだことがきっかけ。そこからも、園芸家のフィールドで自分に合う仕事を見つけられず職を転々としていたが、ある人に「生えている植物のカタログを作るのを手伝ってくれ」と言われたことがきっかけで、自分は自然や植物そのものを観察することに興味があることに気付けた」と話してくださり。
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マクイン氏も、「私も園芸家になるまでバーテンダーやドライクリーニングの店員等、職を転々としていました。現在の職に就けたのも、たまたま園芸家を養成するコースがブルックリン植物園で教えられている事を知り、受講したから。そこから植物のデータ入力やカタログ作り等を依頼されて園芸の世界に足を踏み入れるも、事務仕事ばかりで全然興味を持てず。そんな時、園芸家として働いている友達から仕事の手伝いを依頼されて、環境に配慮したガーデニングという考え方を知り。のめり込んで勉強したり、仕事をしたりしている内に、現在の職を得ることができた」と仰いました。
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皆さん、とても遅咲きですよね?でも本当に情熱を持っていることが感じられました。迷い、彷徨った末に辿り着いた本当に好きなこと。それを仕事にできた喜びに満ちている気がしました。

受講者の殆どが生徒さん、もしくはこれからもっと園芸家としてフィールドで活躍したい若い人達だったので、パネリストからも積極的に質問したりしてさながらクラスの様でした。学問としての園芸の存在を改めて認識するとともに、社会的責任を負う、重要性がいや増している専門分野であるにも関わらず、教育の機会が限られている現状に改めて問題意識を持ちました。
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Q&Aの時間に、生徒さんから「デザインや細かい事は置いておいて。未来の園芸家たちに何を求めますか?」という質問が。それに対し「緑は綺麗でしょ?よく手入れされているでしょ?庭を見ると安らぐでしょ?という時代は直ぐに終わりを告げると思う。現在の環境の変化を鑑みると、近い将来資源が今より大切になって、各部門が資源を奪い合う日が訪れると思う。そうなると、コストとリターンの考え方が強まると思う。結果として、園芸家も庭やパブリックスペース、公園の必要性と有用性を、きちんと実証することが求められると思う。只綺麗、デザインが斬新だ、というだけでは通用しなくなる。何故大切な資源をわざわざ公園やパブリックスペースに割くべきなのか、きちんと説明できねばならないし、実際にスペースを設計する際には、より少ない水で育ち、より少ない経費で維持でき、ゴミを削減して環境への負担を減らし、人々が安らぐという以外の効果(雨水を溜められるので都市洪水を抑制できる、等)を実証できる。そういう切り口と実行できる知識、説明力が求められると思う」とデレク氏が仰っていたのが、強く印象に残っています。
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ハイラインのパティス氏も、「社会がガーデンに求める物が多様化している。綺麗で心安らぐだけではなく、エコシステムに貢献すること、なるべく有機的に管理されること、環境に負荷を掛けないこと、人と自然の架け橋になること。これからの園芸家には、植物の知識だけでなく、一般的な科学の知識、エコシステムへの理解、社会問題へのアンテナ等、幅広い知見が求められる」と発言されていました。
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私も日本でも、高校・大学を過ごしたアメリカでも園芸・植物に関して、専門的な学問を身に着ける機会が殆どなかったと認識しています。生物のクラス位?園芸家というと趣味を連想していましたし。職業としては、庭師など職人さんのイメージを持っていました。

これから益々大事になってくる分野であるにも関わらず、アメリカにおいても教育の過程から園芸がもっと消えつつあると、昨晩のパネリストの方々は危機感を抱いてらっしゃいました。これから世界中で、職業としての園芸家を育てる動きが本格化することを心から願った1時間でした。
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少人数だから可能だったのでしょうが、特典として参加者全員にウドルフ氏とデレク氏が共著した『Gardens of the High Line: Elevating the Nature of Modern Landscapes』がプレゼントされました。購入するつもりだったのですが買いそびれていた本なので、非常に嬉しかったです。感謝、感謝。しっかり読みます。

パネルディスカッションについては、明日感想を記します。

2017年11月 6日 (月)

ブライアントパークのウィンターヴィレッジ2017

曇っている月曜日のニューヨーク。今日は午前10時~午後5時の間、雨が降ったり止んだりする予報。昨日よりは強く降りそうです。最高気温は19℃。昨日はコートを着るとちょっと温かく感じましたが、同じ位でしょうか。今日は用事が立て込んでいて動き回るのですが、雨に濡れて風邪をぶり返さないように気を付けたいです。

トランプ大統領がアジア各国を歴訪することは殆どマスコミに報じられていませんでしたが、流石に金曜日辺りからラジオでも取り上げています。昨日のトップニュースは日本との会談だろうと思っていたら、テキサスで銃撃事件が起こり、今朝はそのニュースでもちきりです。日本のニュースも少しは流れるのですが、銃規制についてのスピーチの方が大きく取り上げられています。

昨日のマンハッタンは物凄い警戒の仕方でした。自動小銃を持って巡回する警察官が主要駅周りに溢れかえり、一定時間各交叉点に立って警戒していました。お蔭で何もなかったですし、有難いと思うべきなのですが、近くを通る時は緊張します。武器って見るだけで体が緊張するんですよね、本能的に。

1日事件が起きることを心配して、普段よりニュースをこまめにチェックしていたら知ったテキサスの小さな町の教会で起きた乱射事件。26人もの犠牲者が出ました。アメリカに変わって欲しいと切に思います。
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さて、今回は今年もブライアントパーク(Bryant Park)にオープンしたウィンターヴィレッジ(Winter Village)です。
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ブライアントパークは42丁目の5番街と6番街の間、ニューヨーク公共図書館の直ぐ西側に位置する市民の憩いの場。毎年ホリデーシーズンになるとウィンターヴィレッジが登場し、ニューヨーカー達も用事は無くとも1度はホリデー気分を味わいに足を運ぶような場所となっています。
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ウィンターヴィレッジは、スケートリンクを中心に、周りを囲むホリデーショップの数々、カフェ、企業の新商品の紹介やプロモーションなどが行われるイベントスペース等がある空間。まだ日付は確定していないようですが、クリスマスが近づくと大きなツリーも登場し、点灯式が華々しく開催されます。
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現時点ではまだツリーは登場しておらず、無料のスケートリンク(スケート靴などをレンタルする場合は有料)、ホリデーショップおよびリンク脇のカフェが登場しています。
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毎年このホリデー村が登場すると年末に向けてやらねばらならない事が頭をよぎって焦るのですが、同時に非常に楽しみにしてもいます。移動の為に通り抜けるだけでも、何となく心が浮き立つ心持になるものです。
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今年も夫が用事に出掛けるのについていって、2人でコーヒーを飲んで散歩してきました。去年と同じようなお店が多いものの、やっぱり少しずつ変わってもいて。今年はより一層飲食の屋台が充実している印象かも。
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飲食のショップは南側に大方集められていますので、観光のついでにホリデー気分に浸りながら軽く食事を済ませたい場合は、南側に足を運ぶと良さそうです。ビール&おつまみ、ロシア風餃子、韓国風丼、ラクレット、アレッパ、クレープ、中華、ドーナッツ、アップルサイダー&アップルサイダードーナッツ、グルメドック等々一通りの物は揃っている印象でした。
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ショップも、チョコレート(マックスブレナーやマリベル、フェアトレードが売りのチョコ屋さん等)、紅茶&ハーブティー、アクセサリー、革製品、ガラス製品、クリスマスオーナメント、ニューヨークの風景画、手袋や帽子等の防寒製品、バス用品、ペット用品、靴下、ランプ、ガラス製のツリー、等々プレゼントだけでなくお土産も見つけられそうなお店が揃っています。
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ブライアントパークのショップも出店しています。ブライアントパークの絵葉書、ホリデーカード、マグネット、キッチンタオル、マグカップ等が揃います。お土産にピッタリかも。私にとっても思い出深い大好きな公園なので、マグネットを購入しようか検討中です。

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近年はネタが尽きて弱り果てている職場用のお土産に、Give Thanksと感謝祭に因んでパッケージに書かれているチョコレート詰め合わせを見つけて購入しました。マックスブレナーはアメリカのメーカーではないですが…。個別包装もされていないので、申し訳なくもありますが。ごめんなさい。本当に適当な物が見つかりません。
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これから夫と気分転換にちょっとコーヒーブレイクに行ったりと、何かとお世話になるつもりです。そしてツリーが登場するのを楽しみにしています。
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お子様がいらっしゃる方は、土曜日に読み聞かせも行われるようです。サンタさんと一緒に写真が撮れたりもするみたいなので、チェックされると良い思い出になるかも。
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ホリデーショップは2018年1月2日までの営業ですが、スケートリンクは来年の3月4日までオープンしています。
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2017年11月 5日 (日)

2017年11月第1週のセントラルパーク

盛大に曇っている日曜日のニューヨーク。とは言え今日は1日雨は殆ど降らない予報で、最高気温は18℃。時間が遅くなるにつれ気温が上がり、明日は雨の予報です。マラソンランナーの方達の為にも、雨が降らず天気がもちますように。

今日から時計の針が1時間戻る訳ですが、そんなに直ぐに体が慣れる訳でもないのでいつも通り午前6時(今日からは5時)に目が覚めてしまいました。暫く体が時差ボケになりそうです。今週は予定が目白押しなので、何とか体調を戻して乗り切りたいと切に願っています。皆様も気温の上下が激しかったり、月曜日から雨だったりと体調を崩し易い陽気ですが、元気でお過ごしください。
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さて、今回はニューヨークマラソンを翌日に控えたセントラルパークの様子をご紹介します。
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本調子ではないものの、やっと部屋を出ることができた土曜日。リハビリを兼ねてのんびりとセントラルパークを散歩してきました。
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ニューヨークマラソンを翌日に控え、ゴール近くには各国の国旗が並べられています。

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日本の国旗も勿論あります。

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皆さん、自国の国旗の前で記念撮影されていました。

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セキュリティーポイントも設けられていました。今日は事故や事件なく無事に終わりますように。

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見事…というには程遠い感じですが、先週よりは大分秋の風情に。

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ザ・モールの入り口付近は、枯葉が積もって晩秋の風情。

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有名な並木道であるザ・モールも黄色っぽく。

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ベセスダテラスの周りもやっと紅葉してきました。

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ザ・レイクの周りも、黄色や赤の木がチラホラ。

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婚約や結婚記念の撮影をする人を多く見掛けました。

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ボウブリッジからの景色。

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ボウブリッジ周辺は紅葉する木が多い場所でもあり、特に人が多かったです。

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ボウブリッジを北側に渡ると、ランブル(ramble:ブラブラと散歩すること。)と呼ばれる林。名前に相応しく細い小道が林の中をくねくねと存在しています。今回はとっても清々しい針葉樹っぽい香りがしてリフレッシュできました。

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ランブルに入るとベセスダテラスの喧騒な嘘の様です。

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ランブルの中は小川が流れていたり…

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人口密度が低い小道が続いたりで心休まります。

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ベルヴェデーレ城からの眺めは、あまり秋らしくないかもしれません。

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でもベルヴェデーレ城近くの小道はご覧の通り。

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ベルヴェデーレ城を望む景色。写真ではよく見えませんが、低木がレンガ色に色付いて綺麗でした。

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よく晴れた日のセントラルパークに行くと、何故か皆さん幸福そうに見えて、こちらも幸せな気分になります。

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2017年11月 4日 (土)

雑誌『New York』の50周年記念号

今日で夏時間も終わりな土曜日のニューヨーク。今日は1日曇り時々晴れの予報で、最高気温は14℃。今日からは秋らしい陽気になるとの事。明日は雨の予報でしたが、どうやら日中は天気がもちそう?降っても小雨みたいなので、散歩位ならできそうです。

明日から冬時間が始まるので、今晩寝る前か明日朝いちばんで時計の針を一時間戻す(その名もFall Back)時がやってきました。春と違い1時間得するので良いようなものですが、今年もラジオで如何に夏時間・冬時間の調整が人体に悪影響を与えるかというトピックで議論をしていました。毎年出る議論ですよね。とうとう確かマサチューセッツ州の市が「我々だけでも夏時間を廃止しよう」と言い出したとか。何故廃止できないんでしょう。
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さて、今回は2017年10月16日~29日発売の雑誌『New York Magazine’s 50th Anniversary Issue』の感想です。
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雑誌『New York』は、隔週で発売される生活情報誌。幅広く政治、経済、レジャー、ショッピング、レストラン、カルチャー等を取り扱う雑誌。昔はニューヨーク市の話題が中心だったそうですが、今は少しアメリカ全体を意識した記事が増えているとのこと(個人的にはあまりそんな印象がありませんでしたが…今でもニューヨーク中心の印象を持っています)。

このブログには偶に登場するのでご存知かと思いますが、我が家は雑誌『New Yorker』を購読しています。しかしながら、最近は眩暈やらに悩まされて文字を読むのが難しいことが多く、購読している雑誌でさえ読むことがままならず、手つかずで積み上がりがち。とても他の雑誌まで手が出ません。
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しかし何故か知りませんが、数年前『New York』が3か月間の無料お試し期間と銘打って勝手に送付されてきた期間がありました。無料ならいっか、と受け取り続け、折角だからと目を通して初めて思っていたよりも真面目な雑誌であると知りました(もっとTime Out New Yorkみたいなレジャーやカルチャー中心の内容だと思っていました)。

ライバルである『New Yorker』に比べて、四角四面していない、大胆なスタンスを売りにしている雑誌という事らしいのですが、そうは言っても政治・経済など考えさせられる記事も多く。そんな時間は無いので最後には諦めましたが、購読しようかと検討した位には面白かったのです。
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でも、最近は文章を読む時間を取れず、すっかりNew Yorkの事は忘れ去って暮らしていました。家に届く新聞とNew Yorkerだって読めないのに…。

そんな時、ウィーンに住む友人から「New Yorkの50周年記念号が発売されてるの!私の分を買っておいてくれない?」と連絡が。体調が回復してからニューススタンドに足を運んだら既に姿を消していて焦ったのですが、ファーマシーの雑誌売り場にまだ残っているのを無事捕獲。折角なので自分の分も購入して、今週ベッドに臥せっている間に読んでいました。
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50周年記念号に相応しく、表紙はAlex Katz氏というアーティストが2017年10月9日に地下鉄CラインとBラインに乗車し、地下鉄に乗り合わせたニューヨーカーを素描したもの。これは90歳になるアーティストが、まだクーパーズユニオンにあるニュースクールで美術学生だった1940年頃、練習の為に地下鉄でスケッチをしていた。その事をこの機に再現し、乗車している人々が変わっているか感じてもらうという企画だったそう。中にも数枚彼のスケッチが挟まれていて豪華です。
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他にも、有名人が昔住んでいたアパートに戻り、現在の住人と対話する企画や。地下鉄に偶々乗り合わせた乗客に片っ端からインタビューする企画。まだ危なく、暗く、でももっと刺激的だった頃のニューヨークの写真をコメント共に紹介する企画、等なかなか読みごたえのある内容でした。

中でも個人的に好きだったのか、「My New York」のエッセイ。私は人それぞれの中に存在するその人のニューヨークについて読んだり、聞いたりするのが凄く好きなのです。
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一番心に残ったのは、美術館のキュレターをしている黒人女性の言葉。彼女は小学生の時に黒人の女性がメトロポリタン美術館でキュレターをしている事実を知り、自分もそんな風になりたいと強い憧れを抱いたそう。それからは、暇さえあれば美術館に足を運び、学生時代はMETでインターンを。憧れの女性に遭えるのではと日々ドキドキしていたものの全然見掛けることも無く。
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それでも夢に邁進し、小さな美術館のキュレターとして就職することに成功。その後、参加したアート関係者の集まったパーティーで初めて憧れの女性に会い。「ずっと憧れていたんです」と今までの経緯を話したら、彼女は一言「なんだって、電話しなかったのよ?」と答えたというのです。

「Why didn't you just call me?」言われてみれば簡単なことですが、そんな事考えたこともなかったので目から鱗が落ちました。そして、そういう行動力というか、楽観性というか、いい意味での厚かましさというか、自信というかがある人の方が、世の中絶対的に成功しやすいんだよな~と改めて思った次第です。
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この雑誌は記念に手元に残しておこうと思います。

2017年11月 3日 (金)

ハドソンリバー・パークの秋

まだ真っ暗な金曜日のニューヨーク。今日は1日晴れて暖かくなる予報。昨日も相当暑かったですが、今日も最高気温は23℃まで上がる予報です。湿度も高いのでムシムシしそう。夜は気温が下がるようなので、体温調整ができる格好で出掛けた方が良さそうです。

火曜日の事件以降閉鎖されていた自転車道が昨日再開されたそうです。車道との間に巨大なコンクリートブロックが設置されたとの事。ブロードウェイなど主要な道路にある歩行者天国部分には、さり気なく壁のようなものがデザインされて次々設置されていますが。全ての歩道に高い壁を設置する訳にもいきませんし、防ぎようもないでしょうし、市長が言うように粛々と日常を過ごす以外にやることもなさそうです。

そんな中、週末のニューヨークマラソンに向けてニューヨーク市警は過去最高数のサンドバッグを各所に設置して、ランナーを車両から守る措置を取っているそうです。何事も起こらず無事にマラソンが終わりますように。

ニューヨークマラソンを祝してか、セントラルパークのチェリーヒル近くで今晩午後6時半頃花火が打ち上げられるそうです。マラソンを走られる方は気分が盛り上がるかも。
Notification issued 11/2/17 at 7:54 PM. Correction: There will be a fireworks display near Cherry Hill in Central Park (MN) tomorrow, 11/3 at approximately 6:30 PM.
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さて、今回は秋になり木々が色付いたハドソンリバー・パーク(Hudson River Park)の風景をお届けします。
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頻繁にコンポストを出しに足を運ぶハドソンリバー・パーク。先週一気に木々が色付きました。

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毎朝、落ち葉を掃き集めている人がいます。

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この写真ではよく分かりませんが、対岸のNJ側も少し紅葉しています。

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日が当たっていないと色が写りませんが、影の部分の木々は赤く染まっています。

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ハドソンヤードの建設ラッシュ。これでもまだ計画の半分が進んでいるところ。全てが完成するのは2025年の予定です。

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秋草は既に実を結んでいます。その割にはまだくしゃみが止まりませんが…。

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平日の朝は人も少なく快適な散歩道。

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ここでも落ち葉を掃除する人達がいました。ハドソンリバー・パークも手入れが行き届いたパブリックスペースです。

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ピアの並木も紅葉し始めてました。

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写真には写せませんが、子供達が集まって芝生で運動していました。平和な風景です。

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暖かかったせいか、まだまだ薔薇が咲いています。

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チェルシーピアの花壇は相変わらず華やか。

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チェルシーの周辺は有名建築家のビルが沢山あって、建築に興味がある方には楽しい散歩道です。

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チェルシーを過ぎるとワン・ワールドトレードセンターが見えます。

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この日ハドソンリバー・パークからウエストヴィレッジに出るために、ウエストサイド・ハイウェイを渡るべく信号待ちをしていたら、青になって渡り始めた瞬間に目の前のバンにトラックが突っ込んで非常に慌てました。マンハッタンに暮らしていると交通事故現場は割と目撃するのですが、今回は目の前での事故だったのでとても焦りました。すわ警察に電話か、いや先ず運転手の為に救急車を要請すべきかと状況を確認すると。2台とも運転手さんは直ぐに外に出てきて自分で電話を始めたので、胸をなでおろしました。

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2017年11月 2日 (木)

最近の街角風景

曇っている木曜日のニューヨーク。今日は1日曇りの予報で、降水確率は30%。でもお蔭で少し寒さが和らぎそうです。

相変わらず火曜日に起きたテロとみられる事件が大きく取り上げられ、今週末のニューヨークマラソンに向けて警備が強化されているようです。が、私はどうにもこうにも体調が回復せず臥せってばかり。家事を少しやっては休み、やっては眠りで、全然ニュースもフォローできていません。少し動くと熱がぶり返してしまうし、でも動かない訳にもいかないしで困っています。そんな訳で、今回もさっさと本題です。
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さて、今回は秋らしくなってきたニューヨークの街角風景をお届けします。
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マンハッタンは夕焼けや夕日が一年を通じて楽しめますが、秋は特に綺麗な日が多いと感じます。

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夕焼けという意味では、少し曇っていたりする方が綺麗だったり。大雨の後急に晴れた時も綺麗な夕焼けが楽しめます。

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コロンバスサークルは、多くのタクシーが行き交い、セントラルパークの緑も楽しめる、ある意味ニューヨークらしい景色。

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リンカーンセンターは夜訪れると雰囲気が味わえます。

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映画に登場した有名な噴水も夜の方が綺麗な写真が撮れる気がします。

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マンハッタンは地域ごとに全然違った文化が楽しめるのも魅力。アッパーウエストは古い建物も多く、落ち着いた地域。でもアッパーイースト程お高くとまった感じがしないと個人的には感じています。

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飲み屋の雰囲気も全然違います。かつてアッパーウエストに住んでいた友人は今でもこの辺りを懐かしんでいます。我々はウエストヴィレッジを一番懐かしく思いそう。

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今年はクリストファーパークにジャック・オー・ランタンが無かったのでボランティアの方に質問したら、「あのカボチャは近くにあるレストランが自分達で削って作り終わった物を無料でくれるのよ。今年はもしかしたら10月30日(月)に貰えるかもしれないの」と仰っており、見に行くのを楽しみにしていたのですが。体調を崩して外出できず見損ないました。残念…。

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ワシントンスクエア・パークにあった不思議な木の実。

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ペンシルヴァニア駅には、新たにフードホール『The Pennsy』が登場。前の通りが歩行者天国になり、爆音で音楽が流され、人々が寛いでいました。

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暖かい季節のみ営業しているハイラインの屋台。既にフード系は姿を消してしまいましたが、10月には秋の特別メニューを展開していました。食べると大して美味しいと思わないのに、何故かパンプキンと言われると試したくなる私は、思わずMeltのJack(モラセス(糖蜜)クッキー&パンプキンアイスクリームのサンドイッチ)をランチ代わりに購入。秋を感じました。

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秋は夕日を見にハドソン川沿いを散歩する機会も増えます。

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それなので、火曜日に起こったトラックがサイクリング&散歩道に突っ込んで犠牲者が出た事件は他人事でなく。

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街中が燃えるような夕焼けに包まれます。

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ハイラインのアートの隙間からも綺麗な夕焼けが眺められます。

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ロックフェラーセンターのスケートリンクも登場。

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チャネルガーデンズの菊も満開に。

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ミッドタウンイーストのパブリックスペースも、菊と落ち葉で秋らしい風情。

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2017年11月 1日 (水)

無事です

ローワーウエストのハドソン川沿いで事件が起こりました。幸いなことに夫は仕事、私は体調を崩して1日ベッドで臥せっていたので2人とも無事でした。今のところ友人・知人も巻き込まれたという報は無く、個人としてはほっとしています。犠牲者とそのご家族は本当にお気の毒ですが…。

以下、ニューヨーク市から送信された安否確認情報と在ニューヨーク日本領事館から届いた緊急情報を添付致します。皆様の大切な方が無事ですように。
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【緊急】ロウアーマンハッタンにおける車両突入事件の発生

○ 31日,ニューヨーク市ロウアー・マンハッタン地区で、車両突入事件が発生し,複数の死傷者が発生した模様です。在留邦人及び旅行者の皆様で本件事故に巻き込まれた等の情報をお持ちの方は当館領事部212-371-8222までご連絡ください。

当地報道によれば、31日15時頃(当地時間)、ニューヨーク市ロウアー・マンハッタン地区で,トラックが歩行者に突っ込み,複数の死傷者が発生した模様です。また,銃撃事件が起きたとの報道もあります。 なお,警察当局者の話として,容疑者は既に拘束されていると報道されています。

邦人の方で本件事故に巻き込まれた等の情報をお持ちの方は当館領事部212-371-8222までご連絡ください。
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■ 本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■ 在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html 
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Notification issued on 10/31/17 at 4:50 PM. The New York City Unified Victim Identification System (UVIS) has been activated in response to the vehicle incident near West Street and Chambers Street in Lower Manhattan. If you are concerned about the welfare of someone who may have been affected by the event and are unable to contact them, please call 311. From outside of NYC, you may call (212) 639-9675.


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