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2018年8月25日 (土)

MY NYC:生活編『ボランティア』

日本に帰国して1週間が経ちましたが、その殆どを用事で費やしてしまいました。でもお陰で今日までに主な用事はほぼ終了。来週火曜日に電話の手続きをしてから、もう一つ用事を済ませれば、後は友達に会ったりのんびりするだけ…と信じてます。やっと友達に会える!

一昨日から少し体調を崩してしまい、用事を済ませたら夕方にはホテルに戻ってベッドに直行。夫にお弁当を買ってきてもらい、ホテルで夕食を済ませる日々でした。今日は元同僚と約束をしていますし、明日からは実家に顔を出すので、体調が戻っていると良いのですが。
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さて、今回はニューヨーク生活の徒然を語るだけの内容です。この9年間、お世話になったボランティア活動についてです。
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夫がニューヨークに赴任が決まってから実際に渡航するまで3か月しかなかったこともあり、何の準備も心構えもせず、荷物だけバタバタとまとめて体だけ持って行ってしまい。ニューヨークについてから、短期アパートから実際に住むアパートに移り。少し落ち着いた時、はたと何をしようと初めて考え始めました。

それまで専業主婦をしたことがありませんでしたし、人生の成功を「死ぬまで自立していること」だと定義していた私としては、仕事を辞めることには大いに抵抗がありました。しかし、配偶者ビザでは就労できないため、新たに弁護士を雇って就労許可を取ったりする必要が生じる上に。かなり稼がないと、一家の収入としては下がってしまいます。
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外国生活は思いの外慣れるのに時間が掛かりますし、東京で暮らしていた時は2人共仕事で忙しく、あまり夫婦の時間が持てないことが悩みでもあり。また、仕事の最後の方では体力の限界を感じていて、ニューヨークでも体調が芳しくなかったこともあり、結局仕事はしないことに決めました。

じゃあ、学校に通うかと言っても、ニューヨークにどれ位の期間居るかも不明でしたし。大学院に入って勉強するなんて、そんな楽しい贅沢なこともないとは思ったのですが、働いて貯めたお金の大半を使い果たす大きな出費。そこまでして学びたい何かも思いつかず。
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結局勇気が出せず、体を休めた方が体調も良くなるかもしれないし、数年のことだし(当初は9年間も住むことになるとは夢にも思っていませんでした)ロングバケーションしよう!と思ったわけです。

しかし、家に居るのは性に合わず。3か月もしたら鬱々としてきてしまい、ボランティアを始めることにしました。結局、渡米3か月で始めたそのボランティアは、ニューヨークを離れるその時まで続けました。
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その後、そのボランティアだけでは週に3日しか埋まらないし他の組織も見てみたいということで、新たなボランティアに応募し。そこから数年で、最初のボランティア先の方に紹介されて、3つ目のボランティアを始め。最終的には、3か所でボランティアをする生活を5年ほどしていました。

これが自分にとって非常に幸運なことで、勉強になったと今になって思います。先ず、3か所のボランティア先が、其々違う社会的・経済的位置にある人々に属していたこと。一つはお金持ちの上流社会に、一つは中流社会に、もう一つはホームレスを含む生活が苦しい社会に。必然的に、ボランティアをしていなかったら、一生会うことがなかったであろう階層の人々と接する機会を得て、ニュースに敏感になった気がします。
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2つ目に、NGOの何たるかを少しだけ学べました。資金繰りや組織の作り方。NGOだからと言って、職員に清廉潔白でいることを強いることの矛盾(要は給料が凄く安くて、福利厚生が守られていない)や、求心力を保つことの難しさなどをつぶさに見ることができました。

3つ目に、雑多な幅広い仕事の経験ができたのが良かったです。裏方仕事から、力仕事。接客から運営のお手伝い。都度、違った部署の別の仕事を経験できたので、視野が広がったと感じています。
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そして何より、人との出会い。これは日本に居た時から思っていたのですが、仕事仲間(私の場合はボランティア仲間)には、友達には果たせない大事な役割がある気がしています。そして、友達の方が、仕事仲間よりも大事というわけでもないんですよね。

過ごす時間は短く、私生活では一切会わずとも、仕事仲間から学ぶことは多々ある。そして、それは友達から学ぶこととは全く違う、そう思います。しかも、仕事仲間に会うだけで、満たされる、大切な何かがあると思います。
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私は幸運なことに、ボランティア仲間の何人かとは友人にもなれました。年齢も性別も育った環境も、何もかもバラバラな親しいボランティア仲間は、私の人生にとっての宝物。早速日本の絵葉書を購入して送ろうと思っています。

人との関係って、費やした時間の長さとかじゃないんですよね?ボランティア先のスタッフさんにお別れの挨拶に伺ったら、「新しい土地で推薦状が必要だったら言って。完ぺきな推薦状を書き上げるから。ある種の人達とは、費やした時間は短く、何年も会ったり話したり連絡さえもしてなくとも、偶々会う機会を作れたら前日まで会ってたみたいに話ができるよね?私たちはきっとそんな関係を築ける気がしてる。」とハグをしてくれました。
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彼/彼女たちは、好奇心に満ちた精力的な人達ですから、本当に地球のどこかで再会できる気がしてます。

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コメント

ririです、返信ありがとうございます。名前2つになってましたね、すいません。
こちらは先日までまだ暖かかったのに急に寒くなり一気に冬になったという感じです。
イギリスはDuchess of Sussexの話題で盛り上がっているのでしょうか。。。

好きな場所や趣味からボランティアを探せるなんて思っていませんでした。求人の貼紙は見るのですがボランティアのは見たことがなく、お店ではボランティアは無い物だと思い込んでました。説明会やフェア等も探してみようと思います。豊富な情報ありがとうございました。とても勉強になりました。私はa mature adultなのですが気持ちが弱いので、嫌味や罵られてもめげない強い自分を築き上げて行きたいと思ってます。英語もそういう弱い部分が邪魔をしているので...

沢山のボランティアを経験されてとてもよい人とのつながりや充実した時を過ごされてたのを感じました。イギリスではまた違った雰囲気や人柄などを感じられることと思います。お互いこれからもっともっと寒くなりますが気持ちは温かく過ごしたいですね。
改めましてお礼申し上げます。

はじめまして。コメントありがとうございます。返事が遅れて申し訳ありません
メールにてお返事ということでしたが、コメントでの返答にてご容赦ください。

ニューヨークに暮らされているんですね。ニューヨークの秋は本当に美しいので、今頃満喫されているでしょうか?

ボランティアの探し方ということですが、あくまで私の個人的な経験をお話致します。
最初のボランティアは、街を歩き回っていて偶々店先で募集要項を見掛けてメールにて応募しました。ニューヨークにはボランティアをする機会が山程あるので、先ずはご自分のご興味のある分野で探されてはいかがでしょうか?因みに私は本が好きなので、片っ端から本屋を訪ねていた際に、募集要項を見つけました。お好きな公園があったら、その公園のHPでボランティアを募集していないか探してみるとか。好きな場所や趣味から、自分にできそうなことを探すのが手っ取り早い気がしますが、いかがでしょうか?

2つ目のボランティアは、日本語のフリーペーパーに募集の記事が出ていました。日本語のフリーペーパーを始め、英語のフリーペーパー、WEBマガジン(Gothamist: http://gothamist.com/ とか)に目を通していると、偶にボランティア募集の情報が出ている時があります。単発で災害後の清掃活動ボランティアとかをした時は、このような媒体から情報を得て参加しました。日本語のフリーペーパーは、日系スーパーとかに置いてありますし、地下鉄駅前とかに英語のフリーペーパーは設置されています。効率は悪いですが、街のことを知るためにも、砕けた英語の言い回しを知る為にも、目を通して損はない気はします。

3つ目のボランティアは、記事にも書いた通り1つ目のボランティアで一緒に働いた方が紹介してくれました。ただ、最初はボランティアフェアに顔を出して、ボランティアを束ねていた担当職員さんとお話しして、正式に申込書をネットで提出しました。そこからは、人の繋がりで組織内で色んな部署の色んな仕事をさせて貰いました。多くの組織で、ボランティアを希望する人達に向けた説明会やフェア等を定期的に開催していると思いますので、気になる組織のそういった催しに顔を出して、直接担当者から情報を得るのはお互いにとって有益だと思います。

どの組織も、ボランティアとは言えかなり厳密な規定やボランティアに求める能力を明記しています。ですからポジションによっては高い英語によるコミュニケーション能力が求められますし、その他の求められる能力(実務経験6か月以上とか、ソフトを使いこなせること、とか)を明記しています。最低1年以上とか、週1回必ず参加とか、期間に言及しているボランティアも多い気がします。

しかし英語はそこそこできれば良いというポジションだって沢山あります。清掃ボランティアとかは、指示さえ理解できれば参加できますし。使えないと思われたら首になりますし、ボランティアとは言え結構容赦ないという印象でした。ですから、先ずは興味ある分野でご自分の能力に合ったポジションを探されてはいかがでしょうか?英語力については向こうが判断すると思いますので、あまり気に病まれなくても良い気がします。因みに、私は英語が全然ペラペラじゃありませんし、発音が悪いので最後まで理解してくださらない方も結構いました。嫌味も相当言われましたし、罵られたりもしましたが、そんなことでめげてたら何もできない、というのが私の考えです。

もし学生さんなのであれば、構内にボランティア情報を提供してくれる場所がある気がします。一度チェックされてはいかがでしょうか?ニューヨーク市のHPにもボランティアを検索できるページ(https://www1.nyc.gov/nyc-resources/service/2698/volunteer-opportunities)があります。

…って、既にご存知の情報が多いと思いますが…。ご自分の興味と条件が合うボランティアが見つかると良いですね。私も今は生活が落ち着かず全然手がつけられませんが、ロンドンでもボランティアをしたいので、また一から探して、応募してというプロセスを踏むことになります。お互い良い出会いがあると良いですね。

これからニューヨークは、ハロウィン、感謝祭、ホリデーシーズンと楽しい行事が満載ですね。ririさんが良い新年を迎えられることをお祈りしております。

はじめましてririと申します。
お引越しされたのですね、なんだか残念です。もっと早くにこのブログを見つけたかった~。
現在NYに住んでいます。今日ここにたどり着きました。NYで色んな事をご経験をされて羨ましいです。
私もボランティアはしたいのですがどこで探したらいいのか分らず自分が何ができるのか
考えている間にあっという間に時間が過ぎて行っています。
英語力も中々UPせずなかなか話せるようにはならないので日々苦労しています。
スラスラと話せないとボランティアは無理でしょうか?もし可能であればどのようにボランティアを
探されたのか、どこで応募できるのかなどをメールで教えていただけないでしょうか。
イギリスも素敵な所ですね。これから楽しみですね。これからはロンドン生活のブログ楽しみにしてます。
NYのブログも今後も参考にさせていただきます。

はじめまして。コメントありがとうございました。
このブログを2年間楽しんでくださったと知り光栄です。ニューヨークという街には人を惹きつける魅力があるんだなぁと改めて感じます。折角コメントくださったのに、このブログを終了するお知らせでごめんなさい。新たにニューヨークを感じることができるブログや本、映像と巡り合えるようお祈りしております。
もうすぐ9月だというのに暑いですね。くれぐれもご自愛くださいませ。

はじめまして、sunaと申します。

このblogを2年位前に偶々知り、それからは、いつも楽しく読ませていただいてます。有難うございます。

ニューヨークが好きな自分にとって、日本に居ながらにして、ニューヨークの匂いを感じることができ、自分の生活にとって欠かせない存在です。

この度は、筆者様が帰国されるとのことで、このblog又はニューヨークの記事が無くなるのではと心配していたのですが、引っ越しされる前のblogと同じスタイルなのでホッとしています。

まだまだ暑い日が続くので、どうぞお身体に気をつけて下さい。いつも楽しい記事を有難うございます。

追伸:返信は、無用です。

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