2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

日記・コラム・つぶやき

2018年3月18日 (日)

無事帰宅

青空が広がる日曜日のニューヨーク。昨日は聖パトリックの祝日だったので、今朝は街中が少し汚いかもしれませんね…。でもタリンから帰ったら、やっぱりニューヨークは暖かくて有難く感じました。本日は1日晴れの予報で、最高気温は7℃。青空は気分が上がります。
047
さて、昨晩無事帰宅しました。帰りもタリンの空港からヘルシンキを経由してニューヨークまで、乗り換えも含め約10時間半の空の旅でした。帰りは午前10時頃アパートを出て、ニューヨークに着陸するのが午後4時半の予定だったので、飛行機の中では時差ボケ防止の為にも眠らず。従って景色がよく見えました。

タリンからヘルシンキへの約30分の空の旅では、流氷と氷に覆われた湾がよく見え。両空港共に森を切り拓いて造ったようで、周りは雪に覆われた木立。とても美しい風景でした。
078
ヘルシンキからは直ぐに雲に覆われて見えなくなってしまったのですが、所々雪を頂いた山や凍った湿原のような景色を見れました。映画も3本観ることができて満足です。

スムーズでトラブル無い移動だったのですが、やっぱりニューヨークに着いたら疲労が蓄積しており。仕方なく空港からUBERを使ってしまいました。でも通常通りバスを使うと帰宅が午後8時近くになってしまうところを、午後6時45分には帰宅できたので上出来。値段は$75とバスの倍してしまいましたが、やっぱり楽~と2人で喜びました。
052
お蔭でいつもは疲労困憊過ぎて翌日にまわすことの多いスーツケースを洗剤で拭いて荷解きする作業もさっさと終わらせ。出発日に干した洗濯物を片付けて、新たに洗濯をする元気までありました。

夕食はご飯だけ炊いて、トレーダー・ジョーズの冷凍食品を温めて簡単に済ませ、さっさと眠りました。が、やっぱりどんなに頑張っても時差ボケからは逃れられないようで、6時間進んでいるタリンが朝を迎える午前2時頃から目が覚め。午後5時に完璧に眼が冴えてしまって眠れなくなり、仕方なく起き出しました。
044
そんな訳で、今朝は既にタリンから持ち帰った黒パンで朝食を済ませ、洗濯も終わらせてしまいました。タリンに居る間に夏時間になっていたので、これから家じゅうの時計の針を1時間進めて回ります。

夫は今日用事があるようですが、私はすっからかんの冷蔵庫を埋めるべく買い物はしなければいけませんが、1日のんびりと疲れを癒すつもりです。

2018年3月10日 (土)

フェアウェル・パーティー

快晴の土曜日のニューヨーク。今日の予報は晴れ時々曇り。最高気温は6℃になる予報です。来週はまた週の頭(月曜日の夜~火曜日?)に雪が降ることが予想されていますので、暫く寒い日々になりそうです。

昨晩久しぶりに友人と食事しながら喋るために外食したのですが、どうも何かが中ったようで2人ともトイレとお友達状態に。やられたー、という感じです。友人は大丈夫だと良いのですが…。後でご機嫌伺いをしようと思います。清潔感のあるお店だったのにな…。皆様もお気をつけください。
****************************************************************
さて、今回は今週ボランティア先で開催されたフェアウェル・パーティーの徒然です。
025
ニューヨークは、出会いと別れが多くある街だと思います。どの都市でもそうなのかもしれませんが、東京に居た間は会社員だったこともあり、周りの人達は東京以外への転居を伴う転職をそう頻繁にはしませんでしたし。ましてや、他国から働きに来たり、他国に帰る人達と知り合う機会も多くはありませんでした(社内で他国の支社から働きに来る方達と仕事する機会はありましたが)。

でも、ニューヨークで生活している間3つの違う団体でボランティアしているので、単純に会う人の数も多いですし。アメリカが広大な為に、転職をすると簡単に会う事ができない引っ越しを伴うケースが多々生じますし。他国で働いてみようとニューヨークに来ていた人が、やっぱり自国が良いと気付いて帰国したり。他の国を試すために、また引っ越したり。兎に角、出会いと別れが多くやってきます。
026
今週も、去年から新しく始めたボランティアの仕事を指導してくださっていた女性が、配偶者がとても条件が良く誰もが羨むような仕事だったものの好きになれないという理由で辞表を出したことにより、2人の家と庭が待つシアトルに帰郷する為にニューヨークを離れるという別れがありました。彼女とは、ボランティアの仕事で週に1回は必ず約5時間を一緒に過ごしていましたし。

その仕事を離れても、一緒に観劇したり、カフェでお喋りしたり、散歩した時に撮った写真を交換したりと交流があったので、1年間という短い時間の割にはとても親しくさせて頂きました。多分彼女は60歳前後。既に成人して働いてらっしゃる娘さんが2人居て、年代も、過ごしてきた国も環境も、何もかもが違うのに、それが故にお喋りするのが楽しいと感じさせるとても素敵な女性でした。
027
ニューヨークに暮らしていると、人との会話がとてもしんどく感じることがあります。私は東京に暮らしていても、そう感じる事が多い人間ではあったのですが…細かい事が気になりますし、空気を読むのが嫌いですし、決めつけや前提がある会話がとっても嫌いなので。でも会話が苦手で、咄嗟に上手く返答するのが非常に苦手で、日中の会話を思い出してしまって夜悶々とすることがままありました。

しかし、ニューヨークに居るとそれに加えて、外国人であることが乗っかります。大抵の人は日本の事をあまりよくは理解していませんし。前提として、日本の方が男尊女卑が酷く、民主主義が発達しておらず、気を付けていないと軍国主義に戻る国、というような感じで話してきたりもします(若い人と話していてもこういう印象は受けないので、主にお年を召した、ニューヨークタイムズ紙を読んでいるような層に多い印象を持っています)。
090
そういう話題は、議論自体が難しいと感じてしまいます。相手の意図を正確に把握するのも難しいですし、相手が日本の現状をどれ位解って発言しているのかも不明ですし、相対の話なのか、絶対の話なのかも掴みずらいですし。そもそも世間話をしたいだけで、議論を望んでいない場合が殆どですし。

そんなこんなで、いつも結構アンフェアな事を一方的に言われて、挙句の果てにはリベラル派の人々にも「貴方は外国人で日本に帰るんだから、アメリカの事に口出さないで」というような態度を取られることも多々あり。「だったら、日本語読めもしないで、日本の事にさして興味もないのに、知った風な口きかないでくれる?!」と言いたくなることも。
029
でも、今週お別れをした女性といて、そんな風にストレスを溜めた日は一回も無かったとふと気づきました。そして、その理由を考えていたら、それは彼女と私の考えが似ているからでも、趣味嗜好が似ているからでも全くなく。彼女がただ単純に、人の話をよく聞く人だったからだと気付きました。

人の話をよく聞く。簡単なようでとても難しいことです。彼女は、いつ何時でも人の話を上手に聞いていました。でも、別に自分の意見を言わない訳でもなく、自分から話題を振ることも多かったので、静かな人という訳でもない楽しい人でした。でも、誰の話もよく聞いていた印象が残っています。
017
私は人の話を聞くのが下手で。質問し過ぎて相手に話すことを強要したくないと思い過ぎてしまう傾向があり(その人が、その人のタイミングで話すまで聞くべきではないとか)。相槌も下手ですし、自分と全く意見や考え方の違う人の話を聞いていると、全然同意できない人の話を何と言って聞いていいのやら解らず、沈黙してしまう事も多々あります。

彼女は自分のビジネスをしつつ子育てをし、引っ越しも何回かして色んな文化に触れて来た為に、聞き上手になったのだろうと想像します。彼女との別れを惜しむ中で、これからは彼女みたいに人の話に耳を傾けられる人になりたいと強く思いました。
049
何かを学びたいと思わせてくれる人との出会いは貴重です。これから西海岸に住む彼女と会う機会を作るのはとても難しくなりますすが、繋がりを細々とでも持ち続けられるよう努力したいと思います。

本来は先週の金曜日に開催される筈だったパーティーですが、大雪の為に延期され。急遽外で立食パーティーになりました。結構寒くて大変でしたが、久しぶりに会うボランティア仲間とも話しができましたし、彼女の人柄か沢山のスタッフさんとボランティアが集まり、温かい雰囲気の会でした。

2018年2月24日 (土)

日本からのお土産

青空が覗いている土曜日のニューヨーク。久し振りに青空が見れて嬉しいですが、長続きしないようで。午後3時以降は雨がぱらつくようです。とは言え、降水確率はたったの10%。ここ数日の様に降り続くようでもないので、久しぶりに散歩が楽しめそうです。最高気温は12℃。天気が崩れてくるに従って気温も上がる予報です。

今朝ラジオを聴いていたらWEBマガジンの『Gothamist』が帰って来ると言っていました。ゴッサミストは上等なニュースサイトではありませんし、取材方法に問題もあったと思いますが、それでも日々のくだらない話題や、新しいレストラン情報、行事や生活に密着したニュースなんかを読むのを楽しみにしていたので嬉しいです。いつから記事が再開されるのでしょうか。
************************************************************
さて、今回は夫が日本出張から持ち帰ってくれた日本土産の備忘録です。
007
008
今回の出張に際して「和菓子が食べたいけど、日持ちがして、わざわざ買いに行かなくて済むお菓子が見つからない」と嘆いていた私。そんな言葉を覚えていてくれたらしく、羽田空港で売られていた天下鯛へいを夫が買ってきてくれました。
020
このお菓子は東京に住んでいる頃から気になっていたものの食べたことが無かったので、とても嬉しく。早速インストラクション通り電子レンジで温めて食べたら、もっちもちで非常に美味しかったです。日持ちも2週間程するようでしたが、2人で着々と食べ進み、4日で完食してしまいました。見た目もとっても可愛いです。
009
飛行機で出されるおつまみも食べずに持ち帰ってくれました。かりんとうがとっても美味。
010
ここからは義母様からのお土産。ボランティアから帰ってランチを抜いてしまって小腹が空いた時なんかにに有難く頂きました。
011
混ぜご飯の素。早速夫が帰宅した日に山菜寿司の混ぜご飯を頂きました。サッパリして美味しかったです。一袋で3合もできるので、今週末にでも残りのお寿司を頂きます。
012
013
体調が悪い時に良さそう。シラスの燻製なんて珍しいです。これから大事に使わせていただきます。
014
災害時の為に購入していた非常食が賞味期限が切れそうなのでとくださいました。大雪注意報が出されていたので丁度良いと思いとっておきましたが、何事もなく。今週末に頂きます。
015
今回の出張に際して私が夫にリクエストしたお土産が鳩サブレーでした。その話を聞いたためか、義母様がお土産にくださいました。美味しくいただきました。ありがとうございます!
016
夫が会社の方々から頂いた和菓子屋のお土産。包装紙が封筒になるように工夫されていて、日本の細やかさや資源を大切にする気持ちが感じられました。
017
バレンタインに因んでか、熨斗がハートと梅の文様。素敵ですねー。
018
019
日持ちするお菓子を選んでくださったので、これから大事に頂きます。お気遣いありがとうございました。嬉しいです。

2018年2月18日 (日)

アフリカのプリントドレス店『ZURI』

快晴の日曜日のニューヨーク。昨日は一瞬雪が降りましたが、結局大雨。お年寄りの事とか考えると雪が降らなくて良かったですね。今日は1日晴れて、最高気温も8℃まで上がって寒さが緩む予報です。今週は水曜日に21℃まで気温が上がる変な気候になるみたいです。気温の変化が激しく、雨が降る日も多そうですので、体調を崩さないように気を付けたいと思います。

金曜日の夜、SoHoの歩道を歩いていた男女の頭に、非常階段の一部である金属が7階部分から欠けて落ち、男性が死亡する事故が起きました。確かに外階段の下を通っていると、金属が腐食していて怖いと感じることはままありましたが、気をつけようが無いですし怖いですね…。これを機に、古い建物の持ち主の方達にはきちんと安全性を点検して欲しいと思います。
*****************************************************************
さて、今回はウエストヴィレッジにあるアフリカで染色される布を使ったドレスを販売するお店『ZURI』です。
005
ボランティアの移動でウエストヴィレッジをよく散歩します。色んな道を通りますが、時々ブティックやカフェ、レストランが並ぶブリーカー通りを通り抜けながら、ショーウィンドーの移り変わりを楽しみます。

去年いつものようにブリーカー通りを歩いていたら、とてもカラフルなドレスと手編みの籠バッグが飾られたショーウィンドーを発見。私は中学生の頃からアフリカに憧れていて、アフリカで働きたいと思っていた位でした。体が強くないですし、乗り物酔いが兎に角酷いですし、暑い気候が苦手ですし、アトピー性皮膚炎が乾燥で悪化しますし、虫が凄く苦手なので、現実問題として諦めましたが…。今でもクラシック音楽をアフリカ風にアレンジした音楽なんかが好きで、聞いています。
092
このお店はアフリカっぽいテイストだなーと対岸から見ただけでも気になり、帰宅してから早速検索してみると、2人の女性が起業したドレス専門店だと分りました。彼女達は、アフリカのケニヤを中心とした市場で、泥染め等現地の手法で染められた布を選び。それをケニヤやナイロビで、現地の工場に委託して生産。

ドレスの型を2つに絞って、ドレスのみを販売することにより、工場で働く人達に十分な対価を払いつつ、高すぎない価格でシャツドレスを販売できるようにしているとの事。環境にも配慮し、アフリカで問題になっている失業率を下げる事にも(少しとはいえ)貢献し、端切れでショップバッグを作って製品を入れてお客さんに渡すなど、フェアトレードや環境問題にも配慮したビジネスを目指しているそうです。
045
シャツドレスは、ノースリーブと肘までの袖の2タイプのみ。前がボタンで全開になる、スタンドカラーのシャツドレスなので、ワンピースとして着るだけでなく、ジャケットの様に羽織ったり、チュニックの様にパンツやレギングの上に着たり、袖をウエスト部分で縛ってスカートの様にしてはくことが可能。

単色の布もありますが、多くは原色のはっきり・きっぱりした大きな柄がプリントされた派手なドレスで目を惹きます。実際にここで購入したドレスを着ていると、「素敵なドレスね!」とか「わあ、そのドレス大好き!」とか声を掛けられたり、派手だなーって感じで目で追われることが多いと感じます。
046
でも下に長袖シャツ+レギングを重ねたり、単体で着たりと体温調節がし易いですし、コーディネートを考えなくて良いので楽。着心地も抜群で、とても気に入って既にもう1枚欲しくなっています。

何より女性が始めた事業を応援していると感じられるのが気分が良いですし。アフリカを身近に感じられるのも、興味に近づける気がしますし。ほんのわずかの気のせいといったレベルでも、誰かを奴隷の様に使って作った製品でなく、環境に配慮したビジネスにお金を使っていると思えると罪悪感も減ります。
072
店員さんも有色人種の女性が多い気がして、そういったところも女性のパワーを活かそうという気概を感じるお店。いつ前を通ってもお客さんが試着しているので、地元の人達に受け入れられている気がします。

何を買うかは自分が見たいと思う世界への清き一票。皆と同じような格好をして安心する自分を脱皮して、着心地がよく気分が上がる服を試してみたい方は是非。まぁ、好き嫌いは別れるとは思いますが。

ZURI
363 Bleecker St, New York, NY 10014
ドレスのラインアップはお店のHPで見ることができます。

2018年2月12日 (月)

ポッドキャスト『Brené Brown — The Courage to Be Vulnerable』

重く雲が垂れ込めている月曜日のニューヨーク。降水確率は20%で、午後からは太陽が顔を覗かせたりするようです。が、天気が回復するに従って気温も下がるようです。でも、氷点下になるのは夜半らしく、最高気温は8℃です。

インフルエンザが依然として猛威を振るっているようです。まだ確定していませんが、土曜日の夜5歳の女の子が病院に搬送され、死亡が確認されたそうです。彼女でインフルエンザに罹っていることが確認され、(インフルエンザが直接の死因かは特定されていないものの)死亡したお子さんが4人になったとの事。今回のインフルエンザは急に重篤化するのが怖いのだとか。只の風邪かな…と思っていたら、たった数時間で急に病状が悪化して死亡する健康で若い成人のケースも出ているそうで、注意が促されています。風邪の症状が出たら、早めに医師を受診するのが肝要との事。また調子が悪い時には、外出は控えましょう。
***************************************************************
さて、今回は昨日偶々見つけて聞き始めてから聞くのを止められなかったポッドキャスト『Brené Brown — The Courage to Be Vulnerable』です。
016
日曜日の朝、いつものようにラジオを聞きながら朝食の準備やらをしていたら、午前7時~8時まで放送されている『On Being』という番組の終わりの方でした。この番組はホストの女性が、学者さんを招いて1時間じっくり話を聞くという静かなもの。

本日の学者さんは社会学をテキサス大学オースティン校で教えているブレネー・ブラウン(Brené Brown)氏。氏の専門はリサーチで、主に勇気、弱さ、恥じおよび共感について研究をしているとの事。
017
この番組は科学的・学術的な研究をしている人に話を聞くのを主眼にしているので、ブラウン氏もスピリチュアルな人ではなく、11,000人以上に聞き取り調査やアンケートを行った結果辿り着いた結論について話してくださっていました。

私が朝聴けたのは、最後の10分。にも拘らず、何故かとても興味を惹かれました。丁度ボランティアに出掛けるところだったので、彼女のポッドキャストを検索で見つけ、腰のリハビリがてらボランティア先まで歩く1時間半の間に偶々聞いたのが、今朝聞いた『On Being』の番組上で、同じホストであるKrista Tippett氏が3年前に行ったインタビューでした。
033
前回のインタビューは、ブラウン氏が「Daring Greatly: How the Courage to Be Vulnerable Transforms the Way We Live, Love, Parent, and Lead」というタイトルの本を出版したことを記念して行われたようでした。その際には、2010年にブラウン氏が行ったプレゼンテーションと、それが大反響を巻き起こした事により2012年に行ったプレゼンテーションの事も話題に上っていました。

3年前のインタビューは「Brené Brown — The Courage to Be Vulnerable」というタイトルが付けられ、やはり約55分の番組に仕立てられ、現在はポッドキャストとして聴けるようになっています。歩きながら何気なく聞き始めたのですが、とても興味深く、結局ボランティアの作業をしている1時間も、帰りの1時間半の道程もずっと繰り返し聴き続けました。
030
とても心に残る言葉が沢山あったのですが、そもそも彼女の研究は『心を開いて人生と向き合い・味わっている人々の秘訣を探る』というところからスタートしたとの事。3年間多くの人々に聞き取り調査したり、アンケートを行ったりして、研究を始める前の『心から人を愛し、信じ、人と交わり、自分の価値を疑わず、人生を存分に味わっているように見える人々は、良いご両親に恵まれたり、条件の良い仕事に恵まれたり、ラッキーな人々なのだろう』という推測は外れ。大体、世間一般的な離婚率、倒産、依存症、トラウマの過去を持つ確率だったとの事。

では、何が違うのか?と不思議に思った彼女は、データと向き合い、自分の存在価値を疑わないように見える人々が大事にしているものと避けているものをキーワードとしてポストイットに書き出し、2つのリストを作ってみたそうなのです。すると、人々が避けているもののリストが自分の人生そのもので愕然としたのだそうです。
021
自己肯定できる人々が避けていたもの、それは完璧主義、人や物事を勝手に価値付する、忙しくて疲労していることを自慢に思う、自分の価値と生産性を結び付けて考えている、いけてる(クールである)、他人の評価を気にする、パフォーマンス主義、証明してみせると思う事、確かなものを手に入れたい(信じたい)と思う、等。反対に、大事にしていたものは、著者が嫌悪感に近い感情を抱くものが多く、その最たるものが創造性だったとか。

でも彼女は学者。自分の価値をゆるぎなく信じている=充実した生活を送る人々は、創造性を大切にし、適度に遊び、適度に休み、仕事が忙しくとも家族や友達との時間を大切にしているという事実で満足せず。何故それらが自己肯定や自信につながるのかを調べたいと考えるに至り。結果として、vulnerability(脆弱性、弱さ、自分がコントロールできないので怖さを感じる状況)やshame(恥じ)というトピックに行き着いたというのも、面白いです。
019
「Hope is the function of struggle」(希望はもがき苦しむことの一作用です)とか、心に残る言葉が多すぎて、ここに書ききれないので是非聞いて頂きたい。彼女は企業を巡って、講演を行う事が多いそうなので、人事部にいらっしゃる方や人を指導する立場に居る方には参考になると思いますし。後半は子育てについて語っていますので、子育てに悩む方々にも興味深い内容だと思います(ブラウン氏もインタビュアーも共にお子さんがいて、子育ての怖さや悩みを語ってらっしゃいます)。そして学校の先生にも是非聞いて頂きたいと願います。

何度も書きますが、私は泣けば=良い作品みたいに言われる最近の風潮がかなり嫌いですし、「号泣」とかいう言葉が軽々しく使われるのも苦々しく思っている性質なのです。なので、泣いたからお薦めするとかいう意味では全然ないのですが。歩きながら聞いていたにも関わらず、急に涙が出て困った個所がありました。男女の違いについてで、著者が講演を聞いた男性から言われた一言から始まる会話だったのですが。凄く心に刺さりました。
025
お金を節約するとか、いつまでも綺麗でいるとか。よく言われる「良い奥さん」みたいなものを私は全く信じていないのですが(かといって、「旦那」とちょっと下げて言ってみたり、逆に「旦那様」とか「主人」とか上げていう言葉で呼ぶのも両方嫌いですが)。夫にとって良いパートナーではなかったなぁと大いに反省した次第です。このポッドキャストを聴いても、やっぱり夫はフェアで自分に自信がある、良いパートナーなんだなぁと痛感したのに、私は…となってしまいました。遅くとも気付けただけで有難く、これからもっと深く夫の言葉に耳を傾け、彼のやることに口を出さず、頼られるような人間になれるように努力します。

気付きがあったこのポットキャスト。知っていたことでも、当たり前の事でも、大切なことを改めて考えることも必要ですし。漠然と感じていただけの事を、言語化してもらうと急に理解できて、自分の中に取り入れられる気がします。このポッドキャストは、久しぶりにそんなすっきりとした爽快感に満ち溢れていました。
031
本日放送されていたラジオも改めて始めから聞き直しました。できれば彼女のも読んでみたいのですが、現在持ち物を減らそうと努力しているところなので、迷うところです。先ずは、彼女のポッドキャストを片っ端から聞いてみたいと思います。

2018年2月 6日 (火)

暮らしの手帖の『雪のブローチ』の動画

また曇っている火曜日のニューヨーク。ですが、予報では1日雨は降らず、晴れ時々曇りとなるようです。明日は雪が降る可能性があるそうで、雪だったら日曜日以来ですね。現在の気温は-1℃ですが、最高気温は4℃。氷点下を脱すると随分楽に感じますよね。

ウィーンに住む友達カップルが、お子さんを連れて元王宮の建物で開催された子供向けのカーニバルに参加した旨をフェイスブックで紹介していました。ゲームをやったり、ディスコで踊ったり、ジャムドーナッツ(Krapfen:ただし、友人曰く「ウィーンっ子達は絶対にドーナッツではないと言い張る」とのこと)バーがあったりで、とても楽しかったとの事。彼女達は舞踏会にも行きますし、ウィーンに住む人々は伝統を上手く楽しんでいるのかな?なんて想像しながら楽しんで投稿を読んでいます。
************************************************************
さて、今回は夫が日本からお土産に買ってきてくれた雑誌『暮らしの手帖』92号を読んでいて、ふと見つけた動画についてです。
011
昨日も書きましたが、体調を崩した後にぎっくり腰をし、その後回復してきたと思ったら再度腰を痛め、只今ベッドから動けません。日曜日はあまりの痛みに安眠できない、読書できないという状態で、ただただベッドでぼんやりとしていたのですが。月曜日はかなり回復し、休み・休みなら最低限の家事をして、細心の注意を払って時間をかけてお風呂に入ることにも成功しました。
012
そんな訳で、難しい本は集中できないから読めないし…と夫がお土産にプレゼントしてくれた「暮らしの手帖」92号をぼんやりと読んでいました。その中に、91号の感想が寄せられたページがあり。絵本作家・翻訳家である松岡享子さんと仰る女性が、着古したセーターや牛乳パックを使って雪のブローチを制作。当該ブローチの収益を充てて、東日本大震災で被災した陸前高田にある小学校の児童に本をプレゼントする活動をしてらっしゃる旨が書かれていました。
013
興味を惹かれて調べてみると、You Tubeに挙げられた動画に行き当たりました。その動画によると、松岡さんはアメリカで児童図書館学を学び、図書館に勤務。そこでストーリー・テリング(読み聞かせと違い、本は見せずに暗記した物語を聞かせることらしい)に感銘を受け、日本でも活動されていたとの事。
015
現在でも、1年に1回陸前高田にある小友小学校でストーリー・テリングの活動を続け、訪れる際に一人一人の子供が希望した本をプレゼントするという活動をされており。その活動資金を手作りした雪のブローチを販売することでその一部を賄っていらっしゃるようです。
024
彼女は、『東京子ども図書館』の設立に関わられたとの事。この図書館はずっと行きたいと思いながらも、機会を作れずにいた場所なので、余計に興味深く拝見しました。
022
動画の中で、松岡さんが実際にブローチを作られる様子を見ることができます。手芸が一切できない私は、『今年新たに始めること』に刺繍を試してみるという目標を掲げてまして。実際に習ってみようと2時間の短いお試しコースに申し込んでいたにも関わらず、ぎっくり腰で敢え無く行けず終いに終わったのですが。
028
自己流でコツコツとやってみようと改めて思った次第です。素敵な動画ですので、調子が悪くて気が塞いでしまった時などに是非。たった10分程の動画なので、気軽に視聴できます。

2018年2月 2日 (金)

日本からのお土産

今にも降り出しそうな金曜日のニューヨーク。午前11時頃雪が舞う予報ですが、その後は天気が回復してくるようです。今日は1日氷点下になる予報なので、温かくしてお出掛けください。こんな日に限って外でのボランティアもあります…。

昨日はボランティアに行く準備をして、午前9時頃出掛けようとしていたのですが。洗濯機が静かだったので、終わったのに気付かなかったのかと扉を開けてみると、明らかに終わってないのに扉が閉じたまま止まっているではありませんか。電源を入れ直したり、強制的に開けるボタンを押してみたりと試しても、少し動いては止まってしまう。仕方なくフロントデスクに電話してスーパーさんに来てもらいました。

結局スーパーさんも色々やったものの全然直らず。取り換えることになり大事に。6年以上置きっぱなしだった洗濯機&乾燥機が動かされた機会に、すかさず掃除したり。修理や交換の影響で汚れてしまう場所を綺麗にしたり。濡れた洗濯物をゴミ袋に入れて避難させたり…と大忙し。

ついでにたてつけが悪かった玄関のドアやレンジのドアも修理してもらい。全て終わって、スーパーさんにチップを渡したのは3時間後。そこから洗濯機に洗浄洗剤を放り込んで、クリーニングのため2サイクルの洗濯をして、その後途中になっていた濡れたままの洗濯物の洗濯を一からやり直して、スーパーさんは土足で入ってきたので、床を念入りに掃除して…なんてやってたら夕方になってしまいました。ここのアパートの備え付けの洗濯機&乾燥機は北欧製で、環境に良い代わりに1サイクル1時間20分かかるのです。

こういう時、凄く狭いワンルームアパートに高い家賃を払っても、フロントデスクやらスーパーさんやらが常駐している物件は有難いと心底感謝します。でも、ぎっくり腰をやったばかりで動くのが非常に不便なところにこの騒ぎ。何故か疲労困憊してしまいました。なんだってこう、色々壊れるのでしょう…。
***************************************************************
さて、今回は日本からのお土産の備忘録です。
017
夫は定期的に日本に出張します。進めているプロジェクトの承認を得るために日本の本社に説明に行って関係各所や部下の方達と打ち合わせをしたり、面談を受けたりするようです。

そんな時、ついでに日本からお土産を買ってきてもらいます。日本の雑誌や薬を頼むことが多いのですが、最近は楽しみの為にお菓子を頼んでいます。
020
私は何故かアメリカの薬を飲むと凄く眠くなってしまうので、日本の風邪薬を買ってもらったり、日本で買った方が安いのでサロンパスをまとめ買いして貰ったり。雑誌は「暮らしの手帖」を頼むことが多いですが、今回は暮らしの手帖の最新号に加えてPENのアラブ特集を買ってきてもらいました。現在、中東問題や難民問題に関する本を集中して読んでいて、中東や北部アフリカに興味が強いのです。

今回はお願いして買ってきてもらった、過去数回分のお土産と頂戴したお土産自慢です。
013
014
015

東京駅で販売されている「東京かみなり舎」の「東京かみなりや」。ラングドシャが大好きなので、米粉入りのラングドシャに胡麻の飴掛けのトッピングなんて美味しそう…とリクエスト。実際凄く美味しくて、夕食の後に食べるのがとても楽しみでした。

004
005

クッキーが好きな私の為に夫が買ってきてくれた「パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ」の詰め合わせ。夫はコーヒーブレイクに散歩がてら訪れたみたいです。羨ましい…。ここのラングドシャも美味しいんですよねぇ。

008

今回の出張でお願いした「麻布十番あげもち屋」の「パンチェッタあげ餅」。ついでに「トマトバジルあげ餅」も買ってきてくれました。これからデザートに食べるのが楽しみ。東京駅はお土産が豊富ですね。

009

もう一つお願いした「日本橋錦豊琳」の「ゆずこしょうかりんとう」。他にも梅ザラメ、はちみつ生姜、むらさきいもも買ってきてくれました。夕食後に一つずつデザートに食べようと計画中。忙しい出張中にも関わらず、買ってきてくれた夫には感謝、感謝。

004_2
010
011

義母様からのお土産。このお煎餅はとても美味しくて、毎回有難く頂いています。だしは絶対に使うものなので、とても便利。そして調子が悪いことが多い私には、簡単にできるスープ等も有難い。他にも切り干し大根等頂き、現在腰痛が酷くて買い物が難儀なため、早速サラダにしたりして活躍しています。いつもお気遣い痛み入ります。ありがとうございます。

003

こちらは義理の妹さんから頂戴したお粥。腰痛のせいで料理もままならないので、早速朝食に2人で頂きました。優しい味で美味しかったです。ありがとうございました。

005_2
006

夫が久し振りに友達に会う時間を持てたそうで。その方から頂戴したチョコレートと絵葉書。なんでもお知り合いが描かれたのだとか。夫にとっては懐かしい国立の風景です。チョコレートは旅行中にちょっとつまむのにピッタリなので、3月の旅行までとっておいて、機中や散策中ちょっとエネルギー補給が必要な時にいただきますね。ありがとうございました。

019

2018年1月28日 (日)

文化的および多様性感受性に関する研修

雨の日曜日のニューヨーク。でも午後2時以降は雨が止みそうです。現在の気温は9℃で、1日中ほぼ横ばい。寒さが和らぎそうです。

私は本を紙で読みたい、映画は映画館で観たいという古いタイプなので、本屋や映画館が無くなる=文化が消滅するという単純な話ではないと理解しつつも、最近の傾向を寂しく感じてしまうのですが。アメリカにしてはそれでも数が多い方とは言え、やっぱりニューヨークにおいても少ないインディペンデント系の映画や外国映画を上映する映画館の1つであるリンカーン・シネマが、今日で閉館してしまうというニュースを目にして悲しい気持ちです。

古いものは消え、新しい物が次々と現れるのもこの街の魅力だと分ってはいても、やっぱり寂しい。1回しか足を運んだことが無いのですが(腰の調子が悪かったり、トコジラミが怖かったりで、映画館で映画を観なかった時期が長いので…)、ハリウッド映画ばかりが上映されると思うだけで悲しい。

『アンレスト』という映画を観ていた時、客は私と若い男性だけで。その男性が映画の間中すすり泣いていました。そういう、映画館でしか味わうことができない映画体験ってあると思うんですよね…足を運ぶことの意味というものが。こんな風に感じる、風変わりで、偏屈な私が、楽しく生きていける社会って、実は全然違う趣向の人々も幸せに生きやすい街なんじゃないのかなー、なんて思う朝です。
**********************************************************
さて、今回はボランティア先で受けた『文化的および多様性感受性』(Cultural & Diversity Sensitivity Workshop)についての研修の徒然です。
040
アメリカでは文化的感受性や多様性についての議論が日夜行われています。リベラル系のメディアではちょこちょこ取り上げられる問題ですし、多くの文化的背景を持つ人が入り乱れて住むニューヨークのような街では、特に関心が高いトピックと言えます。

友達の話を聞いていても、部下を持つポジションに着く際には必ずと言ってよい程、文化的感受性を含む、多様性に対応できる研修を受けるようですし。ボランティアをする場合でも、誓約書の中に「他者を年齢、性別、宗教、人種、その他事由によって差別しない」という内容が絶対に組み込まれています。時には「公序良俗に反する服装をしない(差別的なメッセージが書かれたTシャツなど)」なんて項目もあったり。
058
ただ『政治的正しさ』(political correctness)等と相まって、議論がなされている問題でもあり。行き過ぎだと感じている人が多数いたことが、現政権をアメリカで誕生させた一因なのだとも思われます。

では行き過ぎているという事は徹底されているのか?と言えばそうではなく。実際は次から次へと現在進行形で明るみになる、女性に対するハラスメントや有色人種に対する差別にみられるように、社会として文化的感受性および多様性に対する感受性を育てることはまだまだ道半ばだと言わざるを得ないと思います。
018_2
たかがボランティア、されどボランティア。ボランティアの方が直にビジターと接する機会が多かったりもしますので、ボランティアを対象とした種々の研修が行われます。今までも場が緊迫した際に、どうやってエスカレートさせずに収めるかというような研修を受けましたが。

今回新たに『Cultural & Diversity Sensitivity Workshop』と銘打った1時間のプログラムを受けてきました。これは人事部が正社員に向けて開発した物を、ボランティアにもと門戸を開いたもの。義務ではありませんでしたが、私はまだまだ偏見に満ち満ちていますし、思い込みも激しい性質なので、有難く参加してきました。
017_2
内容は至ってシンプルで単純。要は「相手の見た目や喋り方等で勝手に判断を下して、其々への対応を変更しないこと」というもの。相手が英語が苦手そうでも、必ず最初はネイティブに対するのと同じように全文で説明をする。見た目で観光客だと決めつけない。車いすの方に質問を受けたら、必ずその方に返答をする(車いすを引いている方だけに説明してしまう人が多い)。一般常識の範囲の話です。

とは言え、言うは易し行うは難し、ですよね?実際、私は人によって回答の仕方を変えてしまうので深く反省しました(急いでいそうな方にははしょったり、英語が苦手そうな方には単語で答えてしまったり)。
021
そして、もっと難しいと感じたのが「外見で勝手に判断をして、説明する内容を変えないこと」。例えば、見た目が(身体的に)男性に見える方に「トイレは何処ですか?」という質問を受けた場合でも、勝手にその方が男性トイレを使うと思い込まないこと。つまり、誰に聞かれても「男性トイレは○○、女性トイレは○○にあります」という説明をすること。

本来的には全面的にトイレにおける男女の別を廃する方向で社会が進むとしても、今すぐすべての施設の男女分かれているトイレを統合するのは金銭的にもスペース的にも難しいのが現実。施設によっては、全然トイレの場所が違いますよね?そんな時は、二つの場所を全ての方にご案内するように、という事です。
015_2
それ位なら、気をつければ私もできそうかな?とは思ったのですが(とはいえ、まだまだ細心の注意を払わなければならないくらいに難しいのですが。)もっと難しいと感じたのが、代名詞の使い方。

見た目で判断して、勝手に「he」とか「she」とか呼んではいけない、というもの。そんなこと考えたのは、エレベーターで会う犬の飼い主さんと犬について話す時くらいだよ…と愕然としました。明らかにトランスの方とか、自認する性別が不明の方であれば、いちいち名前で呼んだり、聞いたりしちゃってましたし…。
047
なんでも、流石に「it」では大変失礼にあたるので(まぁ、そうですよね。物みたいですものね)、現在の主流は単数に対してでも「they」とか「them」とか言うことなのだとか…えー、凄い違和感…と頭を抱える気分に。

その研修の後には、今まで女性トイレの事を「ladies' room」と呼んでいたのですが、意識して「bathroom」に変更したり。フラットに全ての方に接するように、殊更気を付けるようになりました。なかなかに難しくはあるのですが。
016_2
でも、なんだかなー、と難し過ぎて頭を抱えたい気分にも。一緒に研修を受けたボランティア仲間は「一般常識の範囲よ。全然新しい事なんかないわ」と仰ってたのですが、私は全然そんな風に感じられませんでした。なんというか、そこまで?!と思ったりも。

それを強く感じたのが、1人のボランティア仲間さんがニューヨークタイムズ誌のコラムで取り上げられていた問題を提起した時。彼によるとそのコラムでは「Where are you from?」って聞くのも、無神経なのでは?と問題提起していたとの事。この質問は、本当に頻繁に、日常的に耳にしたり、自分も口にしたりする質問です。観光客の方に、「どちらからいらしたんですか?」って聞くという、邪気のないシチュエーションです。
043
そのコラムの場合は少し違って、聞かれた相手はタクシーの運転手。ご存知の通り、ニューヨークでタクシーに乗ったら、十中八九、移民の運転手さんにあたります。それで著者(白人アメリカ人男性)が、暇つぶしにムスリムっぽく見える運転手さんに「Where are you from?」と質問したら、無視され。同乗者から後に「あの質問はいただけない。お前は余所者だと言っているのと同じではないか?」と注意を受けたという内容だったようです。(私はコラムを読んでおりませんので、あくまで伝聞です。悪しからず。)

それを聞いた時の私の感想は、とは言っても自分に興味を持ってくれるのは良い事じゃない?というもの。いや、解らなくもないんです。私も見た目からしてアジア人ですし、英語が得意じゃないので、色んな思い込みをされて、いちいちそれを正したり、受け流したりするのも、それなりにイライラしたり、ストレスが溜まったりはします。
022_2
でも、自分の生まれ育って、現在も国籍を持っている日本に居たって同じような事は(頻度は下がるとはいえ)起きますし。そもそも他者と関わる時点で、全く傷つかない、イライラしない、がっかりしない、ストレスが溜まらない、なんてことはあり得ないと思う訳です。

それでも他者と交わって、傷つきながらも学ぶことを人は選択するんですよね?もう少し傷つく側も、こちらが礼儀正しく、ベストを尽くしているにも拘らず、無知や余裕のなさ、経験の無さやうっかりで相手に失礼な事を言ってしまったり、思い込みをしてしまったり、勘違いをしてしまったりすることに対して、寛容になってくれてもいいのでは?と思ってしまいました。一言、「今のは失礼ですよ。」と正してくだされば、こちらも謝罪して次から気を付けることができるのですし。
064
因みに、人事部の方の上記質問に対する答えは、「人とのコミュニケーションを杓子定規にここで断じることはできない。ケース・バイ・ケースですよね?ただ質問の精度を上げる努力をするのは大事だと思います。尋ねる前に、自分が本当に知りたいことは何なのかをきちんと把握し、それに沿った質問をすることは大事です。Where are you from?の場合であれば、もし相手が話す言語を知りたいのであればWhat is your primary language?(日常で使用されている言語はなんですか?)と聞くべきですし。何処から訪ねてくださっているのかを知りたい場合は、Where are you visiting from?(どちらからお見えなんですか?Where are you from?だと出身地を聞く場合も同じ質問になってしまうので、意図が伝わり辛い)と聞いた方が意図がクリアです。」との事でした。なるほど、聞くか聞かないか、コミュニケーションを取るか取らないかではなく、聞き方なんだね、気をつけよう、と思った次第です。
061
私としては難しく、これから修行が必要な多様性問題。今まで以上に気を付けながらも、必要以上に他者とコミュニケーションをとることを恐れずにいきたいと思います。注意して貰える内が花と心得て、意見を頂けるような自分でいられるようにも留意します。

2018年1月24日 (水)

年末年始のお買いもの

雨は上がったように見える水曜日のニューヨーク。現在の気温は6℃ですが、これから日が昇っても段々と気温が下がる一方で、夜には氷点下に落ち込む予報です。温かくしてお出掛けください。太陽が出るのがせめてもでしょうか。金曜日まで寒いままのようです。

去年はオピオイド依存症の人が増えて、国を揺るがす大問題になっていましたが。ニューヨーク市がとうとう製薬会社を訴えるに至ったようです。ニュースでオピオイド(医療用麻薬。オピオイド鎮痛剤)について聞かない日が無いくらいですし、ボランティア先の歩道にも薬物中毒の人達が大勢たむろっていて見る度に心配な気持ちになります。今まで麻薬中毒っぽい人を道で見掛けることは稀にありましたが、毎日のようにたむろっている人々を見ることはなかったので、オピオイドが如何に中毒性が高いかが伺えます。只でさえ保険を持っていないので病院になかなかかからない人達が多いために鎮痛剤に頼りがちだというのに。何らかの対策が取られますように。
**********************************************************
さて、今回は年末年始に買い替えることに決めたタオル類の徒然です。体調がどうにも悪くて、文章を考える気力が湧かないので…。
009
タオル類は1年に1回は買い替えた方が衛生的であると読み。子供の頃よりは大分良くなってきてはいるものの、しつこくアトピー性皮膚炎に悩まされる私にとって、黴や菌は大敵。医者や薬に使うお金や時間、痒くて熟睡できないことによって奪われる体力を考えれば、タオルを買い替える出費は必要経費と考えを改め。買い替えの時期を忘れないように、年末年始でタオルを買い替えることに決めました。
010
去年使ったハマムタオル(Hamam Towel。Turkish TowelやPestemalとも呼ばれます)が速乾性に優れ、吸水性も十分。変な臭いがする事も無く、とても使い勝手が良かったので今年もハマムタオルをバスタオルとして購入。
005
同じハマムタオルでも、織り方によってベッドのシーツの様につるつるで体を拭くとぺったりと冷たく感じるタオルがある一方で、薄くともふかふか感じる物もあり。ふかふかと薄いガーゼのような感触のタオルの方が気に入ったので、今年はそのような織の物を注文。
005_2
新年から使っていますが、肌触りも良く、速乾性も吸水性もいう事なし。ネイティブアメリカンぽい柄と、落ち着いた色合いも気に入って使っています。
006
洗面所で使うフェイスタオルも、ホリデーマーケットで見つけたハマムタオル。そしてベッドのシーツ類を購入したリネンのお店で、リネンのワッフルタオルを販売していたのでシーツと同じ色で購入。

同じリネンのお店から、やはりシーツ類と同じ色でキッチンタオルも購入。全て新しいタオル類に替えて、心機一転しました。1年間気分よく過ごせそうです。
041
加えて、なるべく環境に負荷がかからない生活をしたいとも思っており。掃除も雑巾を使ったり、食事の際には布のナプキンや台拭きを使用したり、料理に布巾を使ったりと心がけていますが。ホリデーマーケットで、南アフリカで使われている布製のラップを見つけて購入。
004
ボールに入った作りかけの料理や、ボランティア前にある程度夕食を下準備して出掛ける際等に、ボールやお皿にラップ代わりに被せて使っています。今のところ使用感は良好。結局、洗濯の回数が増えてしまうので環境に良いのかは自信がありませんが…、気に入っています。

2018年1月 4日 (木)

帰宅しました

サンディエゴ5泊の旅行を終えて、昨日無事ニューヨークに帰宅しました。今朝は起きたら白銀の世界。滑り込みで雪が降り始める前である水曜日の午後6時頃自宅に着きました。

昨日は午前5時にはホテルを出て、UBERでサンディエゴ国際空港へ移動し。飛行機も定刻通り午前7時代に離陸しましたし、5時間ちょっとのニューヨークへの直行フライトを経て午後4時代に着陸(時差が3時間あるせいで到着が夕方なのです)。

珍しくシャトルバスも10分程で来ましたし、乗り込んだら直ぐマンハッタンへ向けて出発してくれたので1時間半で済み、午後6時に帰宅できました。

今日からブログを再開しようと思ったのですが、何しろ昨日まで旅行していたせいで大雪に備えていませんでしたし。旅行の為に冷蔵庫をすっからかんにしていたので、このブリザードの中買出しに何回か出掛けねばなりませんし。朝からフルスロットルで溜まった洗濯物を片付けているので、今日は無事帰宅した報告のみと致します。

以下に今回の大雪に関して現在までニューヨーク市から送信された注意報を添付致します。学校は休校ですし、ブルックリン植物園や本屋さんから今日はお休みする旨連絡が来ました。お子さんが在宅しているために仕事を休まざるを得ない方も多いでしょうから、本日アポイントメントがある方や、学校に行かれる方は、予めオープンしているのか電話で確認した方が良さそうですね。

交通機関にも影響が出るでしょうから、チェックは欠かさずに。朝の通勤時間帯に一番激しい雪が予想されていますので、お気をつけください。皆様、安全に温かくしてお過ごしください。

Notification issued 1/3/18 at 8:00 AM.

The National Weather Service has issued the following:
What: Winter Storm Watch
Where: New York City
When: 1/4 from 1:00 AM until midnight (12:00 AM, 1/5)
Hazards: 3-6" of snow is likely, with higher amounts possible, and wind gusts of 35-45 mph. Roads may be dangerous, especially during Thursday morning's commute. Strong winds may cause power outages and areas of blowing snow.
Preparedness Actions: Use caution when walking, biking, or driving.
Before an Outage
- Charge cell phones
- Gather supplies
- Turn refrigerator/freezers to a colder setting
During an Outage
- Stay clear of downed power lines
- Turn off all appliances
- Keep refrigerator/freezer doors closed
- Do not use generators indoors
- If you have a disability/access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) & need immediate assistance, dial 911.

Info: www.weather.gov/okx.
************************************************
Notification issued 1/3/18 at 2:00 PM. New York City Emergency Management today issued a Hazardous Travel Advisory for Thursday, 1/4. The National Weather Service has issued a Winter Storm Watch for NYC for 3-6 inches of snow and wind gusts up to 40 mph.

New Yorkers should prepare for snow covered roads and limited visibilities, as high winds can cause blowing and drifting snow. Commuters are advised to use mass transit where possible, and to exercise caution when driving, walking or biking. Allow for additional travel time when commuting.

The Department of Sanitation issued a Snow Alert, beginning at 6:00 PM tonight, 1/3. PlowNYC will be activated and available at www.nyc.gov/severeweather.

For more information, please visit: http://on.nyc.gov/2EMF2yl.
************************************************

Notification issued 1/3/18 at 4:20 PM.

The National Weather Service has issued the following:


What: Winter Storm Warning


Where: NYC


When: Thursday, 1/4 at 1:00 AM to Friday, 1/5 at 1:00 AM


Hazards: 5-8" of snow, with localized amounts up to 10". Visibilities of 0.25 miles or less at times, & sustained winds of 20-30 mph with gusts up to 50 mph. Roads may be dangerous & strong winds may cause power outages.


Preparedness Actions: Use caution when walking, biking, or driving.


Before an Outage


- Charge cell phones


- Gather supplies


- Turn refrigerator/freezers to a colder setting during an outage


- Stay clear of downed power lines


- Turn off all appliances


- Keep refrigerator/freezer doors closed to prevent food spoilage


- Do not use generators indoors


- If you have a disability/access needs, or use Life Sustaining Equipment (LSE) and need immediate assistance, dial 911.

For more information, please visit www.weather.gov/okx/.
************************************************
Notification issued 1/4/18 at 7:15 AM. Due to the winter storm, all Seastreak ferry service is suspended today, 1/4.

For updates, please visit: http://bit.ly/2ERS4dE.

より以前の記事一覧