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2018年3月

2018年3月31日 (土)

タリンのストリートアートと夜景

久し振りに青空が広がった土曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ。降水確率は0%ですし、最高気温は12℃まで上がるようですので、お散歩日和となりそうです。

昨日の日没から過越(Passover)が始まりました。今日からユダヤ人の方々はカーシェールの食べ物(Kosher food)を食べて、先人の苦難を想って過ごすようです。「春分の日の後の最初の満月の日」に祝われるということで毎年日付が変わりますが、今年はイースターと1日違いとニューヨークはフェスティブな空気に包まれています。金曜日からぐっと観光客も増えましたし、皆さん春休みなんだなーという感じです。
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さて、今回はタリンの旧市街以外の街角風景とストリートアートをお届けします。その間にガイドさんから聞いてへぇ~っと思った、エストニアの備忘録も記します。
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タリンは寒くて長い冬が続くせいか、屋内にお店や屋台が集まっているデパートやショッピングモール、市場が多かったです。これは中央駅前にあったバルティ市場の案内板(?)。

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市場DEPOO およびテリスキヴィ・クリエイティブ・シティ を結ぶReisijate streetは、ガラーンとした工業っぽい風景と、ストリートアート、そして新しい建物が楽しめるお勧めの散歩道。

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線路沿いに続く長い塀に落書きがされていたり…

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ストリートアートも豊富に見られます。ガイドさんによるとタリンではストリートアートはまだまだ市民権を得ていないとの事。大方の落書きは10代の若者のストレス発散とか悪戯なのだとか。

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エストニアと言えばの黒パン。特に美味しいと地元の人達お勧めだったパン屋『Muhu Pagarid』。朝ごはんやお土産にこのお店の黒パンを食べていました。私達はバルティ市場の店舗で購入していましたが、テレスキヴィ・クリエイティブ・シティーにも店舗があります。

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ふとっちょのマルガレータの塔を出た辺りは凄く殺風景。ソビエト時代の雰囲気かな?

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新市街の山の手寄り辺りは大使館や政府関連の建物が多く整然としていましたが…

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唐突に銅像が置かれているのが目につきました。お店の前のベンチに座っていたりとか。

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新市街から旧市街に入ったばかりの辺りには、高級店が並んでいたりもしました。

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旧市街には少しだけ、あまり目立たないような場所にストリートアートが。

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私達がタリンを発つ日は聖パトリックの祝日でした。その前祝か、聖パトリックの祝日の前日の夜、ピック通りで小さなパレードを発見。皆さんワンちゃんに緑のバンダナを巻いて、小さなアイルランド国旗を持って、これからパレードしようかという感じでした。アイルランド系住民は少なそうですね。パレードがあるだけでも驚きですけども。

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夜のタリンは旧市街は中世っぽさが増す気がしました。

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夜カラマヤ地区を歩くのは注意が必要そうでしたが、旧市街の主な通りであれば安全そうでした。

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夏はクルーズ船でタリンを訪れる人がひっきりなしで、旧市街は大混雑だと読んだのが、3月に訪れた理由の1つだったのですが。ガイドさんに聞いてみると「タリンの旧市街は、他の都市とは違って、今でも地元の人が住んでいるし、私達が夜遊びするスポットでもあり続けてるんです。だから観光客目当てっていうだけでなく、実際に地元の人も行く美味しいレストランや若者がつるむバーなんかも旧市街に多い。だから真夏の観光客が一番多い季節でも、ラエコヤ広場とかいくつかの場所を避ければ別に快適に過ごせますよ。あと、クルーズ船の人達は午後4時には完璧に街から姿を消すので、午後2時以降であれば旧市街の殆どのお店も空きます。私達は旧市街で安いディナーを食べて、その後3軒くらいバーを梯子して遊んでます」とのことでした。もっと観光地化していると思っていたので意外でした。

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その他ガイドさんが語ってくれた話としては、エストニアは小国で国民の数が少ないため語学に力を入れているということ。実際、ガイドさん達は学生さんや20代の若者でしたが、英語がペラペラ。店に入っても、若い店員さん達は英語で問題なくコミュニケーションが取れました。

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一方で、帰りの空港まで送ってもらったUBERの運転手さんやスーパーのレジをしていた人達等、独立前に教育を受けた人達は英語が全くできないようでした。

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教育を終えるまでに英語+2つの外国語を身に着ける若い世代と、英語が全くできないその前の世代。世代間のギャップがとても大きそうだったので、これから国を運営していくうえで大変そうという印象を受けました。

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タリンではあまり分りませんでしたが、エストニアには約30%のロシア系住民が住んでいます。

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特に北にある町ナルヴァでは、住民の約90%がロシア系住民。ロシアに実際に行かずにロシアの雰囲気を味わいたい人達が日帰りで旅行するのだそう。ナルヴァに行ったら、店で買い物するにも何するにもロシア語しか通じないため、エストニア人の殆どの人が簡単なロシア語での会話ができるとの事でした。

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エストニアに旅行する前に聴いていたポッドキャストでは、「ロシア系住民の中には現在でもエストニアはロシアの一部であると考え、昔の様にロシアの一部に復帰することを願い続けている人がいる」という話も出ていて、悲願の独立を果たしたエストニア住民との間に静かな軋轢があるようでした。

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ツアーガイドさん達が、結構はっきりとお土産物屋さんで売られているマトリョーシカ人形に苦言を呈していたのに驚きましたし。

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エストニアでは、先進各国で蔓延しているポリティカル・コレクトネスがまだ定着していないのかもと驚いたり、新鮮に感じたり、考えさせられたりしました。

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もう一つ興味深かったのが、宗教について。ポッドキャストでは「ソビエト時代、宗教は建前上は禁止されていなかったものの、実際には教会に行っているのが見つかると大学に進学できなかったり、就職ができなかったりしたので、殆どの人が教会に行かなくなった。その為、ソビエト時代以降に生まれた若い人達は、信仰心を持っていない。」と言っていました。

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でもガイドさんは「エストニアの約70%以上が信仰する宗教は無いと回答しています。が、しかしそれは全くスピリチュアルな物を信じていないというのと同義ではありません。若い人達でも、いまだに夏至祭りを祝う人達が殆どで、夏至の日はタリンの街中はガラーンとして人がいなくなります。なぜならば郊外に出て、人々は大きなかがり火を囲んでお祝いをするからです。どちらかと言うと土着的な、自然信仰のような、キリスト教以前からの魂の存在を信じるような、宗教観を持っていると言えます」と説明されていました。なんだか日本に似ていませんか?

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PikkとOlevimagi通りが交差するところでしょうか?小さなスクエアがあって、そこに本屋がありました。その一角が非常に魅力的で、通り抜けるのが楽しみでした。本屋さんは古本を扱っていて、日本語や英語の本も少しだけありました。古い絵葉書も販売していました。

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スケートリンクの周りは綺麗にライトアップされるので夜の散歩にお勧めです。

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不思議な色にライトアップされているお土産物屋さんが多かったです。

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ヴィル門とヴィル通りも夜ライトアップされると綺麗だったスポット。

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タリンの旧市街は中世(13世紀)~現在までの幅広い年代の色んな建築様式が残っている面白い街並み。それでも時代に応じて変わってきた訳で、昔の構造物の跡が展示されていたりもします。地下道のツアーも乗ってみたかったのですが、今回は果たせず。

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ガイドさんによるとエストニア人はシャイな性質の国民性で知られているのだとか。広めのパーソナルスペースが必要で、仲良くなるのに時間が掛る。でも一回懐に入れた人は生涯の友となるとのこと。

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また言葉にするのが苦手で、気持ちを言葉にして伝えることが少ないそう。国民性を表す逸話として「ある男性が自分の奥さんを好きで好きでたまらなかったので、もう少しで愛してると告げるところでした」という冗談が語られていました。なんだか日本人に似ていませんか?

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聖カタリナ通りは夜通ってもムード満点。

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2018年3月30日 (金)

タリンの旧市街の街並み

今にも降り出しそうな金曜日のニューヨーク。今日の予報は雨。夜まで降ったり止んだりの天気みたいなので、濡れないようにお気をつけください。昨日は予報で思っていたよりも降りましたね。しかも結構寒くて、ニット帽と手袋を忘れたことを後悔しました。本日の最高気温は13℃。でも油断しない方がいいかもしれません。

最近調子が悪かったりで、ボランティアの研修に何回も参加しそびれた為、昨日は心配したボランティア仲間からメールが届いていました。駄目だなぁ…と反省して、また研修をしっかり受けて勉強しなきゃと思いつつ、本日も頭痛やらに悩まされています。毎年冬から春にかけては特に体調が悪くなるんですよね…。ネットで調べていると、医者に行くと問題ないと言われるのに、いつも調子が悪いという症状で困っている人が多い事に気付きます。原因も千差万別なのでしょうが、ネットも発達してきたのですから、何か改善する方法が見つかると良いのに…と思います。
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さて、連日内容の無い備忘録が続いて申し訳ありませんが、今回もエストニアの首都タリンにあるユネスコ世界遺産に登録されている旧市街の備忘録です。
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今までは観光名所や城壁等の風景を記してきましたが、今回は街並みです。旧市街はなんてことない通りでも絵になるので、通り抜けているだけでも楽しめました。眺めて街の雰囲気を味わってくだされば。
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先ずは宿泊したアパートがあったので、歩く機会が多かったPIKK(Longの意)通り。

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ピック通りは、旧市街の中でも一番古い通りで名前の通り一番長い通りでもあるとの事。聖オレフ教会や…

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マジパン部屋・・・

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大ギルド会館等の観光名所もピック通り沿いにあるので移動でもよく使う道です。

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ピック通りの北、ふとっちょのマルガレータの砲塔の手前に有名な三姉妹ホテルがあります。中世の商人の屋敷3つを繋げて改装したブティックホテルで、イギリスの女王陛下が宿泊されたとか。最上階に倉庫があった為、滑車で荷物を吊り上げていた名残の柱が三角屋根近くに残っているのが歴史を感じさせます。

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お次はヴィル門が見えて綺麗なヴィル通り

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Visit Tallinnではショッピングストリートとして紹介されています。クリスマスの飾りが残っていたのか、雪の結晶のような銀色のキラキラとした飾り付けが綺麗でしたが、最終日には片付けられていました。

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観光名所の1つである聖カタリナ通りは、セーターの壁から直ぐの場所にあります。

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陶芸・帽子・キルト・吹きガラス等の工房が軒を連ねていましたが、必要な物も無かったので入店はしませんでした。しかし中世の墓石がはめ込まれた壁等趣があり、通り抜けるだけでも価値があります。

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聖カタリナ通りから直ぐの場所にある職人たちの中庭

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有名なショコラティエがカフェを出しているので、暖かい季節には庭で休憩できるようですが、3月は静かでした。私達はチョコレートは食べませんでしたが、雰囲気を味わうだけでも足を運ぶ価値があると思います。

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個人的にはこの一角に店を構えていた、地元のアーティスト4人が其々の作品を持ち寄って持ち回りで店番をしているという小物屋さんがタリンで一番印象に残っています。可愛い小物が多かったですし、友人の誕生日プレゼントも購入しました。小物好きな方にはお勧めです。

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ラエコヤ広場から市議会薬局の脇の小道に入ると、可愛らしい小物屋さんとお洒落なカフェがある素敵な空間に。

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ラエコヤ広場の傍に建つエストニア風土料理が味わえる名物レストランの傍の裏路地。

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つるべ井戸の広場(Rataskaevu Plats)。中世には実際に使われていて、水を絶やさないために生贄が捧げられていたとか。現在は使われていません。

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タリン旧市街の山の手と下町を繋ぐ2つの道の内、急な階段の道は「短い足」(Lühike Jalg)と呼ばれています。

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ガイドさんによるとこの道の何処かに有名なストリートアートがあるそうなのですが、見つけられませんでした。

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下町と山の手を隔てるゲートは夜間は固く閉ざされていたそう。

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支配者層が外国人だったこともあるのでしょうが、庶民と支配者は反目し合っていたようです。

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現在は両側にお土産物屋やギャラリーが並ぶ観光地です。

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長い足(Pikk Jalg)はなだらかな石畳の道。

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道の名前にちなんでブーツ型の雨どいがあったりします。

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トーンペア地区にある展望台の周りの道は狭くて中世の香りがします。

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鮮やかな扉も目立ちました。

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ラボラトゥーリウミ通り(Laboratooriumi)とライ通り(Lai)の間はソビエト連邦に支配されていた時代の名残が感じられます。ウクライナの教会があったりもしました。

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ライ通りはタリンで一番博物館が多い通り。

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何時の時代の建物かとんと分りませんが、歴史のありそうな建物が並んでいます。

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市議会薬局の窓やライ通りの劇場の窓に沢山のリンゴが飾られていました。由来を調べましたが、全然解りません。その時は気付いてなかったので聞けなかったのですが、ガイドさんに教えてもらえば良かったです。
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ライ通りの裏に1997年にオープンしたというアープンエア劇場があります。夏には劇が観れるそうで、野外劇場が大好きな私はちょっと夏に来れば良かったかなーと思いましたが、エストニア語の劇だったら、どうせ理解できませんよね。

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ピック通りからUUS通りへの抜ける辺りも素敵な街並みでした。

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2018年3月29日 (木)

タリンの旧市街・城壁散策

今にも降りそうな木曜日のニューヨーク。降水確率が15%前後あるので、にわか雨に備えて出掛けた方が安心そうです。最高気温は11℃。明日は雨が降りそうですので、それを踏まえて計画を立てた方が良さそうです。

3月29日~4月7日の間、春休みで移動をする人が多くなるので、通常より余裕を持った行動をするようポートオーソリティーが呼びかけています。特にラガーディア空港は混雑が予想されるそうなので、これから移動をされる方はお気をつけください。そう言えば、明日はグッド・フライデー、土曜日はパスオーバーで日曜日はイースターですね。週末はよく晴れそうなので、イースターの派手な帽子を被ってパレードする人達を眺めに5番街に繰り出したいものです。
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さて、今回はタリン旧市街をクルリと囲う城壁の備忘録です。
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タリンの旧市街を囲う城壁は、13世紀後半、当時タリンを支配していたデンマークの女王マルガレーテの命令によって建築が開始されたとの事。当初は農民の反乱やドイツとの領地争いに備えての防壁だったようです。15世紀以降増築された城壁は、46の塔を有し、周囲4Km もあったそうです。
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現在は20の塔と1.85Kmの城壁が残るのみとなっていますが、観光の中心である旧市街のシンボルの1つとなっています。
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気候が良い時期であれば、城壁の外側にある公園から眺める事が出来ると思うのですが。いかんせん我々が訪れたのは3月。雪や氷で足元がぐちゃぐちゃで、城壁を外側から見るのは難しくかったです。
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加えて冬は空いていない博物館等も多く、また私達がアクティビティーを詰めて本格的に観光するタイプでもないため、タリンカードは元が取れないと判断して購入しませんでした。そのため城壁に登って、上から景色を眺めることも一回もしませんでした。

従って、私達が見た城壁は旧市街の内側を歩いた風景ばかりですので、予めご了承ください。
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ヴィル門から直ぐの城壁に埋め込まれた屋台である『セーターの壁』(Müürivahe Market)。

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エストニアの伝統工芸品であるセーター。ミトン、靴下等を伝統的な衣装をまとったおばあちゃんたちが販売しています。とは言え、冬なので店舗数は少なかった印象です。

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セーターの壁を過ぎると直ぐにヴィル門が見えてきます。

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ヴィル門は14世紀に建築されたもっと複雑な門構造の前門に過ぎないとの事。1880年に交通の便を考慮してその他の構造は撤去され、現在の姿に至るそうです。

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ヴィル門を新市街から眺めると、門の間に尖塔が見える美しい風景が楽します。この景色が一番旧市街の印象的な景色として頭に残っているかもしれません。だからこの構図を模したマグネットをお土産で選んだのかも。

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城壁とは関係ありませんが、ヴィル門を出たところにはフラワーマーケットが並んでいます。

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Visit TallinnのFBで3月15日付で「Guess what’s open again?Tallinn’s famous flower market on Viru street is back on business after renovation works. Looking beautiful! Can’t wait for the warmer weather now to have all the blooms out on display.」という投稿がされていて、丁度目にしたばかりだった私達は「やっぱりフラワーマーケットだったんだね。再オープンしたばかりだったんだ。」と納得したのでした。

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デンマーク王の庭園近くにある城壁は乙女の塔(ネイツィトルン)と呼ばれているのでしょうか?

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旧市街と外界を隔てていた城壁と門の跡があるスール・クルストゥル通り(Old town gate and city walls on Suur Kloostri street)。

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スール・クルストゥル通りの外側から旧市街方面を眺めるとこんな感じです。

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塔の広場は雪に閉ざされていたので、散策は断念。
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城壁に沿って旧市街を歩けるラボラトゥーリウミ通り(Laboratooriumi)。

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殆ど人とすれ違わず、城壁と古い建物に囲まれて静かで歴史を感じる散歩が楽しめました。

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道沿いに行くと14世紀から18世紀にかけて、馬が碾き臼を挽いていた製粉工場(多分)があったというホース・ミルに出ます。現在はイベント会場になっているとの事。

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旧市街の北側には、15世紀に建てられた商家が残っていたり、石畳の道が良いムードだったり、城壁が見えたりで、殊に散歩が楽しい地域でした。

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重複してしまいますが、中世に建てられた沿岸大門(Suur Rannavärav)と、ふとっちょのマルガレータ塔(Paks Margareeta)。フィンランドのヘルシンキとタリンを結ぶフェリーやクルーズで到着すると、こちら側からオールドタウンに入るのでしょうか?

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2018年3月28日 (水)

タリンの旧市街・下町散策

曇天の水曜日のニューヨーク。明け方まで雨が降っていたのか地面が濡れています。今日は午前中は降水確率40%でにわか雨が降る可能性があるようですが、その後は曇りの予報です。

昨晩午後6時頃、ヘルズキッチンのウエスト43丁目で男性がいきなり男に煉瓦で殴られるという事件が発生しました。犯人は直ぐに捕まり、精神鑑定を受けているとの事。被害者は軽傷で済んだようですが、怖いですね…。気をつけましょう。
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さて、今回はエストニアの首都タリンにあるユネスコ世界遺産に登録されている旧市街の下町部分の観光名所の備忘録です。
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下町の中心であるラエコヤ広場。クリスマス時期にはクリスマスマーケットとクリスマスツリーが立ちます。

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因みにこの場所に立つクリスマスツリーが世界最古のパブリックスペースに立つ、全ての人が楽しむ為のツリーなのだとか(ラトビアのリガも同様の主張をしていましたが、2か国で話し合った結果、パブリック・クリスマスツリーとして最古はタリン、飾り付けがされたパブリック・クリスマスツリーとしてはリガが最古という事で決着がついたとガイドさんは話していました)。

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広場の中心はタリン市庁舎。7・8月は一般公開されるとの事。

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市庁舎の尖塔の先端には1530年以来、直立不動の姿勢をとり続けるタリンのシンボルのトーマスじいさん(Vana Toomas)の風向計。なんでも平民は参加資格がなかった弓(剣術かも)の競技会に推薦で飛び入り参加した平民のトーマスさんが優勝。その腕と栄誉を称え、近衛兵として召し仕えられ。死後もタリンを守るシンボルとして見張っているのだとか。

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加えて壁面にはドラゴンの頭の形をしたガーゴイルが設置されています。17世紀からあるらしいのですが、ドラゴンの頭である理由はよく解りませんでした。13世紀からあった建物ですが、段々と拡張されて今の姿になったようです。

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「広場の中央には、羅針図が描かれた丸い石があります。この地点で少し屈伸の姿勢を取ると、旧市街の5つの尖塔が全て見えます。」とタリン観光局のHPに書かれている石板はこれだと思うのですが。どうにも5つ全ての尖塔は見えない気がしたのですが…。

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広場に面しては古い商家が並んでいますが、有名な市議会薬局もあります。1422年から連続して現在まで営業している薬局としては欧州一の歴史を誇るとのこと。

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中は小さなミュージアムになっていて気軽に見学できます。勿論薬局としても営業しているので、ハーブティーやマジパン(中世には薬と信じられていた)なんかも購入できます。

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聖ニコラス教会と併設されたニクリステ博物館。ここには有名なバーント・ノトケの絵画「死の舞踏(Danse Macabre)」が飾られていることで有名。ガイドさんは「お金を払ってまで見たくない方は、入り口脇の案内板に絵画のレプリカが貼ってあるので、それをご覧になると良いでしょう」と仰ってました。

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聖ニコラス教会前には公園があり、冬場はアイススケートリンクが設置されています。昼間は子供達が学校の体育のクラスの一環として(?)スケートを楽しんでいて、元気一杯挨拶とかしてくれて可愛らしかったです。

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公園の辺りは第2次世界大戦の爆撃で全壊した地域。古くからの商家は数軒しか残っていません。歴史の説明板が設置されています。

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戦争の記憶を残すため、一時は商業利用されていたこの土地を市民の投票によって公園にすることに決定したのは良いものの。計画の約2倍の費用が掛かったとかで、タリン市民たちは「一体こんな公園の何処にそんなお金がかかったんだ?デザインも何もあったもんじゃない。」と怒っているのだとか。ガイドさん達が度々憤っていたタリンやエストニアの政治不全。なんだかどこの国もそうなんだなーと思ってしまいました。

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ラエコヤ広場の直ぐ傍に建つ精霊教会

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14世紀に建てられたこの教会は、それまでの貴族や大富豪しか行くことができなかった教会とは違い、広く一般市民に門戸を開いた最初の教会との事。その為下町に建てられているんですね。

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壁面にある立派な時計は17世紀の物。タリンに設置された初めての公共時計。

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聖オラフ教会。夏の間は塔に登ってタリンの街を一望できるらしいのですが、冬の間は入館できません。1549年から少しの間だけ、この教会の塔が世界で一番高い建造物だったとの事。この教会の直ぐ傍にあるアパートに宿泊していたので、かえって写真を撮るのを忘れました。

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ふとっちょのマルガレータの砲塔(エストニア海洋博物館)。5月~9月に掛けては、内部を観覧した後、テラスでアイスクリームを食べることができるらしいです。3月はただ外側から眺めることしかできませんでした。

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自由の広場は山の手の端にある市民が集う場所。歴史を紹介するビデオでも度々登場していたように思います。

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広場の片側には1918年~1920年にかけて戦われた独立戦争を記念する碑が建てられています。

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公募でデザインが決定されたらしいのですが、「何故こんなデザインにしたんだ?」という意見が続出したとか。確かに何となく共産主義を連想させるデザインですよね…。

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2018年3月27日 (火)

タリンの旧市街・トーンペア散策

薄曇りの火曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ時々曇りで、最高気温は7℃。昨日と大体同じような気候でしょうか。

本日もどうにも体調が悪いので、いきなり本題です。
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さて、今回はエストニアの首都タリンの観光の目玉である、ユネスコの世界遺産にも登録されている旧市街の内、トーンペア(山の手)散策の備忘録です。

今回のタリン旅行では旧市街にあるアパートに泊まりました。その為、旧市街を観光したり通り抜けたりする機会が多くありました。今回はそんな旧市街の山の手にある観光名所編です。
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山の手にあるパットクリ展望台

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旧市街だけでなく、カラマヤやペレグリン地区も一望できます。

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真横にはStenbock Houseと呼ばれるエストニア政府庁舎が建っています。

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山の手はお金持ちや権力者(貴族)のみが住める居住区で、中世には壁で一般市民が住む丘の下(下町)と区切られていたそう。

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その為、丘の上に立つ建築物は堂々とした見映えが良い側面を下町に向かって見せています。

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やっぱり晴れていると景色が綺麗に見えます。

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夜景も綺麗です。

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パットクリ展望台から歩いて数百メートルの場所にあるコフトウッツァ展望台(Kohtuotsa Viewing Platform)。

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脇のお土産物屋さんの壁に「The Times we had.」という言葉が書かれているので、ここに座って旧市街との写真を撮るのがタリン旅行の記念写真の定番。

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こちらの展望台からは旧市街と新市街がよく見えます。

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旧市街のオレンジ色の屋根が連なる様を眺めたり…

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自分達が歩いた長い足と呼ばれる坂道を眺めたり…

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聖ニコラス教会の突塔を眺めたり…

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遠くフィンランド湾を眺めたり…

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Pikk(Longの意)通りだと思われる通りを眺めたり。この展望台からの景色は飽きませんでした。

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キーク・イン・デ・キョク(Kiek in de Kök)は、山の手を防衛するための砲台。

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1470年代に建築が開始されたそうですが、以降増築を重ねたとの事。ドイツ語で「台所をのぞけ」という名前の由来は、高台にある窓の多い建造物なので、護衛にあたっていた兵士から下町の様子がよく見えたことから。

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トーンペア城(Toompea Castle)は、現在のエストニア国会議事堂です。1227年にドイツ人貴族が石の要塞を築いて後、代々権力者が拠点を置いてきた国の中心ともいうべき場所。

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現在はエストニア独立100周年(100年間ずっと独立していたわけでなく、最初に独立を宣言した日から100年という意味)を祝って、1918年~2018年の表示がされています。エストニアの国章は、デンマークの3頭のライオンにエストニアの国を象徴する聖なる木である楢の木があしらわれています。

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聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(St. Alexander Nevsky Cathedral)は、ロシア帝国がエストニアを支配していた1900年代に建てられ、今もなおその威風堂々とした姿を見せています。時の権力者らしく、国家の中心であるトーンペア城の目の前、丘の上であり、下町からよく見える場所に建てられている、いかにもロシア風の異彩を放つ建物です。地元の人達は良い印象を抱いていないようでした…。

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デンマーク王の庭園(Danish King's Garden)。
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伝説では1219年6月15日にデンマーク軍がタリンを攻め落としている最中、宿営した地。ここで空からデンマークの国旗であるダンネブロが舞い降りたのを機に形勢が逆転。デンマークが勝利を収め、後にダンネブロが国旗として制定されたのだとか。

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通常だと無料ウォーキングツアーにこの庭園も含まれるようですが、我々が乗ったツアーでは案内されなかったので、別日に改めて訪れました。

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昔は山の手と下町の行く手を阻んでいた城壁。現在は行き来ができるように穴が開けられています。

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2018年3月26日 (月)

タリンのカラマヤ地区

快晴の月曜日のニューヨーク。今日は1日晴れて最高気温は8℃の予報です。昨日思ったよりも寒くて、少しだけ雨に降られましたが、今日はどうでしょうか。

楽しみにしていたボランティアがあったのですが、まんまと風邪をひいたようでお休みして寝込んでいます。なので早速本題です。
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さて、今回はタリンの旧市街から中央駅と湾のある東側に出た場所にあるカラマヤ地区(Kalamaja)の備忘録です。
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カラマヤとはエストニア語で「漁師が住む家」(fish house)という意味で、14世紀に漁師、魚屋および船大工が住む地域だった為に命名されたそう。しかし1870年にサンクトペテルブルクと鉄道で結ばれたことにより、様相は一変。工場があちこちにでき、そこで働く労働者が住む為の木造建築が軒を連ね始めたとのこと。
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1920年~1930年代にかけて建てられた木造建築が現在も残っており、この地域の特色となっているそうです。
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現在ではこれらのちょっと古くて独特なチャーミングさを持った町の様子に惹かれた若い人やアーティストが棲みつき、ボヘミアンな雰囲気を纏っているのだとか。
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小さなショップやお洒落なカフェが多いというこの地域も、散策してみたいと思っていた地域でした。先ずは、中央駅から徒歩15分程の住宅街にある人気のピザ屋『Kaja Pizza Köök』で腹ごしらえ。
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噂に違わず、店内は大混雑。でも開店直後に訪れたのが功を奏したのか、注文を済ませたら直ぐにカウンター席に座ってビールを飲みつつ、薪の釜でピザが焼けるのを待ち。約30分後に出てきたピザを頬張りました。
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その後、テリスキヴィ・クリエイティブ・シティ(Telliskivi Creative City)へ移動。工場をリノヴェーションしたらしいエリアには、人気のレストランやカフェ、ショップが入っています。
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また建物の周りには児童公園があったり、緑地帯があったり(冬だったので緑ではありませんでしたが)、ストリートアートが所狭しと創作されていたりと面白い場所でした。タリンに到着した日もクリエイティブ・シティに入っているレストランでディナーをしました。
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タリン観光最終日に訪れた際には、ショップを見て回りました。オーガニックに拘った子供洋品店やエストニア産の化粧品も多く扱う拘り化粧品屋さん(石鹸も多くお土産にも良さそうでした)、シンプルな雑貨屋さんやエストニアデザインを扱うお店等があって、ウィンドーショッピングするだけでも楽しく。
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またママたちが集うスポットらしく、お子さん連れのママさんグループが非常に多かった。その為、エストニアの子育てを垣間見れた気がしました。出産祝いは既に購入してあったのですが、『Minu Väike Maailm』というお店で購入しても良かったと思いました。このお店では自分のニット帽を購入。
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建物内に入っていた『Reval Café』で一休み(後で雑貨屋内にもカフェがあった事に気付き、そちらでお茶すれば良かったと後悔しましたが…)してから、アップサイクルした服や人形を販売しているお店などを冷やかしてから、DEPOOへ。
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ここはだだっ広い工場跡に、ぽつぽつと不思議な誰が買うんだろう(失礼!)?と首をかしげるような物を売っている屋台が並んでいました。タリンの観光局の紹介ではストリートフードが並んでいると書かれているので、夏は活気があるのかも…。
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この後訪ねた工房の女性によると、「もう直ぐ取り壊されるらしいんだけれど、それまでは昔あったソビエトやポーランドから運んだ物を売る闇市を再現したみたいなマーケットのまま存続するらしいです。タリンっ子にとっても不思議な空間なんですよ。異様な雰囲気を味わいに見てみるのも一興ですよ」との事でした。
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なんだかお店の人達がじろじろと見てくるし、居心地が悪くて早々にDEPOOからは退散し。お次は直ぐ傍のStella Soomlais studioへ。
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この革工房は、アメリカ人トラベルブロガーの『WΔY ΔWΔY』というサイトで、タリンのカラマヤ地区を探索した動画がアップされており。その中でカップルが余り物のレザーを使ってブレスレットを作る様子が紹介されていました。その動画を見てから、この工房に興味を持っていたのです。
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夫は2か月に1回は出張や旅行で違う通貨を使う国に移動します。その度に、財布の中にUS$とその国の通貨がぐちゃぐちゃに入った状態で使っていて不便そうだと前から思っていたので、外国通貨を入れる用のトラベル財布を購入しようという目論みでもありました。
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工房前にあるお店に入ると、実際にお財布を作った女性が自らラインアップのプレゼン。小銭入れが片側だけパカッと開いて出し入れが簡単な設計やシンプルさが気に入り、黒い革のお財布の購入を決定したら、「エストニアでは空のお財布を渡すのは縁起が悪いの。お金を入れた財布をあげると、受け取る側はお金に困らないって言われてるのよ」と言いつつ、1セントコインを入れてくれました。
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その上で、裏の工房を案内してくれたり、お財布の材料の皮をロールのまま出してきて見せてくれたり。タリンの美術大学で皮の加工を学んだ女性職人さんだけで運営している工房なのだとか。最初はもう少し小さな工房で始めたのだけれど、今の少し大きな工房に移ってきたのだとか説明してくださいました。
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やる気に満ち溢れていて、自分達の作品に愛情があって、皆さん手を振って挨拶してくださって、本当に良い工房でした。私も今使っているお財布が駄目になったら、彼女達から財布を買おうと思っている位。
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タリンのお薦めも教えてもらい、工房を後にしてからは中央駅前にある『Baltic Station Market』。頻繁に通り抜けていたのですが、パンを買う位しかしていなかったので、初めて2階に上がってアンティーク市場やお土産物やさんが並ぶセクションを物色。
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無料で使えるトイレもありましたし、温かくて休憩できるベンチもありましたし、お土産物屋さんも充実。エストニアの工芸品だというねずの木の製品を売っている屋台でバターナイフを買ったり、野草の種類が多いので美味しいらしい蜂蜜を購入したりとお土産を追加で購入。
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1階にある生鮮食品を販売するセクションでは、アメリカに持ち帰る黒パンを『Muhu Pagarid』を購入。この市場には他にも人気のカフェやチョコレート屋『Kalev』等のお店があったので、お土産を揃えるにも、部屋に持ち帰る軽食やドリンクを入手するにも便利。
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また和食、サンドイッチ等、食事ができる屋台も勢揃いしていたので、手軽に食事を済ませるのにも便利そうでした。そんな事をしていたら夕方に。タリンの若者のエネルギーに触れられますし、買い物も楽しめる面白い地域でした。
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もう少し陽気が良ければ、散歩も楽しめたと思います。

2018年3月25日 (日)

タリンの新市街散策

曇っている日曜日のニューヨーク。今日は曇り時々晴れの予報。降水確率は10%しかありませんが、すっきり晴れる訳でもなさそうです。最高気温は7℃。昨日より少し肌寒いのでしょうか。

昨日は全米で銃に反対するデモ『March for our lives』(命の為の行進)が行われ、ニューヨークもアッパーウエストに沢山の人が集まりました。実際街中を歩いていたら、銃の規制(禁止)も求めるメッセージを書いたプラカードを持った人を多く見掛けました。

昨晩食事をした友人も、足の指を3か所骨折しているにも関わらずマーチに参加したといっていましたし。ウィーンの友人も参加した様です(ウィーンでの参加人数は少なそうでしたが)。なんらかの政策に反映されますように。
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さて、今回はタリンの旧市街を一歩出た直ぐ隣にある新市街を散策した備忘録です。
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新市街には、ソビエト時代に建てられた近代的な(一部では非常に醜くエストニア的ではないという意見が根強い)ホテルが建っていたり、ショッピングモールが並んでいたりして、タリンの今が感じられる地域。
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バス停やトラムの駅も集中しているので、ちょっと足を延ばす(ピリタの遊歩道やTVタワー、KUMU美術館)時には起点になり易い場所でもあります。
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私達は世界遺産に登録されている旧市街や郊外の自然に触れたいのは勿論のこと、今のエストニアという国も少しでも感じたいと思っていたので、新市街も是非訪れたいと思っていました。
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とは言え、ある意味近代的な普通の街並みではありますので、半日で大体見終えることが可能でした。
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先ず訪れたのはロッテルマン・クオーター(Rotermann Quarter)。古い煉瓦の倉庫・工場を近代的に作り直した、店舗、オフィス、アパートの複合開発施設です。雰囲気的には横浜の赤レンガ街みたい。
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ここではタリン観光局が少し前に書いた「タリンで食べるべき朝食5選」という記事に載っていたベーカリーカフェ『Røst』で朝食をしました。
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ロッテルマンの雰囲気のある小道にある小さな店舗は、席から次々と焼かれていくパンや菓子パンが見えて、店全体が温かい雰囲気。
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(夫は甘すぎて一口でギブしてましたが)私の頼んだシナモンバンもラテも最高に美味しかったですし。
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夫も食事パイとクロワッサンを食べて満足していました。落ち着ける雰囲気も素敵ですし、地元のお客さんも多くてタリンっ子達の生活が垣間見れました。
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タリンでは、多くのヨーロッパの都市がそうであるように、ショッピングモールのトイレが有料だったりします。少なくともviru keskusというお隣にあるモールのトイレは有料でした。このカフェには小さくともトイレがあるのも良かったです。
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お腹を満たした後は、ロッテルマンの一角に店を構える「kalev」でお土産のまとめ買い。
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中央駅前にあるマーケットにも店舗がありましたし、スーパーでもチョコレートが販売されていましたので、何処ででも購入できるのですが。
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ロッテルマンのお店は割れチョコレートが少し安く販売されていたり、色んな種類を混ぜることができる量り売りがされていたりと、種類が豊富だった気がします。
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買い物を終えたら、工場っぽさが残っているロッテルマンからお隣の近代的な街並みへ。
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どの街を訪れても本屋を覗いてみたくなる習性があるので、ヴィル・ケスクスというモールに入っている本屋さんを物色。購入したのは絵葉書だけでしたが、並んでいる本を眺めたり楽しい時間を過ごしました。小物も沢山販売されていたので、お土産探しにも良いかも。地下にあるスーパーにも前日、食料や洗剤の買出しでお世話になりました。
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お次はまた隣にあるモール「ソラリス」(SOLARIS)。このモールのお目当てはただ1つ、4階に入っているカフェ『Komeet』のケーキ。タリンはケーキが日本人の口に合う優しい甘さでとても美味しい印象を持っていたので、観光局が勧めているこのカフェも試してみたかったのです。
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窓際の席に座ることができたので、目の前にあるオペラ座や旧市街を眺められて気分もよく。清潔なトイレもあったのも有難かったです。
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ケーキや菓子パン類も、自家製のハーブティーも美味で満足しました。
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因みにタリンでケーキ等を頼むと、フォークが落ちないようにこんな風にケーキやパンに刺した状態で出てきます。ちょっと最初は驚きましたが、合理的…。

2018年3月24日 (土)

クム美術館

快晴の土曜日のニューヨーク。本日の予報は晴れ時々曇り。最高気温も9℃まで上がるようで、ちょっと春が感じられるでしょうか。

フランスでまたテロが起こったり。ニューヨークでも、ハーレムの火災で人がお亡くなりになったり、クイーンズのボデガで銃殺された人がいたりと気が沈むようなニュースが多い朝です。まぁ、ニュースというものがそういう性質なので仕方がないのかもしれませんが、たまには気分が明るくなるような話題を聞きたいものです。

昨日は結局ボランティアがキャンセルされ、1日お休みになりました。今日は友人とディナーができますし、ちょっと良いことが続いて嬉しい気分です。夜楽しめるように、昼間の内に用事を済ませちゃいます。
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さて、今回はエストニアの首都タリンにある近・現代美術館『クム美術館』(Kumu Art Museum)の感想です。
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クム美術館は、旧市街からトラム1番または3番に乗って終点のカドリオルグ駅から徒歩5分の所にあります。バスであれば沢山路線があるようなので、歩く距離も短めで済みそうです。
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私達は空港の到着ロビーにあったキオスクでスマートカードを購入しておいたので、トラムに乗った際は入り口脇にあった機械でカードをアクティベートしただけで簡単に乗車できました。キオスクはタリンの街の至る所で見掛けましたので、簡単にカードを入手することが可能。勿論、運転手さんに運賃を支払って乗ることも可能です。
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因みにカードを購入するのに2ユーロ+スイカのように乗車料金をチャージしておけますが、キオスクにカードを返却すると、カード購入料金の2ユーロと未使用のチャージ料金が返却されます。私達は帰国の日に空港のキオスクで料金を返還してもらいました。
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クム美術館には午前11時前に到着し、結局午後4時まで5時間も居ました。館内に街中でも頻繁に見掛けるRAVEL CAFE がありましたので、そこでランチを済ませました。
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尚ここのカフェに限らず、タリンのレストランやカフェ全般に言えるのですが。タリンの飲食店ではランチ時間にだけ提供される、ランチスペシャル(日本で言う定食)が提供されていることが多くあります。日帰りツアーのガイドさんによると「働く人が昼休みに手早く、安価で食事を済ませられるように多くの飲食店がランチスペシャルを用意してるの。メニューに記載されてない事が殆どだから、ランチに入ったら念のため聞いてみるとお得だよ」と教えてくれました。
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実際このカフェにはメニューに全く書かれていないランチスペシャルがあり、店員さんが口頭で「茄子のチーズ焼きで4.8ユーロです」と説明してくれました。お得で美味しそうだったので2人共頼んでみたのですが、黒パンと茄子のグラタン+サラダがついてきて、ドリンクを入れて2人で16ユーロと本当にお得感がありました。
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展示では、ソビエト時代の処刑やシベリアなどへの国外追放の事実を証言する人達のビデオがとても印象に残っています。時代ごとに国内のムーブメントと絡めてアート作品を紹介しているコーナーもあり、ヒッピームーブメントがソビエト占領下でも起こっていた事を知ったり。エストニアの歴史の勉強にもなりました。
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ロビーには立派なショップもあるので、絵葉書やマグネット等のお土産も購入できます。建物も面白いので庭に出て眺めてみると全体像が楽しめます。

建築家はフィンランド人のPekka Juhani Vapaavuori氏で、ガイドさん曰く「念願のエストニア美術を扱う近代美術館を建築するにも拘らず、自国民の建築家も居ないのかって論争が巻き起こったの。我が国には才能を持った建築家も居ないのかって嘆きが凄かったのよ」とのこと。
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私達が訪れた際には、雪と氷、融けかかった水溜りで足元が悪かったので足を踏み入れませんでしたが、クム美術館の目の前にはカドリオルグ公園が広がっています。ついでに見物されると良いと思います。

クム美術館

Weizenbergi 34 / Valge 1,
10127 Tallinn
観光局の説明ページはこちら

2018年3月23日 (金)

タリンの旧市街フリー・ウォーキングツアー

曇りの金曜日のニューヨーク。本日の予報は曇り時々晴れ。午後遅くに小雨がぱらつく可能性があるようですが、概ね天気はもちそうです。今日も日中は最高気温が8℃まで上がる比較的暖かい1日になりそうです。但し明日の最低気温は氷点下ですので、夜までお出掛けになる方は温かい格好をした方が良いかもしれません。

昨晩は夫が外食、明日は友人と外食、日曜の夜も夫が外食するそうで、珍しく外食が続いています。お蔭で少し買い物や料理の家事負担が減って、時間の余裕が多い今日この頃。今日はボランティアしかないので、久しぶりに読書できるかもと楽しみにしています。
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さて、今回はエストニアの首都タリンの中心に残された旧市街を案内してもらえるフリー・ウォーキングツアー(Tallinn Free Tour)の感想です。このツアーはタリンの中心部に残る、ユネスコ世界遺産に登録されている旧市街(歴史保護地区)を案内してくれます。
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各都市を訪れる際、なるべくツアーに乗ってガイドさんに歴史や文化について説明をしてもらうようにしています。大抵の場合、予めガイドブックを購入して歴史や文化的背景は一通り読みますし。エストニアの場合は、歴史の本を購入しただけでなく、中世タルトゥ(エストニアの学園都市)を舞台にした小説まで読みましたが…私は何故か人から口伝に説明を受けた方が頭にすっと沁み込んで納得がいくという習性があるためです。
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主な都市には大抵無料で事前予約なく参加できるフリー・ウォーキングツアーが用意されているので、それらのツアーに乗るのですが、エストニアの首都タリンにも学生さん達がツアーガイドを担当するフリーツアーが存在しました。
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私達が乗ったのは、ラヘマー国立公園への日帰り旅行を催行していたトラベラー社の主催するフリーツアーでした。夏の観光客が多いハイシーズンには、毎日午前10時、正午及び午後3時から其々2時間ずつのツアーがあるそうですが、観光客が少ない10月~4月の間は正午からしかツアーがありませんでした。
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フリーツアーの集合場所は、旧市街にあるインフォメーションセンター前。ツアーの為にインフォメーションセンターに行ったら、金曜日~月曜日の午前11時から別の会社がフリーツアーを催行していることを初めて知りました。時間の関係上午前11時~午後1時の方が都合が良い方はご確認を。
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さて、私達がトラベラー社のフリーツアーに乗ったのは3月の火曜日正午から。その日はどんよりと曇っていましたが、ぎりぎり雨は降らずに済みました(その日の夕方から雨になった)。その代り、風も然程強くなく、最高気温は3℃と、エストニアの冬にしては暖かい日でした。
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そのせいか、1日に1つしかないツアーのせいか、参加者は30人ほど。参加者が多いと感じましたが、問題なく声が聞こえて楽しめました。
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ツアーの内容は、他の都市に比べると歴史や場所の説明が少な目で、その分エストニアという国の人口構成や言語等、国の基本情報が多めだった気がします。参加している人達は、エストニアという国自体の知識がほぼ無いと仮定してツアーを組み立てている感じが他の都市より強いというか。
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でも実際、「エストニアに旅行に行く」と言ったら、想像以上にきょとんという反応が多かったので、エストニアの知名度は残念ながら低そうだと言わざるを得ません。かく言う私も、偶々大好きな作家さんが紀行文を発表したので読んだ為に知っただけで、全然知識がありませんでしたし。
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そんな訳で、ツアーが2時間と短い事もあり、インフォメーションセンターから聖ニコラス教会前の公園(アイススケートリンクがある広場)でタリンの政治が上手く行っていない現状や第2次世界大戦で旧市街の殆どが爆撃により損壊したことの説明を受けた後は、キーク・インデ・キョクアレクサンドル・ネフスキー大聖堂トーンペア城聖母マリア大聖堂パットクリ展望台と山の手の説明を受け。
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その後、精霊教会と説明を受けた後、ラエコヤ広場に出て。旧市庁舎市議会薬局の説明を受けて終わりだったと記憶しています。説明の後、少しだけ写真を撮ったりもできます。
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歴史の説明の他にも、議会の制度や国土(日本の約9分の1)、人口(約132万人)、言語(ウラル語族で他にはフィンランド語とハンガリー語しか属していない。母音の数が英語より3つ多い。エストニアは人口も少ない小さな国なので、他国の人がエストニア語を学んでくれる可能性は低いと外国語教育に力を入れている。2年生から英語を習い始め、3か国語が必修。学校によっては日本語や中国語も選択できるが、人気の高い言語はロシア語、ドイツ語)、経済(テクノロジー部門に力を入れており、スカイプが生まれた)、国民性(シャイで言語化が苦手。広いパーソナルスペースを必要とし、仲良くなるには時間が掛る。でも一旦仲良くなれば、生涯の友に。恋人同士や夫婦でも、「愛している」とか軽々しく言わない)、等、色んな雑学も交えて面白おかしく話してくれるので、楽しく学べました。
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その他にもお勧めのお土産(①Kalevのチョコレート:エストニアに伝わる伝説に登場するエストニア初の王の名前を冠している国民的ブランドらしい。エストニア人であれば小さな頃から慣れ親しんだ味らしく、高級チョコというよりはアメリカ人にとってのハーシーズとかに近い印象でした、②Vana Tallinnというリキュール:Vanaはエストニア語でOLDの意。土産物として小瓶がそこら辺で売られています、③ニット製品)とかも教えてくれるので、実用的でもありました。
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旧市街のあちこちで琥珀が売られていますが、エストニアでは琥珀は採れないので注意!とか。土産物屋で頻繁に目にするマトリョーシカ人形にエストニアの人達は眉をしかめているとか。ちょっと笑っちゃうけれど、笑えない冗談も言ったり。
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大充実の内容で、随意の謝礼を払うだけでOKなので、とてもお得。そして頑張っている生徒さんを応援できると、良いこと尽くめのツアーだと思います。とってもお奨めです。

2018年3月22日 (木)

パルムセ荘園と漁村

曇りの木曜日のニューヨーク。今日の予報は曇り後晴れ間が覗く時があるという感じ。降水確率は20%あり、午前中はにわか雪が降る地域もあるそうで、天気が良くなるという感じでもないのかもしれません。最高気温は8℃で、午後2時を過ぎると大分寒さが和らぎそうです。

昨日は1日中雪が降り続いたので、交通機関が正常に戻りつつあるとは言っても、大幅な遅延が見込まれます。またフライトの変更も多そうなので、お出かけになる前には交通機関の状況確認をお忘れなく。

足元も悪そうで、市内あちこちに巨大な水溜りができて道路が池になっているようです。今日は長靴を履いて出掛けます。でも2つあるボランティアの1つは雪で延期になりそうな気がしていますが。

昨日ソビエト連邦の潜水艦基地跡について書いたら、早速よく解らないキリル文字に見えるスパムコメントがついていました。怖い…なんて書いてあったのか全然解りませんでしたが、開けずに速やかに削除してしまいました。機械検索に引っかかる単語が含まれていたのでしょうか…ネットって気軽に使えるけれど怖いんですよね、やっぱり。気を付けたいと思います。
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さて、今回も前3回に引き続きタリンから乗ったラヘマー国立公園(Lahemaa national park)への日帰りツアーで立ち寄ったパルムセ荘園と漁村2つの備忘録です。
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ランチが済んだらラヘマー国立公園内に4つあるらしい荘園の内の1つ、パルムセ荘園(Palmse Manor)の見学へ。エストニアは長い間デンマーク、スウェーデン、ロシア等の占領下にあった訳ですが、十字軍としてやってきて根を下ろしたりハンザ同盟で隆盛を誇った大商人であるドイツ人が貴族化。壮大な荘園をあちこちに築いた為に、エストニアには各地にマナーハウスが残されているそうです。
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現在それらはホテルやレストラン、結婚式場やイベントスペースとして使われることが殆どなのだとか。建物自体は安く売りに出ているそうなのですが、維持費が高額過ぎて個人が住む事はほぼ不可能との事。
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見学したパルムセ荘園は、ヴォッカの蒸留で財を成したドイツ人の邸宅だったと説明されたと記憶しています。その為母屋は黄色の可愛いらしい外観なのですが、裏に大きな蒸留工場のような建物が残されています。
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また雪深くてよく分りませんでしたが、立派な庭や池、サウナハウスや温室が完備されていて、大変なお金持ちだったことが偲ばれました。
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その後もう一つ荘園を見物に行ったのですが、誰もバンから降りてまでは見たがらず。車の中から説明を受けました。その為、写真もありません。
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なんでも、その荘園には女性のお化けが棲みついているのだとか。政略結婚させられたドイツ人貴族が、披露宴に列席していた女性に一目惚れ。2人は式の最中に抜け出てくんずほぐれつしている所を発見され、女性は羞恥のせいでその場で自殺。お化けになって現在も夜な夜な出てくるとか。それに対してドイツ人男性が「男は?」と質問。ガイドさんの回答は、「新郎はそのまましれっと結婚して幸せに暮らしたそうです。さもありなんって感じでしょ?」と冗談を返していました。はぁ。
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荘園を見学した後は、昔の漁村を見学。ソビエト時代に漁業は禁止されてしまったため、現在は海辺の村ということでしたが、漁村だった頃の建物が再建されていました。なんでも昔の写真や村民の記憶を基に作られたのだとか。茅葺の屋根が日本の家屋みたいでした。
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この漁村の名前は教えてもらえなかったのですが、多分アルティア(Altja fishing village)という村だと思います。先ず見学したのは、多分タバーン(飲み屋)のある建物。その庭には大きな6人乗りのブランコが再現されていました。ブランコの名前はキーク(kiik)。
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なんでもこのキークは古くからエストニアにある物らしく、恐らくは何らかの宗教的意味合いがあったと考えられているそうなのですが。何しろ度重なる占拠する国の交代や爆撃、ソ連時代に宗教を実質的に禁止されたことが大きく影響し、現在ではブランコの意味合いが分からなくなってしまったのだそう。
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でも折角6人居るからと乗ってみたのですが、ドイツ人の人達が思いっきり漕ぐので結構高く上がって怖いし気持ち悪いしで大変な目に遭いました。降りてから海辺を散策してる間もぐらぐらして気持ち悪かった…。三半規管が弱い方にはお勧めしません。
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海辺には再現された茅葺屋根の漁師小屋が並んでいます。現在は使われていないみたいでした。
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その海辺に向かう道に葦原が広がっていました。そもそも私がエストニアに興味を持つきっかけとなったのは、大好きな著者である梨木果歩さんの「エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦」という本を読んだことでした。
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そしてその本の中でも海にある葦原の描写は印象深いものだったので、思いがけず実際に見ることができて非常に嬉しかったです。欲を言えば梨木さんのようにカヌーで葦原を水の上から眺めてみたかったですが。
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何が違うという訳でもないのですが、違う海を眺めるのにも感慨があります。アルティアから眺めたフィンランド湾も趣がありました。
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道沿いに建つ家々も、庭先に井戸があったり、軒下に薪が積み上げられていたりして風情を満喫。
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最後に立ち寄ったのはカスムという村にあるKäsmu Sea Museum。カスムは造船所と海運学校があった村で、世界を股に駆けて活躍した裕福な船長が住んでいたとの事。その為、当時としては富の象徴であった真っ白な外観の家が立ち並ぶお洒落な村だったそうです(白い外壁は手入れやメインテナンスにお金がかかる為)。
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その村に建つ海洋博物館は私設博物館。館長の男性は博物館に住まわれていて、海好きが高じて個人のコレクションを公開するに至ったのだとか。
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彼が毎日1枚ずつ描く海の絵が至る所に飾られています。同じように見える海も、天候や日の入り方によって1日として同じに見える日は無いのだという事に気付いてほしくてこの絵を描き続けているのだとか。
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海岸に面した庭にはソビエト時代の見張り台が建っていたり、博物館内にはユーロになる前のコイン等も展示されています。展示内容は格別特筆すべきものはありませんでしたが、海が眺められましたし、清潔なトイレが借りられたので感謝です。
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夏であれば、庭にある木造の小屋の周りがカフェの様になって、海を眺めつつドリンクを楽しめるのではないでしょうか?大人しい犬も飼われていたので、犬好きの方はエストニアのワンちゃんと親しむ良い機会かもしれません。
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このストップを最後に、バンは一路タリンに戻りました。午前10時に出発して、旧市街に戻ったのは午後6時半頃。8時間半の大充実した日帰りツアーでした。エストニアまで訪れて旧市街だけしか見ないなんて勿体ない!このツアーはお奨めです。
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2018年3月21日 (水)

ハラ潜水艦基地とエストニア郷土料理のパブ

雪の水曜日のニューヨーク。昨晩注意報が出し直され、大雪は今朝の6時~木曜日の午前6時までに変更されました。現在大したことが無いからと言って気を抜くな!と朝から注意が促されています。最高気温は2℃と寒さ自体は厳しくないようですが、強風の為体感温度は低いとの事。

公立学校は全て休校になり、既に多くのフライトのキャンセルが決まったとの事。これから交通機関に影響も出ると思いますので、出掛ける前には必ずチェックした方が良さそうです。用が無ければ出掛けないようにとも言われていますので、運転はできる限り控えた方が良さそう。以下に新たに出された注意報の内容を添付致しますので、安全にお過ごしください。

Update: Notification issued 3/20/18 at 5:35 PM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Winter Storm Warning
Where: Citywide
When: 3/21 6AM to 3/22 6AM
Hazards: 11-15"(inches) of snow. Roads may be dangerous & strong winds may cause power outages.
Preparedness Actions: Use caution when walking, biking, or driving.
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerator/freezers to a colder setting
During an Outage
- Stay clear of downed power lines
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator/freezer doors closed to prevent food spoilage
- Do not use generators indoors
- If you have a disability/access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 911.

For more information, please visit www.weather.gov/okx/.

Notification issued 3/20/18 at 7:55 PM. New York City Emergency Management today issued a Hazardous Travel Advisory for Wednesday, 3/21. The National Weather Service has issued a Winter Storm Warning for NYC for 12-15 inches of snow and wind gusts up to 45 mph.

New Yorkers should prepare for snow covered roads and limited visibilities, as high winds can cause blowing and drifting snow. Commuters are advised to use mass transit where possible, and to exercise caution when driving, walking or biking. Allow for additional travel time when commuting.

The Department of Sanitation issued a Snow Alert, beginning at 1:00 PM today, 3/20. PlowNYC will be activated and available at www.nyc.gov/severeweather.

For more information, please visit: http://on.nyc.gov/2GLEtWH

今朝は早くからボランティアの予定だったのですが、悪天候を受けてキャンセルされたので、思いがけずお休みができました。エストニアから持ち帰ったプレゼント類を包んだり、カードを書いたりして郵送する作業を終わらせたいとは思いますが…。
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さて、今回は前2回の続きで、ラヘマー国立公園(Lahemaa national park)への日帰りツアーで訪れたハラ潜水艦基地(Hara Submarine Base)とランチの備忘録です。
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ヴィル湿原を訪れた後は、フィンランド湾に面した海岸線に残されたソビエト連邦時代の潜水艦の基地跡に連れて行ってもらいました。エストニア国内にはソビエト連邦に支配されていた時代の遺構が沢山残されており、タリンの周りだけでも刑務所跡とか基地の後とか色々あるようでした。
058
因みに私達が乗ったツアーはパブリックツアーで、定員に達するまで集まった観光客が一挙にバンで案内してもらうスタイルでした。その為、ツアーガイドさんが集まった人達の希望を聞いて都度コースを変えます。従って、参加者が「ソビエト時代の廃墟には興味が無い」と言えば寄らない可能性がありますので、予め調べておいて希望はきちんと伝えた方が良さそうです。
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ハラ潜水艦基地は、ソビエト連邦が潜水艦を船体消磁する為の施設だったそうで、潜水艦を陸に引き揚げて電流を流すための施設がボロボロになって放置されています。ソビエトが撤退した後、素性の悪い人達が売ることができる金属を求めて放置されたソビエト関連施設を荒らしたそうで、この基地もボロボロになっていました。
068
ところで皆さんは消磁をご存知ですか?私はこのツアーで説明を受けるまでその存在自体を知りませんでした。
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潜水艦は海上・海中・空中の磁気の乱れによって敵に発見・攻撃される恐れや磁気感応式機雷に反応するリスクが高まるため、不必要な磁気を船体から除く必要があるので、定期的に潜水艦を陸に上げて、船体外周に大きなコイルを通して、電流の極性を変えながら徐々に弱くしていくことで磁気を消していく必要があるのだそうです。この作業をすることによって、レーダーに反応しにくくなったり、機雷に攻撃されるリスクを減らせるのだとか。その作業をするための基地だったんですね。
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フィンランド湾は、ごく僅かしか公海に開いていないそうで、ほぼ真水と言ってよい程塩分が低いそうです。その為冬場は凍り易く、一番寒い季節には海上を車で走れる氷の道がオープンするそうです。ハラ潜水艦基地を訪れた際にも、真水と勘違いした白鳥の番が優雅に泳いでいました。
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でも私達が訪れたのは既に3月。たまたま暖かい日でもあり最高気温は3℃だったので、湾は完璧には凍っていませんでした。しかし海辺だけあって風が強くて、小雨も降って非常に寒かったです。
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タリンでも旧市街を一歩出るとグラフィティが目立ちましたが、この基地跡もグラフィティだらけです。入口の壁に描かれたソビエト兵の落書きはちょっと有名なのだとか。
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因みに以前も記載したエストニア観光局がHPで紹介していた、オレゴン州ポートランドから世界を旅しているトラベルブロガーのご夫婦が、タルトゥ方面にあるらしい旧ソビエト時代の刑務所跡を探検している動画をアップしていました。ご参考までに。
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旧ソビエト連邦が占拠していた時代には、海岸線は戦略的な意味からエストニア人が住んだり近付いたりすることは全面的に禁止されていたそうですが。このような軍事施設の周りは特に近付くことができなかったとのこと。
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しかしだからと言って何が起こっているかエストニア人が全然知らなかったという事ではなく、少し内陸に住んでいた人々が定期的に起こる停電や電波の乱れからTVやラジオが観られなくなる現象から、強力な磁場が生じたり、大量の電力が必要となるような何か変なことが行われていると感じていたそうです。1991年の独立後初めてこの基地の存在を知り、謎が解けたのだとか。
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一通り基地の跡を見学した後は、エストニアの伝統的な料理が味わえるというパブへ。農家みたいな造りの建物に、木の家具や農具が置かれ。壁にはエストニアの計量単位と国際単位の変換式やエストニアの言葉が壁に書かれているいかにもな場所で、観光客としてはそれはそれで楽しめました。
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ヴィル湿原の入り口にも水洗ではない簡易トイレがありましたが、このレストランが最初のしっかりした水洗トイレがあるスポット。しっかりトイレも借りました。
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ツアー料金の55ユーロ/人には、このパブでの飲食は含まれていません。其々メニューを見て好きなドリンクと食事を選びます。タリン周辺の殆どのレストラン・カフェがそうであったように、このパブも英語のメニューが用意されていましたし、店員さんが英語で丁寧に説明してくださいました。
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私達は体が冷え切っていたので、ハーブティーとコーヒーを飲みましたが(エストニアはハーブを育てて飲む文化が定着しているのか、カフェでも自分で育てたハーブやベリーを使ったオリジナルティーを出しているお店が多かった印象です)。ご一緒したドイツ人の方々は全員ランチからビールでした。流石です。
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私は典型的な伝統料理であるとメニューに謳われていたポーク料理を。夫はハンバーグの様な料理を頼みました。量が多かったですが、美味しくて2人とも完食。ドイツ人の方々は〆のデザートまでしっかり召し上がってました。
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食事の間、他の参加者からエストニア情報を聴いたり、彼らのこれからの旅程を雑談したり、ガイドさんにエストニアの事を教えてもらったり。食事中会話を楽しめるのも良かったです。2人で30ユーロ位だったと記憶しています。

次回は荘園や漁村等、ツアーで見たその他諸々についてです。

2018年3月20日 (火)

ヤガラの滝

曇りの火曜日のニューヨーク。今日は夕方から雨が降り始め、段々と霙交じりとなり。夜中から雪に変わる予報です。明日は大雪注意報が出されています。以下にニューヨーク市から送信された注意報の内容を添付致しますので、ニューヨークにお住まいの方はご準備ください。

Notification issued 3/20/18 at 4:22 AM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Winter Storm Warning
Where: Citywide
When: 3/21,12 AM to 3/22, 8 AM
Hazards: 12-16"(inches) of snow. Roads may be dangerous & strong winds may cause power outages.
Preparedness Actions: Use caution when walking, biking, or driving.
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerator/freezers to a colder setting
During an Outage
- Stay clear of downed power lines
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator/freezer doors closed to prevent food spoilage
- Do not use generators indoors
- If you have a disability/access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 911.

For more information, please visit www.weather.gov/okx/.

また、今朝地下鉄ホームで職員が転落死したことを受け、地下鉄4・5・6ラインに影響が出ています。以下にそのお知らせも添付致しますので、通勤・通学で地下鉄を使用される方は代替案を考えたり、余裕を持った行動をした方が良さそうです。

Notification issued 3/20/18 at 5:56 AM. Due to an injured employee, 4,5 and 6 service is SUSPENDED between and 86th Street and 149th Street- Grand Concourse in both directions. Consider alternate routes and allow for additional travel time. For more information, please visit www.mta.info.
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さて、今回はエストニアの首都タリンから車で1時間の距離にあるラヘマー国立公園に日帰り旅行した際に訪れたヤガラの滝の備忘録です。
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昨日も書きましたが、ラヘマー国立公園(Lahemaa national park)内にあるヴィル湿原を散策するのを楽しみにしていた私。ですが、交通手段が無いため、タリンからの日帰りツアーに乗りました。昨日書いたヴィル湿原は2つ目のストップだったので、本日は最初のストップであるヤガラの滝の備忘録です。
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ツアーはタリンの旧市街にあるインフォメーションセンター前からバンで出発。ツアーガイドの若い女性が自ら運転もして、我々も含めて6人を乗せて1時間高速のような幹線道路を走ってラヘマー国立公園まで連れて行ってくれました。
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車中では偶々助手席に座ったため、ガイドさんとお喋り。観光初日にツアーに乗ったので、お勧めのスポットやアクティビティー(ヘルシンキへの日帰り旅行、サウナ、TVタワー&ピリタ修道院見学、KUMU美術館&カドリオルグ公園散策)や、エストニアについてのあれこれ、何故エストニアを旅行先に選んだのか等々。少しだけエストニアについて学ぶことができて面白かったです。
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ツアーの最初のストップはJägala Waterfall。ここはタリンから車で45分程の場所にありました。まったく手が加えられていない自然な滝としてはエストニアで最大の落差を有し(一部手が加えられた滝であればもっと落差がある滝が1つ存在する)、また一番幅が広い滝とのこと。ヴィル湿原と一緒でミネラルを豊富に含む水は黄色っぽい不思議な色をしています。水が濁っているわけではないそうです。
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冬の間は完璧に凍って巨大な氷柱の様になるそうですが、我々が訪れた際には一部水が流れていました。ガイドさん曰く、前日は完璧に凍っていたそうなので、少し暖かい日だったんですね。完全に凍結する真冬には滝の裏側を歩いたりできるそうですが、既に滝壺近くまで氷に亀裂が入っていたので怖くてあまり近づけませんでした。
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因みにこの滝が落差が大きいと言われる事からも想像できる通り、エストニアはとても平らな土地だそう。エストニアで一番高い山(とエストニア人は呼んでいるが実際は丘とはガイドさん談)はSuur Munamägiで318Mとのこと。うーん。
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その後はヴィル湿原を訪れ、駐車場にある国立公園の地図を見ながら概要の説明を受けました。曰く、1971年に国立公園に制定された地域で、その時点ではまだソビエト連邦の支配下にあったエストニア人が、自分達が愛してやまない自然をソ連が破壊していくことに耐えられず国立公園にしてしまえ!と制定したのだとか。結構自治権を持っていたのでしょうか?
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従って1971年前までに公園内に住んでいた人々やビジネスは、そのまま変わらぬ生活/経済活動を続けることを認められたそうで、実際湿原と荘園等の見どころを巡るために移動していると普通の田舎町みたいな風景なので、思わず「ここも国立公園内なの?」とガイドさんに確認してしまった程。たしか、燃料不足に悩んでいたソビエトが泥炭を掘り起こそうとしたのにエストニア人が反対したための処置だったと読んだ記憶があります。
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その為725 km²の広さを誇る国立公園と言っても、アメリカの国立公園のような物を思い浮かべるとイメージが大分違いました。加えてラヘマー国立公園はフィンランド湾に面する海岸線も有しているのですが、ソビエト時代には海岸線はエストニア人が近寄ったり、住んだりすることを禁止されていたそうで。そのせいで漁業が衰退し、漁村が消滅したとの事でした。なんてこった。
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美しい自然に触れるだけでなく、歴史的な経緯やエストニアという国についても学べる興味深いツアーでした。明日は、ランチに連れて行ってもらったパブやソビエト時代に造られた潜水艦基地の備忘録です。

2018年3月19日 (月)

ヴィル湿原

雲が切れ晴れてきた月曜日のニューヨーク。今日は晴れ時々曇りの予報で、降水確率は0%。最高気温は8℃と昨日とほぼ同じような気温になるようです。昨日は結構寒くて驚きました。水曜日はまた雪が降るようですので、用事は早めに済ませておくと吉かもしれません。

タリンに居た間は疲れてニュースをチェックしなかったので、帰宅したら色んな事が起こっていたのだと驚いています。アメリカでも日本でも。マスメディアも政局ではなくて問題点を粛々と報じることに専念して欲しいものですし(大騒ぎにうんざりします)、政治家の方々には国民の為に粛々と仕事をして欲しいと願って止みません。

昨日は頑張って昼寝もせずに夜10時過ぎまで起きていたのに、やっぱり午前5時にはバッチリ目が覚めてしまいました。でも、夜中に何度も目が覚めたりはしなかったので、時差ボケも治りつつあるのかもしれません。明日から通常通りボランティアが入っているので、今日中に掃除・洗濯・アイロン掛け・買出しを済ませて、日常に備えたいと思います。でも、全然疲れが抜けないんですよね…。
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さて、今回から暫くエストニアの首都タリンへと旅行した備忘録が続きます。2週間弱ニューヨークの話題が全くないと思いますので、予めご了承ください。
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今回はタリンから車で1時間程の場所にあるラヘマー国立公園(Lahemaa national park)内にある湿原『ヴィル湿原』(Viru bog)についての備忘録です。
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タリンを旅行先に選んだ理由は沢山ありますが、ヴィル湿原を歩いてみたかったというのが大きな理由の1つでした。もう少し暖かかったならば林を散策したり、もっと自然を見たかったのですが、流石に寒すぎて断念。でも、念願のヴィル湿原は歩けて感激しました。
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エストニアは国土の50%が木々で覆われている自然豊かな国なのだそうです。そして約20%が湿地帯、沼地および湿原で覆われているのだとか(ということは、国土の30%しか、居住可能地域が無いのでしょうか?)。エストニアの本を読むまで全然知りませんでしたが、エストニアの湿原(英語ではbog、エストニア語ではraba)とはただ単に湿った沼地という事ではないらしく。
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正しく理解できていませんが、なんでも古くは氷河が溶けた名残でできた泥の層に、厚い泥のせいで上手く生育できなかった木や植物が腐敗して炭の様に変容して泥炭(ピート)となって積り。3~6メートルに亘る厚い泥炭の層を形成した上に、降った雨などが溜まり…という事の繰り返しで、木がある程度の大きさまでしか育たない特殊な湿原のことみたいです。
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その為、厚い氷が割れている場所で見た水溜りのような沼や小さな流れは、水が真っ黒。夏に訪れると、そこら中が真っ黒な沼に覆われている特殊な風景が楽しめるそうです。
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夏には美しい草と藻、そして低木と大きな水たまりのような沼に覆われた不思議な美しさを湛えるようですが、、私達が訪れた際には雪と氷に覆われた真っ白な世界に葉を落とした若木がポツポツと立つモノクロの静謐な世界でした。
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ヴィル湿原には立派な木道が整備されており、自然保護の為にも事故を防止する為にも木道から外れることは禁止されています。冬でもとても判り易い道でしたので、迷う事は無さそう。
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全長は3Kmちょっとみたいですが、真ん中辺りに木造の展望台が設けられており、そこまでの木道は広くしっかり作ってあるので車椅子でもアクセスが可能との事です。
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その先の木道は人がすれ違うのも大変な、1人がやっと通れる細さになります。が、危険な感じは全くありませんでした。しかし展望台から先を歩くかどうかは任意だったので、太い木道をガイドさんと一緒に車まで歩いて戻ることも可能でした。でも勿論我々は全部歩きました。
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展望台に上れば、360℃広がる広大な湿原の風景を楽しめます。誰ともすれ違わなかったので、ツアーに乗っていた6人で湿原を貸切状態。あんな静けさに包まれる機会は滅多にありません。
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ヴィル湿原のある場所までは、車であれば簡単にアクセスできるようなのですが、如何せん我々は海外では運転しませんし、公共交通機関も大変そうだったので、日帰りツアーに申し込んで連れて行ってもらいました。何種類もツアーがあるようですが、私達が申し込んだのはタリンの旧市街や旧ソビエト時代の影響が残っている地方への日帰りツアーなど、数多くのツアーを催行しているトラベラー社の日帰りツアー
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集合場所は旧市街にあるインフォメーションセンター前に午前10時。9時間弱のツアーで、昼食の場所には連れて行ってくれますが、昼食代は自腹で別に払って、1人55ユーロでした。

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ヴィル湿原は、天然の滝では高低差がエストニアで一番あるという滝を観た後の、2つ目のストップで、湿原の散策自体は約1時間でした。駐車場からヴィル湿原までは、林を10分程歩き。湿原内は木道をひたすら歩きます。
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私は長靴、夫はスノーブーツで臨んで正解でした。ツアーには他に4人のドイツ人観光客も参加していたのですが、スニーカーで参加していた男性はヴィル湿原を歩き終わった後「靴がびしょ濡れで足が冷たい」と嘆いていました。もう少し暖かくなって雪が融け始めたらもっと足元も悪くなると思いますので、ハイキング用の靴を履くことをお勧めします。
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雪と氷に覆われた湿原は、静謐で空気が綺麗でとても美しかったです。美しい苔やベリー類を見ることができない事を少し残念に感じていたのですが、実際に真っ白な世界を見たらそんなの忘れてしまいました。
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訪れた日はたまたまタリンの3月にしては暖かかったようで、気温が3℃まで上がったのも良かったです。木道の脇に湿原の成り立ちや、生息する動植物、昆虫や鳥の説明が書かれているので、自然に興味がある方も満足できると思いますし、ただ単に綺麗な景色を見たい人も、良い写真が撮りたいだけの人でも納得できると思います。
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観光局のHPでは、(このヴィル湿原ではない気がしますが)湿原で結婚式を挙げたカップルの動画が紹介されていました。1人ずつ木道を歩いて中間地点にある展望台に上り、2人で愛を誓って、夫婦として手を繋いで木道を帰るという式。2人を守り育んだエストニアの大地と自然が証人なんて粋ですね。
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エストニア人は静けさを尊ぶと書かれているのを目にしましたが、ヴィル湿原を歩いていたら、さもありなんと腑に落ちるものがありました。エストニアの工芸品に感じる温かみや実直で堅実な国民性なんかにも、この美しい自然が関わりがある気がしたものです。
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ほぼ一本道の木道ですので解り易い。念のため、ルート上の木に進行方向がペンキで書かれていますので安心。途中一カ所だけ別れ道がありますが、間違って左に進んでも直ぐに行き止まりになるだけなので大事には至らないとはガイドさん談。

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エストニア人はキノコを愛して止まないみたいですし、種類豊富らしいので見てみたかったのですが、当たり前ですが冬で全然見ることができませんでした。しかし、ヴィル湿原にはローズマリーが生えていたりと少し植生が楽しめます。ガイドさん曰く「このローズマリーは毒性があるので触ったり、嗅いだり、食べたりしないでください。ヒッピーの人達はこの草を吸ってハイになっていたなんて、ソビエト占領下時代の逸話まである位です」だそうです。

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秋にはcrowberryがなるとの事。食べられるみたいですよ。

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木には藻のような植物がぶら下がっています。説明では何なのか理解できませんでしたが、菌類と藻類の中間のような植物と説明していました(地衣類なのでしょうか?)。見た目はフロリダ等で見たスパニッシュモスみたいなのですが、エストニアで見られる生物はいずれは着生(寄生?)している木を枯らしてしまう存在との事。ガイドさんは「でもそれは自然のサイクルなので、良い循環だと考え特に介入はしていません」と仰っていました。また「この植物は大気汚染に弱いので、これだけ生えているということはこの場所の空気が綺麗な証拠ともいえます」とも。

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泥炭(ピート)を通った水は真っ黒。ぎょっとするような黒さです。夏には黒い沼があちこちに出現するそうです。昔の人はこの黒い沼を神秘的な存在と捉え、災害などの悪いことが起こった際には生贄として人を沈めていたそうです…。

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そのように生贄として沼に沈められた人のミイラが、髪の毛までほぼ完ぺきに保存された形で発見されたことから、ここの黒い水には不老不死の力があると言い伝えられたこともあるとか。現在でも夏になると美肌や健康を願って泳ぐ人がいるそうです。ガイドさんは「まぁ、実際化粧品とかにピートを使っている会社もありますから…」と苦笑い。

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木道の終わりも林になります。

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Visit Estonia(エストニア観光局のサイト)が紹介していたオレゴン州ポートランドのカップルが世界中を旅してビデオをアップしているサイト『WΔY ΔWΔY』でヴィル湿原を探検した時のビデオがアップされています。秋の湿原の様子が観られます。

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2018年3月18日 (日)

無事帰宅

青空が広がる日曜日のニューヨーク。昨日は聖パトリックの祝日だったので、今朝は街中が少し汚いかもしれませんね…。でもタリンから帰ったら、やっぱりニューヨークは暖かくて有難く感じました。本日は1日晴れの予報で、最高気温は7℃。青空は気分が上がります。
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さて、昨晩無事帰宅しました。帰りもタリンの空港からヘルシンキを経由してニューヨークまで、乗り換えも含め約10時間半の空の旅でした。帰りは午前10時頃アパートを出て、ニューヨークに着陸するのが午後4時半の予定だったので、飛行機の中では時差ボケ防止の為にも眠らず。従って景色がよく見えました。

タリンからヘルシンキへの約30分の空の旅では、流氷と氷に覆われた湾がよく見え。両空港共に森を切り拓いて造ったようで、周りは雪に覆われた木立。とても美しい風景でした。
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ヘルシンキからは直ぐに雲に覆われて見えなくなってしまったのですが、所々雪を頂いた山や凍った湿原のような景色を見れました。映画も3本観ることができて満足です。

スムーズでトラブル無い移動だったのですが、やっぱりニューヨークに着いたら疲労が蓄積しており。仕方なく空港からUBERを使ってしまいました。でも通常通りバスを使うと帰宅が午後8時近くになってしまうところを、午後6時45分には帰宅できたので上出来。値段は$75とバスの倍してしまいましたが、やっぱり楽~と2人で喜びました。
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お蔭でいつもは疲労困憊過ぎて翌日にまわすことの多いスーツケースを洗剤で拭いて荷解きする作業もさっさと終わらせ。出発日に干した洗濯物を片付けて、新たに洗濯をする元気までありました。

夕食はご飯だけ炊いて、トレーダー・ジョーズの冷凍食品を温めて簡単に済ませ、さっさと眠りました。が、やっぱりどんなに頑張っても時差ボケからは逃れられないようで、6時間進んでいるタリンが朝を迎える午前2時頃から目が覚め。午後5時に完璧に眼が冴えてしまって眠れなくなり、仕方なく起き出しました。
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そんな訳で、今朝は既にタリンから持ち帰った黒パンで朝食を済ませ、洗濯も終わらせてしまいました。タリンに居る間に夏時間になっていたので、これから家じゅうの時計の針を1時間進めて回ります。

夫は今日用事があるようですが、私はすっからかんの冷蔵庫を埋めるべく買い物はしなければいけませんが、1日のんびりと疲れを癒すつもりです。

2018年3月17日 (土)

タリン観光最終日

本日のタリンも青空が広がったものの、最高気温が-7℃で風が吹く寒い1日でした。旅の疲れが溜まっていることも相まって、あまりシャキシャキ行動できず。のんびりとショッピングしたり、食事をしたりしていたら1日が終わってしまいました。
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とは言え、朝食をアパートで食べたら昨晩書いた絵葉書を中央郵便局に出しに行きました。中央郵便局はViru keskusの向かいにあるビルに入っていました。入口にある発券機で番号を貰うと、電光掲示板に対応してくれる番号が表示されるシステムでした。

エストニアから葉書を送るのは、ユーロ圏であれば1.2ユーロ、その他外国であれば1.5ユーロみたいでした。ユーロ圏外への切手はエストニア独立100周年ロゴで、思い出にもなりそうでした。待ち時間を入れても5分位でさっさと済み、効率的。タリンの絵葉書も種類豊富に販売していたので、お土産屋さんで購入するよりも安かったと思いますし、郵便局で絵葉書を探した方が良いかも。
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その後は旧ソビエト時代に建てられた漁師さん達の木造の家が並ぶ地区カラマヤにある話題のピザ屋さんで昼食。歩いて20分程の筈が、迷って結局1時間近く掛ってしまいました。でも美味しくて活気がある良いお店で満足。カラマヤの雰囲気を味わえたのも良かったです。
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一旦アパートに戻って残りのピザを落とした後は、クリエイティブシティーや中央駅市場、DEPO等の新しいショッピングエリアでショッピング。残りのお土産と自分達の物を購入。お店の人とお喋りしたり、お茶をしてのんびりしたりしていたら、あっという間に夕方に。
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夕食は気になっていたラーメン屋さんで食事。2か月前にオープンしたばかりだというそのお店で、体の中からぽかぽかになりました。今晩はもうのんびりして、明日の朝荷造りをして空港に移動。ニューヨークへと帰ります。
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タリン。旧市街は美しいし、旧ソビエト時代の街並みは工業っぽくて面白いし、食事は美味しいし、人々は賢く奥ゆかしく親切だし、新しい才能が開花している感じがするし、とっても興味深い街ですっかり気に入りました。旅行先としてお勧めです!

2018年3月16日 (金)

タリン観光4日目

本日のタリンは最高気温が-7℃で風も強い凍てつくような1日でした。長時間外に居るのが辛い…。でもタリン滞在5日目にして初めて青空が広がりました。
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本日は先ず旧市街以外の新しいタリンの町を散策することがテーマ。新市街にある倉庫群をそのまま生かしたショッピングエリアであるロッテルマンのカフェで朝ごはんを済ませて、横浜赤レンガ街の様なエリアを散策し。エストニアで愛されているチョコレートらしいKalevというメーカーの路面店でお土産をまとめ買いしました。
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お次は、そのお隣にあるViru Keskusというショッピングモールで、本屋さんを物色。村上春樹氏の棚があったりして誘惑に駆られたものの、我慢して家族・友達に送る絵葉書のみ購入。本屋さんには雑貨やエストニア独立100周年を記念したノート等も売られていたので、お土産探しにも良さそうでした。
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タリンではカフェでスイーツを食べることを観光局がお勧めしていただけあって、ケーキがとっても美味しい気がしていて。そうなってくると、観光局が薦めていた他のカフェも気になります。そこでお次はViruを少し山の手に進んだ場所にある、ソラリスというショッピングモールに入っているカフェでケーキを試しました。やっぱり美味しかったです。日本人の口に合う、優しい甘さ。
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そこからは今まで見損なっていた旧市街の見どころを巡りながら、エストニア小物のお店を回ってお買いもの。無事、友達の誕生日祝い2つと出産祝いをゲット。タリンは個人のアーティストが増えてきたという話を耳にしましたが、実際可愛い小物や雑貨が多いみたいでした。
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お昼ご飯は、夫の「観光客なんだからザ・観光客な場所で食事がしたい」という鶴の一声で、ガイドさんお奨めの『III Draakon』に入店。真っ暗な店内で、中世の雰囲気を味わいました。それにしても蝋燭の灯だけだと全く見えなくて吃驚です。昔の人は大変だったんですね。
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旧市街の見どころを結構逃していたらしく、全て見終ったら午後5時でした。観光と買い物って時間を取られるものですね。これから絵葉書を書いて眠ります。今日は時差ボケで午前3時まで眠れない連日の体内時計の狂いが治っていますように…。

2018年3月15日 (木)

タリン観光3日目

本日のタリンは1日氷点下から脱しない寒い日でした。それでもタリンの人達に言わせれば「春みたい」という事なので、真冬に-20℃になる厳しい寒さに耐えてきただけあります。
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今日は初めてトラムに乗って、カドリオルグ公園横にあるクム美術館を訪れました。当該美術館を訪れるにはトラム1番もしくは3番、およびバスに乗っていくのが良いみたい。中心地から2.8Kmなので頑張れば歩けないことも無いようですが、この気候では辛いものが。
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私達の宿からはトラム1番の乗り場が近かったので、終点のカドリオルグまでトラムに乗りました。トラムやバスに乗る為のチケットであるスマートカードは、空港のキオスクで購入してあったので、今日乗る際にトラムの入り口にあるオレンジの機械で2人分のチケットを精算するだけで簡単に乗車できました。
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本当は美術館を訪れるついでに、カドリオルグ公園も散策するつもりだったのですが、昨日1日降り続いた雨と、夜降った雪/みぞれのせいで公園は氷と雪、水溜りに覆われとても歩ける状態ではなかったので素通りし。そのまま美術館に向かいました。
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結局、美術館のカフェでランチも食べて、計5時間を過ごしました。見応え十分でしたし、建物も面白かったですし、カフェの日替わりランチも安くて美味しく、言う事なしでした。
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アートを楽しみながらも、エストニアの苦難の歴史や独立へのプロセスが垣間見れる展示内容で歴史の勉強にもなりました。美術館を午後4時に出た後は、近くの話題のカフェで一休みし。
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その後、トラムにてカラマヤ地区まで戻って、カフェでディナーを楽しみました。その後散歩に繰り出したいところでしたが、あまりの寒さに諦めました。
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どうにも体が疲れているので、今晩は洗濯を済ませてさっさと寝ます。明日から-7℃までしか気温が上がらないそうなので、あまり観光は捗らないかもしれませんが、取り敢えず休みます。

2018年3月14日 (水)

タリン観光2日目

今日のタリンは冷たい雨と霧の1日でした。とは言え、最高気温は4℃あったので、明日からのずっと氷点下よりはましな筈なのですが。
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中年夫婦の我々は、どうにも移動の疲れが取れず。午前2時前後に時差ボケで起きてしまったものの、朝目覚めたら午前9時でした。なのに、まだまだ眠れたと感じるという体たらく。まったく若い頃の様には観光できません。
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そこから旧市街のカフェで朝食を済ませ。冬の間は正午からしか催行されていないフリー・ウォーキングツアーに参加しました。このツアーは他の都市と同じく、予約なしで集合場所であるインフォメーション・センター前へ正午に集合。2時間のツアーの後に、適正と思われる額をチップとして渡すだけでOKというお得なツアーです。
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昨晩から降っていた雨は、ツアーの間だけほぼ降らずにいてくれたので、それほど凍てつくことなく観光できました。参加人数は約30人。人数が多かったですが、ガイドさんの声が大きくはっきり喋ってくれたので、ほぼ問題なく聞こえました。
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他の都市に比べて、参加者がエストニアという国自体の知識が何もないという前提に立って内容を作ってあったため、エストニア語がどんな言語かとか、国土の広さや人口、行政機関や選挙の仕組み、国民性から歴史まで、幅広いトピックを面白おかしく冗談を交えて話してくれたので、とっても楽しく学ぶことができました。
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私は旅行前にエストニアの本を2冊、エストニアを舞台にした小説を1冊読んでいましたが、それでもとても楽しめましたし。まったく予備知識がなかった夫も面白かったと感想を述べていました。ツアーの後は、何故かとても似ているように感じる日本とエストニアの国民性について話が尽きませんでした。
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その後は、翌朝の食料や洗剤の買出しに別のショッピングセンターまで足を伸ばし。夜は丁度今週開催されているタリン・レストランウィークのチケットを購入しておいたので、ちょっと贅沢なディナーを堪能してきました。メニューもきちんとバイリンガルで作られていて、流石。味も繊細で、次の食の都と豪語しているのも、あながち間違っていないかも…という感じました。
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今日は、1日のんびりしていたら終わってしまった気もしますが、それもまた良し。歳をとって来たら、あれもこれもと欲張らないことが肝要なのでしょう。それでも十分満足したのが、これまた歳をとった効用なのかもしれません。

2018年3月13日 (火)

タリン観光1日目

今日から観光を開始。今週の水曜日から寒くなる予報なので、早速一番楽しみにしていたラヘマー国立公園を訪れる日帰りツアーに乗ってきました。
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ツアーは、午前10時に旧市街の観光案内所の前から出発し。エストニアで高低差が最大の自然にできた滝を見物し。その後ラヘマー国立公園を見て回りました。
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ラヘマー国立公園はその成り立ちから、普通に住んで生活している人達が居るので、アメリカの国立公園等とは全然趣が違いましたが、自然を感じられる素敵な場所でした。先ずは一番見たかったヴィル湿原を散策。約3Kmの木道です。
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その後ソビエト連邦に統治されていた時代に、ソビエトが持っていた潜水艦の基地を見物。現在は廃屋となり、落書きだらけになって異様な姿を残しています。
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そこから伝統的なエストニア料理が食べられるパブに移動してランチ。エストニアの昔の単位が壁に書かれていたり、農業の道具が飾られていたりして、面白いパブでした。
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お腹がくちくなったら、ドイツ人貴族が持っていた荘園を見物し。最後は2つの昔ながらの漁村とそこにある小さな個人海洋博物館を見物するという盛りだくさんの内容でした。
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タリンの旧市街に帰って来たら、既に午後6時過ぎ。くったくただったので、翌日の朝ごはんに黒パンを購入したら、昨日入りそびれたカフェで夕食を楽しみ。帰り道にあったカフェでケーキを購入してきて、アパートでのんびり頬張りました。
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充実していて、とても楽しい1日でしたが、疲労困憊。もうさっさと眠ります…おやすみなさい。

2018年3月12日 (月)

タリン到着

エストニアのタリンに到着しました。ニューヨークからヘルシンキへ9時間のフライトを経て。約1時間の乗り換えで、30分程プロペラ機に乗ったら到着。
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タリンの国際空港は、タリンの中心部/旧市街から比較的近い場所にあり、トラムやバスで簡単にアクセスが可能です。が、腰の調子が悪いですし、いい加減中年で体力が落ちていますし、借りているアパートが旧市街の細い石畳の道に面していることから、オーナーさんが「スーツケースを持っているなら、タクシーに乗るのがお奨め。10ユーロしないよ」とアドバイスしてくださったので、従いました。実際のタクシー代は7ユーロちょっと。
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中年の私達はオーバーナイトフライトで到着後、早速観光する程元気が無く。旧市街にあるアパートには午前11時頃には到着して、正午前には荷解きも完了。その後は持ってきたグラノラバーで小腹を満たして、カーテンを閉めてお昼寝タイムに。
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午後4時から夕食&翌日からの朝食を買いに初めて町に繰り出しました。タリンの旧市街は思ったよりも小さくてびっくり。真冬でシーズンオフの割には、思ったよりも多くの観光客がいました。
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夕食は、クリエイティブシティーと呼ばれる、旧ソビエト色が強く残る工業地区に近年若者が入り込み、面白いお店やカフェ、レストランが増えているらしい地区にある施設で堪能。とても美味しかったですし、店員さんも感じがよくて幸先が良かったです。
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狙っていたカフェは満席で入れなかったので、機会を改めて再訪したいと思います。その後はスーパーで朝食用の食材を買い。旧市街を散歩して帰宅しました。
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明日は朝から観光ツアーに乗るので、早々に就寝します。おやすみなさい。

2018年3月10日 (土)

フェアウェル・パーティー

快晴の土曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ時々曇り。最高気温は6℃になる予報です。来週はまた週の頭(月曜日の夜~火曜日?)に雪が降ることが予想されていますので、暫く寒い日々になりそうです。

昨晩久しぶりに友人と食事しながら喋るために外食したのですが、どうも何かが中ったようで2人ともトイレとお友達状態に。やられたー、という感じです。友人は大丈夫だと良いのですが…。後でご機嫌伺いをしようと思います。清潔感のあるお店だったのにな…。皆様もお気をつけください。
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さて、今回は今週ボランティア先で開催されたフェアウェル・パーティーの徒然です。
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ニューヨークは、出会いと別れが多くある街だと思います。どの都市でもそうなのかもしれませんが、東京に居た間は会社員だったこともあり、周りの人達は東京以外への転居を伴う転職をそう頻繁にはしませんでしたし。ましてや、他国から働きに来たり、他国に帰る人達と知り合う機会も多くはありませんでした(社内で他国の支社から働きに来る方達と仕事する機会はありましたが)。

でも、ニューヨークで生活している間3つの違う団体でボランティアしているので、単純に会う人の数も多いですし。アメリカが広大な為に、転職をすると簡単に会う事ができない引っ越しを伴うケースが多々生じますし。他国で働いてみようとニューヨークに来ていた人が、やっぱり自国が良いと気付いて帰国したり。他の国を試すために、また引っ越したり。兎に角、出会いと別れが多くやってきます。
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今週も、去年から新しく始めたボランティアの仕事を指導してくださっていた女性が、配偶者がとても条件が良く誰もが羨むような仕事だったものの好きになれないという理由で辞表を出したことにより、2人の家と庭が待つシアトルに帰郷する為にニューヨークを離れるという別れがありました。彼女とは、ボランティアの仕事で週に1回は必ず約5時間を一緒に過ごしていましたし。

その仕事を離れても、一緒に観劇したり、カフェでお喋りしたり、散歩した時に撮った写真を交換したりと交流があったので、1年間という短い時間の割にはとても親しくさせて頂きました。多分彼女は60歳前後。既に成人して働いてらっしゃる娘さんが2人居て、年代も、過ごしてきた国も環境も、何もかもが違うのに、それが故にお喋りするのが楽しいと感じさせるとても素敵な女性でした。
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ニューヨークに暮らしていると、人との会話がとてもしんどく感じることがあります。私は東京に暮らしていても、そう感じる事が多い人間ではあったのですが…細かい事が気になりますし、空気を読むのが嫌いですし、決めつけや前提がある会話がとっても嫌いなので。でも会話が苦手で、咄嗟に上手く返答するのが非常に苦手で、日中の会話を思い出してしまって夜悶々とすることがままありました。

しかし、ニューヨークに居るとそれに加えて、外国人であることが乗っかります。大抵の人は日本の事をあまりよくは理解していませんし。前提として、日本の方が男尊女卑が酷く、民主主義が発達しておらず、気を付けていないと軍国主義に戻る国、というような感じで話してきたりもします(若い人と話していてもこういう印象は受けないので、主にお年を召した、ニューヨークタイムズ紙を読んでいるような層に多い印象を持っています)。
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そういう話題は、議論自体が難しいと感じてしまいます。相手の意図を正確に把握するのも難しいですし、相手が日本の現状をどれ位解って発言しているのかも不明ですし、相対の話なのか、絶対の話なのかも掴みずらいですし。そもそも世間話をしたいだけで、議論を望んでいない場合が殆どですし。

そんなこんなで、いつも結構アンフェアな事を一方的に言われて、挙句の果てにはリベラル派の人々にも「貴方は外国人で日本に帰るんだから、アメリカの事に口出さないで」というような態度を取られることも多々あり。「だったら、日本語読めもしないで、日本の事にさして興味もないのに、知った風な口きかないでくれる?!」と言いたくなることも。
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でも、今週お別れをした女性といて、そんな風にストレスを溜めた日は一回も無かったとふと気づきました。そして、その理由を考えていたら、それは彼女と私の考えが似ているからでも、趣味嗜好が似ているからでも全くなく。彼女がただ単純に、人の話をよく聞く人だったからだと気付きました。

人の話をよく聞く。簡単なようでとても難しいことです。彼女は、いつ何時でも人の話を上手に聞いていました。でも、別に自分の意見を言わない訳でもなく、自分から話題を振ることも多かったので、静かな人という訳でもない楽しい人でした。でも、誰の話もよく聞いていた印象が残っています。
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私は人の話を聞くのが下手で。質問し過ぎて相手に話すことを強要したくないと思い過ぎてしまう傾向があり(その人が、その人のタイミングで話すまで聞くべきではないとか)。相槌も下手ですし、自分と全く意見や考え方の違う人の話を聞いていると、全然同意できない人の話を何と言って聞いていいのやら解らず、沈黙してしまう事も多々あります。

彼女は自分のビジネスをしつつ子育てをし、引っ越しも何回かして色んな文化に触れて来た為に、聞き上手になったのだろうと想像します。彼女との別れを惜しむ中で、これからは彼女みたいに人の話に耳を傾けられる人になりたいと強く思いました。
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何かを学びたいと思わせてくれる人との出会いは貴重です。これから西海岸に住む彼女と会う機会を作るのはとても難しくなりますすが、繋がりを細々とでも持ち続けられるよう努力したいと思います。

本来は先週の金曜日に開催される筈だったパーティーですが、大雪の為に延期され。急遽外で立食パーティーになりました。結構寒くて大変でしたが、久しぶりに会うボランティア仲間とも話しができましたし、彼女の人柄か沢山のスタッフさんとボランティアが集まり、温かい雰囲気の会でした。

2018年3月 9日 (金)

最近の街角風景

曇りつつも青空が顔を覗かせている金曜日のニューヨーク。曇り時々晴れ。最高気温は6℃で降水確率は10%。昨日と同じ様な気候になりそうです。

現在も停電している世帯が多くあるようですが、公共交通機関もまだ正常には戻っていないようです。今朝もニュージャージ交通とアムトラックのダイヤが大幅に遅延しているとのこと。お出かけ前に交通機関の状態を確認した方が良さそうです。

Notification issued 3/9/18 at 7:20 AM. Due to a trespasser strike, New Jersey Transit and Amtrak service is experiencing extensive delays between Newark Penn, New Jersey and Penn Station, Manhattan in both directions.

Consider alternate routes and allow for additional travel time.

今朝はトランプ大統領が5月頃、北朝鮮と会談することに合意したことが大きなニュースになっています。ラジオを聴いていると、「この2か月の間に色んな事が起こり得るから、本当に会談が行われるかは怪しいですが」と割と懐疑的なトーンが目立つような。
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さて、今回はここ1週間程のニューヨークの様子をご紹介します。
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先ずはエンパイアステイトビルのライトアップ。何故かは調べ損ねましたが、レインボーカラーにライトアップされていました。プライドまではまだまだありますが。

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ウエストヴィレッジにある教会『Church of Saint Luke in the Fields』の庭は近所の方々の憩いの場。長らく工事していましたが、新しくこんなテーブルが置かれた一角が出現していました。

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マンハッタンは碁盤の目のような道路なので、信号を渡りながら道の真ん中で写真を撮ると綺麗な写真を撮れます。が、私はどうもその勇気が出せず、いつも歩道から撮影。

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ウエストヴィレッジには歴史あるアパートが残っていて、いまだに煙突から煙が出ていたりします。

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ウエストヴィレッジとSoHoの境目辺り。何気ない街角の風景も好きです。

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Nolitaの新しいストリートアート。上に落書きがされていて残念。ポジティブなメッセージは元気を貰えます。

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SoHo(Nolita)。
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SoHoの空き店舗に施されたアート。最近空き店舗が目立ちますね…。

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いつも活気があるワシントンスクエア。

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ニューヨーカーは誰しもお気に入りの公園があると思いますが、友達カップルにとっては断然ワシントンスクエア。ニューヨークを訪れる度に、必ず足を運んでいます。

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壮麗な教会よりも素朴な教会に心惹かれます。

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今週は曇りが多かったのであまり見られませんでしたが、晴れると早朝の朝に綺麗な月が浮かんでいました。

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水曜日は大雪が降ったニューヨーク。でも朝方は、ボタ雪が降っているだけで割と静かでした。

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それが正午位にボタン雪が凄い勢いで降り始め。

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大雪が降っているのに、雷も轟くという恐ろしい状態に。

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衣服や顔に触れた途端融けるので、びしょ濡れに。

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メイシーズの辺りは人が多いものの、いつもに比べると人も少なく。車が圧倒的に少なかったです。

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午後1時位には雪が降り過ぎて、景色が白く霞んでいます。

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その後はもっと本格的に雪が降り始め、窓の外はご覧の通り。

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1日雪が降り続けた割には、水分が多い雪で直ぐ融けたお蔭か、次の日は然程残っていはいませんでした。

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春の兆しが見られていた風景も、冬景色に逆戻り。

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ウエストヴィレッジは雪が似合います。

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2018年3月 8日 (木)

2018年3月第2週のセントラルパークとハイライン

昨日の大雪から一転、好天の木曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ時々曇り。降水確率が10%ありますが、全然雨が降りそうには見えません。最高気温は4℃。晴れる代わりに寒い1日になりそうです。

昨日は大雪が降っているのに雷が鳴って、外を歩くのが心配になりました。午前8時位から午後10時まで雪が降った割には、水分が多い雪で融けやすかったのか、思ったよりは積もっていないように見えます。その代りに氷っぽくて滑り易いみたいなので、足元に気を付けてお出掛けください。

クイーンズを中心に停電が続いているとの事。ニューヨークとボストン間のアムトラック鉄道が運転を見合わせています。昨日の雷雪の影響が各所に残っていると思われますので、フライトや電車のスケジュールをこまめにチェックする必要がありそうです。

Notification issued 3/7/18 at 10:30 PM. Due to inclement weather, Amtrak service is suspended between New York City and Boston in both directions. Customers should consider alternate routes and allow for additional travel time. For more information, please visit www.amtrak.com.
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さて、今回は2018年3月第2週のセントラルパークとハイラインの様子をご紹介します。
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先ずはセントラルパーク

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曇り空が多い冬のニューヨーク。この日も曇りでした。

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とは言え、ヨーロッパよりは晴れの日が多いので、気分が落ち込むほどではないと思いますが。

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渡り鳥でしょうか?

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曇りのザ・レイク。

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冬のセントラルパークの小道は、とってもリラックスできます。

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ベルヴェデーレ城。どうやって改装するのでしょう?

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木の実が沢山。

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ここからは今週のハイラインです。

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今週の月曜日から春の草刈り(Spring Cutback)が始まりました。

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徐々に枯れ草が刈り取られて、春の芽吹きに備えます。

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今年から草刈りをしている間、サンドイッチボードが置かれています。

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フライオーバーのスノードロップ(Galanthus nivalis)。

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23丁目の芝生には2種類のクロッカス。

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待ち望んだViburnum x bodnantense ‘Dawn’も開花。

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まだHamamelis x intermedia ‘Jelena’は満開。

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違う日に既に草刈りが行われたチェルシー・グラスランド。

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春のシンボルみたいな印象のクロッカス。Crocus tommasinianusや…

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Crocus tommassinianus ‘Ruby Giant’や…

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Crocus ancyrensis ‘Golden Bunches’が咲いています。

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Hamamelis x intermedia ‘Pallida’もまだ綺麗。

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小さすぎて写真は撮れませんでしたが、Eranthis hyemalisも咲きました。

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小さくて見逃してしまいそうですが、Anemone hepatica var. acutaも10thアヴェニュー・スクエアで開花。遠すぎて写真に撮りそねましたがScilla mischtschenkoanaも開花しました。

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Puschkinia scilloidesも開花。

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2018年3月 7日 (水)

新しいハイラインの壁画

雪が降り始めた水曜日のニューヨーク。予報では午前中に段々と霙や雪交じりの雨に変わるみたいです。1日降り続く可能性があるようなので、積もるかもしれません。昨日既にいくつかの航空会社がフライトをキャンセルしていたようなので、移動するご予定の方は出掛ける前に確認をした方が良さそうです。どんな交通機関を使うにせよ、いつもより時間が掛る可能性が高いので、余裕を持って移動を計画ください。

公立学校は閉鎖されなかったので、通常通りお子さんは登校されます。親御さんが仕事に行けるので良い事なのでしょうが、帰宅時に問題が起こる可能性があるため注意が必要とのこと。足元にお気をつけてお過ごしください。
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さて、今回は毎年3月~4月に入れ替わるハイライン(The High Line)上のアート展示の中でもひときわ目立つ21丁目付近にある壁画が新しくなった話題です。
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今年の壁画は、アメリカ人アーティストで現在はベルリンで活動しているDorothy Iannone氏の『I Lift My Lamp Beside the Golden Door』という作品。3人の自由の女神が並んでいる絵柄です。

この壁画に書かれている言葉は、自由の女神の台座に刻まれている『The New Colossus』という詩の最後の1行なのだそうです。当該作品は、自由の女神を設置する台座を作るお金を集めるために1883年に書かれ。1903年にこの詩が刻まれた銘板が台座に設置されたそうです。
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この『新しい巨像』と題された14行詩(ソネットと呼ばれる14行から成るヨーロッパの定型詩)は、アメリカが移民によって創られた国だという事を謳っています。詩の内容は以下の通り。

The New Colossus
Not like the brazen giant of Greek fame,
With conquering limbs astride from land to land;
Here at our sea-washed, sunset gates shall stand
A mighty woman with a torch, whose flame
Is the imprisoned lightning, and her name
MOTHER OF EXILES. From her beacon-hand
Glows world-wide welcome; her mild eyes command
The air-bridged harbor that twin cities frame.

"Keep, ancient lands, your storied pomp!" cries she
With silent lips. "Give me your tired, your poor,
Your huddled masses yearning to breathe free,
The wretched refuse of your teeming shore.
Send these, the homeless, tempest-tost to me,
I lift my lamp beside the golden door!"
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この詩を読んで、初めて壁画が現在の閉鎖的になりつつアメリカに物申すアートなのだと理解しました。なるほど、ちょっとニュースで取り上げられる訳ですね。

個人的には、国境のない世界を目指そう!とか、世界は一つだ!とか、移民ウェルカム!とか一概に言えない、非常に難しい問題だと感じているのですが。差別や恐怖に支配されない世の中を希求しているので(そうでない人もいないでしょうが)、この壁画が訴える感情には共感を覚えもします。

これからどんなリアクションがあるのか、楽しみです。この壁画は来年の3月迄展示されています。

2018年3月 6日 (火)

グリーンマーケットの服&布地リサイクル

雲一つない青空が広がる火曜日のニューヨーク。本日は日中の天気予報は晴れ。最高気温は7℃の予報ですが、風が強いので体感温度は低いとのことです。但し、午後10時以降雪が降る可能性があるとの事。ニューヨーク市から日付と時間が変更された注意喚起のメールが送信されたので、改めて以下に添付いたします。

Notification issued 3/6/18 at 5:03 AM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Winter Storm Warning
Where: Citywide
When: 3/6, 10:00PM to 3/8, 4:00AM
Hazards: 6-12" of snow. Roads may be dangerous & strong winds may cause power outages.
Preparedness Actions: Use caution when walking, biking, or driving.
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerator/freezers to a colder setting
During an Outage
- Stay clear of downed power lines
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator/freezer doors closed to prevent food spoilage
- Do not use generators indoors
- If you have a disability/access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 911.

For more information, please visit www.weather.gov/okx/

未だに停電している地域が多くある状態での、今晩の雪。多い所では30cm積もるという予想がある位なので、念のため準備をしておいた方が良さそうです。だから昨日スーパーマーケットがいつもより混んでいたんですね…。よりにもよってラジオの電池が昨晩切れてしまったので、買っておかねば。
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さて、今回はGrowNYCが行っている服および布地のリサイクリングについてです。
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GrowNYCは、ニューヨーク市全域でグリーンマーケットを開催している団体。グリーンマーケットは、場所により開かれている曜日と時間が違いますし、所によっては冬の間は閉まってしまいますが、ニューヨーク市にある5つのボロー全てで活動しています。

GrowNYCは、グリーンマーケットを開催するだけでなく、コンポストしたり、食育を進めたりと地道な活動も続けており。環境に配慮した生活を行うために、マーケットの片隅でコンポストするための食べ物の屑と服および布地の回収も行っています。
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私は何故かよく調べ物せず、回収しているのは誰かが着ることができる服だと勘違いしており。つい最近まで、使い終わったタオルやシーツはゴミとして捨ててしまっていました。

それがボランティア仲間と会話していて初めて、服としてリサイクルできない布地も回収して、最終的には雑巾として使っているという事実を知り。今年から年末に総入れ替えするタオル類や、穴が開いてしまったシーツ、チャックが壊れて開かなくなったパーカ等をリサイクルするようになりました。
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グリーンマーケットの片隅にある回収場所にはテントが張られていて、ボランティアさん達が親切に指導してくださいます。但し、グリーンマーケットが開催されていれば、リサイクル品の収集を必ず行っている訳ではありませんので、収集場所と曜日については予め調べてお出掛けください。布地は袋に入れて持って行き、地面に置けば終了。いつ訪れても、大体既に寄付された布地の袋が並んでいる一角がありますので、その辺りに置けば大丈夫です。

殆どの方が「そんなことも知らなかったの?!」と思われた事と思いますが…実際勘違いしていたので、ブログに書いてみました。

2018年3月 5日 (月)

ポッドキャスト『THIS MOVIE CHANGED ME』

青空が広がる月曜日のニューヨーク。今日の予報は1日晴れで、最高気温は7℃です。ただ、水曜日の真夜中から木曜日の朝にかけて、また雪が降る可能性があるため注意が喚起されています。以下に送信された注意報を添付致しますので、ニューヨークにお住まいの方はご注意ください。

Notification issued 3/5/18 at 3:45 AM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Winter Storm Watch
Where: Citywide
When: 3/7, 12:00 AM to 3/8, 6:00 AM
Hazards: Potential for significant amounts of snow, sleet or ice. Strong winds are also possible. Roads may be dangerous.
Preparedness Actions: Use caution when walking, biking, or driving.
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerator/freezers to a colder setting
During an Outage
- Stay clear of downed power lines
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator/freezer doors closed to prevent food spoilage
- Do not use generators indoors
- If you have a disability/access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 911.

Please visit www.weather.gov/okx/

金曜日の暴風で、電線が切れたり、施設が浸水したりで、月曜日の現在でも1,000世帯以上が停電したままとのこと。週末中に多くの世帯が復旧したようですが、いまだに復旧作業が続いているそうです。また水曜日に雪が降るなんて大変ですね…。ラジオや非常食を準備したり、携帯電話等を充電したり、冷蔵庫/冷凍庫の設定を低温にしたり。万が一に備えて、色々準備しておいた方が良さそうです。
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さて、今回はポッドキャスト『THIS MOVIE CHANGED ME』です。
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以前『On Being』で聞いたエピソードについてこのブログで書きました。それ以来、家事をしつつポッドキャストを聴く際に、『On Being』を聴いています。去年の春頃から体調が芳しくないので語学の勉強を止めてしまい、外国語のニュースやプログラムを聴くのをさぼり続けているので、代わりに興味が向いたポッドキャストやラジオを聴いている訳です。

ブレネー・ブラウン氏のエピソードが面白かったので、『On Being』も気が向いた時に聴いていたら。『On Being Studios』という『On Being』を制作しているスタジオが、新しいプログラムをリリースしたと予告編を流しました。
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新しいプログラムの名前は『THIS MOVIE CHANGED ME』。名前の通り、映画は人生に必要な事を教えてくれると信じているプロデューサーが、2週間に1回、各界で活躍する人にお気に入りの映画を1つ挙げてもらい、当該映画について30分程2人で語り合うというシンプルな内容。

まだ今年リリースが始まったばかりのプログラムなだけに、現在聞くことができるエピソードは3個。それらのエピソードで取り上げている映画は:①スターウォーズ、②ナイトメア・ビフォー・クリスマス、そして③ユー・ガット・メール、です。
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最近は腰痛で座っていられないために映画を全く観なくなってしまいましたが。日本で生活していた8年前迄は毎週のように映画館に通う程、結構映画が好きな人間で。しかもスターウォーズは、観ているだけで乗り物酔いの症状を呈してしまって、気持ち悪くなるので観たことがありませんが。あとの2つの映画は、私が大好きな映画だっただけに、このプログラムが気に入って早速購読を始めました。

スターウォーズは観たことがありませんが、あまりに有名なのであらすじは知っていますし。大好きな物について話す人って、それだけで聴いていて面白いんですよね。加えて、大好きなシーンについて語っているのを聴いていると、大事な場面でもなんでもない、なくても良いようなシーンが挙げられていたのも、凄く納得がいく感じがありました。そうなんだよね!大事でもなんでもない、何気ないシーンが凄く心に残るんだよね!って、ニヤニヤしながら聴きました。そう思われませんか?
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ナイトメア・ビフォー・クリスマスのポッドキャストでは、雑誌などに寄稿している作家さんがこの映画から学んだこととして、「人は誰しも、その人が一生のうちに犯した最大の罪や、最高の功績によってまとめられてしまうべきではない」と仰った言葉が心に残りましたし。

「多くの人が勘違いしているのは、幸せは状態を指す言葉ではなく、感情を指す言葉だということ。だからずっと、絶え間なく幸せでいることは不可能。でも必ずやってくる幸せに気付き、感謝し、また次の幸せを待ち望むことの大切さに気付くこと。仕事をしていて幸せを感じられないからといって、直ぐに止めてしまわない事の大切さに気付くこと」という言葉は、私も正に幸せは状態だと勘違いしていたので、目から鱗が落ちた気分でした。
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そして作中で、ジャック(ハロウィーンランドのパンプキンキング)がクリスマスランドを乗っ取ってしまうのは、正にCultural appropriation(文化の盗用)だと言っていたのも興味深かったです。私はどうにもこの手の社会学的な概念に弱く。近年度々話題に上がる、Cultural appropriationという概念がイマイチ理解できないでいます。その為、改めて調べてみたり、考えてみたり。結果、今でもよく解らないのですが、考えるきっかけをくれる、ただ楽しいだけではないポッドキャストでもあると感じました。

ユー・ガット・メールは、私の大好きな映画の1つ。1998年の公開だったそうです。もう20年も経ったんですねぇ…。メグ・ライアンとトム・ハンクスが主演したマンハッタンを舞台にしたラブコメだと思っていたのですが。このポッドキャストでは、「ラブコメではあるんだけど、人が抱える孤独とそれ故に感じる漠然とした、でもどうしようもない憧れについての物語」だと感じたという事が語られています。
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2人の会話を聴いていたら、初めて何故自分がこんなにまでユー・ガット・メールが好きで、1回しか観ていない映画を覚えているのか、8年前マンハッタンに住み始めた際にロケ地を巡ったのか、が理解できた気がしました。勿論、会話の軽妙さ、ある種理想化された(ポッドキャストの中では2人とも「こんなマンハッタンは存在しない。架空のアイディアとしてのニューヨークと言っていますが)、でも私の受けるニューヨークの印象を煮詰め結晶化させたようなマンハッタンという舞台、はっとするような音楽と人物設定も魅力的です。

所々で映画の台詞が挿入されているのですが、ユー・ガット・メールからはメグ・ライアンが書いたメール「Sometimes I wonder about my life. I lead a small life - well, valuable, but small - and sometimes I wonder, do I do it because I like it, or because I haven't been brave? So much of what I see reminds me of something I read in a book, when shouldn't it be the other way around? I don't really want an answer. I just want to send this cosmic question out into the void. So good night, dear void.」が流れました。
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この台詞(書いているE-mailがナレーションで流れる)自体は覚えていなかったのですが、ポッドキャストで聞いた途端、心が溶けそうでした。そして無性にこの映画が観たくなりました。

これからも、エピソードがリリースされるのが楽しみです。

2018年3月 4日 (日)

アムステルダム・アヴェニューの『Levain Bakery』

曇りの日曜日のニューヨーク。本日は晴れ時々曇りで、降水確率は0%。最高気温は8℃。昨日と同じ位ですが、昨日は強風のせいで体感温度がとても低く寒く感じたので、今日はどうでしょうか。

ボランティアをしているとお年を召した方も多くいらっしゃるので、彼/彼女達の不調の話を耳にする機会が多くあります。アメリカでは65歳を過ぎると、メディケイドという連邦の保険で医療がカバーされるようで、皆さん定期的に色んな専門医の健診を受けて健康に留意されており。体調が悪くなると詳細な検査を受けて、ネットでリサーチして…と結構勉強されていて感心します。

私は読んでも、読んでも、医療の事って頭に入らないんですよね…。でもこれからの時代、自分で勉強することも大切なんだと改めて思います。私は首の筋を頻繁に違えるのですが、よく起こるので地味に痛くて辛いものの、格別調べてみようと思わずきたのですが。ふと思い立って改善方法を調べたら、首の痛みは肩周りの血流の悪化が原因なので肩の運動をすると良いという情報を見つけ。早速実践してみると、痛みが即座に驚くほど軽くなりました。それから2回首の筋を傷めましたが、直ぐこの運動で改善。なんでもっと早く調べなかったんだろう…と後悔しました。

ブログをいつも前日に書いて下書き保存しておくのですが、昨日途中の状態で公開してしまいました。読まれた方はごめんなさい。
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さて、今回は人気のベーカリー『Levain Bakery』が、アッパーウエストに2店舗目として開店したアムステルダム・アヴェニュー店の話題です。
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ニューヨークでマフィンを食べるなら、一番のお気に入りはブルックリンにあるBlue Sky Bakeryですが。マンハッタンでは、Levain Bakeryが一番好きです。

しかしLevain Bakeryは観光客にも人気のお店。いつ訪れても行列があって、待たされますし。そうそうマフィンも食べないので、稀にしか足を運びませんでした。
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そんな中、去年久しぶりにLevain Bakeryに足を運んだら、「数ブロック北に上った所に2店舗目をオープンしたのでそちらの方が空いています」と店員さんが宣伝していました。その時はわざわざ新しい場所に移動するのも面倒だったので、そのまま第1店舗目の74丁目でジャムサンドとマフィンを購入しました。

そして先日ようやくセントラルパークに足を運ぶついでに、アムステルダムアヴェニューと76丁目&77丁目の間にできた新店舗で買い物をしました。新店舗は74丁目の店舗に比べると広くて明るく、メニューも大きく掲出されていて、商品もとても見やすかったです。
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旧店舗では気付かなかっただけなのか、新しい店舗でのみ取り扱っているのかは定かではありませんが、食事パンも5種類ほど販売されていました。今までは菓子パンとクッキーだけだと思っていたので、利用頻度が上がりそうに感じます。

新店舗が広くなったとはいえ、行列するスペースが広くなったという感じで、イートインするスペースは壁際の細いカウンター席のみです。とは言え、旧店舗に比べれば座席数は多いので、イートインするのであれば新店舗の方が座れる確率は高い気がします。どっちも競争率は高いとは思いますが。
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また行列の長さは変わらない気はしますが、旧店舗はレジが1つしかなかったので列が進むのが遅いのに比べ、新店舗では3つのレジがあって、列が思いの外さっさと進みます。また旧店舗は外で延々待たねばならないのに比べ、新店舗は店内で待つことができるので、雨風・寒さが凌げますし。メニューを見ながら選ぶことができるので、何を購入するか決めていない場合には、新店舗の方が注文がスムーズにできると思います。

新店舗ではチャパタを試に購入してみましたが、もっちりして美味しかったです。スコーンは外側がさくっとして美味しかったものの、大きすぎるのか、焼きが足りないのか、中が生焼けでイマイチでした。味音痴の食通でもない人間の個人的感想です。
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Levain Bakery

AMSTERDAM AVE, NY

351 Amsterdam Ave

212.874.6080
営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

2018年3月 3日 (土)

雪のニューヨーク

曇りの土曜日のニューヨーク。今日は1日曇るようですが、降水確率は0%。最高気温は8℃の予報です。今日は昨日の嵐から一転、傘の不要な1日となりそうです。

昨日は、ラガーディア空港とJFK空港が飛行機の発着を中止。アムトラック鉄道とロングアイランド鉄道も運転を休止。フェリーも運転を休止と、公共交通機関に大きな影響が出ました。交通機関は復旧したようですが、昨日の影響が残っている筈ですので、お出かけの前に必ず運行状況を確認した方が良さそうです。

昨日は倒木や電信柱の倒壊が相次いだようなので、本日も公園に足を運ぶ前には状況を確認した方が良さそう。去年も倒木の下敷きになってお亡くなりになった方がいましたし。ブライアントパークで落ちてきた枝で怪我をなさった観光客の方もいました。
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さて、今回は昨日ニューヨークに雪が降った時の風景です。
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朝8時過ぎ、夜中から降っていた雨が雪に変わりました。

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雪が降っている時のニューヨークが好きです。綺麗なだけではなく、建築現場や倉庫もある独特の風景が際立ちます。

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碁盤の目のようなマンハッタンですが、ブロードウェイが斜めに横切っているために生じる三角の交差点が好きです。

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アッパーウエストにある古そうなアパート。採光を考えて真ん中が凹んでいたり、細かい彫刻が施されていたりするのが、古いアパートの特徴でしょうか。

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72丁目の地下鉄駅も素敵ですよね。

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本当にニューヨークっぽい通りは、アヴェニュー(南北に走る道)ではなくて、ストリート(東西に走る道)だと感じます。

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ニューヨークは思いの外緑が多い街です。アメリカ自然史博物館の周りの公園も、ちょっと一息つくのにぴったりです。

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平日の雪の朝は、流石にセントラルパークもとても静かです。

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枝に水滴が輝く様がとても綺麗。

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peace and quiet。

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人がいないので、鳥も寛いでいます。

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春が近いのかも?

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シェイクスピア・ガーデンも静かで美しい空間でした。

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Eranthis hyemalisの蕾がありました!春のシンボルみたいですよね?

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凄く寒かったので、スマートフォンのカメラが直ぐ曇ってしまいます。

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クリスマスローズも咲いていました。

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ザ・レイクを眺めていると心が静まります。

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曇りの日にボランティア仲間が「ニューヨークに来てから曇り空の美に気付いたの。綺麗だと思わない?境界がぼやけて、優しい風景よね?」と言った事があって。その時、凄く腑に落ちる物があって、初めて曇りの日が綺麗だと思いました。それまでは曇りは頭痛が酷いので嫌いだったのですが、風景を眺めるために散歩することが増えました。

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思い出のボウ・ブリッジ。

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キャスト・アイアンの橋はニューヨークらしい風景を作り出します。

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雪の中でも青々としたシープズ・メドウ。

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2018年3月 2日 (金)

トレーダー・ジョーズのサラダ・キット

大雨の金曜日のニューヨーク。今日は1日雨が降り続き、強風が吹く予報です。加えて気温も下がるそうなので、お出かけの予定がある方はお気をつけください。ハイラインも危険なので閉園されるそうですし、お出かけの場所が開いているか調べてから足を運んだ方が良さそうです。かく言う私も、ニューヨークを離れるボランティア仲間のフェアウェルランチが予定されていたのですが、天候の為延期になりました。最高気温は6℃。郊外では雪混じりの雨になるそうですし、ニューヨークでも一部で霙混じりになるそうなので、足元にお気をつけください。以下に今日発令されている、浸水注意報と強風注意報を添付致します。

Notification issued 3/2/18 at 2:05 AM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Flood Warning
Where: NYC
When: Until 9:00 AM Today, 3/2
Hazards: Periods of heavy rainfall will cause widespread flooding of poor drainage and low-lying urban areas. Heavy rain will continue at a rate of up to a .25 of an inch per hour through the overnight and into the morning.
Preparedness Actions:
- Do not drive your vehicle or walk into areas where water covers the roadway as the water depth may be too great to allow you to cross safely.
- Move to higher ground.

For the latest weather info: www.weather.gov/okx/.

UPDATE: Notification issued 3/2/18 at 3:50 AM.

The National Weather Service has issued the following:
What: High Wind Warning
Where: NYC
When: from 6:00 AM Friday, 3/2 to 6:00 AM Saturday, 3/3
Hazards: Sustained winds of 25-40 mph & gusts up to 60 mph. Winds at these speeds can turn unsecured objects into projectiles & cause power outages.
Preparedness Actions:
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerator & freezers to a colder setting
During an Outage
- Stay clear of downed power lines
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator & freezer doors closed to prevent food spoilage
- Do not use generators indoors
- If you have a disability or access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 911.

For the latest weather info: www.weather.gov/okx/.
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さて、今回は最近気に入って購入しているトレーダー・ジョーズ(Trader Joe's)のサラダ・キットの話題です。
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トレーダー・ジョーズは言わずがもなの人気スーパーマーケット。2017年10月現在で43州+ワシントンD.C.で474店舗を展開しているとの事。このスーパーは、中間業者を省くことによって価格を抑えている事と、ユニークな自社ブランドを多く取りそろえることで名を馳せています。
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ニューヨークに住み始めたばかりの頃に比べて店舗数が増えたせいか、以前に比べて会計の列に並ぶ時間が短縮され。夏はグリーンマーケットで買い物するものの、冬の間は葉物をスーパーに頼らざるを得ないこともあり。そして近所のスーパーは、野菜や果物が高い割に絶望的に古いので、最近はトレーダー・ジョーズで買い物しています。
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ずっと時間が作れず足を運んでいなかったのですが、偶々毎週用事で近くまで行くようになったので、ついでに買い物できるようになり。そうなったら、野菜や果物の新鮮さに加えて、価格の安さとオーガニック製品の多さに惹かれて、頻繁に足を運ぶようになりました。
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最近利用するようになって、特に気に入っているのが混ぜるだけでサラダができるサラダ・キット。葉物野菜とトッピング、ドレッシングが全てパッケージされていて、洗って混ぜるだけで種類豊富な美味しいサラダが楽しめます。
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サラダホウレン草やキャベツ、サラダケール、ブロッコリーの茎と人参等ベースの野菜も沢山の種類がありますし。其々に合う、ナッツやドライフルーツ、チーズやクルトンなんかが全て梱包されているので、気負うことなくバラエティーに富んだ味を楽しめます。
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ただの野菜とかに比べると高価で、$4~$5弱しますが。メニューに頭を悩ませなくて済む。自分だったら買わないようなナッツやドライフルーツ、穀物も摂取できる。時間が短縮できる。2食分のサラダが賄える。と良いこと尽くめ。納得の値段設定です。
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最近は体調を崩しているため、ずっと立って料理をするのがとてもしんどく。このサラダキットは救世主的存在です。自分でしっかり洗えるので、パッケージされたサラダを食べて食中毒…なんてニュースを1年に数回目にするニューヨークでも比較的安心なのもGood。
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トレーダー・ジョーズは、頻繁に商品を入れ替える事でも有名なので、新しい種類が出ないかと今から楽しみにしています。
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2018年3月 1日 (木)

ミッドタウン・ウエストの中東ファーストフード店『Naya』

曇りの木曜日のニューヨーク。今日は夕方から雨が降り始める予報です。一部強い雨が降るようで、浸水注意報や強風注意報が発令されていますので、お気をつけください。最高気温は14℃。最近なんだか気味が悪い位、暖かい日が続きますね。以下に注意報の内容を貼りますので、ニューヨークにお住まいの方はご一読を。

Notification issued 2/28/18 at 6:46 PM.

The National Weather Service has issued the following:
What: High Wind Watch
Where: New York City
When: 7:00 AM on 3/2 to 6:00 AM on 3/3
Hazards: Potential high sustained winds of 25 to 40 mph & higher intermittent gusts up to 60 mph. Winds at these speeds can cause flying debris, turn unsecured objects into projectiles, & cause power outages.
Preparedness Actions:
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerators/freezers to a colder setting.
During an Outage
- Stay clear of downed power lines.
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator & freezer doors closed.
- Do not use generators indoors.
- If you lose power & have a disability/access needs or use Life Sustaining Equipment (LSE) & need immediate assistance, dial 9-1-1.

For the latest weather info: www.weather.gov/okx/.

Notification issued 2/28/18 at 4:40 PM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Flood Watch
Where: Citywide
When: 3/2 at 6:00AM to 3/3 at 6:00AM
Hazards: Periods of heavy rainfall may cause widespread flooding of poor drainage and low-lying urban areas.
Preparedness Actions:
- Do not drive your vehicle or walk into areas where water covers the roadway as the water depth may be too great to allow you to cross safely.
- If you lose power and have a disability or access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 9-1-1.

For the latest weather info: www.weather.gov/okx/.
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さて、今回はミッドタウン・ウエストにある中東料理が気軽に食べられるファーストフード店『Naya』で食事した感想です。
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Nayaは、ファイナンシャルディストリクトやミッドタウン・イースト(ロックフェラーの近くと3番街)にも店舗を持つチェーン店みたいですが、私が気になっていたのはセントラルパークや5番街、カーネギーホールから程近い場所にあるミッドタウン・ウエストの店舗。

いつ通っても行列ができていて人気店ぽかったので、気になりつつも待ってまで食べる気にはならなかったり、そもそも外食する機会が然程無かったりで今まで入店したことがありませんでした。しかし先日、午前中にボランティアを済ませ、午後から用事があった為に、軽く昼食を済ませる必要が生じ。訪れてみたら、たまたま空席があったので、初めて入店しました。
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Nayaの料理は中東料理。とは言え、ニューヨークではお馴染みの、ライスかサラダの上に好きなたんぱく質を選んで乗せてもらい、フムスや野菜のピクルスをトッピング、最後にソースを選ぶという食事です。地中海料理と何処が違うのか、イマイチどちらにも詳しくない私には区別がつきませんでした。

殆どの人がライスをベースにしたボウルかサラダを頼んでいましたが、私はそこまでがっつりお腹が空いていなかったので、一番安くて、軽そうだったピタロールを選択。タンパク質は一番中東っぽい印象があるラム肉&牛肉のミートボールを選びました。
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色々トッピングできたのですが、酸っぱそうな野菜が多かったのでトッピングはフムスとレタス&トマト、それにグリーンソースのみに搾りました。今見たらタヒニもあったみたいなので、乗せておけばよかったと後悔しましたが…。

凄く混んでいるので、詳しく説明してもらうのも憚られたんですよね…店員さんは勿論知ってるもんだという感じで説明してくれませんし。でも、大きなテーブルで近所で働いていると思しき人達と肩を並べて相席で食事したら、とっても美味しくて満足でした。このロケーションで、$10でこれだけの物が食べられれば上出来です。
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レジの周りにフォークやナイフもあったのですが、荷物を置いて取りに行くわけにもいかず。かといって席が直ぐ埋まってしまったので、離れるのも不安で。結果、少しかじった汚い状態のピタロールの写真でごめんなさい。

日本ではまだまだ浸透していない中東/地中海料理ですが、ニューヨークでは大人気&一般的。Nayaは、アヴェニュー・オブ・アメリカ辺りでバリバリ働くニューヨーカーに混じって、彼/彼女等が食べるランチを味わえるので、ある意味ビジネスサイドのニューヨークを感じられるスポットとしてお勧めです。
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勿論、セントラルパークやトランプタワー、ティファニー、カーネギーホール、MoMA等からも近いので、純粋に観光ついでに食事をするにも適しています。但し、トイレは無かったと思いますので、ついでにトイレを使いたい場合にはお勧めしません。まぁ、近くにあるタイムワーナービルやトランプタワーでトイレに入れますが。

Naya MIDTOWN WEST

54 W 56th St
New York, NY 10019

メニューや営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

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