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2018年4月14日 (土)

ガールスカウト・クッキー

晴れている土曜日のニューヨーク。今日は1日晴れて、最高気温は21℃まで上がる予報です。昨日までの予想よりは下方修正されていますが、それでも20℃は超えるので暖かい1日となりそうです。昨日は日中は半袖で十分な暖かさでした。今日も午後5時位まで暖かそうですが、そこからぐっと気温が下がるようなので、夜お出掛けの方は羽織物を持った方が安全そう。明日は雨の予報で、最高気温も7℃に逆戻りです。

昨日はとっても暖かかったので、歩道にあるテラスで張り切って食事するニューヨーカーが目立ちました。冬の間は締め切られていたレストランのドアや窓も開け放たれて、半分オープンエアになっていました。朝からのボランティアにジーンズ&Tシャツで出掛けたら、帰りはジーンズが暑すぎて汗をかく位の暖かさでした。お蔭で花粉症も本格的に症状が出てきました。道のマメナシも咲き、春らしい風景です。

ウィーンに住む友達も、桜っぽい花が咲き、水仙の黄色と新緑の緑が美しい春らしい写真をアップしていました。今年は厳しい冬でしたが、やっとヨーロッパにもアメリカ東海岸にも春が来たようです。でもキャンピングカーでアメリカ縦断&横断をしているボランティア仲間からは「寒波で寒すぎて急遽民泊しました。アーカンソーの山の上では雪が降っています」というメッセージが届きました。まだまだ春が遠い地域もあるんですね。
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さて、今回はガールスカウト・クッキー(Girl Scout Cookies)を購入した徒然です。
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アメリカではガールスカウト・クッキーが季節の風物詩のようになっています。今まで特に注意を払った事がなかったので、NYに住み始めたばかりの頃はケーブル会社と契約してTVを見ていたので、地元ニュースを流す「NY1」が「今日はガールスカウト・クッキーの販売が行われます。ロケーションは…」なんて高らかに宣言しているのを見ながら、へぇーなんて思っていただけでした。
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なんでもガールスカウト・クッキーは、ガールスカウトに所属する女の子たちが、クッキーを販売することを通じて、将来自立して成功するのに必要なチームワーク、計画性、未来を良くしようとする力等を培う為に行われる事業なのだそうで。クッキーを販売する目標を立て、皆で計画・準備をし、それをやり遂げる事によって自信を付けてもらうことを大きな目的としているとのこと。

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クッキーの販売から上がる収益は、そのコミュニティーにあるガールスカウトで使われるそうです。彼女達がフィールドトリップに行ったり、コミュニティーの為にプロジェクトを立ち上げたり、キャンプに行ったりするのに使われることが多いとの事。

しかし私がガールスカウト・クッキーに興味を持ったのは、移動の暇つぶしに『Anna and the French Kiss』(Stephanie Perkins著)を読んだから。主人公のアンナはご両親の方針で1年間をパリにあるアメリカ人学校に留学することになり。不本意ながらも学校に通う内に、フランス語が少しずつ話せるようになり、パリの街にも出掛けられるようになって楽しむようになり、寮に住む友達とも仲良くなって・・・というストーリーなのですが。その中でアンナの誕生日プレゼントがアメリカに住むご両親から送られるシーンがあるんです。
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そのアンナの誕生日プレゼントが、ガールスカウト・クッキー。「私の誕生日はガールスカウト・クッキーが販売される季節だから、毎年プレゼントはこれに決まってるの!」とアンナは高らかに宣言。それを見た友達は勿論、クラスメイト全員が「わー!!」みたいなテンションになって、「ガールスカウト・クッキーが一番美味しいよね」、「私の好物はシン・ミントよ」、「俺は断然サモアズだね」とか言いながら、皆で貪り食うみたいな描写だったんです。
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それを読んで初めて、どうやらアメリカ人にとってガールスカウト・クッキーは特別な地位を占めているらしいと理解した訳です。それから何かの機会に、アメリカ文化を理解する意味で食べてみたいと思っていました。

今週ボランティアの研修があったのですが、その中で1人のボランティアさんが「ニューヨークのホームレスシェルターに住む女の子たちがTroop 6000というガールスカウトを作って活動を始めて約1年が経ち、今週初めてのクッキーセールを行っています。収益は全てホームレスシェルターで暮らす子供達のために使われます。是非皆でサポートしましょう」と呼びかけていました。なんでも彼の娘さん(去年一緒にボランティアをしました。その時は学生さんだったのですが、現在は就職されたとの事)は、職場で呼びかけて代表して100箱以上購入したのだとか。
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その呼びかけに対し、やっぱり皆さん口々に「シン・ミントを買いに行かなきゃ」とか「スモアーズでしょ、やっぱ」とか言っていて、改めてガールスカウト・クッキーに対する思い入れを感じ。仕事で買いに行けないであろう友達にクッキーが必要か聞いたら、「もう友達を通じて沢山購入したの!でも聞いてくれてありがと!もっと沢山買う機会があったらいいのにねー」という回答が。やっぱり年に1回は購入してるんですね。
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丁度興味を持って購入を希望していたので、私も良い機会だと感じで最終日の昨日足を運びました。ガールスカウト・クッキーが販売されるのはスーパーの入り口とかが多いようですが、Troop 6000の場合はニューヨーク市長がバックアップしていたこともあるのか、ユニオンスクエア前にあるケロッグのカフェを借りて行われていました。

午後4時~午後6時の営業だったので、午後4時15分頃到着したら既に長蛇の列。嘘でしょ?!となって、一瞬行列で待つのが大嫌いな私は諦めそうになったのですが、ホームレスの女の子達をサポートする為だしな…と並ぶことに。
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結局並び始めてから買い終わるまで1時間掛ったのですが、お蔭で列の前後に居た人達と言葉を交わす機会がありました。私の3人前に並んでいた男性は前日も並んだものの、時間切れで買えなかったので、その日は開店直後に並んだのだとか。

2人前に並んでいた白人女性は「ただのガールスカウト・クッキーだったら絶対並ばないんだけど、今回はホームレスシェルターで暮らす子供達の支援だからねぇー」と言いつつ、道行く人が「何で並んでるんですか?」と質問して来るたびに説明をしていました。
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私の前に並んでいた女性(ミシェル・オバマさんに似ていて、とっても綺麗で上品な方でした)は、ローワーマンハッタンで働いているもののこのクッキーを購入するために仕事を早く切り上げて来たとの事。「遠くで販売されていたとしても、足を運んだと思うわ」と仰っていました。

彼女は、従妹さんがずっとガールスカウトのリーダーをされていたので、ガールスカウト自体をとても良い取り組みだと感じ応援しているとの事。今回のセールについては、ニュースでも知ったそうですが、ノースカロライナに住む従妹さんからわざわざ連絡が来て絶対足を運ぶように念を押されたそう。大行列の写真を撮って彼女に送ったら、早速電話が来て大成功している旨を報告していました。
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周りの人たちによると、あまりに盛況なので土曜日も急遽販売されることが決定したのだとか(私はその情報が見つけられないのですが…)。昨日の時点で既に目標の6,000箱は達成していたのですが、新たに12,000箱販売という目標を立てて、取り組んでいるとこれまた周りの方達が説明されていました(ニュースでそう言っていたらしい)。

後ろに並んでいた若い女の子は、Troop 6000の子供と一緒に記念撮影してソーシャルメディアにアップロードしたり、声を掛けたりしていましたし。お年を召した女性はご自身が小さな頃はガールスカウト・クッキーを買うお金が無くて、毎年どのフレーバーを買うか真剣に迷っていたことなどを話してくださいました。
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暑い日だったので1時間掛けてクッキーを購入したらクッタクタでしたが、ニューヨーカーがお互いを支えようとする心意気みたいなものをひしひしと感じられて元気が出た体験でした。

帰宅して、夫と『Girl Scout S'mores』を味わってみましたが、まぁ普通のクッキーでした。やっぱり小さな頃からの思い出とリンクしているからこその、特別感なのでしょうね、きっと。買い過ぎたので、周りの人達とシェアして楽しみたいと思います。

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